玄鳥 定例句会

2018年

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20 二人居のどちらが残る寒月光      投稿者:世話人 (2018年01月12日 (金) 20時30分)[12233]
  オサム 洋子 義之 吉章 宜子 (5点)


月番 > それは誰にも分りません。父を見送った母が仏壇に何を言っているのか聞いたら、もう少しこっちで楽しみたいから迎えに来ないでと毎日唱えてた。一人になってどう生きるかだと母に教えられたけど、これってドライなのでしょうか。 (2018年01月13日 (土) 06時42分)[12273]

義之 > ドキッとさせられる深刻な情景だが優しさもある。寒月光が効いている。 (2018年01月14日 (日) 10時10分)[12283]

洋子 > 夫婦二人暮しになるといつでも思っていることです。男性はなかなか身の周りのことができない方が多いので、やはり妻の方が1日でも長く生き伸びて、家事をしなければいけないと常々思っていますが・・・。皓々とさえる寒月光はおそろしいくらいですね。 (2018年01月15日 (月) 08時59分)[12290]

オサム > 義之さんに同感です。やがては必ずどちらかが先に逝く。でも、言い換えればそれまでは一緒にいられるということでもあり…、その辺の微妙な感じが寒月光だからこそ巧みに引き出せていると思いました。 (2018年01月17日 (水) 02時19分)[12321]

榮一 > どちらが残るのかと思うのは嫌ですね。寒月光も淋しく響きます。 (2018年01月17日 (水) 11時55分)[12353]

宜子 > 「どちらが残る」といいながら(読みながら)このおふたりは、今、元気なのです。おふたりで「ボクが先、君が後」「いいえ、私が先です」とお喋りしている。長く夫婦をしてきたお二人ならではの、柔らかい情景を思いました。 (2018年01月18日 (木) 11時13分)[12371]

世話人 > 作者は渡利寿美さんです (2018年01月20日 (土) 04時52分)[12411]
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21 下駄箱の奥まで晴れる師走かな     投稿者:世話人 (2018年01月12日 (金) 20時28分)[12232]
  紫翠 義之 美保子 美鈴 淳子 宜子 剛 千尋 (8点)


月番 > 去年の師走は、天気が続いておそうじ日和でした。きれいな玄関で新年を迎えられたのですね。 (2018年01月13日 (土) 06時47分)[12274]

義之 > 私の家は北向き玄関なのでこのような景はあり得ないが、こちらは南向き玄関なのでしょう。冬至後、それほど日がたっていない師走とあれば、日中の太陽は低く上り、日差しが家の奥まで差し込み、下駄箱の奥まで晴れるという面白い視点に思わず頂きました。玄鳥は意味的な詠み方を嫌うが、下駄箱と師走の関係も面白い。 (2018年01月14日 (日) 12時03分)[12285]

> 家人と二人だけの暮らしなので、滅多に下駄箱を開くことも無い。必要な履物は三和土に散らばって必要に応じて履いている。嫌われる喫煙者である私の煙草を吸う場所は、追いやられて、玄関の下駄箱の横に落ち着いている、椅子を置いて、おまけに頭上に神棚まである。罰当たりな事に神様をいぶし続けているのだ。私の住む土地の冬は日差しも少なく、文字通りの裏日本の冬である。冬にお日様に恵まれる土地の人が羨ましい、下駄箱の奥などと、意表をついて面白い。 (2018年01月15日 (月) 15時07分)[12292]

月番 > 太平洋側は晴れのマークですが、日本海側は雪のマークが並んでいます。今年は、厳しい冬ですね。 (2018年01月16日 (火) 05時21分)[12300]

榮一 > 師走がどのように効いているのかが入ってきませんでした。単なる暮のような感じでした。 (2018年01月17日 (水) 12時02分)[12355]

紫翠 > 非日常的な印象で選をしました。「師走」は句のイメージを押さえてしまうようで、動くように感じました。 (2018年01月17日 (水) 16時01分)[12361]

世話人 > 作者は新保吉章さんです (2018年01月20日 (土) 04時53分)[12412]
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22 刃物屋の砥石に残る寒の水       投稿者:世話人 (2018年01月12日 (金) 20時27分)[12231]
  紫翠 オサム 孝子 保子 吉章 循子 進二 眞佐子 美鈴 (9点)


月番 > 店の整然と並ぶ刃物が見えてきます。 (2018年01月13日 (土) 06時51分)[12275]

オサム > 基本的に平面のはずの砥石に寒の水が少し残っている。よほど使い込まれて微妙な窪みがあるのだろう。そして研ぎの名人はそんな窪みさえも巧みに使いこなし、切れが悪くなった包丁を復活させてくれる。老舗の刃物店の奥にある作業場の張り詰めた空間が見えてくるようだ。 (2018年01月17日 (水) 02時11分)[12320]

榮一 > 砥石の寒の水に水ではなく既視感が残りました。 (2018年01月17日 (水) 11時58分)[12354]

紫翠 > 「砥石に寒の水」で選をしました。 (2018年01月17日 (水) 15時31分)[12356]

月番 > 取られた方のご意見はどうでしょうか。作者さんの知りたいところだと思いますのでよろしくお願いします。 (2018年01月18日 (木) 06時12分)[12367]

保子 > 既視感はありました。砥石と水 つき過ぎかと思いましたが、寒の水で雰囲気が変わり選をしました。 (2018年01月18日 (木) 19時56分)[12374]

眞佐子 > 砥石に残る寒の水が好きでした。 (2018年01月18日 (木) 21時42分)[12380]

世話人 > 作者は山内宜子です (2018年01月20日 (土) 04時54分)[12413]
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一月定例句会 投稿者:世話人 (2018年01月12日 (金) 20時25分)[12230]

  準備中 (^_^)

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十二月定例句会 投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 22時02分)[12077]
句会の皆様 
 第二四回全国大会第一部作品募集の応募が先月締め切られ、応募の作品1100句あまりの作品集が、選者の皆様に届いていることと思います。年末の気忙しい中とは存じますが、選句いただきますようお願い申し上げます。また、この句会が終わる頃には、一月号が発行され、第二部の作品募集の案内が載っていることと思います。皆さんの投句をお待ちしています。では、その隙間を縫って「風花」の美しく儚い22句が揃いましたので句会を始めます。今月の月番は石田剛さんです。

   句  会   12月13日 (水)〜19日 (火)

   作者発表   12月20日 (水) 


> ネット句会に参加の皆さま、お早うございます。今月の月番を申し付かりました。宜しくお願い致します。富山は週明けの夜から雪が降り始め、今朝も降ったり止んだりしています。昨夜からの積雪が10センチ余りで、そんなに寒くは有りませんが、水気の多い雪で「ぼた、ぼた」と降るとでも言いましょうか。皆様には気忙しい12月ではありますが、どうか時間をやりくりして忌憚のない評をお願いいたします。 (2017年12月13日 (水) 09時06分)[12078]

世話人 > 恐れ入ります、小川紫翠さんの選句の転記にミスがありました。7番の句は9点→8点に。16番の句を13点→12点に。19番の句を8点→7点に変更しました。失礼しました。 (2017年12月14日 (木) 15時46分)[12116]

紫翠 > 訂正有難うございます。お手数をお掛けしました。 (2017年12月15日 (金) 11時22分)[12119]

千尋 > お知らせ
循子さんがパソコンの入れ替えのためしばらく参加出来ないそうです。 (2017年12月18日 (月) 14時03分)[12178]

> 今年ももう十日余りになりました。皆さまには年末でお忙しい事もあったでしょうが、句会に参加下されまして有難うございました。何時もなら特別なことの無い年末なのですが、子供が近くに居ない事もあって、珍しく些事に追われ、句会の月番も満足に出来ず、申し訳ない事と思っています。世話人の山内さんや、お忙しい岡部主宰には、年間を通じて有難く感謝しております。句会の皆さまには、来る年が良い年であるようお祈りします。 (2017年12月20日 (水) 09時46分)[12206]

世話人 > 期日が来ましたので作者を発表しました。今年最後の句会、主宰先生はじめ皆様のご参加に御礼申し上げます。月番をお務めくださいました石田剛さん、お疲れ様でした。次回は、大晦日の除夜の鐘を聞きながらのご案内になります。皆様、どうぞ、良いお年をお迎えください。 (2017年12月20日 (水) 22時46分)[12229]
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1 風花や田の中に立つ鎮守様   投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時57分)[12076]
   紫翠 美鈴 義之 洋子 千尋  (5点)


月番 > 鎮守様で落ち着いていますが。地を鎮め村を守護するための神に対する畏敬の様(さま)でしょう。 (2017年12月13日 (水) 09時18分)[12079]

義之 > 「田の中に立つ鎮守様」は、典型的な車窓の風景で、一つの日本の原風景ともいえます。少し平凡かもしれないが、風花の取り合わせもありと思いました。 (2017年12月14日 (木) 08時54分)[12107]

洋子 > 少し俯瞰している位置に立つと、広々とした平野(とまでいかなくても)の中に立つ鎮守様が見え、その村一面を風花が降りしきっているという美しい景が見えました。 (2017年12月16日 (土) 10時14分)[12131]

紫翠 > 日本の原風景を彷彿とさせる情景を捉え、【風花】が情景を上手く引き立てていると思います。義之さんのご指摘の通りやや新鮮味に欠ける点があるように感じられます。 (2017年12月18日 (月) 16時30分)[12180]

榮一 > 真面目なスケッチです。句材が類形ですね。 (2017年12月19日 (火) 07時00分)[12184]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2017年12月20日 (水) 21時51分)[12207]
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2 バスを待つ少女の髪や風花す  投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時55分)[12075]
  孝子 吉章 剛 鈴子 淳子 寿美  紫翠 主宰  (9点)


月番 > 風花になぶられる、少女の髪に焦点があたっているようです。少女が眩しい。 (2017年12月13日 (水) 09時23分)[12080]

紫翠 > この作品を選しています。「少女の髪」と「風花」の取り合わせが素晴らしいと思います。 (2017年12月14日 (木) 10時59分)[12108]

世話人 > 紫翠さん、失礼しました。紫翠さんの選を追加しました。 (2017年12月14日 (木) 15時26分)[12113]

> 髪と云っているので長いに違いない。寒さなどそんなに気にしていないような、長身の少女が思い浮かんだ。ひょっとしたらシャンプーの匂いがするかも知れない。老人には風花が似合うはずがない。 (2017年12月17日 (日) 11時18分)[12158]

鈴子 > 情景のはっきりと見えて来る句と思います。清潔な感じが良いですね。 (2017年12月17日 (日) 14時19分)[12166]

孝子 > 風花と少女はやはりいい取り合わせですね。このごろ人生をもう一回やり直せたらと無駄なことをよく考えます。 (2017年12月17日 (日) 19時35分)[12168]

孝子 > 風花と少女のとりあわせはやはりいいですね。このごろとみに人生のやり直しができたらとむだなことをかんがえます。 (2017年12月17日 (日) 19時46分)[12169]

孝子 > すみません。二重投稿不可でいじってるうちに、なってしまいました。 (2017年12月17日 (日) 19時48分)[12170]

榮一 > 少女の髪を想像するのが楽しい句です。 (2017年12月19日 (火) 07時02分)[12185]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2017年12月20日 (水) 21時52分)[12208]
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3 風花のあとからあとから昔来る 投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時53分)[12074]
  美鈴 進二 オサム 循子 紫翠  (5点)


月番 > 宙を舞う風花に誘発されて、次々と昔の事(思い出)が甦る。 (2017年12月13日 (水) 09時24分)[12081]

紫翠 > この作品を選しています。中七下五の作意を感じさせない表現に注目しました。 (2017年12月14日 (木) 11時03分)[12109]

循子 > 作為を感じさせない表現」に同感です。観念的のようですが、非常に実感がある。好きな作品です。 (2017年12月14日 (木) 11時15分)[12112]

世話人 > 紫翠さん、失礼しました。紫翠さんの選を追加しました。 (2017年12月14日 (木) 15時29分)[12114]

オサム > たしかに「昔」は観念的な言葉である。だが、風花の景の中に置かれることによって、ある意味実景以上の鮮明で具体的な過去の情景をそれぞれの読者に見させてくれたのであった。 (2017年12月16日 (土) 03時21分)[12126]

榮一 > 中七以下に具象性が無くてピンと来なかったです。作者の昔と共感するもがでてこなかったです。 (2017年12月19日 (火) 07時07分)[12186]

世話人 > 作者は新保吉章さんです。 (2017年12月20日 (水) 21時56分)[12209]
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4 風花や美し塔の法隆寺    投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時52分)[12073]
   淳子  (1点)


月番 > どの寺院も塔が有るわけではないが、この寺の塔への憧憬の気持ちが見えるようです。 (2017年12月13日 (水) 09時34分)[12082]

循子 > 中七は「塔美しき」のほうが、落ち着く感じがしますが…? (2017年12月14日 (木) 11時11分)[12111]

紫翠 > リズムもよくなり、同感です。 (2017年12月15日 (金) 11時27分)[12120]

榮一 > 中七が平凡で。 (2017年12月19日 (火) 07時12分)[12187]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2017年12月20日 (水) 21時58分)[12210]
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5 エスエルの登坂の煙風花す 投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時50分)[12072]
  オサム 直 吉章 剛 寿美  (5点)


月番 > エスエルと書いても、SLと書いて力強さは変わらない? (2017年12月13日 (水) 10時06分)[12089]

千尋 > いや〜是非SLと書いて欲しかったです。エスエルって何?と思いました。SLなら蒸気機関車と直ぐに分かったと思うのは私だけかしら。 (2017年12月13日 (水) 18時04分)[12103]

循子 > 千尋さんのお言葉通り、ここは絶対にSLであろうと思います。 (2017年12月15日 (金) 23時17分)[12125]

オサム > たしかにSLの方がいいですね。そこはちょっと置いといて、掲句の力強さは素晴らしいと思いました。SLのゴッゴッゴッゴッという音が聞こえてきました。 (2017年12月16日 (土) 03時27分)[12127]

> 高校の時三年間SLに乗り通学しました。途中二つのトンネルがあり、慌てて窓をしめて煙を塞いだ、懐かしい思い出があります。(山陰線)です。
今でも、春と秋に期間限定で、新山口より津和野まで観光用として走らせていると聞いております。よかつたらどうぞ。 (2017年12月16日 (土) 12時15分)[12139]

> 新橋駅前の広場にSLが置いてある。通るたびに、初めで上京した頃を思い出す。当時の北陸線や信越線は新幹線が通じて、いまは第三セクターが引き継いだ。トンネルのあった軽井沢、横川間は廃線となった。村上さんが書いて居られる通りである。トンネルが近くなると、SLは汽笛を鳴らした。乗客は一斉に窓を閉めて機関車の煙を防いだ。 (2017年12月18日 (月) 17時49分)[12181]

榮一 > 身に覚えのある景です。懐かしさは感じました。 (2017年12月19日 (火) 07時14分)[12188]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2017年12月20日 (水) 21時59分)[12211]
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6 風花や一年生の頭陀袋   投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時46分)[12071]
  保子 美保子  (2点)


月番 > 頭陀袋に注目しましたが、雑多な品物を入れて運ぶ、簡単なつくりの布製の袋も、そう呼ぶらしい。 (2017年12月13日 (水) 09時36分)[12083]

美保子 > 身体も小さな一年生が学期の終わりなどに重い頭陀袋を肩からぶら下げて身体が傾きそうになりながら、風花が舞う中を必死に家に向かっているのを想像しましました。 (2017年12月15日 (金) 20時59分)[12122]

保子 > 幼稚園児の持つのは通園バックと言うのでしょうが、「一年生の頭陀袋」は面白いと思って頂きました。 (2017年12月17日 (日) 16時02分)[12167]

榮一 > 一年生は小・中・高など幅広く・・?です。 (2017年12月19日 (火) 07時24分)[12189]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時02分)[12212]
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7 西塔の補修の覆い風花す 投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時45分)[12070]
  孝子 保子 加津子 直 剛 眞佐子 宜子 循子 (8点)


月番 > 歴史のある仏閣や塔などは、後世に残すため、いま盛んに補修や修復が成されています。 (2017年12月13日 (水) 10時07分)[12090]

加津子 > 目の前にすっと風景が浮びました。 (2017年12月15日 (金) 21時39分)[12123]

循子 > そのままに述べた句です。「風花す」という終り方が実景を知る者(多分)としては、ちょっとあっけない感じです。推敲によっては、もっと良くなるかも…と思いますが。 (2017年12月16日 (土) 11時39分)[12135]

> 補修と云う言葉が、硬いと感じるのは私だけではない筈だが、何といっても風花には人工の建築物が似合うと思う。都会の高層ビルや商業ビル、はたまた青いビニールシートを掛けられた建築物。満開の桜や、炎天の夏から秋へ、風花の季節を過ごして、この建築物は時代を復元させて現代に甦るのだ。 (2017年12月17日 (日) 11時37分)[12160]

孝子 > 西塔がどこかはわかりませんが、補修の多いのもわかりますし、覆いで様子もよくみえます。そういう状態のなかの風花ははかないものですが、建物の強さにあってると思います。私は風花や当絵五のほうが好きです。 (2017年12月17日 (日) 19時57分)[12171]

孝子 > すみません。上五です。 (2017年12月17日 (日) 19時59分)[12172]

榮一 > 今修理している奈良の当麻寺の西塔です。まずまずです。 (2017年12月19日 (火) 07時27分)[12190]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時04分)[12213]
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8 風花やふつと聞こえし笑ひ声  投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時43分)[12069]
  義之 杏花 主宰  (4点)


月番 > 「ふつと」は、たぶん「ふっと」でしょう。現代は「笑い声」だが、何か意図が有るような「笑ひ声」。 (2017年12月13日 (水) 10時13分)[12091]

義之 > 文脈から云えば月番様の書かれたように「ふっと」でしょうね。一方「ふつと」を広辞苑で調べてみると、@「ふつと首切り落として」A後ろに否定語を伴い、「さっぱり聞こえない」のように使うとあります。本題に戻り、風花の中、ふっと笑い声が聞こえたというのは有りそうな景かなと思いました。 (2017年12月14日 (木) 08時51分)[12106]

千尋 > 旧仮名遣いだと「ふつと」現代仮名遣いだと「ふっと」です。「笑ひ声」と書かれていますから旧仮名遣いに統一されたのでしょう。 (2017年12月15日 (金) 01時39分)[12117]

義之 > 「笑ひ声」と旧仮名遣いなので、「ふつと」が正しいのですね。ありがとうございました。 (2017年12月15日 (金) 08時27分)[12118]

榮一 > 風花は晴れた空からちらちら雪が飛んでくる景です。思わぬことが起こったことで明確にではないが昔の笑い声が思い出されたのでしょう。普通は余り感心しない「ふつと」感が風花で生きたようです。 (2017年12月19日 (火) 07時47分)[12191]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時05分)[12214]
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9 裾からげ行く風花の鞍馬口   投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時42分)[12068]
   洋子 循子  (2点)


月番 > 行った事が無いので、何とも言えないが、いで立ちは勇ましい。裾をからげるなど、今の若い人たちには解らない。 (2017年12月13日 (水) 10時14分)[12092]

洋子 > 何となく雰囲気が好きで、風花もよく似合っていそうな感じでいただきました。鞍馬山といえば牛若丸の話が思い浮かび、誰が裾をからげていったのか、想像するのも楽しいことです。
(2017年12月16日 (土) 10時07分)[12129]

循子 > 鞍馬口という地名が効いたと思います。京都、奈良あたりは最近、和服の若い女性がぐんと増えましたし、鞍馬口あたりは綺麗どころの姿も想像します。風花が霙状になれば裾が気になる。洋子さんと同様、何やら楽しい雰囲気を感じました。 (2017年12月16日 (土) 11時31分)[12134]

榮一 > 昔ここから鞍馬山に登ったったのでしょうか。名前からすれば街中なのが意外です。京都らしい景かもしれません。 (2017年12月19日 (火) 08時03分)[12192]

世話人 > 作者は山内宜子です。 (2017年12月20日 (水) 22時08分)[12215]
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10 風花や思い出せないジャズ喫茶  投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時41分)[12067]
  美鈴 保子 洋子 進二 オサム 千尋 杏花 (7点)


月番 > 1960年代に一世を風靡したジャズ喫茶。新宿ACB(アシベ)や、銀座ACB、ニュー美松、もう跡形も有りません。 (2017年12月13日 (水) 11時01分)[12097]

オサム > 私は神戸に住む者ですが、10年ほど前に友人に誘われ、元町のジャズ喫茶に行った記憶があります。最近もう一度行きたくて一人で散歩がてら探したのですが見つからず…。潰れたのか、それともだいたいジャズ喫茶はビルの地下などでひっそりやってることが多いので探しきれてないのか?風花の街でジャズ喫茶を探し求める作者。いい感じですね。 (2017年12月16日 (土) 03時42分)[12128]

洋子 > ジャズ喫茶というものには行ったことがありませんが、風花の中で昔いったジャズ喫茶を思い出そうとしている雰囲気がいいなと思っていただきました。 (2017年12月16日 (土) 10時10分)[12130]

循子 > 街の様相が変わって見つからないということか、ジャズ喫茶の名前が思い出せないというのか、そのへんが曖昧な感じがしました。 (2017年12月16日 (土) 11時49分)[12136]

榮一 > 既になくなったジャズ喫茶かあるいはこの辺りにあったはずと場所の事なのか。少なくともよくジャズを聴きに行ったのであろう。風花はまずまずです。 (2017年12月19日 (火) 08時07分)[12193]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時09分)[12216]
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11 君に逢はむと風花の街を急く   投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時40分)[12066]
  直 鈴子 宜子 美保子  (4点)


月番 > こんな時代が誰にでも有った。と、思うと、気持ちだけは若返る。 (2017年12月13日 (水) 09時38分)[12084]

循子 > 内村直也さんの「雪の降る街を…」とか、アダモの「雪が降る…」が、出てきますね。「そんな時代もあったねと…」これは中島みゆきさん。結論はこれですね。 (2017年12月16日 (土) 12時07分)[12138]

宜子 > 橋本多佳子の〈雪はげし抱かれて息のつまりしこと〉の直前の情景を思いました。こんな時代も・・。思うだけでも楽しい気持にさせてくれました。 (2017年12月16日 (土) 13時48分)[12142]

宜子 > 少し甘すぎるかな〜とも (2017年12月16日 (土) 18時59分)[12151]

美保子 > こんな時代もあったとこの句は選をしておかなければと思いました。 (2017年12月16日 (土) 19時07分)[12152]

鈴子 > 宜子さんのおっしゃるように少し甘すぎる気もしますが、街を「急く」で頂きました。 (2017年12月18日 (月) 19時47分)[12183]

榮一 > 散文的な感じです。せめて倒置法ぐらいは考えるべきでしょう。また「急く」に作者の意図が感じられます。「行く」ぐらいでおさめたいところです。 (2017年12月19日 (火) 08時13分)[12194]

世話人 > 作者は安田循子さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時10分)[12217]
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12 風花や西施が吐息漏れいたり   投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時38分)[12065]
  紫翠 義之 孝子 宜子 淳子  (5点)


月番 > 後に傾国の美女と呼ばれた西施を、奥の細道の象潟で芭蕉も詠んでいます。紀元前に実在した中国の女性。 (2017年12月13日 (水) 09時57分)[12088]

紫翠 > 表現には工夫の余地がありそうですが、「風花」と「西施の吐息」の取り合わせの発想は魅力的です。 (2017年12月15日 (金) 11時36分)[12121]

宜子 > 紫翠さんと同じで「西施が吐息」と「風花」で頂きました。あとはもう何も考えられなくて。 (2017年12月16日 (土) 14時03分)[12145]

孝子 > 西施の吐息をもってきた発想力に脱帽です。 (2017年12月17日 (日) 20時02分)[12173]

義之 > 「西施」と云えば、「呉越春秋 湖底の城/宮城谷昌光」を思い浮かべた。宮城谷氏の中国王朝を舞台の歴史小説は、現役時代宮城谷の多数の著作を読んだが、最近はご無沙汰であり本書は読んでいない。壮大なスケールの歴史書に、風花がぴったりと思う。 (2017年12月19日 (火) 18時44分)[12205]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2017年12月20日 (水) 22時11分)[12218]
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13 風花の幕引く大樹神戸港    投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時36分)[12064]
  眞佐子  (1点)


月番 > 報道によれば、富山の氷見市から神戸へあすなろの樹が運ばれたようです。記念式典の幕。 (2017年12月13日 (水) 10時18分)[12093]

眞佐子 > 富山からあすなろの大樹が神戸港へ運ばれたと言うので、富山県民としていただかなくてはと思いましたが、大樹に式典の幕が張られたのか、風花の幕が大樹に引かれたのか解らなくなりました。 (2017年12月16日 (土) 15時31分)[12149]

孝子 > たしかテレビで神戸港におおきなすぎだかをクリスマスツリーのようにすえつける様子を中継でみたのが、この句のもとでしょうか。なんの樹かわすれましたが、幕の意味がわかりませんでした。 (2017年12月17日 (日) 20時11分)[12174]

榮一 > 中七の意図が良く汲み取れませんでした。 (2017年12月19日 (火) 08時22分)[12195]

世話人 > 作者は桝室杏花さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時13分)[12219]
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14 鐘の音のたゆたふ余韻風花す   投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時35分)[12063]
  加津子 義之 吉章 寿美  (4点)


月番 > お寺さんの鐘の音を聴くことも無い所に住んでいます。朝な夕なに聴くきっと有難い鐘の音なのだろう、羨ましい。 (2017年12月13日 (水) 09時43分)[12085]

加津子 > この句のように風情のある所に住んでみたいです。我が家の菩提寺は梵鐘を戦争に供出して以来ずっとありません。 (2017年12月15日 (金) 21時54分)[12124]

循子 > 「たゆたふ」と「余韻」は、ちょっとダブるように思いました。 (2017年12月16日 (土) 11時54分)[12137]

榮一 > 感じのよい句ですが余韻は芸がない感じです。 (2017年12月19日 (火) 08時25分)[12196]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時14分)[12220]
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15 風花や反復多き小津映画    投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時35分)[12062]
  加津子 オサム 眞佐子 淳子 杏花  (5点)


月番 > 生涯を独身で、六十歳が没年の小津安二郎の映画はフアンガ多い、色んな評論家が作品や俳優について論じています。カメラの視点は低い位置からのアングル。この句の反復は台詞(せりふ)のようです。 (2017年12月13日 (水) 11時41分)[12098]

宜子 > 「反復多き」が分からなくて、選べませんでした。台詞の反復ですか。「反復多き」について、選をした方からもう少しヒントが頂けたら勉強になります。 (2017年12月16日 (土) 13時54分)[12143]

循子 > ああ、台詞に反復が多いという事なんですね。映像の反復かと思ったりして、よくわかりませんでした。お採りになった方々の読みを楽しみにしております。 (2017年12月16日 (土) 14時31分)[12146]

オサム > 「そうかね」「そうですわ」、「やっぱりそうかね」「やっぱりそうですわ」、「そうよ、そうなのよ」、「凄いな、凄い凄い」、「そうかね、そんなものかね」「ふーむ、やっぱりそうかい」…こんな調子で小津映画では無意味とも思える台詞の反復が意識的に多用される。淡々としたストーリーと、ローアングルの映像とあいまって、台詞の反復が何とも不思議な安心感を与えてくれる。掲句の作者は部屋でそんな小津映画をぼーっと見ているのだろう。ふと外を見上げる雪片がまばらに舞っている。ある寒い冬の日の静かな午後の一景なのである。 (2017年12月17日 (日) 00時21分)[12156]

循子 > オサムさん、有難うございました。お陰様でよくわかりました。笠智衆さんや原節子さん、佐分利信さんの表情や言葉遣いまで、ありありと浮かんできます。 (2017年12月17日 (日) 11時28分)[12159]

加津子 > オサムさんありがとうございます。線をしている私がなるほどと思ってしまいました。風花がいいと思い選をしました。 (2017年12月17日 (日) 13時57分)[12164]

加津子 > 線は選に訂正です。すみません。 (2017年12月17日 (日) 13時58分)[12165]

鈴子 > 小津映画は若い時によく観たものです。選をするときに反復多きが良く分からず選から外してしまいましが、オサムさんの書き込みで納得しました。「そうかね」に笠智衆さんを「そうですわ」に原節子さんが瞬時に思い浮かびました。オサムさん有難うございました。 (2017年12月18日 (月) 12時12分)[12177]

榮一 > 惹かれた句ですが反復多くがよくわからなくて取れませんでした。 (2017年12月19日 (火) 08時30分)[12197]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時16分)[12221]
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16 磨り減りし亀の子束子風花す  投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時33分)[12061]
 美鈴 孝子 保子 洋子 進二 オサム 剛 鈴子 美保子 千尋 主宰 (12点)


月番 > この名の知れた束子は、何を洗いまくって磨り減ったのでしょうか。進藤さんの「辣韭を洗いまくって友達に」を、ふと思いました。 (2017年12月13日 (水) 11時52分)[12101]

洋子 > 子供の頃、風花の舞うような寒い日、近所の子の家のあたりに行ったら、おばさんが、収穫したての大きな大根を井戸水で洗っていました。手は真っ赤でちびたたわしで洗っていました。そこの家のたわしが平べったく三角にちびていたのを今でも思い出します。米作農家でほかに現金収入がなく、お金を出して買う亀の子たわしは宝物のようなもので、形がなくなるまで、使いきったことでしょう。我が家のまるまるとしたたわしを見るたびに、節約の原点として、あのちびたたわしと、あのおばさんのことを思い出します。
(2017年12月16日 (土) 10時26分)[12132]

宜子 > 「磨り減った亀の子束子」に既視感があって、選を最後まで迷いました。季語の「風花」との取り合わせで良しとするのでしょうか? (2017年12月16日 (土) 13時59分)[12144]

循子 > 既視感ありという事、宜子さんに同感です。戦中戦後でしょうか、裏庭の洗い場などでよく見かけた景で懐かしさはありますが、句としては可成り既視感が強い。宜子さんの書かれたように、風花をどう評価するかで分かれるところでしょうか。 (2017年12月16日 (土) 15時03分)[12147]

> 亀の束子の在りようは、少しずつ擦り切れて小さくなる事である。かっての農家などは戸外の洗い場に置かれて、大根や人参の泥を落とす事に使われて重宝され、農具等にも使われていた記憶が有る。束子などの洗浄道具は、合成樹脂の物が氾濫する時代に、何やら逞しいという感じがするのだ。 (2017年12月17日 (日) 11時10分)[12157]

榮一 > 類想感も既視感もありますが経験での実感がありいただきました。井戸端を思いました。 (2017年12月19日 (火) 08時36分)[12198]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。今月の最高点を得られましたので、次回、一月の月番をお願いします。 (2017年12月20日 (水) 22時18分)[12222]
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17 風花や大切株の洞の闇    投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時31分)[12060]
  義之 吉章 眞佐子 循子 宜子 寿美  (6点)


月番 > 各地に大樹は多い。齢を経た大樹は時に折れたり、また命が尽きたりして見もの、の切り株を残す。 (2017年12月13日 (水) 11時42分)[12099]

循子 > 千年を超える古木の切株の大うろは覗くと闇世界。風花が振り込む様子は寒々しい歴史もも感じさせてくれるように思いました。 (2017年12月16日 (土) 12時18分)[12140]

眞佐子 > 立山山麓の大木の洞に入った事がありますが暗くて何も見えなかったように思います。風花と洞の対比がよかったです。 (2017年12月16日 (土) 15時42分)[12150]

榮一 > 闇はいらないと思いました。 (2017年12月19日 (火) 08時37分)[12199]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時19分)[12223]
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18 空色が散らす風花手のひらに  投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時30分)[12059]
  進二 杏花  (2点)


月番 > 晴れた冬空から舞い落ちる風花。掌に受けても、すぐに溶けてしまう風花の儚さを述べているようです。 (2017年12月13日 (水) 11時43分)[12100]

榮一 > 空色が分かりませんでした。 (2017年12月19日 (火) 08時38分)[12200]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時21分)[12224]
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19 風花や花見小路を曲がる犬   投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時29分)[12058]
  加津子 孝子 吉章 剛 鈴子 美保子 千尋  (7点)


月番 > この犬は、どうやらしょぼくれているように、私は見えました。 (2017年12月13日 (水) 09時55分)[12087]

千尋 > 剛さんの書かれたように、この犬はしょぼくれているように思いました。そして今は、野良犬はもちろん、放し飼いでリードの付いていない犬は見かけませんが、私には何故かこの犬にはリードが付いていないと思えました。風花は晴天の昼間というイメージなので四条通りより北側の花見小路でまだ人出のない時間でしょう。 (2017年12月13日 (水) 18時30分)[12104]

美保子 > まめたろうは一晩、帰って来ない事がありました。たずね犬の張り紙を出そうかと言いながら、夫が出勤していったのですが、その自転車の籠にのせてうれしそうに帰って来ました。自転車の反対側から一生懸命走って来たそうで、自分でそんなに遠くに行ったのか、誰かが連れて行ったのか、今でもわからないのですが、家の方向がわかるまで、しょぼくれていたのではとふっと掲句の犬と重なりました。 (2017年12月16日 (土) 21時21分)[12155]

加津子 > いつもの散歩コースを飼い主と飄々と歩いているように思います。柴犬ムートが明け方3時に騒ぎ出し、主人が40分ほど散歩してきました。昨日の夜はやはり吠え出して9時頃の散歩途中で足を挙げたつもりが段差に躓き右足を打って何とか家までたどり着きました。それで今日獣医さんに連れて行ったところ、惚けが始まっているという診断でした。夜、騒がないように眠剤を貰ってきました。今日の出来事でつい皆様に話したくなってしまいました。すみません。 (2017年12月17日 (日) 13時46分)[12162]

> 曲がるのは、舞妓さんでは面白くない。古くから花街で賑わった祇園のメインストリートを、「仮名手本忠臣蔵」の一幕「祇園一力の場」の、お茶屋遊びをする大星由良之介が通るとでも、言いましょうか。 (2017年12月18日 (月) 18時18分)[12182]

榮一 > 花街の早朝の景で味がありますが犬は散歩の人に繋がれたものか野良犬か。京都からすれば野良犬は考えられないです。野良犬を感じたならば取っていた句です。 (2017年12月19日 (火) 08時47分)[12201]

世話人 > 作者は木村オサムさんです。 (2017年12月20日 (水) 22時24分)[12225]
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20 海峡を駆ける風花淡路島   投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時27分)[12057]
  洋子 直 眞佐子 循子 美保子 淳子 寿美 杏花 紫翠  (9点)


月番 > 雄大な景色です。たぶん飽かずに眺めているのでしょう。 (2017年12月13日 (水) 09時46分)[12086]

紫翠 > この作品を選しています。個性的な視点が新鮮に感じられました。 (2017年12月14日 (木) 11時06分)[12110]

世話人 > 紫翠さん、失礼しました。紫翠さんの選を追加しました。 (2017年12月14日 (木) 15時31分)[12115]

洋子 > 神戸に住んでいますので、淡路島は「指呼の間」・・・。風花が降りしきっているときの
景が力強く描かれていると思いました。 (2017年12月16日 (土) 10時30分)[12133]

循子 > 「海峡を駆ける」は現実感があるし、嫌味の無い表現が佳いなあと思いました。 (2017年12月16日 (土) 12時23分)[12141]

美保子 > 春に瀬戸内海を見てきた友人が初めての経験で、それは素晴らしかったと話してくれました。オリーブの花の写真を引き伸ばしてくれました。我が家も夫に四国から兵庫の方に抜ける旅を何度も誘われているのですが、決心すると義母の入院が入ったりで、思うようにいきません。私も経験したことがない雄大な景色に惹かれて、その日を目標にと思うところです。 (2017年12月16日 (土) 20時51分)[12154]

千尋 > 明石海峡を挟んで淡路島を眺める舞子に住んでいますが、風花するかな〜と疑問です。淡路島を眼前にした舞子あたりはとても気候が温暖なところで、滅多に雪は降りません。六甲山の雪が淡路島に飛んで来るというのは考えにくいのです。とても珍しい景でしょうか。佐渡島とかだったら分かるのですが。 (2017年12月18日 (月) 02時10分)[12176]

榮一 > 明石海峡ですね。駆けるに言い過ぎを感じます。 (2017年12月19日 (火) 08時49分)[12202]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時27分)[12226]
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21 白砂か将風花か銀閣寺   投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時25分)[12056]
  主宰  (2点)


月番 > 金閣寺と並び称される銀閣寺、「将風花」はどう読むのでしょうか。文献によればこの白砂は、「方丈の前庭にある白砂の砂盛り向月台(コウゲツダイ)と、波紋を表現した銀沙灘(ギンシャダン)」の事らしい。百聞は一見に如かず。 (2017年12月13日 (水) 10時29分)[12095]

榮一 > 将は「はた」と読むのでしょう。「将又・はたまた」
のはたでしょう (2017年12月13日 (水) 10時46分)[12096]

月番 > 有難うございます。漢和辞典によれば「将」「又」両方とも「また」「あるいはまた」「もしくは」という意味で、同じ意味のことばを重ねることで強調しているでした。大変勉強させて戴ました。 (2017年12月13日 (水) 12時40分)[12102]

循子 > 向月台の白砂は少々の風には飛ばないのではないか。「白砂かはた風花か」と並列的に比べることに違和感があったのですが…。例によって読みが浅いのかも知れません。 (2017年12月17日 (日) 12時03分)[12161]

榮一 > 向月台の白砂。北山からの風花。銀閣で納得できた句です。白砂・雪片・銀の響きに脈絡を感じます。足利義政のつぶやきが聞こえてきそうです。 (2017年12月19日 (火) 08時57分)[12203]

世話人 > 作者は佐藤美鈴さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時29分)[12227]
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22 誰よりも元気な婆や風花す    投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時23分)[12055]
  美鈴 保子 加津子 進二 宜子 直 鈴子 千尋 主宰 (10点)


月番 > 「ばばや」と読むのか、はたまた「ばあや」と読むのか、読み方によって違うような気がする。 (2017年12月13日 (水) 10時20分)[12094]

千尋 > 「ばばや」と読みました。我が家にこんな婆がいるのです。彼女には当分風花は降りそうもありませんが。 (2017年12月13日 (水) 18時33分)[12105]

循子 > 月番さんがお書きのように全く違ってくるのですが、私は「ばあや」と読みます。双方、温かい人間関係があった時代。いろいろな小説が思い出されます。しかし作者の方は多分「ばばや」であろうと思い、敢て頂きませんでした。自虐的な意味も込めての話ですが、ほんと現代の婆に「風花は降りそうも」ない(笑)。ましてや関西の婆は最強ではなかろうか、なんて思う。それ故に私は「婆」という言葉は好きではありません。勝手論ですみません。 (2017年12月16日 (土) 15時31分)[12148]

> 私の義母は百五歳まで生きました。必ず百10歳まで生きると頑張つていましたが、老人ホームで車椅子でこけて、食事がとれず、一週間後亡くなりました。いつも元気で帰省して会いにいくと、直さんようきたね、と私に先に声をかけてくれた。最後まで頭はしっかりしていたので、私に気を使つていたんだと今でも思う。いつも、背筋を伸ばし立派な婆やと思う。 (2017年12月16日 (土) 19時43分)[12153]

加津子 > 婆が元気だと日本は明るい、目標とするところです。 (2017年12月17日 (日) 13時51分)[12163]

オサム > なんとも元気が出てくる句ですね。風花という季語もいい感じで効いていると思いました。(誰よりも元気な)という部分が、もっと具象的な表現(ex.山頂で雄たけぶ…、乾布摩擦欠かさぬ…、ピッチャーで四番の…)だと更にいいと思いました。 (2017年12月18日 (月) 01時59分)[12175]

鈴子 > 近所にもこんなおばあちゃんがおります。回覧板を届けてくれる時もテキパキとしていて、気持ちがいいほど。私もこうありたいと思う事があります。「婆}は子供の頃は「ばあば」と呼んでおりました。 (2017年12月18日 (月) 16時01分)[12179]

榮一 > 婆がいいですね。 (2017年12月19日 (火) 08時58分)[12204]

世話人 > 作者は渡利寿美さんです。 (2017年12月20日 (水) 22時30分)[12228]
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十二月定例句会 投稿者:世話人 (2017年12月12日 (火) 21時21分)[12054]


  句会準備中 (*^▽^*)

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十一月定例句会 投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 22時07分)[11866]
句会の皆様
 先日、京都国立博物館の「国宝展」観てきました。国宝800点あまりのうち4分の1の200点の展示です。東北や琉球の国宝が現地に行かなくても見られます。空海と最澄の書が並んで展示されています。一週間泊まり込もうかと思うほどでした。それでは、日本各地からの煌びやかな句22句が揃い、皆様のコメントを待っています。今月の月番は若林千尋さんです。よろしくお願いします。宜子

    句  会   11月13日 (月)〜19日 (日)

    作者発表   11月20日 (月) 




千尋 > 今月の月番を勉めます。みなさま、宜しくお願いいたします。 (2017年11月13日 (月) 00時01分)[11867]

千尋 > すみません。急用ができました。
幸いにも宜子さんが月番を引き受けてくださいました。
わたしもスマホからできるだけ参加させていただきますので、今後もよろしくお願いいたします。
宜子さん、お願いします。
(2017年11月14日 (火) 10時33分)[11897]

宜子 > 千尋さんに急用ができたので、少しの間、月番をお預かりします。皆様、引き続き書き込みをお願いします。千尋さん、こちらのことはお気になさらず、ご用をお済ませください。 (2017年11月14日 (火) 16時41分)[11907]

杏花 > 宜子様
京都迄〜熱心な宜子様尊敬します
(2017年11月16日 (木) 11時30分)[11956]

宜子 > 杏花さん、いえいえ、ただの興味です。好奇心です。神戸なら京都は近いです。是非お出かけ下さい。 (2017年11月16日 (木) 16時02分)[11964]

義之 > 来年5月の全国大会の冊子作成のお手伝いをしています。第一部の投句締切日が11/21と間近に迫ってはいるのですが、私の手元に届いているのは未だ600句ほどです。定例句会の皆様のご協力をお願いします。11/26には、選句集を選者の皆様に発送の予定です。 (2017年11月16日 (木) 19時31分)[11976]

世話人 > 期日が来ましたので、作者を発表しました。
主宰先生、全句へ書き込みをいただき、大変勉強になりました。有り難うございました。精力的にコメントをいただいた皆様、参考にさせて頂きます。
義之さん、全国大会への投句依頼、感謝します。第一部は締め切りますが、引き続き第二部がスタートします。一句でも多くご協力頂きますよう、お願い申し上げます。
北から寒波が降りてきているようです。皆様、ご自愛下さい。 (2017年11月20日 (月) 19時49分)[12053]
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1 座布団は居場所にあらず講釈師   投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時58分)[11865]
  淳子 寿美  (2点)


月番 > 最近、講談をきいたことがないのでよくわかりませんが、講談って座布団に座ってましたっけ? (2017年11月13日 (月) 00時04分)[11868]

寿美 > 身振り手振りで熱演している間に座布団からはみ出しても気付かぬ位、これぞ芸人とおもう。観察眼のすごさや何でも句にしてしまう作者に感心。 (2017年11月15日 (水) 13時45分)[11931]

月番(宜子) > 寿美さん、そうでしたか!熱演の余り座布団をはみ出したのでしたか!情景が納得出来ました。 (2017年11月16日 (木) 16時07分)[11965]

千尋 > どう言ったらいいのか分かりませんが、講談師は富士山のようなテーブル敷きの前で、うなっておられたっという記憶です。それはマイクが出来てからかもしれません。ですから、講談から座布団というイメージが湧きません。落語なら理解出来ますが。講談に詳しい方、どうぞ教えて下さい。 (2017年11月16日 (木) 23時03分)[11979]

オサム > 私も決して詳しくはないのですが、ネットで検索していると、こんな解説に出くわしました。「落語」は、座布団に座ってしゃべる。「講談」は、座布団に座り、前に「釈台(しゃくだい)」という机を置いて、リズムを取るために「張り扇(はりせん)」を使ってパシパシ机をたたきながらしゃべる。どうやら座布団に座るのは、落語も講談(講釈)でも一般的なようです。ちなみに無声映画で台詞を代弁する活弁士は立っているイメージですね。 (2017年11月18日 (土) 01時28分)[11998]

榮一 > 居場所が無いと言うのはやはり変ですね。 (2017年11月19日 (日) 08時14分)[12008]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2017年11月20日 (月) 19時07分)[12030]
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2 小夜時雨父の句集を編みはじむ   投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時56分)[11864]
  美鈴 直 洋子 眞佐子 鈴子  (5点)


月番 > お父さんは亡くなられたのでしょうか。それとも忙しい父親に代わりに句集を編むのでしょうか。 (2017年11月13日 (月) 00時05分)[11869]

洋子 > 亡くなられたお父様の、と読みました。小夜時雨がいい情感を伝えていると思いました。 (2017年11月15日 (水) 09時39分)[11920]

> 私も亡くなられたお父様の読みました。作者さんは娘さんとおもいます。多く作品の中から、選句して、順番を組み換えたり、大変な作業だと思います。でも誰にも出来る事では無いだけに頑張つてくだしい。期待しています。 (2017年11月15日 (水) 21時42分)[11943]

月番(宜子) > 洋子さん、直さん、有り難うございます。お父様を偲びつつの編纂のようですね。 (2017年11月16日 (木) 16時10分)[11966]

眞佐子 > 私も亡くなられたお父様の句集の編集と読みました。小夜時雨が好きでした。 (2017年11月17日 (金) 19時42分)[11987]

榮一 > 亡くなった父の句帳から句を拾い始めたと言うことですね。普通は読むぐらいかと思います。 (2017年11月19日 (日) 08時19分)[12009]

世話人 > 作者は山内宜子です。 (2017年11月20日 (月) 19時07分)[12031]
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3 千切っては捨てる手紙や青蜜柑    投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時53分)[11863]
  オサム 洋子 寿美 宜子 進二  (5点)


月番 > 青蜜柑の効きめはどうでしょうか。 (2017年11月13日 (月) 00時07分)[11870]

洋子 > 青蜜柑は未熟で酸っぱい感じがするので、若い人のラブレターかなと思っていただいたのですが、よく考えてみれば、今の若い人は考え考え手紙を書くなんてことはなく、スマホとかですいすい送るんでしょうね。とすればこれはやっぱり我々世代の書く手紙で、時々書きあぐねたときなど、何度も千切っては捨てることがありますね。 (2017年11月15日 (水) 09時48分)[11921]

寿美 > いろいろ想像の膨らむ句でした。青蜜柑だからくやしく切ない失恋の手紙と思います。 (2017年11月15日 (水) 13時51分)[11933]

オサム > 掲句を一読して、「野にて裂く封書一片曼珠沙華 鶯谷七菜子」を想起した。こちらはどちらかというと円熟した大人の恋文のように思える。だが、掲句は皆様が書かれているように、若者のラブレターが見えてくる。それもこちらは受け取った側の話ではなく、一生懸命書いている方の話だ。洋子さまとちょっと違うのは、普段スマホやパソコンばかりばかりいじっているから、いざ本気のラブレターを書こうとしてもなかなか思い通りにいかない青春のもどかしさの句ではないだろうか…季語が青蜜柑だけに。 (2017年11月16日 (木) 02時35分)[11950]

月番(宜子) > 季語の「青蜜柑」のイメージをどう活かすかでしょうか。 (2017年11月16日 (木) 16時12分)[11967]

循子 > 恋未満というか、思春期にさしかかる頃の少年少女の片想いの句と読みました。自分が勝手にドキドキしているだけで、相手はそんな事など知らない。思い切って手紙を書こうとするのだけど、うまく書けない。振られたら恥ずかしいというプライドもあるし…など考えつつ、何度も書いては破る。そんな時代もあったなぁ、と思います。青蜜柑は酸っぱい思春期の回想としては、活きていると思います。頂くまでには至りませんでしたが。 (2017年11月18日 (土) 23時23分)[12006]

榮一 > 取り合わせの青蜜柑が意図的な感じで。 (2017年11月19日 (日) 08時23分)[12010]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2017年11月20日 (月) 19時14分)[12032]
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4 象にやるリンゴ勤労感謝の日    投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時52分)[11862]
美鈴 杏花 洋子 美保子 加津子 孝子 循子 宜子 吉章 鈴子 (10点)


月番 > 長い季語をうまく入れられたと思いましたが、頂くまではならなかったのですが。 (2017年11月13日 (月) 00時11分)[11872]

杏花 > 以前夫が仕事場所が高砂市でした
良く姫路へ出かけお城の近くの動物園へその時の象女の子だったのでおとなしく果物をあげたことを思い出し幸せな気分になりました
俳句をたしなむことの喜びを味わえたひと時です。 (2017年11月14日 (火) 15時27分)[11901]

月番(宜子) > 杏花さん、早速の書き込み、有り難うございます。動物たちとの触れあいは、皆さんそれぞれ有りますよね。それが一句に成るか、詩になるかでしょうか。 (2017年11月14日 (火) 16時48分)[11908]

洋子 > とても優しい感じで、実景が絵本のようによく見えて、好きな句でした。 (2017年11月15日 (水) 09時49分)[11922]

孝子 > 季語がつきすぎかなと思いながら景がよく見え、気持ちよい句なので頂きました。 (2017年11月15日 (水) 21時59分)[11944]

加津子 > いつだったかEテレで子供たちが、野生の動物と動物園の動物とどちらが幸せなのか議論をしていました。野生の動物は、自由に動けるが食べ物は自分で捕まえるしかないし敵に倒されることもある。動物園の動物は、食べるものには苦労しないし、敵はいない。けれど自由ではない。そのようなことがよぎっていただきました。動物園で一生を終える動物たちに感謝です。 (2017年11月15日 (水) 22時39分)[11948]

循子 > この日は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」という趣旨の祝日で…と歳時記の解説にありますが、そのように普通は人間の衣食住に関わるものを対象に考えます。掲句は「象にやるリンゴ」。視点の面白さに先ず惹かれました。加津子さんが書かれたように動物園で一生を終えねばならぬ生き物たちへの愛も感じられます。私たちはあらゆるものの助けと支えによって生かされているんですねぇと、改めて思ったことでした。 (2017年11月16日 (木) 10時54分)[11954]

月番(宜子) > 「勤労感謝の日」は、戦前は「新嘗祭(にいなめさい)」という収穫感謝の日でした。今はほとんど聞くことの無い言葉ですが。 (2017年11月16日 (木) 16時19分)[11968]

美保子 > 象への感謝がもちろんあるのですが、勤労感謝の日に出かけてくる家族が楽しめるように、象の世話を一生懸命にしている飼育員さんの勤労感謝の日の姿も詠まれているのかなと思いました。 (2017年11月17日 (金) 23時33分)[11993]

循子 > 戦前というより戦後しばらくは新嘗祭でした。というわけで、いまネットで調べましたら、勤労感謝の日と改められたのは1948年。新嘗祭の起源はなんと皇極天皇の時代。皇極天皇といえば、蘇我氏が滅んだ乙巳の変の頃の話ですから、おどろき。脈々と続いてきた新嘗祭のほうが、昭和一桁生まれには馴染み易いのですが、これは余談。 (2017年11月17日 (金) 23時41分)[11995]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2017年11月20日 (月) 19時15分)[12033]
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5 失敗の手品に拍手文化祭       投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時51分)[11861]
美鈴 保子 淳子 寿美 紫翠 加津子 孝子 鈴子 千尋 進二 主宰(12点)


月番 > 高点句です。みなさま、それぞれお願いいたします。 (2017年11月13日 (月) 00時08分)[11871]

加津子 > 会場のほのぼのとした雰囲気が伝わってきました。以前、館長さんが趣味の手品を披露したときはどたどしい手つきに拍手喝采でした。 (2017年11月14日 (火) 00時27分)[11895]

月番(宜子) > 加津子さん、コメント有り難うございます。文化祭の手品なら、おそらく演者は素人さん。館長さんの失敗も楽しそうですね。
12点獲得の高点句です。皆さんの感想、たくさんお聞かせください。 (2017年11月14日 (火) 16時52分)[11909]

千尋 > 町内会の秋のイベントか、または老健の施設のことかと思いました。演技する方より見る=観客の方が拍手するタイミングなど緊張しているのかもしれません。文化祭という季語のおかげでしょう。 (2017年11月14日 (火) 20時33分)[11916]

寿美 > 出品、出演にしろ素人芸ががうけるのも文化祭。篠栗支部も俳句、俳画を条幅に書き裏張りもじぶんでし何でもどんとこいで毎年出品しています。自分の作品の前に立たれるとドキドキしてしまいます。 (2017年11月15日 (水) 14時06分)[11934]

孝子 > 文化祭にはみなそれぞれおもいいれがあると思います。失敗と文化祭がいい具合にはまっていると思います。 (2017年11月15日 (水) 22時11分)[11945]

鈴子 > 情景がまっすぐに伝わって来ます。演者と観客の一体感も感じられ、笑い声も聞こえてきそうです。 (2017年11月16日 (木) 22時17分)[11978]

紫翠 > 発想が良かった。「文化祭」は何と取り合わせてもそれなりの句になりますが、この作品は発想により「文化祭」がより効果を発揮して佳句になったと思います。 (2017年11月18日 (土) 11時26分)[12000]

進 二 >  会社の忘年会で、ある方が荷物を背負ってやって来た。宴たけなわのところで、その御仁、おもむろに前に出て、演じ始めた。どうやら手品らしい。色々とやってくれるのだが、どこで拍手をしていいのか全く分からない。ある人の遠慮がちに発した「どこで拍手したらいいのか教えて下さいね。」に会場は爆笑の渦と大拍手。盛り上がりました。上五・中七と「文化祭」の組み合わせに思わず頂きました。 (2017年11月18日 (土) 21時21分)[12002]

榮一 > 文化祭がよく効いています。 (2017年11月19日 (日) 08時27分)[12011]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2017年11月20日 (月) 19時16分)[12034]
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6 鴈瘡といへば故郷の悪たれを     投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時48分)[11860]
  美鈴 洋子 剛 義之 千尋 主宰  (7点)


月番 > 鴈瘡は今はあまり使わない言葉ですね。アトピー性皮膚炎などのことでしょうか。 (2017年11月13日 (月) 00時14分)[11873]

洋子 > 子供の頃、戦後の頃は貧しく、栄養不足で、青鼻を垂れたり皮膚病があったりする子が多かったものです。近所に、頭に瘡ができていて、夏になると汗をかくためか頭いっぱいに広がって匂ってくる子がいました。それでも頭をくっつけあって虱をうつしあいながら遊んだものです。その子のお父さんが戦争から復員してこられて、山の奥の池によく水を汲みに行っておられました。その水で頭を洗うと瘡が治るといわれていたようです。この句でそんな子供の頃を思い出して、とても懐かしく思いました。 (2017年11月15日 (水) 09時37分)[11919]

> 雁瘡とは雁の飛来するこの時期に生じて、雁が帰る頃に治まる慢性的な湿疹の事らしい。ステロイドの軟膏等を使えば一時的に痒みは消える。この数年来、私もこの痒さに悩まされる経験をしている。過ぎ去って戻れない時代を思う事は、誰にもあるし、「ふるさとは遠くにありて思ふもの」と誰かが云っている。冬に向かうこの季節は、情緒的に陥りやすい。折しも自分がこの痒さに取りつかれたのかも知れない、そんなことが発端となり、懐かしい子供の頃の悪たれ(いじめっ子)を思い出すことになった。 (2017年11月15日 (水) 12時26分)[11929]

千尋 > 冬になると乾燥するので、つい掻いてしまいその掻き傷が瘡蓋になる、掻くとさらに痒くなって血が出ても掻く、とても辛そうでした。冬には手袋させられてました。そんな子近所にいました。今は綺麗な娘さんのお父さんです。 (2017年11月15日 (水) 13時48分)[11932]

循子 > 洋子さんの書かれたとおり、戦中戦後の子たちは栄養不良でもあったし、良い薬も無かったりして、青洟垂らした男の子なんか当たり前のことで、鼻紙も使えないから、着た切り雀の黒い学童服の袖で拭くので、いつも黒光りしていました。瘡の出来た子も多かった。悪たれと言っても、いまのように陰湿ないじめではなく、単純な悪たれを吐いたりたり、イタズラを仕掛けたりと、愛らしいほどのものであったようです。剛氏のカユイカユイ病は老人性掻痒症で、なんともなりません。私も皮膚科でヒルロイド軟膏を貰っています。鴈瘡に罹るちからも無いようで…。 (2017年11月15日 (水) 16時38分)[11938]

榮一 > アトピー持ちにはよくわかる句です。昔の皮膚病は栄養失調から起こったものと思われます。鴈瘡などの田舎の子はみんな青洟を垂らしていたように思います。 (2017年11月19日 (日) 08時37分)[12012]

世話人 > 作者は安田循子さんです。 (2017年11月20日 (月) 19時17分)[12035]
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7 一点に光る飛行機秋夕焼       投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時47分)[11859]
  淳子 寿美 紫翠 美保子  (4点)


月番 > きれいな秋の一瞬です。舞子の家からは夕焼け空に神戸空港発の飛行機が見えます。逆に神戸空港発の飛行機からだと眼下に明石大橋とうちの赤い屋根のマンションが見えます。 (2017年11月13日 (月) 19時58分)[11892]

紫翠 > 上五中七が作者の想いと重なるようの感じられ「秋夕焼」が効果的。 (2017年11月15日 (水) 12時03分)[11928]

寿美 > 我が家は高台にあり西方に福岡空港があり、手びさしで西日をよけいつもみています。秋の夕焼けは本当に美しい。しかし見る間に沈んでしまう。 (2017年11月15日 (水) 14時13分)[11935]

月番(宜子) > 寿美さん、秋の日は釣瓶落としですね。 (2017年11月16日 (木) 16時22分)[11969]

美保子 > 星がきれいな時、満月の時など、夫が教えてくれます。そんな時に明らかに星ではない飛行機の灯りがゆっくりと移動していきます。掲句では夕方ですが、素敵でした (2017年11月17日 (金) 23時37分)[11994]

榮一 > 夕日を浴びて光っているのですね。一景ではありますが。 (2017年11月19日 (日) 08時39分)[12013]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2017年11月20日 (月) 19時18分)[12036]
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8 夢殿の観音びらき冬めきぬ      投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時46分)[11858]
  オサム 美保子 剛 孝子 眞佐子 宜子 (6点)


月番 > 観音開きという言葉は夢殿から始まったとどこかで聞いたような気がします。ちょうど今、救世観音さまを拝めますね。 (2017年11月13日 (月) 00時25分)[11874]

オサム > あの法隆寺の東堂の扉が開いているのである。中に救世観音像が見えているのである。その荘厳な光景を思って、頂いたのだが、もしかしたら、(冬めく)より、もっとこの句の荘厳さを増す季語があるかも…とも思ったのである。 (2017年11月16日 (木) 02時49分)[11951]

月番(宜子) > 法隆寺の救世観音、その荘厳さをあらわす季語ですか・・・冬なら「冴ゆ」とか・・〈相対し冴ゆる月光菩薩と吾 皆吉司〉付きすぎでしょうか。それでも、こうしてあれやこれやと考えているときが楽しいです。芭蕉の「吟呻の間の楽しみ」です。 (2017年11月16日 (木) 16時54分)[11970]

千尋 > ちょっとした疑問ですが、法隆寺に東堂?…? (2017年11月16日 (木) 20時47分)[11977]

オサム > 『法隆寺の境内は、推古天皇の摂政であった聖徳太子(574-622)が607(推古15)年に建立した西院伽藍と、739(天平11)年に聖徳太子自身の住居跡に作られた東院伽藍からなる。救世観音は、東院伽藍の中心に立つ夢殿に安置されていた。この夢殿は八角堂である。』…という訳で、東院伽藍という表現が正しいようです。失礼いたしました。 (2017年11月16日 (木) 23時25分)[11982]

> 夢殿は聖徳太子が住んだと云われる宮殿跡。そのロマンのある名前と八角円堂。封印されているのは救世観音なる秘仏である。長い期間誰もその姿を見ることを許されなかった秘仏も、現代は年に、二回定期的に開帳されて、救世観音の御姿を拝することが出来る有難い場所である。いにしえの仏さまを安置する建築物は、みな神秘的な過去を持っている。少し空気も冷たくなりはじめた。自分も夢殿も周囲の史跡も、ともどもに冬に向かうのだ。 (2017年11月17日 (金) 10時57分)[11985]

眞佐子 > 法隆寺に行っても救世観音のお姿を拝したことはありませんが、句の雰囲気が好きでいただきました。 (2017年11月17日 (金) 19時58分)[11988]

榮一 > 観音開きの解放された気分と冬めくはどうかと思いました。 (2017年11月19日 (日) 08時43分)[12014]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2017年11月20日 (月) 19時19分)[12037]
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9 それとなく夫誘い出す菊日和     投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時45分)[11857]
  直 剛 加津子 吉章  (4点)


月番 > 何か家庭であったのでしょうか。「それとなく」というフレーズが気になりました。 (2017年11月13日 (月) 19時46分)[11888]

加津子 > 家大好き人間の夫を外に連れ出すのは、いろいろ理由が必要です。その塩梅が大変です。それとなくよくわかる言葉です。 (2017年11月14日 (火) 00時19分)[11894]

月番(宜子) > 加津子さん、塩梅ですね。「それとなく」に奥さんの気遣い、塩梅が感じられますね。 (2017年11月14日 (火) 16時56分)[11910]

加津子 > 私以外は、男子がとられているのに驚きました。それとなく誘い出されているのをご存じなのですね。 (2017年11月14日 (火) 19時49分)[11915]

> 「それとなく」とは、難しく言えば「明示せず」にだが、「さりげなく」「遠まわしに」等の意がある。出不精で日頃家に籠りがちな連れ合いを、天気の良い日に外へ連れ出そうとしている夫婦像が見える。長年連れ添った夫婦で有っても誘いを無碍に断られると、雰囲気も少し危うくなる。空気と水のように暮らしていても、無関心では居られない、伴侶としての心使いだろう。さりげない菊日和の座り心地が良い。 (2017年11月15日 (水) 13時33分)[11930]

> 我が家は、私が誘います。好天気の日は朝早くから、出かけます。まず反対はありません。 (2017年11月15日 (水) 17時00分)[11939]

月番(宜子) > 誘う妻、誘われる夫、時は菊日和。 (2017年11月16日 (木) 17時00分)[11971]

榮一 > それとなくはやはり気になりました。 (2017年11月19日 (日) 08時46分)[12015]

世話人 > 作者は渡利寿美さんです。 (2017年11月20日 (月) 19時20分)[12038]
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10 傾城とぼんちの座棺夕時雨      投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時44分)[11856]
  剛 義之 千尋 進二  (4点)


月番 > 市川雷蔵のぼんちを思い出しました。わたしがテレビで雷蔵を見たときにはもう亡くなっていましたが。 (2017年11月13日 (月) 00時28分)[11875]

> 夕時雨と云う現実の情景を舞台に、近松門左衛門の世界を覗かせて見せたと思う。浄瑠璃の世話物と呼ばれた心中物の主人公を出現させるのも、夕時雨の所為である。この句の傾城とぼんちの座棺は道行きの果ての座棺だろうし、薄暗い時雨の中を二人の座棺が幻のように現れて、通り過ぎて行くのだ。人間の逞しい想像力に果てしはないと思う。この句の傾城は死語に近いし、ぼんちもまた同じだろう。傾城やぼんちが主役となる舞台も、映画も見た事は無いし、アバウトで無責任な評であるが、この句には何となく、色彩が無いと感じた事が、私の一点である。 (2017年11月16日 (木) 11時07分)[11955]

循子 > 遊女とぼんちの恋ならば、周りが余程ものわかりが良くない限り、先ず悲劇に終わるのが相場。恐らくこの句のふたりも許されぬ恋に相対死をしたのでしょう。だから寝棺ではなく座棺。そこへもって夕時雨。哀れさもここに極まれり、という感じで、敢て頂きませんでした。単に悲恋のステレオタイプを描くに終わった感もあります。余談ながら、隣りの橿原市近鉄新ノ口という小さな駅に梅川忠兵衛の碑。少し歩いて旧新口村に入ると、所縁の寺があります。わざわざ探しながら行った私、実は悲恋物大好き。掲句も好きではあるのですが。 (2017年11月16日 (木) 11時49分)[11958]

月番(宜子) > 「傾城」「ぼんち」「座棺」今は劇や映像の世界でしか出会わない言葉です。 (2017年11月16日 (木) 17時06分)[11972]

進 二 >  当時の世相を反映しての近松もの、頂きはしましたが現代との関わりの無さを気にしつつではありました。 (2017年11月18日 (土) 21時41分)[12003]

榮一 > 夕時雨以外は近松の世界と言ってもすべて頭の中の世界です。分かることと感じることは別です。この句には触れることができませんでした。 (2017年11月19日 (日) 08時56分)[12016]

世話人 > 作者は木村オサムさんです。 (2017年11月20日 (月) 19時23分)[12040]
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11 ポケットにオリーヴの実や下校の子 投稿者:世話人 (2017年11月12日 (日) 21時42分)[11855]
  保子 杏花 眞佐子 吉章 進二  (5点)


月番 > 調べましたらオリーブの実は夏季でありました。が、オリーブと言えば小豆島が浮かびます。 (2017年11月13日 (月) 00時47分)[11882]

作者 > オリーブ花は「夏季」のようですが実の方は「秋の季語」のようです。あの少年に真似て?実を拾って来てガラス瓶や小皿に入れ、本棚の横に飾りその可愛らしさにほっこりしております。 (2017年11月14日 (火) 12時02分)[11898]

杏花 > どんぐりでなくオリーブの実であることの作者の発見に選句に至りました。 (2017年11月14日 (火) 15時32分)[11902]

保子 > オリーブの実が秋の季語で良かったです。動きそうな「実」なので〜。爽やかさと新鮮さを感じました。 (2017年11月15日 (水) 00時53分)[11917]

眞佐子 > 家の近くではオリーブの木は見かけませんので、ポケットにオリーブの実はいいなあと羨ましくいただきました。 (2017年11月17日 (金) 20時32分)[11989]

進 二 >  園芸店や近くの家の庭でも結構見掛けるようになりました。ただ実を付けさせる為には雌雄の木が必要ですので要注意のようですが。どんぐりでなく、オr−ブをもってきた所が今風で、頂きました。  (2017年11月18日 (土) 21時59分)[12004]

榮一 > ありそうな光景です。オリーブなど成っていたらちぎりたくなりのは子供にとってはごく普通のことですから。 (2017年11月19日 (日) 09時00分)[12017]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2017年11月20日 (月) 19時24分)[12041]
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