投稿者:坐禅会有志
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 1月9日(日)午前6時30分から、今年、最初の月例の坐禅会が開かれ、和尚さんと坐禅会メンバー6名、計7名で坐りました。 早朝は、かなり厳しい冷え込みでしたが、皆様、寒さに耐え、真剣に坐っていらっしゃいました。
坐禅会の最後に、和尚様が 「坐禅は個人の修行です。お寺はその機会と場所を提供するしかできません。」とおっしゃいました。
このような、機会と場所を与えてくださった、お寺と和尚様に、感謝いたします。
「自灯明(じとうみょう)」
自灯明とは、自分自身を頼りとして生きていきなさいという意味の禅語です。自分自身を灯火として、先の見えない暗闇のような人生を歩いていきなさい。ふいに停電した夜に灯すロウソクの明かりのように、頼るものが何もない場所でも、自分を頼りとすることで自分自身が明かりとなり暗闇を照らすことができるように。
もし自分以外の誰かを灯火として、誰かに前を照らしてもらって生きていたのでは、その誰かがいなくなり明かりが消えたとき、人は真っ暗闇のなかをさまようことになってしまう。 それは生き方として非常に危うい。
だから他に寄りかかるような生き方はするべきではないと、ブッダは人生の最期に言葉を残しました。
自分自身が足元を照らす光となるよう、修行に励みたいものです。
来月の月例坐禅会の開催は、2月13日(日)午前6時30分からです。 引き続き、制限付きの開催となりますが、是非、ご参加ください。 詳しくはサイトのインフォメーション、および、坐禅会の項目をご覧ください。 K.N.記
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