投稿者:坐禅会有志
7月14日(日)午前6時30分から、月例の坐禅会が開かれ、和尚さんと坐禅会メンバー6名、計7名で坐りました。
激しい雨の降る早朝でしたが、皆さん、雨にも負けず、参加されました。
臨済禅師のお説法の中でも、もっともよく知られている言葉が、 「赤肉団上(しゃくにくだんじょう)に一無位(いちむい)の真人(しんにん)有り」というものです。 この生身の身体に、何の位も無い真実の人がいるという意味です。
臨済禅師は、名前や年齢や、性格や職業など、または地位や名誉などではない、真の自分とは何かを問われたのです。 それを、臨済禅師は、お説法の折に、禅師の話を聴いている人達に向かって、いま目の前でこの話を聴いているものがそれだと示されました。 仏とは、今この話を聴いているものだと説かれたのでした。 本当の自分と仏というのは、禅においては同じ意味であります。
皆様、坐禅にて、「本当の自分」を探してみませんか。
次回の月例坐禅会の開催は、8月11日(日)午前6時30分からです。お気軽にご参加ください。 詳しくはサイトの坐禅会の項目をご覧ください。 K.N.記
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