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「人間臨終図巻 1−3」山田風太郎著 (徳間文庫、2001年) 7月17日日曜日の日経新聞「半歩遅れの読書術」にて林望氏、「たとえば旅に出ようという時、誰もみな、カバンの中にどんな本を持っていこうかと、ちょっと悩ましい思いをするだろう。そういう時に山田風太郎の『人間臨終図巻』ほど恰好の書物はない」とおっしゃられ候。 全くの同感に御座候。 日本には学習用の人名事典はあれど、大人向きの読み応えのあるもの意外と少なく候。 本書は、山田風太郎のライフワークとも言うべく、情熱の入れやうも半端ならず候。 歿したる年齢順に、八百屋お七行年十五を劈頭とし、泉重千代行年百二十一を掉尾とする。 最初、1986−7年に豪華箱入り二冊として出版せられたる後、1996年に三冊のペーパーバック版となり候間、更に2001年には文庫化され候。 余、そのいずれをも所有致し候処、深き愛着之有り候。 |
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[42]2011年07月20日 (水) 16時10分 |