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フラクタル掲示板

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[85] 投稿者:kittan メール
歌日和「光」を読みました。
「光に」と「そっちじゃないよ」が良いですね。

「光に」は光に洗われる海の大きなイメージがすなおに伝わってきて非常に気持が良いです。
しかし、どうして良い作品を作るかという点で、議論になる部分があります。3−5行の音数が12音で、8−>4ですが破調を感じさせないリズムですね。そのため「光の季語瀬戸内の波は穏やか」という伝統俳句にありがちな流れなって、どこか既視感を感じてしまうんです。それが惜しいかな。

「そっちじゃないよ」は「隠し」が見事に効いていますね。しかも無駄な言葉が全くない。すばらしいです。

2時間前に作った最新作です。

濡れた
釘が錆びるよに
夏の
蝶が
垣根を越えて来た

拙作でした。

投稿日:2013年08月15日 (木) 17時48分

[86]kittanさまへ 投稿者:稲本英
kittanさま

拙歌にコメントをありがとうございます。
「光に/洗われ」は、そのままに詠んだもので、
ありきたりだけど、あえてひねりなどは加えずに仕立てました。
たまには、そのまんまでもいいかな、と。
ちなみに、これは広島の宮島に行ったとき、
「違うわー玄界灘とは違うわー(現在福岡市内住み)」
と、船の上から感じたことでした。
伝統俳句にありがちな流れの既視感、とのことですが、
きっと伝統的な感覚(誰もが昔から共通に感じてきた感覚)なんでしょうね。
瀬戸内海の穏やかさというものは。
語彙力も言語力も低いですので、この光景でこれ以上の表現は今はできそうもないです。
かといって、寝かせて熟成させれば違う表現ができるようなかんじでもないので、このままのかたちを「完成形」といたします。

>濡れた
>釘が錆びるよに
>夏の
>蝶が
>垣根を越えて来た

こちらの読む力が脆弱なもので、真意というものは酌みかねる作品ではありますが(申し訳ございません)、
使われている単語の世界観がとても好物です。
暗喩、と考えると、ひと夏の艶夜を女性から仕掛けてきた…ような印象をうけました。
…妄想は、好きなほうです(^^)

コメントありがとうございました。

投稿日:2013年08月18日 (日) 23時56分

[87] 投稿者:kittan メール
稲本様、今日は
どうしたら作品を芸の域に高めることができるかと、いつも考えるのですが、良く分かりません。
滋賀歌会など出席した歌会では、どうしたら良い作品になるのかという点について、まと外れなことも多々ありますが、問題提起をし続けています。
これは私が高校で俳句甲子園に出場するクラブの顧問をしているため、生徒達が自分達の俳句のどこが良くてどこが悪いかを、文字通り疲労困憊して動けなくなるまで議論するそのなかに、自分も入って議論し、そのような態度が普通になっているからだと思います。
そして、このような若者達が俳句界を背負いつつあります。

何とか、五行歌界もそんな風になって欲しいのが私の願いです。

明日から、俳句甲子園全国大会に出場します。4位以内に入ればTVで大きく取り上げられます。それを狙っています。
こういうことを書くつもりはなかったのに、出勤になってしまいました。続きは夜書きます。

投稿日:2013年08月22日 (木) 08時51分

[88] 投稿者:kittan メール
フラクタルという語を使うのですから、理系の人たちの歌会と思うのですが、いかがですか。
釘は乾燥した状態では何年も錆びませんが、湿った場所に置くと、すぐに赤茶色のしみのような点ができ、早い場合は2,3日で、そのしみがわっと釘全体に広がります。その様子を、小さな蝶が炎天下の垣根を越えてゆらゆらと大きく迫ってくる比喩に使ったのですが、作った後で、この作品には色々な意味を持たせられそうだと気付いて、作った本人がうんと好きになりました。
そんなわけなので「真意」は自分でも不明です。
稲本さんのようにも確かに読めますね。有難うございました。
from kittan

投稿日:2013年08月22日 (木) 23時48分

[89] 投稿者:kittan メール
俳句甲子園は準優勝でした。
あーあ、優勝したかったな、賞品もTVの扱いも優勝と準優勝では全然違います。

投稿日:2013年08月26日 (月) 23時18分




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