文語で携帯メール
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1.[係結び]といふ強調法のあることが文語文の特徴の一つです。 未然・連用・終止・連体・已然・命令といつた活用形がわかるやうにしておきませう。 「私は行く・犬も笑ふ」のやうに「は・も」といふ助詞は文末が終止形で終りますが、 「夜ぞ更けにける・母なむ宮なりける・人を忘れやはする・世の中は何か常なる」のやうに「ぞ・なむ・や・か」は文末が連體形で終ります。「こそ」は「人こそ知らね」のやうに已然形終りです。 助詞と文末が結ばれるので、文のまとまりがよくなり、統一感が出ます。今の口語文にも少しは殘つてゐますが、文が複雜になつた現代ではほとんど使はれません。 2.主語を表示しないことが多いのも文語の特徴です。口語でも省くことはありますが、文語のほうが顯著です。「(我は)あやしうこそものぐるほしけれ。」 3.主格(が等)や目的格(を、に等)を示すための格助詞を必ずしも必要とはしません。 「昔、男ありけり」「浪あらければ、船いださず。」 4.一つの文の中に、多くの内容が盛込めます。纏まりのある文が、いくつも次々とつづけられるからです。 5.連體形に直接格助詞をつづける用法があります。「鳥の鳴くを聞く」 |
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[19]2011年01月21日 (金) 18時35分 | ||
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これは非常にわかり易い説明で助かりました。係り結びについては学校の授業ではもう一つ理解できませんでした。このように簡単な説明を学校でもしてくれれば良いのにと思いました。 | ||
[20]2011年01月24日 (月) 08時42分 |