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[132] 題名:第一回目のゼミ報告の評価 名前:竹田俊亮(21期) 投稿日:2010年04月20日 (火) 03時49分
3年生の皆さん、報告を読ませてもらいました。
既に口頭で伝えたこともありますが、改めてそれぞれの報告に対し、評価をしたいと思います。
この評価は、3年生のためだけではなく、今後の報告者や私自身にとっても気をつけなければならない内容だと
思っていますので、ともに学んでいきましょう。
1、2010年度本の交換会テーマ(坂倉 尚道)について
・・・坂倉君の報告は、本の交換会幹事を務めるにあたっての意気込みが書かれてあり、大変意欲が感じられるものになっていると思います。
しかし「この報告が何のためになされたのか」がいまひとつピンときませんでした。
今回決まった年間のテーマを報告するとともに、決定に至った方法、その中でのエピソード、先生のお話、感想
といったようにたくさんの内容が盛り込まれています。
坂倉君の報告からは残しておきたい情報がたくさんあって伝えたいという気持ちは伝わるのですが、
全て読んだ後に、何の報告だったのだろうか、と疑問に思います。
始め私は、タイトルが「本の交換会テーマ」となっているために、一貫性が無いのではないかと思いました。
しかしそれだけではなく、〇と☆で分けられたことも関係しているのではないかと考えました。
大野さんがまとめてくださった報告の「型」に沿って言えば、構造を意識してまとめることで良くなると思います。
例えば、
【坂倉君の報告】 【竹田案】
はじめに
〇2010年度本の交換会スケジュール 1、年間テーマ決定
(1)年間テーマ一覧
〇今回のテーマの決定までの流れ (2)今回の選定方法
〇番外 〜幕末じゃなきゃダメなんだ〜 2、勝又友大の紹介
☆先生のお話 3、先生のお話
〇感想 おわりに
のように並列で良いものとそうでないものがあるのではないでしょうか。
エピソードのサブタイトルなど工夫が感じられて大変よくなってると思いますので、構造の方も意識してほしいと思います。
2、2010年度第1回ゼミ報告〜2010年度三戸ゼミ始動!〜(近藤祐太朗)について
・・・近藤君の報告は、基本的な情報が整理されており、色を使うなどの工夫も見られて、報告の「型」に沿ったものになっていると思います。
しかし、読み物といった面で少し足りないところがあると思うので、今回は、刮目の先生のお話に着目して評価していきます。
近藤君の報告を読むと、刮目という小見出しの中に、先生のお話が〜〜でタイトルをつけて二つまとめられています。
ですが、誰の刮目も取り上げられておらず、刮目の時間に先生がお話になった内容をまとめたものとなっています。
これでは、小見出しのタイトルが『刮目』ではなく、『先生のお話』なのではないでしょうか。
また、この先生のお話は、誰のどういった刮目の内容に対してであるのか、が分かりません。
せっかくの良い内容も関連性が見えず、心に残らないものとなってしまいます。
始めのうちはできるかぎり詳細に書くように努めることで、必要な情報と不必要な情報が判断できるようになると思います。
そうすることで、良い報告をかけるように期待しています。
3、チーム決め〜波乱を起こした4年生…恐るべし!〜(清野彩奈)について
・・・清野さんの報告は、チームを決める際のエピソードを清野さんの視点でまとめられたもので、
その場にいた人にとっても大変面白い内容になっています。
また、何行もの空白を用いるなど時間系列で面白い読み物となっています。
しかし、改行が言葉の途中でされており、読みづらいものとなっています。掲示板の特性を知り、修正していきましょう。
さいごに
・・・3年生の皆さんは、一年前の私に比べると書く力は断然あります。(恥ずかしながら、本当です)
あと数カ月で新ゼミ生が入ってきたときに、基本的なことを教えることができるように、さらに向上を図って欲しいと思います。