玄鳥 定例句会

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11・これやこの掻くほども無し春の雪 投稿者:世話人 (2024年02月13日 (火) 20時24分)[23557]
3点 柊子・孝子・鈴子・


月番 > 難しい挑戦かと感心しました。和歌の匂いのする俳句作品です。 (2024年02月14日 (水) 10時07分)[23579]

鈴子 > 静かに降り続けている雪に驚いた朝でした。階段の雪は危ないと思い古い登山靴を履いて雪はを搔き出しました。搔くほども無い春の雪におどおどとした時間でした。 (2024年02月16日 (金) 19時43分)[23602]

孝子 > 今このタイプの句に関心があります。面白いとおもいました。 (2024年02月18日 (日) 11時16分)[23617]

榮一 > これやこのと大きく構えて掻くほどの春の雪でもないと言っています。春の雪も地域によってはさまざまです。我が地方では降る先からすぐにとけるのが春の雪です。春の雪は儚いイメージです。 (2024年02月20日 (火) 06時41分)[23639]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2024年02月21日 (水) 10時02分)[23653]
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12・黒牛や牛舎の横の黄水仙 投稿者:世話人 (2024年02月13日 (火) 20時23分)[23556]
3点 保子・眞佐子・紫翠・


月番 > 黒牛はいわゆる黒毛和牛の事でしょう。子牛を購入して肉牛として育てる、繁殖牛を飼い子牛を得る。いずれもやがて出荷と云う別れが来る。黄水仙が色鮮やかです。 (2024年02月14日 (水) 10時14分)[23580]

保子 > 年明け早々に色んな事ありました。が、この作品は陽が眩しくて心穏やかになる風景でした。牛舎の とあるので 上五 は気になりました。 (2024年02月15日 (木) 23時16分)[23596]

眞佐子 > 黒牛とありますので、月番さんと同じく黒毛和牛を考えてしまいました。昔、勤めていた近くに屠殺場があり牛がトラックで運ばれて行くのを見た事がありました。哀しい貌に思いました。掲句の黄水仙が良い感じで納まっていると思います。 (2024年02月18日 (日) 14時30分)[23621]

榮一 > 黒牛に特別な思い入れがあるようですがそれほど響いてこなかつたです。黒牛でなくても牛舎の横に咲く黄水仙は鮮やかです。黒と黄の色の対比だけであるような気がします。 (2024年02月20日 (火) 07時09分)[23640]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2024年02月21日 (水) 10時03分)[23654]
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 13・手作りの友の蒟蒻麗けし 投稿者:世話人 (2024年02月13日 (火) 20時22分)[23555]
6点 柊子・美保子・義之・宜子・紫翠・榮一・


月番 > 農村や山村では蒟蒻芋を育て、自家製の蒟蒻を食す自給自足的な生活風景も当たり前の様です。ひょっとすると都会でも趣味で蒟蒻を作る人がいるのかもしれません。 (2024年02月14日 (水) 10時22分)[23581]

柊子 > 漬物や味噌など作るのが好きな方ですが……道の駅で蒟蒻芋を見つけても未だ挑戦していません。昨秋、千葉の朝市で買った蒟蒻の歯触りが良かったこと。あんな蒟蒻を友達から頂いたら、もう麗けし!です。 (2024年02月16日 (金) 15時33分)[23601]

美保子 > 何十年も前に高千穂に実家がある友人が手作りの蒟蒻を届けてくれたことがあり、その美味しかったこと。ラッキョウのつけ方も教えてもらいました、蒟蒻はやはりハードルが高いですね。 (2024年02月16日 (金) 22時20分)[23605]

義之 > どちらかと云うと平凡に見える句ですが「手作りの友の蒟蒻」という措辞で作品に広がりが見えてきたようです。 (2024年02月19日 (月) 14時39分)[23626]

榮一 > 蒟蒻芋を育てるのに三年はかかるようです。その芋で手作りした蒟蒻です。その蒟蒻を貰って麗けしの気分は良く伝わります。 (2024年02月20日 (火) 07時13分)[23641]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2024年02月21日 (水) 10時03分)[23655]
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投稿者:世話人 (2024年02月13日 (火) 20時21分)[23554]
只今、準備中。

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投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時23分)[23458]
今年は1月1日から大変な地震が起こりました。いつどこで起こるかわからない自然現象です。29年前の阪神の地震が蘇ってきます。明日は我が身とご用心を願います。少し遅くなりましたが句会を始めたいと思います。なお、今月の月番は石田加津子さんです。宜しくお願いします。


加津子 > 明けましておめでとうございます。心がざわつく年明けですが、普段と変わらずネット句会が出来る幸せを改めて感じながら、皆様のお力を借りて努めたいと思います。宜しくお願いします。 (2024年01月14日 (日) 10時27分)[23459]

世話人 > 久野孝子さんの選が漏れておりました。追加いたしますので宜しくお願いします。 (2024年01月15日 (月) 07時16分)[23477]

世話人 > 期日になりましたので作者を発表します。月番の石田加津子さんお疲れさまでした。また多数の書き込みをありがとうございました。 (2024年01月21日 (日) 14時45分)[23539]

加津子 > 遅くなり申し訳ありませwん。主宰先生ご指導ありがとうございました。また、皆様のご協力により無事句会が終わりました事感謝申し上げます。句会の中の宜子様の書き込みの「和顔愛語」調べてみました。【いつも和やかにおだやかな顔つきをもって人に対し、ものやさしい言葉を使う】とありました。今この時だからこそ「和顔愛語」と思いました。まだまだ寒さが厳しいことと思います。皆様の健康をお祈りします。 (2024年01月21日 (日) 19時03分)[23553]
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1・せんせいと学びし日々や冬銀河 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時15分)[23457]
2点 洋子・眞佐子・


月番 > 土肥先生への弔句でしょうか。東日本大震災の1ヶ月後、まだ揺れる横浜で「飯島晴子」の勉強会が思い出されます。 (2024年01月14日 (日) 10時31分)[23460]

洋子 > 土肥先生への追悼句と思いいただきました。冬銀河のきらめき、どこまでも続く流れ。ぴったりの季語だと思います。先生の新人句会で教えていただきましたので、私はいまだ、新人であるという気持ちなのです。 (2024年01月14日 (日) 15時28分)[23475]

眞佐子 > 土肥先生から教えて貰いましたことを思い出されいただきました。 (2024年01月18日 (木) 10時44分)[23506]

榮一 > 土肥先生への弔句です。冬銀河が作者の寂しさのようです。 (2024年01月20日 (土) 09時24分)[23523]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時46分)[23540]
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2・ミスしたら笑えばいいさ老の春 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時14分)[23456]
5点 宜子・剛・保子・鈴子・榮一・


月番 > 「笑う門には福来たる」、健康寿命に良さそうです。 (2024年01月14日 (日) 10時33分)[23461]

世話人 > 孝子さんの選の追加です。得点は6点になります。 (2024年01月15日 (月) 07時18分)[23478]

鈴子 > 掲句を読みながら日常の自分自身を思い浮かべております。「老の春」明るく気持ちの良い季語に救われる気がします。自分自身のミスですものね〜 (2024年01月15日 (月) 19時47分)[23490]

宜子 > 明るくていいですよね。このように言われるとホッとします。そうですよねって。仏教の言葉に「和顔愛語」というのがあります。笑うのが一番!

生くることやうやく楽し老の春   富安風生 (2024年01月15日 (月) 19時49分)[23491]

孝子 > 人生を楽しんでいる作者。いや達観している作者。新年の季語、老の春がきいていると思います。羨ましいとかんじます。 (2024年01月17日 (水) 22時30分)[23501]

> こんな気持ちで毎日を過ごしてゐる。齢の所為でと言い訳をして、苦笑いをしながら、だが加齢は残酷で時には落ち込む事もあるのだろうと思う。単純なミステークと思いながら、深刻に考えないと達観してゐる作者。 (2024年01月18日 (木) 10時33分)[23505]

保子 > 気持ちの楽になる句です。老の春 実感します。 (2024年01月18日 (木) 17時01分)[23513]

世話人 > たわいの無いミスのようです。日本を動かしている老人ではなく、ごく一般的な老人です。だから笑ってすまされるのです。庶民性があっていいですね。 (2024年01月20日 (土) 09時29分)[23524]

榮一 > 榮一でした。 (2024年01月20日 (土) 09時29分)[23525]

榮一 > 榮一は上記で世話人で書き込んだ者の名前です。作者名ではありません。 (2024年01月20日 (土) 09時57分)[23531]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時47分)[23541]
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3・叫びたる地震の画面やお元日 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時13分)[23455]
1点 眞佐子・


月番 > とても穏やかな元日でした。突然の地震は地球が揺れているようでした。 (2024年01月14日 (日) 10時40分)[23462]

眞佐子 > ニュース的な事は句にしても良い句は出来ないと教えられましたが掲句はつい先日経験したばかりですので身に染むものがありいただきました。 (2024年01月18日 (木) 10時58分)[23507]

月番 > 画面の揺れは日本中が揺さぶられました。一日でも早く日常が戻ることを祈ります。 (2024年01月18日 (木) 15時18分)[23512]

榮一 > 眞佐子さんの選です。より近くで揺れを体験してテレビの画面からくる惨事は元日から強烈であったと推測されます。実感も伴ったようです。 (2024年01月20日 (土) 09時33分)[23526]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時48分)[23542]
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4・還暦もはるかかなたや大旦 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時12分)[23454]
3点 洋子・保子・鈴子・


月番 > 生きていることに感謝です。 (2024年01月14日 (日) 10時44分)[23463]

洋子 > この間、還暦だと大騒ぎをしていたのに、あれから20年もたってしまったなんて考えられないです。残る時間の層のうすさよ。 (2024年01月14日 (日) 15時21分)[23474]

加津子 > 人生100年、あと20年はあります。層はうすくなさそうです。ネット句会あと20年頑張りましょう。 (2024年01月15日 (月) 10時56分)[23484]

鈴子 > 自分自身の年齢は常に意識するようになりましたが掲句を読みながら、はるかかなたですね。と苦笑しているわたしです。 (2024年01月15日 (月) 18時59分)[23488]

保子 > 還暦を遥か彼方に追いやって、明日から又一歩ずつ過ごします。2番の作品のように笑顔でね。 (2024年01月18日 (木) 17時08分)[23514]

月番 > この句から全国大会での同じ干支の皆様の記念写真の景が浮かびました。懐かしい思い出です。我がストレッチの先生は「皆さん、今が一番若いんですよ」と。若さの積み重ねが人生なんですね。 (2024年01月18日 (木) 20時53分)[23516]

洋子 > 東灘支部に午年生まれが多かったので、全国大会でも募って「午の会」というのをつくって、はしゃいでいましたね。会の規約は「年1回記念写真を撮る事」などというゆるいものでした。伊藤保子様と私がなんとなく事務局みたいになってしまっていましたね。保子様結構たのしかったですね? (2024年01月19日 (金) 14時12分)[23520]

保子 > 意外と午年の方が多かったですね。名簿も洋子様と二人で作成したり〜。あの頃は若かったし楽しかったですね。 (2024年01月19日 (金) 17時01分)[23522]

榮一 > 還暦もかなり前に過ぎているようです。新たに新年を迎えて余計に感じたことのようです。表現が直截的で趣に欠けそうです。 (2024年01月20日 (土) 09時37分)[23527]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時49分)[23543]
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5・箱に仕舞う茶器の片付け松過ぎぬ 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時12分)[23453]
2点 義之・眞佐子・


月番 > 柔らかい布で水気を拭いて仕舞います。句も丁寧に感じます。 (2024年01月14日 (日) 10時46分)[23464]

義之 > 「箱に仕舞う茶器」が秀逸で頂きました。自ずと新年の松の内を祝った作者の立ち居振る舞いが見えてきて雰囲気のある良い句だと思いました。私的には「片付け」はダブリ感があり不要と感じました。季語の「松過ぎぬも」説明になっています。上五にどっしりとした新年の季語を配置し「・・・箱に仕舞う茶器」と名詞止で焦点をはっきりとさせたいと思います。 (2024年01月15日 (月) 11時17分)[23485]

眞佐子 > 今年の正月は地震で御抹茶も頂け無かったと思っているところでしたので、作者さんの良いお正月を喜んでいただきました。 (2024年01月18日 (木) 11時12分)[23509]

榮一 > 初釜は1月10日前後に開かれます。松明は関東は7日・関西は15日です。十分乾燥させてから仕舞うお茶の茶器のようです。 (2024年01月20日 (土) 09時47分)[23528]

榮一 > 一般的に私のような者には無縁の世界です。 (2024年01月20日 (土) 09時49分)[23529]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時50分)[23544]
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6・木に吸はれ土に還りて除夜の鐘 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時11分)[23452]
5点 美保子・柊子・加津子・義之・剛・


月番 > 除夜の鐘の響きは煩悩が洗われます。 (2024年01月14日 (日) 10時49分)[23465]

義之 > 除夜の鐘をこのように感じられた作者の詩心に感銘しました。 (2024年01月15日 (月) 11時20分)[23486]

美保子 > 義之様の書いてらっしゃる通り、除夜の鐘、今年からそんな風に感じて聞くことが出来たら素晴らしいです。 (2024年01月15日 (月) 20時26分)[23496]

> 耳を澄ませて、除夜の鐘を聴いたのは何時頃だったか。久しく除夜の鐘を聴かない。何処かのお寺さんの大樹が思はれた。そして遠い戦中に供出されたり、また騒音と云はれて話題になった事も有る梵鐘の除夜。人間たちは鐘の音を聴きながら、過ぎ行く一年を振り返り、新年に気を馳せる大切な時間でもある。 (2024年01月18日 (木) 11時02分)[23508]

柊子 > 除夜の鐘に清められていく! 妙に納得してしまいました。私も今年の除夜の鐘を心を澄ませて感じたいと思います。 (2024年01月19日 (金) 13時06分)[23519]

榮一 > 除夜の108の鐘の音の無常観のようですが。うまく感じられません。 (2024年01月20日 (土) 09時53分)[23530]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時51分)[23545]
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7・半島のかや葺きの寺今朝の春 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時10分)[23451]
 4点 加津子・保子・紫翠・榮一・


月番 > 半島は能登半島でしょうか。 (2024年01月14日 (日) 10時52分)[23466]

世話人 > 孝子さんの選の追加です。得点は5点になります。 (2024年01月15日 (月) 07時20分)[23479]

加津子 > 元日の青空を眺めながら今年も良い一年になります様にと手を合わせた穏やかな初詣でした。海も煌めいていたでしょう。今年だからこそ心に沁みる句です。 (2024年01月17日 (水) 00時10分)[23498]

孝子 > 昔、北陸を旅し、能登半島にいったとき、折口信夫釈超空に縁のある寺があり、床の間の盆石にこんなところでおめにかかれるとは感動したおもいがある。同じお寺かどうかわからないが、この元日の地震に深い痛みをかんじます。 (2024年01月17日 (水) 22時39分)[23502]

保子 > 民家の絵を描いた向井潤吉という画家を思い出しました。穏やかな光景。 (2024年01月18日 (木) 17時16分)[23515]

榮一 > 能登半島のかや葺きの寺がテレビに映ったもののようです。無事の様で何よりです。また、半島は至る所に存在します。その半島のかや葺きの寺の新年も悪くない景です。 (2024年01月20日 (土) 10時04分)[23532]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時53分)[23546]
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8・シベリアとふ三角お菓子春隣 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時09分)[23450]
 4点 美保子・加津子・宜子・榮一・


月番 > 羊羮が挟まっているお菓子ですね。名前の由来は、シベリア鉄道のよう、断面の模様がシベリアの凍土に似ているとか諸説あるようです。 (2024年01月14日 (日) 11時00分)[23467]

宜子 > 月番さん、名前の由来はそうだったのですね!初めて知りました。「三角お菓子」が、かわいいです。まさに「春隣」。 (2024年01月15日 (月) 19時53分)[23492]

加津子 > 戦争に由来しているような名前のお菓子ですが、カステラの黄色に挟まれたのが羊羹で餡子ではないところがちょっと不思議でそそられるお菓子です。 (2024年01月16日 (火) 23時55分)[23497]

榮一 > ネットで調べて初めて知りました。名前は知りませんが小さなころの駄菓子屋にこんなお菓子が売っていたように思います。ネーミングが秀逸ですね。シベリヤは関西では見かけないようです。 (2024年01月20日 (土) 10時09分)[23533]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時53分)[23547]
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9・おさがりや幣殿柱の昇り龍 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時08分)[23449]
 8点 美保子・柊子・加津子・宜子・剛・眞佐子・保子・紫翠・


月番 > 弊殿柱を初めて知りました。厳かな景が見えます。 (2024年01月14日 (日) 11時03分)[23468]

世話人 > 孝子さんの選の追加です。得点は9点になります。 (2024年01月15日 (月) 07時21分)[23480]

加津子 > 今月の最高点句です。皆様よろしくお願いします。 (2024年01月15日 (月) 10時15分)[23482]

宜子 > 「弊殿柱」はよく知りませんが、時々お寺や神社の柱にくねった龍が彫られているのを見るときがあります。正月三が日の雨ならばに真「昇り龍」ですね。取り合わせた季語が抜群! (2024年01月15日 (月) 20時01分)[23493]

美保子 > 宮崎の霧島神宮が国宝になっているのも忘れて秋にも紅葉を見に行ったばかりなのに、幣殿柱をちゃんと見れば良かったです。新年にふさわしい句だったのですね。 (2024年01月15日 (月) 20時19分)[23495]

孝子 > 新年の季語。上五と中七下五が格式を感じ好きな句でした。 (2024年01月17日 (水) 22時43分)[23503]

眞佐子 > おさがりの季語と昇り龍の取り合わせが好きでした。 (2024年01月18日 (木) 11時22分)[23510]

> おさがりは三が日に降る雨(雪)と定義されて、降れば、この年は豊穣をもたらす、めでたいものとされてゐるようである。幣殿柱の昇り龍も吉兆の印(しるし)であり、今年の干支は折よく辰の年である。山内さんの書かれた通り、新年らしい万々歳の一句である。 (2024年01月18日 (木) 13時24分)[23511]

柊子 > 幣殿柱を調べましたが、この柱に直に雨が当たるのかどうか分かりませんでした。でも、おさがりで、昇り龍が生き生きと見える景を思い、頂きました。 (2024年01月19日 (金) 12時40分)[23517]

榮一 > 柱に描かれた昇り龍です。季語も目出度いものです。新年を寿ぐ景です。 (2024年01月20日 (土) 10時16分)[23534]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時54分)[23548]
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10・書初めの墨の香纏う女学生 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時07分)[23448]
6点 美保子・柊子・義之・洋子・鈴子・榮一・


月番 > 書き終えた女学生の達成感が伺えます。 (2024年01月14日 (日) 11時05分)[23469]

洋子 > 若い女学生の纏う、渋い和の香りは何とも奥ゆかしいです。 (2024年01月14日 (日) 15時31分)[23476]

義之 > 長い間墨の香りを嗅いでいませんがとても心地よい匂いです。女学生の一団が描く全身を使った巨大墨書の映像が浮かび上がります。「墨の香纏う」が良いですね。 (2024年01月15日 (月) 11時25分)[23487]

美保子 > 字がうまいとはとても言えない私は高校時代は書道部で副部長をしていました。役員四役が仲が良くて卒業してからも皆で遊びに行ったものです。筆を持たない日はないくらい練習したのに上手にならなかったです。それでも墨の香纏う学生時代でした。なつかしいです。 (2024年01月15日 (月) 20時14分)[23494]

鈴子 > 書初めの女学生の清々しさの漂う句と思いました。
(2024年01月17日 (水) 19時50分)[23500]

榮一 > 書道部の書初めのようです。女学生がなるほどと思わせます。 (2024年01月20日 (土) 10時18分)[23535]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時55分)[23549]
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11・大福に目の無き夫よ小正月 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時06分)[23447]
 1点 紫翠・


月番 > あんこ良いですね。小豆を煮て3日にお汁粉を食べた月番一家です。力が出ます。 (2024年01月14日 (日) 11時09分)[23470]

榮一 > 女正月です。大福を買ってきて良きお茶を喫するようです。大福に目の無い夫もご相伴にあずかるようです。夫婦水入らずの小正月です。 (2024年01月20日 (土) 10時22分)[23536]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時56分)[23550]
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12・熱いシャワーに溶かしてゐたる去年今年 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時05分)[23446]
4点 義之・洋子・宜子・剛・


月番 > 自分自身がシャワーに溶けているような感覚でしょうか。詠みきれなかった句です。 (2024年01月14日 (日) 11時12分)[23471]

洋子 > 煩悩を溶かして流しているのではないでしょうか。除夜の鐘にあわせながら。 (2024年01月14日 (日) 15時17分)[23473]

加津子 > 何を「溶かしてゐたる」のかが読み解く手がかりだと洋子さんの書き込みでわかりました。ありがとうございます。 (2024年01月15日 (月) 10時47分)[23483]

義之 > 「去年今年」と云えば県境や国境線を今まさに跨いでいるというイメージがあります。平和な国、戦争の当事国、世界は様々、世に争いは絶えません。一方ここは日本です。作者は除夜の鐘を聴きながら、熱燗を傾け年越しそばを食べ、ひと息ついたところで浴室でシャワーを浴びているのです。温水はすべてのわだかまりを溶かす力があるのです。 (2024年01月15日 (月) 19時44分)[23489]

> 季語の去年今年は、句を読む人に色んな解釈をされる季語である。誰だったか忘れたが、去年から今年へと一夜にして年が移り変わる事を詠嘆した言葉だと云った人もゐる。話題になるのは花鳥諷詠と客観写生を売り物にした高浜虚子に「つらぬく棒の如きもの」と明らかな心象句もある。この新年に「熱いシャワー」に、溶かされて流された、去年の物事は一体何だったろうと、私は興味津々である。 (2024年01月19日 (金) 15時50分)[23521]

榮一 > なりたくてもなれない真っ新です。 (2024年01月20日 (土) 10時26分)[23537]

世話人 > 作者は主宰さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時57分)[23551]
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13・初御空雲の向こうの父と母 投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時05分)[23445]
 3点 柊子・鈴子・紫翠・


月番 > 穏やかな明るい空でした。笑顔のご両親でしょうか。 (2024年01月14日 (日) 11時14分)[23472]

世話人 > 孝子さんの選の追加です。得点は4点になります。 (2024年01月15日 (月) 07時23分)[23481]

鈴子 > 掲句を読みながらふと父母を思い出しました。父はお酒の次にお茶を好むようでした。父の入れたお茶は湯冷ましをしてました。父母の写真の前に、はいお茶ですよ。ひと声かけてる日常です。
(2024年01月17日 (水) 19時19分)[23499]

孝子 > おやのことはいつもいつも心にあります。あたらしい新年ならばこそ余計に、雲の向こうでも幸せにいてほしいと願います。いつもお参りにいっても、子供孫夫婦の名前ぜんぶ上げた跡に天国の父母の名前も挙げて幸せを祈ります。そういう気持ちの作者と同感しました。 (2024年01月17日 (水) 22時51分)[23504]

柊子 > 幾つになっても、亡くなってから何年経っても、折につけ両親を思いだすものです。ご両親を思い出しながら、一年の計を立てられたのではないでしょうか。とても穏やかなお正月を感じました。 (2024年01月19日 (金) 12時54分)[23518]

榮一 > 少し情に濡れすぎた句です。肉親を詠むときはドライでありたいと願うがそうもいかないのが現実のようです。 (2024年01月20日 (土) 10時29分)[23538]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2024年01月21日 (日) 14時58分)[23552]
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投稿者:世話人 (2024年01月14日 (日) 09時03分)[23444]
只今、準備中。

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投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時58分)[23340]
今年最後の句会となりました。沢山の書き込みをお願いいたします。
月番は山内宜子さんです。宜しくお願いいたします。


月番 > 主宰先生 お忙しい中、句会を準備いただき有難うございます。今月もご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
句会の皆様、今年も残すところあと僅かとなりました。気忙しい時期ではございますが、各句への書き込み楽しみにしております。月番は宜子が務めます。
それでは今年最後の句会を始めます。

  句 会 21日(木)まで

  作者発表 22日(金) (2023年12月15日 (金) 16時13分)[23341]

世話人 > 期日になりましたので作者を発表いたします。今年一年お疲れさまでした。良きお年をお迎えください。 (2023年12月22日 (金) 09時58分)[23429]

宜子 > 主宰先生、全句にご指導をいただき、感謝申し上げます。また作者発表、有難うございました。
句会に参加いただきました皆様、お陰様で、たくさん学ぶことができました。刺激的な一年でした。この学びを来年に活かしたく思います。
それでは今年の句会を終わることといたします。来年またお会いしましょう。佳いお年をお迎えください。宜子 (2023年12月22日 (金) 19時16分)[23443]
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1・冬天や源流たどる神田川 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時54分)[23339]
6点 美保子・義之・加津子・剛・保子・紫翠・


月番 > 神田川の源流は、なんと!井の頭公園の中の井の頭池。「源流」というから山の奥かと。 (2023年12月15日 (金) 16時17分)[23342]

義之 > 朝ドラで関東大震災の時神田川沿いの一画が住民の消火活動で焼失を免れた。南こうせつのフォークソング的な名曲「神田川」など、連想が広がります。思わず源流をたどってみたい、そんなことを思い浮かべます。「冬天」の季語はそういった思いと何となくマッチするように感じました。 (2023年12月15日 (金) 18時14分)[23356]

月番 > 義之さん、早速に書き込んでいただいて嬉しいです。
たしかに「神田川」って、有名な歌のイメージがあるので、たやすく連想が広がります。まして「冬天」はそれを助けてくれそうです。 (2023年12月15日 (金) 19時24分)[23360]

加津子 > 源流が井の頭公園とは知りませんでした。町中のウォーキングですね。ブラタモリのように高低差や微妙なカーブを感じながら楽しそうです。 (2023年12月18日 (月) 21時06分)[23380]

月番 > 神田川は、家康の時代に江戸城への水の確保のために引かれたようです。古地図を見ながらの散歩、楽しめそうです。 (2023年12月19日 (火) 10時00分)[23384]

> 何で源流を辿ったかは解らないが、忘れられない思い出や時代などが浮かんだのは私だけでは無いようだ。東京で暮らした20代や、定年前の5年間が思い浮かぶことになった。20代の頃の神田川は、生活排水が流れ込み何時も濁って大雨で時々黒い水を溢れさせた。今は整備されて神田川の沿岸は住む人たちの憩いの場所になった。南こうせつの「神田川」を思うに、今は何と豊かな時代だろうと思う。 (2023年12月19日 (火) 10時44分)[23391]

美保子 > ブラタモリで見たのだったでしょうか。源流が井の頭公園だとテレビで見た記憶があります。水路が好きな私には江戸が水路や道路が張り巡らされる様子を色々な小説などで知ることもわくわくですが、この句もそんな気持ちにさせて頂きました。俳句ってすごいですね。 (2023年12月19日 (火) 21時39分)[23402]

榮一 > 神田川は江戸時代に掘削された川のようである。水が良くなかった江戸の上水の役目を担った川のようである。井之頭公園の湧水を源流としているのは有名な話である。源流には違いないが少し物足りない源流である。 (2023年12月21日 (木) 15時19分)[23414]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2023年12月22日 (金) 09時58分)[23430]
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2・鶏潰し宴の支度小晦日 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時53分)[23338]
2点 洋子・榮一・


月番 > 「小晦日(こつごもり)」は大晦日の前日。宴会のご馳走は、なんといっても締めたて(?)の鶏。 (2023年12月15日 (金) 16時21分)[23343]

洋子 > もうすぐ小晦日、大晦日です。
今年の師走の早いこと、とんでいくようです。
年末、うちでは餌をやって育ててきた兎をやりました。真っ白い雪の上に真っ白い兎から、赤い血が落ちました。断末魔の兎の鳴き声。耐えられない思いでした。今でも胸が痛い思い出です。幼い末っ子の口にはほとんどはいらなかったような・・・。 (2023年12月16日 (土) 18時01分)[23364]

月番 > 人は、ほかの生き物の命を摂って命を繋ぎます。それはどの生き物も同じ、とはいえ生きることの残酷さを思わずにはいられません。食事の時の「いただきます」は「命をいただきます」とのこと。年の終わりの句会、一年を振り返る句として、読み返したく思いました。作者さんありがとう。洋子さん、ありがとう。 (2023年12月16日 (土) 20時21分)[23366]

美保子 > 終戦を都城で迎えた父は戦前の農林省での地位を犠牲にして開拓の方たちのお世話をして宮崎の人間となりました。子供たちには鶏を締めるところは見るなと言われましたが、お正月には鶏肉がごちそうとして出たことはかすかに覚えています。母は暗くなるまで畑でしたので姉が野菜炒めなどを作ってくれていました。何もかもが貴重でその分、お正月のごちそうなどが尊いものでした。いろんなことを思う句でした。 (2023年12月17日 (日) 22時16分)[23373]

月番 > 生きること、食べることへの感謝を思いながら、今日も台所に立つことにします。 (2023年12月19日 (火) 10時04分)[23385]

榮一 > 戦後の貧しい時代のご馳走である。勿論、潰した鳥は煮物や鋤焼になった。半島の漁師町では肉屋などは無くて肉はもっぱら鶏であった。日頃は卵を貰いタマゴをあまり産まなくなった鶏は件の如しである。それを手伝っていた関係で小さい頃は鶏肉は食べることができなかったのであるが。 (2023年12月21日 (木) 15時27分)[23415]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2023年12月22日 (金) 09時59分)[23431]
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3・思い出をひきずっている冬桜 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時52分)[23337]
1点 柊子・


月番 > この「思い出」は、どんな思い出?季語の「冬桜」から連想します。 (2023年12月15日 (金) 16時23分)[23344]

柊子 > 春に咲く桜は並んで植えられ、花の後も蕊、若葉、木陰、もみじとほぼ一年中、存在感があります。でも、冬桜は花が咲くと、その木の存在を思い出し、花を愛でるのですが、咲き終わると存在感をなくしてしまいます。その控えめな謙遜している感じを近所の冬桜に毎年感じていました。
そんな冬桜ならではの決断できなかった、行動に移せなかった思い出を一人でひきずっていると妙に納得してしまいました。 (2023年12月16日 (土) 15時52分)[23363]

月番 > 「冬桜」に寄り添ったような、もしくは憑依したような選評。納得しました。「決断できなかった・行動に移せなかった」は、まさに冬桜の佇まいです。 (2023年12月16日 (土) 20時27分)[23367]

美保子 > 月番様が書いておられる通り冬桜に寄り添ったような選評。冬桜を見てそこまで思ったことがなくて、考えさせられました。このような感性が句作にも反映されるのですね。 (2023年12月17日 (日) 22時22分)[23374]

榮一 > 冬桜を見れば思い出す思い出があるようであるが。句の糸口が冬桜だけでは作者の思う事柄や心情にはたどり着けないように思う。 (2023年12月21日 (木) 15時31分)[23416]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時00分)[23432]
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4・散骨の話などして冬の海 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時51分)[23336]
6点 孝子・洋子・鈴子・剛・宜子・保子・


月番 > 冬海を見ながらの散骨話はロマンチック?それともリアル? (2023年12月15日 (金) 16時25分)[23345]

> 散骨とは本人が生前に望む葬送のスタイルのようである。死んだ後に自分の入る墓を持たない人も最近は多いと聞く。友人だろうと思うが、話の中に少しの沈黙の時間が見えた。冬の海は、おおむね、穏やかと荒れるに別れるが、太平洋の穏やかな明るい海を眺めながらの話なら、少しの救いがあるようだ。 (2023年12月19日 (火) 11時46分)[23392]

孝子 > 昨年の暮れ四人の旅行仲間の一人が亡くなりました。お嫁さんということで苦労したということでそこのお墓には入りたくない。とよくいってました。散骨とか樹木葬とかよくいってました。ご主人から、母親と妹と一緒にして、のちのちは樹木葬にもといっていました。そんなことを思い出しました。 (2023年12月19日 (火) 15時23分)[23393]

保子 > 海への散骨を希望していた義弟のことを思い出しました。叶えてあげる事は出来ませんでした。 (2023年12月19日 (火) 18時35分)[23400]

鈴子 > 七十代で亡くなった義兄を思い出しました。自身は船乗りで海えの散骨を望んでいたようです家族の反対で叶わないで終わりました。 (2023年12月21日 (木) 10時56分)[23410]

榮一 > 海への思い入れが強いようです。それぞれですね。 (2023年12月21日 (木) 15時33分)[23417]

洋子 > 冬の海から寒々とした感じをうけます。私は散骨はあまり好きではありません。灰や骨が海に沈んで、魚がそれを食べて、その魚が口に入る、、、と思うと、ちょっと、、、。 (2023年12月21日 (木) 22時07分)[23428]

世話人 > 作者は主宰です。 (2023年12月22日 (金) 10時01分)[23433]
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5・寒椿五人兄妹ひとり減る 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時50分)[23335]
6点 柊子・孝子・加津子・剛・保子・榮一・


月番 > 五人もの兄妹は、戦前や戦後の団塊の世代では珍しくもありませんが、今は聞くことも珍しくなりました。ひとりずつ減っていきます。 (2023年12月15日 (金) 16時28分)[23346]

柊子 > 椿は散るのではなく、花ごとぽとりと落ちるので縁起が悪いともいいますが、それだけ亡くなったご兄妹の存在感が大きかったのでしょう。年齢順とも限りませんし、五人の性格のバランスもあったでしょう。二人姉妹で子供の頃に妹を亡くしている私は、色々な気持ちを想像させて頂きました。 (2023年12月17日 (日) 15時55分)[23371]

月番 > 兄妹が亡くなるというのは、身体の一部が削がれるような、欠け落ちてしまうような感覚ではないでしょうか。「ひとり減る」という感情を持たない措辞と、季語の寒椿。選んだ皆様の感想をお願いします。 (2023年12月17日 (日) 21時05分)[23372]

加津子 > 私も五人兄弟の末っ子です。3年前にすぐ上の姉を今年、もう1人の姉を亡くしました。話を聞いて貰いたい時に居ない寂しさを感じます。 (2023年12月18日 (月) 21時23分)[23381]

月番 > 加津子さん、五人兄妹でしたか!遺された方の寂しさ、辛さもあるかと思います。 (2023年12月19日 (火) 10時09分)[23386]

孝子 > 椿、五ときくとつい五弁の椿を思ってしまいますがこの句は全く違う五人兄弟のことですね。私はひとりで兄弟がいないので、いるだけでもうらやましくなります、一人かけても貴重な存在。淡々と語るところに悲しみがわかります。ポトンと落ちる椿がききすぎなくらいです。 (2023年12月19日 (火) 15時35分)[23395]

> 私の母は7人の子を産んだ。この少子化の時代を思えば感慨深いものがある。戦前戦後の耐久生活を強いられ経験してゐた時代である。その時代の生き残りと思いながら4人も生きてゐるが、むかしの話をすると例外なく誰かが泣いてしまう。それは悲しみも有るが、その時代の懐かしさの為だろうかと思う。 (2023年12月20日 (水) 13時15分)[23405]

榮一 > 男兄弟五人と女が一人の六人兄弟でした。一番下に生まれて喜寿が過ぎました。今年、男が一人亡くなりました。時の流れを感じています。寒の藪椿の赤い色が印象的です。 (2023年12月21日 (木) 15時40分)[23418]

世話人 > 作者は山内宜子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時02分)[23434]
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6・循子氏の仮想句評や年惜しむ 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時49分)[23334]
2点 美保子・眞佐子・


月番 > 奈良の安田循子さん、博識で語彙が豊富で憧れの存在でした。「仮想句評」が難しいです。 (2023年12月15日 (金) 16時33分)[23347]

月番 >  洛中のかたびら雪や太平記  循子
     窯変の天目茶碗青鷹     循子
       (玄鳥歳時記より) (2023年12月17日 (日) 03時36分)[23370]

美保子 > お会いしたことはないのですが、投句や選句の折に簡単に近況を書き添えるといつも優しいメールを返して下さっていて、勝手に奈良に友人がいるような気持ちになっていました。ご病気の事を聞いても色んな治療が効いて完治されるものと思い込んでいました。きっと皆さん同じように思っていらっしゃったと思います。月番様循子様の句をありがとうございます。 (2023年12月17日 (日) 22時31分)[23375]

月番 > 美保子さん、そうなんです!循子さんの存在は、奈良に友人が居るようでした。奈良はいつも暖かかったです。 (2023年12月19日 (火) 10時13分)[23387]

孝子 > 玄鳥にはいってすぐの全国大会でお会いしてから仲良くしていただきました。なくなる寸前まで、感じさせない話し方で、離れているだけ今もラインで話せそうです。 (2023年12月19日 (火) 15時44分)[23396]

眞佐子 > 博学の循子さんにはこの句会でも沢山の句評や解らない事を教えていただきました。この季節になると循子さんの事が思い出されます。懐かしくいただきました。 (2023年12月20日 (水) 14時28分)[23408]

榮一 > 仮想句評が難しいです。多分、循子さんならこんな句評をするのではないかと想像しているのでしょう。 (2023年12月21日 (木) 15時43分)[23419]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時03分)[23435]
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7・蒙古斑消え闇汁のたぎる音 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時48分)[23333]
1点 義之・


月番 > 赤ちゃんや幼児のお尻の上にある「蒙古斑」それと「闇汁」の取り合わせです。 (2023年12月15日 (金) 16時35分)[23348]

義之 > 俳句を始めた頃「蒙古斑」という語句を何度か目にしましたが久しぶりです。闇汁は何となく書生が高下駄で闊歩した明治・大正・昭和の匂いが、令和ではもはや死語かと。作者の意図は分り難いところがありますが、本句はしっかりと映像が見えます。滾る音ですから、とろ火ではありません。情熱の炎かもしれません。句評をするのは野暮なことと、私自身が頭の中で本句を楽しむことにします。 (2023年12月15日 (金) 18時05分)[23355]

月番 > 「滾る」から「情熱の炎」ですか!どのような情景でも描けそうです。楽しめますね。 (2023年12月15日 (金) 19時27分)[23361]

榮一 > 蒙古斑は遅くとも7〜8歳で消える様です。闇汁の経験はありません。この句では「消え」が闇汁の邪魔をしているように感じます。
(2023年12月21日 (木) 15時47分)[23420]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時03分)[23436]
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8・枇杷咲けり園児を乗せたカート行く 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時47分)[23332]
4点 加津子・鈴子・眞佐子・榮一・


月番 > 「園児を乗せたカート」最近よく見られるようになりました。いろいろな呼び方があるようです。 (2023年12月15日 (金) 16時38分)[23349]

加津子 > 0才から一才くらいの子供達でしょうか。元気な子供達が見えました。 (2023年12月18日 (月) 21時30分)[23382]

月番 > カートに乗った子どもたちって、みんな可愛いですね。泣いている子もかわいい。なにかお日様の匂いがするようで。 (2023年12月19日 (火) 10時15分)[23388]

眞佐子 > 近くの保育園のお散歩の時間になると赤ちゃん組の子供たちはカートで公園の散歩に出かけます。枇杷の種を蒔くと蒔いた人が無くなるほど長い年月を経てやっと実を付けると聞いています。枇杷咲けりと園児のカートの取り合わせがよかったです。 (2023年12月20日 (水) 14時43分)[23409]

鈴子 > 近所の保育園のお散歩時間に見掛ける光景です。可愛らしいので通り過ぎるまで見送ります。 (2023年12月21日 (木) 11時06分)[23411]

榮一 > 神戸でもよく見る光景です。小さな園児を公園まで連れて歩くのは難しい交通事情があります。枇杷の花がさりげなくて絶品です。 (2023年12月21日 (木) 15時50分)[23421]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時04分)[23437]
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9・コンビニの割り箸溜まる十二月 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時46分)[23331]
 5点 柊子・鈴子・宜子・紫翠・榮一・


月番 > 溜まります!コンビニのお弁当に付いてくるビニールに入った割り箸。「十二月」との取り合わせはいかがでしょう。 (2023年12月15日 (金) 16時40分)[23350]

柊子 > 何かと慌しい12月。手軽にコンビニのお弁当やお惣菜を求め、自宅で召し上がる事が多い方なのでしょう。自宅ならいつものmy箸を使われての食事。もしかしたらお弁当もお惣菜も食器に装い直して召し上がっているかもしれないと思いました。忙しいと言われなくても暮れの日常生活を感じました。 (2023年12月19日 (火) 15時31分)[23394]

鈴子 > 柊子さんの書き込みに頷いております。私自身も自分で作らないおかずは買うことにしております。やはり自宅のお皿に盛り付けます。 (2023年12月21日 (木) 15時07分)[23413]

榮一 > 何も言わなくても弁当やラーメンを買えば割り箸が付いてきます。家で食べれば割り箸はほとんど使いません。十二月であれば割り箸の数もそれなりの量のようです。 (2023年12月21日 (木) 15時54分)[23422]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時05分)[23438]
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10・ヘットライトの形さまざま雪催 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時45分)[23330]
6点 美保子・義之・洋子・加津子・宜子・眞佐子・


月番 > 主に車のヘットライト。確かに「形さまざま」です。 (2023年12月15日 (金) 16時42分)[23351]

義之 > 実にユニークな句ですね。雪催いが効いています。まだ時刻的にはヘッドライトをつけなくてもよいのかもしれませんが、雪催、早めの点灯、安全第一。作者は初冬の夕暮れを車で走っているのでしょう。対向車のヘッドライトに焦点を絞ったところが秀逸と思いました。 (2023年12月15日 (金) 18時22分)[23357]

月番 > 風景の切り取り方が抜群ですよね。 (2023年12月15日 (金) 19時32分)[23362]

美保子 > 宮崎では「風花」くらいは経験できても「雪催」はなかなかかもしれません。ヘッドライトの形が何となくわかる程度の雪。不思議な感覚でした。 (2023年12月17日 (日) 22時49分)[23377]

洋子 > 対向車のヘッドライトが、暗闇の中を明るく光って走ってくるのですが、よく見るとライトの形がいろいろあるということに気が付かれました。その中を雪もちらほら降っています。幻想的で、光と闇の対象が印象的な句です。 (2023年12月18日 (月) 11時21分)[23378]

加津子 > 車種によりヘッドライトの形も様々です。そんな時のテールランプの形も面白いです。ドライブをしていて好きな景色です。 (2023年12月19日 (火) 09時30分)[23383]

月番 > 夜の東名、上り車線のテールランプ。高速なのですが、少しずつ違う灯りがゆっくりと蛇行。私も好きな景色です。 (2023年12月19日 (火) 10時21分)[23389]

眞佐子 > 私はいつも助手席なんですが、最近のヘッドライトは色々な形があって見ているのも面白いです。富山は明日から雪の予報が出ています。雪催の季語もぴったりです。 (2023年12月20日 (水) 14時12分)[23407]

榮一 > デザインは生き物です。機能だけを重視していた時代にはフォルムなど問題ではなかったのです。誰でもが車に乗れなかった時代と違って今や車に乗る若者の意識が反映さるるのは当然のような気がします。豊かで贅沢な時代です。 (2023年12月21日 (木) 15時59分)[23423]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時06分)[23439]
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11・親族の暮れの宴会酔い知れる 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時44分)[23329]
0点


月番 > 伯父伯母、いとこ達、集まれば話題は尽きないでしょう。まさに「酔いしれ」ます。「酔い知れる」正しくは「酔い痴れる」かと。 (2023年12月15日 (金) 16時45分)[23352]

榮一 > 一族の暮れのありようの報告のようです。特に酔いしれるはいただけません。 (2023年12月21日 (木) 16時01分)[23424]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時07分)[23440]
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12・蛇行する川の行方や山眠る 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時44分)[23328]
10点 美保子・柊子・孝子・洋子・鈴子・剛・宜子・保子・眞佐子・紫翠・


月番 > 今月の最高点句です。「川の行方」は、海!とは思っていても、それだけではなさそうです。 (2023年12月15日 (金) 16時47分)[23353]

義之 > またしても最高点句の選を逃しました。とても良い句だと思います。蛇行しない川は無い、山があるから川がある、川の行き先は海、などと無意識の意識が働き選句をパスしたようです。 (2023年12月15日 (金) 18時34分)[23359]

洋子 > 川の行方は海ですが、途中、静かに眠る山々の間をめぐり蛇行して、色々なところを見て流れるのでしょう。大きな景が見えて読んだ者の心も大きくひろがります。 (2023年12月16日 (土) 18時07分)[23365]

月番 > 川の「行方」が景を大きくしているようです。 (2023年12月16日 (土) 20時31分)[23368]

美保子 > 川に落ちた葉っぱや川を下る魚になったような気にさせてくれる句でした。川は暴れる時もありますが、山眠るですから穏やかに流れているのですね。 (2023年12月17日 (日) 22時43分)[23376]

柊子 > 娘のいる駒ヶ根の研修所を訪ねたことがあります。その時、この辺りの山は眠るのだろうと肌で感じました。富士山は眠らないけれど。
その山々を起こさないよう、川は流れていきます。 (2023年12月18日 (月) 14時01分)[23379]

月番 > 富士山は、冬も眠らなそうですね。山の間を縫って流れる川は、きっと静かに流れています。
(2023年12月19日 (火) 10時33分)[23390]

孝子 > 景色がよくみえます。おおらかで静謐で気持ちのよい句です; (2023年12月19日 (火) 15時49分)[23397]

保子 > 眠る山と蛇行している川。心穏やかになる風景です。 (2023年12月19日 (火) 18時29分)[23399]

> 空から見下ろす鳥の目のように壮大な景色である。蛇行する河と眠る山なら、上越の山を背にし、広大な関東平野を流れて太平洋に注ぐ利根川。新幹線が通じない頃に故郷と東京を行き来した信越線の千曲川や上越線の信濃川。何れも眠る山の間を流れて日本海へ蛇行しながら注いでいる。 (2023年12月20日 (水) 12時49分)[23404]

眞佐子 > コロナ前までは毎年、元旦には高岡の二上山に登る事にしていました。山の中腹の見晴らしの良い所で一休みしますと麓を流れる小矢部川が蛇行しながら富山湾に注ぐ様子がよく見えます。掲句からはそのような風景が見えてきました。 (2023年12月20日 (水) 14時00分)[23406]

鈴子 > 山眠ると止めた事で景の広がりが心地良くて頂きました。 (2023年12月21日 (木) 14時25分)[23412]

榮一 > 全ての川は海へ通じる理である。蛇行する川の行方は山や森に遮られて見えなくなっているのである。そこに疑問と謎を見出したようである。眠る山は答えをくれなかったようである。 (2023年12月21日 (木) 16時10分)[23425]

世話人 > 今月の最高点の作者は石田加津子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時09分)[23441]
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13・森陰に沈む夕日や浮寝鶏 投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時43分)[23327]
3点 義之・孝子・紫翠・


月番 > なにやら幻想的な風景です。「浮寝鶏」冬の季語の「浮寝鳥」かと。 (2023年12月15日 (金) 16時50分)[23354]

義之 > 月番様のご指摘の通り、鶏ではなく鳥なのでしょう。ひょっとしたらもう少し点が入ったかもしれません。滋賀県の余呉湖を玄鳥の吟行で訪れたことがありますが、まさにその時の雰囲気の一句です。 (2023年12月15日 (金) 18時27分)[23358]

月番 > 琵琶湖の北側にある小さな余呉湖。「水鳥」ではなく「浮寝鳥」がいいですね。 (2023年12月16日 (土) 20時38分)[23369]

孝子 > 浮き寝鳥の鳥が鶏になってるのに気がつきませんでした。作者のなにか意図があるのでしょうか、昔伊豆の山を歩いて八丁池の山小屋に泊まった時のことをおもいだしました、そこから伊豆の踊り子のトンネルにでました、。伊豆の七滝いまでは歩けないですね。 (2023年12月19日 (火) 15時56分)[23398]

義之 > 余呉湖と云えば、北近江の吟行が懐かしいです。標高421mの賤ヶ岳山頂へ土肥顧問や循子さん達その他総勢20余名のメンバーと登ったことを思い出しました。当時「のぼうの城」と云う映画の看板が掲げられていたことを思い出し、その封切り上映の時期を、調べてみたら2012年だったようです。一泊2日の旅程の宿舎は余呉湖のほとりの施設で、深夜遅くまでの宴で盛り上がりました。 (2023年12月19日 (火) 19時33分)[23401]

加津子 > 玄鳥誌に余呉湖の吟行会が載り楽しそうで何時かは行きたいと思っていました。コロナ禍の3年前に高月迄は行き着いたのですが、時間の余裕が無くなり断念しました。湖北の観音様を巡りながら是非生きている内に訪れたいと思います。 (2023年12月19日 (火) 23時36分)[23403]

世話人 > 今気が付きました。鶏ではなく鳥が正解です。作者さんにお詫びいたします。 (2023年12月21日 (木) 16時12分)[23426]

榮一 > 具体的ですが少しスケッチの様で物足りなさを感じています。 (2023年12月21日 (木) 16時15分)[23427]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2023年12月22日 (金) 10時09分)[23442]
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投稿者:世話人 (2023年12月15日 (金) 06時33分)[23325]
只今、調整中。

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投稿者:世話人 (2023年11月23日 (木) 09時12分)[23311]
沢山の書き込みをありがとうございました。月番の山内宜子さんありがとうございました。今日は作者発表です。引き続き宜しくお願い致します。


月番 > 主宰先生、今月もご指導いただき感謝申し上げます。
たくさんの書き込みを頂いた皆様、有難うございました。おかげさまで、とても張りのある楽しい一週間を、過ごすことができました。来月はもう十二月、気忙しい月となりますが、また、お集まりください。
それでは、11月の句会を終えることといたします。宜子 (2023年11月23日 (木) 19時31分)[23324]
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投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時36分)[23224]
世話人のアウトルックが不調で山内宜子さんにお手伝いをいただきました。有難うございました。お陰様で句会の準備が整いました。今月も忌憚のない書き込みを宜しくお願いします。今月の月番は山内宜子さんです。宜しくお願いします。なお、世話人のアウトルックも正常に動くようになりました。併せて宜しくお願いします。


宜子 > 主宰先生、句会のUP有難うございます。
短くて、まさに「小さい秋」のごとき今年の秋でした。そして、いきなりの冬です。11月の作品が揃いました。各句への選評、鑑賞お願いします。月番は宜子が務めます。 (2023年11月16日 (木) 09時06分)[23225]

月番 >   句  会 22日(水)まで
  
  作者発表 23日(木)

(2023年11月19日 (日) 23時40分)[23286]
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1・冬日和エスカレーター上りだけ 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時26分)[23223]
0点


月番 > 駅のホームなどで時おり上りだけしかないエスカレーター見かけます。「冬日和」との取り合わせいかがでしょう。 (2023年11月16日 (木) 09時10分)[23226]

義之 > 足腰が弱ってきたこの頃、エレベーターやエスカレーターの情報収集には敏感です。特にエスカレーターの設置数や時間帯による運転方向については注意を払っております。掲句ですが悪くはないと思いますが、俳句本体部分の弱さに寄り、冬日和で決まっているとは言えないかもしれません。 (2023年11月17日 (金) 21時06分)[23251]

月番 > 取り合わせる季語で読みが変わってきますね。 (2023年11月18日 (土) 08時32分)[23253]

榮一 > 中七以下のフレーズに確たるものを感じない。言えば作者は何を表現したいのかが伝わってこない。冬日和との関係も希薄のようです。 (2023年11月22日 (水) 07時42分)[23299]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時11分)[23312]
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2・革服は羽織らぬ一生濁り酒 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時25分)[23222]
3点 洋子・義之・宜子


月番 > 「革服」とは「革ジャン」のこと。なにか拘りがありそうです。 (2023年11月16日 (木) 09時12分)[23227]

義之 > 文面からは作者の処世術、あるいは人生訓と云ったつぶやきが聞こえてくる。濁り酒の季語の本意は別に置いておいて、イメージとしては密造酒を思ってしまう。革服からは軍人や暴走族のイメージが強い。作者の若い頃は職業軍人や悪人でもなんでも無くて、平凡な人生だったのではないか。毎日の楽しみは晩酌(清酒)なのである。 (2023年11月17日 (金) 11時10分)[23242]

月番 > 義之さん、書き込み有難うございます。
掲句「革服」を軍人ととっても、いわゆる暴走族の類ととっても、組織化されたものへの違和感なんでしょうか。晩酌を楽しむ人生がいいですね。 (2023年11月17日 (金) 19時43分)[23245]

洋子 > 若いころ、革ジャンを着て、しゃれて元気に遊びまわったことはない、年取った今もワインとか洋酒とかのハイカラな飲み物も飲まず濁り酒を飲んでいる、という地味で実直な生活を送られた方が思い浮かびました。 (2023年11月19日 (日) 14時35分)[23268]

月番 > 洋子さん、このような男性って、近くに一人ぐらいいそうです。「男」というより「漢」という雰囲気です。 (2023年11月19日 (日) 16時44分)[23270]

榮一 > 革服は毛皮の服であれば冬の季語。濁り酒は秋の季語で季違いです。少し観念的が匂います。 (2023年11月22日 (水) 07時48分)[23300]

世話人 > 作者は主宰です。 (2023年11月23日 (木) 17時11分)[23313]
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3・行く秋や母の箪笥の着物たち 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時24分)[23221]
3点 柊子・鈴子・剛


月番 > 和服を着る機会がめっきり減りました。「着物たち」の複数形が辛いです。 (2023年11月16日 (木) 09時15分)[23228]

柊子 > お母さまが亡くなられてからの時間の経過を感じます。お着物だけでなく箪笥を開くことも殆どないのでしょう。「着物たち」は擬人化になると思いますが、かえって着物を通しての懐かしい思い出に浸る、しみじみした秋を感じました。 (2023年11月16日 (木) 14時57分)[23238]

月番 > 柊子さん、早速の書き込み有難うございます。「着物たち」が思い出の波のようですね。 (2023年11月16日 (木) 20時24分)[23240]

> センチメンタルだが、冬を控えた秋は兎角物寂しい。老い行く母を残して、他県にゐた30年ほど前の今頃に母を亡くした。空き家にして放置した母の箪笥の和服や着物はどうしたか全く記憶に無い。確か妹も弟たちの嫁も、要らないと云った記憶は有るが。 (2023年11月20日 (月) 11時39分)[23289]

榮一 > 「着物たち」は複数を表しますが複数を見せることが必要かどうかです。着物そのもの「紬や大島」などを見せた方が母の生前をよりよく想像させる気がします。 (2023年11月22日 (水) 07時53分)[23301]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時12分)[23314]
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4・硯海にあふれるほこり十三夜 投稿者:世話人 (2023年11月15日 (水) 20時23分)[23220]
4点 義之・鈴子・剛・主宰


月番 > 「硯海(けんかい)」硯の墨汁が溜まっているところ。そこにほこりが・・・。外は十三夜。心情が見えそうです。 (2023年11月16日 (木) 09時35分)[23229]

義之 > 筆ペンを使うようになってからは硯や筆とは無縁になってしまいましたが、毛筆には未だ興味はあります。毛筆セットという観点から云えば、蒔絵の箱に硯が入っていてほこりなどたまるわけはないと思うのですが、お孫さんの硯なのでしょうか、むき出しのまま学習机の棚に置かれているのでしょう。 (2023年11月17日 (金) 15時03分)[23244]

月番 > そうでしたか!義之さん。小学生とかの学習用の硯箱・・それなら硯のほこりが納得です! (2023年11月17日 (金) 19時46分)[23246]

宜子 > 季語の「十三夜」から連想すると、この「あふれるほこり」は
心情的なものかも知れません。硯を使わなくなったことへの、ちょっとした寂しさ、その寂しさを「あふれるほこり」と。 (2023年11月19日 (日) 23時21分)[23283]

> 月番が書かれた通り、硯は擦った墨を溜める部分の「溝」と「丘」と呼ばれる擦る面を含めて硯海と呼ばれるらしい。著名人が残した書斎の文机に硯や筆等が展示されるのを見た記憶も有る。今はもう筆ペンに取って変わりおそらく硯などはあまり使はれない時代である。使はなくなった我が硯海は、溢れる程の埃を溜め、昇る十三夜の月光の下にある。 (2023年11月21日 (火) 09時40分)[23293]

> 20代の初めに職場で、横須賀の日置正次さんがお世話をされた句会で、俳句を知る事になったが、当時の先生は高岡の木勢青嵐さんだった。後に「硯海」と云う句集を上梓され戴いたが、この句の「あふれるほこり」は「溢れる誇り」も有るのではと何度も読み返した。 (2023年11月21日 (火) 09時44分)[23294]

義之 > 「ほこり」がひらかなである理由がよく分かりました。書道家のこだわりのある墨の香りが伝わってきます。二重性の意味のある俳句なのですね。 (2023年11月21日 (火) 09時53分)[23295]

榮一 > ほこりは誇りでなければと思います。ひらがなで表記するのはいただけません。木勢青嵐さんの句集は知りません。硯海から想像できる矜持のようなものを十三夜がうまく受け止めているようです。 (2023年11月22日 (水) 07時58分)[23302]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2023年11月23日 (木) 17時13分)[23315]
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