候文で手紙を書こう
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鴎外生誕150年を2012年に控え、鴎外と同じ津和野出身の安野光雅画伯が「口語訳『即興詩人』」を著しました。 (山川出版社、2010年11月刊、600ページ、1900円+税。) 鴎外の文語に魅せられた安野氏による渾身の口語訳で、若い世代が鴎外の「即興詩人」を読む際の恰好の参考書となることでしょう。 安野氏の「あとがき」より; わたしが子どもだった昭和初期の時代にはまだ文語文の世界がありました。学校で習う唱歌の「我は海の子」などはいい例です。 ・・・文語文の描き出す世界は、理屈抜きで心に響くものがありました。 |
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[12]2011年01月07日 (金) 13時58分 | ||
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安野氏の即興詩人に関する著作に就きては、「即興詩人の旅」(講談社プラスアルファ文庫)を第一に推薦申上げ候。 (商品説明より) 画家が「無人島に持っていく一冊」と公言してはばからない森鴎外訳の『即興詩人』。 童話作家アンデルセンの自伝的名作を、百年前に日本に紹介した鴎外の雅文体の美しさに魅せられ、波乱万丈のラヴ・ストーリーに胸躍らせて、物語の舞台のイタリア各地を巡った紀行画文集。 “声に出して読みたい”原文をたっぷりと引用しながら、ローマから始まる『即興詩人』のストーリーと、画家の紀行文と美しいスケッチと。 一冊で3回楽しめる本。 |
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[22]2011年02月01日 (火) 16時52分 |