候文で手紙を書こう
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安野光雅編著の「青春の文語体」(筑摩書房、2003年)をamazonにて取り寄せ致し候。 期待通りの美しき文語体アンソロジーにて候。(安野氏の装丁) 島崎藤村や高山樗牛らは二十代で既に立派な文語を書き居り候。 森鴎外訳の「即興詩人」を少しでも多くの人に読んで欲しいとの安野氏の熱き思ひより出版されし著者渾身の書籍にて御座候。 文語を学ばんとする若き学徒に特に推奨致したく存じ候。 |
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[28]2011年02月21日 (月) 11時24分 | ||
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同書中かなりの頁を割けるは、久米邦武編「米欧回覧実記」なり。 出発約一月後のサンフランシスコ到着の場面; 『此暁は咫尺も弁へぬ程の深霧にて甲板の上は津滴(しづく)をなすに至る。故に洋中にしばし船を止め黎明を待ちしに天明に霧も彷彿(ほのぼの)に消れば前に加利福尼(カリホルニヤ)の諸山顕れたり』 |
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[32]2011年03月04日 (金) 16時07分 |