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[598] 日本将棋連盟の未来 -過去は変えられないけれど- (3)- ※ログ終了※
JC IMPACTU (/) - 2012年06月01日 (金) 22時52分

(2)のスレッド終了後、こちらをお使いください。

Pass

[600]
寅金 (/) - 2012年06月01日 (金) 23時53分

ん?香奈ファンさんはもう参加しないの?

それじゃ〜困るよ!

寅金のナックルボールの部屋では間が持たない・・・


と言うわけで、女流棋界・・

女流棋士はその他大勢。
清水市代だけに注目していたら、弟子の石橋幸緒が女流王将戦に挑戦し奪取。
そして、「生きてこそ光り輝く」
ご本人よりも、ご両親の子育て日記として感動した。

女流協会設置独立委員会は政治的な意味はわからずに、
旧態依然で女性を大事にしない連盟には違和感を感じたが、
仕方ないとも感じていた。

独立には賛成で応援した。
わずかながら寄付もした。
当時駒音で明らかにそれを表明していたのは、
私とマカオ教授だけだった。

しかし、ファンにはよく判らないまま分裂。

LPSAの政治的手法には違和感。
当時
ミネルバには入会しなかった。

石橋ブログにおいて漏洩された石橋メモの内容は、
特別驚きもしなかった。
そして切り崩されないような女流の連帯もなしに独立とは何じゃらホイ?
と感じた。当時から法律の専門家?ブレーンには不信感は募っていた。


しかし、意地を貫いて独立したLPSAは個人的には好きな集団。

中井・石橋の両輪は素晴らしい女流棋士である。

しかし、政治的には迷走飛行?

でもその連盟との対立軸は、無責任なファンには燃料になったであろう。
香奈ファンさんの様な連盟中心の女流ファンの意見は、
理想論かもしれないが、私も同じである。
しかし内部情報を聞くにつれ合流は無理じゃないか?
LPSAは雌伏のときを過ごし、自由に交流できるときまで、
耐えて持続すれば、その根本的な普及活動は必ず大きな評価を得る事になると信じている。

個人的には、GSPだけを支援している・支援したい。
しかし、今日現在は要望があるが不明な妨害もあって、
今後するか・今後要望があるかは不明。


石橋さん一人になっても団体を維持し続ければ、
未来の連盟とはシッカリ手を繋げるだろう。 か?



と言うわけで、頑張れ〜〜〜 孤独な市代!

Pass

[603]
世渡り下手爺 (/) - 2012年06月02日 (土) 03時03分

寅金さん

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの〜 連盟女流が総員参加して作られた準備委員会って、LPSAなのか?
連盟内 女流将棋協会設立準備委員会の委員である弁護士が連盟理事会に下手糞な交渉をしてると言ってるわけで、LPSAはこの時点で存在してないんですよ。
もう少し、キチンと読んで<憶測>としてくださいね
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

申し訳ありませんがね、私は勿論「準備委員会」での話をしておりますよ。「宮坂弁護士」はLPSAとどのような関係にありますか?無関係ですよ。錦織氏が「準備委員会の委員」として連盟とどのような交渉をしたのですか?具体的にお示し下さい。具体的交渉内容をお持ちでないのであればそれは「憶測」となりますので。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんな真贋不明な釈明は、本人の責任ある発言以外信用できない。
と言うか、委員でありながら、そんな連盟理事+多くの女流棋士の問題の核となった事を知らないと言うのは、適当にこなしすぎる弁護士と言う事で、今まで通りの認識を更に深めましたね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

真贋不明?その以前にそちらから具体的内容を書くべきでしょう。「委員であるから交渉をした」などとはそれこそ「憶測」を証明している事ではないですか?

「委員」の立場とは、あくまでも「委員」の立場であり、「弁護士」とは無関係とするべきでしょう。彼は「準備委員会の顧問弁護士」なのですか?詭弁もいいところです。あなたは錦織氏を「準備委員会」の顧問弁護士として紹介をされておりますが、そのような話は聞いたことがありません。「委員」を「顧問弁護士」などと勝手に妄想をされるから「詭弁」となるのです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スポンサーの事もわからないのに安易に引き受けてその後の松本問題に関与する等、一銭も貰っていないとはいえ無責任過ぎる人物ですな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「顧問弁護士」ではなく、「委員」であるから無報酬なのですよ。無報酬の顧問弁護士?聞いたこともありません。「弁護士」と決めつけているあなたこそがおかしいのですよ。無責任とは、そのような「詭弁」「言いがかり」であることを、しっかりと認識なさるべきです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そりゃ総会にも出ていなくて、名誉理事長を重任するほどの名誉欲?溢れた無責任な人なので、その通りなのでしょうね。

そして、完全に今のLPSAと準備委員会とが混同して、時系列の理解が無茶苦茶なので、バカバカし過ぎると言う意味で反論の隙が無い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「総会にも出ていなくて」ほー、あなたは、LPSA に所属をされていたのですか? 誰にお聞きになった事実でしょうか。あなたはそこにいらっしゃたのでしょうか?私は出ておりますから、そのような出鱈目な内容を笑うしかありません。あなたのそのような書き込みの「根拠」をお示し下さい。

時系列の理解が出来ていないのは「あなた」です。LPSAと準備委員会との違いが分からないからこそ、そのような「憶測」が生じるのですよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
錦織氏は団体に関係なく、松本氏の個人的代理人であるならば、
わざわざLPSAの名誉理事長名義で連盟を攻撃したのは、只の言いがかり。
その当時のLPSA職員であっても、所属する団体は関係ない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それは、あなたの詭弁的解釈なのです。LPSAの職員であるからこそ、その名誉理事長として「抗議」したのです。それを、弁護士と解釈をされる事こそ、あなたの詭弁なのですよ。「抗議」を「攻撃」とするあなたの姿勢こそが問題なのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
個人的には、松本氏は才能もアイディアもある有能な人なので、
中途半端に道具として使わずに、あなた方は私財をなげうってでも将棋社会的地位の回復をしてあげて欲しいと思いますね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なぜ、私が彼の為に私財をなげうつ必要があるのでしょうか?
「中途半端な道具?」人間を道具扱いするあなたの心根がそのような解釈を生むのですよ。「将棋社会的地位の回復」が必要とお考えであるのであれば、ご自身ですればよろしいのではないですか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会合って誰か書いたのかね?被害妄想もはなはだしい。
そんな会合は存在しない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

あなたが584で書かれた
―――――――――――――――――
先週日曜日の行き先に、鵜川さんからの電話が入っていた、
と聞かされました。
「今日は来れないって電話あったわよ。ま〜ああいう人だからアンタが大人になって上手くやってね」
―――――――――――――――――

を差しておりますが、ご自身で書かれながら、それは存在をしていないというわけですか?(笑)
自分で書いたことには責任を持っていただきたいですね。
一度、その方にもあなたの書かれた今回の文章を読んでいただく必要がありそうです。私は、そのような電話をしてはおりませんので、実際にそのように言われたのかを確認させて頂きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここで書かれている事なので書きますが、先週土曜日に貴方が私が同席している事を確信している現場に、無関係の方に電話なされた際、私に対する何らかの意思表示を、関係の無い人に伝えた際に、JCさんも同席しておられていましたよ。
貴方から関係ない方へ今電話があったと聞かされ、その内容は
行けば私を殴りそうなので行かない」と仰られたと伝えられたのは、JCさんの口からですよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

関係のない方などとは思っておりません。私自身が行く筈であった「ペンクラブ」の集まりであり、その関係者の方ですよね。呼ばれて行かないからには、その理由を話す必要がありましたからですが、その方にも、その話の実際の内容を確認させていただくつもりです。

―――――――――――――――――
呆れているのは私ですよ。
私が行きそうな先々に電話を入れて、関係の無い人を困惑させたのは貴方ではないですか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私が、あなたの行きそうな先々に電話を掛けたというのですか(笑)。被害妄想も良いところですが、具体的に私が、どことどこに、誰と誰に電話を掛けたのかを具体的にお示し下さい。私が電話をいたしましたのは、上記ペンクラブ関係者だけですが、それに関しては理由を書きました。他にどこなのでしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
なので、LPSAを巻き込んで騒ぐなボケたれ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

謹んで、あなたにお返しする言葉です。LPSAの職員を巻き込まないでください。 

――――――――――――――――――――――――――
その会合ってなんだろね?妄想ですか?
私は掲示板に全く関係のない将棋関係の人と、
色々回って観光を楽しんでましたが、
朝一番の行先で貴方の事を聞かされましたよ。
「アイツが馬鹿な事言ってるので、馬鹿なことするなと伝えた」
馬鹿な事言ってる・馬鹿な事をしそうなのが私でなくてホッとしてます。
―――――――――――――――――――――――――――

同じ内容を2度続けて書かれる必要はありません。酔っていらっしゃいますか?

観光ですか?観光先で私が知っている方にお会いをする偶然性が私には理解が出来ません。非常に不思議な話ですが、作り話でしょうか?でなければ、具体的にどこで、誰にお会いになったのかお示し下さい。

ーーーーーーーーーーー
なんじゃ?ソースって?
ーーーーーーーーーーー

さて、ご自身が「盤側」で書かれている事ですが、お分かりにはならないとは不思議ですね。ウースターソースではありませんから(笑)
尚、私は「盤側」へなどは行っておりませんが、書かれた本人は迷惑千万であると思っております。あなたが、【運営会議室1】
に書かれたことに抵触を致しますのでご確認を。

なお、「ドアホ」、とか「お前」「ボケたれ」などと言う書き方をされるからには、相当にお怒りのようですが、そのような言われ方はご自身の「ファーザーコンクプレックスの子供らしさ」をさらけ出すことであると申し上げておきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴方の不動産なので、そりゃ勝手に立ち入ったら犯罪だから、
通達しなくとも良いんですよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やはり、酔っておりでのようですね。通達しなくて入れば「不法侵入」になりますよ。言葉を間違えられてはいませんか?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
正直に、藁人形氏が<木工芸に志を持つ若干名>で工房の番人になっていると書けばいいのではないですか?
そして、寅金を近づけるなと言っている?
何でかね?何かの謀略を暴かれると思ってるのかな?
単純に、「近親者の死を弄んだ男」の位置づけを維持してる?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

想像力(妄想力)の豊かさには恐れ入ります。「正直」にとは何での為なのしょうかね。また、そのような話をどなたからお聞きになられたのでしょうか?木工芸に志を持つ方若干名と書いてあることをご確認ください、正確には4名です。


ーーーーーーーーーーーーーー
一緒なだけに、始末が悪い。
<言葉の対局>なんて一生無理なんでしょうね。
ーーーーーーーーーーーーーーー

現在、JC様とさせて頂いておりますが、お知りにならないとは思いませんでした。(笑)
そのような「詭弁」を始末が悪いというと思っております。

ーーーーーーーーーー
「また逢う日まで」♪
ーーーーーーーーーー

あら、人を「ドアホ」「ボケなす」「お前」呼ばわりをして、また会おうとするおつもりでもある例えでしょうか?

今回の文章を拝見いたし、感じいる処が多々ございました。丁重にお断り申し上げます。妄想にお励み下さい。


Pass

[635]
JC IMPACTU (/) - 2012年06月09日 (土) 00時00分

日本将棋連盟の第63回通常総会が本日終了した。

「マスコミ人が入る開かれた総会」というふれこみである。上野元理事のブログにあるように「東京将棋記者会」のみの出席であるとするならば(対象は、棋戦を主催する各新聞社の将棋担当記者と将棋雑誌などの編集者ということになる)これを以て「本当に開かれた総会」と呼べるものかどうか、些かの疑問を感じなくもない。

正直、週刊新潮などの雑誌記者やフリーランスの松本博文氏に案内がいくとも思えなかったが、目指すというなら、もう少し取材する側の対象を広げるべきであろう。

今までは「総会」はマスコミの立ち入りは禁止であった。その意味から考えるなら一歩前進ということにはなる。ただし、東京将棋記者会の面々が、露骨に自社の媒体に「非常に白熱した応答の一部始終」を赤裸々に書くことはない。観戦記者と棋士の間は昔ほど「近くはなく」しかし当時は赤裸々にが難しければ、読む人が読めばわかるような文章をそれとなく発信していた。また作家や文化人が気を遣いながらも「読む人が読めば判る」ような記事の書き方もしたし、随想のなかでチラリと触れたりもした。そこそこに効果もあったという気がする。

私もまだ詳細な情報は得ていないが、中川前常務理事の「グループ」は黙ってはいなかったようである。

さて、明日の新聞各紙でベタ記事でも何でもいいから、まずはこの総会の模様が、どんな内容であれ報道されるかどうか、それとも二次情報として新聞社系列の週刊誌や週刊新潮が「新聞ができなきゃ俺たちがやる」というぐらいの気概をみせるかどうか。この点には注目したい。はっきりいえば、前回程度の「週刊新潮の記事」であれば、耳目を集めた結果としての「影響力」に至ることはないだろうと私は思うからだ。

もし新聞に何も掲載されないというなら「世の中的には」なかったことに等しい話ということになる。

「将棋世界」や「週刊将棋」に詳細な記事など掲載されはしないだろうから「なかったこと=問題のないこと」として取り扱われたということだ。

今日はとりあえず「スタート」である。1年後に棋界が誰のどのような動きによって「真の絆」が作られるのか。結局はこの点に尽きるということだと私は考えている。いつまで彼らは「毒」を食らうのか、だ。

今日、既存メディアの方々数人と「メディアの報道姿勢」という問題について話を伺う機会があった。「メディアリテラシーはある意味、報道する側にもなければいけないのだけれど、それが今機能していない面が現場に多々ある」という話題で、いくつかの具体例が示されたりもした。

全ては1年後である。そういう意識で眺めてみよう。

Pass

[952] 管理人さん
あせあせ (/) - 2012年11月05日 (月) 15時39分

確かに、完全に開かれた総会ではないにしても、今まで記者が一切はいれなかったんだとすれば、入れるようになっただけでもかなりの前進。
それを率直に評価しても良いのでは?違いますか武者野さん信者の
管理人さん

Pass

[954] 週刊誌なんて
あせあせ (/) - 2012年11月05日 (月) 17時20分

芸能人について事実じゃないて記事も
ちょくちょくあるって話ですから、そんなタイプの報道機関なんて
普通の考えでいきゃ呼ばないんじゃないの?
見たままの、ありのままの事実を書くところしか呼ばないって話でも
充分開かれた総会だと思うよ。
新聞社なら間違い記事は真摯に対応するけど、ゴシップ週刊誌はそうじゃないもんな。

Pass

[955]
JC IMPACTU (/) - 2012年11月07日 (水) 00時11分

さて、ここでは「日本将棋連盟」を考える上で、ひとつのレポートと、明日、ニコニコ動画で放送予定の番組を中心に考えてみたい。

衰退か? 盛り返すか? 頭脳の格闘技「将棋」をビジネスとして考えるである。


2012/11/07(水) 開場:20:57 開演:21:00、ということでニコニコ動画では「田中寅彦×山崎元 「激論! 頭脳の格闘技『将棋』をビジネスとして考える」が放送される。番組紹介コメントは下記のとおり。

------------------------------------------
日本将棋連盟の常務理事として運営を支える人気棋士・田中寅彦九段と、かつて東大将棋部に所属していたほど熱心な将棋ファンの経済評論家・山崎元さんが対談します。 山崎さんは先日、「衰退か? 盛り返すか? 頭脳の格闘技『将棋』をビジネスとして考える」という論考を現代ビジネスに寄稿して話題を集めました。多くの日本人がルールを知っている将棋は、ビジネスとしてもっと伸びる可能性があるのではないか。新聞という大スポンサーが凋落したときの対策はあるのか。羽生善治氏らスター棋士の高齢化をどうカバーするのか。コンピュータとの対決だけでなく、コラボレーションでもより広く深い楽しみ方が生まれるのではないか……。 熱い将棋愛とクールな視線でお二人に語り合って頂きます。
------------------------------------------

しかし、このコメントにあるとおり「田中寅彦九段」は「人気棋士」であろうか。私は最近も、氏に関して「いい話」を聞いたことがない。来年の理事選挙に向けて、既に関東も関西も色々な動きやら懐柔やらが始まっているようだが「田中寅だけは.....」という声ばかりである。それはもう見事なほどの結束力である。私も高柳門下ではあるが、氏に関しては全く評価していない。仮に次期の選挙に立候補し、自身が望む結果を得られなかったにしても、そのときに「○○にやられた」などと、人のせいにはしないことだ。

このレポートの2ページ目には「棋士の収入は、対局料と賞金、及び将棋連盟からの給与所得だけではなく」という記述がある。私は連盟が「公益社団法人」になってから、給与所得は全廃したと思っていたが、或いは何か別の手当としての存在があるのかもしれない。例えばタイトル戦の対局料総額からの一部分配のようなシステムだ。このあたりは後日、調べてみることにしよう。

「今後、タイトル戦が打ち切りになったり、契約額の引き下げ交渉をスポンサー側から持ちかけられたり、といった逆風が生じる公算は小さくない」という点、確かに契約額の引き下げという問題は、一部のメディアで生じるかもしれない。ただし、私は「タイトル戦」が打ち切られるという事態はあまり想定していない。それぞれの棋戦に歴史があり、メディアというのも案外に保守的な部分もあることから「消滅する」ということにはなりにくいと考えている。それなら他を削ることに向かうだろう。

将棋にしても囲碁にしても、文化的な一面、競技の性格に教育的な一面が存するからだ。新聞社は少なくとも「社会貢献」という役割を担っている以上、そう簡単にこの分野に手はつけないものである。

ただし、そのためには「連盟の存在、体質的なものが」公益社団法人にふさわしくなければいけない。相撲にしても、ほんの一時期ではあったが、NHKが場所の放送を見送ったことがあった。特に「お金の流れ」については、より一層の透明性が求められるはずである。

「例えば将棋ファンの多くが既存の新聞の購読を止めて、プロ対局のネット観戦にシフトしたら、どんな状況が訪れるだろうか。将棋連盟は現在、その場合の対策となる有効なビジネスモデルを持っていないのではないか」

私は今、仕事の関係もあって「産経新聞東京版」(朝刊)をネットで購読している。1ヶ月1,500円は、情報を得る対価としては高いとは思わない。タブレットというのは便利なもので拡大ができるから、私のような強い老眼にはありがたいのだ。実は「新聞そのまま」の形態で配信しているのは、私の知る限り「産経と日経」である。紙とネット配信は、今後も、比率の問題は別としてそれなりに共存していくのだろうとは思う。その収支が今後、どうなるかということ。

「将棋界は、プロの対局という主力コンテンツから十分なフリーミアムを得る方法を、未だに開発していない。ネットビジネスにたとえると、少数の大手法人顧客(新聞社など)数社の棋戦契約料に頼った、「広告モデル」に近いビジネスである。広告主の行動や盛衰の影響を大きく受ける、脆弱なビジネス構造と言える」

この点は頷けるものがある。必ずしも脆弱とは考えないが。

ただ、私が最近考えることのひとつに棋士が「世に出ない」と感じている面があることも事実だ。世に出るとは何かといえば、将棋以外の社会との結びつきを棋士が求めないということである。大山康晴十五世名人のような「存在感」溢れる棋士がいない。いわば「恩返し」のような気持ちなのだ。

「将棋連盟は、もっと大きな本部を作るか、移転する必要があるのではないだろうか。熱心な将棋ファンに対して、今後さまざまな「プレミアム感」のあるサービスを提供するにも、もう少し大きくて綺麗な「箱」が要る」

「将棋を指す」ためには道場に行く、連盟に行く、或いはネットで指す、色々あるだろうけれど、こういう目的限定型の施設だけではなく、大型流通店舗の一角やブックセンターの一角に小さな道場を併設するという方法も考えられるのではないだろうか。

「他方、名人戦のような戦いをじっくり味わいたいファンに対しては、入場料が安い大盤解説会だけでなく、プロ棋士による検討・解説付きで、食事付きといった密度の高い「もてなし」を伴った、プレミアム料金(数万円?)の観戦を用意してもいいだろう。そのためにも、もっと大きくて整備された「箱」が必要だ」

金額次第ではあるが、面白い試みではあるかもしれない。

「さりとて、ゲーム会社、マネジメント会社、企画会社、コンサルタントのような外部の主体にビジネスとしての将棋の展開を大きく委ねる方式を成功させるのも大変だろう。将棋ファンとしても心配だ」

全部というのは難しいかもしれない。しかし、外部の「知恵」を借りることは、時に大事なことでもある。

さて、このあたりを考えながら、明日は視聴できないので「タイムシフト予約」をしている。後日、ゆっくりみてみよう。

Pass

[1001]
JC IMPACTU (/) - 2012年11月18日 (日) 23時54分

2013年第2回電王戦開催告知が行われている。駒音をみると、2ch情報なども示されていたが、まぁ、それはともかくとして、私なりに考えることを述べてみたい。

私は思う。CPU VS 人間の対局は、ある意味「エキシビジョンゲーム」でしかない。例えば羽生永世名人や渡辺竜王がCPUと対局をして、よしんば負けたところで、正直、だからどうなのだという感じが私にはある。人間と人間の戦いだからこその面白さ、妙味や読みの比較、競争、葛藤というものが「ドラマ」になるわけで、
CPUと人間の対局に「そういう面白さ」を私は感じない。

第2回の企画は今更どうにもならないだろうから、第3回を行うとしたならという前提で考えてみよう。

1.仮に第2回同様、5名の棋士を選定するというのであれば、まずは、全ての棋士・女流棋士を対象に「CPUと対局して欲しい棋士」を一定期間、ファンによる投票で公募する。男性、女性を問わない。ファンに選んでもらう。

2.上位20名程度をエントリーする。その時点で各棋士に出場の諾否を確認する。受諾しない場合は、理由を明示してもらう。拒否については自由である。

3.5名の棋士を選ぶのに20名をエントリーして、定員に満たないというならば、そういう企画そのものをやめた方がいい。やりたくないものを無理強いするものではないからである。

現役の棋士・引退棋士・女流棋士、どういうメンバーが揃うかわからないが、いずれにしてもファンからの一定の支持を得た者たちだから、それなりに盛り上がる。私は例えば中原十六世名人との対局や、清水市代六段のリベンジ、森九段が対局し、CPUの指し手を里見香奈さんが進める、そんな光景がみてみたい。

基本的に「ファンが望む対局の実現に応える。そういうスタンスで棋界の話題作りと発展に寄与する」プロ野球でも「オールスターゲーム」はお祭りだ。勝ち負けの要素よりも、この投手とこの打者の対戦をみたい、そういうシーンを演出する、そんな機会があってもいいのではないだろうか。

もし、前回の対局費用が1000万円で、800万円を対局者が収入としたならば、そもそもこの費用が高過ぎるのではないかと、考えるようになった。プロ棋士が対局する以上、対局料が発生することは当然だろうが、それもおのずと常識というものがある。

Pass

[1005] JCさん
あせあせ (/) - 2012年11月20日 (火) 15時58分

じゃあ個人に行く対局料っていくらが
適性だと思うの?

Pass

[1180]
JC IMPACTU (/) - 2013年01月17日 (木) 10時40分

今日発売の「週刊新潮」1/24号に「公正取引委員会が内偵する『米長邦雄』将棋連盟前会長のパワハラ遺産」という記事が掲載されている。

当事者双方に取材を行っているし、石橋代表理事他のコメントも紹介されている。

今後に注目していきたい。

Pass

[1185]
JC IMPACTU (/) - 2013年01月20日 (日) 09時43分

「盤側の談話室」というサイトに香奈ファン氏が投稿された以下のような発言がある。この件について、一瞬、RESを直接差し上げようかとも考えたが、本サイトにおける私の発言に対する「難癖」のようなものでもあるので、ここに示すことにした。

-------------------------------------------------
http://bansoku.sakura.ne.jp/bansoku/joyful.cgi

No.19468 Re: 【追悼】米長邦雄将棋連盟会長 香奈ファン
(2013/01/20(Sun) 01:51)

いやー、とても驚いた。何ヶ月振りにある掲示板へ行ってきましたら、
以下の書き込みがあった。1ケ月くらい前の発言レスだが、
例の里見さんの<無理な御願い>発言に言及したレスであるが、驚きはその解釈です。


>第一「里見さんが兼業という(無理なお願い)をどうして会長に要請したのか」は、
>ここには語られていない。「一局でも多く将棋を指したい」「女流棋士のトップで
>あると同時に男性棋士の中でも揉まれたい」「常に自分を緊張の場に置きたい」
>「いわゆる女子の目標でありたい」おそらくは、どのひとつをとってみたところで、
>それ自体は悪いことではない。・・・・・・・


ここ盤側でも、一般的には、「(奨励会入会と言う)無理な御願い」と言うように、
無理なお願いの内容を解釈していたように思うが、この方は真逆の理解だった。

「(兼業と言う)無理な御願い」と解釈していたのだ。
しかも、かっこは「兼業」に付けずに、「無理な御願い」の方に付けている。
人の評価にかかわることなのに、軽率すぎないか。


新聞記事の表現不足をよく補って読むのではなく、記事では述べられていない
余分な補足の言葉まで補って、里見さんの評価までしている。


この方は、文筆家のようであるが、このうかつな、軽薄な読解力で
どうやって掲示板を維持していくのか、他人事ながら心配である。
-------------------------------------------------

「言葉の対局室」は公開サイトだから、そこでの発言について、例えば読み手のひとりが、それを「どこで」論評、批判しようとそのこと自体は投稿者の自由である。「言葉の対局室の発言に文句があるなら「対局室」に書くべきだ」などということを私自身主張するつもりは全くない。

ただし、都合のいい箇所を抜き出して、あたかもそこに書いたことが全てであるかのような、不誠実なことは私はしない。香奈ファンさんと私の決定的な違いがここにある。

以下に、私の発言全文を示しておく。(本サイト1158発言)

-------------------------------------------------
JC IMPACTU (TGo7q7Qx7s/myTwyG.KW.) - 2012年12月27日 (木) 22時40分

web版のスポーツ報知に次のような記事が掲載されていた。

---------------------------------------
奨励会と女流棋戦の兼業を米長さんから特例で認められた里見香奈女流四冠(20)は「無理なお願いを受け入れていただきました。結果を出して感謝を伝えたい気持ちが強くなりました」。米長さんの尽力を受け、アマチュアからプロに編入した瀬川晶司五段(42)は「先生がいなければ今の僕はいません。安らかに眠っていただけるよう、棋士一同頑張ります」と感謝を口にした。
---------------------------------------

この件について「web駒音」でも話題になっているようだ。
私自身は、正直に言うなら「特段の感想」というものをこの件についてもたない。一体、組織のトップの告別式の談話で語られることに「本心」や「経緯の詳細」などが中心に語られるはずもなく、全ては「故人を偲ぶ」という大きな目的が存するわけだから、語られることは全てが「明」になる。そういう一言一句を事更に追求しようという気持ちが私にはない。

第一「里見さんが兼業という(無理なお願い)をどうして会長に要請したのか」は、ここには語られていない。「一局でも多く将棋を指したい」「女流棋士のトップであると同時に男性棋士の中でも揉まれたい」「常に自分を緊張の場に置きたい」「いわゆる女子の目標でありたい」おそらくは、どのひとつをとってみたところで、それ自体は悪いことではない。

「(女流棋戦)で勝つことにより対局料、賞金を獲得したい」それもまた一概に悪いとはいえない。私は「奨励会員と女流棋士の兼業ということについて」未だに揺れ動いている面はあるけれど、
女流棋界総体ということでいうならば、数も予備軍も、まだまだ発展途上であるし、今回の里見さんのコメントに違和感とか嫌悪感というものは全く覚えない。強いということで、そのことに溺れさえしなければ、別に問題でもないのかもしれない。その棋力と共に「人間的にも」女流総体を牽引してくれれば、それでいいし、尊敬される人であって欲しいと願うばかりだ。

1月30日、その里見女流四冠と石橋幸緒四段のマイナビ準決勝が行われる。これは楽しみだ。石橋さんはインタビューで「私に期待している人はそういないかもしれない」という趣旨のことを述べているが、そんなことはない。少なくとも私は石橋さんに大いに期待している。いい将棋をみせて欲しい。そして勝って欲しい。
-------------------------------------------------

香奈ファン氏が「盤側」に書かれたことを、私の発言全文と比較しながらお読みいただきたい。私としてはそれで充分だ。

「文筆家云々」については、過去にさんざん香奈ファン氏とここで議論を重ねたので、ここでは触れない。私は自身を「文筆家」と述べたことなど一度もないし、いわゆる社会的な属性を含めて開示をしたこともない。そういう必要もないと考えている。

香奈ファン氏が

「この方は、文筆家のようであるが、このうかつな、軽薄な読解力でどうやって掲示板を維持していくのか、他人事ながら心配である」と、いうこじつけた難癖を補強するためには「文筆家のようであるが」という枕詞がどうしても必要だったのだろう。

何かこう、哀れな気がしないでもない。

Pass

[1186]
世渡り下手爺 (/) - 2013年01月20日 (日) 13時14分

物を書く行為は、書く人の思いを伝える事、史実を伝える事などいろいろと有るでしょうが、そこに必要であるのは書く人の伝え方であり、その判断により事実を曲解するすることは、読み手を馬鹿にしているとしかいえないでしょうね。

失礼ながら、香奈ファン氏の文章は自分にとって都合のよいことの「良い事取り」でしかなく、読み手を事実とは違うように引きずっていく事以外には見たことが無いですね。

このような文章は、政治のプロパガンダと同じで、相手を叩く為の詭弁としか写りはしない。事実、詭弁のオンパレードであり、見ていて反吐がでる(苦笑)。

書く以上は目的があり、その目的を読み手に伝えたい気持ちがあることはよく分かるが、彼の文章は如何に匿名の掲示板であれ異常な攻撃性を持って書かれる。

それは、攻撃対象の重箱の隅をつつくような子供じみた内容に終始し、それを否定されるとより攻撃的になる。

書く内容を伝えたいのではなく、攻撃対象を如何に貶めるかだけが目的であり、実に狡猾な「アラシ」では。

このような「アラシ」は掲示板自体の品格を落しかねないが、JCさんは実にうまくあしらっていると思いますよ(笑)。それは読み手にはよく理解が出来るもので、大変ではあると思いますが頑張っていただきたいと思います。

Pass

[1190]
JC IMPACTU (/) - 2013年01月21日 (月) 19時12分

結果的に私に対する論評になってしまっている以上、最低限のことだけ述べておきたい。というのは、寅金氏は「言葉の対局室」を読まないし発言しないという宣言を行っているし、香奈ファン氏の「文筆家」発言に対する寅金氏の論評が「JC IMPACTU」を喚起したものであるかどうかは、判然としない。

「結果的」に、と述べたのはそういうことでもある。「盤側の談話室」発言から「結果的に」該当する部分を抽出してみる。

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Re: 【追悼】米長邦雄将棋連盟会長 寅金 - 2013/01/20(Sun) 22:43 No.19471 〈一部引用〉


文筆家の掲示板?

里見さんの米長会長に対するコメントに関しての話?

ミクロな解釈をするならば、追悼の意を表す中での<無理なお願い>と言うのは、
<色々なお話を受け止めてくれる良いお方だった>と言う、
美麗美句と言う程では無い、常識的な<追悼の言葉>であるに<過ぎない>
と考えるのが普通であろう。

そう読めないのは、そう読むことに不都合があり、避けたと言う、
如才無さが、筆を曲げさせているのではないか。
言葉の軟体動物?と言うと悪く聞こえるので、言葉を柔軟に使う詐欺師。
-----------------------------------------

このスレッドに示した私の全文をお読みいただけると「避けてもいないし」「如才云々」など関係のないことだし、筆など曲げてもいないということが、おわかりいただけると思う。

私は寅金氏から「言葉を柔軟に使う詐欺師」と言われても、何ら痛痒を覚えない。氏との議論は既に本掲示板に残しているし、こういうことを氏が述べること自体、滑稽という他はない。

私は最近「どこで何を発言しようとそれは自由である」ということを何度か述べている。

ただし、駒音における工藤氏の発言に対し、寅金氏は冒頭、こう{
「盤側の談話室」で述べている。

---------------------------------------
Re: 【追悼】米長邦雄将棋連盟会長 寅金 - 2013/01/20(Sun) 23:58 No.19473


【駒音への書き込み規制中に付き転載ご容赦願います。】
88.  工藤貴弘 - 2013/01/20(Sun) 22:38 No.51182 へのレスの転載

---------------------------------------

別に転載をしているようにはみえないのだが、要は寅金氏は工藤氏の発言に対して「盤側」で「反論」を試みた。どこで「反論」するのも自由であるが「駒音への書き込み規制中」などという虚偽を書いてはいけない。「駒音」に書かないなら書かない理由を述べればいいだけで、あたかもそれが「今日も規制が続いているかのような事実に反することを理由に」ご容赦云々というのは、何かこう心根が透けてみえる。

盤側の投稿者で「駒音に発言しない人々は」何故発言しないかという理由をそれぞれに述べてもきた。私が知る限り「ありもしない理由を」前提にした者などひとりもいない。

流石に寅金氏も最後に

-------------------------------------------
私のアクセス禁止はH24年11月末までじゃなかったっけ?
管理人裁定で永久出入り禁止は確実だな!
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とつけ加えることだけは忘れない。私には到底できないことでもある。

◆追記

「web駒音」山崎氏の管理者発言〈措置〉は下記のとおり。

--------------------------------------------
47570] 寅金氏へ 投稿者:管理人@山崎 投稿日:2012/09/02(Sun) 17:34

寅金氏へ

寅金@残 暑苦しい - 2012/09/02(Sun) 17:04 No.47568
(ハンドル名に@以下付加されているが以前のアドレスより寅金氏と看做す)
において

再三注意・警告済みであるにも拘らず
駒音掲示板の管理に対する意見を述べており不適切です。

管理人の指示に従う意志がないものと看做し
2枚目のイエローカードとし
11月末日までの投稿禁止とします。


管理の履歴
_____________________________________
寅金 氏へ 投稿者:管理人@山崎 投稿日:2012/07/20(Fri) 08:34
寅金 氏へ

「Web駒音のオーナーシップに関する質疑」スレ
寅金 - 2012/07/20(Fri) 00:08 No.46099の後段
寅金 - 2012/07/20(Fri) 02:18 No.46109における
> でっ、掲示板。
以下は
駒音掲示板の管理に関する個人的意見であり、
管理人@山崎 - 2012/07/14(Sat) 22:27 No.45857での警告
管理人@山崎 - 2012/07/16(Mon) 13:46 No.45922での再度の警告
を無視してルール違反を続けております。

管理人の指示に従う意志がないものと看做し
イエローカード
とします。
_____________________________________

Pass

[1193]
世渡り下手爺 (/) - 2013年01月21日 (月) 22時57分

JCさま

ご苦労様です。

今、将棋関係者との席から帰って参りました。酒がおいしかったのかどうかは別としまして、その会合は非常に興味ある、意義ある内容ではありました。

寅さんの事には現在は別段何を書こうが気にはなりません。彼がどの様に生きているのかは個人的には気にはなりますがね。

駒音に彼が書かないことには一定の理解を持っております。書かないと言うよりも、書けないのでしょう。未だ投稿回数No.1である筈の彼がなぜ書かないのかは彼自身の問題であり、それをどうこう言う気にもなれません。少なくとも、彼は「駒音」から排除されたのではなく、自ら書かないだけであり、それにはそれなりの理由を私なりに勝手に理解をしているだけです。

盤側に於いて、彼が何かを発言しているようですが、私は盤側には一切興味がない為(拒絶をされてもいますが・笑)それを読む気にもなりませんね。私の知っている寅金氏は「駒音」での彼であり、リアルでの彼でしかなく、ネット社会に於ける別人格には意味など無いと思っております。ネット社会ではどの様な人格でも持てますのでね(苦笑)。

そのような流言よりも大事であることは、現実での将棋界の真の姿の有り様であり、またその将来の姿ではないでしょうか。

しかし。。。どの様にしてもその将来の姿が想像を出来ないのですね。「極めて危険な状態」としか申し上げる事は出来ません、が、それは、彼らに「将棋界を支える覚悟」が無いからに他ありません。そして、その多くの支援者(スポンサーを含め)もその現実から逃避をしようとしておりますよ。

将棋界は、完全な村社会になってしまったのではないでしょうか?社会を無視して生きていこうとしているその姿は哀れでありますが、それを自ら作ってきて、その中で満足をしている以上、何を言っても改善も進歩も望めはしないのでは、などと考えながら、苦い酒を飲む自分にはうんざりしました。

考える事はもう十分であり、後は行動をする時が来たのだと思います。

「思って行なわざるは、思わざるより悪し」、動く事により、見えなかった何かを求めて行動を開始いたします。

Pass

[1200]
キョウ (/) - 2013年01月22日 (火) 12時34分

JCさん、こんにちは。

寅金さんの駒音投稿禁止の件ですが、H24年11月末迄だったが駒音管理人さんが期限が過ぎても解除していない為、未だに投稿出来ない状態であるということじゃないのですかね?(駒音管理人さんも意図的ではないと思いますが)

私は単純にそう読取れました。

Pass

[1201]
JC IMPACTU (/) - 2013年01月22日 (火) 19時52分

キョウさん、こんばんは。

-----------------------------------------------
寅金さんの駒音投稿禁止の件ですが、H24年11月末迄だったが駒音管理人さんが期限が過ぎても解除していない為、未だに投稿出来ない状態であるということじゃないのですかね?(駒音管理人さんも意図的ではないと思いますが)

私は単純にそう読取れました。
-----------------------------------------------

私はキョウさんとはかなり異なる見方をしています。

拙見として述べてみましょう。

〈1〉

ここ半年内外の出来事だと記憶していますが「web駒音」に常連の「発言禁止処分」を受ける方がいました。管理者である山崎氏の処分告示後、その投稿者は「処分」を無視して、いくつかの発言を「駒音」で行いました。当然管理者からみれば、それも即刻削除という対象となりますし、山崎さん自身「投稿禁止中にも発言を重ねた」ということで、処分期間が更に長くなっていったという事象を記憶しています。これ以上のことは記しませんが、システムが私が管理する掲示板とは違うのだなと感じたことを私自身鮮明に記憶をしています。ただし現状のシステムについては私は全く存じ上げません。

〈2〉

私も本掲示板で管理者を兼務していますが、人間ですから失念することはあるにしても、自ら定めた管理内容について、それを忘却するというのは非常に考えにくいものがあります。他のことは忘れても、そういうことだけは忘れないというものだと思います。管理対象者が現在5人も10人もいるわけではありませんし。

Pass

[1209]
キョウ (/) - 2013年01月23日 (水) 17時43分

JCさん、こんばんは。
返信ありがとうございます。

私は掲示板の管理をやったことがないし、システムとか全く疎いのでよく解りませんが、[1201]の(1)は、

・「駒音では投稿禁止処分期間中でも(どのPCからでも)投稿可能なシステムかもしれない。」とお考えなのでしょうか?(まあ、これだとシステムでも何でもないのですが・・・)

(2)に関して、JCさんは【他のことは忘れても、そういうことだけは忘れないというものだと思います。】と書かれてますが、だから山崎さんも忘れないということには繋がらないと思います。あくまでも人それぞれの性格の問題ですからね。

勿論、JCさんも山崎さんも仕事として管理人をされている訳ではないので、失念することがあっても何ら批判することではないと思います。

>>>
「web駒音」の「発言禁止処分」について、氏は管理者である山崎氏の「処分期間」を超えて尚、その状態が続いている旨を記しています。その点については、別スレッドでキョウさんとのやりとりもたまたまありましたので、夜にでも少しコメントしたいと思います。
>>>

たまたまではなく、寅金さんの知り合いが本掲示板を見て寅金さんに伝えたか、寅金さん本人が本掲示板を見て盤側にコメントされたのではないでしょうか。

Pass

[1210]
JC IMPACTU (/) - 2013年01月23日 (水) 19時26分

キョウさん

キョウさんの[1209]発言の(1)についてのお尋ねですが、私の意見をここで述べることは控えたいと思います。といいますのは、これはあくまでも「管理システム」の問題であり、その内容については、私も、盤側でも、駒音でも詳細については語っていません。それは、そのこと自体が「管理する上にあたってのリスク」を生みだしかねないという面があるからだと思いますし、それは当該掲示板についても同様のことがいえます。

ということでご容赦いただければと思います。

「たまたま」というのは、私の書き方が悪かったのかもしれません。〈盤側での寅金氏の「発言禁止措置について」の発言を)私が〈たまたま〉ここで取り上げたという意味でした。

本件については、ここで話題にしたということもあり、私はweb駒音の山崎管理人に簡単なメールを送信しておきました。返信を求めるような趣旨ではありませんし、仮に返信があったとしましてもそれは「個人間のやりとり」ですから、それをお知らせするつもりもありません。

あとは「家政婦のミタ」の台詞ではありませんが「それ〈以降〉は山崎さんが決めることです」だと考えています。

Pass

[1387]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月01日 (月) 00時52分

朝日新聞デジタル版(2013年03月31日12時01分)に次のような記事をみつけた。

-----------------------------------------------
1秒に3千万手、将棋ソフト進化の証し 現役プロに勝利

【村瀬信也、波多野陽】将棋の現役プロがコンピューターソフトに初めて敗れた。将棋ソフトの開発が始まって約40年。これまでは形勢を判断する力に勝る人間の強みが上回ってきたが、プログラムやマシンの著しい進歩を印象づけた。

 この日の対局は、序盤から定跡を外れ、佐藤慎一四段(30)が想定していなかった展開に。その後は大熱戦となった。1秒間に3千万以上の局面を考えられるソフト「ポナンザ」が、終盤で佐藤四段陣の守りの弱点を巧みについて襲いかかり、そのまま押し切った。

 佐藤四段は2008年、年齢制限ギリギリでプロ入りした苦労人。対局前日の自身のブログで、この1週間の不安な気持ちを「真っ暗な闇に包まれそうになったりした」と振り返り、「応援してくれる人の為(ため)、自分の為に、絶対勝つ」と書き込んだ。和服の正装で臨んだが、及ばなかった。

 終局直後、しばらく無言の後、「もう少しやれたと思うが、これが実力」「急に手が見えなくなった」と言葉を絞り出した。その後の会見では「数手前から狙いを秘めて指す人とは違い、コンピューターはその局面での最善手を探していると感じた。“線”と“点”の違いがあると思う」と語った。

 将棋などのゲームを題材としたソフト開発は、人工知能の研究の一環として進められてきた。チェスでは、1997年に世界王者がソフトに敗れている。だが、将棋ではプロのレベルになかなか届かなかった。取った駒を使える将棋の複雑さが壁となってきた。

 しかし、ソフトの実力はこの10年ほどで大幅に上昇した。プロの棋譜を手本にして各局面をより効率的に点数化し、正確に形勢を判断する手法が確立されたからだ。昨年の「第1回電王戦」では、既に引退していた米長邦雄元名人(故人)がソフト「ボンクラーズ」に敗北。今年は現役棋士が登場することになった。

 今年の第2回電王戦に出場した棋士には、普段の対局以上の重圧がのしかかった。会見で佐藤四段は「自分が負けると、他の先生に迷惑がかかるという気持ちがあった。しかし、プレッシャーからミスが出たのではない」と話した。

 開発者らにとって現役プロからの白星は長年の目標だった。対局直後、ポナンザの開発者、山本一成さん(27)は「勝ったのは光栄だが、この一戦は運が味方した」と目を潤ませた。

 だが、素直に喜べない面もある。対局前、自らもアマ強豪の山本さんは「勝負なので勝ちたい。しかし、棋士を尊敬する気持ちもあるので複雑だ」と語っていた。

 山本さんは会見で「この国の情報科学にとって、偉大な一歩だと思う。ハードウエアとアルゴリズムの進化をミックスさせた結果だ。ただそのコンピューターとここまで戦える修練を積んだ人間というのはどれだけレベルが高いのかも実感した」と述べた。

 コンピューター側にとって歴史的な勝利だが、まだプロを超えたわけではない。コンピュータ将棋協会の滝沢武信会長(61)は「このレベルまで達したのは感慨深いが、まだ弱点もある。しばらくは互いに勝ったり負けたりの状況が続くのでは」とみる。

 電王戦の第1局は、18歳の四段が別のプログラムに勝った。第3局以降は五段(25)、元王座の九段(48)、現在A級に所属する八段(39)が出場する。
-----------------------------------------------

第2期電王戦、私はいずれも対局終了後の夜と翌日に「ざっ」と局面を眺めた程度である。リアルタイムで観戦しようというつもりが実はない。他にしたいこと、しなければいけないこともあり、その優先順位を調整してまでPCの前に座ろうというつもりがないのである。

ひとつは、今回出場した阿部光瑠四段、佐藤慎一四段という棋士を私は全く存じ上げない。佐藤慎一四段は自身のブログで敗戦の弁を語っているが、私自身は「負けたからダメだ」とも思わないし「勝ったからファンになる」というものでもない。コンピューターに初めて負けた現役プロ棋士(男性)ということになるのだろうが、そんなことは世間はいずれ忘れてしまう。氏が今後「人間相手」に白星を重ね、挑決に絡む、タイトル戦に登場する、昇段していく。人間相手にそのような実績を作っていけば、それでいいことだと思うからだ。

米長永世棋聖、前日本将棋連盟会長は渡辺竜王にVS ボナンザ戦との対局をもちかけた時に「遊びだよ、遊び。それで相当な対局料を手にすることができる」と持ちかけたことをドキュメンタリー番組で明かしたことがあった。私も最近はそう考えるようになった。電卓と人間の計算能力で、電卓が優ったからといって、それを開発した人々は「凄いなぁ」と思うが、凄いということと、それが人間の「価値」を否定することにはならない。そんな気もしている。

私は今回の棋戦について、五人の棋士が選定されたプロセスが開示されていないということに、何となくシラけているという面がある。募集したのか、連盟でどうやって決めたのか、CPUと指したい棋士は他にいたのかいなかったのか、何もわからない。

例えばA級棋士で三浦弘行八段が最終局に登場する。他の棋士はどうだったのか。出場したくなかったのか、他にも出場したい棋士はいたのかいなかったのか、いたというならどういう手続きを経てそう決めたのか。決めたカードを将棋ファンは黙ってみればいいということなのかどうか。

「遊び」なら「遊び」でもっと「ドラマ」をみせないと、と思う。おそらく「必勝法」などは将棋の場合は生まれないのだろうという気もするし、エキシビジョンであるが故に「飽きられる」ということもあるのでは、という気がしなくもない。

2013年5月25日に「女流棋士との親睦将棋会2013」が品川で開催される。上田女王、里見四冠、清水六段、関根五段、谷川五段、矢内四段ほかほぼ全員の女流棋士が参加されるとのこと。ゲストに加藤桃子女流王座、13時開演、18時閉会。指導対局・席上対局・ぐるぐる将棋などが催される。

一般11,000円(前売10,000円) 駒桜会員9,000円、品川区民割引9,000円、女性・障害者・中学生以下7,000円である。

高いなぁと思うのは、私だけだろうか.....。

Pass

[1391]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月05日 (金) 00時06分

今日発売の週刊新潮に以下のような記事をみつけた。

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あるベテラン棋士によれば、
「彼が名乗りを上げたのは、対局料が理由でしょう。連盟は公表していませんが、スポンサーから運営費名目で1000万円が提供されている。そこから2〜3割が連盟に入り、残りが5人の棋士へ対局料として支払われます。ただし、頭割りではなく、所属する階級によって差があるのです」
現在、将棋連盟に所属する現役棋士は164人。6月から翌年3月まで行なわれる順位戦で、最上位のA級からC級2組までの5階級に分けられる。
「今回5局目に対局する三浦(弘行)八段はA級ですが、佐藤君はC級2組の所属。実は、連盟から"対局料300万で出ないか"と話を持ちかけられたと知人のA級棋士に聞きました。三浦八段が300万円なら、佐藤君が手にするのは70万円ほどでしょうね」(同)

「ボナンザに初敗北で歴史に名を刻んだ「佐藤慎一棋士」の対局料」(「週刊新潮」2013年4月11日号より引用)
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これを書きながらチラッと氏が開設しているブログを拝見した。氏のブログは管理者の承認制だから「承認待ち」のコメントが羅列されている。

何となくではあるが、私は氏の場合、このブログを閉めた方がいいのではないかな、と思わなくもない。敗戦は確かにショックだったのだろうが、こういうサイトを続けていると、結果としていつまでも拘泥することになってしまう。おそらくこれほど叩かれるというのは、氏は想定していなかったのではないだろうか。

しかし今回の電王戦、最終局は現役A級棋士が登場するわけだが、勝っても負けても、次回以降、今更A級棋士を出さないというわけにもいかなくなるような気がする。

以前、米長前会長が週刊誌に「羽生十九世名人」が出場した際の天文学的な試算を公表したことがあった。ならばA級八段であり棋聖のタイトル獲得経験があり、名人挑戦者にもなった棋士を登場させるということが、棋界にとって本当に意義のあることなのかどうか。300万円であれいくらであれ。

私は米長前会長は「要するに名人、名人経験者」などは出すつもりはなかったのではないかという気がしている。しかし、こういうものは「現役棋士の出場」というカードを早々に切った以上は、エスカレートするのかもしれない。引退棋士なら「遊び」で
済むし、本当は現役棋士でも「遊び」ではないかと私は考えているが、勝ち負けがついて回る以上は、それは紙面を飾ることにもなるし、ニュースとしても報道される。

それは「人間が劣っている」というムードを簡単に作りだしてしまう。果たしてそこに「意味」はあるのだろうか。最近そう考えるようになった。

Pass

[1422]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月16日 (火) 19時10分

「島研ノート 心の鍛え方」という本を読んでみた。

独特の文体を有する方である。棋譜の載らない氏の本を読むのは二冊目だが、口述筆記とか、喋ったことをお手軽にまとめたという本ではあるまい。そういう意味では読み応えはあった。

氏は現在常任理事でもある。内容に接していただければおわかりいただけると思うが、おそらくは繊細で真面目な方なのだろうという気はしている。ただ悲しいことだが、氏はおそらく終生、田中寅彦九段の「呪縛」から解き放たれることはないような気もする。そのことだけが残念で仕方がない。高柳一門ではあるが、氏がプロ棋士になり、初代竜王に就いた頃には、中原誠十六世名人は、既にトップクラスの大棋士であり、島九段からは仰ぎ見る対象であった。大先輩になってしまうと、なかなか交流は生まれようがない。

島九段は著書でこう述べている。

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確かにタイトル戦の立ち居振る舞いは、今と違いかっての時代は初挑戦などだと難しく、それだけで神経を使ったはずである。地方に一行で移動し、地元関係各位、ファンとの交流がある前夜祭から本番の対局が丸2日間、そして打ち上げ、翌日帰路など、対局者が関係者とともにに過ごす3泊4日の時間はふだんの対局に比べてあまりにも長い(東京・大阪の将棋連盟では、どんな重要対局でも直行直帰できるので、一日誰とも何も話さない状況も日常である)。
関係者の序列ももちろんタイトルホルダー・挑戦者という順番であるし、また昔はタイトル長期保持の傾向が今よりはっきりしていた。そうなると関係者のみならず、毎年恒例の対局場でも大御所の先生はすでに顔なじみ、新人の挑戦者はすべてが初めてで、対局が始まる前にすでに消耗していたこともあったはずである。大山先生・中原先生をはじめ長期政権棋士は……存在感がありすぎる。あまりにも偉大な存在だったし、主催者も尊重するのはごく自然なことである。何らかの底意が誰にも働いていないにしても、若者側に有利な要素がないことがわかる。
それでも時代は確実に流れてきた。島研では、夜の付き合いは最初から全く考えられなかった。みんなが未成年だったこともあるが、私自身酒席が好きでないのも大きな理由である。酒席どころか、夕食すらも一緒に食べたことはない。そしてこれからも、もちろんない。
(「島研ノート 心の鍛え方」(2013年3月・島朗 講談社刊より)
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第一期竜王戦で島朗九段は「新人類スタイル」を貫き通した。洋服で対局に臨んだのも「着付けに慣れず、着替えるのが面倒でそういうことに神経を遣うのは不利」と単純にそう考えただけと氏は著書で述べている。

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棋士はみな純粋な面がある。それぞれの想いで将棋に打ち込み、背負っているものもさまざまだ。その先輩が歩んできた道は、長く重いものであったことも若者の私でも容易に想像できた。人生、賭けてきたものと失ったもの、そして家族。メンタルな部分が大きく勝負に影響する将棋では、世代で背負うものはすべてが違う。20代の時には上に行くことしか目を向けていない私も、いずれ下り坂になる時がきて、将棋にさまざくなことを投影させていくだろう。
そんな先輩の個人的事情を知ってしまって、勝負にプラスに影響するとは到底思えなかった。私が大好きな先輩も多いが、あまりに密接な関係を築くのは、棋士の世界では極力避けるべきだと考えていた。
(「島研ノート 心の鍛え方」(2013年3月・島朗 講談社刊より)
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別に「酒が呑めない」ことを悪いと言うつもりは毛頭ない。そして「棋士の個人的事情」を知りたくないというのであれば、そのことを責めようとも思わない。ただし、本書に登場する「羽生十九世名人・森内十八世名人・佐藤康光棋士会会長」らが「今日の日本将棋連盟」をどう捉えているのか。自分たちが属する組織であり、組織における「影響力」を有する者が、今を「変」だと思わないというならば、四十も過ぎた人間の振舞として、私はだらしないと考えている。

棋士といえども社会の一員であるという自覚が感じられないということに、私自身、ある種の危機感を抱いている。彼らが棋士として卓越した才能を有することは論を待たないが、世に出るということに、一体棋士はいつからこれほど臆病になってしまったのだろうか。

中原十六世名人が自身のコラムで世に問うたことは、LPSA、石橋女流四段の「対局断念」に対するメッセージと同時に「社会から日本将棋連盟はどう評価されるべきなのか」という想いが込められたものだと私は考えている。

そういうことに気がつかないほど「勝負というフィルター」を通してしか、事象を捉えられないというのであれば、彼らもまた先人に学ぶという意識が欠落しているように感じられる。

次回も本書を引用しながら拙見を述べてみたい。

Pass

[1423]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月16日 (火) 23時53分

「島研ノート 心の鍛え方」からの続き。

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これはまた偉大な兄弟子、中原誠先生との対戦でも同様であった。兄弟子というには、名人15期の先生の実績も今さら言うまでもなく、雲の上の人と言うほかない。
正直、若手時代から、自分がタイトル戦にからむまで対戦しても、私を本気で負かしにきている感じはしなかった。どの仕事でもそうであるように、それぞれの棋士が、今勝たなくてはいけない相手は限られている。全員といっぺんに勝負する世界ではなく、まず自分のステージで決着をつけなければいけないのは数人なのだ。その時の中原先生の本当に戦うべき相手は、米長先生や谷川浩司先生が中心であったので、その迫力ある本気の戦いに比べると自分と指す時は、こちらの力を測られている印象だった。弟弟子でもあり、闘志もそんなにわかなかったに違いない。自分が奨励会の頃から、大きく包んでくれるような、いつも優しい先生だった。地元の宮城・塩竈市に帰られる時に随行して、最初に連れて行ってもらった場所は仙台市中心部にある河北新報社の社長室。自分の知らないまぶしいような場所で、名人てすごいんだなと子ども心に感じたものだった。私が東北に縁を持つようになれたのも、少年時代に何度も行ったことのある仙台への好印象が潜在的に影響しているような気がする。そんな中原先生にも、戦う相手と認められ本気を出され始めたのは、ようやく私がA級近くになってからのことである。
順位戦で上にいかないと、いつも力を測られているようで、勝負の相手としてみてくれない。そんな時代背景も大きく影響していたと思う。当時のトップ棋士には存在感があまりに大きく、そんな余裕と貫録の部分が常に感じられた。タイトル戦は、簡単に若手の入る場所ではないという空気があったのだ。

(「島研ノート 心の鍛え方」(2013年3月・島朗 講談社刊より)
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「雲の上の人」と言うのであれば、中原名人のメッセージを真摯に受け止めるべきだと私は考えるが、まぁ田中寅彦九段に頭が上がらないという面がこの人にはあるから、そこが最大の不幸でもある。「雲の上の人」になってしまうと、そう感じる者は、どちらかといえば、その存在を煙たがるというか、さわらないというか、さわれば怖いという面も島九段にはあるのかもしれない。

ただ、私からみると「島朗九段」はあまりに内向きなのだ。社会的に「世に出る」という視点をもう少し有するべきだろう。そういう「媒介役」になれるかどうか、である。

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勝負の世界における身分の違いは、明確であるべきだ。一緒に練習する機会があるからと言って、馴れ合いはまた違う話だと思う。当然、この世界はトップこそ尊ばれて当たり前である。過日もたまたま、渡辺竜王と私が将棋連盟の控室に入った時に、ずいぶん若手棋士や奨励会員が多く、みな練習将棋や話をしている。私は一瞬、部屋をのぞいただけだったが、渡辺竜王の座る席がなく誰も動こうともしないので「竜王の座る席がないよ」とみなに聞こえるように思わず言った。練習将棋に集中しているからといって許される問題ではない。社長が来て社員が何も気づかない会社がどこにあるのだろう。渡辺竜王は「いや、大丈夫ですよ」と苦笑していて、もちろん数人がすぐに立ち上がったが、思い直してもやはりおかしい。トップを尊ばないということは、自分たちの存在も否定していると私は思うのだが。

内輪の話だけでなく、タイトル戦の立ち会いなどを務めているとよくわかるのだが、近年色々な媒体が将棋界と接触するにあたり、取材や撮影、中継などの際にもその団体や個人が将棋界をどう見ているかわかってしまう。最初に不慣れな段階では仕方がないが、しきたりにいつまでもそぐわないと、対局者や関係者に不快感を与えてしまうものである。仕事には、職種によりどうしても価値観や空気の違う人種というのがいるものだ。将棋の世界を軽視したりするそうした人たちと関わると、本当に嫌な気持ちにさせられる。その意味で、羽生さんをはじめトップの収入は、常に1億どころか無限の収入を得て欲しいという希望が私にはある。それは棋士が豊かになってほしいという意味ばかりではなく、世の中にはお金という尺度だけで物事を測る人間が多く存在するからだ。そうした人たちと対峙するためには、トップの収入が多い事実の重要性が、外に出るとよくわかる。将棋の世界を軽く見させないという意味で、トップには圧倒的に稼いでほしいのだ。

(「島研ノート 心の鍛え方」(2013年3月・島朗 講談社刊より)

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私はこの一文に接して、何かこう砂を噛むような厭な気分に陥った。女流棋士のイベントに1万円、障害を有する方からも7,000円を徴収する「感覚」と通じるような思想をそこにみたからである。

島九段のいう「色々な媒体」が新規参入者を示しているのかどうかは、わからないが、既存のメディアを軽視し、webメディアに舵をとったのは他ならぬ連盟の施策である。勿論、私もそれらを少なからず利用しているわけだから、それを全否定はしない。ただし、あまりに極端なのだ。公共放送と袂を別つことの影響を考えずに新規メディアやwebに売り渡すような話ではない。webの事業という視点でみれば「将棋」というゲームもひとつのコンテンツに過ぎない。軽いも重いもないのである。

私はこのサイトで以前、世渡り下手爺氏と「棋界の賞金・対局料・所得全般」についてやりとりをさせていただいたことがある。今でもそのことについて思いを巡らせることはあるけれど、少なくとも「無限の収入を得るべきだ」などとは考えたことがない。

島九段の考え方が進めば進むほど、変な意味で連盟は拝金主義に陥ってしまう。そして魂はだんだんとおろそかになる。お金を支払う者だけが「認められたファン」になる。そういう組織が魅力的だろうか。

Pass

[1429]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月22日 (月) 09時32分

4月20日(土)第2期電王戦の対局をweb中継で観戦していた。解説会場だけではなく、対局風景や控室の模様も断続的に放送される。

終盤、何度か三浦八段の表情が映された。勝ち負け云々というよりも「俺はここで何をしているのだろう」と、そんな雰囲気が漂っていた。「心をどこかに置いてきてしまったような」気のない顔をしていた。少なくとも私にはそうみえた。

解説会場も検討控室も「棋士たちの談笑風景や笑い声」に時に包まれる。「(盤面の前に座るのが)俺じゃなくてよかった」という安堵の空気が流れている。人間同士の「対局」ならば、こういう弛緩した風景にはならない。晒される者をみんなで眺めているのかと、私は実に厭な気持ちになった。

棋戦の結果(人間の1勝3敗1分)について、どうこうここで述べるつもりはない。「ファンの期待」とはある意味、麻薬にも似た面があるから「次は次は」ということになってしまう。私の中のどこかに「そういう興行に一喜一憂したくない」という強い意識が働きもする。

連盟が「興行」に徹するというのであれば「1勝3敗1分」「2勝2敗1分」のどちらかしかないわけだから、あの会見は実に歯切れが悪い。どちらになるかという「選択肢」は限られているのだから、応じた「スタンス」或いは「来年はやらない」ということも含めて「決めていない」というのは実に不思議なことだ。リーダーシップというものがみえない。谷川会長は「何を見て」「どこを見て」物事を判断しているのだろう。この「電王戦」に限ったことではなく。

私はこの「興行」は5年は続かないのではないか、という気がしている。まぁ続けなければいけないという感じもしないのだけれど、何かこう「売り渡しているものの重大さ」に気がつかないままに時が流れるというならば、空しいものだ。

Pass

[1430]
棒銀王子 (/) - 2013年04月22日 (月) 15時06分

>少なくとも私にはそうみえた。

はい偏見はい偏見w

>「(盤面の前に座るのが)俺じゃなくてよかった」という安堵の空気が流れている

妄想で断言しちゃったよ、このひと

>谷川会長は「何を見て」「どこを見て」物事を判断しているのだろう。この「電王戦」に限ったことではなく

電王戦に限った話なら、まさに歴史の展開点に立つものの苦悩を味わっておられるでしょうね。
電王戦に限ってない話?少なくともLPSAの事などは眼中に無いでしょうよ。
常識的に考えて、期限付き最後通牒を無視した時点で、団体としてはもう相手にしないと決まってたわけですから。

>私はこの「興行」は5年は続かないのではないか、という気がしている。

そんなLPSAが関わらせてもらえない興行の心配をする前に、LPSAの存続を心配してあげれば?
新しい棋戦やスポンサーどころか、既存の棋戦も開催できなくなるくらい台所事情がお寒いようですが。
あと5年どころか、年内保つかどうかすら怪しいんじゃないですかね?
(別スレ「[1373] LPSA新女流棋士誕生(2)」レス番号1415参照……って、こんな現実にJCさんが目を向けるわけないかw)

>何かこう「売り渡しているものの重大さ」に気がつかないままに時が流れるというならば、空しいものだ。

その言葉、石橋さんや中井さんに言ってあげなさいな(爆)

Pass

[1431]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月22日 (月) 17時01分

棒銀王子さん

少なくとも「私」についての「心配」というなら無用ですよ(笑)

多角的に眺めているという、ささやかな自負もありますし、団体の規模だけで支援のスタンスを定めているわけでもありません。

自分に正直になればなるほど、私はLPSAという組織に出逢えてよかったと思っています。それを責められても、困るわけですが(笑)

Pass

[1432] 谷川会長、タナトラ路線、マイナビ
歩曼陀羅華 (/) - 2013年04月22日 (月) 19時57分

J様>私はLPSAという組織に出逢えてよかったと思っています。

Oh、立派なお言葉。愚もLPSAを見ることが出来たのは良かったと思いまする。個人としてだけでなく、日本社会にとっても良いことです。

棒様>(谷川会長は)少なくともLPSAの事などは眼中に無いでしょうよ。

この人は、その程度の視野が狭い物の見方しか出来ない人物ですかねぇ。それじゃ将棋が強いだけコンピューター(とその開発者達)の方が余程尊敬に値する?

ま、そうだとして、精一杯好意的に理解してあげれば、これまではともかく、この度はコンピューターに負けてプロ棋士の存在理由を問われているので、なりふり構わず従来からの営業権益を確保するためタナトラ氏以下必死になっている―その方向が内部の意見としては連盟の活動として正しいとする―という窮状なのでせうか?

(蛇足) それにしてもマイナビは女子学生を集めて、就活セミナーなるものをやって居る。まともな大学の就職担当職員と教員は、自分のところの学生が「女子差別」で手を汚している最中の会社のセミナーに参加しないように指導すべきだろう。まあ、大部分の大学は未だその事実を知らないのだろうけれども。

Pass

[1435]
棒銀王子 (/) - 2013年04月23日 (火) 13時05分


>少なくとも「私」についての「心配」というなら無用ですよ(笑)

どういう文章の読み方してんでしょうねw
連盟の関わるイベントの存続をどうこういうまえに、LPSAの存続を心配してれば?と言ってるんです。
あなた御自身について心配などしてませんよ。
まあ、こんな読解力の低さでまともな社会生活を営んでいけるのか?心配というか疑問はありますがね(笑)

>多角的に眺めているという、ささやかな自負もありますし

過信=自負ではありませんよ。

>団体の規模だけで支援のスタンスを定めているわけでもありません。

奇遇ですね、団体の規模で決めてないのはこちらも同じです。
JCさんの場合、公開怪文書を連発してスポンサーやマスコミに喧嘩を売ったり、独自棋戦の存続について大嘘ぶっこいたり(天河線に関する中井さんの発言)という「お騒がせ」の回数が支援の基準なんですかね?

>自分に正直になればなるほど、私はLPSAという組織に出逢えてよかったと思っています。

新興宗教の信者ですかw
団体そのものが消滅してもそう言っててください。


>愚さん

>Oh、立派なお言葉。愚もLPSAを見ることが出来たのは良かったと思いまする。個人としてだけでなく、日本社会にとっても良いことです。

これこれ、独自棋戦のネット観戦者数が2桁の分際で、勝手に日本社会を代弁しないように(爆)

>この人は、その程度の視野が狭い物の見方しか出来ない人物ですかねぇ。それじゃ将棋が強いだけコンピューター(とその開発者達)の方が余程尊敬に値する?

だからネット観戦者数が2ケタの視野でモノを語らん方がいいですよ。
女流王将戦から放り出されて発表した公開怪文書も、マスコミに無視されてますしね。

>この度はコンピューターに負けてプロ棋士の存在理由を問われているので

存在理由を強さで語るなら、激弱団体LPSAは論外ですがw

>まともな大学の就職担当職員と教員は、自分のところの学生が「女子差別」で手を汚している最中の会社のセミナーに参加しないように指導すべきだろう。

ホラ出た!マイナビ社への誹謗中傷w
マイナビが女性を棋戦から弾き出したなんて事実は全くありませんが?

>大部分の大学は未だその事実を知らない

事実じゃないですからね(爆)

Pass

[1436]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月23日 (火) 13時16分

歩曼陀羅華さん

私の記憶が誤りでなければ、確か「と金倶楽部」でやりとりをさせていただいたことが、あったかと思います。改めまして、今後ともよろしくお願い致します。

LPSAにしても、連盟にしても、今後、色々なことが みえてくると思います。ゆっくりと眺めながら、静かに考察を続けていきたいと思っています。

Pass

[1438]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月24日 (水) 00時44分

棒銀王子さん

-----------------------------------------------
連盟の関わるイベントの存続をどうこういうまえに、LPSAの存続を心配してれば?と言ってるんです。
あなた御自身について心配などしてませんよ。
まあ、こんな読解力の低さでまともな社会生活を営んでいけるのか?心配というか疑問はありますがね(笑)
-----------------------------------------------

「連盟の関わるイベントの存続をどうこういうまえに、LPSAの存続を心配してれば?」などと棒銀王子さんから指図される謂れは全くありませんし、そんな心配も無用という意味で申し上げたのですが、ご理解いただけなかったようです。私の言葉が足りませんでしたかね(苦笑)

まして「こんな読解力の低さでまともな社会生活を営んでいけるのか?心配というか疑問」などというのは余計なお世話でしかありません。私を挑発するというのであれば、もう少しうまくやっていただかないと(苦笑)

単に「行儀が悪い」だけだと飽きられますよ。

------------------------------------------
過信=自負ではありませんよ。
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別に「過信」しなければいけない「理由」などありません。小さな組織にエールを送ることが「悪」だと言われるのならば、それはもう棒銀王子さんと私の「人生観」「価値観」の違いですし、それは埋めようがないでしょうね。私と「違う」ことで、棒銀王子さんが困るわけでもないでしょうし、ふふふ。

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奇遇ですね、団体の規模で決めてないのはこちらも同じです。
JCさんの場合、公開怪文書を連発してスポンサーやマスコミに喧嘩を売ったり、独自棋戦の存続について大嘘ぶっこいたり(天河線に関する中井さんの発言)という「お騒がせ」の回数が支援の基準なんですかね?
------------------------------------------

ほぉ(笑)私は棒銀王子さんの「ここでの主張」とは「何があっても、何をされても、LPSAのような弱小組織が連盟に逆らうことは許されない」要約すればそういうことだと思っていました。
違いますかね。

私はLPSAの公開文書が「怪文書」であるとは全く思っておりません。組織を守るためには時に「戦わなければいけないこともある」というのは当然のことです。故に結果としてどういう判断が示されるのか、私は注目していますよ。世に問わなければいけない次元になってしまったというだけのことです。少なくとも女流棋界の分裂という問題について、米長前会長のスタンスというものを「正しい」とは、調べれば調べるほど私には思えない。

「天河戦」に関しては、私はこう推測しています。
普通スポンサー企業というものは「関与する行事」について、運営団体の意向だけでは明示できないというケースがあります。おそらく「継続交渉」を行っているということなのでしょう。つまり「天河戦」という棋戦そのものを亡くすということではないと考えています。少なくとも「嘘」だと断言できる根拠を私は持ち合わせていません。色々と協議が継続中なのだろうと思っていますね。

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>自分に正直になればなるほど、私はLPSAという組織に出逢えてよかったと思っています。

新興宗教の信者ですかw
団体そのものが消滅してもそう言っててください。
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棒銀王子さんは「LPSA潰れろ」というスタンスですから、そもそも私と見解の一致をみるはずがありませんね。私は今年になってからは特に「消滅しない」と考えていますので。

まぁ棒銀王子さんの「憎悪にも似た感情」というものを剥き出しにされるスタンスというのも、飽きてはきましたが、そういうコミュニケーションというのが楽しいのかなぁとは考えますね。

「私とやりとりするのは沢山だ」と啖呵を切った方が時々こうやっておみえになる。それも面白いといえば面白いのですが、私が飽きたからといって、コマンドを行使する(制限する)ということはありませんので、それは安心していただいて結構ですよ(笑)

Pass

[1439]
歩曼陀羅華 (/) - 2013年04月24日 (水) 08時45分

J様 お邪魔しております。あちらではどういうことだったか短いお付き合いだったような記憶で御座いますね。

棒さんに飽きて居られることは想像に難く有りませぬ。一目、コンピューターと対話しているようなものですから。

コンピューター対話の分野は、70年前後に、むしろチェスより早く印象的な成功をしたものだったけれども、その後「未熟のまま」に止まり、今では将棋ソフト・レベルとは月とスッポンの差になってしまったことは言わずもがな。

☆ ☆ ☆

棒様>>この度はコンピューターに負けてプロ棋士の存在理由を問われているので

存在理由を強さで語るなら、激弱団体LPSAは論外ですがw<

前提と結論の間に、初期の対話ルーチンと同類の飛躍が有ります。

連盟の男子棋士は、人類の叡智が及ぶ最高最強の棋譜の実現者として誇りを持ち、それ故に、それより明らかに弱い者、例えば女子プロ棋士は己等とは全く次元の違う者として扱うことが当然だとして来た。

今や、その地位はコンピューターに取って代わられた。つまり神話が崩壊し、プロ男子棋士も、最早将棋知の絶対的権威を誇るべき者たりえず、競技者として女子プロ棋士と同列になったのだ。

これまでは、米長氏も典型だったのであろうが、自らが神であり、女流棋士は端女で有った。

否、氏は一時的にも独立を促したのだから、むしろ一定の先見の明と、女子棋士の競技者集団としての存在意義を認めた者として、中原氏を除く、残余のプロ男子棋士全部に比べれば、遥かに英邁だったかも知れぬ。

これからは、男子プロ棋士なるものが、女子プロ棋士を馬鹿にしたところで、「神」から見れば、コンピューター1位、男子棋士2位、女子棋士3位で、2位集団が3位集団を蔑んでいるだけの話。

身体的スポーツでなく頭脳的スポーツでも、チェス、ブリッジ、シャンチーには女子の試合枠が有る。但し、概して女子よりもずっと強い者が多い男子が主に出場している試合に、女子が出ることは、身体系の場合と違って、通常妨げられていない。

こういった意味・内容の深さや広がりが、コンピューター対話を幼稚なレベルから引き上げる技術的困難さの原因です。

Pass

[1440]
棒銀王子 (/) - 2013年04月24日 (水) 13時31分

>「連盟の関わるイベントの存続をどうこういうまえに、LPSAの存続を心配してれば?」などと棒銀王子さんから指図される謂れは全くありませんし、そんな心配も無用という意味で申し上げたのですが、ご理解いただけなかったようです。私の言葉が足りませんでしたかね(苦笑)

いえいえ、JCさんお得意の論点ずらしをみれてよかったです。

>単に「行儀が悪い」だけだと飽きられますよ。

LPSAのことですねw

>別に「過信」しなければいけない「理由」などありません。小さな組織にエールを送ることが「悪」だと言われるのならば

小さいから無条件にエールを送るんですか?あなたは

>ほぉ(笑)私は棒銀王子さんの「ここでの主張」とは「何があっても、何をされても、LPSAのような弱小組織が連盟に逆らうことは許されない」要約すればそういうことだと思っていました。
違いますかね。

違げーよ(爆)
この読解力の無さはスゴイですねー。
ではわたしが「小さい団体だから大きな団体に屈するべし」という意味の文章をどこで書いたのか、具体的に示してください。

>私はLPSAの公開文書が「怪文書」であるとは全く思っておりません。

その時点であなたが非常識であることは確定しました。

>少なくとも「嘘」だと断言できる根拠を私は持ち合わせていません。

詳しくはLPSAのHPに載っているのか?と訊かれて「そうです」と答えたら、それは嘘です。何も書いてないんだから。

>私は今年になってからは特に「消滅しない」と考えていますので。

・出られる公式戦はどんどん減ってくる。
・NHKやニコ生で解説の聞き手に採用される見込みはいよいよ絶望的。
・スポンサーにも嫌われ公式戦の共催どころか独自棋戦である天河戦も消滅(事業計画には天河戦に関する記述は一切無い)
・タイトルどころか挑戦すら長らくできない。
・将棋ファンの関心を失い、独自棋戦のネット中継観戦者はわずか2ケタ。

ネガティブな材料ばっかりですな(爆)

>「私とやりとりするのは沢山だ」と啖呵を切った方が時々こうやっておみえになる。それも面白いといえば面白いのですが、私が飽きたからといって、コマンドを行使する(制限する)ということはありませんので、それは安心していただいて結構ですよ(笑)

そこは考えを変えました。
LPSAは潰れるべきだと思うし、実際に破滅への道をひた走っています。
他の誰でもない、度重なる自らの暴挙によって。
この流れを加速するのにLPSAシンパの愚かさをクローズアップすることは有効だと思いました。
すでにあなたと議論するつもりはありません。
あなたが勝手に非常識なボケをかますのに、わたしはツッコミを入れるのみです。
ですからどんどん発言されてくださいませw


>愚さん

自他共に認める愚かな知能の持ち主であるあなたが神の視点を語りますか⁈(爆)

「マイナビ社は現在女性差別を行ってる」などという妄言、誰が得をするのかわからない、あえて言えばLPSAが特に損をするとしか思えないのですが。
だからこれからもどんどん発言してってください。
「LPSAシンパは狂ってる」
そういうイメージが広がっていくだけのことです。

Pass

[1443]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月24日 (水) 22時45分

さしたることもないのに「アクセスカウンター」が4桁である。こういう数値を意識することはないのだが、久しぶりに「管理者データ」をアクセスしてみた。

そのデータを眺めながら「今から」記すことを決めた。「連盟の理事選挙」についてである。棒銀王子さんと私の「やりとり」よりは読者のみなさんに楽しんでいただけるだろう(笑)

谷川浩司十七世名人の「会長」はまぁ動かないという顔ぶれであろう。関西からの立候補者が少ないし、どれだけの得票になるかはわからないが、現時点での候補者の顔ぶれをみても「この選挙」で、谷川十七世名人の「得票」が2位以下になるということはないのではないか。そういう気がする。

専務理事の再選は相当に厳しそうだ。ご本人は「残念」だろうが「専務理事よりはいい」という候補者が多いという印象が私にはある。島九段は東北をみてきたという面もあり、当選後は昇格するかもしれない。

森下卓九段、米長会長時代、氏ほど「振り回された理事」もいないような気がする。もし当選したならば、主張すべきは主張し、風通しのいい環境を作って欲しい。

中川大輔八段、氏の票がここに記さない立候補予定者の中でどれほどの票を獲得できるか、という気はする。米長会長時代に仕えたわけだから「おかしな面、厭な面」も相当にみてきている。当落はともかくとしても、氏がやろうとして阻まれたことをひとつでもふたつでも、当選したならば実現して欲しい。

しかし、関西からもう少し候補者がいてもいいのでは、という気がしないでもない。

Pass

[1444] 専務理事と会長
歩曼陀羅華 (/) - 2013年04月25日 (木) 09時32分

J様>専務理事の再選は相当に厳しそうだ。

そう多くの事例を知っているわけではないが、専務理事という者で、一流の人物を見た記憶はついぞ有りませぬ。そういう意味ではタナトラ君(55)は典型的な適任者やも知れませぬ。

今回、事情通でない愚としては意外なことに、割りとそういう予測を見かけまするが、タナトラ君が理事から外れることは、将棋愛好家にとって、一種の清々しい風として歓迎されるでせう。

ただ、そうだとしても、二百人近い所属者の大多数が、才能の限界とプロ間の格付けが十分骨身にしみた上で少しでも上に行きたい(現役)、少しでも多く小遣い銭にありつきたい(予備役)、他のことは目に入らぬ人々であることが露呈した組織で、新たなリーダーシップの確立は期待出来ますまい。

>谷川浩司十七世名人の「会長」はまぁ動かない

特段に人望厚く手腕・力量に信頼されて票が集まるのではなく、棋士間の無難な相場によるものですね。少なくとも画期的な改革を託されての支持ではない。
(谷川氏本人の真の人格・力量がどうかということでなく、上述のことが実態と見られる投票者側の意識の問題として。)

奇跡が起こるとすれば、谷川氏(51)を中心に永世名人クラス(42)と、コンピューターに負けた(今回だけでは一部の「勝ち組」ファン同様に、負けたという認識が共有できないにしても、彼らが30代になる頃は誰の目にも明らかになって居よう。)という前提で将来を担うべき若手が、危機感を持って建設的な意見を述べ合い、それに島氏(50)、森下氏(46)クラスが、経験と人柄を元にして助言者兼纏め役として貢献するという、それ自体が奇跡やも知れぬ場合だけで御座いませう。

その場合、中原氏や奨励会員の意見も聴く機会を作る。渡辺氏(29)には別途意見を聞く。

ただし、建前や形式としてはともかく、ホンネとしては、残留女流の意見や、引退者の意見などを、聴く必要は有りませぬ。金銭的にも精神的にも堕落の根源、諸悪の根源と見られまする故。

ともかく、丁度良いときに、大方の予想より大分早まって、コンピューターの威力が誰の目にも明らかになったことは、プロ棋士集団にとって幸運だった。ネット上で取り沙汰される所では羽生氏が最も衝撃を受けているとも。

仮に、天才性と合わせて常識性と道徳性と思想性を十分に併せ持っているとも見られる羽生氏が、この事態を深刻に受け止め、プロ棋士の在り様について思いを致し、もしかしたら心中秘かに期す所が有る(その精神的負担と年齢的な衰えで名人戦第二局では闘志に一抹の翳りが現れてしまった。)ということでもあれば、真に望ましいことなので御座いますが。

Pass

[1445]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月26日 (金) 02時08分

なるほど5月の「(理事)選挙」というのは「予備選」のようだ。青野九段も立候補するようである。新体制は「予備選」以降の「本選挙」で決定ということか。それならばわからなくもない。

5月が本選挙では「間に合わない」ことがある(笑)

Pass

[1446] 予備選挙と言うと?
歩曼陀羅華 (/) - 2013年04月26日 (金) 10時10分

奨励会や女流や、もしかしたら職員まで入れた選挙でもするので御座いますか?(以前から有ったのでございますか?)

そうだとすれば結果はどうであれ、民主主義としては前進だけれども、こういうことは時代に応じて投票権の無い構成員から強い要求が巻き起こるか、何かの派閥の強い思惑が働かないとなかなか導入されないものだと思いまするが。

(蛇足) もしタナトラ君にとって、何か有利になることであれば、この人ならば尤もらしい事を言って個人技で、それを実現できるやも知れませぬ

Pass

[1447]
JC IMPACTU (/) - 2013年04月27日 (土) 01時59分

歩曼陀羅華さん

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奨励会や女流や、もしかしたら職員まで入れた選挙でもするので御座いますか?(以前から有ったのでございますか?)
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いや、そういうことではないと思います。いわゆる「足切り」みたいなものではないかと推察しています。

私が知り得ている話では「それを5月」にやって「本選挙」を6月に実施ということなのですが「白い巨塔」の「浪速大学医学部第一外科」のようなことにならなければいいのですが。

率直に申し上げるならば「谷川浩司十七世名人」を本気で支えようという方は、いないのではと感じますね。

Pass

[0] 最大レス件数を超えました
システムメッセージ (/) - 2024年09月12日 (木) 19時18分

最大レス件数「35」を超えましたので、これよりレスは出来ません。

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