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[管理人のつぶやき] 「Jupiter」そしてあーやとの出会い
それは2003年12月19日(逆算したらたぶんこの日だと思うのだけど…)その日は真冬なのに雪がまだ降っていなくて道も凍っていなかったので自転車でスイスイ走っててガタガタうるさい市電通りにはバイバイして新しくお気に入りになった川沿いの道は静かで空気はツーンと澄んでいて、空には満天の星いつも気まぐれに選んでいる「音の鳴るもの」はその日はFMラジオでした。こんなシチュエーションでその日掛かった曲はなんでも最近有線で話題になっている曲だそうで「ホルストの木星に日本語の歌詞をつけた〜」そうアナウンサーが言った途端私の耳はダンボに!「えぇっ、木星に日本語の歌詞を!?」たぶん当時同じようなタイミングであーやの「Jupiter」に遭遇した人が多かったと思います。そしてファンになるか、その逆か、聞き流すか。私はじつは…めちゃくちゃ意地悪なスタンスで聴いてました!「よし、聴いてやろうじゃないの、歌ってごらん」みたいな。偉そうですねー、何様なんでしょうか!?ですよね。だって辛かった中学時代の唯一の神様のからのご褒美みたいな曲ですもん、許してやって下さい。アナウンサーはあーやについて説明します。名前は平原綾香、音大生らしい、ふむふむ。有線では「Jupiter」が掛かるとトイレに行く暇もないくらい問合せが殺到するとのこと。そんなに凄いのぉー!しかしふと疑問が。あの「木星」をどうやって歌うんだろう?(冒頭の賑やかな曲調を思い浮かべていた私)曲が掛かると「Everyday〜」という声に衝撃!まさかまさかの、あのバラードみたいな部分のメロディーではないですか。思わず「わぁ…!」曲のオンエアが終る頃には「歌ってごらん」が「絶対に応援しよう!」に変わってました。何なんだろう?たぶん人間の思考の十分の七の深層心理の部分でファンになったんだと思うから、あれこれ理由を言っても全部後付けになると思うけどあーやの歌声が良かったのはもちろんだけど「Jupiter」に対する真摯な姿勢とか思いとか真面目で大人な歌い方が好きになったんだと思う。あと、流行らせようとか、ウケを狙おうとか商業音楽的な匂いを感じなかったからかな。ただ良い音楽、良い歌を追及している今もそのスタンスは変わらないよね。(ヒットするかどうかは広報担当の仕事だと思うし)でも、その日、私はてっきりあーやのことを26歳くらいで音大で声楽をやってる人だと思っていたのでした。あーや、ごめんなさい!「Jupiter」「蘇州夜曲」の感想はこちらhttp://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=cc24&mode=res&log=6&submitlog=6