玄鳥 定例句会

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6・息を継ぐ水面の魚逆さ梅 投稿者:世話人 (2023年02月14日 (火) 12時38分)[22337]
1点 眞佐子・


月番 > 上五中七までは無理なく景ができるのですが「逆さ梅」は、水面に写った梅のことでしょうか?それとも「逆さ梅」というのがあるのでしょうか。 (2023年02月14日 (火) 15時58分)[22350]

眞佐子 > 池の底から上がってきた魚が息を継ぐ様子から春が感じられます。水面に梅の枝が逆さに写っていたのだと思いました。「逆さ」は山によく使いますが、逆さ富士、逆さ剱など。植物にも使われるは珍しいので頂きました。 (2023年02月16日 (木) 20時53分)[22396]

榮一 > ときどき金魚鉢などで見かける息継ぎです。逆さ梅は水面に映った梅の花でしょう。 (2023年02月20日 (月) 11時05分)[22424]

世話人 > 作者は宮本義之さんでした。 (2023年02月21日 (火) 08時56分)[22438]
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7・空き缶に凹み建国記念の日 投稿者:世話人 (2023年02月14日 (火) 12時37分)[22336]
7点 義之・孝子・洋子・加津子・宜子・剛・紫翠・


月番 > 飲み終わった空き缶の潰した凹み。さあ、「建国記念日」です。いろいろな読みができそうです。 (2023年02月14日 (火) 16時02分)[22351]

加津子 > 父母は紀元節と言っていましたが、今の時代では良くわからない祝日です。空き缶の凹みも転がって出来たものか良くわからない。説明しがたい感覚が好きでいただきました。 (2023年02月16日 (木) 09時38分)[22371]

宜子 > 加津子さん、そうなんですよね〜。私も選んだのですが、説明し難いのです。「感覚が好き」というのが一番合っていそうです。 (2023年02月16日 (木) 09時45分)[22374]

洋子 > 空き缶のへこみは、建国記念の日に対する屈託した思いがあらわされているのかなあと思いました。 (2023年02月16日 (木) 11時23分)[22380]

義之 > 空き缶の凹みで思いつくのは缶蹴りでしょう。昭和二十年代に少年時代を経験した私には、1966年に制定された建国記念日という祝日を殆んど意識したことは有りません。当時の日本はまさに缶蹴りの缶の如く、ぼこぼこな状況であったと思います。現在は多様な飲料のアルミ缶が席巻していますが、当時は缶詰の鉄製のかんかんが主体であったと推察されます。昭和の原っぱで楽しむ缶蹴りのルールは覚えていませんが懐かしい思い出です。 (2023年02月16日 (木) 18時44分)[22387]

月番 > 「建国記念日」(紀元節も)って、なんかスッキリしないのですよね〜、洋子さん。そこが空き缶の凹みなのかもしれませんね。 (2023年02月16日 (木) 19時04分)[22391]

月番 > 義之さん、戦後の復興期と重なる少年、青年期。野原の空き缶、よく蹴りましたよね。 (2023年02月16日 (木) 19時08分)[22392]

> たまたまの建国記念の日で、空き缶は何の罪も無いのに、蹴られ凹まされると思いながら、空き缶の凹みに少しのうっぷんが隠れているのかも知れないと勘ぐりました。この記念の日を良しとしない人たちもゐるし、毎年のこの日に繰り返される九段の靖国神社の騒ぎを思いながら、昭和も歴史の彼方へと思いを馳せる事になりました。 (2023年02月17日 (金) 15時55分)[22402]

月番 > 剛さんの、一編の詩のような選評に圧倒されています。 (2023年02月18日 (土) 04時58分)[22409]

紫翠 > 歴史は栄枯盛衰を繰り返し続きます。空き缶の凹みを取り合わせた作者の感性に脱帽です。 (2023年02月18日 (土) 11時05分)[22411]

孝子 > 空き缶の凹みに悩みましたが、いろんな想像ができるといただきました。 (2023年02月19日 (日) 10時39分)[22416]

榮一 > 空き缶の凹みと建国記念の日はよく付いています。それだけに共感は多いと思います。その嵌り具合が少し危険です。句は悪くありませんが空き缶の凹みは作為を感じさせます。 (2023年02月20日 (月) 11時11分)[22425]

世話人 > 作者は伊藤保子さんでした。 (2023年02月21日 (火) 08時57分)[22439]
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8・ふるさとの波の音かも百合鷗 投稿者:世話人 (2023年02月14日 (火) 12時36分)[22335]
3点 美保子・加津子・剛・


月番 > 作者さんはきっと、故郷を懐かしんでいるのでしょう。「百合鷗」がお手伝いです。 (2023年02月14日 (火) 16時05分)[22352]

加津子 > ゆったりとした故郷の風景を音で感じた豊かさが素敵だと思いました。 (2023年02月16日 (木) 09時42分)[22373]

月番 > 中七「波の音かも」ですね。作者さんは浜辺なり、港なりに立っていて、波の音を聞いています。故郷を思い浮かべながら。 (2023年02月16日 (木) 09時48分)[22375]

美保子 > 目を瞑れば故郷の浜辺に立っているかのような気持ちになる。故郷とはその位恋しいもののようです。母の記憶は子育ての頃よりも自分が結婚前を過ごした頃の記憶の方が鮮明かもしれません。百合鷗は都鳥と同じものと捉えていいのでしょうか。以前テレビでやっていたのですが、記憶があいまいです。 (2023年02月16日 (木) 21時24分)[22398]

月番 > 歳時記に拠れば、都鳥の傍題に百合鷗が載っているので同じものでしょう。同じものでも、名前が違うとまた、少し雰囲気が変わりますね。 (2023年02月18日 (土) 04時53分)[22408]

> 百合鷗は渡りをする冬鳥であるが、東京都の鳥とされて、都鳥とも呼ばれる。隅田川の波に揺られ、また杭に休んでゐる図は結構な風情がある。新幹線等が通じ並べて故郷は近くなったが、昭和三十年代に地方から都会に出て働き、お盆や正月くらいしか故郷に帰れなかった友人を多く知ってゐる。知る限りでは自分の意志ではなく都会で暮らした人達も多いと思う。望郷の一句だろうと思う。 (2023年02月18日 (土) 11時06分)[22412]

榮一 > 百合鷗に故郷の波の音を聞いているようです。「かも」は詠嘆しながら疑問を抱いていることです。浜の波音や岸の波音などとして「かも」は取りたいところです。 (2023年02月20日 (月) 11時18分)[22426]

世話人 > 作者は太田鈴子さんでした。 (2023年02月21日 (火) 08時59分)[22440]
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9・春浅し鏡文字ある手紙かな 投稿者:世話人 (2023年02月14日 (火) 12時35分)[22334]
5点 美保子・孝子・洋子・紫翠・主宰・


月番 > 「鏡文字」は、鏡に写したように左右が逆になった文字のこと。手紙の文字が鏡文字・・・意味深です。 (2023年02月14日 (火) 16時08分)[22353]

美保子 > ひらがなを完全に書けるようになる前の幼子の手紙に時々鏡文字が混じっていますよね。一生懸命におじいちゃんやおばあちゃんにママやパパにお手紙を書いてくれたものです。母が大事に取っておいてくれたものを渡してくれたりしました。春浅しは幼稚園や小学校への新しい希望も見えて鏡文字とリンクしあっているようです。 (2023年02月15日 (水) 19時44分)[22361]

月番 > 「鏡文字」の手紙って、幼稚園や保育園くらいの子どもの書いた、ちょっとたどたどしい文字の手紙でしたか!「春浅し」ですものね。納得です。他の方の読みも楽しみです。 (2023年02月15日 (水) 20時40分)[22368]

洋子 > 私も美保子さんと全く同じです。今の子は字を覚えるのが早いから、幼稚園に入る前ぐらいの子が、一生懸命にお手紙を書いてくれたんでしょうね。かわいいですね。春浅しも効いているし、鏡文字もよく雰囲気を出していると思います。 (2023年02月16日 (木) 11時30分)[22382]

紫翠 > 中七にまだ工夫の余地があるのかなと思いながら選をしました。 (2023年02月18日 (土) 11時10分)[22413]

孝子 > 鏡文字あまり考えたことのない素材で悩みました。そういえば、子供は始め、どういうわけかそういう字になることがよくありますね。 (2023年02月19日 (日) 10時42分)[22417]

榮一 > 鏡文字は幼稚園の年長さんがするような誤りです。「ち」を「さ」と書き違うようなものです。春浅しもよく響きます。 (2023年02月20日 (月) 11時22分)[22427]

世話人 > 作者は和田柊子さんでした。 (2023年02月21日 (火) 09時00分)[22441]
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10・哺乳瓶の秘かな力日脚伸ぶ 投稿者:世話人 (2023年02月14日 (火) 12時34分)[22333]
3点 宜子・眞佐子・鈴子・


月番 > 赤ちゃんの成長でしょう!「日脚伸ぶ」ですし。 (2023年02月14日 (火) 16時09分)[22354]

眞佐子 > 秘かな力と日脚伸ぶが相まって赤ちゃんの成長がよく見えます。       (2023年02月16日 (木) 21時17分)[22397]

榮一 > 秘かな力はどうですかね。秘かでは無くて「大いなる力」か「哺乳瓶てふ大いなるもの」などとしたいところです。 (2023年02月20日 (月) 11時27分)[22428]

世話人 > 作者は石田剛さんでした。 (2023年02月21日 (火) 09時01分)[22442]
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11・春浅き野に野生馬の親仔かな 投稿者:世話人 (2023年02月14日 (火) 12時33分)[22332]
6点 孝子・洋子・宜子・保子・眞佐子・鈴子・


月番 > 動物の親仔って、どんな動物でも微笑ましいです。現在と未来が見えるからでしょうか。 (2023年02月14日 (火) 16時14分)[22355]

洋子 > 野生馬がすきです。冬とかどうやって過ごしているんだろうと気になりますが、そろそろ暖かくなりますので、元気に走りまわるんでしょうね。 (2023年02月16日 (木) 11時35分)[22383]

月番 > 春浅い野の野生馬って、ホント、嬉しそうに走りまわってるイメージです。 (2023年02月16日 (木) 19時12分)[22393]

眞佐子 > 雪国では野生馬は見られませんが、若草が萌え出すころには牧場の飼育の馬がみられます。野生馬の親仔見たいですね。 (2023年02月16日 (木) 21時26分)[22399]

保子 > 心なごむ風景。新鮮さと眩しさを感じます。 (2023年02月17日 (金) 22時09分)[22404]

孝子 > 伸びやかな景色。いつ見ても気持ちよい素材です。 (2023年02月19日 (日) 10時45分)[22418]

榮一 > 野生馬と言えば都井岬が出てきます。野生馬と言っても半野生馬です。日本に純粋な野生馬はいないのではないかと思います。 (2023年02月20日 (月) 11時32分)[22429]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんでした。 (2023年02月21日 (火) 09時03分)[22443]
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12・春きざす公民館の発表会 投稿者:世話人 (2023年02月14日 (火) 12時32分)[22331]
3点 柊子・保子・紫翠・


月番 > 「公民館」ですから、地域の方たちの集まり。なんの発表会が開かれているのでしょう。 (2023年02月14日 (火) 16時16分)[22356]

紫翠 > 「春きざす」が効果的に効いていると思います。 (2023年02月16日 (木) 11時24分)[22381]

柊子 > 公民館ですから、そんなに改まった発表会ではないと思います。でもお互いの努力や進歩を認め合う、小さな暖かな会が感じられました。春きざすだからでしょう。 (2023年02月16日 (木) 13時56分)[22384]

月番 > 「春きざす」なんですね〜。 (2023年02月16日 (木) 19時15分)[22394]

保子 > ほのぼのとし心穏やかになります。 (2023年02月17日 (金) 22時13分)[22405]

榮一 > ピアノやバイオリンの発表会です。小さな子が見えて楽しいですね。 (2023年02月20日 (月) 11時35分)[22430]

世話人 > 作者は石田加津子さんでした。 (2023年02月21日 (火) 09時04分)[22444]
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13・体育館の雪解雫を潜るかな 投稿者:世話人 (2023年02月14日 (火) 12時31分)[22330]
2点 保子・主宰・


月番 > 「潜る」は「もぐる・くぐる」この場合は「くぐる」。雪国の学校、体育館。寒さと熱気! (2023年02月14日 (火) 16時20分)[22357]

義之 > 白土三平の漫画にたびたび出現するカット、軒先のつららが落下し人間の首筋に突き刺さり絶命という非現実的なシーンが思い出されます。そんなことを思いながら選句をパスしました。 (2023年02月15日 (水) 12時30分)[22359]

月番 > たしかに、つららの先って尖っていますね。凶器のつららが融けて消えて完全犯罪とか!いえいえ、これは体育館の「雪解雫」事件、事故とは別物かと。 (2023年02月15日 (水) 20時36分)[22367]

保子 > 屋根の雪が解け始めた体育館。その雪解雫の間合いをみて入り込む体育館。ちょっとしたワクワク感。そこまで春が来ています。 (2023年02月17日 (金) 22時03分)[22403]

榮一 > 雪解雫がいいですね。いかにも春が来たという感じです。ママさんのバレーや卓球やバトミントンなど練習の様です。うきうきしたものが伝わります。 (2023年02月20日 (月) 11時38分)[22431]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんでした。 (2023年02月21日 (火) 09時05分)[22445]
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投稿者:世話人 (2023年02月14日 (火) 11時59分)[22329]
只今、調整中。

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投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時22分)[22232]
選句が揃いました。令和5年の初句会です。大いに書き込みをしていただきたく思います。1日早いですがアップします。今月の当番は石田加津子さんにお願いしたいと思います。宜しくお願いします。


榮一 > 先月の句会の点数で和田柊子さんの点が追加になって7点となり榮一と石田加津子さんが同点となりました。それで今月の月番を石田加津子さんにお願いしたのですが何故かその旨が届いていないようです。月番の挨拶がありませんが句会は進行していただきたいと思います。各位には宜しくお願いします。榮一拝 (2023年01月16日 (月) 10時48分)[22235]

加津子 > 主宰からのメールは届いていましたが、わたしが理解できていませんでした。新年そうそう皆様にご迷惑をおかけしました。 (2023年01月16日 (月) 11時28分)[22241]

世話人 > 21日になりました。予定通り作者を発表いたします。 (2023年01月21日 (土) 10時12分)[22312]

月番 > 主宰先生、全句に渡りご指導ありがとうございました。私の不手際で句会始にもご迷惑をお掛け致しました。本日は親族の葬儀があり小田原の斎場に来ております。主宰先生の句を噛み締めております。改めて安田循子様のご冥福をお祈り致します。厳寒の中、皆様お体ご自愛下さい。 (2023年01月21日 (土) 11時24分)[22326]

美保子 > 安田循子様の訃報にショックを受けています。ネット句会のお世話をして下さった折に色んな話を聞いて頂きました。俳句から広がる世界を沢山教えて下さいましたよね。ご冥福をお祈りいたします。 (2023年01月21日 (土) 21時52分)[22327]

宜子 > 安田循子さんには私もたくさんの思い出があります。京都にいた頃は、よく奈良を案内してくださいました。秋篠寺、光明寺・・ご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌。 (2023年02月04日 (土) 10時15分)[22328]
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1・鈴の音のひときわ響く初詣 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時13分)[22231]
3点 加津子・孝子・保子・


榮一 > 理解できますが初詣の句としては常識的すぎる様です。 (2023年01月16日 (月) 10時50分)[22236]

月番 > 鈴の音に新たな気持ちを感じます。1年の始まりの句は常識的なので工夫が必要という事ですね。 (2023年01月16日 (月) 11時34分)[22242]

保子 > 初詣の鈴の音は色んなことを払拭させてくれるほど、染み染み感ずるものがあったのでしょう。 (2023年01月18日 (水) 15時13分)[22280]

孝子 > 神社にも色々あると思います。テレビにいつも取り上げられる大きな神社。この句は家の近くの氏神さまと思いました。いつも静かな神社に鈴の音がひときわ響く。いかにも初詣と思いました。 (2023年01月19日 (木) 20時26分)[22295]

榮一 > 作者が強く鈴を振ったようです。お参りは自分のことをお願いするのではないと聞いたことがあります。本当の所は分かりませんが。とにかく新年です。 (2023年01月20日 (金) 10時42分)[22299]

世話人 > 作者は太田鈴子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時12分)[22313]
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2・永眠を知り若水に炊く茶粥 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時12分)[22230]
2点 加津子・洋子・


榮一 > 誰かの死を知り元日の若水で茶粥を炊いたということです。新年の句としてはどうかです。 (2023年01月16日 (月) 10時52分)[22237]

月番 > 主宰の書き込みの後は、かなり勇気が要ります。早くも2句目で指が止まっています。常識的ではない句ではっとさせられました。 (2023年01月16日 (月) 11時42分)[22243]

洋子 > 茶粥で、奈良の人と思いました。名前を出していいものかどうかわかりませんが(いいとは思いますが)、ネット句会でも大変活躍され、お世話になったJ子様への追悼句と思いました。いただかずにはいられませんでした。
(2023年01月16日 (月) 12時02分)[22246]

加津子 > 初めて奈良で食べた茶粥が素朴でありながら力を貰った事を今でも思い出します。「茶粥」でそうかなと思いました。心の籠った追悼句です。作者様ありがとうございます。 (2023年01月16日 (月) 13時01分)[22256]

世話人 > 作者は榮一でした。 (2023年01月21日 (土) 10時14分)[22314]
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3・真白な干支の箸置大旦 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時11分)[22229]
5点 美保子・柊子・鈴子・眞佐子・剛・


榮一 > 真っ白に嫌味が無くて悪くない句です。 (2023年01月16日 (月) 10時53分)[22238]

月番 > ウサギの箸置きで素敵です。 (2023年01月16日 (月) 11時47分)[22244]

柊子 > 私も新しい箸置きを探していたのですが、これといった物が見つからず、お正月になってしまいました。年男の孫だけでも兎のを用意すればよかったと、この句を見て思いました。大旦がいいです。 (2023年01月17日 (火) 14時53分)[22264]

美保子 > ウサギの箸置きをあえて真白なとしたのが新年らしくて素敵でした。娘も年女なのに買って上げれば良かったですね。私も大旦がいいと思いました。 (2023年01月17日 (火) 21時35分)[22266]

鈴子 > 干支の兎の箸置目にした事がなくどんな形かしらと想像しております。実物を手に取り見たいし買い求めたい気がします。季語の大旦ほんとに素敵ですね。なにを隠そう実は私も年女なのです。 (2023年01月18日 (水) 19時45分)[22282]

月番 > 鈴子さん、兎でいいですね。私は箸置きを集めるのが趣味ですが、干支の箸置きは中々ありません。それに私は巳なのでちょっと箸置きには無理かもしれません。 (2023年01月19日 (木) 13時09分)[22286]

> この所、お正月らしい生活をしていないので立ち止まったが、家族がいた頃の私の家のお正月は、紅白の和紙に包まれた白い木のお箸が常だった。干支の箸置きも見た記憶は無いが、真白と大旦に暗示も有って、家族揃って祝える穏やかな新年の景色が見える。

(2023年01月19日 (木) 13時58分)[22288]

眞佐子 > 兎と言わないで「真白な」とされたのが良かったです。大旦の季語も好きでした。 (2023年01月19日 (木) 14時02分)[22289]

眞佐子 > 剛さん書き込みの色がかさなってすみませんでした。 (2023年01月19日 (木) 14時05分)[22290]

榮一 > 干支の白いウサギが思われます。白が清潔で活きています。 (2023年01月20日 (金) 10時46分)[22300]

世話人 > 作者は小川紫翠さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時15分)[22315]
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4・ジョーカーに素知らぬ顔やお正月 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時09分)[22228]
3点 柊子・孝子・保子・


榮一 > ババ抜きを家族でしている句です。 (2023年01月16日 (月) 10時55分)[22239]

月番 > ババ抜きは大人も子供も楽しめて良いですね。 (2023年01月16日 (月) 11時51分)[22245]

保子 > お正月の一風景。素知らぬ顔をするにも演技力が要りますからね。笑いの中の楽しいひととき。 (2023年01月18日 (水) 14時57分)[22277]

孝子 > トランプをずっと忘れていました。祖母が満州でロシア占いを教わり、毎日占っていたので私も習いました。トランプもいくつもありました。学生のころは部室で時間があるといつもあそんでいました。思い出があります。そういえば、子供たちや祖母とお正月は楽しかった思い出があります、昔むかしになりました、ロシア占いは今日来客があるとかよいことがあるとか、なつかしいです。 (2023年01月19日 (木) 20時35分)[22296]

孝子 > そういえばポーカーフェイスはここから来たのですよね、先輩とちょんぼしてしっぺされたおもいでもなつかしい (2023年01月19日 (木) 20時37分)[22297]

榮一 > 小さい子供では素知らぬ顔はできなさそうです。荒波を幾つも超えてきた強さを感じさせます。すまし顔が見えて来そうです。いかにも正月らしい遊びです。テレビゲームでないのが救われます。 (2023年01月20日 (金) 10時50分)[22301]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時16分)[22316]
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5・除夜の鐘遠く東京タワー見ゆ 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時08分)[22227]
4点 美保子・洋子・保子・剛


月番 > 朱色に浮かび上がる東京タワーは郷愁を感じます。 (2023年01月16日 (月) 12時05分)[22247]

洋子 > 東京の大きな景が感じられます。去年今年の厳かな静けさも感じられます。
東京タワーは我々世代にはやはり
懐かしい青春時代の思い出であり、昭和のシンボルです。 (2023年01月17日 (火) 11時20分)[22261]

美保子 > 私が東京に居るころは義兄などが上京してくると東京タワーに行ったものです。ですから、東京タワーには何度も登りました。近くにいくつかお寺もあったように思います。東京はお寺も沢山あり、桜も緑も多く、江戸を作った頃からの治水や地震や戦争の後の街づくりの後の様子が良くわかります。除夜の鐘を聞きながら大抵の所から東京タワーが見えたという自分の時代そのものです。 (2023年01月17日 (火) 21時28分)[22265]

月番 > 美保子様は東京に住んでいらしたのですか。東京タワーには懐かしい時代が重なりますね。 (2023年01月18日 (水) 14時37分)[22272]

保子 > 除夜の鐘遠くか、遠く東京タワー見ゆ かちょっと気になりましたが、除夜の鐘で切って選句しました。感慨深いものがありました。 (2023年01月18日 (水) 14時38分)[22273]

> 昭和のオリンピックの頃のシンボルで在った東京タワーも、もう昭和の遺物となったが、まだまだフアンは多い。私の年代の上京者にはノスタルジーである。東京は日に日に変貌を続けて、周囲の高層ビルに埋もれそうであるが、東京タワーは永遠にである。除夜の鐘を聴きながら望むタワーなんて素晴らしい。 (2023年01月19日 (木) 17時12分)[22294]

榮一 > 東京スカイツリーでないのがいかにも昭和へのノスタルジーです。遠くは心の中にもありそうです。 (2023年01月20日 (金) 10時53分)[22302]

世話人 > 作者は久野孝子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時16分)[22317]
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6・乗り継ぎの遠回りする初電車 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時07分)[22226]
2点 柊子・宜子・


月番 > 近いところで初旅を楽しんでいるようです。 (2023年01月16日 (月) 12時07分)[22248]

柊子 > 初詣のために出かけたものの、いつもとは違う時刻表に遠回りせざるを得なかったのかもしれません。もしかしたら晴れ着での街歩きを楽しみたくて、わざと遠回りをしているのかもしれないなどと、色々想像させて頂きました。 (2023年01月17日 (火) 14時24分)[22262]

宜子 > 楽しく読むと柊子さんの「晴れ着での街歩き」と読めますね。「乗り継ぎ」を、楽しんでいるのか休日ダイヤによるのか・・楽しんでいる方が良さそうです。 (2023年01月19日 (木) 10時01分)[22283]

榮一 > もう一つ見えてこなかった句です。乗り継ぎ「の」か乗り継ぎ「に」であればはっきりするようですが。ただ、初電車を楽しんでいる雰囲気は感じさせます。 (2023年01月20日 (金) 11時01分)[22303]

世話人 > 作者は石田加津子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時17分)[22318]
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7・円卓の肩触れ合いて女正月 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時06分)[22225]
5点 義之・鈴子・眞佐子・宜子・保子・


宜子 > 円卓でお食事している女性たち。楽しそうです。しかも肩が触れ合うほど。コロナ禍の人同士の距離もなんのその。笑い声まで聞こえそうです。「楽しい・嬉しい」を、「肩触れ合い」と、見えるように書いたよろしさかと。 (2023年01月15日 (日) 16時29分)[22234]

月番 > 宜子様ありがとうございます。中々治まらないコロナ禍で懐かしい感じがします。 (2023年01月16日 (月) 12時10分)[22249]

義之 > 宜子さまの句評の通りだと思います。ただ、円卓の語感は政治がらみの言葉として大きく豪華なイメージがあります。ここはやはり「卓袱台」が似合うのではないかと思いました。 (2023年01月17日 (火) 10時50分)[22260]

月番 > 「円卓」は、非日常を感じますが、「卓袱台」だとエプロンをして台所を行ったり来たり。せめて女正月くらい非日常に浸りたい月番は、円卓に憧れます。 (2023年01月18日 (水) 14時45分)[22274]

保子 > 円卓 卓袱台 肩の触れ合うほどの仲良しさんが集まった女正月。たまたま訪ねて来た方もお仲間に。笑いさざめく様子が見えるようです。 (2023年01月18日 (水) 14時52分)[22276]

眞佐子 > 最近は円卓をかこむ事は難しかったので懐かしくいただきました。肩触れ合うが良いですね。 (2023年01月19日 (木) 14時12分)[22291]

榮一 > 円卓なれば中華料理の様です。気の置けない仲間かあるいは家族の中の女性群が子供たちを男に任せて楽しんでいるようにも思えます。楽しそうです。 (2023年01月20日 (金) 11時07分)[22304]

鈴子 > 円卓懐かしいです。仕事をしていた頃を思い出しました。なんの迷いもなく正月の集まりを楽しんでいた時代?です。 (2023年01月20日 (金) 11時26分)[22308]

世話人 > 作者は和田柊子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時18分)[22319]
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8・露座佛の膝動きけり初御空 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時05分)[22224]
9点 美保子・義之・加津子・孝子・鈴子・眞佐子・紫翠・剛・榮一


紫翠 > 居住まいをただし新年を迎える様子が伝わる。 (2023年01月16日 (月) 11時17分)[22240]

月番 > 今月の最高得点です。まさしく新年の句ですね。書き込みお願いします。 (2023年01月16日 (月) 12時13分)[22250]

美保子 > 新年のあいさつの席の着物姿の膝と露座仏の膝が重なって思われて初御空と露座仏を強調したように思いました。新年らしくて素敵です。 (2023年01月17日 (火) 21時43分)[22267]

義之 > 露座佛を検索すると主に大仏がヒットしますが、掲句の場合は、花崗岩で作られた路肩に居並ぶ小さな石仏が似合うようです。大仏や路傍の石仏の膝が動くようなことは常識ではあり得ないが、紫翠さんの句評に納得しました。初御空に居住まいを正す露座仏が、一体くらい見つかるかもしれませんね。 (2023年01月18日 (水) 07時55分)[22271]

洋子 > 私も紫翠様の句評に深く納得致しました。常識人の私は、露座仏が動くはずがないと、感じてしまったのです。 (2023年01月18日 (水) 15時03分)[22279]

加津子 > 露座物の膝が動いたと感じた作者様の物を見る目が素晴らしいと思いました。 (2023年01月18日 (水) 19時18分)[22281]

> 人間はどんな状況に在っても、新年には粛々と膝を正す。その兆しはどんな物にも見える。動くはずの無い大佛の膝を動かしたのは、物を凝視する俳句作者の世界である。日が昇りその恵みの中に生きてゐる人間たちに、新しい年が巡り元旦の日が眩しい。露座の大仏は各地に在るが、海を見てゐるような鎌倉の大仏が相応しい。 (2023年01月19日 (木) 10時27分)[22284]

眞佐子 > 隣の町に丈六の木造大仏があります。膝を正して手を合わせると動かない大仏様にじっと見つめられているように感じる事があります。動かない露座佛の膝が動いたと感じられた作者さんは素晴らしいと思いました。 (2023年01月19日 (木) 14時45分)[22292]

榮一 > 思わず立ち上がりそうな露座佛の様子で初御空の日の光りや空気の鮮烈さが見えて来そうです。俳句の面白さはこんなところにありそうです。言えば実と真の違いです。 (2023年01月20日 (金) 11時12分)[22305]

世話人 > 今月の最高点です。作者は山内宜子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時20分)[22320]
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9・連峰の厳しき襞の淑気かな 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時03分)[22223]
7点 義之・加津子・洋子・鈴子・紫翠・剛・榮一・


月番 > 「襞」が山の奥深さを現わしていてスケールが大きく感じます。 (2023年01月16日 (月) 12時18分)[22251]

紫翠 > 下五の「淑気」で句が立ち上がったと思います。意味性を超えた作品のように感じます
(2023年01月17日 (火) 10時29分)[22259]

義之 > 眼前に迫る立山連峰の威容が目に浮かびます。仕事で何度か冬の富山を訪れたことがあります。残念ながら元日での経験はありませんが、その荘厳さはまさに掲句の通りだと納得することが出来ました。 (2023年01月18日 (水) 07時36分)[22269]

洋子 > 義之様の「立山連峰」で、句がさっと立ち上がりました。六甲山にも山襞がありますので、漠然といただいたんですけど、立山連峰と言われたら、景色が全く変わりました。まさに「淑気」です。 (2023年01月18日 (水) 14時57分)[22278]

> 富山は珍しく雪の少ない正月であった。年が明けて何度か故郷の山河を目の当たりにした。連峰と呼ばれるのは立山の他にも在ると思うが、生地の山はまた格別である。厳しい襞(山肌)を持つのはたぶん剱岳だろう。好天の日に眺めてゐると時間を忘れる。気を引き占めて、今年も前向きにと新年の心構えが頼もしい。      (2023年01月19日 (木) 10時43分)[22285]

榮一 > 北国の峻烈な山の景です。南側の山では厳しい襞は先ずお目に掛かれません。雪を頂いた連峰の山襞に淑気を感じたのがいいのです。 (2023年01月20日 (金) 11時20分)[22306]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時21分)[22321]
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10・七草の粥を啜って生きてゐる 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時02分)[22222]
4点 美保子・洋子・眞佐子・宜子・


月番 > リズムがいい句だと思います。 (2023年01月16日 (月) 12時22分)[22252]

美保子 > スーパーでセットになっているものはあまり上手にできなくて、家にある大根などで作ってごまかす程度だったのですが、夫が買い物ついでに買って来たので、「自分で買って来たのだから自分で作って。」と言ったらその気になって「蕪はどうやって切るんだ。」とか聞くのでだしの取り方から教えたのですが、昆布が浮き上がる間にどこかに消えてしまうので結局はほとんど私が作ったようなものでした。でも、必要な時にはレシピを張っておけば作ってくれると約束してくれたので、そのことを思い出して頂きました。七草の粥を啜ってだけでもげんきになりそうです。 (2023年01月17日 (火) 21時53分)[22268]

洋子 > お正月料理で胃が凭れたころに頂く七草粥は、胃の調子をいきかえらせてくれます。ああ、おいしい生きている、と感じるひと時です。
(2023年01月18日 (水) 14時50分)[22275]

眞佐子 > スーパーで七草を一パック買って来ましたが、我が家は七人家族ですのであまりにも少ないので家の周りの大根やはこべ等を引き抜いて一緒に入れて出来上がりました。正月料理に飽きた頃なので美味しかったです。掲句の生きているが実感できました。 (2023年01月19日 (木) 15時02分)[22293]

榮一 > この国の歴史と伝統の中に生きているのです。ストレートな表現に好感が持てます。 (2023年01月20日 (金) 11時23分)[22307]

世話人 > 作者は石田剛さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時22分)[22322]
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11・・芽吹く木の交差の奥の九輪かな 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時01分)[22221]
1点 孝子・


月番 > 枝の向こうに透けて見える九輪、春を感じる句です。 (2023年01月16日 (月) 12時26分)[22253]

孝子 > 10番の句とどちらを頂こうかと悩みました。結局自分に近いこの句を頂きました、いつも行く本門寺は桜の名所であり本堂を正面に右をむくと五重塔が見える、両脇の桜の木の向項に、満開の時はもちろん先頭がやっとみえるときもある、この木の芽の芽吹き時には、この句の感じである。皆様に満開の本門寺の桜を見てほしいと思います。 (2023年01月19日 (木) 20時54分)[22298]

榮一 > 交差の奥はいらないように思います。表現がごちゃついてすっきりと感じられなかったです。却って九輪が見えにくくなっているようです。 (2023年01月20日 (金) 11時29分)[22309]

世話人 > 作者は伊藤保子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時23分)[22323]
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12・初夢やエンドロールの長々と 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 07時00分)[22220]
5点 柊子・義之・紫翠・宜子・榮一・


宜子 > 長いエンドロールは、出演者、スタッフの多さ。初夢であれば、このエンドロールはきっと終わらない。 (2023年01月15日 (日) 16時23分)[22233]

月番 > 宜子様ありがとうございます。映画の余韻に浸るエンドロールは好きな時間で終わるまで座っています。長くて待てない人が多くたいていの人は帰ります。初夢はどうなるんだろうと心配になりました。 (2023年01月16日 (月) 12時36分)[22254]

紫翠 > 「初夢」とエンドロールを合わせた作者の発想が素晴らしいと思います。 (2023年01月17日 (火) 10時22分)[22258]

柊子 > エンドロールに次々出るお名前を一人ずつ確かめ、思い遣っているのでしょう。穏やかな優しいメロディーも流れているようです。 (2023年01月17日 (火) 14時45分)[22263]

義之 > テレビで映画番組を良く視聴します。たいていは編集で短くカットされエンドロールが映ることは少ないですが、深夜番組の場合、完全ノーカットでエンドロールを長々と放送していることがあります。年末年始は貴重な映画をノーカットで見られる機会が多いようです。「初夢」の取り合わせに脱帽です。 (2023年01月18日 (水) 07時43分)[22270]

榮一 > 終わることのないエンドロールを見続けているのです。エンドロールが何かということはあまり意味がありません。初夢を長々と見ていることに意味があるのです。これは恋のエンドロールの様です。 (2023年01月20日 (金) 11時33分)[22310]

世話人 > 作者は森内洋子さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時24分)[22324]
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13・玉の春高松城の堀の鯛 投稿者:世話人 (2023年01月14日 (土) 06時58分)[22219]
2点 紫翠・榮一・


月番 > 季語の「玉の春」は「初春」の傍題です。あえて傍題の「玉の春」を据えたところのこの句の良さを教えて頂きたいです。 (2023年01月16日 (月) 12時43分)[22255]

紫翠 > 「玉の春」と鯛が響きあっているように思います。それも「城の鯛」ですから作者の工夫もあり、歴史への郷愁も感じられます。 (2023年01月17日 (火) 10時18分)[22257]

月番 > 傍題にチャレンジする勇気が必要と思いました。 (2023年01月19日 (木) 13時25分)[22287]

榮一 > 香川県の高松市城である。海辺に近い平城で堀の水は海からひいている。舟で物資を運べる利点があり海辺の城は他にもあるようである。琵琶湖の大津城などもそのようである。高松城は今も海と堀が繋がっていそうである。現在の城は復元のである。 (2023年01月20日 (金) 11時49分)[22311]

世話人 > 作者は宮本義之さんでした。 (2023年01月21日 (土) 10時25分)[22325]
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投稿者:世話人 (2023年01月08日 (日) 17時11分)[22218]
只今、調整中。

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投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時49分)[22099]
今年最後の句会です。大いに書き込みをお願いします。柊子さんの選句が手元に届いておりません。届き次第に追加いたします。ご了承を願います。
今月の当番は山内宜子さんです。宜しくお願いします。


世話人 > 和田柊子さんの選句を追加します。宜しくお願いします。 (2022年12月13日 (火) 09時14分)[22100]

宜子 > 今月の月番を務めます山内宜子です。宜しくお願い致します。
主宰先生、句会をご準備いただき有難うございます。
句会の皆様、年末に向かい、なにかと気忙しい時期ではございますが、各句へのコメントたくさんお寄せください。では、今年最後の句会、始めます。 (2022年12月13日 (火) 12時31分)[22106]

月番 > この句会も、期間の中ほどです。まだコメントのない方、作者さんは選者の選評をお待ちのことと思います。コメントお願いします。 (2022年12月16日 (金) 09時39分)[22147]

世話人 > 沢山の書き込みをありがとうございました。また、不手際がありましたことお詫びいたします。当番の山内宜子さんありがとうございました。20日になりました予定通り作者を発表いたします。宜しくお願いします。 (2022年12月20日 (火) 19時54分)[22203]

月番 > 主宰先生 年末のお忙しい中にも関わらず、今月も各句への丁寧なご指導と作者発表、有難うございました。ご参加の皆様、示唆に富んだコメントいただき、勉強になりました。
今年もあと十日あまり、寒さも増してきました。大雪の被害も伝えられ、慌ただしい一年が終わろうとしています。来年は、明るいニュースで満たされますよう祈りつつ、それでは、十二月の句会を終えることと致します。
皆様、良いお年をお迎えください。宜子
(2022年12月21日 (水) 05時54分)[22217]
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1・煌めきの水都の中州冬薔薇 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時42分)[22098]
2点 紫翠・榮一


月番 > 水都といえば福岡、柳川でしょうか。「煌めき」が華やかさを感じさせます。 (2022年12月13日 (火) 12時40分)[22108]

紫翠 > 「冬薔薇」の着地ですから、中州が紅に明けてゆく早朝のイメージのように感じられます。取り合わされたことで煌めきが何倍にも増加するように思います。 (2022年12月17日 (土) 10時55分)[22168]

榮一 > 水都と言えば大阪を思うのは近い所為であろう。水都の中州と言えば中之島を想像する。中之島公園のバラ園は有名です.冬のバラも見ごたえがありそうです。一句から想像するのは多分個人的な事柄から派生するように思います。実景が何処かは蛇足のように思います。 (2022年12月19日 (月) 13時00分)[22190]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2022年12月20日 (火) 19時55分)[22204]
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2・海舟と同じ家紋や石蕗の花 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時41分)[22097]
3点 加津子・鈴子・紫翠・


月番 > 海舟は「勝海舟」その家紋はネット検索で「丸に剣花菱」とのこと。家紋の柄より、幕臣の海舟と同じ家紋であることの発見がちょっとした自慢なのかもしれません。 (2022年12月13日 (火) 12時46分)[22109]

紫翠 > 上五中七の印象と「石蕗の花」を見たときに受ける印象が一致するように感じました。そこからイメージが広がるように思います。 (2022年12月16日 (金) 10時59分)[22152]

月番 > 取り合わせの宜しさですね。有難うございます。 (2022年12月16日 (金) 21時27分)[22158]

鈴子 > 海舟と同じ家紋だった事の驚きと微かな誇りを詠んだ作者のかたの気持ちが読み取れました。 (2022年12月17日 (土) 14時30分)[22171]

加津子 > 家紋には興味があります。嫁入りの時の留め袖の実家の家紋と嫁ぎ先の家紋が微妙な違いはありましたが「かしわ」でした。合い通じるような感情が沸きました。季語も良いと思いました。 (2022年12月17日 (土) 21時17分)[22178]

榮一 > 勝海舟の家紋を知らないのでお手上げ状態です。明治の立役者と同じ家紋であるのは作者として心躍るのはよく理解できます。石蕗の花はいい感じですが。 (2022年12月19日 (月) 13時04分)[22191]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2022年12月20日 (火) 19時56分)[22205]
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3・あちこちに拾ふねじ釘年の暮 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時40分)[22096]
 3点 義之・加津子・眞佐子・


世話人 > 柊子さんの1点を追加します。合計で4点になります。。 (2022年12月13日 (火) 09時17分)[22101]

月番 > 年末、新年に向けてなにか修理でもしたのでしょうか、ネジや釘が散らかっています。 (2022年12月13日 (火) 12時49分)[22110]

義之 > 「あちこち」は少し言い過ぎかなと思うが、床に落ちた螺釘を見つけることは有りうることだろう。普段ならぽいとごみ箱行きのところ、年の暮れともなると、拾い上げて小箱にしまい込むのである。炬燵の螺子など思い当たる節がある。 (2022年12月13日 (火) 19時15分)[22124]

月番 > 義之さん、各句にコメントいただき有難うございます。掲句、どこの螺子、なんの釘か、とっさには気が付きにくいですよね。誰でも思い当たりそうな小さな行動です。拾った作者さんのちょっとした当惑気味の表情が思われますね。 (2022年12月14日 (水) 18時33分)[22126]

眞佐子 > 冬になると雪国では炬燵、雪囲いに外の花鉢を屋内に入れる棚の組み立てなどの螺子が沢山ありますので、年の暮がよくわかります。大掃除をするとあちこちから螺子釘が見つかる事があります。ありそうな光景でした。 (2022年12月16日 (金) 15時34分)[22154]

月番 > 見つけた螺子釘に少しホコリが溜まってたりします。眞佐子さん、ありがとう。 (2022年12月16日 (金) 21時32分)[22159]

孝子 > 思い込みとはこわいものです。一読思ったことが会社にいたころ、隣の上司が昔話で戦後よく鉄や釘を拾って売った話をよくしていたのが強烈に頭に残っていて、即其処に頭が行き、皆様の発想にたどりつきませんでした。季語からそこにいくべきだったと反省しています。 (2022年12月17日 (土) 14時31分)[22172]

義之 > 戦後の焼け野原では住宅の瓦礫をあされば鉄くずや銅線等拾い集めることが出来ました。それをよせやという屑鉄商に持ち込み少額の金銭を得るのです。孝子さんの書き込みにすっかり忘れていた昭和の思い出がよみがえりました。 (2022年12月17日 (土) 19時45分)[22176]

加津子 > 台所を増築して出来上がったのが12月。釘を拾ったのを思い出しました。でもあれは、ねじ釘ではなかった。ねじ釘の何かを見落としていたような気がしました。 (2022年12月17日 (土) 21時26分)[22179]

柊子 > 世話人さま、お手数をおかけしました。

修理に限らず、電気製品の埃を払っても、緩んだネジが外れてしまうことがあります。
なんのネジか分からなくても、ここに落ちていたと修理好きの夫に報告しないと!
そんなことが増える、暮れの大掃除です。 (2022年12月18日 (日) 09時23分)[22183]

榮一 > あちこちは範囲が広いようです。広いところでねじ釘を拾う行為が見えてこなかったです。 (2022年12月19日 (月) 13時06分)[22192]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2022年12月20日 (火) 19時57分)[22206]
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4・ご老公の泊まりし宿や牡丹鍋 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時39分)[22095]
4点 孝子・鈴子・保子・紫翠・


月番 > このご老公は水戸のご老公のようです。泊まった宿で牡丹鍋。奥の間にはご老公の書き物とか残っていそうです。 (2022年12月13日 (火) 12時52分)[22111]

紫翠 > 黄門の隠居所(西山荘)を訪ねた記憶があり、声を聞ける機器も思い出しました。イメージ的に「牡丹鍋」はどうかと思いますが共鳴できる作品です。 (2022年12月15日 (木) 11時11分)[22134]

月番 > ご老公と牡丹鍋との取り合わせ。冬の季語で他に、味噌雑炊、薬喰、蕪汁等々取り合わせられますが、食べ物を離れての季語もありそうです。いろいろと入れてみるのも楽しそうです。 (2022年12月15日 (木) 15時37分)[22136]

保子 > 両国で牡丹鍋の店を見かけた事を思い出しました。猪の毛皮のようなものを板に貼り付け看板のようにしていました。ご老公 尊敬する先輩と解釈しました。
(2022年12月16日 (金) 23時31分)[22165]

孝子 > 主人の田舎に行った時、甥っ子が釣りに行った主人のかわりに西山荘に連れて行ってくれました。牡丹鍋もわざわざ食べに行った宿も思い出しました。作者もいい思い出の宿に泊まれたのですね。牡丹鍋からご老公らしいひなびた宿がみえてきます。 (2022年12月17日 (土) 14時40分)[22173]

鈴子 > 牡丹鍋なるものを食べたのは山歩きをしていた随分昔山小屋に宿泊した時でした。猪鍋とよんでいたようです。牡丹鍋やご老公の泊まられた宿を想像しております。 (2022年12月18日 (日) 19時40分)[22188]

榮一 > ご老公と言えば水戸光圀を思い浮かべるのは映画からテレビと何代にもわたって映像化された影響であろうと思う。水戸光圀を演じた役者では五本の指はすぐに折れます。物語の全国行脚は架空の話です。宿は水戸藩だけでのことですが一般的な宿ではなさそうです.猪鍋は薬食いもあり食べた可能性はありそうです。映像の水戸黄門の延長線上にあるような気がします。 (2022年12月19日 (月) 13時18分)[22193]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2022年12月20日 (火) 19時58分)[22207]
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5・冬銀河厄年の無き歳かな 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時38分)[22094]
4点 美保子・孝子・宜子・剛・


世話人 > 和田柊子さんの1点を追加します。合計で5点になります。 (2022年12月13日 (火) 09時18分)[22102]

月番 > 厄年は男性で61歳、女性で37歳が最後の厄年になるようです。その厄年は大過なくすごして、今はその心配も無い歳。冬銀河かもしれません。 (2022年12月13日 (火) 13時01分)[22112]

美保子 > 先日ブラタモリでタモリさんが神社の前の厄年の記載を眺めていて「もう自分は厄年はないんだな」と寂しそうでした。女性の方が31才が最後とは何か理由があるのでしょうか。あまり深く考えた事がなかったです。今はそんなこともないのかもしれませんが、昔は男の子のほうが育ちにくいと言われたようです。それでも、それだからでしょうか。男の人の方が苦労が多いのでしょうか。 (2022年12月15日 (木) 18時42分)[22142]

月番 > 季語の「冬銀河」の取り合わせはいかがでしょう? (2022年12月16日 (金) 21時36分)[22160]

孝子 > 考えたことがなかったけどそのとうりと思いました。季語はなんとなくそういうとしになったかという実感。寂しさを感じさせていいと思いました。 (2022年12月17日 (土) 14時43分)[22174]

柊子 > 厄年がもうない、大役を終えた、肩の荷が下りたホッとした感じを受けました。(女性の場合は出産可能年齢もありそうな…調べていませんが)
澄んだ夜空の星を素直に楽しめそうです。 (2022年12月18日 (日) 09時37分)[22184]

> 滅多に冬の銀河など見上げた事も無いが、はっと気がつけば何時の間にか齢を取ってしまったの感慨である。そう云えば自分(私)は厄年のお払いをしないままに、父の歳も母の齢も乗り越えて生きてゐる、と感慨を新たにしました。

(2022年12月18日 (日) 09時49分)[22186]

榮一 > 男性61歳・女性は37歳(独身で仕事をしている人は42歳もあるそうです)。年取れば厄年より病気が恐ろしいですね。厄年はなくても冬銀河は厳しいです。その対比です。 (2022年12月19日 (月) 13時29分)[22194]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2022年12月20日 (火) 19時59分)[22208]
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6・木枯らしやガリ版何処へ行ったやら 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時37分)[22093]
2点 美保子・眞佐子


世話人 > 和田柊子さんの1点を追加します。合計で3点になります。 (2022年12月13日 (火) 09時20分)[22103]

月番 > 懐かしい「ガリ版」鉄筆でガリガリと削った音からガリ版。正しくは「謄写版」。でも、ガリ版のほうが親しみがありそうです。何処に行ったのでしょう・・ (2022年12月13日 (火) 13時06分)[22113]

美保子 > 自宅で塾をやっていた時、最初はガリ版でした。その後、ワープロ、それから、パソコン昔、英文タイプを習いに通っていたことがあるので、ワープロは楽しくて仕方ありませんでした。中学生の時はクラスの新聞作成に自分から手を挙げて、手も真っ黒にして、ガリ版も覚えました。これもとても楽しかったです。 (2022年12月15日 (木) 18時52分)[22143]

眞佐子 > 高校生の時に鉄筆の使い方を習いました。英文、和文のタイプはクラブに入った人だけが使っていました。どちらも印刷をする時は謄写版です。腕まくりで手を真っ黒にしながらでした。あのガリ版は何処へ行ったのでしょうね。見なくなりました。木枯らしの季語がなんとなく合っているのではと思います。 (2022年12月16日 (金) 15時57分)[22155]

月番 > 季語の「木枯らし」が、いいですよね〜。私もなんとなくとしか言えないのですが・・いいですね。ホント、木枯らしの、あのガリ版、何処に行ったのでしょう。気になります。 (2022年12月16日 (金) 21時40分)[22161]

柊子 > 小学生の時、学級新聞を作るため自宅にガリ版を持ち帰ったことがあります。外は木枯らしの夜、一人カリカリと鉄筆でする作業は結構好きでした。
今の俳句作りにどこか繋がっていそうです。 (2022年12月18日 (日) 09時45分)[22185]

榮一 > ガリ版は謄写版のことです。蝋を引いた原紙を鉄筆で文字を起こして刷ったものです。小さい頃は学校でも見かけたり、組合事務所などでも見かけたりしましたがもはや見かけることはありません。何処へ行ったやらと問われても感慨は湧きません。他に活かし方がありそうです。木枯らしは作者の心情の様です。 (2022年12月19日 (月) 13時37分)[22195]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2022年12月20日 (火) 20時00分)[22209]
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7・使わない辞書がいくつか初時雨 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時36分)[22092]
6点 義之・孝子・宜子・剛・保子・榮一


月番 > ありますよね〜、滅多に使わない、開かない辞書。まして今はググる時代。紙には紙の良さもあるのですけどね。 (2022年12月13日 (火) 13時08分)[22114]

> 国語や英和辞典に始まって、広辞苑等を使い古した人達は多いが、昨今は辞書の替りになるものが増えた。パソコンを始めとする各分野の電子辞書、etcである。老眼などで視力が衰えて辞書を繰ることも無いが、索引を探り頁を捲ってゐた時代が懐かしい。広辞苑などの分厚い書物は確かに「冊」では無く「いくつ」か、と言える。窓の外は冬の前触れの初時雨、本棚なのか床の間にでも積んであるのか、寂しげな辞書ではある。 (2022年12月15日 (木) 13時12分)[22135]

月番 > どんな辞書でも、繰っていくときのワクワク感っていいものですよね。今の時代、なんでも早く見つけようとしている気がします。積まれたままの辞書はなにやら寂しげですね。 (2022年12月15日 (木) 15時45分)[22137]

義之 > 昭和の辞書と云えばコンサイスの英和辞典。父親の話ですが、戦後の物不足の頃、たばこの屑をコンサイスの頁を破り、それで巻きたばこを作ったと聞いたことがあります。祖母は、得られる食料が乏しい中、もっぱら煙草で空腹を紛らし、家族に一口でも多くの食べ物が分配されるようにと、自らの空腹は口にせず、実行していたようです。結局栄養不足でふらつき、上がり框で転倒し、帰らぬ人となってしまいました。四歳の私はその光景を目撃し、今でも顛末が記憶に残っております。 (2022年12月15日 (木) 19時44分)[22145]

月番 > 昭和の大戦は、万人の心に体に傷を残しています。それぞれの深さの傷を。その傷も癒えないうちに第三次の影が、廊下の奥に立っていそうです。 (2022年12月16日 (金) 21時45分)[22162]

孝子 > 本が捨てられない性格ですが、辞書はとくにおもいこみがあります。広辞苑はもちろん、仏語英語古語漢和辞典等々、本棚を占領しています・季語がいいと思いました。 (2022年12月17日 (土) 14時52分)[22175]

榮一 > 辞書も種類が多そうです。国語辞典や文語辞典。漢和辞典や英語・フランス語等数え上げたら切りがありません。使わなくなってもなかなか捨てきれないのが辞書です。言えば青春ですね。初時雨が心模様をうまく出しているようです。 (2022年12月19日 (月) 13時43分)[22196]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2022年12月20日 (火) 20時04分)[22210]
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8・立冬や歯科医の椅子の軋みたる 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時35分)[22091]
 4点 美保子・剛・保子・紫翠・


紫翠 > 取り合わせで選をしました。歯の治療は長くかかるので、「立冬」が効果的に働いているように感じます。 (2022年12月13日 (火) 11時02分)[22105]

月番 > 紫翠さん、早速に書き込みいただき有難うございます。
歯科医の椅子が軋む句は多くありますが、季語との取り合わせがポイントですね。
(2022年12月13日 (火) 12時36分)[22107]

> 歯の治療は昔と比べると楽になったようであるが、苦痛を伴うものに外ならない。何をされるのか解らない不安と緊張感。軋みは痛みに通じている。治療台に身を横たえて、終わりが近いこの一年を振り返る。余談になりますが、最近思うに、あの真っ白な歯は何となく気色が悪いのですが。 (2022年12月15日 (木) 10時09分)[22133]

月番 > 歯の治療という、恐怖にも似たあの瞬間!「軋み」は、痛みに通じていたのですね。真っ白な歯は、不自然ですか? (2022年12月15日 (木) 15時52分)[22138]

保子 > 歯科医の椅子の軋み からグッと近すく歯医者のマスクがイメージされ、迫力ある句だなと思いました。 (2022年12月16日 (金) 23時37分)[22166]

榮一 > 後ろに倒れるのは歯科の椅子か理髪店の椅子ぐらいしか思い浮かびません。特に治してもらっているのに歯科の椅子はいい思い出が残っていません。句意は良く汲み取れますが類想感が漂いその点が弱いです。 (2022年12月19日 (月) 13時49分)[22197]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2022年12月20日 (火) 20時05分)[22211]
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9・鰤起しの揺るがす井戸や三の丸 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時34分)[22090]
4点 義之・加津子・加津子・洋子・


月番 > 「井戸」「三の丸」・・どこかのお城の景でしょうか。鰤起しは雷で冬の季語。 (2022年12月13日 (火) 13時12分)[22115]

加津子 > すみません。加津子は1人です。 (2022年12月13日 (火) 17時14分)[22120]

義之 > 何となく富山かなと思い、富山城を思いました。少なくとも15回くらいは富山を訪れていますが、タクシーの窓から富山城を見るだけで一度も城内に足を運んだことはありません。おぼろげなる知識として悲運の佐々成正の城だったと記憶しているくらいです。「鰤起し」とは12月〜1月の鰤の漁期に響く雷鳴の事とあります。「揺るがす井戸の三の丸」に何か謂れがありそうです。 (2022年12月13日 (火) 19時03分)[22123]

世話人 > 申し訳ありません。加津子さんが重複していました。点数は3点となります。お詫びして訂正いたします。 (2022年12月13日 (火) 19時54分)[22125]

月番 > 義之さんは富山城でしたか!私は兼六園のある金沢城を思いましたが、季語の「鰤起こし」とのイメージが合わないでいました。戦国武将、佐々成政の富山城なら納得できそうです。作者さんはどんなイメージで?興味あります。 (2022年12月14日 (水) 18時48分)[22127]

義之 > 因みに金沢城は観光したことがありますが現在の金沢城は明るすぎて、月番様の言われる通り「鰤起しの」句のイメージとは違うと思います。積雪の富山の風景を思い出しました。 (2022年12月15日 (木) 08時47分)[22129]

洋子 > 漠然と、北陸のお城の三の丸を思いました。そこの井戸水を揺るがす鰤起こしのすさまじさを思い身震いしました。 (2022年12月15日 (木) 09時25分)[22130]

月番 > 下五に「三の丸」と措かれていますね。具体的に本物の「三の丸」ではないかもしれませんが、「三の丸」・・いかがでしょう? (2022年12月15日 (木) 15時56分)[22139]

義之 > 外堀がありそれを守る三の丸、さらに内堀がありそれを守る二の丸、そして本丸、これが一般的な城郭のスタイルと思います。平城なら水を張った堀でしょうが山城なら空堀や土塁といった防御が為されています。いずれにせよ三の丸と云えば結構巨大な城郭を思います。三の丸の井戸は、籠城の将兵にとって、正に死守すべき命の水なのでしょう。 (2022年12月15日 (木) 19時28分)[22144]

月番 > 義之さん、早速のコメントを、ありがとう。「三の丸」で城の大きさがわかりますね。現在残っている「城」は、その殆どが天守閣のみ。本丸より外側にある三の丸の井戸は、兵たちの命の水。そこに鰤起しの雷!想像が膨らみます。 (2022年12月15日 (木) 20時30分)[22146]

加津子 > 富山は、全国大会でしか行った事がありませんので逆に想像が膨らみます。北前船で栄えた城下町が浮かびました。高岡でしょうか。 (2022年12月17日 (土) 21時39分)[22180]

榮一 > 高岡の古城公園の中に三の丸の城跡がある。古城公園では高岡万葉朗唱の会があり玄鳥の土肥顧問はじめ誌友が歌ったことがあるのを思い出す。句では揺るがす井戸がイメージできなかった。 (2022年12月19日 (月) 14時31分)[22198]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2022年12月20日 (火) 20時06分)[22212]
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10・本返し本置いて来る冬日和 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時33分)[22089]
0点 


月番 > 冬の少し暖かい日に借りていた本を返しに行ったのでしょうか、「本置いて」の重なりが分かりづらいようです。 (2022年12月13日 (火) 13時14分)[22116]

月番 > 無点句ですが、気付いたこと、季語の「冬日和」との取り合わせなどいかがでしょうか?コメント、お願いします。 (2022年12月16日 (金) 09時48分)[22150]

洋子 > 本の好きな人は、図書館に返しに行って、その足でまた、借りてくるもののようですが、掲句は、今回は借りないで、少しお正月の準備にでも取り掛かろうか、とでも考えられたのでしょうか?何しろ年の暮れですもの、暖かいうちにと思って・・・。? (2022年12月16日 (金) 10時05分)[22151]

月番 > そうでしたか!洋子さん、図書館に返しに行ったのかもしれませんね。そして借りずに「置いて」帰る・・冬日和に。見えてきました!ありがとう。 (2022年12月16日 (金) 21時50分)[22163]

榮一 > 返しはひっくり返すほどの意味かもしれません。それであれば置いて来るも不自然ではなくなります。それにしても返しは必要のないように思われます。冬日和との取り合わせまで踏み込めないのが現状の様です。 (2022年12月19日 (月) 14時36分)[22199]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2022年12月20日 (火) 20時07分)[22213]
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11・コロッケにソースたっぷりちゃんちゃんこ 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時32分)[22088]
6点 美保子・洋子・宜子・眞佐子・鈴子・榮一


世話人 > 和田柊子さんの1点を追加します。合計で7点になります。 (2022年12月13日 (火) 09時21分)[22104]

月番 > コロッケにかけるのはソースか醤油かなんてお喋りも楽しそう。なんといっても「ちゃんちゃんこ」なんです。 (2022年12月13日 (火) 13時17分)[22117]

義之 > 私はコロッケにはウスターソースを少量掛けますが、すぐに沁み込みこんでしまいます。掲句では豚カツソースとか、ケチャップとか、どろっとしたソースをかけるのでしょう。還暦のお祝いのおじいちゃんの真っ新な赤い「ちゃんちゃんこ」に、これはしまった、胸元にべったりと垂れたソースがついてしまいました。 (2022年12月13日 (火) 18時35分)[22121]

洋子 > 昭和を生きているような感じの人を思いました。昔はウスターソースでしたよね。ウスターソースをかける習慣もぬけず、ちゃんちゃんこを来て、冬をしのいでいる人・・・。私も半分そんな感じで過ごしています。 (2022年12月15日 (木) 09時30分)[22131]

月番 > サラッとしたウスターソース。昭和の感じかもしれません。ちょっとおしゃれなレストランでは、マヨネーズのようなタルタルソースが添えられていたりします。昭和育ちとしては違和感があります。 (2022年12月15日 (木) 16時03分)[22140]

月番 > 今月の最高点句のひとつです。選評をお願いします。 (2022年12月16日 (金) 09時45分)[22149]

眞佐子 > 我が家ではコロッケにソースをかける人がいなくなりました。ソースたっぷりちゃんちゃんこは昭和をおもいました。私も昭和の育ちですのでキルティングのベストを着ています。 (2022年12月16日 (金) 16時08分)[22156]

鈴子 > 子供の頃の学校給食を思い出しました。ソースは苦手な私は醬油を貰って食べていた事を思い出しました。ちゃんちゃんこも然り正に昭和です。 (2022年12月17日 (土) 13時05分)[22169]

柊子 > お肉屋さんで買ってきた、薄いコロッケでしょう。
ソースをたっぷりかけているのは、ご本人? それを見ている人?でしょうか。
何もかけない派なので、あーあーあぁ!と思いつつ、黙って見ている私です。
コロッケもちゃんちゃんこも昭和です。 (2022年12月18日 (日) 09時56分)[22187]

美保子 > 結婚した頃はソースか醤油かが気になりましたが、今はそれぞれ好きな物をかけるか、私の食べ方に合わせてもらっていると思っています。綿入りのちゃんちゃんこではありませんが、生協で買ったフリースのちゃんちゃんこが袖がなくて動きやすいです。やはり昭和生まれなのですね。 (2022年12月18日 (日) 22時17分)[22189]

榮一 > コロッケ・ソースたっぷり・ちゃんちゃんこ・・どれをとっても庶民的です。ブレイビソースやフォンドボではちゃんちゃんこには合いません。とんかつソースやウスターソースで十分です。 (2022年12月19日 (月) 14時41分)[22200]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2022年12月20日 (火) 20時08分)[22214]
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12・金婚を祝す船旅花毛布 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時31分)[22087]
4点 洋子・鈴子・保子・榮一


月番 > 金婚式を迎えたご夫婦の船旅。穏やかな良い旅をと願うばかりです。 (2022年12月13日 (火) 13時19分)[22118]

洋子 > 花毛布を検索してみたら、見事にきれいに花の模様に形作られた毛布が載っていて、びっくりしました。金婚旅行の花毛布、ロマンチックでいいですね。
ちなみに私は今年エメラルド婚だと子供が教えてくれました。初めて知った言葉でしたので、びっくりしました。そういえば数年前に金婚だったなあと思い数えてみたら、確かに結婚55年目でした。
友達に言ったら、「よく飽きもしないで、いや向こうが」といじられました。健康で、ここまでこられて、よかったなあと思っています。
エメラルド婚の次は何婚ですか?
(2022年12月15日 (木) 09時42分)[22132]

月番 > 洋子さん、ありがとう。「花毛布」・・よく解らずに選を外しました。ネットで検索したら、船旅などで、ベッドの毛布が花びらなどの形に、折って飾られているものなのですね。暖かそうです。ロマンチックです。 (2022年12月15日 (木) 16時14分)[22141]

保子 > 花毛布 知らなかったです。なんと素敵。金婚式おめでとうございます。幸せ気分になりました。 (2022年12月16日 (金) 23時43分)[22167]

鈴子 > 花毛布 私も知りませんでした。金婚式のお祝いが船旅なんて羨ましい限りです。おめでとうございます。 (2022年12月17日 (土) 14時01分)[22170]

榮一 > 船旅のベッドに毛布で花模様を作ってお客様をもてなすようです。花毛布の歴史も古いようです。私の父が郵船の浅間丸にコックとして乗っていましたが客室のことは聞いたことがありません。新婚旅行や金婚旅行などを祝すことでしか花毛布を作るのかどうかも良く知りません。それにしても素敵な句です。 (2022年12月19日 (月) 14時48分)[22201]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2022年12月20日 (火) 20時09分)[22215]
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13・たそがれとは走つて枯野抜けること 投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時30分)[22086]
7点 義之・孝子・加津子・洋子・宜子・眞佐子・剛・


月番 > 作者独特のたそがれ感。枯野をかけぬけました! (2022年12月13日 (火) 13時22分)[22119]

義之 > 枯野と云えば芭蕉の句を、黄昏とは、まさに私の齢、胸中は常に近い将来のエンディングを思います。「走って枯野を駆け抜ける」に共感しました。 (2022年12月13日 (火) 18時44分)[22122]

月番 > 〈旅に病で夢は枯野をかけ廻る〉「枯野」は、駆け廻ったり、走って抜けたりするもののようです。 (2022年12月14日 (水) 18時59分)[22128]

月番 > 今月の最高点句のひとつです。選評をお願いします。 (2022年12月16日 (金) 09時41分)[22148]

義之 > シニア世代ともなれば、人にもよるが走るなんてもってのほか、歩ければましな方です。夢の中では野原を駆けることができるのです。エンディングは野原は枯野が相応しい。臨終を迎えればそれが花野と変わるのです。 (2022年12月16日 (金) 11時00分)[22153]

眞佐子 > 私も芭蕉の「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」を思いました。年を重ねるに従って月日の経つのが早く感じられます。枯れ野を駆け抜けるがよく分かります。 (2022年12月16日 (金) 16時32分)[22157]

月番 > 義之さん、コメントの「エンディングは野原は枯野が相応しい。臨終を迎えればそれが花野と変わるのです。」なんて美しいのでしょう。一句がこのように読めるなんて。臨終を迎えれば花野に。さすがです! (2022年12月16日 (金) 22時02分)[22164]

洋子 > 句の解釈ははっきりとはわからないままに頂いたのですが、月番様の書かれたように、義之さんのコメントの最後の部分に圧倒されました。「臨終を迎えればそれが花野にかわる・・・」。死ぬことが怖くなくなりました。 (2022年12月17日 (土) 20時20分)[22177]

加津子 > 走っているつもりだけれど体は動いていない、そんなアンバランスを感じるこの頃。枯野の先の花野は、私も見たいと思います。 (2022年12月17日 (土) 22時09分)[22181]

> 「たそがれ」とは、日の暮れの事である。比喩として人間の来し方によく使われる。「枯野」も「たそがれ」も 思えば寂寥感を背負った寂しい言葉である。若い頃と違い人間としての盛期は過ぎたが、もうひと頑張りしたい、走って抜ける枯野にも、明日があるではないかと、励ます、前向きの言葉だろうと思った。 (2022年12月18日 (日) 09時21分)[22182]

榮一 > 日暮れですね。日暮れには物思うことが多そうです。 (2022年12月19日 (月) 14時54分)[22202]

世話人 > 作者は主宰さんです。 (2022年12月20日 (火) 20時11分)[22216]
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投稿者:世話人 (2022年12月13日 (火) 04時28分)[22085]
只今、調整中。

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投稿者:世話人 (2022年11月13日 (日) 14時23分)[21983]
選句が揃いました活発な書き込みをお願いします。


柊子 > 主宰先生、お忙しい中、句会のご準備を頂きありがとうございました。今月の月番を務めさせて頂きます。たくさんの書き込みを宜しくお願いいたします。 (2022年11月13日 (日) 14時42分)[21984]

月番 > 今月の句会もお時間が迫ってまいりました。まだ書込みがお済みでない方、どうぞ宜しくお願いいたします。 (2022年11月18日 (金) 09時35分)[22045]

世話人 > 今月も沢山の書き込みをありがとうございました。遅くなりましたが予定通り作者を発表いたします。 (2022年11月20日 (日) 21時37分)[22070]

月番 > 主宰先生、各句へご指導頂きありがとうございました。
皆さまも沢山に書込み下さりありがとうございました。今月も色々勉強させて頂いた句会となりました。
来月は早いもので、もう年末です。体調を整えて句会を楽しみましょう。
ありがとうございました。 (2022年11月21日 (月) 08時42分)[22084]
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