玄鳥 定例句会

2017年

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18 うららかや出世観音停留所     投稿者:世話人 (2017年02月12日 (日) 20時27分)[10014]
  剛 紫翠   加津子 主宰 (5点)


月番 > 月番はなにも云うこと無し。そう思わせられる作でした。 (2017年02月13日 (月) 15時15分)[10051]

循子 > 角川「俳句」二月号に俳人村上喜代子氏が、≪林火は…略…俳句はは詩であるを理念とした。詩は心を癒し自ずから口遊みたくなるもの。辞書を片手に読まなければ解らないものは詩ではない。…後略≫と初心者向けに書いています。賛否はともかく、これは俳句の核心的な一面を衝いていると思うので、掲句を一読、すぐこの一文が浮かびました。文句なしに掲句に心は和みます。私は10の句と、この19との間で散々迷い、結果として前者に決めたのでした。 (2017年02月13日 (月) 15時38分)[10052]

> 出世観音とか稲荷は何処にでもあるようだ。勤め人時代に足繁く通えば、ご利益が有ったかも知れないと後悔しても、もう遅い。大寺である千葉の成田さんの出世稲荷は赤い絵馬に名刺を張って奉納すると、現役だった頃に上司に聞いた。この句はそんな大寺ではないのだろう。少し放してバスの停留所としたことでこの句は「うららか」なる季語を動かないものにした。 (2017年02月16日 (木) 12時02分)[10130]

洋子 > 出世観音で検索してみました。養老山立國寺で頼朝が再起をかけて天下平定を祈願したとされる祈願の名所。(千葉県市原市養老渓谷)有名なところのようで写真もたくさん出ていて雰囲気が味わえます。 (2017年02月16日 (木) 14時00分)[10132]

加津子 > 今頃は、市に合併になり町も名前が変わっていますが、バス停の名前だけはそのままの所が多いようです。停留所があっても観光客は利用しないだろうななどと思いました。バス旅行では、おしゃべりより外の景色を見るのが好きで特にバス停の名前で面白いのがあると一人楽しんでいます。 (2017年02月16日 (木) 15時24分)[10137]

月番 > 洋子さん、ありがとうございます。立國寺はいっぱい幟が立っていて、ご利益がありそう。久が原出世観音というのも出ていて、これはまた別の処と思いますが、バスの時刻表など詳しくでているのを見ると、こっちかなぁと思ったりします。あちこちに出世稲荷はあるのでしょうけれど、「うららかや」からすれば、剛氏がお書きのとおり、大寺ではないでしょうね。 (2017年02月17日 (金) 11時01分)[10170]

洋子 > 月番さまが書かれておりますように、久が原出世観音というのを検索してみました。東京都大田区にあるのですが、あまり大きなお堂(?)ではなくバス通りにあるようです。あまり写真などはっきりしてなくて、よくわからないのですが、こっちの方がうららかや、に合うように思えてきました。もちろん、どれか特定のものかどうかわかりませんので、私が勝手にあれこれ言ってしまって、申し訳ない気がしています。作者様違っていると思いますのでごめんなさい。 (2017年02月17日 (金) 17時38分)[10176]

月番 > いま読み返しましたら、10170の書き込みに「出世観音」を「…稲荷」と書いておりました。間違いです。済みません。
洋子さん、別に現実の何処と決まってる訳ではないでしょうし、句から自分がイメージした世界でよろしいのでは?私はしばしば洋子さんの後追い検索をして、楽しんでおります。お蔭さまです。 (2017年02月17日 (金) 22時46分)[10179]

紫翠 > 上五をもう一工夫されると尚良くなるのではと思いました。 (2017年02月18日 (土) 11時46分)[10186]

榮一 > 観音信仰ですね。頼朝が祈った成田の立國寺です。軽い句です。 (2017年02月19日 (日) 13時55分)[10213]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2017年02月19日 (日) 23時47分)[10239]
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19 にはとりの百の眼に合ふ春の暮     投稿者:世話人 (2017年02月12日 (日) 20時25分)[10013]
  保子 オサム 剛 循子 眞佐子 (6点)


月番 > リアルな鶏舎風景か、それともひょっとしたら若冲の群鶏からのイメージか。それとも先月あたりの災厄(鳥にとっての)がモチーフになっているのか。いろいろと気になるところです。 (2017年02月13日 (月) 15時47分)[10053]

オサム > (会う)ではなく(合う)というところが掲句のミソである。五十羽もの鶏がいるのはやはり鶏舎の景であろう。鶏舎にいて、鶏たちの眼と駘蕩とした春の夕暮れの感じはなんとなく合っているものだなあ…とふと作者は感じたのであろう。この作者の感覚はすごい… (2017年02月15日 (水) 01時20分)[10095]

> 鶏の眼は何となく不気味である、と、見るたびに思う。多くは卵を産まされるか、首を捻られて喰われてしまう運命にある。人間は生きるために残酷で鶏の災厄をあまり考えない。考えてしまうと、牛も豚もと、思ってしまう。この句のにはとりの百の眼は、きっと怨嗟の眼のように思うのだが。春の暮れと相まって句を少し怖いものにした。 (2017年02月16日 (木) 11時05分)[10121]

月番 > 「駘蕩とした春の夕暮」と「少し怖い春の暮」。読み手によって真逆に近い。俳句という短詩は面白いものです。 (2017年02月16日 (木) 11時46分)[10126]

循子 > 私は剛氏に近い読みでこの句を採らせて貰いました。 (2017年02月16日 (木) 11時52分)[10127]

月番 > 保子さんはどっちなんでしょうね。 (2017年02月16日 (木) 11時54分)[10128]

眞佐子 > 私の実家は昔、養鶏を営んでおりましたが、今と違って広い敷地の中に放し飼いにしてありました。現在では一羽づつ仕切りの中に飼われているようで、人が通ると首を傾げて一斉にみます。こちらが見られているような気がします。春の暮れで可愛そうにも思いました。 (2017年02月16日 (木) 21時36分)[10148]

保子 > 「にはとり」から一気に子供の頃に思いが飛んでしまいました。父が孵化させたひよこ。私が歩くと後ろについてくるひよこ。そんな感じで頂いたのでした。今ちょっ待ってと読み直しました。「にはとりの百の眼」明日の命を感じているのでしょうか。 (2017年02月17日 (金) 00時13分)[10160]

月番 > 一句を鑑賞するに、人はそれぞれの記憶や体験からイメージする風景が異なります。掲句は五人が共感しながら、そこに浮かぶ映像は同じではありません。やっぱり面白いですね。それを知るのが、句会の楽しさの一つかも。 (2017年02月17日 (金) 10時34分)[10169]

榮一 > イメージがもう一つ湧きませんでした。 (2017年02月19日 (日) 13時57分)[10214]

世話人 > 作者は山内宜子です。 (2017年02月19日 (日) 23時48分)[10240]
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二月定例句会 投稿者:世話人 (2017年02月12日 (日) 20時17分)[10012]

句会準備中 (^▽^)

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一月定例句会 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 21時05分)[9875]
句会の皆様
 こちら東京では、雨、雪も無くおだやかな三が日を過ごすことが出来ました。今年一年、大事なく穏やかな日々でありますよう、願うばかりです。
それでは、選句が揃いましたので二十九年の初句会を始めます。 
主宰先生、ご指導ご教示のほど宜しくお願い申し上げます。
今月の月番は、宮本義之さんにお願いします。皆様のコメントお待ちしています。  宜子

     句会 19日(木)まで  作者発表 20日(金)



月番 > あけましておめでとうございます。月番を務めさせて頂く宮本義之です。句会のお世話を頂く山内宜子さま、ご指導を賜ります主宰先生、梟夢庵先生、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。句会にご参加の皆様方全員の書き込みを、お願い申し上げます。 (2017年01月13日 (金) 01時49分)[9876]

月番 > 何分経験不足ゆえ、月番としての書込に失礼の段はお許し下さい。 (2017年01月13日 (金) 03時40分)[9877]

月番 > 句会もそろそろ終盤を迎えようとしていますが、岡部主宰を始め、多数の方の書き込みを頂きありがとうございます。まだ時間はたっぷりありますので、未だの方も忌憚のないご意見をよろしくお願いします。 (2017年01月18日 (水) 10時12分)[9973]

世話人 > 期日が来ましたので、作者を発表しました。主宰先生、ご多忙の中、各句へご教示いただき、感謝申し上げます。コメントをいただいた皆様、有り難うございました。月番をお務めくださった義之さん、一週間お疲れ様でした。
大寒に入って、寒さの底と思われます。大雪の予報、風邪の流行、空気の乾燥と、身体へのダメージが大きい毎日です。どうぞ呉々もご自愛下さいますよう。冬来たりなば・・・花の春はもうすぐ!
(2017年01月20日 (金) 20時02分)[10010]

義之 > 作者発表の日はある意味ドキドキします。作品と作者の乖離に驚いたり、納得したり、一月例会も終わりになりました。お世話を頂いた山内宜子さま、ご指導を頂いた主宰先生有難うございました。参加者のみなさまにも沢山の書き込みを頂き、感謝申し上げます。 (2017年01月21日 (土) 07時05分)[10011]
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1 沐浴のすべての毛穴初明り 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 21時03分)[9874]
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月番 > 夜が白み始める早朝の元日、沐浴をする作者の映像が浮かびあがってきます。焦点を宛てた「すべての毛穴」という措辞に、淑気を感じさせるように思いますが、如何でしょうか。 (2017年01月13日 (金) 03時40分)[9878]

循子 > 心身の穢れをすべて洗い落とせたら…と思うことがあります。年が変わるときは尚更です。「すべての毛穴」に作者の思いの強さがあるのだと感じますが、私は「毛穴」と書かれると、ちょっと生々しくて、「初明り」とのミスマッチを楽しむところへは行き着けませんでした。 (2017年01月16日 (月) 00時06分)[9911]

榮一 > 毛穴は美しくないですね。それにすべての毛穴がどうゆうことなのかが良くわかりません。 (2017年01月18日 (水) 03時00分)[9954]

世話人 > 作者は木村オサムさんでした。 (2017年01月20日 (金) 19時29分)[9989]
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2 骨太の兜太の墨書初暦 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 21時02分)[9873]
  オサム 美鈴 義之 孝子 紫翠  千尋 眞佐子 保子 主宰 (10点)


月番 > 主宰の選も頂き今回の最高得点句です。現代俳句カレンダー2017年の表紙を飾っているのが、金子兜太の「猪が来て空気を食べる春の峠」の力強い墨書ですが、この暦を見たことのない人も、採っておられるのではと推測しますが、皆様の書込をお願いします。 (2017年01月13日 (金) 03時41分)[9879]

美鈴 > 現代俳句カレンダーをネットで見ました。なんとも魅力的な字体ですね。猪を連想するエネルギーに満ち溢れたのびのびとして力強い墨書です。表紙はそのまま額にいれて鑑賞したくなります。 (2017年01月15日 (日) 20時38分)[9901]

オサム > 仮に「現代俳句カレンダー2017年」を見ていなくても、兜太の力強い墨書の句が書かれたカレンダーならありそうですね。十分な普遍性を感じさせるところが掲句の強みだと思いました。 (2017年01月17日 (火) 03時29分)[9936]

榮一 > 16年の現代俳句協会のカレンダーの表紙はやはり兜太の墨書で「水が照るこんなに照るよ冬なれや」でした。やはり骨太の筆です。兜太とゆう人間がよくでていると思います。 (2017年01月18日 (水) 03時05分)[9955]

孝子 > 実際には拝見してないのですが、想像上からでもありえるとおもいました。 (2017年01月18日 (水) 14時44分)[9975]

眞佐子 > 私も現代俳句カレンダーを見ていただきました。骨太が良かったです。 (2017年01月18日 (水) 22時26分)[9980]

世話人 > 作者は安田循子さんです。今月の最高点を得られましたので、来月の月番をお願いします。 (2017年01月20日 (金) 19時31分)[9990]
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3 玉砂利の音色に満ちる淑気かな 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 21時01分)[9872]
  オサム 洋子 美鈴 紫翠 加津子 主宰 (7点)


月番 > 玉砂利の「音色に満ちる」としたところが、斬新と捉えられたのでしょうか。洋子さんお願いします。 (2017年01月13日 (金) 03時42分)[9880]

洋子 > 玉砂利の音にお正月の淑気を感じるという句は時々見かけますが、神社もお寺もお正月らしい飾りつけをしているので、玉砂利を踏む音にも正月らしい厳かな気分を感じるのでしょう。
少し平凡かと思いましたが、お正月はおめでたいことを詠むのがいいという話を聞きましたので、この句をいただきました。 (2017年01月15日 (日) 20時41分)[9902]

美鈴 > 玉砂利を踏む音ってどんな音だったかな・・と思い出してみました。シャリシャリだったようにも思えるし・・普段は意識しない音にも淑気を感じる作者の感性の細やかさに感じ入りました。 (2017年01月15日 (日) 20時47分)[9903]

オサム > 「音色」はちょっと違和感がありました。「音に満ちたる」ぐらいでもいいかなと…。それにしても、洋子さんのおっしゃるように正月らしい、おめでたい感じが素直に伝わってきていただきました。 (2017年01月17日 (火) 03時34分)[9937]

加津子 > 新年だからこその句と思いました。 (2017年01月17日 (火) 13時32分)[9944]

榮一 > 玉砂利を踏む音を「音色」はどうかとも思いますが、いろいろな履物で玉砂利を踏む音はそれなりにいろいろな音色でもありそうです。玉砂利と淑気は既視感もありはしますが。 (2017年01月18日 (水) 03時17分)[9956]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時32分)[9991]
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4 焼芋や尻ポケットの新潮誌   投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 21時00分)[9871]
   進二 美鈴 美保子 孝子 紫翠 眞佐子 (6点)


月番 > 尻ポケットに週刊誌では、発想が平凡、いわゆる既視感を感じさせる一句のようですが、皆様のご意見をお願いします。 (2017年01月13日 (金) 03時42分)[9881]

美鈴 > 尻ポケットに入っているのは週刊新潮でしょうね。谷口六郎の表紙絵が懐かしく思い出されます。でも今はこのような風景はあまり見なくなったようにも思います。かつての日本中が活気にみちていたころの一コマを思い出しました。 (2017年01月15日 (日) 20時54分)[9905]

循子 > 尻ポケットに入るのですから、月刊の新潮誌ではなく、美鈴さんがお書きのように週刊新潮でしょう。週刊文春、週刊新潮もほぼ同時の昭和30年か31年頃の発刊だったと記憶しています。当時、京都の百万遍の交差点の角に書店があり、下宿から散歩に出ては立ち読みしたものです。定価は両誌ともに確か40円だった。既存の週刊朝日・サンデー毎日に比べると斬新な感じがあって忘れられません。当時もっと薄ぺらかった筈で、楽に尻ポケットにも入ったけど、いまはどうなんでしょうね。焼芋も当時はまだ安価でした。郷愁の句ですが、焼芋と尻ポケットの週刊誌では、いささか平凡な気がしました。月番さんの「既視感」云々もそこに関わってくるかと思います。 (2017年01月16日 (月) 00時54分)[9914]

榮一 > 尻ポケットに突っ込んだ財布などよく見かけます。尻ポケットに二つ折りの週刊誌は厚みがきつそうです。 (2017年01月18日 (水) 03時28分)[9957]

孝子 > 週刊誌は尻ポケットにはきついとおもいましたがあたたかい焼き芋を胸にかかえてむりやりポケットにつっこんだのかと、男らしさを感じました。 (2017年01月18日 (水) 14時49分)[9976]

眞佐子 > 尻ポケットに週刊誌を突っ込んで焼芋を買う男性に暖かいものを感じました。 (2017年01月18日 (水) 22時31分)[9981]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時33分)[9992]
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5 産土の関東平野初山河  投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時57分)[9870]
  洋子 剛 直 淳子 (4点)


月番 > 力強い一句です。広大な関東平野と初山河の取り合わせも対比の妙でしょうか。新年の高尾山を想像しました。 (2017年01月13日 (金) 03時43分)[9882]

> 肥沃な土地に恵まれた日本最大の関東平野の河は、みな太平洋に注ぎ、山や河のある自然は豊かである。生まれた土地の神様に守られて生きている、作者の感慨が良く見える。元旦に見渡す淑気に満ちた辺りの景色、勿論東京の雑多な街では無いようである。日本の人口の三人に一人が住むという、関東平野。 (2017年01月15日 (日) 08時56分)[9899]

洋子 > 東北に生まれ、その後学生時代、結婚後合わせて10年くらい東京、横浜あたりで暮らした私は、どうしても東側の人間であるという思いが消えません。かれこれ40年近く住んでいる神戸は気候温暖、文化のレベルも高く、歴史的な背景も古く、申し分なくありがたいところに住まわせていただいていると思っていますが、関東平野と言われるとやはり懐かしく、スケールの大きな初景色はどうしても心がひかれるのです。 (2017年01月15日 (日) 20時51分)[9904]

循子 > 採りたい句の一つでした。住み続けていれば当然のことで、遠く離れて住み、正月に帰省した時の感慨としても共感できるものがあります。初山河の取り合せが心地良い。晩年、関東に居を移して終の棲家とした父は、私の住む大和を恋しがり360度山が見えるのは羨ましいね、と申しました。子育ての頃、私は大和が好きになれず、折あらば逃げ出したいと思った。明日香、吉野、宇陀、初瀬、葛城…などなど、歴史の宝庫ともいうべき土地にいることを、50年住んだ今は本当に幸せに思っていますが、やはり産土は丹後であると。
だから洋子さんが、自分は東側の人間であるという思いが消えません、とお書きになったのが、よく伝わります。 (2017年01月16日 (月) 12時33分)[9921]

> 関東平野を見渡せるとは、富士山かなと思いました。広大な句ですね。、 (2017年01月17日 (火) 10時08分)[9940]

榮一 > 関東平野は関西人には馴染みの少ない平野です。広すぎてかえって漠然としかイメージできません。作者には生まれた地は偉大なのはわかりますが。 (2017年01月18日 (水) 03時53分)[9958]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時34分)[9993]
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6 肝心なことは言へずに懐手 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時56分)[9869]
  洋子 義之 剛 紫翠 千尋 加津子 眞佐子 淳子 吉章 (9点)


月番 > いわゆる成句に季語の取合せの句のようですが、2番の最高点句と同じ9人の方がお採りです。書込よろしくお願いします。 (2017年01月13日 (金) 03時44分)[9883]

千尋 > うまく書けませんが、懐手が付きすぎで、当たり前なのに採らされたっという感じです。失礼があったらすみません。俳句の難しさを再認識しています。 (2017年01月16日 (月) 00時44分)[9913]

> 些か古い季語である。和服の懐に手を入れる所作を言い、普通は手の冷えを温める、さしずめ現代ならポケットだろう。この季語の意味合いは考え事をする,思索をめぐらす場面などに用いられると文献にあった。私の頭の中には褞袍(どてら)が思い浮かんだことは確かである。血を繋いでいても性格の悪い私には何も言わなかった、古い時代の父親を思い出させる事になった。 (2017年01月16日 (月) 12時30分)[9920]

循子 > この頃は京都の旦那衆ぐらいしか男のひとが和服を着ているのは見かけないように思います。女性で懐手は無さそうですし。だから取り合せ以外に「懐手」は使いにくい季語の感じがあります。私が五、六歳ぐらいまでまだ時々は着物で遊んでいたので(病気の時など特に)当時はしもやけで膨れた手を懐に入れて、よその子供たちが遊ぶのを見ていた記憶があります。たしかに褞袍で懐手は昔のお父さんのイメージ。懐かしいですが…。 (2017年01月16日 (月) 13時00分)[9923]

加津子 > 懐手というと人の話を聞く父が思い浮かびます。この方と違ってずけずけ物を言う父でした。懐かしさでいただきました。 (2017年01月17日 (火) 13時37分)[9945]

榮一 > 懐手の本意は手が冷えるのを防ぐためということです。大人は行儀のよくない行動とされています。句では理屈っぽい使い方ですね。 (2017年01月18日 (水) 04時01分)[9959]

眞佐子 > 私の父は会社から帰るといつも和服を着て自分の席に座っていました。掲句の人物とは逆で人の話はじっと聞き肝心な事はきちんといったように思います。懐手から昔を思い出させていただきました。 (2017年01月18日 (水) 22時51分)[9982]

世話人 > 作者は山内宜子です。 (2017年01月20日 (金) 19時35分)[9994]
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7 我は酉赤き舌だし年始め  投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時55分)[9868]
   剛 (1点)


月番 > 擬人法は難しいと云われますが、酉年の新年にふさわしく、めでたく面白い句です。剛さまよろしくお願いします。 (2017年01月13日 (金) 03時44分)[9884]

> その昔、縁日や祭礼で「酉年の生まれの人は」とか、香具師が何やら怪しい十二支の占い札を売っていた。あの紙切れの中に何が書いてあったのだろうか? 鶏の舌は鶏冠のように確かに細くて赤い。年の初めは何十年生きても、誰もが敬虔な気持ちになる、作者が何回目の干支を迎えたかは解らないが。まずは喰う事だと言っているようで面白い。年の初めにおいしく食べれる事には一年の健康への願いもある筈である。赤き舌に雄鶏ではない雌鶏の趣があり少し色気もある。 (2017年01月15日 (日) 10時07分)[9900]

循子 > 雌鶏の赤い舌に少し色気もある、というのは楽しい見方です。まだうら若い雌鶏か。私も酉ですが、昔から「酉年はバタバタ貧乏」としか言われてこなかったし、また事実その通りでありました。今年はいいこと少しはあるかしら。 (2017年01月16日 (月) 16時22分)[9927]

榮一 > 赤き舌だしのイメージが掴めませんでした。 (2017年01月18日 (水) 04時13分)[9960]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時37分)[9995]
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8 工場の白き煙や去年今年  投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時54分)[9867]
  美保子 淳子 加津子 直 循子(5点)


月番 > 「や」で切っているのですが、工場の白き煙を、作者は何時見られたのだろうかと、月番としては「去年今年」の斡旋にやや戸惑いました。循子さまよろしくお願いします。 (2017年01月13日 (金) 03時46分)[9885]

循子 > ご指名頂きながら遅くなりました。
私の町は靴下の生産地です。バブル最盛期は旧村の人々が農業を棄て、靴下の家内工業に移りました。いまは中堅の企業に成長したところ、廃業したところ様々のようです。新年もお盆も靴下の機械は止められないので、動き続けてるから家内工業は大変なのだと聞きました。そのことを思い出しました。大工場の白い煙なら当然の景色ですが、身内同士が一生懸命助け合って支えている小さな工場は去年も今年も忙しい時間が流れている。懸命に生きる庶民の去年今年です。 (2017年01月16日 (月) 13時27分)[9924]

美保子 > 「去年今年貫く棒の如きもの」の句を知ってからは「去年今年」の季語で何か作れたらと毎年思うのですが、むずかしいです。循子様がお書きになっているように、工場では機械を止めることはなく、つまり、人が働いていると言う事なのだと思いました。去年今年 を上手に詠んでらっしゃると思いました。 (2017年01月16日 (月) 21時06分)[9929]

月番 > 循子さま、美保子さま、ありがとうございます。因みに「去年今年貫く棒の如ごときもの」は、虚子 の句で、ネットで検索すれば簡単にヒットします。 (2017年01月17日 (火) 00時10分)[9933]

> 私は循子さま

の近くに住んでおりますので、コメントのとうりと思います。友達にも靴下屋が数名おりますが、超有名スポーツグループの靴下を専属で作成しておりたとえ身内であつても使用禁止であり他の店の靴下を買つているそうです。あと良い後継者を作る事だそうです。 (2017年01月17日 (火) 11時51分)[9941]

加津子 > 元旦の犬の散歩で見た風景です。私たちが便利に暮らせるには、休むことなく働く人たちがいると思った元旦でした。 (2017年01月17日 (火) 13時46分)[9946]

榮一 > 製鉄所の溶鉱炉などは年中火を落とせません。近くでは加古川の神戸製鋼の溶鉱炉があります。少し前まで神戸の灘浜にも溶鉱炉があって年末も年始も家から煙が見えたものです。懐かしい風景ではあります。去年今年より新年だけでよいのではと思いました。 (2017年01月18日 (水) 04時24分)[9961]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時38分)[9996]
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9 冬帽を真深に粉れたい雑踏 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時53分)[9866]
  洋子 保子 (2点)


月番 > ストレートな心象句です。「紛れたい」をどう捉えるかというのがこの句の着眼点と思うのですが。 (2017年01月13日 (金) 03時46分)[9886]

洋子 > 帽子を目深にかぶり、雑踏にまぎれたいというのは、指名手配犯のような感じですが、この人も心象的にそういう気持ちがあるのではないでしょうか。自分の存在を消してしまいたいというような・・・。 (2017年01月15日 (日) 20時56分)[9906]

榮一 > 切れもなく散文的ですね。 (2017年01月18日 (水) 04時25分)[9962]

世話人 > 作者は新保吉章さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時39分)[9997]
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10 起き抜けの厨の猫の御慶かな 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時52分)[9865]
  美保子 宜子 加津子 剛 主宰 (6点)


月番 > 起き抜けは、猫では無く作者なのですね。主宰がお採りになっていますが、愛猫家でもない月番としては読み切れませんでした。 (2017年01月13日 (金) 03時47分)[9887]

循子 > ペット好きのひとは皆さん情が深い、と常々感じています。友人の一人は柴の愛犬と毎晩いっしょに寝ていました。友人が寝返り打つと、犬はウーッと唸って怒るのよ、と嬉しそうに話していました。主従、逆ではないかと思うのはペットを飼わないものの浅はかさ。愛犬の晩年は終始抱いて散歩していました。臨終は一家輪になって号泣したそうです。いまも命日にはお墓へ。
掲句の主人公は毎朝目覚めて愛猫が無事いきてることに安堵するのでしょうが、お正月となれば、まず愛猫がミャ〜と鳴いてくれたことを「御慶かな」と感動したのも納得です。 (2017年01月16日 (月) 15時46分)[9925]

> 家族を核と喩えた時代はもはや久しい。猫や犬だけが相手の生活に至る事もあるだろう。身の周りが少し寂しくなった日々を送って居る私は、ご同慶の至りである。安田さんの書かれたように、家の中で人間と共に寝起きしている猫や犬たちには、情が移ってしまい、自分の子や孫と同様である。お互いに新しい年を無事に迎え、猫に声を掛けられている、ユーモアに溢れた喜びの句だ。 (2017年01月16日 (月) 19時26分)[9928]

美保子 > 私に犬猫の事を書かせると長くなることはネット句会では皆さま、周知の事と思っております。すみません。ですから、猫を相手にお祝いの言葉を述べる事が当たり前だとしても、御慶かなの下の句で剛様の書かれたような喜びを表す言葉となったと思います。 (2017年01月16日 (月) 21時14分)[9930]

宜子 > 犬猫に限らず、ペットと暮らしていらっしゃる方にとってはまさに家族なのです。お正月の朝の台所にいた猫に御慶とするのは自然のことなのですね。ホッとします。 (2017年01月17日 (火) 16時02分)[9947]

榮一 > 厨に立てば日頃の習慣としてすぐに猫が餌をねだりに来るのでしょうね。まず猫と御慶の挨拶をかわすんですね。 (2017年01月18日 (水) 04時30分)[9963]

世話人 > 作者は佐藤美鈴さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時40分)[9998]
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11 島蔭に日昇る伊勢や旅はじめ 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時50分)[9864]
  進二 直 保子 (3点)


月番 > 美しい風景です。修学旅行で訪れた夫婦岩を思い出しました。 (2017年01月13日 (金) 03時47分)[9888]

> 正月に伊勢参りで夫婦岩の初日を拝む素晴らしい景が浮かんできます。 (2017年01月17日 (火) 09時38分)[9938]

榮一 > 二見ノ浦の夫婦岩ですね。お伊勢さんに詣でて二見に回ったのですね。島影は平凡かも。 (2017年01月18日 (水) 04時37分)[9964]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時41分)[9999]
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12 北野坂初釜帰りの下駄の音 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時49分)[9863]
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月番 > 下駄を見ることは少なくなりました。掲句は情緒ある現在の一つの景と考えますが、どなたか書込をお願いします。 (2017年01月13日 (金) 03時50分)[9889]

オサム > 「初釜帰りの下駄の音」は雰囲気がある表現ですね。ただ、常々、俳句に地名を使う難しさを感じています。掲句の場合も、北野坂という地名がさほど活かされてないというか、北野坂と初釜に必然性がなさすぎるように思えてしまったのですが… (2017年01月16日 (月) 01時10分)[9915]

千尋 > お茶のことはあまり知りませんが、初句会には男性でも下駄は用いないでしょう。浴衣に褞袍で散策する温泉街なら下駄もありでしょうが。 (2017年01月16日 (月) 11時24分)[9919]

循子 > 下駄のことはよくわかりませんが、掲句はオサムさんのご意見通り北野坂が活きていないことが残念でした。北野坂が活きた例として直ぐに思い浮かぶのが随分前のことになりますが、千尋さんの≪人妻とボジョレヌーボー北野坂≫(表記が間違ってたらごめんなさい)です。当時こんな洒落た句が書けたらなあ…と羨ましかったものです。そう話したら、まもる先生が「そうや、これは北野坂が効いとんねん」と言われたこと思い出します。たしかに地名の使い方は難しいですね。作者の思いほど、読者には伝わらなかったりしますから。 (2017年01月16日 (月) 16時07分)[9926]

千尋 > まあ循子さん、古い句を思い出して下さってありがとうございます。 (2017年01月17日 (火) 00時24分)[9934]

榮一 > 固有名詞の難しさですね。神戸人はよくわかりますが有名とは言えないようにも思います。初釜で着物で下駄の音も常識的なつながりのようです。 (2017年01月18日 (水) 05時09分)[9967]

世話人 > 作者は桝室杏花さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時42分)[10000]
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13 拝殿に畳む蛇の目や緋のショール  投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時48分)[9862]
  孝子 循子 眞佐子 吉章 淳子 主宰 (7点)


月番 > 宮参りの景でしょうか、色彩鮮やかな一句です。 (2017年01月13日 (金) 03時51分)[9890]

循子 > 「色彩鮮やかな一句」とは、まさにその通り。掲句の魅力はそれに尽きると思います。拝殿の朱、蛇の目傘は翠、青、紫…どれでしょうか。ショールの緋はまた朱とは微妙に違うような気がします。和服であれば履物は爪掛の下駄。何色かしら?鼻緒は?…などと暫し楽しませて頂きました。 (2017年01月17日 (火) 12時58分)[9943]

榮一 > 色彩もそうですが目に見えるように表現したところがいいですね。 (2017年01月18日 (水) 05時13分)[9968]

孝子 > 景色がよくみえて、しかも畳む・・でゆかしさというか、上品さをかんじられ、らすとのあざやかな緋のショールで素敵な婦人が見えていいと思いました。 (2017年01月18日 (水) 14時57分)[9977]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時43分)[10001]
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14 広すぎる海を見て来るお正月 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時47分)[9861]
  洋子 美鈴 美保子 千尋 直 保子 宜子 吉章 (8点)


月番 > 散文的で、一見平凡そうに見える句でしたが、たくさんの点が入りました。 (2017年01月13日 (金) 03時51分)[9891]

美鈴 > どうして選んだのかと問われると答えに窮するのですが不思議なほっとさせる雰囲気がこの句に漂っているのです。海は広いな大きいな〜と歌ってる子供の心に帰ったような感じにさせらせました。 (2017年01月15日 (日) 21時01分)[9907]

美鈴 > 文の末尾はさせられました。の間違いです。すみません。 (2017年01月15日 (日) 21時03分)[9908]

洋子 > 「広すぎる海」は「広い海」と比べて、少し屈折した思いが感じられます。1年の計を胸に海を見に行ったけれども、その目標ははあまりにも遠すぎて・・・、と思ってらっしゃるのでしょうか。、
(2017年01月15日 (日) 21時08分)[9909]

千尋 > あまりにもキツい寒波到来に出遅れました。すみません。
いつも見ている舞子の海は淡路島があるので広い海とはいえません。
広すぎる海って!いいな〜と素直に思いました。 (2017年01月16日 (月) 00時38分)[9912]

美保子 > 義兄が元気で私たちも元気な頃にはお正月にはよく海にでかけたと思い出しました。宮崎交通のバスガイド
が「太平洋に真っすぐに続く海でございます」というような言葉で案内した日向灘です。広すぎる を私がどのように、読んだのか自分でも定かではありません。句全体に、に昔見た海を思い出したのだろうと思います。 (2017年01月16日 (月) 21時26分)[9931]

月番 > 千尋さまの「舞子の海は淡路島があるので広い海とはいえません」の書き込みを読んである意味ハッとしました。海岸線が直線状に長く、対岸が見えないそのような海は日本中至る所にあると思いますが、東北地方太平洋沖地震を思い出しました。 (2017年01月17日 (火) 00時31分)[9935]

> 私の産土は下関、漁村で正月から、海を見られる、いいですね。 (2017年01月17日 (火) 09時52分)[9939]

循子 > 洋子さんに似た感想を持ちました。広い海でも広々とした海でもなく、「広すぎる海」と書かれています。何かと比べて「広すぎる」と感じたのでしょうから、それがなにか。作者の心情的なものの気がします。洋子さんの「屈折した思いが感じられ」もそういうことではないかと思っています。 (2017年01月17日 (火) 12時31分)[9942]

宜子 > 海は通常、「広い」です。でも掲句は「広すぎる」でした。やはり私もこの「広すぎる」の屈折感で頂きました。 (2017年01月17日 (火) 16時07分)[9948]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時44分)[10002]
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15 初夢や次からつぎに南京錠   投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時45分)[9860]
  オサム 美鈴 義之 剛 循子 千尋 (6点)


月番 > 初夢と逃げてはいますが、「次からつぎに南京錠」とは発想がぶっ飛んでいます。皆様よろしくお願いします。 (2017年01月13日 (金) 03時52分)[9892]

美鈴 > 一時夢分析に興味を持ったことがありました。よくわかりもしないのに、ユングや河合隼雄さんの本を図書館で借りて読みました。そのときのことを思い出してこの初夢の南京錠はいったい何をあらわしているのかしら、と思いました。やや追い詰められた、あるいは鬱屈した、八方ふさがりの状況などなど・・を連想させる句ではありました。次から次という表現にリアリティがあって面白い句だと思いました。 (2017年01月15日 (日) 21時25分)[9910]

オサム > 意外に、今年一年に無限の可能性を感じさせる良い初夢のような気がしました。 (2017年01月16日 (月) 01時15分)[9916]

千尋 > 鍵をかけてもかけても心配になるお部屋、何があるんでしょうか。面白い初夢ですね。私は悪夢しか見ませんので羨ましいです。 (2017年01月16日 (月) 12時39分)[9922]

> 上々の初夢なのか、千尋さんの言うように悪い夢なのかは良く解らない。錠は普通扉などに取り付けられ閉鎖の為に使われる、次から次は、開けても開けてもの意に取ってはいけないのかも知れないが、この初夢の錠は、目標のような事を達成できない人間の鬱屈した南京錠のようである。悪夢ではないがそれに近い。多くの勤め人達は仕事等の実績に管理されてゐる。私にそんな時代が有ったのでそう感ずるのかも知れないが、大らかな時代はそんなに無かった。お目出たい、七福神や富士や鷹や茄子の夢など見たことも無い。夢の中に立つのは、今はもうゐない人達ばかりだが、不思議と親が出てくる事は無い。余談ばかり述べてしまいましたが、この句は降りかかるこの世の難題を次々と突破して行く快進撃の初夢としたい。  (2017年01月18日 (水) 11時05分)[9974]

美鈴 > かなり前から民謡を地域住民の方たちと楽しんでいます。その中に「南部俵積み唄」というのがあり、お正月に歌われるめでたい唄です。その歌詞の中に次から次へと蔵が出てきてどの蔵にもお宝がいっぱいつまっているというのです。この鍵は蔵の鍵でしょう。新年にふさわしいめでたい夢ですね。 (2017年01月19日 (木) 09時02分)[9984]

循子 > めでたい夢というご意見に私は「えっ?」と吃驚。次いで、これは自分の性分が悪いのだ、と。
剛氏のコメントの前半に「悪夢ではないがそれに近い」とあります。私は掲句をそう感じて採らせて頂きました。南京錠は視覚的に暗いイメージ。「次からつぎに」は「扉を開けても開けても」の意を含む。重い南京錠を開ける。やっと開いた重い扉の向こうにまた扉。これはもうキリがない。多難の年の始まりか…と思う。だからと言って、掲句の主人公は絶望しているわけでもなく、そういうことなら負けずに頑張ろう!と明るい決意を固めているのかも知れないのです。剛氏の「快進撃の初夢」ととるのが新年の句として正しい読みかと思います。初夢さえ絶望的に共感してしまう性分の悪さを克服するのが私の課題かも。

(2017年01月19日 (木) 11時22分)[9985]

月番 > 目出度い初夢か、はたまた悪夢か、両者五分五分かと月番は判定致しましたが、美鈴さまの書き込みを見て、「初夢や次からつぎに蔵の錠」を思い浮かべました。蔵の錠は大奥の境界に設けられた如きの黄金の錠です。作者さまの思いを損ねたなら新年初句会のめでたさ故とお許しを。 (2017年01月19日 (木) 19時17分)[9988]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2017年01月20日 (金) 19時45分)[10003]
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16 水尾引いて面舵いっぱい初荷舟  投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時44分)[9859]
  オサム 進二 義之 美保子 眞佐子 (5点)


月番 > 面舵いっぱいは右へ最大角に舵を切ることですが、着岸時はさらに後進いっぱいにエンジンを回すことで、岸壁に並行に船体が近づいて来るようです。「水尾引いて面舵いっぱい」の措辞から、舟は船でよかったのではと思いましたが、作者は一昔前の、小さな木造船を想定したのでしょうか。昭和の初荷の港湾風景が蘇ります。 (2017年01月13日 (金) 04時04分)[9893]

美保子 > 月番様が書いて下さった通りで、句を読みあげるとそのまま情景が浮かんで来る、リズムの良さに惹かれました。 (2017年01月16日 (月) 21時32分)[9932]

榮一 > 瀬戸内の小島などではありそうな景ですね。 (2017年01月18日 (水) 05時40分)[9969]

眞佐子 > お正月らしい光景が良かったです。 (2017年01月18日 (水) 22時57分)[9983]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時47分)[10004]
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17 生け花に水少し挿す寒の入  投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時43分)[9858]
   孝子 宜子 紫翠  (3点)


月番 > 水を全部替えることをせず、少し水を挿すとは、寒中に於ける生け花の極意なのでしょうか。お採りになられた方、よろしくお願いします。 (2017年01月13日 (金) 04時10分)[9894]

宜子 > 極意かどうかはわかりませんが、その水を足している仕草が美しく見えました。「寒の入」の季語のせいかもしれません。 (2017年01月17日 (火) 16時12分)[9949]

榮一 > 挿すは差すがよさそうです。 (2017年01月18日 (水) 05時43分)[9970]

孝子 > お花の水替えは季節によりかわります。冬は減らないし、臭くもならないので見たり指ではかったりして差し水をすることが多いですね。実感です。 (2017年01月18日 (水) 15時10分)[9978]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時48分)[10005]
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18 元旦や玉垣越しの大落暉  投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時37分)[9857]
  孝子 淳子 吉章 (3点)


月番 > 引用ですが、初詣をするにあたって、特に何時でなくてはダメという決まりは無く、特に三が日の最中は、参拝客が格段に多いため、時間を延長して夜遅くまでやっているところが多いようです。作者は混雑を避け、元日の夕方からお参りに出かけたのでしょう。 (2017年01月13日 (金) 04時21分)[9895]

榮一 > 平凡に感じました。 (2017年01月18日 (水) 05時44分)[9971]

孝子 > 大落輝に元旦らしさをかんじました。 (2017年01月18日 (水) 15時14分)[9979]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時50分)[10006]
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19 四日かな少しこげあるパンケーキ 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時36分)[9856]
  オサム 進二 循子 宜子 千尋 主宰 (7点)


月番 > 上五にやや違和感を思いましたが、ホットケーキは子供の大好物。賑やかな家庭の風景が見えるようです。 (2017年01月13日 (金) 04時33分)[9897]

オサム > 四日と言えば、三が日も終え、初出勤の人もいたりと、いつもの日常が少し戻ってくる日。「少しこげあるパンケーキ」にその感じがそこはかとなく出ているような気がしました。 (2017年01月16日 (月) 01時22分)[9917]

宜子 > お元日からの「晴れ」の日から、日常への切り替えにパンケーキの軽さは面白いと思いました。おせちに少し飽きたという感じもあるかもしれません。 (2017年01月17日 (火) 16時16分)[9950]

進 二 >  家庭にせよ、インストアーベーカリーにせよ、「少しこげある」と「四日かな」は、納得でしたね。 (2017年01月17日 (火) 22時57分)[9952]

榮一 > 仕事始めですね。酒にもお節にも飽いたころかもしれません。四日が働いています。 (2017年01月18日 (水) 05時47分)[9972]

循子 > 主宰先生がお書きのように、これは四日で決まったと思って迷わず頂きました。 (2017年01月19日 (木) 11時26分)[9986]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時51分)[10007]
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20 芽吹く樹の影の中なり畑仕事 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時35分)[9855]
  進二 循子 加津子 宜子 直 (5点)



月番 > 「芽吹く樹の影の中なり」は、かなりの技巧的表現を感じさせます。直さんお願いします。 (2017年01月13日 (金) 04時33分)[9896]

> 私の家から歩いて5分の所に高台の公園があります。友人が裏から登る雑木の土地30坪買い1年かかり、見事な畑にした。今は野菜が多く育ち本人は精だして畑仕事をしている。ただ周りは雑木林で寂しい所である。これから樹が芽吹く時季楽しみであろう。なにかこの句のためにある景を見たので採りました。 (2017年01月17日 (火) 20時28分)[9951]

進 二 >  この表現からすると畑仕事をしておられるのは、ご自分なのでしょうね。早春にいいことを、なさっていますね。日射量は大丈夫ですか。 (2017年01月17日 (火) 23時13分)[9953]

榮一 > 芽吹き始めた大きな樹の影の中で畑仕事をしているんですね。影の中がそれほど効いていないように感じます。 (2017年01月18日 (水) 05時01分)[9966]

循子 > 朴訥に農作業に励む老人の姿を思い浮かべました。時々腰を休ませるために伸びをします。見上げると樹は早や芽吹いている。季節の移りを感じて心安らぐ。平凡かも知れませんが、読み手もほっとする景と感じました。 (2017年01月19日 (木) 11時35分)[9987]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時52分)[10008]
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21 風垣をもがいて抜ける猫の道  投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時34分)[9854]
  義之 保子 吉章  (3点)


月番 > 風垣とは、日本海沿岸の風景で、家の北側・西側に丸太を組み竹や藁などを括り付け、北西の季節風を防ぐものとあります。 (2017年01月13日 (金) 04時40分)[9898]

義之 > 風垣を実際に見たことはありませんが、歳時記を調べると冬の季語として記載されています。大陸からの季節風をもろに受ける日本海側沿岸部の風垣とあれば、びっしりと隙間なく造作されているのだろうが、それでも猫の習性、わずかの隙間に身を通し、もがきながら抜ける愛猫の姿を作者は日常の景として見つめているのです。「風垣をもがいて抜ける」という措辞に、その土地ならではの冬の厳しさを感じました。 (2017年01月16日 (月) 03時03分)[9918]

榮一 > 風垣は北風が強い日本海沿岸は竹などで頑丈に垣を作るようです。垣の間は猫も抜けられないように思います。もがいて抜けるはどうか。 (2017年01月18日 (水) 04時52分)[9965]

世話人 > 作者は渡利寿美さんです。 (2017年01月20日 (金) 19時54分)[10009]
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一月定例句会 投稿者:世話人 (2017年01月12日 (木) 20時32分)[9853]

   句会準備中 (*^o^*)

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十二月定例句会 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時38分)[9652]
句会の皆様
 今月、二十四句、全員の投句と選句が揃いました!有り難うございました。
 十二月、寒くなると思い出す句があります。世田谷区の瀬田小学校三年生の国語の時間で句会を開いた折、T君の作った一句〈霜ばしら僕の机で水になる〉です。この句を読むたびに芭蕉の言葉「俳諧は三尺の童にさせよ」を思います。
それでは、オールスターズ、十二月の句会を始めましょう。
主宰先生、梟夢庵先生ご指導ご教示のほど宜しくお願い申し上げます。
今月の月番は、太田鈴子さんにお願いします。皆様のコメントお待ちしています。  宜子

     句会 19日(月)まで  作者発表 20日(火)


月番 > 今年最後の句会に全員参加との事。みなさんで盛り上げて頂きたく宜しくお願いいたします。 (2016年12月13日 (火) 11時15分)[9653]

月番 > 年の瀬のお忙しい中、沢山の書き込みを頂き有難うございます。句会も今日で終わりです。まだまだ書き足りない事もあろうかと思います。年の締めくくりに沢山の書き込みをお願いいたします。 (2016年12月19日 (月) 10時39分)[9786]

美保子 > 宜子様、いつもお世話になりありがとうございます。ここに書き込んでいいのか、申し訳なく思いましたが、書き込んで下さった句に何か覚えがあり、書いてしまいました。「霜ばしら僕の机で水になる」の句はテレビでも紹介されましたか。とても印象深い句で自分の記憶にも残っていたので、お聞きしてみたいと思いました。 (2016年12月19日 (月) 21時49分)[9799]

宜子 > 美保子さん、「霜柱〜」の句は、もう3〜4年前のことです。「現代俳句」ジュニア部の方達と小学校で俳句の授業をした折のT君の句でした。楽しい句だったので、特選に選んだ覚えがあります。その時はテレビカメラもなく、放映するとの話も無かったので、どのように取り上げられたのか気になりますが。「霜柱〜」の句に限らず、例えば句集を出して話題になった「小林 凜」君など、俳句は年齢に限らず、それぞれの環境にあって楽しむことの出来る詩形と、今更ながら思っています。 (2016年12月20日 (火) 01時21分)[9800]

世話人 > 期日が来ましたので、ただいま作者を発表しました。主宰先生、梟夢庵先生ご多忙の中、各句へご教示いただき、感謝申し上げます。コメントをいただいた皆様、有り難うございました。月番をお務めくださった鈴子さん、一週間お疲れ様でした。
今年もあと十日で終わろうとしています。世話人は今年も除夜の鐘を聞きながら初句会のご案内をお送りすることでしょう。それでは、これにてめでたく今年の句会を締めくくります。皆様、良いお年をお迎えください!!宜子 (2016年12月20日 (火) 20時59分)[9849]

月番 > 至らない月番で恐縮しております。主宰先生、梟夢庵先生、句会を盛り上げて下さったみなさま有難うございました。来年も良いお年でありますように。
(2016年12月21日 (水) 11時26分)[9851]

鈴子 > 12月の例会は終わりましたが今日山手線の浜松町に所要で出かけた折ホームの「小便小僧」思い出して見て来ました。この季節らしくサンタクロースの衣装で、背中には袋を背負ってました。きっとプレゼントが入って入るのでしょうね〜とても可愛いかったです。 (2016年12月23日 (金) 16時32分)[9852]
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1 冬雲の高き静寂や岐阜羽島 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時33分)[9651]
  紫翠 進二 千尋 (3点)


月番 > 岐阜羽島に作者さんの思い入れを感じられます。三人の方が選をされてます。選から外された方、いろいろのご意見をお聞きしたいと思います。 (2016年12月13日 (火) 11時25分)[9654]

千尋 > 岐阜羽島駅前に立つ大野伴睦の銅像を思い出しました。
駅が出来たとき、まわりは何もなくて田んぼでした。ぽつんと銅像がありました。今でもあまり乗り降りする人はいなように思います。空高くにある冬雲と静寂が大野伴睦の像に焦点を合わさせます。政治のことはさっぱり分かりませんが。 (2016年12月13日 (火) 22時23分)[9678]

循子 > 岐阜羽島と言えば千尋さんがお書きのとおり、忽ち大野伴睦さんと結び付きます。それ以外に、東海道新幹線に何度乗っても関心を持ったことが無くて、すみません、共感するまでに至りませんでした。 (2016年12月15日 (木) 19時53分)[9702]

孝子 > 岐阜羽島にあまり知識がなく、想像のおよぶところがなくて申し訳ないのですがパスしました。 (2016年12月17日 (土) 13時34分)[9750]

紫翠 > 森澄雄の「炎天より僧ひとり乗り岐阜羽島」が浮かんだ。上五中七と「岐阜羽島」の取り合わせから不思議な心地よさが伝わる。「岐阜羽島」が動きそうで動かない。 (2016年12月17日 (土) 13時47分)[9752]

循子 > おかげさまで思い出しました、≪炎天より僧ひとり乗り岐阜羽島≫。これは岐阜羽島の風景を知らなくても、スッと入り込んで行けるのは、この駅の成り立ちについての噂話が背景にあるのかもしれません。 (2016年12月17日 (土) 23時55分)[9772]

進 二 > 上五中七でさりげなく詩情を述べておいて、座五でストンとシニカルに落としている。思わず、ニヤリとさせられました。 (2016年12月18日 (日) 17時30分)[9782]

榮一 > 静寂は安易でいらないのではと思う。 (2016年12月20日 (火) 04時01分)[9801]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時25分)[9825]
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2 極月や佐藤愛子の本の山 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時32分)[9650]
  紫翠 鈴子 加津子 主宰 (5点)


月番 > 九十二歳の作家で現役の作家、佐藤愛子さん、季語の極月との取り合わせは如何でしょうか。 (2016年12月13日 (火) 11時35分)[9655]

加津子 > 親交のあった遠藤周作さんが思い浮かびました。季語の力かなと思いました。 (2016年12月15日 (木) 12時43分)[9696]

循子 > 佐藤愛子の余程の愛読者でいらっしゃるのでしょう。「極月」で作者のお気持ちはよくわかります。最近は「…なにがめでたい!」と怒っておられるので、あと十日あまりで誕生日を迎える筈の私も、愛子さん同様に叫びたいと、本の広告を見るたびに思います。その意味で、ああ、この句は頂くべきであったか…。ちょっと「極月」がストレート過ぎた感じはありました。 (2016年12月15日 (木) 20時12分)[9703]

寿美 > 私は作家で誰が好きですかと問われたら佐藤愛子さんと即答するほど好きです。読むと笑える上にすかっとします。最近買った本は「九十歳。何がめでたい」です。愛子さんは何か事が起こると「逃げてはいられない、戦わなければ」という気持ちがムラムラ起こるそうでこの闘争心で今まで生きてきたと書いておられます。極月やで作者さんの気持ちがよくわかり、頂くべきでしたー。 (2016年12月19日 (月) 11時58分)[9790]

榮一 > 最近新聞でしきりに佐藤愛子の本の広告を見る。一度も詠んだことはないがきっぱりとものを言う作家のように思う。好きな人は次々と購入していつの間にやら山になりそうです。 (2016年12月20日 (火) 04時09分)[9802]

世話人 > 作者は佐藤美鈴さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時26分)[9826]
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3 祖谷渓の小便小僧冬の雲 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時29分)[9649]
 惠美子 紫翠 淳子 オサム 保子 眞佐子 鈴子 加津子 主宰 (10点)


r月番 > 祖谷渓の小便小僧、清々しさの感じられる句と思いますが、選をされていない方のご意見をお聞きしたいです。 (2016年12月13日 (火) 11時48分)[9656]

杏花 > 夫が元気なころ四国はほとんど ドライブでかけました小便小僧も・・・
吟行でも出かけたことが・・
この句に惹かれたのは冬の雲です。  (2016年12月14日 (水) 20時55分)[9688]

月番 > 選をされていない方の、と書きましたが選をされていない方もの月番の誤りです。みなさま宜しくお願いします。 (2016年12月16日 (金) 15時55分)[9724]

オサム > http://blog.goo.ne.jp/sarusarusaruko/e/e714dc5fafed2da0f32842056ba2a7c4 怖すぎ…ちょっと特異な句材にもたれすぎの句とは思いましたが、もし自分が冬空の下、この小便小僧の立場だったなら…ということを想像すると何故か頂かずにはいられなかった一句。 (2016年12月16日 (金) 23時00分)[9741]

循子 > 何年か前に通ったことがあります。可愛いい小便小僧は観光の栞にもなっていますが、冬の雲が少年のイメージにピッタリ。でもあの高いところに裸で…。可哀そう過ぎ。冬はボレロでも着せて上げるのかしら。 (2016年12月17日 (土) 10時41分)[9743]

眞佐子 > 祖谷渓の小便小僧はテレビで見ただけなのですが、絶壁のところに立っているのですね。冬の雲から厳しい寒さが感じられます。
我が家の近くのお地蔵さんにはアノラックが着せてあります。 (2016年12月17日 (土) 17時48分)[9765]

鈴子 > 眞佐子さんのお地蔵さんのアノラックで思い出して、東京の浜松町駅の小便小僧をネットで見ましたがとても衣装持ちのようです。ランドセルを背負った入学式スタイル、お祭りスタイル、サンタさんスタイル、お正月スタイル、しばし楽しみました。この季節はサンタさんスタイルかしら?実物を観た事がなく残念です。 (2016年12月17日 (土) 19時59分)[9768]

保子 > 眞佐子さんと同じくテレビ見て、どうして此処にあるのかと思っていました。冬の雲に見守られ凛々しさも感じられます。 (2016年12月18日 (日) 01時16分)[9773]

榮一 > 観光名所にもなっているようです。建てた人の発想が面白いですね。 (2016年12月20日 (火) 04時10分)[9803]

世話人 > 作者は久野孝子さんです (2016年12月20日 (火) 20時27分)[9827]
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4 霜月や軋む茶室の床柱  投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時27分)[9648]
   惠美子 紫翠 洋子 循子 眞佐子 加津子 (6点)


月番 > 格式のある茶室の床柱でしょうか。 (2016年12月13日 (火) 11時53分)[9657]

循子 > 床柱の軋みに霜月がしっくりと感じられました。音が聞こえるようです。 (2016年12月15日 (木) 20時15分)[9704]

惠美子 > 循子先輩と同じように感じました。 好きな句です。 (2016年12月16日 (金) 00時49分)[9713]

洋子 > 私も循子さまと同じです。しんとした茶室の雰囲気がとてもいいと思います。 (2016年12月16日 (金) 08時14分)[9719]

眞佐子 > 由緒ある茶室の床柱でしょうか。
霜月が良く付いていると思いました。 (2016年12月17日 (土) 17時37分)[9764]

榮一 > 軋むのが床柱であれば怖いですね。 (2016年12月20日 (火) 04時15分)[9804]

世話人 > 作者は桝室杏花さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時28分)[9828]
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5 置き去りの傘まで百里山眠る 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時26分)[9647]
  寿美 美鈴 義之 保子 宜子 梟夢庵 (7点)


月番 > 置き去りの傘まで百里を、選をされた方はどう捉えたのでしょうか。寿美さん、美鈴さん宜しくお願いします。 (2016年12月13日 (火) 11時57分)[9658]

義之 > 外出や旅行中、傘の紛失に気付いた時、しまったと後悔しますが、どのような形でどこへ置き忘れたか明白に覚えており、手元に戻ってくることもあれば、諦めることもあります。掲句は、置き忘れた傘への様々な想いが、冬の旅の思い出の一つとして、今も作者の脳裏に浮かんでいるのでしょう。 (2016年12月14日 (水) 02時29分)[9679]

美鈴 > 置き去りとは意識しておいて行ったということだと思います。どうしてそうしたのか、山行の途中であれば下山まで不要と思いおいて行ったのかもしれません。でもそのことが作者の心の中にずっと残っているのでしょう。百里の措辞もいいなと思いました。 (2016年12月15日 (木) 16時58分)[9700]

洋子 > 「置き去りの傘」というのがちょっと不思議な感じがしましたので、ネットで検索してみましたら、アーティスト:Rshitei で「置き去りの傘」という歌があって歌詞が出ていました。この歌との関係はあるのでしょうか。
(2016年12月15日 (木) 17時36分)[9701]

循子 > 確かに「置き去り」と「置き忘れ」とは違うので、そこになにか意味があるのでしょうか。R指定の歌は初めて知りましたが、どうなんでしょうね。 (2016年12月15日 (木) 20時35分)[9705]

宜子 > 置き去りにした傘はきっと、持ち主の思い入れのある傘。その傘を取り返すまでの距離が、思い出との距離・・と読みました。 (2016年12月16日 (金) 19時46分)[9729]

循子 > そうすると、洋子さんが出された歌詞もどこか意味がありそうに思われます。 (2016年12月17日 (土) 10時59分)[9745]

保子 > 雪来る山に傘を置き立ち去った。雪深く山は眠る。葛藤のようなものと寓話のようなものを感じ惹かれました。 (2016年12月18日 (日) 01時44分)[9774]

巣も > 公共施設に置き去りにされた傘が年度末に(例えば俳句をしている文化施設)などに台車に積まれて整理されています。テレビで見たのですが駅の忘れ物でも傘が多いようです。テレビで駅忘れ物の中に骨壺を見たときは一番驚きました。置き去りの傘の歌は知りませんが、子供を置いてきてしまったようなさくしゃの愛情を感じました (2016年12月19日 (月) 11時28分)[9788]

寿美 > 名前が寿美が「巣も」になってしまいました。 (2016年12月19日 (月) 12時04分)[9791]

梟夢庵 > 表現の面白さ。なぜ百里なのかの理由は分からないが、百里はありそうである。面白さがある。(宜子 聞き書き) (2016年12月19日 (月) 12時24分)[9793]

榮一 > 何かありそうに思ったがうまく掴めなかった句です。 (2016年12月20日 (火) 04時16分)[9805]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時29分)[9829]
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6 十二月八日丸太の床柱 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時21分)[9646]
   孝子 美鈴 保子 循子 吉章 (5点)


月番 > 十二月八日は季語としてよくお目に掛かりますが、丸太の太柱に深いものが感じられます。 (2016年12月13日 (火) 12時04分)[9659]

循子 > 戦時の座敷を思い出しました。一家の働き手である男子が出征する時は、家族が揃って軍服姿の夫や息子を中心に座敷の床柱を背に写真を撮ったようです。日の丸に大勢の有名無名の人の寄せ書きをしてもらい、たすきをかけて男たちは出征してゆきました。父や兄弟を失った家族は十二月八日が来ると、心が痛むのです。 (2016年12月15日 (木) 20時48分)[9706]

孝子 > 十二月八日の季語は自分ではなかなかつかえませんあ簡潔な表示であっさりとよんでいますが、この句は取る人により、さまざまな広がりがあると思いました。わからないなりに感じることはできました。 (2016年12月17日 (土) 13時44分)[9751]

保子 > この床柱に拳のようなごつごつした感じを受けました。簡潔な表現の中に深い思いを感じました。 (2016年12月18日 (日) 01時53分)[9775]

月番 > 十二月八日丸太の床柱を「丸太の太柱」と書いてしまいました。今頃気が付きました。作者さん、失礼をしました。ごめんなさい。 (2016年12月18日 (日) 10時53分)[9780]

美鈴 > 戦争によって失った一家の大黒柱を思う気持ち、今しっかりと家を支える主がいる幸せ、両方の感慨を感じさせる丸太の床柱、奥深い句だと思いました。 (2016年12月20日 (火) 09時17分)[9824]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2016年12月20日 (火) 20時31分)[9831]
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7 掛替えのなき君淡き帰り花 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時20分)[9645]
  洋子 美保子 (2点)


月番 > 掛け替えのなき君、なんて言われた事もなく・・・中七、下五に洋子さん、美保子さん、どう思われたのでしょうか? (2016年12月13日 (火) 12時13分)[9660]

洋子 > 私事ですが、11月末に兄嫁が思わぬ事故で亡くなりました。残された80才の兄は棺をしめるとき「また会おうね、もうすぐ会えるよ」と声をかけていました。兄はかけがえのない伴侶を失ったのです。友達やご近所の方々が思いがけずたくさん参列して下さり、しめやかで温かい告別式ができました。掛替えのない方々と思いました。私も声に出して言ってもらったことはないけれど、きっと周りの人たち、特に身寄りの人にとってはかけがえのない存在なのだ、と素直に思うことができ、丁寧に生きて行こうと思いました。人は誰でもそういうものだと思いました。そんなことで掲句の「掛替えのなき君」という言葉はすんなりと心を打ちました。帰り花を見て、思い出したのでしょうか。

(2016年12月15日 (木) 10時03分)[9692]

循子 > 一人一人が誰かにとっては掛替えのない人間なんでしょうが、掲句を見た瞬間は私の悪い癖で、ついつい浪漫的に読んでしまいました。「淡き」が「君」に付くのか「帰り花」に付くのか、そこで読み違えのかも知れない。 (2016年12月15日 (木) 21時00分)[9707]

作者 > 帰り花に淡きは当たり前・ですよねぇ! 分かっていながら・・付けたかったのです。 (2016年12月16日 (金) 00時56分)[9714]

循子 > 分かっていても書きたいということは私にもあります。そういう時は、エイヤッとばかりに書いてしまいます。結局は棄てることになるように思いますが…。昔、えつぐ・まもる先生に「ほなら勝手にしたらエエやろ」と、怒られたことあり。 (2016年12月16日 (金) 21時49分)[9733]

美保子 > 私の読みですが、「淡き帰り花」と読みましたが、君にもついているような印象があったのでしょう。読み違いなら、申し訳ないのですが、もう、いらっしゃらない方のことを「掛け替えのなき」と詠まれているのではと思いました。 (2016年12月16日 (金) 22時38分)[9738]

孝子 > 参加させていただくと、私は君につくと思いました。どんなに掛替えのない人でも、時間とともに淡くなっていく。帰り花が種明かしをしていると思いました。 (2016年12月17日 (土) 13時52分)[9753]

榮一 > 案外見えてこないように感じました。 (2016年12月20日 (火) 04時18分)[9806]

世話人 > 作者は浅村惠美子さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時30分)[9830]
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8 三の酉達磨握りの捻子回し 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時18分)[9644]
  紫翠 淳子 直 美保子 眞佐子 宜子 剛 梟夢庵 主宰 (11点)


月番 > 三の酉まである年は火災が多いと聞きますが、どうしてなのでしょうか?今月の最高点句です。剛さん、宜しくお願いします。 (2016年12月13日 (火) 13時29分)[9661]

> 捻子(ネジ)を締め付けたり緩めたりに使う、達磨握りの螺子回し(ドライバー)は優れ物の工具である。握りが太く弾力があり滑りにくいので手の平に馴染む。この句の酉の市は昔から11月の酉の日に行われ縁起物を売る祭であり、賑やかに各地で行われる。今年の酉の市はニの酉で終わり、三の酉は無い。月番の書かれた通り、この年は火事が多いと昔からの伝えもある。この工具とは何の関りも無いように見えるが、この優れた工具を使いながら、作者の心の中に兆した影のような三の酉だろう。売られる熊手の飾り物の達磨なども思われたが、無縁なものがこんな句を生むこともある。 (2016年12月14日 (水) 10時47分)[9682]

宜子 > 工具としての捻子回し。その力強さはモノ作り現場の逞しさ。三の酉の賑わいとエネルギー。一途に仕事をしている人たちの健康的な明るさが見える句でした。 (2016年12月16日 (金) 20時07分)[9730]

美保子 > 自分が上京する時も、娘たちが学生生活を送り始める時も、簡単な大工道具の一つに捻子回しは入っていました。少なくとも、自分の時には達磨握りだったのだろうと思うと、一挙に昔の生活の記憶が蘇り、懐かしくて、戴きました。三の酉も、ニュースなどで目にする位で、賑やかな様子が羨ましく思っていましたが、この取り合わせがとてもいいと思いました。 (2016年12月16日 (金) 22時30分)[9737]

孝子 > 変なところにこだわる癖があって、いつもお酉さま行くようにしてたのに今年は二の酉まででいきそびれたのがあって、なんで三の酉とおもっていただきませんでしたが、今思うと今年はない三の酉ということで句をつくり、そのうえで皆さんが劣りになってるときがつきました。 (2016年12月17日 (土) 14時12分)[9754]

孝子 > すみません。お取りになってです。、訂正がなかなかうまくいかずすみません。 (2016年12月17日 (土) 14時14分)[9755]

千尋 > 今頃すみません。「達磨握りのドライバー」って握るところが太くて丸いのものことなんですね。
初めて知りました。みなさんが知っていたのに・・・シュン・・です。 (2016年12月17日 (土) 15時12分)[9760]

月番 > 千尋さん、私も初めて知りました。月番になっても知らない事が多くて、パソコンで調べてという事が多々あります。 (2016年12月17日 (土) 19時02分)[9766]

> この句を選句するのに、大変迷いました。宣子様の言われる様に、健康的な明るさに惹かれて戴きました。私も工具は多く持つておりますが、仕事柄、転勤ばかりで四国、九州と移動し、寮生活ばかり、工具は全然使用禁止でした。昭和45年にやつと、自宅を持ちましたが、又転勤で自宅は貸家となり、5年後帰つてきた時は、家はぼろぼろ半分建て替え、いかに、自宅に住み続けることが、良い事か身に沁みました。 (2016年12月17日 (土) 21時55分)[9770]

梟夢庵 > 謎めいた句である。季語との関連もわかりにくい。何となく騙されたような句である。なんで騙されたのか、わからないところがまた面白い。(宜子 聞き書き) (2016年12月19日 (月) 12時28分)[9794]

榮一 > 力のいる握りの部分がが達磨のような形なのが面白い。季語との関係は分かりにくいようですがなんとなく納得さされました。 (2016年12月20日 (火) 04時22分)[9807]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。今月の最高点を得られましたので、来月の月番をお願いします。 (2016年12月20日 (火) 20時33分)[9832]
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9 股引や束で喪中の葉書来て 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時15分)[9643]
惠美子 オサム 保子 千尋 (4点)


月番 > 喪中の葉書が束で来る。高齢化社会を物語っているようです。 (2016年12月13日 (火) 13時36分)[9662]

千尋 > まさかラクダの股引ではないと思いますが、この股引に悲哀を感じ一点を投じました。 (2016年12月14日 (水) 23時33分)[9689]

オサム > 股引は下着であるとともに、山仕事や農作業の作業着として、また半股引は祭りでの神輿の担ぎ手の衣装としても用いられてきた。そんなことから、掲句には悲哀と同時に、どっこい私はまだまだ生きていきますよ!という力強さも感じました。 (2016年12月15日 (木) 00時44分)[9691]

惠美子 > オサムさまの選評は最高!!  股引が中七・座五のくらさを 巧く収めておられて・・感心して居ります。 (2016年12月16日 (金) 01時02分)[9715]

保子 > 月番さんの言われるように高齢化社会?とも思いますが、「股引」で洒脱さと滑稽さを感じ、「て」止めの後の思いをオサムさんの言葉が伝えてくれているように思いました。 (2016年12月18日 (日) 02時18分)[9776]

寿美 > 股引でかなりの年齢がわかる。今の若い人はあまり穿かないそうです。この年になると年賀状を書くのに喪中のハガキが今年だけで4枚来ました。年取っていいことなにかありますかねー。日々馬鹿になっていく私の頭恐ろしいーーー! (2016年12月19日 (月) 12時16分)[9792]

榮一 > 股引が適当な感じがしていただけませんでした。本来はもっと濃厚に生と結びついているのでしょうが。 (2016年12月20日 (火) 04時27分)[9808]

世話人 > 作者は安田循子さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時34分)[9833]
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10 漸くの着陸サイン師走空 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時14分)[9642]
寿美 孝子 直 進二 吉章 (5点)


月番 > 漸く出た着陸のサインに緊迫感が。直さん、進二さん、お願いします。 (2016年12月13日 (火) 14時08分)[9663]

> 師走の飛行機は全部満席です。早くから予約をとり、夢ものせて帰省のフライトです。目的地に近くなり、着陸が出ました。パイロットも客さんも緊張します。とても佳い句と思いました。 (2016年12月17日 (土) 11時58分)[9749]

寿美 > 年末になると駅も空港も臨時便が増え込み合って中々降りられないようです。家の西の窓から飛行機の離発着が遠くに見えますが年末やお正月明けは、増便されて降りられず待機のために空をグルグル回っています。昔は日本大移動という言葉もきかれましたよねー。 (2016年12月19日 (月) 11時40分)[9789]

榮一 > 空も混んでいるようですが師走では平凡のように感じました。 (2016年12月20日 (火) 04時28分)[9809]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時35分)[9834]
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11 松ぽくりころがっている遊園地 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時12分)[9641]
  杏花 (1点)


月番 > 松ぼっくり、松毬、松ぽくり、いろいろな呼び方があるようです。杏花さんお願いします。 (2016年12月13日 (火) 14時13分)[9664]

杏花 > 私の住む神戸北区では最近見かけなくなりましたが幼子が拾いおばちゃんこれなーにと尋ねられ答えてあげたのですが自然に触れあえなくなりつつな子供達
野遊びが少なくなりつつある今の子供達なのでしようか



(2016年12月14日 (水) 20時29分)[9685]

循子 > 松ぼっくりって、なにか懐かしくて寺でも公園でも琵琶湖畔でも、つい拾いたくなりなるのです。拾って下駄箱の上に何日か転がしておきます。掲句は子が幼い頃に拾ったこと思い出しながら公園をそぞろ歩きしてしている、そんな景かと思います。
(2016年12月17日 (土) 11時08分)[9746]

孝子 > 余談ですが。松ぼっくりというと可愛らしいイメージですが、大王松というお正月の生け花によく使う松ですがこの木の実をいただいたりひろったりしましたが、みごとに巨大でこれも松ぼっくりというのかなと思ったりしました。遊園地が安易な気がしました。 (2016年12月17日 (土) 14時26分)[9756]

榮一 > 平凡な景ですね。 (2016年12月20日 (火) 04時30分)[9810]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時35分)[9835]
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12 折鶴がため息をつく枇杷の花 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時11分)[9640]
  惠美子 義之 美保子 剛 (4点)


月番 > 折鶴がため息をつく。月番は上手く捉えられずにおります。義之さんお願いします。 (2016年12月13日 (火) 14時19分)[9665]

義之 > ため息をついているのは人間なのでしょう。小庭に面した部屋で黙々と鶴を折る老人の姿が見えてきます。 (2016年12月14日 (水) 02時39分)[9680]

> 擬人化された折鶴である。宮本さんと同じく作者のため息であろうと思う。ため息の因は全く解らないが、ため息の多くは憂い事に代表される。この季節は年末が近くなり、ため息をつくような事もしばしば起こるだろう。折鶴の首は確かにがくんと首を垂れたようにも見える。どうしてもの季語ではないようにも思うが、目立たない花とぼってりと重たそうな葉は似合う。 (2016年12月14日 (水) 11時13分)[9684]

循子 > 上記お二方のご意見通りと思います。ただ擬人法というのは、読む・詠むいずれも難しい気がしてなりません。一読、すっと共感できるか否かで勝負が決まるようです。
(2016年12月15日 (木) 21時12分)[9708]

惠美子 > 「折鶴を折りながら・ため息をつく」と読みました。  この歳になりますと、読み手それぞれに ため息をつきたくなることがあるのでは・・と・? 私が今 そうだからかも・・? (2016年12月16日 (金) 01時10分)[9716]

循子 > 恵美子さん、一回ためいきをつくたびに運勢は落ちてゆくものだ、楽しくなくても常に笑顔でいなさい、と誰か偉いひとがTVで云ってましたよ。なるほどねぇと思いましたが…。気が付けばためいき。これが現実ですが、枇杷の花は寂し過ぎる。 (2016年12月17日 (土) 10時56分)[9744]

惠美子 > 循子先輩、ありがとうございます。 これからは・できるだけ・・笑顔にします。  (2016年12月18日 (日) 08時13分)[9778]

榮一 > 擬人法ですが感情をまともに吐露しているようでいただけなかったです。 (2016年12月20日 (火) 04時32分)[9811]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時37分)[9836]
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13 朝市で訛り飛び交う十二月 投稿者:世話人 (2016年12月12日 (月) 21時01分)[9639]
  寿美 杏花 鈴子 剛 (4点)


月番 > 十二月の朝市ともなると賑いも一入。いろいろな訛りが聞こえてきそうです。 (2016年12月13日 (火) 14時27分)[9666]

杏花 > 訛り飛び交うがとても自然に触れ合う主婦の様子が伺えます。 (2016年12月14日 (水) 20時34分)[9686]

> この句の訛りとは、土地の人の言葉だろう。市(いち)を開いている売る人の掛け声だろうと思う。能登には限らないが、海辺に立地している土地(北陸)の朝市は、この句のように、早朝から朝採れの魚や貝が女性のかけ声で売られる。輪島等がそうであるが、能登の女性はよく働いて、能登は「ととらく」なんて呼ばれている。師走になれば能登半島も冬ざれるが、市場には新年を迎えるための活気が漲っている。 (2016年12月18日 (日) 10時28分)[9779]

榮一 > 朝市、訛りは取り合わせと発想が月並みですね。 (2016年12月20日 (火) 04時34分)[9812]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2016年12月20日 (火) 20時38分)[9837]
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