投稿者:坐禅会有志
新年、明けましておめでとうございます。 1月12日(日)午前6時30分から、本年最初の月例の坐禅会が開かれ、和尚さんと新到者2名を含む坐禅会メンバー9名、計10名で坐りました。
厳しい寒さの中、皆様集中して、坐っておりました。
調心・調息・調身、禅の3つの基本です。 「調身とは身を調える(ととのえる)こと」「調息とは呼吸を調えること」「調心とは心を調えること」です。
「からだ」「いき」「こころ」は、密接にかかわっています。心が乱れれば呼吸が乱れる、姿勢が乱れる。他も同じ。 逆に、調えようとしたら、この中の1つから手掛ければよいのです。そんなときに、まず息から、調えてみましょう。 坐禅では、数息観という方法を用います。、坐禅を組んで、静かに自分の息を勘定する修養の方法です。 「数を数えるという行為」が一種の壁となり、雑念はこの壁を乗り越えなければ認識されません。そのため、何も考えないでいる時より雑念の発生する確率が低くなります。この雑念が起きにくい状態にいることで呼吸に集中できます。
皆様、坐禅にて、心を調えてみませんか。
次回の月例坐禅会の開催は、2月9日(日)午前6時30分からです。お気軽にご参加ください。 詳しくはサイトの坐禅会の項目をご覧ください。 K.N.記
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