あやめ野スミアル隠れ穴
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あやめ野スミアル本館___ あやめ野スミアル旧館___ 裏部屋跡
おお、根源を目指す者よ、かつてあやめ野スミアルに存在した陰の陰なる裏部屋は、この地を覆う魔力の消失と共に閉鎖されました。
それでも尚、根源への道を求め、原初への望郷を抱く者達の心の渇きを癒すため、我が主スメアゴルの御名において、この地に新 たなる部屋を造りました。
それがこの隠れ穴でございます。
記念の言葉、絵の感想、その他、内容は問いません。言葉が道を刻み、この地に新たなる歴史を創り上げて行くことでしょう。
陰の陰なる洞窟なのでひっそりしておりますが、この場所のことを思い出した際には、いつでもお寄り下さいませ。
皆様の心が汁気の如き潤いに満たされますよう…
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【80】/《《映画『ホビット・決戦のゆくえ』》 》 であごる______ メール _ 旅人の家へ __ 2014年12月23日 (火) 21時03分 [返信] | ||
種族《ストゥア族》 職業《釣り人》 出身地《あやめ野スミアル》 誕生石《エレヒの石》 星座《レギオン》
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===ネタばれ注意=== 『ホビット・決戦のゆくえ』観賞して参りました。 スマウグの襲来と最期、その後の財宝を巡っての種族間の確執から五軍の合戦へと、ほぼ全編を通じて戦闘が繰り広げられる展 開は、三部構成にした物語のクライマックスだけに圧倒的でございましたが、それゆえ第三部だけに限定して観ると、スマウグ という一つ目のクライマックスが冒頭の短い時間で描かれるという構成には物足りなさも感じてしまいました。 スマウグの最期は第二部において、はなれ山での大暴れの後にそのまま描いた方が感情的に盛り上がれたかもしれません。 そしてはなれ山の財宝を巡って繰り広げられる大合戦。その名に相応しい戦闘シーンの数々に目を奪われっぱなしでございまし た。巨大ミミズの登場には違和感を覚えましたが、あらゆる種族が集結した感のある戦場は『ロード・オブ・ザ・リング』冒頭 でのダゴルラドの戦いに匹敵する迫力でございました。ただ、ビヨルンの大暴れはもっと見てみたかったです。 こうしてみると、はやり『ホビット』と『ロード・オブ・ザ・リング』はサウロンの物語なのでしょうか。ホビットとドワーフ の旅の裏で描かれたサウロン軍とエルフ・魔法使いのオールスターメンバーによる戦いは、短いながらもスマウグよりも五軍の 合戦よりも心を揺さぶるものがありました。エルロンド卿の剣さばきもさることながら、やはり圧倒的だったのはガラドリエル の力。ガンダルフやサルマンですら心を見透かされているような崇高な存在感を改めて見せて頂きました。素晴らしかったです。 また、最後にアラゴルンの存在が示されたのが嬉しかったです。出来うることならば映像として見てみたかったですが。 『ホビット』全三部作を通じて振り返ってみると、『ホビットとドワーフの旅』と『魔法使いやエルフとサウロンの戦い』とい う二つの軸があり、そこに『ホビット』と『ロード・オブ・ザ・リング』を繋ぐエピソードが散りばめられて行くわけですが、 その中で唯一流れに馴染めなかったように感じたのが、タウリエルという存在でした。あまりにも人間的というかエルフらしさ を感じられず、物語の本流でも無かった異種族間の恋愛を、最後にあのような結末を迎える事が分かっている前提の上で設定さ れた人物という感じで、『ホビット』にあそこまで絡めて描く必要があったようには思えませんでした。原作に登場しない人物 をあそこまで時間を使って本作に絡めて描いたのは、レゴラスの登場があそこまで増えたのと同じように、興行的な事を考えて の事だったのでしょうか。せめて『ロード・オブ・ザ・リング』 においてグロール・フィンデルがアルウェンに置き換わったように、物語の本筋の中で置き換わる人物として描かれていれば、 違和感も多くなかったのかもしれませんが、全作を通じてそう感じられなかったのは残念でございました。 ただ、『ロード・オブ・ザ・リング』から始まりここに完結した物語を、初めて『指輪物語』の世界を知った時からの思い出と 共に思い返すと、この世界を愛する者達とそれを映像として楽しむという共通の観点を与えて頂けた事が何より素晴らしかった です。 今一度『ロード・オブ・ザ・リング』から鑑賞し、『ホビット』へと帰る旅に出てみたいと思います。 |