10日発売のトラ技5月号ですが、無線関係の記事をピックアップします。
・特集 第2部 できるぞ!高周波回路設計入門
特集全体は電子回路シミュレータの話ですが、第2部は高周波回路。
その第2章:アッテネータの設計と製作、第4章の高周波LCフィルタの設計と製作 が役に立ちそうです。
・特設:できるぞ!初めてのFMラジオ回路の製作
aitendoのキットですが、DSPラジオ(RDA5807)とアナログラジオ(CD2003)の製作例です。手巻きのコイルでFM周波数に合わせるのは大変そうだけれど、DSPラジオは作った感がないので、アナログラジオの方を作ってみたいですですね。ちょっとだけ(2page)tinySAの紹介もありました。
・RFコーナ:超小型6GHzスペアナ"tinySA Ultra"の実力テスト
アマチュア無線のスプリアス測定などに使えるか?との視点から、JARDの開放サービスを利用して本物のスペアナとの性能比較を行った結果です。内部ノイズが大きいらしく、信号近傍の帯域外領域の測定には向かないものの、スペクトルやシグナルジェネレータのレベルは結構性格、だそうです。入力レベルは-25dBmに抑えることが必要。この記事って、CQ誌ではなくて何でトラ技なんだろう、って思います。