候文で手紙を書こう
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このところ毎月の如くに渋沢栄一に関する著作、出版され居り、ブームとすら言ふべく候。 岩倉使節団の研究家たる泉三郎氏の標記著作(2011年2月、祥伝社新書)もなかなか興味深きものにて候。 渋沢栄一の記録せる「航西日記」をば分かりやすく解説致し居り候。 若き渋沢栄一の欧州観察眼は極めて鋭く、その後の彼の活躍、さらには日本資本主義の発展のベースとなりたりと存じ候。 |
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[26]2011年02月15日 (火) 12時01分 | ||
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国会図書館近代デジタルライブラリーの「航西日記」より引用仕り候。 『仏帝の催せる劇場を看るに陪す。 此の劇場を看るは欧州一般の祝典にして、凡重礼大典等終れば必ず其の帝王の招待ありて、各国帝王の使臣等を饗遇慰労する常例なり。 故に往くことにして、其演劇の趣向仕組分明ならざれども、多くは古代の忠節義勇、国の為に死を顧みざるの類、感慨ある事蹟、或は正当適直の譬諺にて、世の口碑に係り、人の可咲事を交へ、詞は接続に言語ありて大方は歌謡なり。』 |
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[27]2011年02月16日 (水) 17時39分 |