歌日和「火」を読みました。
「二人」の simple なところが私は好きです。
ただ、この作品は議論になりそうな気がします。というのは「南天の蠍の火」と言えば「見ている」ことは分かるので、３行目は無くても構いません。そこで、３行目に何か別の要素を入れるか、それとも simple に「見ている」にするかです。南野さんは simple さを選ばれたわけですね。
それはそれで良いのですが、別の「二人」もちょっと読んでみたい気がします。

きったんと言っても近畿以外では、全く見知らぬ人と思います。
自己紹介のつもりで「石蹴りの」を読んで頂きました。ごめんどうと思いますが、もう１作品だけ読んでください。それで、こんな人かと思ってください。最新作の２つ前の作品です。

さあ
食べよう
あれ？
冷奴って
どこにも影がない

拙作でした。

kittanさま
歌日和「火」読んでいただきありがとうございます。
「二人」の歌は、感想をいただいてあらためて考えたのですが
なくても問題ない「見ている」を置いたのは
二人が同じものを見ている視線、それを強調したかったのかもしれません。

冷奴の美味しい季節ですね。
歌のご紹介ありがとうございました。
「どこにも影がない」という気づきがユニークですね！

歌日和「地」を読みました。
「思いだせない」が印象的ですね。
土の温かさ、柔らかさ、固さ、冷たさ、痛さを感じて、溢れるような感情の発露に浸ったのは、いつだったのだろう、と読みました。
３行目の中心フレーズを一気に言い切ったのが効果的ですね。
すばらしい作品です。

フラクタルの歌日和を読むのが習慣になりました。
from kittan

kittanさま
感想をありがとうございます。
「思いだせない」の歌、おほめいただきたいへん嬉しく思います。

先日は「風」の歌にも感想をありがとうございました。

歌日和、近日中に新しいものもアップする予定です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

「思いだせない」の歌と、どこか似通った作品を作ったことがあります。

石蹴りの
石が
転んだ先を越えると
大人
もう戻れない

まあ、南野さんのほうが豊かな感情を湛えてますね。
拙作でした。

kittanさま
歌のご紹介、ありがとうございました。

石蹴りの石、というとても実感的な視覚イメージと
「大人」という概念が交錯していて
この歌ならではの不思議な空間が感じられて好きです。
そして最後の「もう戻れない」の
余情、せつなさに惹かれます。

大変遅くなりましたが
メンバー作品集の「歌日和」に
四月〜六月の歌をアップしました。
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歌日和 「風」を読みました。
「静かな」が非常に印象的です。
４->５->８->７->５ と前半に破調、後半に７->５とまとめた構成が、作品に落ち着きを与えるとともに、作者の芯の強さを感じさせます。
五行歌は言い過ぎて失敗することが多いのに、この歌は一番言いたいことを隠しているのが良いですね。ただ、風は窓を閉めれば遮断できます。「遮断できる」という含意がどう効くのかは読者によるでしょうね。
滋賀歌会代表代行 kittan
あすは奈良の歌会です。

秋月永遠さんからのコメントを南野が代理で投稿しています。

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kittan様
私の拙い歌に、コメントを下さって、ありがとうございます。
とても嬉しく、そして驚きました。
「一番言いたいことを隠している」の言葉は、私なりの、歌への姿勢のようなものを思い出させて下さったと思います。
良い刺激になりました。
ありがとうございました。
秋月 永遠

歌日和一月〜三月を読みました。
めったに無いほど可愛くて綺麗で質の高い作品が並んでいて驚きました。楽しく一気に読めました。
ただ、魅力的な言葉のイメージに負けて、そこから出て来れなくなっているような気もします。「実」から離れているような。それが惜しいかな。

kittanさま
歌日和、お読みいただき、コメントいただきまして
どうもありがとうございます。

私自身の歌に関してはご指摘の通り
「実」から離れてしまうのは半ば癖になっております……。

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一月〜三月の歌をアップしました。
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勝手ながらこのたびにわか五行歌会は
しばしの休会の運びとなりました。
休会に際してのご挨拶を「にわか歌会案内」に掲載しております。
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ご理解いただけると幸いです。

なお、この「フラクタル」サイトは存続します。
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旧年中はお世話になりました。
今年も五行歌サイト「フラクタル」を
どうぞよろしくお願いします。

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