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国際連盟事務次長となりたる新渡戸稲造、1922年東京女子大学の第一回卒業式に際してジュネーヴより寄せたる祝辞より; 『此の学校はご承知の通り我邦に於ける一つの新しい試みであります。従来我邦の教育は兎角形式に流れ易く、知識の詰込に力を注ぎ、人間とし、又一個の女性としての教育を軽んじ、個性の発達を重んぜず、婦人を社会而も狭苦しき社会の一小機関と見做す傾向があるのに対して、本校に於いては基督教の精神に基づいて個性を重んじ、世の所謂最小者(いとちいさきもの)をも神の子と見做して、知識より見識、学問よりも人格を尊び、人材よりは人物の養成を主としたのであります。』 出所 「逆境を越えてゆく者へ」(実業の日本社、2011年7月6日刊、1500円+税) |
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[51]2011年07月08日 (金) 16時08分 |