玄鳥 定例句会

2017年

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16 川風に揺れる簾や倚松庵        投稿者:世話人 (2017年07月12日 (水) 22時27分)[11058]
  義之 孝子 保子 加津子 主宰  (6点)


月番 > 「倚松庵」がポイントと思いますが。 (2017年07月13日 (木) 05時50分)[11091]

循子 > 20と同じ谷崎潤一郎ゆかりの倚松庵が舞台です。考え方として川風に簾が揺れるのは、至極当たり前のシーンであろうかと思い、両作品の間で、最後まで迷いました。しかし、これはこれで「倚松庵」をシンプルに描いていることが魅力でもあります。 (2017年07月13日 (木) 15時15分)[11099]

月番 > 簡潔な書き込みを有難うございました。。 (2017年07月14日 (金) 11時14分)[11116]

加津子 > 私は川風に惹かれました。家の中を通り抜けるようです。訪れたことがないので想像がふくらみました。 (2017年07月15日 (土) 22時05分)[11158]

保子 > 「椅松庵」詳しいことは分かりませんが、上五、中七で奥ゆかしい風情を感じました。 (2017年07月16日 (日) 01時44分)[11171]

孝子 > 場所がわからなくて、調べてまた新しいことを知るチャンスを頂いたと感謝しています。でも今はこの字がでてこないので省略しています。そういうわけで知ったことから想像していただきました。昔は谷崎氏の奥さんのことで、いろいろとやなひとと思っていましたが、今回感じ方もかわりました。句としてはすっきりしていいと思いました。 (2017年07月17日 (月) 20時15分)[11194]

榮一 > 倚松庵は住吉川沿いにあります。住吉川は少なくなった天井川です。谷崎はここで細雪を書いています。外連味がなくシンプルでいいと思います。 (2017年07月19日 (水) 14時22分)[11223]

世話人 > 作者は森内洋子さんです (2017年07月20日 (木) 20時25分)[11245]
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17 終焉の予言の喇叭凌霄花        投稿者:世話人 (2017年07月12日 (水) 22時20分)[11057]
    吉章  (1点)


月番 > むずかしい作品ですが、吉章さん解説を宜しくお願いします。 (2017年07月13日 (木) 05時53分)[11092]

吉章 > これが最終のメッセージであり、今後は金輪際この件について二度と論議を行わないという予告の文言のように解した。喇叭の余韻がもの哀しく耳底にひびく、淋しい静なのうぜんかつらの花が少し揺れている。作者には無情の花というべき。 (2017年07月15日 (土) 14時06分)[11151]

循子 > 身近な人間関係としての読みも当然あるかと思いますが、私は「終焉の予言の喇叭」というフレーズはは新約聖書の「ヨハネの黙示録」を念頭に書かれているのだと思いました。内容は信仰に関わることなので、深く読んだことのない私の理解が及ぶところではありません。ただ七人の御使いがそれぞれ喇叭を与えられ、次々に鳴らして人々に警告する。宗教画でもときどき天使が喇叭を鳴らしているものを見かけます。最近は殆ど見なくなりましたが、黄色い喇叭状の花が俯きに咲いているのを屡々見かけました。訊いたら、あれはエンゼルトランペットという花だということでした。成程うまく名付けたものだと思いましたが、凌霄花も近年よく見かけるのは、エンゼルトランペットの小型みたいな形の新種?が多いようです。ヨハネ黙示録に詳しい方の作品かと感じましたが、外れていたら作者さん、お許しを。 (2017年07月17日 (月) 23時16分)[11196]

榮一 > ヨハネの黙示録迄出てくるとお手上げです。確かにのうぜん花や朝顔はラッパ型ですが。 (2017年07月19日 (水) 14時26分)[11224]

世話人 > 作者は宮本義之さんです (2017年07月20日 (木) 20時25分)[11246]
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18 木苺や渓の流れに手を洗う 投稿者:世話人 (2017年07月12日 (水) 22時18分)[11056]
保子 直 加津子 進二 美保子  (5点)      


月番 > 「木苺」の効果を教えてください。 (2017年07月13日 (木) 05時55分)[11093]

加津子 > 木苺の赤い色に渓の流れがいっそう清冽に感じました。 (2017年07月15日 (土) 22時59分)[11160]

保子 > 「木苺や」で切れていますが、作者は摘んだのでしょうか。その手を渓の流れで洗ったのでしょうか。紅い色の落ちるまで。対岸に木苺が密集してあったのでしょうか。五感を刺激されます。 (2017年07月16日 (日) 01時59分)[11172]

美保子 > 小学校、中学校を自然豊かな所で過ごしました。木苺の赤、渓 と言えば、石に当たって、砕けるしぶきの白、あるいは石や魚が透けて見える流れ、色の対比が浮かびあがるようなきれいな句だと思います。 (2017年07月17日 (月) 15時55分)[11188]

> 先日、二上山に登りました。竹内街道の一番登り易い路からいくと、あじさい、夾竹桃、合歓の花、半夏生の花が満開でした。木苺には会えなかつたが、登り路に沿つて、小川があり、手を洗いタオルを濡らして首に巻き楽しい登山でした。
(2017年07月19日 (水) 08時46分)[11206]

榮一 > 摩耶山の谷川沿いの流れに沿って成っていて木苺はよく取って食べました。実の黄色やつでしたが名前は知りません。田舎育ちは神戸に来てもその辺の臭覚は確かなものでした。手を洗うのは取った後か取る前か、いずれにしても子供時代はあんまり必要性を感じませんでした。 (2017年07月19日 (水) 14時40分)[11225]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです (2017年07月20日 (木) 20時26分)[11247]
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19 水彩のモンパルナスや半夏雨     投稿者:世話人 (2017年07月12日 (水) 22時18分)[11055]
オサム 鈴子 紫翠 眞佐子 加津子 (5点)


月番 > この作品の魅力を教えてください。 (2017年07月13日 (木) 05時57分)[11094]

加津子 > 芸術家が愛した頃のモンパルナス。季語がいいと思いました。今のモンパルナスには、59階建ての高層ビルがそびえていて半夏雨は似合わないと思いました。 (2017年07月15日 (土) 22時37分)[11159]

オサム > そういえば、あのモジリアニを題材にした「モンパルナスの灯」という映画もありました。若き芸術家がこぞっていた19世紀後半から20世紀前半のモンパルナスの町。水彩画を見ながら、希望と絶望が交差したそんな時代のことを思い起こしているのかもしれません。半夏雨は…それなりに効いていると思いました。 (2017年07月16日 (日) 00時12分)[11163]

眞佐子 > 実際のモンパルナスの町は知りませんが、私も「モンパルナスの灯」の映画を思い出していただきました。モジリアニの描く女性の姿に、半夏雨も良いのではないかとおもいました。 (2017年07月16日 (日) 16時55分)[11179]

鈴子 > 水彩のモンパルナス、想像の膨らむ好きな句です。季語の半夏雨も効果的にはたらいたように思います。 (2017年07月18日 (火) 22時13分)[11205]

榮一 > 水彩画のモンパルナスですね。芸術家たちが沢山集まった街と聞きます。画も実際の街も知らないので想像がつきませんでした。半夏雨は半夏生の日に降る雨の事ですね。画も陰鬱な画なのかもしれませんが。 (2017年07月19日 (水) 14時47分)[11226]

世話人 > 作者は佐藤美鈴さんです (2017年07月20日 (木) 20時27分)[11248]
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20 倚松庵の松の夕蝉男下駄       投稿者:世話人 (2017年07月12日 (水) 22時16分)[11054]
   オサム 淳子 義之 孝子 循子 美鈴 千尋 眞佐子 剛 
   加津子 (10点)


月番 > 高点句です。やはり「倚松庵」がポイントと思いますが。 (2017年07月13日 (木) 06時00分)[11095]

義之 > 句の作り方としては既視感があるのでしょうか。具材も揃い過ぎといった感じですが、一読すれば、実に心地よい響きです。 (2017年07月14日 (金) 23時45分)[11124]

紫翠 > 書かれた通りと思います。 (2017年07月15日 (土) 11時52分)[11138]

循子 > 16と同じ倚松庵を扱っているので迷いました。結局こちらを頂いたのですが、そのあとも気になりました。松、夕蝉、男下駄。それぞれがかなり自己主張しているようで、つまりは義之さんの「具材も揃い過ぎといった感じ」そのもの。確かに一読した時は、こちらに惹かれる。でも倚松庵を描くには16で十分ではないか、踏ん切り悪く、そんなこと考えております。すみません。。 (2017年07月15日 (土) 16時36分)[11155]

オサム > たしかに揃い過ぎ感もあるとは思います。ただ、これだけの材料が揃ってこそ、夕方帰宅した潤一郎が、松子夫人と倚松庵の居間で庭を眺めながらのんびり過ごしている姿などが浮かんできたのです。 (2017年07月16日 (日) 00時23分)[11164]

眞佐子 > 循子さんと同じで16と迷った句でした。具材も揃いすぎかもしれませんが、こちらも良いと思いました。 (2017年07月16日 (日) 17時03分)[11180]

> ネットのお陰で、訪ねたことも無い場所が見える時代である。大谷崎と呼ばれた文豪は、この倚松庵の外に、京都や神奈川にも旧邸として家が保存され残っているらしい。16番の句と同じ「倚松庵」と云う古い建築物に凭れた句であるが、16番はモノクロだが、この句は少し色彩が見えるような気がした。そして焦点のあたる男下駄が何となく艶っぽい。小説は読んだ記憶もないが、句の裏側にはそれなりの時代の景色は見えて来るようだ。 (2017年07月18日 (火) 09時34分)[11201]

榮一 > 倚松庵、松、夕蝉、男下駄と具だくさんです。揃い過ぎて重たく感じてしまいました。物語が出過ぎるようです。 (2017年07月19日 (水) 14時52分)[11227]

世話人 > 作者は樋口進二さんです (2017年07月20日 (木) 20時30分)[11249]
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21 炎天や地獄の門の裸体像    投稿者:世話人 (2017年07月12日 (水) 22時15分)[11053]
   循子 寿美 美保子 主宰  (5点)   


月番 > 取り合わせの作品ですが、循子さん鑑賞をお願いします。 (2017年07月13日 (木) 06時05分)[11096]

循子 > ロダンの「地獄の門」と思います。未完に終わった、もとは石膏の作品。ブロンズ像が製作されたのは死後だそうで、世界に幾つかあります。地獄の門の頂上に三体の裸像。その下のタンパンと言われる部分に有名な「考える人」があります。三体の裸像はそれを見下ろしているようです。タンパンの下の扉と両端の部分には様々のポーズの人体。ダンテの神曲に想を得たとかで、それぞれ意味のある人物らしいのですが、詳細は知りません。長いダンテの神曲も読み込んだわけではありませんが、人間の救いの無さ、というようなものを感じます。掲句は国立西洋美術館のブロンズ作品でしょうか。天辺の三体の裸像の、触れれば火傷しそうな熱が「炎天」という季語で伝わってきました。それは「地獄の門」と意味的な繋がりも出てくるのですが。 私が実物を見たのはオルセー美術館の石膏作品でしたから、その時は別の衝撃でした。
日本の地獄絵には、その先に救いがありますが、西洋の地獄の門はもっと厳しい(という気がする)。 (2017年07月13日 (木) 15時00分)[11098]

月番 > きめ細かく、分かりやすい鑑賞を有難うございました。俳句は奥が深いですね。 (2017年07月14日 (金) 11時24分)[11117]

榮一 > 地獄の門は上野の西洋美術館のロダンの作品です。ロダンの地獄の門は世界に七つあるそうです。裸体に炎天がよく効いています。 (2017年07月19日 (水) 14時57分)[11228]

世話人 > 作者は久野孝子さんです (2017年07月20日 (木) 20時31分)[11250]
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22 青梅雨の部屋の真ん中オルゴール  投稿者:世話人 (2017年07月12日 (水) 22時13分)[11052]
    義之 孝子 (2点) 


月番 > 「オルゴール」の効果を義之さんお願いします。 (2017年07月13日 (木) 06時08分)[11097]

義之 > 歳時記にある通り、青梅雨は青葉の頃の梅雨と解釈。そんな時期、部屋のまん中にオルゴールがあったとしても、違和感はない。定番の「トロイメライ」だろうか?が聴こえてくる。上五〜中七から、庭に面した、ゆったりしたリビングルームが見える。透明感あふれる作品である。 (2017年07月14日 (金) 23時36分)[11123]

月番 > 明快な鑑賞と解説を有難うございました。 (2017年07月15日 (土) 11時54分)[11139]

孝子 > 中七で一応きれているので、オルゴールが部屋の真ん中にあるとは思わなかった。つい先日探し物をしていて鏡台のしたに箱があり、何だっけと思いだしてみたら、漆器の箱で開けてみたら、曲が流れオルゴールだった。青梅雨の少しくらい心理気分のときに、ふっとオルゴールを聞く。音が静かに部屋をながれる。たしかに透明感が感じられる句です。 (2017年07月17日 (月) 20時30分)[11195]

循子 > この句にも興味があって、どうしようかと迷いました。ただ、「真ん中」で切れるような感じもあり、「真ん中(の)オルゴール」と「の」を補って読むか、それも迷いました。私は全く何もない部屋、その真ん中にオルゴール一つだけがある。ちょっとシュールな景を想像しました。メロディもそれほど長閑なものではなく…青梅雨のせいかも知れません。心惹かれるものがあります。 (2017年07月17日 (月) 23時54分)[11198]

榮一 > オルゴールが働いていませんし句を分からなくしています。作者は何が言いたいのかそれが伝わってきませんでした。 (2017年07月19日 (水) 15時00分)[11229]

世話人 > 作者は桝室杏花さんです (2017年07月20日 (木) 20時32分)[11251]
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七月定例句会 投稿者:世話人 (2017年07月12日 (水) 22時11分)[11051]

句会準備中 (^Д^)

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六月定例句会 投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時51分)[10870]
句会の皆様
 今年も梅雨の候となりました。梅の木のある家のお庭から、青い実が落ちてきます。
俳句界では、俳句をユネスコ無形文化遺産へ登録しようという運動が起こっているようです。この運動を進めている有馬朗人氏は俳句を「真珠のような美しい短詩」と書いています。
それでは、今月も22粒の真珠のような句が揃いました。皆様のコメントを待っています。
主宰先生、今月もご指導ご教示のほど宜しくお願い申し上げます。
今月の月番は、小川紫翠さんにお願いします。  宜子

     句会 19日(月)まで  作者発表 20日(火)


紫翠 > 不慣れな進行となりますが、全員のご参加とご協力宜しくお願い致します。 (2017年06月13日 (火) 10時04分)[10871]

世話人 > 期日が来ましたので、作者を発表しました。
主宰先生、今月も各句へのご指導、ご指摘誠に有り難うございました。
今月の最高点句は小川紫翠さんの作品でした。二ヶ月続けての月番となります。お忙しいところ恐れ入りますが、宜しくお引き受け下さいますようお願いします。書き込みを頂きました皆様、大変、勉強になりました。有り難うございました。
それでは、今年も猛暑の季節、なんとか乗り切りましょう! (2017年06月19日 (月) 20時59分)[11049]

進行係 > 慣れない進行にもかかわらず、たくさんの書き込み有難うございました。主宰先生におかれましては、全作品にわたりご指導を頂き厚く御礼申し上げます。 (2017年06月20日 (火) 06時27分)[11050]
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1 沖へ沖へ漕ぐがごときに麦畑     投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時49分)[10869]
  義之 孝子 淳子 保子 オサム 宜子 美保子 寿美 主宰 (10点)  


進行 > 高得点ですので、逆に選をされなかった方のご意見も伺いたいと思います。 (2017年06月13日 (火) 10時25分)[10872]

寿美 > 麦の穂が風に揺らぐ様を沖へ沖へ漕ぐようだと見られたところがいいですね。まさにそうみえますよねー。 (2017年06月13日 (火) 14時22分)[10892]

孝子 > 以前高岡での全国大会に行ったとき、畑のあぜでこのような不思議な体験をしたことを思い出しました。そのときは渦巻きがたったようなかんじで自分がどこにいるのかわからなくなったようでした。同じではありませんが、なんとなくわかるきがします。 (2017年06月13日 (火) 15時57分)[10897]

義之 > 5〜6歳の体験が蘇ってきます。一面の麦畑の畝の間を通り抜けた記憶です。一方。外国映画の麦畑のシーンの印象も強烈です。まさに掲句の如き世界です。 (2017年06月13日 (火) 18時54分)[10898]

循子 > 選はしておりませんが、発想の新鮮さに惹かれた句です。「沖へ沖へ」のルフランも効果的。いわゆる佳句というべきと思います。情的に惹かれる句にまず手が伸びることが結果に繋がりました。 (2017年06月13日 (火) 22時34分)[10902]

進行 > たくさんの書き込み有難うございます。 (2017年06月14日 (水) 10時13分)[10904]

紫翠 > 中七が気になって選を見送りました。 (2017年06月15日 (木) 05時13分)[10927]

保子 > 麦畑から沖への発想、漕ぐがごときの「ごとごと感」
良かったです。 (2017年06月16日 (金) 00時47分)[10960]

榮一 > 「漕ぐがごとき」で麦が風に靡いている感じがよく出ているように思います。ただやはり「ごとき」を取りたい句です。 (2017年06月19日 (月) 03時17分)[11002]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時28分)[11027]
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2 引算の余世を覗く雲の峰        投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時48分)[10868]
  義之 淳子 剛 杏花 宜子 循子 (6点) 


進行 > 中七がポイントと思いますがどうでしょうか。 (2017年06月13日 (火) 10時28分)[10873]

義之 > 「引算の余世を覗く」の措辞はインパクトがある。ところで、みみっちく覗く者は誰かと云えば巨大な雲の峰とは、恐れ入りました。作者は人生を達観しておられる。 (2017年06月13日 (火) 19時00分)[10899]

循子 > 和泉式部に「かぞふれば年ののこりもなかりけり老いぬるばかりかなしきはなし」があります。老いを迎えた者に共通の思いでしょう。掲句はまさに中七がポイントで、評価も分かれるところ。抽象的、観念的な表現のようですが、人生を引算と捉えれば、その残りを覗いてみたい気持もある。余生を覗けるわけは無いのです。作者は承知の上。「雲の峰」がすべてを語っています。情緒的な句ですが、私にはどうしても手が出てしまう。性向ということで。 (2017年06月13日 (火) 23時42分)[10903]

紫翠 > 「覗く」が気になって選をはずしました。 (2017年06月14日 (水) 10時15分)[10905]

> 迂闊にも「余世」を「余生」と読んでしまい一点を投じたが、この句の「余世」は「余生」ではなかろうか。国語の辞書に依れば、老後の残された生活。広辞苑は、残りの人生。残された生涯。とある。いずれも「余世」は無い。引き算は云わずと知れた減法である。反対側にある足し算の余生にも思いが及ぶが、いずれも残りの少ない、先の事で未知の世界である。もう既に盛りの時期を過ぎて残された人生、その行く末を自分で推し量る、そんな余生を引き算だと云うのは意外に面白い。「老後は余生ではなく、第二の人生だ」などと見得を切りたいところだが、もはや私などはそんな気概はすでに無い。来し方を思いながら誰もが推し量って見る晩年。強かな計算が成り立つ訳はないし、その感慨と云うか心の憂いのようなネガティブなものだろう。あの雄大に湧き上がる雲の峰を望みながら、余生を覗かれるなんて誰が云えようか、転じて足し算にの心構えが少なからず見えるようだ。 (2017年06月15日 (木) 11時24分)[10945]

宜子 > 少し観念的な感じはありますが、「余世(余生)を覗く」には、やはり惹かれました。その勇気にです。 (2017年06月15日 (木) 21時51分)[10957]

榮一 > 引き算の余世(余生)は観念的ですね。句は観念が出過ぎているように思います。観念すなわち主観が悪いわけではありませんが過ぎては良くないように感じます。 (2017年06月19日 (月) 03時28分)[11003]

世話人 > 作者は新保吉章さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時29分)[11028]
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3 五月雨るる立山杉の祠かな       投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時48分)[10867]
  直 保子 加津子 オサム 進二 美保子 鈴子 主宰 (9点)


進行 > 上五がどのような効果を生んでいるのか教えてください。 (2017年06月13日 (火) 10時30分)[10874]

加津子 > 五月雨るるで立山杉の幻想的な姿が浮かびます。花粉で厄介者扱いされている杉ですが、立山の杉の姿に感動しました。効果についての答えになっていますか。すみません皆様教えてください。 (2017年06月14日 (水) 11時06分)[10911]

オサム > 日本三霊山のひとつである立山の山岳地帯に生える杉林の樹間にある祠。私も加津子さんと同じで、(五月雨るる)が幻想的、神秘的な感じを浮かび上がらせる効果あり、と感じました。 (2017年06月15日 (木) 01時59分)[10925]

進行 > わかりやすい解説有難うございました。 (2017年06月15日 (木) 05時16分)[10928]

保子 > 静かに降り続ける雨、何者をも拒むように雨に立つ樹々。静謐な時を感じます。 (2017年06月16日 (金) 01時09分)[10961]

> 初めて立山へ行き、杉の木の間から遠くに見える雪山にうつとりしならながめておりました。、 (2017年06月17日 (土) 20時12分)[10990]

榮一 > 立山周辺に天然分布している寒さや積雪に強い杉を立山杉と呼び県木になっているようです。立山ホテルの最上階に昔の祠が再現されていました。山頂にあった昔の祠が解体された木材もありましたが信仰の山が現実的で迫力がありました。 (2017年06月19日 (月) 03時42分)[11004]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時30分)[11029]
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4 若竹の伸びて幼が少年に        投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時47分)[10866]
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進行 > 「伸びて」が気になりますが、どうでしょうか。
(2017年06月13日 (火) 10時35分)[10875]

オサム > (若竹が育つこと)と(幼が少年へ育つこと)は、ちょっと意味的に付きすぎ感があるところに、「伸びて」と「て」で繋げてしまうと、より意味性が強調されてしまうような気がしました。「若竹の伸ぶ」ぐらいで切ってしまい、後半はちょっとひねって、「老人が少年に」ぐらいに展開させるのも一興かと、個人的には思いました。 (2017年06月15日 (木) 01時42分)[10924]

進行 > ご指摘の通りな印象がありますね。有難うございました。 (2017年06月15日 (木) 05時21分)[10929]

循子 > 原句はあまりに筋がとおりすぎていて、読者の入り込む余地がないのは、オサムさんのご意見通りと思います。オサムさんの後半のひねりは面白いし、且つ勉強になります。 (2017年06月17日 (土) 10時36分)[10967]

榮一 > 常識は詩に遠いようにおもいます。オサム君が言うように常識を少しずらして考えたいですね。 (2017年06月19日 (月) 03時47分)[11005]

世話人 > 作者は村上直さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時30分)[11030]
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5 庭履きの守宮をつつき風入れる  投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時46分)[10865]
  進二 主宰 (3点)


進行 > 進二さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 10時38分)[10876]

紫翠 > 内容がよく掴めないので選ができませんでした。 (2017年06月15日 (木) 05時22分)[10930]

オサム > 進二さま、お先にちょっとだけ失礼します。とある夏の夜、部屋(なんとなく趣のある和室を思いました)の中から庭側の閉まった障子を見ると、守宮がへばりついている影が見えた。そこで、サンダルか草履を履いた人が、庭に出て、守宮をちょこっとつついて、逃がしてから、障子を開けてくれた。すると部屋に残っていたもう一人の方に、涼やかな風が吹き込んできた…。そんな景ではないかと思いました。強くはたいて、どかすのではなく、つついて移動を促したところに、守宮への敬愛が感じられます。掲句は頂いておけばよかったと後悔しています… (2017年06月15日 (木) 10時31分)[10944]

千尋 > なるほど、庭履きを履いた人が守宮をつついたということですね。わたしは庭履きの中に潜んでいる守宮をつついて・・・と読んだので、どうもしっくり来なかったのです。
(2017年06月15日 (木) 20時30分)[10952]

循子 > 読みというのは難しいですね。何が主体で、風入れる動きをしたのは、どっちなのか…などと考えていると、前に進めませんでした。 (2017年06月17日 (土) 10時42分)[10968]

進 二 >  昔なら沓脱ぎ石に、今様ならテラスに置かれた前カバーのある突っ掛けに居座っている守宮を手近かな物でつつき出し、風を入れたと言っている。やんちゃな子供であったであろう男性が見えてくる。愉快な句に。この句に切れ云々は不要かと。 (2017年06月17日 (土) 17時17分)[10983]

榮一 > 庭履きの後に少し間があって切れがあると感じます。庭履きを履いた人が想像できました。 (2017年06月19日 (月) 03時53分)[11006]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時32分)[11031]
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6 筍をそだてる闇の深さかな 投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時44分)[10864]
  直 洋子 淳子 オサム 杏花 吉章 (6点)      


進行 > 「闇」が活きているのかがポイントと思いますが教えてください。 (2017年06月13日 (火) 10時42分)[10877]

洋子 > 静かな深い闇の中で筍がぐんぐん大きくなっていくという感じが無理なく受け取られました。 (2017年06月14日 (水) 11時26分)[10915]

オサム > 「雨後の筍」という言葉の通り、雨が降った後に筍は一挙に出て来る。雨が降る夜の竹林の闇が深ければ深いほど、張り巡らされた地下茎に生えてきた筍が、にょきにょき育つ感じが納得出来ました。 (2017年06月15日 (木) 01時17分)[10923]

進行 > 「闇」に説得力があるわけですね。有難うございました。 (2017年06月15日 (木) 05時25分)[10931]

循子 > 筍は地下で育ち、地上に出ると筍としての商品価値は下がります。それはともかく、これは竹林の夜闇か、育ちつつある地中の闇か、。「闇の深さかな」という詠者の感動を、受け止めかねました。 (2017年06月17日 (土) 10時51分)[10971]

> 筍がこれから、伸びていこうと、深い土の中で始動している様子を感じました。 (2017年06月17日 (土) 20時25分)[10991]

榮一 > 闇の深さが気になります。すなわち作者の感慨が前面に出た言葉です。前面に出た「闇の深さ」を共有・共感できるかどうかです。 (2017年06月19日 (月) 04時00分)[11007]

世話人 > 作者は山内宜子です。 (2017年06月19日 (月) 20時32分)[11032]
名前

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7 デニム地のレッスンバッグ青葉風    投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時42分)[10863]
  直 孝子 義之 美鈴 淳子 循子 宜子 千尋 鈴子 (9点)


進行 > 取り合わせの作品ですが、この句の魅力を教えてください。 (2017年06月13日 (火) 10時44分)[10878]

義之 > はてさて、デニム地のレッスンバッグといえば、思いつくのは剣道の防具入れか。そういう意味では曖昧さが残るが、女子高生の剣士であれば青葉風も効いてこよう。読者により、色々なバッグが、想像されるに違いない。 (2017年06月13日 (火) 19時08分)[10900]

孝子 > デニム地は私も持っているが、レッスンバックとなると若いひとを想像する。季語もさもありなんである。私はなくなられた勝美さんに刺繍された手提げバックをいただいているのが、もったいなくてつかえないでいる、若いひとだけの特権でもないと思うがやはり季語てきには若いひとがにあう。 (2017年06月14日 (水) 21時31分)[10920]

千尋 > デニム地のレッスンバッグといえば、子供たちが幼稚園から小学校の低学年のころのことを思い出します。バッグに刺繍を入れたりしてましたっけ。子供たちの背丈がまだ低いので、バッグを引きずって歩いたりします。それなので丈夫なデニム地は持ってこいの素材でした。
まだまだ親も子もそれぞれ希望や未来が見えて! まさに当時は青葉風の中でした。 (2017年06月14日 (水) 22時01分)[10921]

進行 > 納得です。有難うございました。 (2017年06月15日 (木) 05時27分)[10932]

循子 > 千尋さんと全く同じ。デニム地のレッスンバッグは全て子供たちの小さい頃の記憶に繋がります。デニム地に刺繍やアップリケをしてギンガムチェックの裏を付け、様々のバッグを作りました。出来の良かったものは、まだ捨てられずに置いています。「まだまだ親も子も希望や未来が見えて…」、そこに青葉風は、切ないほどの実感です。 (2017年06月15日 (木) 12時02分)[10947]

> デニム地のジーパンをはいて、週1回、グランドゴルフをしています。今は青葉風の季節健康的でいいですね。 (2017年06月17日 (土) 20時53分)[10992]

榮一 > 若々しさは感じましたし懐かしくは思いましたが。 (2017年06月19日 (月) 04時05分)[11008]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時33分)[11033]
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8 ご城下の花嫁のれん桐の花       投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時41分)[10862]
  洋子 剛 千尋 鈴子 主宰 (6点)


進行 > 「花嫁のれん」の効果を伺いたいと思います。 (2017年06月13日 (火) 10時46分)[10879]

洋子 > 北陸地方には友禅模様の華麗な花嫁のれんというものがあり、娘が嫁ぐとき仏間にかけてそこから花嫁が出ていくのだそうです。全国大会の少し前、テレビで金沢の花嫁のれんをやっていました。旅行中もパンフレットで見たのか実際に展示してあるのを見たのか、今では朦朧としていますが、あ、これがあの花嫁のれんだと思ったことを記憶しています。この句は美しいものを見つけて挨拶句のような感じで作られたのではないかと思いますが、桐の花、は嫁ぐ娘に対して付きすぎのように思いました。 (2017年06月14日 (水) 11時23分)[10914]

千尋 > つい先日、七尾の一本杉通りの花嫁のれん館に行く機会に恵まれました。実家の家紋を入れたのれんを婚家の仏間の入り口に掛け、そののれんを潜って婚家の仏壇にまずご挨拶をして、その後に結婚式に望んだとのことです。因みにそののれんは結婚式の当日とその後一週間くらいだけに使われるという婚礼道具の一つだったそうです。少し前まで、婚礼のときにだけ使用する品物ってありましたよね。結納の飾りとか・・。
洋子さんの言われるように「桐の花」は確かに付きすぎ感がありましたが、「花嫁のれん」に「ご城下の」と持ってきたところなど作者の作句テクニックに参りました。 (2017年06月14日 (水) 23時20分)[10922]

進行 > 「花嫁のれん」大変勉強になりました。 (2017年06月15日 (木) 05時30分)[10933]

鈴子 > 桐の花は付き過ぎのご意見もありますが、ご城下の花嫁のれんに、並みの花では物足りないように思います。桐の花としたところに「品」の良さを感じました。 (2017年06月17日 (土) 19時38分)[10989]

> 千尋女史の書かれた通りである。私は加賀百万石の見栄のようなものだと思っているが、こののれんは加賀百万石に伝わる風習であり、子供の結婚式の日に、嫁の実家から持ち込まれ、仏間の入り口に掛けられたのが、初めての出会いだった。加賀百万と越中十万石は何かと比較される事が多い。そのむかし母親が金沢の姉を訪ねて帰ると、富山と金沢とを比較されて、よく嘆いていた事を思い出す。この句の「ご城下」に何となくそんな匂いがするのだ。勤め人の頃に、2回にわたり金沢で5年くらい暮らしたが、男子にお花や茶の稽古などと云う人が何人かいて、何とか流の茶の宗匠までいた。なるほど百万石の文化と云われることは有ると、妙に得心したものだ。太田さん書かれたように、桐の花はほどよい「品」があると思う。 (2017年06月18日 (日) 10時07分)[10996]

榮一 > 加賀の文化を感じさせ句です。桐の花の重厚さは動かないようです。 (2017年06月19日 (月) 04時09分)[11009]

榮一 > 桐の花は加賀ブルーとも照応するようです。 (2017年06月19日 (月) 04時11分)[11010]

世話人 > 作者は安田循子さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時34分)[11034]
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9 秋といふ厚みとなりし麦畑       投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時40分)[10861]
  杏花 吉章 (2点)


進行 > 視点が良かったのか、お二人の選評をお願いします。 (2017年06月13日 (火) 10時53分)[10880]

紫翠 > 「厚みとなりし」が理解できなくて選ができませんでした。 (2017年06月15日 (木) 05時33分)[10934]

循子 > 私も「厚みとなりし」は何となくわかるのですが、形として見えてこないもどかしさを感じました。 (2017年06月17日 (土) 11時31分)[10973]

榮一 > 麦の秋のことなんですね。 (2017年06月19日 (月) 04時13分)[11011]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2017年06月19日 (月) 20時35分)[11035]
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10 縞馬となりし立山麦の秋        投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時39分)[10860]
   直 美鈴 眞佐子 加津子 杏花 進二 循子 美保子 主宰 (10点)


進行 > 全国大会の観光の作品です。書き込みをお願い致します。 (2017年06月13日 (火) 10時55分)[10881]

加津子 > 立山には水田が合うと思っていましたが、新幹線の車窓には麦畑が広がっていて心に残りました。季語がいいと思いました。剣岳も見えたし季節を変えて訪れたいと思いました、 (2017年06月14日 (水) 11時12分)[10913]

進行 > 有難うございました。 (2017年06月15日 (木) 05時37分)[10935]

循子 > 見晴るかす立山連峰。言われてみれば、まさに縞馬。縞馬のよう、ではなく、「縞馬となりし」という断定が潔い感じ。里に下れば麦の秋。心地よい一句として頂きました。 (2017年06月15日 (木) 11時46分)[10946]

眞佐子 > 循子さんと同じで雪解けの立山連峰が縞馬のように見えたのだと思いました。全国大会の頃はまさに、麦の秋でした。上手くまとまっていると思います。 (2017年06月15日 (木) 20時16分)[10950]

千尋 > 白馬岳がどうも過ぎってしまいました。が、長野側から見ると白馬、富山側から見ると縞馬かもしれません。 (2017年06月15日 (木) 20時43分)[10953]

進 二 >  循子さんのご指摘通り、「・・となりし」で説得力のある吟行句になりましたね。雪渓と麦秋の視覚からの配合も良く。ようやく見えた縞馬を見逃すことなく佳句に。良かったと思います。 (2017年06月17日 (土) 17時59分)[10984]

> 奈良には、麦畑がありません。今回の全国大会参加で多く見ることが出来ました。バスで登る時、連山の雪が縞馬のように見えとても楽しい思い出でした。 (2017年06月17日 (土) 21時51分)[10995]

榮一 > 立山は馬の背と言うには少し尖りすぎているかもしれませんが。雪解けの山の尾根と谷ですね。 (2017年06月19日 (月) 04時18分)[11012]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時36分)[11036]
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11 朴の花散る恐竜の歯の化石       投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時38分)[10859]
   義之 孝子 洋子 美鈴 保子 眞佐子 加津子 進二 鈴子 千尋
   循子 (11点)


進行 > 今月の最高点句です。何が良かったのか教えてください。 (2017年06月13日 (火) 10時59分)[10882]

義之 > 連想ゲームなら、朴の樹から下駄の朴歯を思いつく。朴の葉は大きく20cm〜40cmあろうかと。葉も大きいが花も大きく白い。恐竜の歯の化石は、多分付き過ぎであろう。ネガティヴな句評かもしれないが好きな一句でした。 (2017年06月13日 (火) 19時20分)[10901]

進行 > 有難うございました。リズムが良くないのが気になります。 (2017年06月14日 (水) 10時19分)[10906]

洋子 > 朴の花の大きな花弁が散り敷いているのを見て、恐竜の歯の化石のようだと思われたのかなと単純に思って、なるほどといただきました。 (2017年06月14日 (水) 11時35分)[10916]

進行 > よく分かりました。有難うございます。 (2017年06月15日 (木) 05時40分)[10936]

紫翠 > 句またがりを避ければリズムは良くなるように思えるですが。 (2017年06月15日 (木) 05時45分)[10937]

循子 > たしかに掲句は七・五・五の構成ですから、定型のリズムからは外れます。句またがりの弊害ということもあるでしょうし、リズムの良さが佳句の要件のひとつではあると思います。恣意的な好みと承知していますが、私自身は句またがりが気になりません。随分昔に買った「俳句用語の基礎知識」(村山古郷+山下一海 編)にある、句またがりのシンコペーション効果ということも感じるのですが…。このことが正しいのかどうか、どなたかご教示頂けたら幸いです。 (2017年06月17日 (土) 11時27分)[10972]

進 二 >  初めから破調の句をと考える人は少ないと思いますが結果として破調となり、それが以外にも味のあるリズム感を持っているなと感じることは、お互い、時にあるもので、私は、それも良しと考えております。即興を多用するジャズのライブに自然と体が揺れてくることにも通じているところがあるのかなとも感じました。シンコペーションなどと聞きますと一層に。恐竜の栄えていたジュラ期には、現存するメタセコイアやイチョウの巨木が茂っていたようですから同じく巨木になる朴の木も有ったかも知れませんね。朴の花の散ったのを見て、ふと恐竜の記事を思い出したのかなと思いました。見立てというよりは。 今晩のナイトキャップはバーボンになりそうです。 (2017年06月17日 (土) 20時55分)[10993]

循子 > 進二さん、有難うございます。ナイトキャップのバーボン!お洒落です。さすが、です。 (2017年06月18日 (日) 10時46分)[10998]

榮一 > 五七五に慣れていると読みは「朴の花」「散る恐竜の」「歯の化石」と読みます。気になるのはやはり「散る」です。作句の動機が散ることにあったのか朴の花にあったのかが問題です。リズムと言うより散るは余分なことのように感じました。 (2017年06月19日 (月) 04時31分)[11013]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。最高点を得られましたので、今月に続き来月の月番もお願いします。 (2017年06月19日 (月) 20時38分)[11037]
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12 あぢさゐや昨日悩みしこと忘る     投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時37分)[10858]
   洋子 剛 進二 千尋 寿美 (5点)


進行 > 取り合わせの作品です。剛さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 11時01分)[10883]

寿美 > あじさいは七変化ともいうし、いろんな色があって楽しく見ごたえがあります。くよくよ悩んだことなど忘れさせてくれます。でんでん虫なんかついているとさいこうです。 (2017年06月13日 (火) 14時37分)[10893]

洋子 > 寿美さんとおなじです。いろいろな色の美しい紫陽花の花を見て心が明るくなったのでしょう。人の心も七変化ですね。 (2017年06月14日 (水) 11時39分)[10917]

> 「悩みしこと」とは、いったいどんな事であったろうか。紫陽花に取り合わせて人間の脳の不思議を述べたような、この句は、たぶん齢の所為でと云っているように思えた。人間の悩みにも色々あるが、思い悩むほどの事でも無かったらしい。紫陽花を売り物の有名なお寺さんもあるが、紫陽花はこの季節に持て囃され、何処にでも見かける日常的な花である。何気ない今日の庭の紫陽花が記憶を昨日に戻す。 (2017年06月14日 (水) 16時11分)[10919]

進行 > 丁寧に解説を有難うございました。 (2017年06月15日 (木) 05時48分)[10938]

循子 > 寿美さんが書かれたように、紫陽花は七変化、移ろいやすいものの喩に使われることがあります。ひとの気持ちの在りようも日々変わります。死のうとは思わなくても、死にたいと思うことは屡々だし、夜が明けてみれば、この世も悪くないと思ったり。そんなこんなの繰返しです。この取合せは近過ぎるように思いました。 (2017年06月17日 (土) 11時44分)[10974]

進 二 >  あっけらかんと言い放しているところを買わしていただきました。 (2017年06月17日 (土) 21時07分)[10994]

榮一 > 紫陽花に心癒されたということか?。紫陽花の大きな球形は悩みを忘れることにつながらないように感じます。 (2017年06月19日 (月) 04時35分)[11014]

世話人 > 作者は佐藤美鈴さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時39分)[11038]
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13 ヨーグルト真白くありし初夏の旅    投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時36分)[10857]
   剛 (1点)


進行 > 続きますが、剛さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 11時02分)[10884]

> 健康が指向されるいま、ヨーグルトなどは時代の中のその筋の食べ物である。ホテルの朝食にも供されるし、旅先の乗り物の中でも容器のふたを剝がして食べるのも見かけた。科学的に健康に良いと科学が証明しているが、正直に言うと私には好みの物ではない、私の年代の真白い食い物は何といっても白米である。嫌いとまでは言わないが、自分から求める事も無い。この句が匂わせているのは、健康である。食欲も上々なのだろう。それが有ればこその旅である。真白から快適な旅が見えるし、健康を感じるのは私だけではあるまい。句としては整っている。 (2017年06月14日 (水) 11時59分)[10918]

進行 > 俳句は奥が深いのですね。有難うございました。 (2017年06月15日 (木) 05時52分)[10939]

洋子 > 私は「初夏の旅」のさわやかさを象徴するものとして「ヨーグルトの真白さ」を詠われたのかなと思いました。バイキングの料理の中にある真っ白なヨーグルトは立山の雪も連想し、思わず手がでてしまいます。剛様のおっしゃるように健康志向の食べ物でもあり、これを食べたら元気に旅が続けられそうにも思います。 (2017年06月15日 (木) 06時57分)[10943]

進行 > 健康志向とは気がつきませんでした。有難うございます。 (2017年06月17日 (土) 10時43分)[10969]

循子 > 朝食にヨーグルトは欠かせなくなっていて、しかも真っ白なプレーンヨーグルトを買うので、あまり当たり前過ぎて、この句は見過ごしました。立山のホテルにも出ていた記憶があります。爽やかな旅吟ということでしょうか。 (2017年06月17日 (土) 11時54分)[10975]

榮一 > 真白が初夏につながるようです。 (2017年06月19日 (月) 04時38分)[11015]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時40分)[11039]
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14 五月果つひとり遊びの天象儀 投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時35分)[10856]
   孝子 加津子 美保子 (3点)     


進行 > 内容のある作品と思いますが、加津子さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 11時04分)[10885]

加津子 > 五月よ終わってくれてありがとうという私の心境にぴったりでいただきました。 (2017年06月14日 (水) 10時41分)[10910]

進行 > 俳句の共鳴にもいろいろあるのですね。有難うございました。 (2017年06月15日 (木) 05時56分)[10940]

循子 > プラネタリウムを一人で見ているということでしょうか?そのことと「五月果つ」の関わりはどうなのでしょうか。あるいは関わりないところに焦点があるのか。「五月果つ」がとても好きなフレーズなので、よほど採りたかった句ですが、力不足で、わかりませんでした。残念! (2017年06月17日 (土) 12時03分)[10976]

榮一 > 天象儀の響きからすればプラネタリウムは想像しにくいです。天球儀などの地球儀のような天体の動きが分かるようなものを想像します。プラネタリウム見るのであればひとり遊びは適切でないように思います。 (2017年06月19日 (月) 04時56分)[11016]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時41分)[11040]
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15 夏兆す昨夜のものの早臭う       投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時35分)[10855]
   吉章 (1点)


進行 > 吉章さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 11時06分)[10886]

紫翠 > 因果関係が見え見えのような気がして選を見送りました。 (2017年06月15日 (木) 05時58分)[10941]

循子 > わかる、わかるという感じです。ケチな主婦としては、せめて冷蔵庫に入れといてよ、と言いたいところ。 (2017年06月17日 (土) 12時07分)[10977]

榮一 > 夏兆すと早臭うは分かりすぎるようです。 (2017年06月19日 (月) 04時59分)[11017]

世話人 > 作者は渡利寿美さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時42分)[11041]
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16 五月富士新神戸まで持ち帰る      投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時34分)[10854]
   淳子 眞佐子 剛 紫翠 (4点)


進行 > 発想が良かったと思います。眞佐子さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 11時10分)[10887]

眞佐子 > 富士山の神奈川県から新神戸まで東海道新幹線で乗り換えなしで行けます。五月の富士山を見た作者さんは、その美しさが頭から離れなくて、新神戸についても忘れられなかったのでしょうか。「持ち帰る」の言い方が珍しくていただきました。 (2017年06月15日 (木) 20時08分)[10949]

千尋 > 神戸から東京へ行く機会がこの頃よくありますが、行きも帰りも富士川の前後でどうしても富士山を探します。そして富士山がきれいに見えたら、そうそうこれこれっと安堵します。何故でしょうね。
でも、「立山の五月神戸に持ち帰る」今はそんな気分です。眞佐子さん、また富山の方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。 (2017年06月15日 (木) 20時56分)[10954]

千尋 > 作者さん、ごめんなさい。富士山には持ち帰りたいほどの感動があります。 (2017年06月15日 (木) 20時57分)[10955]

> それぞれの季節には姿を変えて、見飽きる事の無い富士山は、日本一の山である。見る機会の少ない者にとっては感動の山である。この富士は、勿論、東海道新幹線からの眺めであり、携帯電話やデジカメに記憶させて、いま流行りの「お持ち帰り(take out)」と洒落ている。新大阪では駄目、新神戸と云う地下駅?が何故かこの句に馴染んで見える。 (2017年06月17日 (土) 19時31分)[10988]

榮一 > はっきりと見えて印章深かったのでしょうね。 (2017年06月19日 (月) 05時00分)[11018]

世話人 > 作者は枡室杏花さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時43分)[11042]
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17 雪渓の尾根の切割バスの屋根     投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時33分)[10853]
   孝子 保子 眞佐子 千尋 紫翠 鈴子 寿美 (7点) 


進行 > 「切割」がポイントと思いますが、鈴子さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 11時12分)[10888]

寿美 > 今年の大会はこれを見たくて参加したかったのですが、前泊せねばならず皆さん諦めましたが、句会では話題になりました。あれはすごい高さですよね。どうやって切っていくんでしょうか。見たいものです。 (2017年06月13日 (火) 14時48分)[10894]

鈴子 > 映像で見ることはありましたが実景は初めてです。自然の造形美の
迫力。子供のように歓声を上げてしまいました。 (2017年06月15日 (木) 14時37分)[10948]

眞佐子 > あの雪の大谷を「雪渓の尾根の切割」と表現されたのに驚きました。バスの屋根も隠れてしまう雪の壁でした。 (2017年06月15日 (木) 20時29分)[10951]

保子 > 俯瞰している状況でしょうか。「バスの屋根」が分かりにくいように思いました。 (2017年06月16日 (金) 01時31分)[10962]

循子 > 保子さん同様「バスの屋根」が分りにくいというか、ちょっと不満で私は外しました。 (2017年06月17日 (土) 12時14分)[10978]

榮一 > 雪の大谷の切割であれば尾根はどうか。バスよりはるか高い切割りの雪の壁を意識すればバスの屋根は意識することですが。 (2017年06月19日 (月) 05時06分)[11019]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時44分)[11043]
名前

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18 岩に砕く渓流鮎の躍り立つ       投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時32分)[10852]
   直 美鈴 寿美 (3点)


進行 > 情景がよく見える句ですが、直さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 11時14分)[10889]

寿美 > まさに自分が釣りをしている錯覚を覚える句です。 (2017年06月13日 (火) 14時58分)[10895]

進行 > 分かりやすく適切な書き込みを有難うございます。 (2017年06月14日 (水) 10時23分)[10907]

美鈴 > 躍り立つの措辞が鮎の瞬間の描写をみごとに表しておられると思いました。 (2017年06月17日 (土) 09時11分)[10966]

循子 > 「岩に砕く」とありますが、ここは渓流の修飾語ではないでしょうか。だとすれば字余りでも「る」を補わないと、意味が通らないのでは?「砕く」は他動詞ですから。どう考えるのかどなたか教えてください。 (2017年06月17日 (土) 12時26分)[10979]

> 川を大きく分けて、上流を、渓流には鮎はほとんどおらず、中流、下流には、稚魚を放して大きくして釣人に解禁しております。ゆえに、渓流では、鮎が躍りたつとは、考えにくいですね。と鮎釣り名人の話でした。、、 (2017年06月17日 (土) 19時22分)[10986]

榮一 > 砕けるもしくは砕くるでしょうね。渓流で若鮎が飛び跳ねている状況を言っているようですが躍り立つはむしろ実感がわかない気がします。 (2017年06月19日 (月) 05時16分)[11020]

作者 > 直さん有難うございました。多忙に追われて失礼しました。渓流ですので岩魚だと思います 昨日18日に堤防を走った時、沢山の釣り人が、川にいっぱい広がって釣りをしている景色を見ました.のどかな風景でした。釣りの解禁日すぐの釣りの太公望達でした。川の中に人が散っていました。  

(2017年06月19日 (月) 09時48分)[11025]

世話人 > 作者は渡辺淳子さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時46分)[11044]
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19 穏やかに五臓六腑と梅雨に入る    投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時31分)[10851]
   保子 オサム 循子 紫翠 宜子 吉章 (6点) 


進行 > 気になる点もありそうですが、宜子さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 11時17分)[10890]

宜子 > 「五臓六腑」は、人の身体、肉体を、より具体的に、生々しく提示されたのではと思いました。その五臓六腑は作者そのもの。肉体が穏やかであること、季節は梅雨間近・・・「安穏」という言葉が浮かびました。 (2017年06月15日 (木) 21時44分)[10956]

保子 > 健やかに日々を送る作者の充実感。だからこそさり気なく「五臓六腑」。 (2017年06月16日 (金) 01時37分)[10963]

循子 > 宜子さん、保子さんのお書きになったとおり。五臓六腑が穏やかであれば、心も穏やか。五臓六腑の思い付きが巧いなあ、と。 (2017年06月17日 (土) 12時35分)[10980]

榮一 > 五臓六腑は迷ったところです。穏やかなればいろいろあるであろう五臓六腑でもよいような気もしましたが。 (2017年06月19日 (月) 05時22分)[11021]

世話人 > 作者は石田剛さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時47分)[11045]
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20 夏座敷の高いテーブル低い卓      投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時31分)[10850]
   美鈴 杏花 (2点)


進行 > 杏花さん宜しくお願いします。 (2017年06月13日 (火) 11時19分)[10891]

美鈴 > 和室での楽しい語らいの一コマでしょうか。元気とはいえ酷使してきた膝は正座がつらくなってきた人もいるのでしょう。
そのような方への心遣いかなと思いました。。 (2017年06月17日 (土) 09時07分)[10965]

進行 > 心遣いの句とは気が付きませんでした。有り難うございます。 (2017年06月17日 (土) 10時47分)[10970]

榮一 > 卓はつくえやテーブルのことです。座卓ならば低いは当たり前です。座敷の真ん中の高いテーブルと隅の文机なのかもしれませんが高いと低いの対比だけで見えてくるものが薄いような気がします。 (2017年06月19日 (月) 05時29分)[11022]

世話人 > 作者は石田加津子さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時48分)[11046]
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21 衛兵の点在首都のさみだるる 投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時30分)[10849]
   美保子 紫翠 宜子 吉章 (4点)     


宜子 > 何やら不穏な空気が流れています。時は五月雨の頃。「点在」が上手いな〜と、思いました。本能寺の変の直前、明智光秀が「愛宕百韻」で詠んだ『ときは今あめが下しる五月かな』に通じるものを感じています。 (2017年06月15日 (木) 22時10分)[10958]

千尋 > 衛兵のいる首都って何処の国なのかしらと思っていましたが、確かに昭和の大戦前の日本には衛兵がいたかもしれませんね。
ロンドンの宮殿前の衛兵のように、平和なときの衛兵はカッコ良く見えますが、この五月雨の首都には不穏な空気が感じられます。どのあたりのことなのかもう少し分かる情報が欲しいと思いました。 (2017年06月16日 (金) 00時34分)[10959]

紫翠 > ロンドンの不穏な空気をさりげなく表現されている点に注目しました。時事俳句は難しいのですが、嫌味なく表現されたと思います。 (2017年06月16日 (金) 12時00分)[10964]

循子 > 「衛兵の点在」と言えばロンドンしか思い浮かばなかったので、「さみだるる」に違和感がありました。千尋さんの書き込みで、そういえば日本に「五・一五事件」があったこと思い出しました。何しろ私が生まれる前の話ですが、それならば「さみだるる」も理解できる。衛兵の点在もいま世界中で珍しくなくなっているし、「首都」とだけではロンドンもパリも東京も不自然な景ではないし、絞り様がない気がしました。 (2017年06月17日 (土) 12時50分)[10981]

進 二 >  北欧諸国には、概ね今も国王がおられ、石造りのお城に住んでおられます。衛兵の交代の行進はおとぎの国のようです。出来れば何処のことなのか分かるように書いて頂ければとおもいます。さみだれは、日本的な四季の表現かなとも思いました。 (2017年06月18日 (日) 11時21分)[10999]

千尋 > ただの衛兵で近衛兵ではないので、特に宮殿でなくともと思います。梅雨がありそうな近くの国といえば、ソウルや平壌もありなのでは?と思ったりもしています。 (2017年06月18日 (日) 18時34分)[11000]

榮一 > 自衛隊の施設にもゲートには兵番(衛兵)が居ます。点在となればどこの事かぼやけてしまいます。 (2017年06月19日 (月) 05時37分)[11023]

千尋(2017年06月19日 (月) 15時08分)[11026]

世話人 > 作者は木村オサムさんです。 (2017年06月19日 (月) 20時49分)[11047]
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22 黒百合の茶花一輪時雨亭        投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時29分)[10848]
   義之 洋子 眞佐子 加津子 オサム 紫翠 寿美 (7点)


寿美 > 大津良子さんが歌われた「黒百合は恋の花愛する人に捧げればー」の情熱的な歌声がよみがえってきます。時雨亭の一輪はこれとは対照的に茶花として飾られているようですが、目に見えるようです。 (2017年06月13日 (火) 15時26分)[10896]

進行 > 有難うございました。 (2017年06月14日 (水) 10時27分)[10908]

紫翠 > 型にはまったような表現は気になりますが、情景がよく見える堅実な作品と思います。 (2017年06月14日 (水) 10時30分)[10909]

洋子 > 私も寿美さんのように、黒百合と言えばあの歌を思い出します。あの時以来あこがれの花になりました。茶花は決まったものがあるのか、よく分かりませんが、色と言い、形といいすっきりして素敵な茶花だと思います。時雨亭は金沢にも、京都の高台寺にもありますが、この間北陸に行って来た今は、金沢と思われます。 (2017年06月14日 (水) 11時12分)[10912]

オサム > 紫翠さまの「情景がよく見える堅実な作品」という評に「まさにその通り!」と思わず膝を打ちました。一点だけ気になったのが、(茶花)とまで言うと、説明過剰?とちょっと思えたこと。時雨亭に黒百合が一輪あると、それだけでなんとなく茶花と思えるような気もして… (2017年06月15日 (木) 02時29分)[10926]

進行 > 確かに短い俳句ですから、ご指摘のような配慮は必要ですね。有難うございました。 (2017年06月15日 (木) 06時10分)[10942]

循子 > ひとつ疑問があるのですが、私はクロユリの実物を知りません。辞典で調べると、「…悪臭のある径三センチメートルくらいの…」とあります。悪臭のあるものも茶花に使うのですか?茶道にも無知な人間の幼稚な質問で済みません。 (2017年06月17日 (土) 13時04分)[10982]

孝子 > 私は高校の課外で三年間日本茶道学会その後五年ほど裏千家そのあいだに塩月弥栄子先生の狸穴の七夕茶会のために絽の着物まで作ったのに一回しかきることもなく、母のすすめで小堀遠州の末裔がはじめた遠州流にかえたら。町人のお茶から武士のお茶絵と変わったら、頭がこんがらかって、結局ものにはなりませんでした。それで塩月弥栄子先生の茶室で検索したら五月の茶会にありました。ゆりというよりもばいも貝母の仲間で、茶花にはぴったりの花です。匂いはそれほど感じませんでした。また黒ゆり伝説として、秀吉正室の政所と淀君のおもしろい伝説も見つけました。正室が金沢から珍しい黒百合を贈られて茶花にして淀君を招待したら云々という話で、あまり後味のいい話ではありませんが循子さんの疑問でちょっとネットをのぞいてみました。茶道はものにならず、息子とおいしいお菓子があると簡単に点てていただくだけですが、お花はおけいこをしなくなっても、いまだに知らない花を見つけると楽しいです。先日も一年がかりで小田原城で珍しい花をみつけていたのを、今年やっとこれだろうという花の名をみつけて喜んでいます。循子さんの疑問に答えるつもりが脱線して申し訳ありません。 (2017年06月17日 (土) 19時19分)[10985]

循子 > 孝子さん、ご親切に色々とお書き下さって、有難うございます。楽しく拝読。納得いきました。北の政所と淀殿との話も、悪臭…を念頭に置くと、面白いストーリが生まれそうです。いずれにしろ黒百合が茶花として生きているようで、勉強になりました。 (2017年06月18日 (日) 10時35分)[10997]

義之 > 「黒百合の歌」は、昭和28年の映画「君の名は」の主題歌で、歌唱は織井茂子さんでした。当時ラジオから毎日のように流れたこの歌を、今でも口ずさむ程、強烈な印象の曲でした。
黒百合は 恋の花
愛する人に 捧げれば
二人はいつかは 結びつく
あ〜あ〜 あ- - - - -あ〜〜
あ〜あ〜 あ- - - - -あ〜〜
この花ニシパに あげようか
あたしはニシパが 大好きさ
因みに、「ニシパ」はアイヌ語で「長老」、「だんな」の意味、すなわち後宮春樹のこと。一方、戦国武将の富山城主・佐々成正にも侍女小百合のクロユリの故事もあるようです。
(2017年06月18日 (日) 20時05分)[11001]

榮一 > 広辞苑によると外来種の園芸品(フリチラリア)もクロユリと呼ぶようです。日本のクロユリは高山や寒冷地に自生しているそうです。高台寺の時雨亭であれば園芸品種のものだろうと思います。よほどの客でないとクロユリは難しそうですね。 (2017年06月19日 (月) 05時50分)[11024]

世話人 > 作者は久野孝子さんです。 (2017年06月19日 (月) 20時50分)[11048]
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六月定例句会 投稿者:世話人 (2017年06月12日 (月) 21時27分)[10847]

   句会準備中 (*^o^*)

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五月定例句会 投稿者:世話人 (2017年05月12日 (金) 20時49分)[10703]
句会の皆様
 5月に入って、まさに「万緑」の候を迎えようとしています。俳句界では、中村草田男創刊の「萬緑」が、平成29年3月号をもって終刊、71年の幕を閉じました。「極小の形が極大の世界と響き合うのは季語があるから」 草田男

 それでは、今月も皆様の力作21句が揃いましたので句会を始めます。
主宰先生、今月もご指導ご教示のほど宜しくお願い申し上げます。
今月の月番は、渡利寿美さんにお願いします。皆様のコメントお待ちしています。宜子

     句会 19日(金)まで  作者発表 20日(土)


寿美 > 最近物忘れがひどく病気にかかってクスリも飲んでいるのですが、お年のせいでしょうか一向に回復しません。それなのに月番なんてトホホです。みなさまの活発なごいけんを寄せていただきますようお願いいたします。 (2017年05月13日 (土) 18時47分)[10713]

世話人 > 月番、寿美さんのパソコンがうまく動いてくれないようです。コメント入力が遅れるかも知れませんが、皆さんの書き込みを続けてお願いします。 (2017年05月15日 (月) 21時39分)[10746]

世話人 > 期日が来ましたので、作者を発表しました。
主宰先生、各句へのご指導、ご指摘有り難うございました。コメントを頂いた皆様、おかげさまで今月も無事、終えることが出来ました。感謝申し上げます。月番をお務め下さいました寿美さん、ご機嫌の悪いパソコンを宥めつつの書き込み、お疲れ様でした。
来週はいよいよ年に一度の全国大会!!それでは皆様!富山でお会いしましょう。 (2017年05月20日 (土) 12時16分)[10846]
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1 棕櫚の花エレベーターの無い団地 投稿者:世話人 (2017年05月12日 (金) 20時46分)[10702]
紫翠 オサム 宜子 循子 進二 美鈴 剛 淳子 眞佐子 主宰 (11点)


循子 > ほぼケネディ大統領暗殺の頃ですから、随分前になりますが、当時は公団住宅の入居はなかなか難しかった。私ども家族は何度か抽選に外れて、ついに諦めました。幸運にも入居出来た同僚の一人は一昨年亡くなるまで、そこで過ごしました。4階建ての集合住宅が万博公園近くに林立していました。80歳前後になると、エレベーターのない4階まで登るのは大変だと夫にそのひとはこぼしていたようです。入居のころは30歳に満たぬ働き盛り。自分の80歳を思う事はなかったでしょう。奈良市内にもその頃の団地が、荒廃した雰囲気で残っていて、言いようのない感慨を覚えたのも数年前の記憶です。上手く再生できる団地もあれば、そのままどうにもならず、さりとて更地にもならぬところは、他にもあるようです。大げさに言えば少子高齢化に向かって驀進しているような国の未来を感じて暗澹たる心地になることがあります。棕櫚の花は何とも不気味で好きではありませんが、ここでは実に効果的に使われています。 (2017年05月14日 (日) 13時41分)[10718]

宜子 > エレベーターの無いことも、「団地」という呼び名も、少し前の時代をイメージさせます。季語の「棕櫚の花」との取り合わせが成功しているかどうかだと思うのです。循子さんの書かれているように、余り美しいとは思えない花との取り合わせは絶妙と思いました。 (2017年05月15日 (月) 21時20分)[10742]

オサム > ある意味、現代の廃墟のように取り残されたマンモス団地。昼間など一人ぼうっと棕櫚の樹の下で佇む老人を見かけることもありそうです。もちろん暗澹な感じもありますが、反面、南国の楽園風の棕櫚が、一抹の救いのようなものも感じさせてくれたのでした。 (2017年05月16日 (火) 03時05分)[10751]

> 昭和30年代と思うが、今は無い政府関係特殊法人の日本住宅公団によって建設が始まった公団住宅は普通に団地と呼ばれ、勤め人などにとっては憧れの住宅だった。今でも大都市周辺には名を変え、手当をされて残っているが、たぶん5階までが多いと思う。6階以上であればエレベーターを設置する義務があった筈である。お三方の書かれた通り、この句の背景にあるのは、時代から取り残されたように残された寂しい建造物であり、また住む人達も高齢化が進んでいる事も示唆している様である。今年も花をつけた棕櫚は毛で覆われた幹の所為であろうか、何故か老いを思わせる樹のような気がしてならない。 (2017年05月16日 (火) 09時35分)[10755]

紫翠 > 「棕櫚の花」と「エレベーターの無い団地」の取り合わせが見事に決まった作品と思います。棕櫚の花が「階段の団地」を連想させるように思います。 (2017年05月17日 (水) 11時08分)[10770]

眞佐子 > 私も昭和30年代の終わり頃から40年代の始めまで、エレベーターのない四階建てのアパートに住んでいました。今は取り壊されて一戸建ての住宅が建っていますが、「棕櫚の花」高さが「エレベーターのない団地」と上手くあっているようにおもいます。 (2017年05月17日 (水) 16時12分)[10781]

進 二 >  玄鳥世代には、実感の句。説明らしい所の無いのが効果的に。 (2017年05月18日 (木) 17時32分)[10796]

榮一 > 五階以上の建物は確か建築法でエレベーターを付けなければならなかったように記憶します。団地が全盛のころはそんな理由から四階建てが多かったように思います。平均的なサラリーマンにはありがたい団地群でした。ただ、同じような建物が並ぶのは探しにくい面もありました。団地内をぐるぐる探し回ったことを思い出します。最近は随分と年寄り団地が増えているようです。都市計画も複雑なものがありますね。棕櫚は針金のような繊維があって埃臭くて登りにくい木です。粟粒のような花が咲くと欲しくてよく上ったものです。どちらも遠い過去のような気がします。取り合わせが良かったです。 (2017年05月19日 (金) 10時20分)[10802]

世話人 > 作者は石田加津子さんです (2017年05月20日 (土) 11時39分)[10825]
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2 初夏の風ベースが遠い始球式     投稿者:世話人 (2017年05月12日 (金) 20時44分)[10701]
  紫翠 直 孝子 淳子 寿美 (5点)


寿美 > お年を召して何らかの地位にある方が始球をされているんだろうなと想像してせつなくもおかしいところをとらえられたなと感心してしまいました。 (2017年05月13日 (土) 18時56分)[10714]

循子 > ミニスカートのアイドルが投げても遥か手前でポトリ。逆に歓声が上がったりして。初夏の風がさわやか。 (2017年05月14日 (日) 13時49分)[10719]

> プロ野球など派手な試合では、アイドルが始球式を行いますが、高校野球や社会人野球では、小学1、2年生が投げます。ほとんど、球が届かないか、大暴投になります。でも、本人は多く練習し前夜は昂奮したと思います。さわやかでいいですね。 (2017年05月15日 (月) 15時33分)[10738]

孝子 > 始球式の大役をになって一生懸命練習したはずなのに、どういうわけか思ったようにはいかなかった。うまくいってもいかなくても、それはそれ、さわやかな初夏の風がふいているのである。 (2017年05月16日 (火) 19時41分)[10759]

紫翠 > 「ベースが遠い始球式」が上手い。「が」は「の」にした方が良いように感じました。上五は工夫の余地がありそうに思います。 (2017年05月17日 (水) 11時17分)[10771]

榮一 > 始球式は見ているものかご自身がされたものかがよくわかりませんでした。大概は有名な歌手とか女優とかアスリートが努めます。18メートルほどの距離ですが初めてではやはり遠い様に思います。なかなか届かないようです。 (2017年05月19日 (金) 10時28分)[10803]

世話人 > 作者は桝室杏花さんです (2017年05月20日 (土) 11時39分)[10826]
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3 参拝料払ふ化野春愁い        投稿者:世話人 (2017年05月12日 (金) 20時43分)[10700]
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循子 > 元々は葬送の地であった化野。そこにある念仏寺は7500体ほどのお地蔵さまや石塔をお祀りしています。それだけのお寺だと思うのですが、いまは参拝料を千円も取られるのですね。八月の千灯供養は夢幻的な雰囲気に人気があって、入場制限するほど観光化したので、仕方ないのかも知れません。今春、久しぶりに参拝された作者のお気持ちが春愁という表現になったのでしょう。最後の「い」という送り仮名は無くもがなと思います。 (2017年05月14日 (日) 14時08分)[10720]

寿美 > 恥ずかしいですが、化野という言葉があることも知りませんでした。 (2017年05月14日 (日) 17時10分)[10730]

宜子 > 化野(あだしの)といえば念仏寺。いちめんにお地蔵様や石塔がならんだ境内は一種異様な世界です。興味を持って訪れる多くの人々とそれに伴う観光地化。たしかに「春愁」ではあるのですが、「参拝料払ふ」に、作者の批判が少し見えたのかも知れません。 (2017年05月15日 (月) 21時30分)[10743]

作者 > 循子さまありがとうございます。拝観料はひとり500円でした。二人で参拝しましたのできちんとお話しないで申し訳ございません。春憂いの「い」はいりませんね。お恥ずかしいかぎりです。 (2017年05月17日 (水) 09時04分)[10768]

榮一 > 化野の念仏寺です。拝観料がいるようになったのですね。時代ですね。春愁いは広辞苑では「い」をおくっていますが歳時記では「い」はおくっていません。春愁と言う季語の名詞形になっているからです。 (2017年05月19日 (金) 10時34分)[10804]

世話人 > 作者は佐藤美鈴さんです (2017年05月20日 (土) 11時40分)[10827]
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4 自転車に春の疲れの溜まりけり    投稿者:世話人 (2017年05月12日 (金) 20時42分)[10699]
   美保子 主宰 (3点)


宜子 > 「春の疲れ」が読み切れませんでした。絵にならなかったのです。 (2017年05月15日 (月) 21時33分)[10744]

循子 > 絵にはしにくいでしょうが、感覚的には分かる気がします。ただ私は自転車に乗れないという珍しいドジ人間なので…。 (2017年05月17日 (水) 16時05分)[10780]

榮一 > 春の疲れは抵抗感がありました。「自転車に疲れ」と「春の〜」でいいように思います。駅周辺に放置の自転車はまさに疲れが溜まった状態のように見えます。自転車群に何かすっきりしないものを何時も受けています。 (2017年05月19日 (金) 10時42分)[10805]

世話人 > 作者は石田剛さんです (2017年05月20日 (土) 11時41分)[10828]
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5 葉桜や石に腰掛く東西屋       投稿者:世話人 (2017年05月12日 (金) 20時40分)[10698]
保子 オサム 宜子 義之 孝子 美鈴 剛 洋子 吉章 眞佐子 
千尋 主宰 (13点)
 


循子 > 広目屋、東西屋といっても、いまの若いひとたちには分からないでしょうね。チンドン屋さえ珍しくなりましたもの。でも東西屋、広目屋共に明治を感じさせて、風情のある懐かしさを感じさせる言葉です。景としては「石に腰掛く」とあるので、懐古の句でしょうか。数年前に神戸三宮駅前でパチンコ店のチンドン屋さんを見かけて感動(!)しましたが。 (2017年05月14日 (日) 14時22分)[10721]

洋子 > 東西屋というのは初めて知りましたが、「トザイトーザイ」で始まる広告宣伝の走りのような職業でチンドン屋の始まりのようなものと思いました。桜の花の季節も終わり葉桜になってチンドン屋さんも少しひまになり、疲れも出て石に腰を掛けて休んでいるところかなと思って、ふっと気の抜けた感じをいただきました。私の家のすぐ隣に神戸大学がありますが、モダンチンドン何とかという部活があって時々チンドンして町に繰り出していますが・・・。 (2017年05月15日 (月) 13時33分)[10734]

オサム > 私も洋子さんと同じで、気合を入れて口上を述べたあと、ちょっと一息入れている感じが好きでいただきました。(腰掛く)は下二段活用の連体形であるならば、(腰掛くる)ではないのでしょうか?詳しい方教えてください。 (2017年05月16日 (火) 03時19分)[10752]

洋子 > 今朝構内を通ったら、モダンドンチキという部活の立て看板がありましたのでそれです。
(2017年05月16日 (火) 09時08分)[10754]

孝子 > 東西屋というのは、辞書でしりました、私はずっとちんどんやでした。10年近く前までは大田区の蒲田という商店街の近くに仕事をしていたときはときどき、にぎやかな音が聞こえ、帰りには見ることがありました。電車のなかでもみたものです。オサムさんと同じにちょっと腰掛くが疑問でした。腰掛けかとおもったのですが。 (2017年05月16日 (火) 19時59分)[10760]

循子 > オサムさん、孝子さんの疑問点について。私も「腰掛く」が気になりました。この句を頂かなかった大きな理由の一つです。「葉桜や」とはっきり切れていますから、中七は東西屋に係るはず。「腰掛け」と口語体にするか、そうでなければ「腰掛くる」と連体形にするべきではないでしょうか?終止形を使った例もあるようですが、私は舌ッ足らずの感じがどうしても気になります。 (2017年05月17日 (水) 10時12分)[10769]

眞佐子 > 「石に腰掛け」かなと思いながらいただいた句でした。富山では毎年四月のお花見頃に「ちんどん祭り」と言って「ちんどん屋のコンクール」があります。全国からちんどん屋が集まって、町を練り歩き技を競います。丁度一息付いたところで石に腰掛けて休んでいるちんどん屋が見えました。 (2017年05月17日 (水) 16時44分)[10782]

オサム > 循子さま、文法の件、教えてくださりありがとうございました。他人の句を見ていると、文法的な疑問が時々湧いてきますが、自分の句では全然気づかないことが多いです。 (2017年05月17日 (水) 16時55分)[10783]

循子 > オサムさん、私は文法、ことに文語文法には筋道立った知識がありません。教えるどころか常に「教えてほしい」立場です。もうずいぶん前のことですが梟夢庵先生に、「文語文法については全く知らないのですが、間違っている時はなんとなく落ち着かないのです」とお話したことがあります。先生は「そう、それでいいんですよ」と言って下さいました。辞書を引くと、文語の活用も必ず出ています。自分が句を書くときは、それを入口にして確認するようにします。そうしても不安で仕方ない。私の文法知識はそんな程度です。私も間違っていたら、どうぞご指摘願います。 (2017年05月17日 (水) 20時44分)[10787]

> 東西屋と云う、今どきは滅多に使われない言葉に興味を覚えたのは、間違いない。松谷さんが書かれたように、人を集める文化や史跡などの少ない富山市は、桜の頃にチンドン屋さんの全国コンクールが開かれている。その昔娯楽の無い頃は賑わったが、少子化の進む今はかなり寂れて、時代から取り残されようとしている。いずれは消えてゆくのかも知れない。この句、開店案内などで街中を廻った東西屋が一息入れている、何となく腰かけたくなるような石が、葉桜の下にあった。文語も口語も文法には全く疎いと何時も思う。オサム氏の言われるように、自分でも気がつかないで過ぎて居るかも知れない。文献によれば「腰掛く(こしかく)」は「カ行下一段活用の動詞「腰掛ける」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの」また「腰掛く」の口語形としては、カ行下一段活用の動詞「腰掛ける」が対応する。とあり、勉強させていただきました。 (2017年05月18日 (木) 13時18分)[10793]

榮一 > 「掛くる」が正しいですね。一休みの東西屋ですね。葉桜の季節感もよくあっているように思います。アナログがかえって新鮮に映りました。 (2017年05月19日 (金) 10時49分)[10806]

世話人 > 作者は樋口進二さんです (2017年05月20日 (土) 11時42分)[10829]
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6 若葉食む恐竜の四肢欅林       投稿者:世話人 (2017年05月12日 (金) 20時38分)[10697]
  オサム 美保子 杏花 (3点)


杏花 > 先日娘の車にて篠山方面へ出かけた緑の中を気持ちがいいドライブでしたあのあたりに恐竜の話を思い思いが重なりました
作者に思いをはせるひと時でした。 (2017年05月13日 (土) 00時39分)[10705]

オサム > はるか昔まで時空を遡った作者様の想像力に驚きました。草食恐竜が大きな欅の樹の葉をもしゃもしゃ食べている。木漏れ日に恐竜の四肢が輝いているようで、生命力にあふれた力強い句ですね。 (2017年05月16日 (火) 03時30分)[10753]

美保子 > テレビで恐竜の骨がよく出る地域だったと思うのですが、実物大の恐竜が置かれているのを見たと思うのです。オサム様の書き込みのように、本物だったら、どんなに楽しいかと思うのに、私はとっさにテレビの映像を思い浮かべてしまって、「本物だったら全然読みが違ってくる」とワクワクしてしまいました。 (2017年05月16日 (火) 21時20分)[10762]

榮一 > 大きな恐竜の像でもあったのでしょうか。それとも何かの暗示でしょうか。イメージがわきませんでした。 (2017年05月19日 (金) 10時52分)[10807]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2017年05月20日 (土) 11時43分)[10830]
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7 花時計の赤い秒針夜の新樹       投稿者:世話人 (2017年05月12日 (金) 20時37分)[10696]
  オサム 義之 美鈴 寿美 吉章 加津子 (6点)


寿美 > 赤と緑は補色関係にあり美しいですよね。いまどこでも花時計が作られているようですね。家から20分くらいの三叉路にもありパンジー・キンセンカ・キンギョソウなどで満開で美しいですよ。ここでは夜もライトアップされているようですね。秒針が赤色でみどりの新樹めにみえるようです。 (2017年05月13日 (土) 20時57分)[10715]

寿美 > 赤と緑は補色関係にあり美しいですよね。いまどこでも花時計が作られているようですね。家から20分くらいの三叉路にもありパンジー・キンセンカ・キンギョソウなどで満開で美しいですよ。ここでは夜もライトアップされて (2017年05月13日 (土) 21時00分)[10716]

寿美 > パソコンの調子が悪く二重投稿になってしまいました (2017年05月13日 (土) 21時06分)[10717]

オサム > 私が住む神戸市では、市役所前に1957年、日本で最初に花時計が作られました。そして38年後の1995年には、あの阪神淡路大震災が発生し、花時計前の市役所も倒屈するなど大きな被害を受けました。そこから更に22年が過ぎ、幾たびかのデザインの変更を経て、今でも花時計の秒針は時を刻み続けています。そんな訳で花時計には惹かれるものがあります。全国各地で、夜も街灯の灯りや月明かりの下で動き続ける花時計の秒針は、周りに植えられた樹々の成長を、そして人々の生命を支え続けてくれているかのようにも思えるのです。 (2017年05月17日 (水) 02時11分)[10766]

加津子 > 何か気持ちがざわざわと感じて頂きました。説明がつかなくてすみません。 (2017年05月17日 (水) 14時53分)[10777]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2017年05月20日 (土) 11時44分)[10831]
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