玄鳥 定例句会

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1・片陰や傘寿の杖の男傘 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 11時14分)[22887]
2点 洋子・鈴子・


月番 > 黒い頑丈な傘です。夫の杖を使うお婆さんの姿も浮かんできます。 (2023年08月13日 (日) 12時03分)[22890]

洋子 > 雨が途中で晴れて、日が照って暑くなってきたので、傘寿の方が、傘を杖にして片蔭を歩いているというよく見える句と思います。 (2023年08月15日 (火) 20時35分)[22922]

鈴子 > 近所の息子さんの所に越されて来られたご老人と重なりました。きちんとされた居住いも想像されます。 (2023年08月16日 (水) 15時17分)[22932]

榮一 > 片陰と傘は何かしっくりしない感じである。最近は男の日傘も普通になっているからである。この傘は晴雨兼用であるかどうかは分からないがその傘を杖がわりについているという句である。天気上々であって片陰の中では杖についているというのはうがち過ぎるように思う。 (2023年08月20日 (日) 07時01分)[22956]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時06分)[22970]
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2・サングラス猫にそっぽを向かれたる 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 11時13分)[22886]
4点 美保子・鈴子・剛・榮一・


月番 > 猫にそっぽを向かれるようなサングラス。雰囲気がやばいのでしょうか。 (2023年08月13日 (日) 12時06分)[22891]

美保子 > 雰囲気や声はいつもの人なのに何だか目元だけが変だなと上目遣いに見ている猫の様子が想像出来て楽しかったです。 (2023年08月17日 (木) 20時41分)[22940]

> 夏の日差しは強く眩しいのでサングラスの人は多い。猫はもともと愛想は無いが、そっぽを向くと云うのは、見られた(注目された)けれど無視されたのだろう。犬なら尾を振るか、また吠えるのである。もうこの世はサングラスに偏見は無い。自分の飼い猫にと思えば面白い。 (2023年08月18日 (金) 09時23分)[22941]

鈴子 > 近所の家の飼猫で可愛らしい猫がおります。つい猫ちゃんと声を掛けてしまいますが一目散に逃げられてしまいます。 (2023年08月19日 (土) 20時29分)[22955]

榮一 > 猫の視力は人間の十分の一程度であると言われている。動かないものは像がはっきりしないようであるとも言われている。識別は10メートル程度のようである。そっぽを向くのはサングラスの所為ではなさそうである。気まぐれな猫の生態が分かる句のようである。たまたまのことで因果関係はなさそうである。 (2023年08月20日 (日) 07時17分)[22957]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時07分)[22971]
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3・キッキッキ自転車通る星月夜 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 11時12分)[22885]
2点 洋子・剛・


月番 > 自転車の癖のある音。星月夜に響きます。 (2023年08月13日 (日) 12時08分)[22892]

洋子 > 月夜を通っていく自転車に詩情を感じました。好きな句ですが、キッキッキというオノマトペは、少し、?でした。お猿さんを思い出しまして。 (2023年08月15日 (火) 20時20分)[22919]

> 油が切れたか、とこか壊れたか、自転車が音を立てながら通り、そして離れていった。過酷だった夏が過ぎて行き、夜風が少しづつ冷たくなって夏が終はったようである。月の登らない夜の空が目を瞠るように遇ったのは、どの時代までだったのだろうか、今はもう高い山の上にでも行かなければ昔の星空は望めそうもない。 (2023年08月18日 (金) 10時03分)[22942]

榮一 > キッキッキのオノマトペが活かされているかどうかっです。油切れの自転車を的確に表現していることに間違いはありません。星月夜との関係も悪くはありません。ただ、常識的なオノマトペのようにも感じます。 (2023年08月20日 (日) 07時28分)[22958]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時07分)[22972]
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4・朝曇いつも気になる血糖値 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 11時11分)[22884]
2点 孝子・剛・


月番 > 血糖値を下げるのは運動とカロリーの摂りすぎない事。凄く難しいですね。 (2023年08月13日 (日) 12時13分)[22893]

> お天気の諺に「日照りの朝曇り」がある。早い夜の明けがどんよりと曇っていても、日中は晴れて気温が上がり炎天になることを云うらしい。勤め人の頃、美味しい物を横浜で喰いすぎて太り、職場の健康診断で血圧が高いと云はれて以来、血圧を下げる薬を常用してゐる。この句の血糖値と云うのは血液の中のブドウ糖の濃度。高すぎても低すぎても困る厄介な値である。血圧の数値を気にした私も然りであった。 (2023年08月18日 (金) 11時28分)[22946]

孝子 > 朝いつも体重と血圧をはかり、薬を飲む毎日。この作者の日常もそうなのでしょう。血糖値がたかすぎた友人が気をつけたら、急激に下がったという噺をきいたこともある。季語がなんともいえずきいてると思いました。 (2023年08月19日 (土) 11時19分)[22950]

榮一 > 朝曇と血糖値の取合せです。一般的には曇り空と血圧の関係は時々耳にします。句はそのことを踏まえた句のように思います。中七の「いつも気になる」が気になります。 (2023年08月20日 (日) 07時31分)[22959]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時09分)[22973]
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5・青春のなぎさドライブ夏の果て 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 11時10分)[22883]
2点 義之・眞佐子・


月番 > 加山雄三が出てきそうですね。 (2023年08月13日 (日) 12時14分)[22894]

宜子 > サザンも出てきそうです。 (2023年08月14日 (月) 15時35分)[22906]

義之 > 羽咋(はくい)という特急サンダーバードの止る街には仕事で何度か訪れたことがあります。行ったことは無いのですが、千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイが有名だそうです。大型のランドクルーザーで羽咋海岸を走る青年を思い浮かべました。 (2023年08月16日 (水) 06時17分)[22926]

眞佐子 > 砂浜を車で走れる所はあまり有りませんので、私も千里浜だとおもいました。以前何度か行った事がありますが夏には若者でいっぱいです。青春が良かったです。 (2023年08月18日 (金) 10時46分)[22943]

榮一 > 能登半島の羽咋の千里浜を思い出します。全国大会の跡、レンターカーで走ったことを思い出します。句は思い出としても「青春」は安易な表現のように思う。 (2023年08月20日 (日) 07時41分)[22960]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時09分)[22974]
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6・この先は迷路となるや金魚玉 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 10時41分)[22882]
6点 美保子・柊子・宜子・眞佐子・保子・紫翠


月番 > 季語との関係を見つけられませんでした。是非採られた方のご意見をお聞かせください。 (2023年08月13日 (日) 12時16分)[22895]

柊子 > 水の入った球体を光が通ると屈折率が変わり(理科として合っているのか自信がありません)背景が歪んで見えているのを想像しました。それが「迷路」と結びつき、頂きました。 (2023年08月14日 (月) 15時03分)[22903]

宜子 > 「迷路」という怪しげなものと「金魚玉」の取り合わせは、ちょっとした意外性があり楽しいです。 (2023年08月14日 (月) 15時37分)[22907]

月番 > 柊子様、宜子様ありがとうございます。少しマイナーな気持ちで想像していましたが、宜子様の「楽しい」という捉え方に、もう一度向き合ってみます。 (2023年08月15日 (火) 18時04分)[22914]

紫翠 > 何となくいだく不安感を「金魚玉」が払拭してくれるようなイメージで採りました。
(2023年08月16日 (水) 11時38分)[22931]

宜子 > 月番さんが抱いたマイナーな気持ちというのは、きっと「この先は迷路」のイメージですね。紫翠さんが書かれているように、そのイメージを「金魚玉」と取り合わせることで、明るく楽しげに変換しているようです。季語の取り合わせは難しいし、だから楽しいのです。 (2023年08月16日 (水) 20時25分)[22935]

保子 > 金魚玉 金魚の奥にゆったりと揺れる水草。何かが誘っているよう。白昼夢みたいな作品と思いました。 (2023年08月17日 (木) 15時26分)[22937]

眞佐子 > 迷路と金魚玉の意外な取り合わせが面白く、考えが二転三転しながらいただきました。 (2023年08月18日 (金) 11時11分)[22945]

榮一 > 金魚玉からすると路地の風景であろう。古い町であれば路地が迷路も分かる気がする。それにしても「なるや」はどうか。道を知っていればなるやは理解できないことである。 (2023年08月20日 (日) 07時49分)[22961]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時10分)[22975]
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7・尼寺の小さき釣鐘大西日 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 10時40分)[22881]
6点 柊子・孝子・加津子・保子・紫翠・榮一・


月番 > 句姿が綺麗だと思います。皆様のご意見お聞かせください。 (2023年08月13日 (日) 12時18分)[22896]

柊子 > リズムも、尼寺、小さき釣鐘、大西日の取り合わせも素敵で、しっかり景が描けました。 (2023年08月14日 (月) 15時05分)[22904]

加津子 > 後藤密榮さんの桜井市の山寺が浮かびました。JAの月刊誌「家の光」の随筆を楽しみに読んでいます。今月は、「父も母も、子供の事を思って亡くなっただろうから、きちっと生活して、楽しく生きていたら喜んでくれる。それが親孝行じゃないかなと結んでありました。 (2023年08月15日 (火) 18時22分)[22916]

保子 > 釣鐘の大きさは決まっているわけではないのですね。 尼寺の小さき釣鐘 で親しみを感じました。 (2023年08月17日 (木) 15時40分)[22938]

紫翠 > お寺と西日の取り合わせはぴったりと思います。尼寺と大西日は絶妙でイメージが広がります。 (2023年08月18日 (金) 10時58分)[22944]

孝子 > 前に京都の寂聴さんのお寺を訪れたことを思い出しました、釣鐘はわかりませんでしたが、尼寺なら小さいはうなずけます。京都の大きな釣鐘の向こうから大西日の光を見た時感動して句を作りたいとこころみたことを思い出しました、お寺と西日はぴったりです。 (2023年08月19日 (土) 11時35分)[22951]

榮一 > この釣鐘は玄関に置かれたベルのようなものであろう。訪問した人が打って案内を乞うものである。いかにも尼寺の粋である。 (2023年08月20日 (日) 08時07分)[22962]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時12分)[22976]
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8・秋暑し半旗掲げる領事館 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 10時39分)[22880]
8点 柊子・孝子・洋子・加津子・保子・剛・紫翠・榮一・


月番 > 今月の最高点句です。よろしくお願いいたします。 (2023年08月13日 (日) 12時20分)[22897]

柊子 > マドリードの街を歩いている時、半旗に気が付いたことがあります。熱を帯びた、この石造りの領事館のポールに、はためいていない半旗が見えました。 (2023年08月14日 (月) 15時14分)[22905]

紫翠 > 領事館とか大使館の近くを通るとき、何となく緊張するような気がします。そのイメージが「秋暑し」とよく結びつくように感じます。 (2023年08月15日 (火) 11時16分)[22911]

加津子 > 「秋暑し」は「残暑」の傍題ですが、疲労感・倦怠感は残暑より感じるように思います。半旗を掲げるやるせなさが籠められている様に感じました。 (2023年08月15日 (火) 17時59分)[22913]

洋子 > 八月は各国ともに半旗を掲げる気持ちになる月なのですね。はっきり言って、原爆を落とされた日本を悼んでくれているのでしょう。 (2023年08月15日 (火) 20時25分)[22920]

> 何処の国かは解らないが、78回を数える日本の国の終戦記念日に半旗を掲げてくれる領事館のように思いました。大使館は東京にひとつだけだが、領事館は各地にあって、ビザの発行や、自国民を保護する職務を担ってゐる施設である。今年は立秋が過ぎ盂蘭盆が過ぎても、異常な暑さが続いてゐます。皆様どうかお大事に。 (2023年08月18日 (金) 16時05分)[22949]

孝子 > 以前入院してた病院の下に大使館があり、半旗が掲げられていたのを見て私もこころみたことを思い出しました、季語がきいてると思いました。 (2023年08月19日 (土) 11時41分)[22952]

榮一 > 原爆への半旗のような気がする。少なくともこの領事館はアメリカではあるまい。ましてロシヤや中国でもなさそうである。秋暑しの取合せは避けた方がいいと思うが。 (2023年08月20日 (日) 08時12分)[22963]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。今月の最高点句です。 (2023年08月21日 (月) 17時13分)[22977]
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9・百日紅を風の滑つてゐたるかな 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 10時38分)[22879]
5点 美保子・柊子・洋子・義之・鈴子・


月番 > 百日紅を滑り台の様に滑っているのでしょうか。 (2023年08月13日 (日) 12時21分)[22898]

洋子 > 百日紅は木の幹がつるつるしていて木登り上手のサルも滑るというように聞いたことがありますが、風も滑っているのかなとちょっと遊んでみました。 (2023年08月15日 (火) 20時30分)[22921]

美保子 > 百日紅は以前、家にもあったのですが、白カビ病?のようなものが毎年表れて、可哀そうに切ってしまいました。花は大好きなのですが。洋子様が書いていらっしゃる通り、幹はつるつるしています。風も滑ると言う句なのかなと頂きました。 (2023年08月15日 (火) 21時49分)[22925]

義之 > 花鳥風月の一句。百日紅の幹をよく観察してみると樹皮が捲りあがりくるくると撒きついているのが分かります。幹の表面はまるでニスを塗ったのか如くすべすべです。炎暑のなか、一瞬心地よい風がよぎったのでしょう。風は作者自身の心かもしれません。 (2023年08月16日 (水) 07時16分)[22927]

鈴子 > 中七以下の表現の面白さに惹かれました。近くで見掛ける百日紅の花はいつも控えめに静かに揺れています。 (2023年08月19日 (土) 20時08分)[22954]

榮一 > 風に百日紅の花が揺れているようであるが百日紅に滑るは疑問も生まれそうである。 (2023年08月20日 (日) 08時14分)[22964]

世話人 > 作者は主宰です。 (2023年08月21日 (月) 17時14分)[22978]
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10・盛り塩のインドカレー屋晩夏光 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 10時37分)[22878]
6点 義之・加津子・宜子・眞佐子・保子・榮一・


月番 > 盛り塩の白色が際立っていそうです。 (2023年08月13日 (日) 12時22分)[22899]

宜子 > 「盛り塩」というとても日本的なものが、インドカレー屋さんの入り口にある、思わず入りたくなります。 (2023年08月14日 (月) 15時40分)[22908]

月番 > 盛り塩とインドカレーが謎ですね。 (2023年08月15日 (火) 18時14分)[22915]

義之 > 仕事関係で来日中のノールウエイ人を前にして、同僚の一人がカレンダーを捲り取ったところ、「まだ月は替わっていない、前もってカレンダーを捲り取るのは縁起が悪い」と発言がありました。多分彼はジョークを言ったのだと思いますが、その後私を含めその同僚は、事前にカレンダーを捲ることは避けるようになりました。このインドカレー屋さんも、日本人に縁起について教えられ、頑なに守っているのかもしれません。「晩夏光」の取り合わせが気に入り頂きました。 (2023年08月16日 (水) 07時52分)[22929]

眞佐子 > インドカレー屋さんに盛り塩は珍しいのではないかと思いました。晩夏光の季語が良かったです。 (2023年08月18日 (金) 11時43分)[22948]

榮一 > 郷に入れば郷に従うである。このインドカレー屋はインド人の店であろう。それでなければ盛り塩の面白さが活きてこないからである。 (2023年08月20日 (日) 08時17分)[22965]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時19分)[22979]
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11・庭先の端歩く癖すべりひゆ 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 10時36分)[22877]
5点 美保子・孝子・義之・宜子・眞佐子・


月番 > たいした花ではないけれど、庭に横に拡がっていく雑草のようです。 (2023年08月13日 (日) 12時24分)[22900]

宜子 > 「庭先」が適当かどうか疑問ですが、「端歩く癖」と季語の「すべりひゆ」の取り合わせはステキでした。 (2023年08月14日 (月) 15時45分)[22909]

義之 > 「すべりひゆ」という季語に惹かれて頂き、調べてみたら、今までに何度か目にしたことのある多肉質の雑草の様です。検索履歴を反映してか、ユーチューブに、スベリヒユの料理の記事が並びました。「庭先の端歩く」は、分かったようで分かりにくい表現と思いましたが、庭の草花を踏まぬように注意して歩くという意味にとりました。 (2023年08月16日 (水) 07時33分)[22928]

洋子 > 戦後の物のなかったころ、スベリヒユを食べた記憶があります。
畑に生えていた雑草ですが、ぬるぬるしていて私は好きでした。もっと食べたかったのですが、母はさすがに草を食べさせているようで、気が引けたのか、1,2度しか食べなかったように思います。 (2023年08月16日 (水) 08時43分)[22930]

月番 > 食べられるんですか。初めて知りました。アクはないのかしら。これからの食糧難で昆虫が注目されていますが、時代は逆戻りしているようです。洋子さんありがとうございます。 (2023年08月16日 (水) 17時19分)[22933]

洋子 > ネットで検索してみてください。レシピがでています。 (2023年08月16日 (水) 20時15分)[22934]

宜子 > 検索しました!食べられるのですね。レシピも写真もいっぱい!知らなかったです。教えてくれて有難う。
ただ、掲句の場合、食べられるかどうかは気にしなくて良さそうです。 (2023年08月16日 (水) 20時35分)[22936]

眞佐子 > 我が家は庭も畑も小さいので、端を歩かないと草花や野菜を踏んでしまいます。「すべりひゆ」は畑に良く生えます。戦後は芋の蔓のように茎を食べましたが、今は誰も食べなくなりました。芋の蔓は私が好きなので今でも食べる事があります。「すべりひゆ」に惹かれていただきました。 (2023年08月18日 (金) 11時35分)[22947]

孝子 > 道の端にさいてる小さな花がすきです。スベリヒユも好きです。乳のでるちっちやな草の葉もありますね、そういう花をとりあげてくれて感謝です。端を歩くくせも、なんとなく理解できます。 (2023年08月19日 (土) 11時49分)[22953]

榮一 > 端歩く癖まで言わなくてもと思ったのです。それでスベリヒユが見えなくなってしまいました。 (2023年08月20日 (日) 08時20分)[22966]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時20分)[22980]
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12・遥かなる墓碑暮れ残る残暑かな 投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 10時35分)[22876]
4点 加津子・宜子・鈴子・紫翠・


月番 > 福永耕二の句が連想されます。 (2023年08月13日 (日) 12時26分)[22901]

紫翠 > つかず離れず距離感がよいと思います。 (2023年08月14日 (月) 10時47分)[22902]

宜子 > 〈新宿ははるかなる墓碑鳥渡る〉ですね。「暮れ残る」に残暑感がありました。 (2023年08月14日 (月) 15時48分)[22910]

加津子 > 宜子様フォローしていただきありがとうございます。
とてもスケールの大きい余韻の残る句と思いました。
(2023年08月15日 (火) 18時41分)[22917]

洋子 > 福永耕二の句は大好きな句なので、「遥かなる墓碑」というフレーズがだぶって響いてきていただけませんでした。 (2023年08月15日 (火) 20時41分)[22923]

鈴子 > ここ数年帰郷する事なく墓碑にお参りする事もない私の心に残った句になりました。 (2023年08月17日 (木) 17時08分)[22939]

榮一 > 遥かなる墓碑は記憶の中の墓碑のようである。現実ではない墓碑が暮れ残る記憶と残暑との取り合わせである。残る暑さによみがえった過っての記憶のようである。内容が多すぎてくどい感じがしました。 (2023年08月20日 (日) 08時28分)[22967]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2023年08月21日 (月) 17時21分)[22981]
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投稿者:世話人 (2023年08月13日 (日) 10時33分)[22875]
只今、調整中です。

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投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 11時01分)[22790]
1か月遅れとなりましたがやっとホームページが使えるようになりました。梅雨もなんとか明けそうです。石川・富山の雨量も風も相当なもののようでしたがご無事であったことと推察しております。句会の準備が整いましたので月番担当の伊藤保子さん宜しくお願い申します。なお句会は本日15日から21日(金)までとさせていただきます。作者発表は22日(土)です。各位にはどしどしご意見感想などをお書き下さるようお願いいたします。


世話人 > 遅れましたが太田鈴子さんの選句を追加いたします。宜しくお願いします。 (2023年07月18日 (火) 21時01分)[22791]

世話人 > 作品のアップが上下逆さまになってしまいました。申し訳ありません。宜しくお願いします。 (2023年07月18日 (火) 21時11分)[22796]

月番 > 遅くなりまして申し訳ございません。先生 句会再開につきましてはいろいろありがとうございました。今回当番の伊藤保子です。宜しくお願いします。 宜子さん連絡ありがとうございました。 (2023年07月20日 (木) 08時42分)[22810]

世話人 > 句会の始まりが少し遅れてしまいましたが無事終わることができました。ありがとうございました。月番さんお疲れさまでした。 (2023年07月22日 (土) 08時12分)[22852]

月番 > 先生 皆さま ありがとうございました。 (2023年07月22日 (土) 15時01分)[22859]

世話人 > 作者を発表いたします。 (2023年07月23日 (日) 06時27分)[22861]
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13・庇借る夕立や猫と目の合ひし 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時50分)[22789]
7点 孝子・美保子・柊子・眞佐子・義之・宜子・剛・


宜子 > いきなりの夕立に軒先で雨宿り。ふと横を見ると猫も雨やどり。ちょっとした安堵感とぬくもり。芭蕉の〈初しぐれ猿も小蓑を欲しげなり〉を思わせます。どちらも人と小動物との優しい出会い。高点に納得です。 (2023年07月20日 (木) 05時45分)[22807]

> 庇には借り貸しがある、軒先と共に借りると云う言葉には、人間関係の情緒が伴うように何時も思う。出先で夕立に遇って、猫と共に暫しの雨宿り。お互いに目でお話をしてゐる、メルヘンチック。 (2023年07月20日 (木) 10時32分)[22813]

義之 > 猫の立ち位置は何処だろうと想像を膨らまして鑑賞しました。庇の家の部屋の窓では覗き込んでいるようでまずい。そうなら対面の民家の庇下かも。やっぱり面白いのは覗き込んだ部屋の中かもしれません。 (2023年07月20日 (木) 10時45分)[22814]

柊子 > 近所のノラちゃんとお付き合いしています。夕飯用のカニカマは食べるくせに、煮干しはイヤだと言い…それなりに会話があります。きっと、この方も、「そろそろ止むかな?」なんて目で語り合っている姿が浮かび頂きました。 (2023年07月20日 (木) 14時39分)[22816]

眞佐子 > 猫も一緒に雨宿りは良いですね。優しさがあり好きな句でした。 (2023年07月20日 (木) 16時04分)[22820]

孝子 > 他人の家の庇をかりての雨宿りのうっとうしさのなか、猫とめがあったというちょっとした時間。読売新聞の連載小説やさしい猫がテレビドラマにちょっとこれもやさしい猫かなと思いました。 (2023年07月21日 (金) 17時42分)[22828]

美保子 > 娘はマンション暮らしですが、お隣の部屋から外を覗いている猫をつい覗いてしまって、お隣の方が気を悪くされたのではないかと玄関から謝りに行ったそうです。そうしたら思い過ごしだったうようで、ぜひ可愛がって下さいと言われたようです。このタイミングで庇と言うものの情緒ある物を考えるきっかけになりました。 (2023年07月21日 (金) 22時26分)[22837]

榮一 > 句またがりの句です。時々出窓で外を見ている猫を見掛けます。発想はそんなところですね。 (2023年07月22日 (土) 07時28分)[22839]

世話人 > 作者は主宰です。 (2023年07月23日 (日) 06時30分)[22862]
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12・溢れさすみっつの野風呂夜の新樹 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時49分)[22788]
0点 


月番 > 野風呂 新樹の香の夜に湯を溢れさせ一人満喫中。いいですね〜。 (2023年07月20日 (木) 09時00分)[22812]

榮一 > 野風呂が三つも必要かどうかです。ひとつで十分です。 (2023年07月22日 (土) 07時30分)[22840]

作者 > 先生ありがとうございます。夜中の深閑とした山のなか、露天に三つお釜みたいな小さい風呂があり、誰もいないことを幸い次々にとびこんで、あふれさせ、子供に帰っていました。私的には三つがキーポイントでしたが、やはり伝わらないということですね。 (2023年07月22日 (土) 10時46分)[22855]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時32分)[22864]
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11・駅ピアノ奏づ素足のスニーカー 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時48分)[22787]
4点 美保子・眞佐子・洋子・紫翠・


世話人 > 鈴子さんの選句の追加です。点数は5点になります。 (2023年07月18日 (火) 21時08分)[22795]

洋子 > 素足のスニーカーから、運動のよくできる青少年を思いました。
ピアノも弾けて、文武(?)両道ですね。 (2023年07月19日 (水) 12時04分)[22805]

眞左子 > 駅ピアノはよく見かけるようになりました。素足のスニーカーで高校生かな、と思いました。爽やかな感じが良かったです。 (2023年07月20日 (木) 16時30分)[22822]

美保子 > 最近はスニーカーも誰でも履いていますが、俳句に出てくればやはり、青少年ですね。すくない言葉で爽やかさを表すのはこういう事なのですね。 (2023年07月21日 (金) 22時30分)[22838]

榮一 > 最近流行りの街角ピアノや駅ピアノです。奏づは終止形でここで切れがあります。「奏づる」の連体形にして素足のスニーカーが演奏してるとはっきりさせたい。若い少女が見えてくる。悪くない句です。 (2023年07月22日 (土) 07時36分)[22841]

鈴子 > いつ頃だったか忘れてしまいましたが横浜駅で初めて駅の広いところでピアノを弾いている光景を目にしました。その時の感動を思い出しました。素足のスニーカーやはり今どきですね。 (2023年07月22日 (土) 10時27分)[22853]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時31分)[22863]
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10・五月闇観音堂の格天井 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時47分)[22786]
8点 孝子・美保子・眞佐子・義之・宜子・保子・紫翠・榮一・


宜子 > 「格天井」は格式の高さを表す様式。格天井の観音堂は五月闇の中で堂々としていそうです。 (2023年07月20日 (木) 05時48分)[22808]

月番 > 格天井 関東の吟行会の折に安田循子さんに教えていただいた事を思い出しました。楽しかったあの頃と一緒に。 (2023年07月21日 (金) 07時30分)[22826]

眞佐子 > 以前、電車を乗り継いで格天井の絵画を見に行ったことがあります。天井の絵も素晴らしかったです。五月闇と格天井の取り合わせが良かったです。 (2023年07月21日 (金) 10時44分)[22827]

孝子 > ごうてんじょうというよみかたを知らなかったので勉強になりました、作品的には理解しました。 (2023年07月21日 (金) 17時54分)[22829]

保子 > 五月闇の観音堂。その暗さの中の格天井。仄暗い中でも何か伝わってくるものがあります。 (2023年07月21日 (金) 18時39分)[22833]

榮一 > 景としては手垢が付いていそうですが五月闇が何故か観音堂を生々く感じさせます。 (2023年07月22日 (土) 07時38分)[22842]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時33分)[22865]
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9・紫陽花を抱いて昭和のマダムかな  投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時46分)[22785]
1点 保子・


世話人 > 鈴子さんの選句の追加です。点数は2点になります。 (2023年07月18日 (火) 21時07分)[22794]

月番 > 昭和のマダム マダムとは?既婚女性の名に冠する敬称とか。 奥さん 夫人 酒場の女主人等々。複雑な印象がありますけど。 (2023年07月21日 (金) 07時18分)[22825]

保子 > お客さんに頂いたのか沢山の紫陽花とツンとお澄しのマダム。何やら微笑ましく楽しくなりました。 (2023年07月21日 (金) 18時57分)[22834]

榮一 > 昭和のマダムと紫陽花の取り合せです。重くてぼってりの雰囲気があります。決まっているかどうかは何とも言えませんが。 (2023年07月22日 (土) 07時41分)[22843]

鈴子 > 「昭和のマダム」確かに、、、保子さんの書き込みを読みながら頷いております。 (2023年07月22日 (土) 10時37分)[22854]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時35分)[22866]
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8・倒木の空の隙間や若葉雨 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時45分)[22784]
3点 孝子・洋子・保子・


月番 > 倒木で失われていく自然。自然淘汰 このようにして繰り返されるのでしょうね。 (2023年07月20日 (木) 08時53分)[22811]

孝子 > 倒木によってあらわれた空間。作者が実際にみて感じたことを想像しながら鑑賞しました。新しい感覚をかんじました。 (2023年07月21日 (金) 17時58分)[22830]

保子 > 若葉雨が多いなる未来を感じさせてくれます。 (2023年07月21日 (金) 19時00分)[22835]

洋子 > 倒木によってあいた空の隙間を降っている雨がよく見えると、字句通りに解釈して、面白い所が目についたと思っていただきました。 (2023年07月21日 (金) 21時17分)[22836]

榮一 > 映像的によく見える句です。それだけ具象的に優れているようだ。 (2023年07月22日 (土) 07時43分)[22844]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時36分)[22867]
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7・デパートの開店時間オーデコロン 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時44分)[22783]
3点 柊子・洋子・剛・


世話人 > 鈴子さんの選句の追加です。点数は4点になります。 (2023年07月18日 (火) 21時05分)[22793]

洋子 > 愈々デパートの開店時間。きれいにお化粧した店員さんたちが一斉にはたらきはじめます。一番活気に満ちた時間です。 (2023年07月19日 (水) 11時53分)[22803]

> もう何十年も前の記憶しか残らないが、デパートは栄枯盛衰を繰り返し閉店や合併などに至り、生き残った老舗も有るが、消滅したデパートも多い。今は全く縁の無い場所になったが、新宿や銀座や日本橋などの大店を想う。開店時刻も何時だったかも忘れたが、○○セールなどに開店の時間を待って集まる人達、そして店内には制服で並び客を迎える女性店員たち。オーデコロンが少しの緊張を和らげる。 (2023年07月19日 (水) 16時40分)[22806]

柊子 > 開店を待つ人の群れの中にいれば、名前の分かる香りだったり、気になって名前を知りたい香りに出会ったり。はたまた入店すれば、たいてい一階は化粧品売り場で、香りに迎えられるようです。開店時間にポイントを置いた所に惹かれました。 (2023年07月20日 (木) 14時51分)[22817]

月番 > 先日の銀座吟行会の時、デパートの開店時間前から集まって居た人達を思い出しました。 (2023年07月20日 (木) 22時58分)[22824]

榮一 > 人がたくさん集まれば香水やオーデコロンの匂いは普通のように思う。時々、濃い匂いをさせている人もいます。あまり濃い匂いは嫌味に感じます。 (2023年07月22日 (土) 07時47分)[22845]

鈴子 > オーデコロンの香り懐かしさを感じました。香水より馴染みやすくくて密かに忍ばせて?使っていたことなど思いだしました。 (2023年07月22日 (土) 10時57分)[22856]

鈴子 > すみません、香水より馴染みやすくてです。 (2023年07月22日 (土) 11時02分)[22857]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時37分)[22868]
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6・待ちわびた本が届くや夏の空 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時43分)[22782]
2点 加津子・榮一・


加津子 > 本の好きな方の待ち遠しい気持ちと届いた気持ちが季語に現れていると思いました。 (2023年07月19日 (水) 11時37分)[22799]

榮一 > 発売予告の新刊書を待ちわびることはままあることです。その本が届いた時の喜びは格別です。気持ちとマッチした夏空もいいですね。 (2023年07月22日 (土) 07時51分)[22846]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時38分)[22869]
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5・重厚な雷電神社濃紫陽花 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時43分)[22781]
2点 加津子・保子・


加津子 > 雷電神社を初めて知りました。群馬、埼玉は雷が多いようです。10歳の頃、夜の妙義神社から見た雷が地を揺らして落ちたのが思い出されます。季語が良いと思いました。 (2023年07月19日 (水) 11時47分)[22800]

保子 > 雷電神社 初めて知りました。重厚という響きが雷電神社に対して合っていると思いました。 (2023年07月21日 (金) 18時22分)[22832]

榮一 > 雷電神社は各地にあるようです。掲句の神社が何処にあるものか知りません。重厚と言われてももう一つぴんと来なかったです。 (2023年07月22日 (土) 07時53分)[22847]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時39分)[22870]
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4・夏の蝶閘門通る遊覧船 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時42分)[22780]
5点 柊子・加津子・宜子・紫翠・榮一・


加津子 > 夏の蝶は優雅で好きです。湖面を1人遊びしているようです。 (2023年07月19日 (水) 11時49分)[22801]

宜子 > 「閘門(こうもん)」は、広辞苑に拠ると「運河・放水路などにおいて水面を一定にするための水量調節用の堰」とあります。夏の蝶との取り合わせで遊覧船がくっきり見えそうです。 (2023年07月20日 (木) 05時55分)[22809]

柊子 > 閘門とはパナマ運河のような型式と知りました。水量の変化をじっと待っている遊覧船に、夏の蝶がゆったりと現れました。 (2023年07月20日 (木) 14時59分)[22818]

榮一 > 富山市にある水公園のようなところですね。見晴らし台のようなとこらから見ているようです。夏の景が見えてくるようです。 (2023年07月22日 (土) 07時57分)[22848]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時40分)[22871]
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3・スリッパが足裏につく梅雨入りかな 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時41分)[22779]
3点 孝子・剛・榮一・


世話人 > 鈴子さんの選句の追加です。点数が4点になります。 (2023年07月18日 (火) 21時03分)[22792]

> 梅雨の湿気がスリッパに在るのだろう。余り気分の良い物では無い。裸足の足の裏から、長くて憂い梅雨を察知してゐる作者。 (2023年07月19日 (水) 10時46分)[22797]

月番 > 素足にスリッパ はこんな状況 おおいにありそうです。 (2023年07月20日 (木) 22時39分)[22823]

孝子 > あまりにもありありでこのなかにどうやって詩があるのかとおもいながらも陽があれば陰の句もいいのかと納得しながらいただきました。 (2023年07月21日 (金) 18時04分)[22831]

榮一 > スリッパも足裏も湿っているような梅雨入りです。何となく実感できるように思う感じです。 (2023年07月22日 (土) 08時00分)[22849]

鈴子 > 日常生活のひとこまをさり気なく句にされているところが良かったと思いました。梅雨入りかなが生きてると思いました。
(2023年07月22日 (土) 11時21分)[22858]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時41分)[22872]
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2・涼風の間や正座して師を待てり 投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時29分)[22778]
3点 柊子・義之・洋子・


洋子 > 先生のお宅をたずね、、畳の間に通されて、緊張して、正座で待っています。涼風も通り、すがすがしいひと時です。 (2023年07月19日 (水) 11時58分)[22804]

柊子 > 先生に呼ばれたのでしょうか? 相談やら報告があってお邪魔したのでしょうか? 想像が広がってきます。涼風ですから、きっと良い報告のためにお伺いしたのでしょうか…小説が始まりそうです。 (2023年07月20日 (木) 15時06分)[22819]

榮一 > 感じが良く伝わる句です。ただ、星座をしている事実があるなら「間」は余分な表現のように思う。 (2023年07月22日 (土) 08時04分)[22850]

作者 > 主宰先生、私も「間や」の二音をなんとか削りたかったのです。「正座」があれば「間」は当然です。まだ代わりの言葉が見つからずにいます。先生のご指摘、嬉しかったです。 (2023年07月22日 (土) 15時29分)[22860]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。星座は正座です失礼しました。 (2023年07月23日 (日) 06時43分)[22873]
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 1・小さき石に躓く日暮れ夏立ちぬ   投稿者:世話人 (2023年07月15日 (土) 10時28分)[22777]
7点 美保子・眞佐子・義之・加津子・宜子・剛・紫翠・


> 歩くことは健康に繋がるとよく言われるが、年齢が嵩むと、寂しい事だが徐々に足腰は衰える。石に限らず躓く事は多い。昼日中はもう夏の佇まいで、気温も上がる、夕方の散歩にでも出かけるのか、心地よい涼風が立つ、健康のための日常が在るような気がした。 (2023年07月19日 (水) 11時05分)[22798]

加津子 > 衰えは足から来るようです。夕方、遊び疲れて小石に躓く。大事に至りませんようにと思いました。 (2023年07月19日 (水) 11時53分)[22802]

義之 > 実景としてわが身に共感できる句として頂きました。ただ、日暮れが躓くの答えになっているかなと気になりました。小石に躓くのも平凡かなと、もっと意外なものを持ってきたいなと思いました。 (2023年07月20日 (木) 11時23分)[22815]

眞左子 > 最近はちょっとした段差にも躓くようになりました。日暮れでは尚更のことです。自分の事として頂きました。 (2023年07月20日 (木) 16時17分)[22821]

榮一 > 一瞬の出来事に季節を感じることはよくあることです。小さな石に躓くは年齢を感じさせます。句に留めることも大切ですね。 (2023年07月22日 (土) 08時09分)[22851]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2023年07月23日 (日) 06時44分)[22874]
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投稿者:世話人 (2023年07月13日 (木) 10時33分)[22776]
只今準備中

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投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時24分)[22688]
コロナもやっと5類になりました。良いのやら悪いのやらよくわかりません。さて句会の準備ができました活発な書き込みをお願いいたします。今月の月番は石田剛さんです。宜しくお願いします。


月番 > 岡部主宰が5月句会のセットを為されたようです。有難うございました。先月の句会の終わりに、月番を指名されている石田剛です。どうか宜しくお願い致します。今日は急用があって前説みたいな事を書くのが少し遅くなるかも知れません。皆さんどうかご自由にお書きくださるようお願いいたします。 (2023年05月15日 (月) 09時08分)[22689]

世話人 > 各位には活発な書き込みをありがとうございました.期日となりましたので作者発表をいたします。 (2023年05月21日 (日) 06時48分)[22759]

世話人 > 月番の石田剛さんお疲れさまでした。 (2023年05月21日 (日) 07時04分)[22774]

月番 > お早うございます。
定例句会に参加の皆さん有難うございました。岡部主宰が全句に適切な評を書いて下され、五月の句会は終了いたしました。5類となった新型コロナは収束しつつあるようですが、今年は各地に地震が頻発したり、春先から不順な天気が続いており、季節は暑さに向かいます。どうか皆さまお元気でお過ごし下さい。
(2023年05月22日 (月) 09時17分)[22775]
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1・自転車の篭にスケボー麦は穂に 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時18分)[22687]
6点 洋子・宜子・保子・剛・鈴子・榮一


月番 > もはやスケボーは若い人たちに認知されたスポーツになりました。「花は葉に」はよく見ますが、「麦に穂」も有るんですねー。 (2023年05月15日 (月) 09時20分)[22690]

鈴子 > 読後気持ちの良い光景が見えてきました。「麦は穂に」はじめて目にした言葉です。
(2023年05月18日 (木) 13時59分)[22712]

洋子 > 「麦は穂に」は「花は葉に」よりももっと、自立していく子供の姿を思わせられました。元気で、キリリとした少年が思い浮かべられました。 (2023年05月19日 (金) 09時06分)[22716]

保子 > 麦は穂に 初めて知った季語です。爽やかさを感じました。 (2023年05月19日 (金) 17時11分)[22728]

榮一 > 麦の傍題の麦の穂です。季節感としての麦の秋は好きな季語の一つです。掲句の麦の穂は青さを感じさせます。自転車・スケボーと麦の穂で溌溂とした若さが出ています。 (2023年05月20日 (土) 09時01分)[22738]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2023年05月21日 (日) 06時49分)[22760]
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2・キスチョコの銀紙伸ばし聖五月 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時18分)[22686]
4点 義之・鈴子・紫翠・榮一・


月番 > キスチョコは知りませんでした。たまに甘いものが欲しくなりナッツの入った物を口にします、戦後の子供の頃を思いながら。 (2023年05月15日 (月) 09時28分)[22691]

紫翠 > 「銀紙伸ばし」に「聖五月」の着地で選をしました。この着地でイメージが広がりました。
(2023年05月18日 (木) 11時04分)[22711]

義之 > 私がキスチョコを知ったのは1970年代のことで、当時アメリカ出張帰りの手軽な土産物として職場で重宝されていました。底が平らな球根のような形で日本の飴玉程のサイズで銀紙にくるまれていました。ネットを調べてみると現在も販売されています。掲句では食べ終わった数個のチョコの銀紙を丁寧に伸ばしているのでしょう。きらきらと輝き爽やかな五月の季節に相応しい句と思います。 (2023年05月19日 (金) 12時53分)[22726]

鈴子 > 月番さんと同じくキスチョコを知りませんでした。食べ終わったチョコの紙を丁寧に伸ばした記憶は定かではありませんが、聖五月に惹かれました。 (2023年05月19日 (金) 20時03分)[22732]

榮一 > キスチョコを買ったことはありません。ネットで調べて分かったのですが昔、姉に貰って食べたことを思い出しました。そのチョコの名前がキスチョコと初めて知りました。銀紙はくしゃくしゃにして捨てた記憶しかありません。銀紙に包まれた独特の形は記憶に鮮明です。ただ、聖五月は季語として狭い世界を感じさせるように思います。 (2023年05月20日 (土) 09時11分)[22739]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2023年05月21日 (日) 06時50分)[22761]
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3・主張する自由と個性樟若葉 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時16分)[22685]
1点 加津子・


月番 > 大樹なのでしょう。欅の若葉は特別な色のような気がしないでもありません。見惚れてゐるのでしょう。 (2023年05月15日 (月) 09時41分)[22692]

加津子 > 大樹の楠は実にどっしりとしているが、この句に若さを感じました。個性を伸ばすという教育の元で育った子供たちが、大人になったら「個性」を「個性」として認められるのかとつい最近、家人と話し合った。年を重ねたら「個性」と「自己中」は背中合わせだと結論付けていました。 (2023年05月19日 (金) 08時50分)[22713]

榮一 > 中七までは観念的で面白くありません。作者の考え方そのままが言葉で出ているだけのようです。そこに詩情が感じられません。 (2023年05月20日 (土) 09時13分)[22740]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2023年05月21日 (日) 06時51分)[22762]
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4・聖五月ガラリア行きのパスポート 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時15分)[22684]
0点


月番 > 聖五月とパスポートから思うにガラリアはガレリアか。ガレリアは回廊とか、ガラス製の商店街などの屋根つきモールを意味するイタリア語らしい。 (2023年05月16日 (火) 11時02分)[22702]

作者 > 「ガラリア」はキリストの生地「ガリラヤ」の間違いで、作者のミスです。失礼しました。 (2023年05月17日 (水) 04時58分)[22704]

月番 > 当てずっぽうで至らぬことを書きました。聖五月の季語の由来をもう少し考えてから当たるべきでした。ネットの文献を拾いましたが、「聖五月は、カトリックの俳人であった平畑静塔さんの考案による季語。キリスト教のカトリック教会では、五月はマリアに捧げる月とされ、特にマリアを崇敬し、祈りを捧げる月とされている」そうです。また「ガリラヤ」は信者の巡礼の聖地でした。聖母マリアのガリラヤで、句は一変しました。 (2023年05月17日 (水) 15時31分)[22706]

榮一 > ネットで調べて知ったガラリアです。古くはパレスチナの北部の地名であったそうです。現在はイスラエルの行政区だそうです。中心はナザレのようである。キリストはじめ12人の弟子はほとんどこの地方の出身だそうです。ガラリアはそこを旅した人にしかわからないような特殊性を感じさせます。クリスチャンでなくては鑑賞できない世界のように思います。聖五月が意味の世界になってしまします。 (2023年05月20日 (土) 09時29分)[22741]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2023年05月21日 (日) 06時52分)[22763]
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5・空のない地球儀みたす夏の海 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時14分)[22683]
2点 孝子・眞佐子・


月番 > 確かに地球儀は青く塗られた海が印象的です。空が無いと云うこの地球儀に何かの暗示が有るのかもと思いました。 (2023年05月16日 (火) 10時12分)[22699]

眞佐子 > 宇宙にある地球のように地球儀の周りは空、夏の海の豊かさが地球儀の空を満たしてくれているような気がしてきました。 (2023年05月19日 (金) 11時28分)[22721]

榮一 > 地球儀に書かれているのは海と陸だけです。空がないというのは言い過ぎで地球儀を高く大空に掲げれば全天の空が感じられます。それと同じく地球儀の海には夏もありません。そんな感じを持ちました。 (2023年05月20日 (土) 09時37分)[22742]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2023年05月21日 (日) 06時52分)[22764]
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6・キャンパスに増えし茶髪や春深し 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時13分)[22682]
5点 柊子・保子・剛・鈴子・紫翠


月番 > この豊かな情報化の時代を享受する若者たち。新しい年度が巡って活気の戻ったキャンバス。どうしても古い時代が甦るのは私だけでしょうか。 (2023年05月16日 (火) 09時51分)[22697]

保子 > キャンパス に茶髪の学生が増えた事への思いを 春深し で表現されていると思います。学生だけでなく素敵な色合いの方達をよく見かけます。いいなぁと見とれてしまいます。
(2023年05月19日 (金) 17時33分)[22729]

柊子 > 春深しですから、新学期が始まってからの一ヶ月程でしょう。興味があり、出来ることは何にでも挑戦し、楽しんでほしいものです。 (2023年05月20日 (土) 06時11分)[22736]

榮一 > コロナ以後の傾向かもしれません。茶髪や金髪やカラーリングは今の若者たちの傾向のようです。ファッションも多様化しています。マスコミの所為のようにも感じます。個性を主張しているようで没個性のように思います。言えば猫も杓子もの感覚です。季語の深しはどうかと感じています。 (2023年05月20日 (土) 09時45分)[22743]

鈴子 > 最近は茶髪も珍しくありませんが金色や銀色の髪の長い青年を見かける事もあります。 (2023年05月20日 (土) 10時30分)[22747]

鈴子 > 申し訳ございません。主宰先生と同じ茶色にしてしまいました。 (2023年05月20日 (土) 10時34分)[22749]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2023年05月21日 (日) 06時53分)[22765]
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7・信号の空白時間夏つばめ 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時12分)[22681]
7点 美保子・柊子・義之・加津子・宜子・眞佐子・紫翠・


月番 > 空白時間に悩みました、道路を渡る時の信号でしょうか。燕はまだ今年は見かけません、人家の軒先に見える時代もありましたが、今も見かけるのでしょうか。 (2023年05月16日 (火) 09時09分)[22693]

紫翠 > 安全のためか瞬間的に両方の信号が赤になるときがある。それを空白時間と表現しているように思います。独特な視点に共鳴しました。 (2023年05月16日 (火) 10時57分)[22701]

美保子 > 信号の空白時間について紫翠様の書き込みになるほどと思いました。確かにそういう瞬間があるようです。燕はちかくの知人の家の玄関先に毎年戻ってきます。もうそろそろかもしれません。 (2023年05月17日 (水) 21時04分)[22708]

加津子 > 空白の時間を鋭角に飛ぶ夏つばめの勢いを感じます。我が家でも毎年燕が来ます。去年の巣を一生懸命修繕をして卵を温めていましたが、継ぎ足した部分が落ちてしまいました。今年は子燕の黄色い嘴が見られないようで残念です。 (2023年05月19日 (金) 08時57分)[22714]

眞佐子 > 信号の空白時間は瞬時です。燕のよぎる速さを思いました。 (2023年05月19日 (金) 11時39分)[22722]

義之 > 交通信号が安全性向上の目的で全赤方式に変わったのは何時頃からでしょうか。例えば一般的な十字路の信号では、南北が赤になると瞬時に東西が青になるのが、1970年代までの方式でした。現在は一方向が赤になっても、2〜3秒遅れて他方が青になる、すなわち両方向とも赤になる空白時間が存在します。車や人は信号に左右されて止まったり動き始めたりしますが、何の制約も無く夏燕が猛スピードで飛んでいるのです。 (2023年05月19日 (金) 12時51分)[22725]

柊子 > 燕には赤信号も青信号も関係ないのですが、車も人もいない交差点を舞台のように、ヒューンと飛ぶ姿が目に浮かびました。 (2023年05月20日 (土) 05時53分)[22735]

榮一 > 信号の空白時間が掴めませんでした。 (2023年05月20日 (土) 09時48分)[22744]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2023年05月21日 (日) 06時54分)[22766]
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8・赤十字寄付の回覧五月鯉 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時11分)[22680]
2点 洋子・加津子・


月番 > 鯉幟の季語から赤い羽根を思いました。町内会として決められた額の寄付をしているようで、各家には赤い羽根を一本だけ収めるようにと赤い羽根の並ぶ回覧板が回ってきます。 (2023年05月16日 (火) 09時13分)[22694]

加津子 > 我が町は大体、一口500円が相場です。組長さんが変わって初めての仕事で回覧を持って集金に来ました。コロナも緩やかになり鯉幟も気持ちよさそうに泳いでいます。 (2023年05月19日 (金) 09時06分)[22715]

洋子 > 日本では鯉幟がかざられ、子供たちが大事に育てられている様子がみえます。が、世界では、あちこちで、大小の戦争、紛争、天災による飢饉等で衣食住の満たされない子供たちがたくさんいます。テレビで映像を見るたびに、孫たちがこうなったらと思って胸がいたみます。赤十字の寄付に応じたいのですが、ここらは回覧でまわってくることもないし、街中で、募金をしていることもみあたりません。募金するにしても金額に迷うのですが、一口500円というのいいですね。余裕のある人は何口でも。紙幣になると、年金前だったら、しんどくなりますね。年収何億、何十億という方々何とかしてくれないものかといつも思っています。しみったれた話で、恐縮です。
(2023年05月19日 (金) 09時22分)[22718]

榮一 > 事実が具体的で悪くないとは思いますが世俗の一環のようでそれ以上の広がりがありません。五月鯉は池の鯉のようです。鯉幟ではなさそうです。生きている鯉に五月をつけて季語としたならば感心できません。 (2023年05月20日 (土) 09時53分)[22745]

作者 > 鯉幟の傍題です。洋子さんのに近いですがこどもの日とか鯉幟とかはっきりでるのがいやでさがしました。 (2023年05月20日 (土) 13時47分)[22755]

榮一 > 失礼いたしました鯉のぼりの傍題にありますね。 (2023年05月21日 (日) 06時57分)[22767]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2023年05月21日 (日) 06時58分)[22768]
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9・仁王像の衣のやうな梅雨の滝 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時10分)[22679]
5点 美保子・孝子・保子・眞佐子・鈴子・


月番 > 梅雨時の滝は落とす水量は多い、それが仁王様の衣に見えた。私などは憤怒の顔ばかり注目して、衣装には目が届きません、俳人の目の行きどころ。 (2023年05月16日 (火) 09時22分)[22695]

眞佐子 > 仁王像の衣は腰回りだけのようなきがします。梅雨の滝も下の方が勢いが増すように思います。仁王像の衣に惹かれました。 (2023年05月19日 (金) 11時47分)[22723]

保子 > 荒梅雨時の滝。仁王像の衣に見立てた面白さ。荒々しく迫力がありながらも優美さも感じられます。 (2023年05月19日 (金) 17時51分)[22730]

榮一 > 直喩の句。喩は喩えられるものと喩えるものが適当に距離を持っていなくては面白くありません。 (2023年05月20日 (土) 10時25分)[22746]

孝子 > 自分にはおよびもしない比ゆ。また納得もしていただきました。ただ梅雨の滝には悩みました。 (2023年05月20日 (土) 14時07分)[22758]

世話人 > 作者は主宰です。 (2023年05月21日 (日) 06時59分)[22769]
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10・鳥帰るかるく会釈をしたような 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時09分)[22678]
5点 美保子・柊子・洋子・加津子・榮一


月番 > 採られた方々は、たぶん、かるい会釈に注目されたと思いました。「鳥帰る」から型破りの叙述。なんだか 面白そう。 (2023年05月16日 (火) 09時32分)[22696]

美保子 > かるく会釈をきっとしているのでしょう。今年もお世話になりました。仲良くしてくれてありがとう。といつも川で眺めていた鳥たちがしゃべるとしたら、そんなことだったら、楽しいです。 (2023年05月17日 (水) 20時58分)[22707]

加津子 > 中七の表現がほのぼのしていて品があり好きです。 (2023年05月19日 (金) 09時10分)[22717]

洋子 > 中七下五がいいですね。
こちらもにっこりしてしまいますね。また来年も来てねーと声をかけたくなりますね。 (2023年05月19日 (金) 09時28分)[22719]

柊子 > ちょうどこの季節、近所のせせらぎで子育てをしている鴨たち。人も犬も怖がりません。人が集まっている所には鴨の親子がいて、毎日のように減っていく子鴨の数を確認しています。(減る原因は烏とか蛇とか亀とか?)そんな日常で、会釈に納得して頂きました。 (2023年05月20日 (土) 05時45分)[22734]

榮一 > すれ違った人のことか、あるいは帰る鳥が軽く会釈をしたように見えたのか。できれば鳥のことであれと思う。軽く会釈をする鳥に同じ生き物のとしての近親感を感じさせるようである。軽く会釈が面白い。 (2023年05月20日 (土) 10時31分)[22748]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2023年05月21日 (日) 06時59分)[22770]
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11・諳んじる如来の名前山笑う 投稿者:世話人 (2023年05月14日 (日) 20時08分)[22677]
5点 美保子・義之・孝子・紫翠・榮一・


月番 > 立山連峰には薬師や大日など如来を冠した山があります。何れも 登りやすい穏やかな山容です、登るだけの体力が無くなった今、眺めるだけでも気持ちが和みます。 (2023年05月16日 (火) 09時53分)[22698]

紫翠 > 月番さんが書かれて、「山笑う」との関連が見えてきました。なかなか奥行きのある作品と思います。 (2023年05月17日 (水) 11時01分)[22705]

美保子 > 立山連峰に見守られて暮らしていらっしゃると考えるだけでもうらやましいです。如来を冠した山があるのですね。全国日常は無名でもそういう山があるのだと思いました。山裾に並ぶ如来かとも思いました。 (2023年05月17日 (水) 21時09分)[22709]

義之 > 多くの寺は山中にあります。気軽に寺を訪れ仏像に参拝し春の山登りを楽しむ。そういった日常の風景を想像しました。 (2023年05月19日 (金) 13時05分)[22727]

榮一 > 如来像は各地に沢山存在する。如来も釈迦、大日、薬師、弥勒などいろいろとある。そんな如来の名前を諳んじているのである。それだからと言って信仰深いとは限らなさそうである。仏像が好きで覚えていそうである。山笑うが丁度いい具合である。 (2023年05月20日 (土) 10時38分)[22750]

孝子 > 少し前に偶然、主人と徳川15代の名前をそらんじる遊びをしていたので・如来さまの名かとくすっとしてしまいました。季語も大きくて好きです。 (2023年05月20日 (土) 14時03分)[22757]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2023年05月21日 (日) 07時00分)[22771]
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