玄鳥 定例句会

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2 我が庭に耀き戻る五月かな 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時50分)[19601]
3点 洋子 保子 循子


月番 > 本当に五月の庭は輝いています。去年バッサリ刈った紫陽花の葉がとりわけ光っています。私より年上の紫陽花のはずなのに、見習わないと! (2021年05月12日 (水) 17時25分)[19613]

循子 > 三年前に思うところあって、庭木を全て切り倒して撤去しました。殺風景になったところに、今年は五月に入ると植えた覚えのない草花がいろいろと咲いてくれました。恐らくは外来種の花だねがどこかから飛んできたのでしょうが、スマホで調べても日本語ではでてきませんが、なんとも可愛い花たちに癒されました。掲句は私の気持そのものでした。


(2021年05月13日 (木) 23時12分)[19636]

洋子 > コロナで閉じこもっていた長い冬
、そしてあっという間に過ぎた桜の時間。季節感をつかめないうちに、気が付いたら初夏なのですね。戸惑いながらも、やはり若葉の勢いに、元気がでてきました。 (2021年05月14日 (金) 18時15分)[19651]

保子 > 今の季節はどこを歩いても幸せな気持ちになります。 (2021年05月16日 (日) 23時31分)[19675]

榮一 > コロナ自粛で気分も晴れなかったようです。五月の木々の若葉色はまさしく句の耀きそのものですです。明るい句です。
(2021年05月19日 (水) 11時21分)[19697]

世話人 > 作者は杏花さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時22分)[19714]
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3 忌日かな水晶の数珠藤の花  投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時49分)[19600]


杏花 > 忌日と
水晶の数珠は解ります
藤の紫の花どうして忌日なのでしよう
先日夫の命日藤の花の仏花を
そなえました
お寺様が紫がいいですね!
御挨拶がありました。 (2021年05月12日 (水) 15時29分)[19609]

月番 > この数珠は故人の形見でしょうか?この季節に水晶がよく似合います。 (2021年05月12日 (水) 17時27分)[19614]

循子 > お身内の忌日でしょうか。水晶の数珠を掌に忌を修して居られる。お庭に藤の花が…。あるいはお寺の法要ならばお寺の庭に。
故人が藤の花をお好きだったかも知れません。
この季節らしい句と思いましたが、どうもプツンプツンと切れる感じが気になりましたました。
(2021年05月15日 (土) 12時46分)[19663]

榮一 > 三段切れですね。数珠の長さにもよりますが藤の花とはイメージが合いそうです。内容的には近親者の忌日のようですがこなれていない様に思います。
(2021年05月19日 (水) 11時32分)[19698]

世話人 > 作者は美保子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時23分)[19715]
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4 苺ジャムパンの耳まで伸ばせ春 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時48分)[19599]
5点 杏花 洋子 柊子 美保子 千尋


杏花 > 美味しい
ジアムーバーガー
耳まで伸ばせの表現に感動
全て美味しい
事でしようね
表現がいかにも
美味しい神戸のパンです
特に
ジャムパン苺まるまるなので
美味しいです風月堂
の二階おすすめ
しますこうべにお越しの節元町へ、、、 (2021年05月12日 (水) 12時33分)[19606]

月番 > これが朝ごはんのトーストだったら、元気一杯の一日がスタートしそうです。 (2021年05月12日 (水) 17時30分)[19615]

洋子 > 手作りのイチゴジャムなのでしょう。いつもは四角く残すパンの耳も、ジャムをつければおいしい、おいしい。春の醍醐味です。 (2021年05月14日 (金) 18時19分)[19652]

千尋 > パンの耳の食べ方は人それぞれです。はじっこのはじっこの耳まで塗って食べるパン、苺ジャムどちらも極上でしょう。春という短い季語の斡旋にもセンスの良さを感じました。 (2021年05月15日 (土) 01時04分)[19658]

柊子 > 覇気を感じて頂きました。孫と一緒に住んでいたら、こんな朝食を食べた後にランドセルをポンッと叩いて「行ってらっしゃーい!」と送り出したい気分です。 (2021年05月17日 (月) 15時57分)[19680]

榮一 > 今、コープの「まるごとフルーツごろっといちご」なるいちごを煮たものに嵌っています。ジャムのようですが砂糖は入っていません。まさに句の様にパンの隅々まで伸ばして食べています。気分はよく伝わります。のばせ春は苦しいかも。 (2021年05月19日 (水) 11時54分)[19699]

世話人 > 作者は剛さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時24分)[19716]
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5 作業小屋の錆びたアンテナ花は葉に 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時47分)[19598]
6点 孝子 宜子 義之 保子 千尋 循子


月番 > 先月、主宰先生に「花は葉に」を「@花を惜しむ気持ちと散ってしまった儚さ A桜若葉のすがすがしさ」と教えて頂きましたが、今回はどうでしょう? (2021年05月12日 (水) 18時40分)[19616]

循子 > 「花は葉に」は五音なので使い易いですね。主宰先生のお教えになった@、Aの内、掲句を当然私は@のつもりで読みました。Aの意で使う時は「葉桜」のほうが相応しいけれど、花を惜しむ思いを込める時は、つい「花は葉に」を置きたくなります。 (2021年05月15日 (土) 13時49分)[19665]

循子 > 何の作業小屋かわかりませんが、そこで働くひともいなくなった現実は、いかにもありそうです。私のように、上記@の読みをすると、「花は葉に」が付き過ぎの感もありますが…。
(2021年05月15日 (土) 14時00分)[19666]

義之 > アンテナといえば、一般的に言えば屋外に設置して電波を拾うもので用途や形は大小様々なものがあるが、ここは作業小屋とあるから、単なるテレビ等の受信アンテナでは無く、アマチュア無線などのもっぱら専門的なものかもしれない。桜はおそらく山桜であろう。人気の無い山里に立つ錆びたアンテナを作者は見つけたのである。葉桜が美しい。 (2021年05月16日 (日) 12時05分)[19670]

宜子 > 葉桜の頃に見つけたアンテナの錆。「作業小屋」とあるので、もしかしたら見慣れた小屋かもしれません。明るい葉桜の頃なら見つけやすそうです。具象としてのアンテナがあるので葉桜より「花は葉に」の方が良さそうです。 (2021年05月17日 (月) 02時16分)[19677]

榮一 > 具象的でよく見える句です。花は葉にも悪くないようです。 (2021年05月19日 (水) 11時56分)[19700]

世話人 > 作者は眞佐子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時24分)[19717]
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6 踵で踏むうどんの生地や子供の日 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時46分)[19597]
7点 孝子 洋子 進二 柊子 眞佐子 千尋 鈴子


月番 > にぎやかな作業の声が響いてきます。「踵で踏む」のがコツですか? (2021年05月12日 (水) 18時42分)[19617]

洋子 > コロナ禍でどこにも出かけられない子供たちのために、うどん打ちが計画されました。楽しい子供の日です。思いっきり踏んでいる子供たちのはしゃぎ声が聞こえてくるようです。


(2021年05月14日 (金) 18時23分)[19653]

千尋 > 子供たちに振舞うため奮闘している親の姿が見えました。 (2021年05月15日 (土) 01時10分)[19660]

進 二 >  まだ細いであろう子供達の足が見えます。傍らには目を細めたお父さんの顔。仕上げは、そのお父さん。調理中のお母さんの背も笑っておられるように見えてきます。 (2021年05月16日 (日) 17時38分)[19671]

柊子 > 大人だったら、うどんの生地を普通に踏んでもこねられるでしょうが、子供の体重で踏んでもこねられないので、踵だけを使わせている気がしました。色々工夫して楽しい時間を過ごしている声が聞こえてきました。 (2021年05月17日 (月) 16時06分)[19681]

鈴子 > 子供の日に手作りのうどんを作っている様子、仲間に入れて貰いたい気分です。気持ちの良い句です。 (2021年05月17日 (月) 19時52分)[19685]

眞佐子 > 子供たちの楽しそうな声が聞こえるようでした。踵で踏むが良かったです。 (2021年05月17日 (月) 20時09分)[19686]

榮一 > 子供の日に手作りのうどんをつくっているようです。うどんは体重を掛けて足で踏むと腰が生まれます。踵は体重が載りやすく理にかなっています。ただ、家庭内のことかどこかの料理教室か施設か場所と状況がうまく汲み取れませんでした。蕎麦打ちやうどん作りは難しそうで。 (2021年05月19日 (水) 12時04分)[19701]

世話人 > 作者は加津子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時25分)[19718]
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7 疫病下の二度目の立夏庭すずめ  投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時45分)[19596]
3点 孝子 柊子 循子


月番 > 来年こそは晴れ晴れとした立夏を迎えたいものです。 (2021年05月12日 (水) 18時43分)[19618]

循子 > 三度めの立夏を迎えたくないものですが、不気味なコロナだけは先が見えません。籠りがちな日々、庭すずめをぼんやり眺めている主人公を思いました。
「疫病下の」という上五の硬さが気にはなりますが…。
(2021年05月14日 (金) 11時59分)[19646]

柊子 > 娘たちには、大人しくしていてね!と釘を刺されています。みじかな事で、気分転換、ストレス発散…句作りも大いに役立っていますが、循子さまのおっしゃるような、ぼんやり感に共感が持てました。 (2021年05月17日 (月) 16時14分)[19682]

榮一 > コロナ疫も二年が過ぎてゆきます。あまりにも長い規制は日常が変わってしまいます。雀を見ている作者の心情も良く汲み取れます。ただ疫病下は時の疫のぐらいで。 (2021年05月19日 (水) 12時10分)[19702]

世話人 > 作者は進二さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時25分)[19719]
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8 のびやかな少女の脛や五月くる 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時45分)[19595]
6点 加津子 洋子 進二 眞佐子 剛 主宰


月番 > 近頃はすらりと長い足を持つ子がそこら中にいて、見ているだけでさわやかです。 (2021年05月12日 (水) 18時46分)[19619]

加津子 > 月番さんの言われるように日本人の体形が随分と変わってきたようで羨ましい限りです。健やかな少女の姿が眩しいです。 (2021年05月14日 (金) 09時38分)[19638]

洋子 > 少し類想感があるように思いますが、上五、中七を受けて、五月来るがぴたりと決まっているように思います。 (2021年05月14日 (金) 18時28分)[19654]

進 二 >  洋子さんとほぼ同じ意見です。少女の脛をのびやかと表現するのはその通りだけに、既視感がしますが「五月くる」が良く合っているので頂戴しました。 (2021年05月16日 (日) 17時49分)[19672]

眞佐子 > 既視感があるかと思いましたが皆さんがおっしゃるようにのびやかな少女の脛に五月くるが良く合っていると思いました。 (2021年05月17日 (月) 20時23分)[19687]

> コロナの悪疫に脅かされながらも、良い季節が到来した。公園にも街中も学校も。躍動する子供たちを眺めながら、人間、歳を経て足腰が不自由になると、今更ながら、こんな景色に自分の時代を重ねて涙ぐむ。 (2021年05月18日 (火) 10時49分)[19691]

榮一 > おそるべき君等の乳房夏来る・・三鬼を思う。中七までの類想感は否めないようである。明るくて好きな句ではある。 (2021年05月19日 (水) 12時16分)[19703]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時26分)[19720]
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9 板書する真っ直ぐな肘聖五月 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時43分)[19594]
9点 加津子 宜子 進二 美保子 義之 保子 剛 鈴子 主宰


月番 > こちらは肘が伸びています。聖五月との関係はいかがでしょう? (2021年05月12日 (水) 18時48分)[19620]

美保子 > 生徒も新入生かも知れませんが、先生が新米先生でぎこちなくても、姿勢も良く、きちんとした先生のイメージがわきました。中学、高校の新任の先生には友達のように接した記憶があります。真っ直ぐな肘、聖五月にそういう気持ちが表れていると思います。 (2021年05月13日 (木) 21時29分)[19633]

加津子 > ハツラツとした若さと希望を感じます。 (2021年05月14日 (金) 09時43分)[19639]

進 二 >  板書するのは、新人の先生とも、背伸び加減に手を伸ばす生徒とも読めますが、いずれにせよ、若葉の頃の教室の景が適格に表現されていると思います。気になるのは「季語」の聖五月の「聖」に日本人として又、「俳句の季語」として、実感があるのかどうかと言うことになろうかと思います。俳句界でも流派・結社で意見は割れているようです。私自身は使いませんが。 (2021年05月16日 (日) 18時39分)[19673]

宜子 > リアル感でいただきました。いままさに、先生の授業が始まっている、そのちょっとした緊張感が「真っ直ぐな肘」で、伝わってきます。 (2021年05月17日 (月) 02時23分)[19678]

> 何時の間にか黒板の色は緑に変わった、そして今は白板も有るらしい。私の中学の社会科の先生は、喋ることなく、漆黒の黒板一杯に、きれいな文字を書き連ね、授業の終わりに、この中からテストの問題と言った。私たちは必死になってノートにそれを書き写した。今の時代ならきっと携帯のカメラで写せばと、不埒な事を思うに至りました。直ぐな肘から新任の先生を思う事は間違いない。

(2021年05月18日 (火) 11時36分)[19692]

鈴子 > 「真っ直ぐな肘」に清々しい先生の表情まで見えてくるようです。 (2021年05月18日 (火) 19時30分)[19695]

榮一 > 今年先生になった若者のイメージが強い。真っ直ぐな肘が躍動するようだ。聖五月はキリスト教を深く思う必要はない。若葉の爽やかな五月でいい。 (2021年05月19日 (水) 12時20分)[19704]

世話人 > 作者は柊子さんでした。今月も最高点です、来月の月番もお願いいたします。 (2021年05月19日 (水) 16時27分)[19721]
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10 親に隠して一つ咲かせし月見草 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時42分)[19593]
3点 宜子 義之 剛


月番 > 七七五の破調です。暗喩の句でしょうか?よく分かりません。教えてください。 (2021年05月12日 (水) 18時51分)[19621]

宜子 > 俳句は基本、暗喩です。この句も、実際にはありえないことも、暗喩として、親には隠れて咲かせた「月見草」、秘密めいたものを感じさせます。どのような秘密かを想像させるに十分な「月見草」です。 (2021年05月13日 (木) 21時14分)[19632]

加津子 > 去年の11月の例会に宜子様と紫翠様に「暗喩」について教えていただきました。また見直します。 (2021年05月14日 (金) 10時30分)[19644]

千尋 > 咲かせてというフレーズにエロスを感じたのはわたしだけかしら。使役動詞の響きが俳句には馴染みにくいように思います。 (2021年05月15日 (土) 00時58分)[19657]

義之 > 季語の力でしょうか、思春期の葛藤のようなものを感じました。子を持つ親の自分自身の思い出かもしれません。 (2021年05月16日 (日) 11時39分)[19669]

> この句の親に隠した事柄は、何であったか読者には解らない。月見草から想像を逞しくするだけである。マツヨイグサ(待宵草)は夕方に花を開いて、朝には萎む儚い花である。色んな花言葉もあるし、妙にそそられるのは「一つ咲かせし」で、誰もが親の庇護下にあった青春時代には、親に秘さねばならぬ事が有ったと思う。親に限らず一生隠したい事も引き連れて人間は生きる。 (2021年05月18日 (火) 10時24分)[19690]

榮一 > 隠してか隠れてか。咲かせしか咲かしぬかいろいろありそうである。 (2021年05月19日 (水) 12時25分)[19705]

世話人 > 作者は主宰先生でした。 (2021年05月19日 (水) 16時28分)[19722]
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11 ペダル踏む脚を大の字虞美人草 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時41分)[19592]
2点 杏花 循子


杏花 > 最近は車時代
自転車に乗っては昔のことになりました
あるし日を想い
俳句にするのも楽しいですよね

大の字にに惹かれました
(2021年05月12日 (水) 12時40分)[19607]

月番 > ペダルって、杏花さまの言われる自転車ですか?「大の字」って大の字に寝るという大の字ですか? 映像にならなくて困っています。 (2021年05月12日 (水) 18時57分)[19622]

加津子 > 足をペダルから離して左右に広げ又、漕いでという乗り方かしらと思いました。子供の頃坂道をペダルから足を離して風を切って乗りました。 (2021年05月14日 (金) 09時52分)[19640]

循子 > ちょっと行儀の悪い句ですが、というより、やや脚をひろげて乗っている女性を大げさに大の字と表現されたのでしょう。虞美人草のように美しい女性であったかどうか。事実はわかりませんが、対比に興味がありましら。 (2021年05月14日 (金) 12時49分)[19647]

循子 > 加津子さんが書かれたこどもの状景は可愛いですね。でも虞美人草からの連想ではないでしょうね。 (2021年05月14日 (金) 12時51分)[19648]

加津子 > もちろんです。8番の句の少女の頃の経験です。
(2021年05月14日 (金) 16時03分)[19650]

杏花 > 我が家は坂道の上にあり自転車での私の様子が伺えます
漕がずに両足ペタルから話すと
大の字のようです
楽しい昔を思い出しました。 (2021年05月14日 (金) 19時52分)[19655]

榮一 > 女性に想像は働きませんでした。大の字はやはり少年の様に思います。虞美人草が唐突に感じました。 (2021年05月19日 (水) 12時34分)[19706]

世話人 > 作者は義之さんでした、 (2021年05月19日 (水) 16時29分)[19723]
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12 花韮や一緒に歌うコンサート 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時41分)[19591]
3点 加津子 進二 千尋


月番 > 幾何模様のように6枚の花びらを持つ花韮。1本1本は華奢ですが、群れて咲いている姿は楽しそうです。 (2021年05月12日 (水) 19時08分)[19623]

加津子 > 季語の花韮に、皆で口ずさめる優し歌を想像しました。 (2021年05月14日 (金) 10時11分)[19642]

循子 > 花韮の増殖ぶりは驚異的です。思わぬところに、どんどん咲いてくれます。いろんな人が次々に参加してゆく「花は咲く」を思い出します。
(2021年05月15日 (土) 12時24分)[19662]

千尋 > 郊外の野外ステージを思いました。換気不要ですね。 (2021年05月15日 (土) 13時16分)[19664]

榮一 > やはり野外劇場のコンサートですね。一緒に歌えるから参加する人も多そうです。肩の張らないコンサートです。ハナニラは少し地味かな。 (2021年05月19日 (水) 12時40分)[19707]

世話人 > 作者は保子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時30分)[19724]
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13 竜宮の波を待ちおり桜貝  投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時40分)[19590]
2点 宜子 加津子


月番 > 竜宮って乙姫さまのいる竜宮城ですか? 大事な人が帰ってくるのを待っている? 自分を迎えに来てくれるのを待っている? 想像が膨らんではきましたが…。 (2021年05月12日 (水) 19時14分)[19624]

宜子 > 竜宮と言えば乙姫様ですが、むしろこの句からは青木繁の「わだつみのいろこの宮」を思いました。桜貝の色と、豊玉姫の衣装の連想かもしれません。この桜貝は、ずっと待っているのです。来るはずのない「波」を。想像が膨らみますね。切ない一句でした。 (2021年05月13日 (木) 21時02分)[19631]

加津子 > 私も選句しています。何となく気になった句だからです。なので、説明が出来ないでいます。宜子様の書き込みを見て勉強になりました。「いろこのみや」という言葉も初めて知りました。 (2021年05月14日 (金) 10時07分)[19641]

杏花 > 句に説明などいらないと思います
言葉が心うたれれば
いいではないですか
句に説明は
いらないとおもいますそれが
俳句の楽しさではないでしようか (2021年05月14日 (金) 20時07分)[19656]

千尋 > 加津子さん、選されていらっしゃったっ!すみません。問合せしようと思っていたのに忘れてました。 (2021年05月15日 (土) 01時08分)[19659]

加津子 > はい、T点追加でよろしくお願いします。 (2021年05月16日 (日) 08時53分)[19667]

榮一 > 若い頃拾った桜貝であろう。化粧小瓶の中に入れてありそうである。小瓶と小瓶の中の空間は今も竜宮の波を待っているのであろう。その祈りは小瓶と小瓶の空間と桜貝だけの置き去りにされた世界のようである。乙女チックな句。 (2021年05月19日 (水) 12時53分)[19708]

世話人 > 作者は紫翠さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時30分)[19725]
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14 葉桜の木漏れ日の下にぎりめし 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時39分)[19589]
4点 孝子 紫翠 美保子 眞佐子


月番 > 木漏れ日が気持ちの良い季節です。毛虫もそろそろ現れますから、用心して召し上がれ! (2021年05月12日 (水) 19時17分)[19625]

美保子 > 毛虫と言われれば、桜には毛虫が付くのでしたね。そのことさえ思わなければ、さわやかで、気持ちのいい新緑の季節の木漏れ日の下を思います。 (2021年05月13日 (木) 21時34分)[19634]

紫翠 > 上五中七の「木洩れ日」が上手いと思います。「木洩れ日」で白米を連想させ、「にぎりめし」の着地に成功した。
(2021年05月15日 (土) 11時15分)[19661]

眞佐子 > 最近は外出もままならないので、木漏れ日の下のにぎりめしがとても新鮮におもいました。葉桜の毛虫はもう少し大丈夫でしょうか。 (2021年05月17日 (月) 20時32分)[19688]

榮一 > 情景はよく見えて来る句です。表現として散文的なところが気になります。 (2021年05月19日 (水) 12時55分)[19709]

世話人 > 作者は洋子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時31分)[19726]
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15 卒寿なる皺尊けれ桐の花  投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時39分)[19588]
4点 紫翠 美保子 鈴子 主宰


月番 > 桐の花の高貴さが卒寿と響き合っているように感じます。 (2021年05月12日 (水) 19時18分)[19626]

美保子 > 月番様が書いていらっしゃるように、卒寿に桐の花、つきすぎというのでもなく、響き合っているというにふさわしい季語ですね。こうなると、年を重ねるのも悪くないと言う事が言えるのですね。 (2021年05月13日 (木) 21時38分)[19635]

紫翠 > 「桐の花」で選をしました。花の様子もそうですが、爽やかな香りを放つ桐の花が、上五中七を引き立てているように感じます。 (2021年05月17日 (月) 10時42分)[19679]

鈴子 > 卒寿なる皺尊けれと表現された作者のお人柄がとても気持ち良く伝わってきました。 (2021年05月18日 (火) 19時16分)[19694]

榮一 > ちよっと躊躇した句です。躊躇したのは尊けれである。尊けれは桐の花に語らすべきである。 (2021年05月19日 (水) 13時00分)[19710]

世話人 > 作者は循子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時31分)[19727]
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16 聖五月両手で受ける沢の水 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時38分)[19587]
6点 杏花 加津子 柊子 眞佐子 紫翠 主宰


杏花
新幹線神戸駅より徒歩にて登ると
滝があります
素晴らしい景色です
以前
吟行会にて楽しみました
随分前のことです
又改めてみんなで一緒で行きたいですね来期桜の花が咲く頃がいいですね! (2021年05月12日 (水) 15時18分)[19608]

月番 > まだまだ冷たい沢の水。きらきら光っているのが見えてきます。 (2021年05月12日 (水) 19時20分)[19627]

紫翠 > 「聖五月」と「沢の水」の取り合わせで採りました。中七が邪魔に感じるぐらいピッタリで、イメージが広がります。
(2021年05月13日 (木) 11時24分)[19630]

加津子 > 本当にきらきら光って透けるような水です。 (2021年05月14日 (金) 10時14分)[19643]

柊子 > この沢の水なら、何の心配もなくごくごく飲んでしまいそうです。沢の水の様子がしっかり想像できました。 (2021年05月17日 (月) 16時20分)[19683]

眞佐子 > 両手で受ける沢の水が好きでした。よく山に登った頃を思い出していただきました。聖五月も良かったです。 (2021年05月17日 (月) 20時39分)[19689]

榮一 > 聖五月のイメージは溢れるような若葉青葉の爽やかさである。日の光も沢の水の冷たさも山登りの清々しさを一段と増幅させるようである。若々しくて力強い。
(2021年05月19日 (水) 13時08分)[19711]

世話人 > 作者は宜子さんでした。 (2021年05月19日 (水) 16時32分)[19728]
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17 和声の天親など邪魔になってきて 投稿者: 世話人 (2021年05月12日 (水) 11時34分)[19586]
4点 紫翠 義之 保子 剛


月番 > 「清和」の傍題に「和清の天」はあるのですが、この「和声の天」は私の歳事記には見つからず、困っています。季語でしょうか?
それにしても、爽やかなこの季節に中七下五がますます謎です。 (2021年05月12日 (水) 19時28分)[19628]

義之 > 月番様の言われるとおりだと思います。中七以下に季語らしいものはありませんので、ここは「和清の天」すなわち旧暦四月一日を意味する「清和」の傍題なのでしょう。所謂パソコンの誤変換と思います。さて、本題に戻って、「親など邪魔になってきて」と取り合わたこの季語がどう響いてくるか、あるいは季語が動くのか、私には難しすぎてわかりませんが、親から自立していこうとする子供の成長を考えたとき、妙に納得できるものが感じられたのです。 (2021年05月12日 (水) 19時58分)[19629]

紫翠 > 義之さんの書かれた通り「和清の天」で選びました。無季句とすると「季語」をカバーする語がないように思います。これは作者にお聞きしたいところです。中七下五をどう捉えるかですが、四月一日から四月馬鹿を連想すると、こじつけですがなんとなくわかるような気がします。 (2021年05月14日 (金) 11時58分)[19645]

循子 > やはり「和声の天」はまずいのではないでしょうか。今月の作品の中で一番興味惹かれた句ですが、「和清の天」として読む親切心に私は欠けていました。旧暦四月を指し「清く和ぐ月」とあります。中七下五の乱暴な可笑しさが掲句の魅力とおもいます。ただ「和声の天」は御免被りたいと。
(2021年05月14日 (金) 13時38分)[19649]

> 俳句に季語が必須であり、基本となることは重々承知してゐます。果たして和声が誤記だったかどうかの私の判断は、意図して置かれたような気もしました。和声は、やわらいだ声。相和して唄う声、西洋音楽のハーモニー。また旋律が同時に調和して響くことも、わせいと呼ばれるようです。私は「親など邪魔になってきて」のフレーズに負けて1点を投じました。40歳前に父を失い、母は80過ぎまで生きましたが、親が邪魔になる事が有ったかどうか、自分の年にてらし併せて、しんみりとするのです。疫病に脅かされゐるこの良い季節の青空に、調和されたコーラスの綺麗な歌声、作者のため息が聞こえる気じがしました。 (2021年05月16日 (日) 10時30分)[19668]

保子 > 和清の天としていただきました。中七以下にはドキリ。透明感がありなにか惹かれました。揺れる心情を感じました。 (2021年05月17日 (月) 00時24分)[19676]

月番 > 皆さまのご意見、色々な解釈に感心し、大変勉強させて頂いています。
作者発表の後に、単純な誤変換なのか、そうでなければ、どんな意図があったのかを確かめさせて頂けると、このネット句会がより学びの場となります。(私にとって)
作者さま、どうぞ宜しくお願いいたします。 (2021年05月17日 (月) 16時43分)[19684]

榮一 > 和声の天が分からず句に入っていけなかったです。もったいないですね。 (2021年05月19日 (水) 13時12分)[19712]

世話人 > 作者は千尋です。 (2021年05月19日 (水) 16時33分)[19729]

循子 > 上記19649 循子の書き込みは作者の方に失礼でした。自分を含め、いろいろのミスは誰にもあることです。お詫びいたします。 (2021年05月19日 (水) 21時45分)[19731]

千尋 > 循子姉さま。いえいえとんでもない。わたしの不徳の致すところでした。 (2021年05月22日 (土) 15時02分)[19734]
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5月句会準備中なり 投稿者: 世話人 (2021年05月11日 (火) 23時45分)[19584]
2021.5.11 夕方の明石大橋


杏花 > 先日娘の運転にて淡路岩屋へ
お彼岸参り(春)
出かけました 明石大橋から
千尋先生のマンションが見えます
神戸は
吟行に
相応しい所多いです
次回何処のに決まるのでしようね?

(2021年05月12日 (水) 15時38分)[19610]

千尋 > ここはわたしの散歩コース、海風が気持ちいいです。 (2021年05月14日 (金) 01時03分)[19637]
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4月も句会 投稿者: 世話人 (2021年04月12日 (月) 12時51分)[19450]
みなさまお待たせしました。ようやく句会の支度が整いました。

今月の月番も和田柊子さんです。続きましたが宜しくお願いします。


   句 会  19日(月)まで
   作者発表 20日(火)の予定です


柊子 > 今月の月番を務めさせて頂きます。こんなことが二ヶ月も続くとはびっくりしたしております。
勘違いなコメントなどございましたら、ご指摘頂けると有難いです。どうぞ宜しくお願い致します (2021年04月12日 (月) 13時22分)[19451]

月番 > 四月の句会も残り一日となりました。まだ書き込みがお済みで無い方、どうぞ宜しくお願い致します。 (2021年04月18日 (日) 18時42分)[19538]

世話人 > 少し遅れてしまいましたが、作者の名前を書き込ませていただきました。
主宰先生、参加者のみなさまありがとうございました。
柊子さん月番ありがとうございました。また来月も月番をお願いいたします。
投句締切は毎月5日です。 (2021年04月21日 (水) 08時34分)[19582]

月番 > ご参加の皆さま、書込み頂きありがとうございました。
主宰先生、全句に渡りご指導頂き、ありがとうございました。
また、最高点を頂いたことが信じられませんが、ルールに従い、来月も月番を務めさせて頂きます。どうぞ宜しくお願いいたします。 (2021年04月21日 (水) 13時26分)[19583]
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1 太公望のカープの帽子花筏 投稿者: 世話人 (2021年04月12日 (月) 12時44分)[19449]
3点 紫翠 義之 眞佐子


月番 > 野球が全く分からないので調べたら、チームカラーが赤なんですね。花筏の薄いピンクと帽子の赤。華やかな晩春です。 (2021年04月12日 (月) 13時35分)[19452]

杏花 > 真っ赤なカープ帽子花茣蓙にてカープフアン
団結しんが凄いですね
阪神フアン
に負けてないです
楽しそうな広島球場が見えます
私は阪神フアンですが広島カープだいすきです。
(2021年04月12日 (月) 17時58分)[19471]

義之 > 「太公望」と云えば宮城谷昌光の長編小説を思う。私の好きな作家で膨大な、ほとんどの著書を読破し、思い入れもある。ところで掲句はそんなことは全く関係がない。どこかの水辺でどこかの男が釣りをしているのである。真っ赤な帽子、作者は広島カープの赤色の帽子かと一瞬思ったのであろう。カープファンは作者なのである。小さな池の畔にも桜はある。しっかりと映像の見える花の昼の一句である。 (2021年04月13日 (火) 19時23分)[19481]

紫翠 > 情景描写の作品に見えるが、内容的には、釣りと関係のない「帽子」と咲いた後の「花筏」を取り合わせて、作品の奥行きを出しているように思います。 (2021年04月15日 (木) 10時48分)[19487]

眞佐子 > 太公望とは関係の無いカープの帽子が句を明るくしたようです。花筏も好きでした。因みに我が家は阪神フアンばかりでカープフアンはいないのですが? (2021年04月17日 (土) 19時49分)[19515]

榮一 > 真っ赤な色にカープの頭文字のCのマークの帽子ですね。自動車のマツダの旧東洋工業の松田一族の経営ですね。広島では圧倒的な人気です。広島の人は自分の球団だと思っているようです。
(2021年04月19日 (月) 14時00分)[19546]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2021年04月21日 (水) 08時15分)[19565]
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2灯らねど赤提灯に花の夜 投稿者: 世話人 (2021年04月12日 (月) 12時42分)[19448]


月番 > 看板代わりの赤提灯は夜には灯るものと思っていました。灯らないのはコロナの影響? 自粛のため? 理由が気になります。 (2021年04月12日 (月) 13時38分)[19453]

杏花 > 今時は提灯はあまり見ませんね
こうべみなと祭りが懐かしいです
ことしはコロナであらゆるいべんとが中止になりましたね
夏祭りを待ちましよう。 (2021年04月12日 (月) 18時42分)[19475]

千尋 > コロナの影響ですね。
かぐや姫の赤提灯でしょう。早くお花見の宴会が自由にできる日が待ち遠しいです (2021年04月15日 (木) 20時00分)[19498]

榮一 > コロナがすぐに出てきます。少し物足りない感じです。 (2021年04月19日 (月) 14時02分)[19547]

世話人 > 作者は剛さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時16分)[19566]
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3おさな児にもらひし紙のさくらかな 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時31分)[19447]
2点 杏花 主宰


月番 > 幼い孫が作ったのなら、桜も蛙も手裏剣も宝物です。これはどんな桜でしょう? (2021年04月12日 (月) 13時40分)[19454]

杏花 > 隣は幼稚園でした
折り紙にて楽しそうですね
娘の昔を思い出しています
今どきの子供は折紙より
サッカーとかソフトボールかな
過去が懐かしいです。 (2021年04月12日 (月) 18時06分)[19472]

千尋 > 紙のさくらは季語として弱く感じました。可愛いくて優しい場面なんですが。 (2021年04月14日 (水) 10時50分)[19484]

榮一 > 紙の桜は季語にはならないでしょうね。誰が作った紙の桜か分かりませんが桜の花が咲いていればの紙の桜だと思います。そこに少し季感があるように思いました。可愛いい動作の見える句です。 (2021年04月19日 (月) 14時09分)[19548]

榮一 > こんな句の取り方はよくない方向ですね。 (2021年04月19日 (月) 14時11分)[19549]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2021年04月21日 (水) 08時17分)[19567]
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4菜の花をかき分けるごと一両車 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時30分)[19446]
7点 孝子 保子 柊子 加津子 循子 鈴子 千尋


月番 > この車両は何色に見えますか? 私はオレンジ色が浮かんできました。 (2021年04月12日 (月) 13時42分)[19455]

杏花 > 両車ですから水色か赤い
かオレンジ色でしようかもしれませんね
楽しそうあ花見でしようね
コロナでこんな
楽しみも奪われましたでも俳句で楽しみましよう! (2021年04月12日 (月) 18時51分)[19476]

千尋 > 電車や車で移動していると菜の花が一面に広がっているところがあります。菜の花は案外背丈が高いので花をかき分けて電車が来るのように見えるところはあるでしょうね。電車の色にはこだわりません。 (2021年04月14日 (水) 10時46分)[19483]

加津子 > 銚子電鉄が浮かびました。一両車ではないかもしれませんが、単線の枕木の上をガタンゴトンと揺れながらの長閑な風景です。 (2021年04月15日 (木) 12時59分)[19488]

循子 > 電車の沿線に一面の菜の花というのはよく見かける状景です。遠くから眺めると、「かき分けるごと」は実感です。「…ごと」には、工夫の余地がありそうに思います。千尋さんと同じで、電車の色は気になりません。
山村暮鳥の「いちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはな…」を思い出していました。
(2021年04月15日 (木) 16時25分)[19497]

柊子 > 「かき分け」で頂きました。私は養老渓谷へいく千葉の小湊鉄道を思い浮かべました。 (2021年04月18日 (日) 09時44分)[19523]

保子 > 風も感じられ穏やかな気持ちになります。 (2021年04月18日 (日) 14時35分)[19534]

鈴子 > 菜の花をかき分けるごととされたことで一両車が目の前で動き出したように見えてきました。 (2021年04月18日 (日) 16時48分)[19537]

孝子 > 菜の花畑はいろいろありますが、やはり一両車というと千葉ですね。情景がいいです。 (2021年04月19日 (月) 09時19分)[19540]

榮一 > 景の見える句です。一両車もローカル線を走るのにぴったりです。
悪くない句です。 (2021年04月19日 (月) 14時15分)[19550]

世話人 > 作者は美保子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時18分)[19568]
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5里山に帰るカラスや黄砂降る 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時29分)[19445]
2点 杏花 剛


月番 > いち早く黄砂を感じたカラスは帰って行った? 上手く解釈できずに困っています。 (2021年04月12日 (月) 13時44分)[19456]

杏花 > 今の
神戸北区の風景でしようか
今日はそらが靄付き
黄砂予報が
でています

ほしものが出来ません (2021年04月12日 (月) 18時09分)[19473]

> 人間の生活に隣接した里山にねぐらが有る、と云う事だろう。カラスは雑食の鳥であり人間の出す生ごみに群れる、街中(都会)のカラスは嫌われる。大陸からの黄砂も自然現象であるが、飛来を期待する事は無いし、降らないが良い。
うす暈けた夕焼け空を群れながらねぐらに帰るカラス。何となく思い出すのは、野口雨情の童謡に唄われる、可愛い七つのカラスである。
(2021年04月18日 (日) 11時17分)[19529]

榮一 > 黄砂で夕暮れを早く感じたカラスが塒に帰るようです。カラスも生活の場が都会に移ったようです。通いに少し時間がかかるのは勤め人と同じようなものですね。カラスの逞しさが思われます。
(2021年04月19日 (月) 14時22分)[19551]

世話人 > 作者は進二さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時19分)[19569]
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6花婿の胸の厚さや花は葉に 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時28分)[19444]
1点 柊子


月番 > 婿殿との良い関係が見えてきました。 (2021年04月12日 (月) 13時46分)[19457]

杏花 > たくましい花婿様
花は葉にが心地よく座っていますね
このくを読んでいると コロナを忘れさせてくれます。 (2021年04月12日 (月) 18時56分)[19477]

循子 > 胸の厚いひとは個人的に好きでないので、すみません。 (2021年04月16日 (金) 17時53分)[19505]

柊子 > 娘しか授からなかったので、義理の息子達ができたときには眩しい思いでした。時を重ねて距離が縮まり、眩しさが信頼感や安心感などに変わりました。そんな自分の十年を再確認させて頂きました。慣れない日本で暮らす外国人の息子には殊更です。 (2021年04月18日 (日) 09時57分)[19524]

榮一 > 花の後の葉には二つの思いがあるようです。一つには花を惜しむ気持ちと散ってしまった儚さ。一つには桜若葉のすがすがしさです。いろいろ考えると花婿の胸の厚みは意味深ですね。 (2021年04月19日 (月) 14時30分)[19552]

世話人 > 作者は千尋です。 (2021年04月21日 (水) 08時19分)[19570]
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7つばくらめ低く七辻交差点  投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時28分)[19443]
3点 孝子 義之 剛


月番 > 五叉路までは知っていますが、七辻ですか! 雛の餌が見つかりますように! (2021年04月12日 (月) 14時00分)[19459]

孝子 > 東京都大田区東六郷にあります。珍しいですね。 (2021年04月13日 (火) 10時22分)[19479]

月番 > 教えて頂きありがとうございます。一人吟行できそうな距離です。 (2021年04月13日 (火) 17時15分)[19480]

義之 > 七辻交差点と聞いてパリの凱旋門が浮んだ。地図で確認すると、門を中心に放射線状に伸びる通りの数は12本である。ところで、七辻交差点はそれほど珍しいものではなく、全国各地にあるようだ。細い路地を含めての七辻である。仕事で各地を飛び回っていた頃、気付かずに通り過ぎたことがあるように思った。街中の燕の飛翔も特に気にしたことは無い。 (2021年04月16日 (金) 14時04分)[19502]

千尋 > 名古屋から神戸に引っ越して来て一番びっくりしたのが道路です。神戸は平らな所が少なくてで十字の交差点なんてないのではと思っています。七叉路は垂水にも在りそうです。 (2021年04月18日 (日) 01時38分)[19522]

孝子 > 七辻の交差点というややこしいところへの季語がよかったです。こんなややこしいところで、えさを見つけるのもたいへんでしょうね。。 (2021年04月19日 (月) 09時25分)[19541]

> 郊外に広がってゐた水田も年々失せてしまい、私の住む地は燕の飛ぶ季節が到来しても最近は燕を見ない。辻は古い時代の街道の名残である、私は低く飛ぶ燕に刮目した。低く飛ぶのは子燕に与える餌を探すためである、密集した建物と騒がしい交通の要所を飛ぶ燕、たとえ想像であっても絵になるではないか。 (2021年04月19日 (月) 10時17分)[19544]

榮一 > 六道の辻があれば七辻があってもよさそうです。交差点はどうですかね。
(2021年04月19日 (月) 14時39分)[19553]

世話人 > 作者は保子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時21分)[19571]
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8ロッカーの薄き扉や多喜二の忌 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時27分)[19442]
2点 義之 循子


月番 > 小林多喜二は「蟹工船」などのプロレタリア作家と習いました。薄い扉が気になります。 (2021年04月12日 (月) 13時54分)[19458]

義之 > ロッカーとは衣服などを入れる鍵のかかる戸棚のことであるが、掲句はずらりと並んだ更衣室のくたびれたスチールロッカーであろう。その薄き扉と多喜二の忌との取り合わせは意外と近いように思う。蟹工船の船内缶詰工場や、投獄や拷問といった言葉が頭中を駆け巡る。 (2021年04月16日 (金) 13時56分)[19501]

循子 > 病室のロッカーなどは、薄っぺらなカン高い音を立てるので、相部屋だったりすると殊に夜などは扉の開閉に気を遣います。
小林多喜二は度重なる逮捕、投獄にもかかわらず、主義主張を捨てることなく、拷問の末、獄死します。当時の拷問は今の我々には想像を絶するものだったようで、獄中の多喜二の胸の薄さとロッカーの扉の耳障りな音を思いました。作者も多分そうであったろう、と。

(2021年04月16日 (金) 17時48分)[19504]

柊子 > 最後まで迷っていた句です。多喜二忌が二月二十日なので…三月の句会なら頂いたと思います。 (2021年04月18日 (日) 10時43分)[19527]

保子 > 私も柊子さんと同じ思いでした。 (2021年04月18日 (日) 14時45分)[19536]

榮一 > ロッカーの薄い扉と多喜二はうまくはまっているようです。悪くない句です。 (2021年04月19日 (月) 14時41分)[19554]

榮一 > 獄死した多喜二には重い鉄の扉があったと想像できるからです。 (2021年04月19日 (月) 14時45分)[19555]

世話人 > 作者は宜子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時21分)[19572]
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9はんなりと会釈かわせり花衣 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時27分)[19441]
6点 杏花 宜子 保子 洋子 眞佐子 美保子


月番 > 会釈の所作にも花衣にも「はんなり」が響きあっているようです。 (2021年04月12日 (月) 14時02分)[19460]

杏花 > はんなりの言葉にて京都の花の
名所が浮かびます
コロナにて出かけられませんが
俳句にて出かけた気分です (2021年04月12日 (月) 19時01分)[19478]

洋子 > 桜の季節の京都の定番の景と思いますが、でもこれこそが一番美しい日本の景と思っていただきました。 (2021年04月15日 (木) 13時12分)[19490]

循子 > 『細雪』の姉妹を思いますね。 (2021年04月16日 (金) 18時01分)[19506]

眞佐子 > はんなりに惹かれていただきました。花衣もいいですね。 (2021年04月17日 (土) 19時55分)[19516]

榮一 > 京都丸山あたりの花見のようです。はんなりと花衣は予定調和のような作為を感じさせます。 (2021年04月19日 (月) 14時48分)[19556]

世話人 > 作者は孝子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時22分)[19573]
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10 春眠や脳と体のすれちがい 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時26分)[19440]
5点 洋子 循子 進二 千尋 美保子


月番 > まるでアレルギーの薬を飲んだ、翌朝の私のようです。 (2021年04月12日 (月) 14時04分)[19461]

千尋 > 脳の命令がきちんと体に伝わらないもどかしさ。これは春の証。 (2021年04月14日 (水) 10時59分)[19485]

洋子 > 春眠暁を覚えず、です。生あくびをかみころして、うろうろしている姿が浮かびます。でも年取ってくると、朝も早めに目がさめて、若いころのあと5分、あと3分と布団に潜り込んでいたころがなつかしいです。 
  (2021年04月15日 (木) 13時28分)[19492]

循子 > 面白い句ですね。年取ってくると、春眠ならずとも、脳と身体はちぐはぐになってきます。でも、もっと年取って私くらいになると、脳も身体もバランスよく日々衰えてくるものです。悔しいけれど87歳の、これが実感です。
(2021年04月16日 (金) 18時19分)[19507]

進 二 >  我々世代の実感が適格に、さらりと俳句として表現されている。いいですね。「や」の切れがよく効いていると思います。 (2021年04月18日 (日) 10時44分)[19528]

榮一 > 思うように体が動かなくなってきました。まさに脳と体のすれちがいのようです。ただし春眠暁を覚えずより早く目覚めるのも事実です。 (2021年04月19日 (月) 14時52分)[19557]

世話人 > 作者は紫翠さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時23分)[19574]
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11春愁や生まれ変わりの襟黒子 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時25分)[19439]
2点 紫翠 剛


月番 > 「生まれ変わり」と「春愁」の関係が気になります。 (2021年04月12日 (月) 14時09分)[19462]

紫翠 > 中七はあまり機能してないように思いますが、上五と下五の取り合わせに注目しました。 (2021年04月14日 (水) 10時33分)[19482]

循子 > 男性お二人がお採りになっていることに、興味が湧きます。中七の「生まれ変わりの」が分かり辛い。好きだったひとの生まれ変わりと思ったのか、衿黒子を取って貰ったのに、また出来てしまったのか、でも後者だと情緒がなくて春愁にはなりませんものね。すみません、読みが浅くて。 (2021年04月16日 (金) 18時42分)[19510]

> 春を愁うる「襟黒子」から思いつくのは妙齢の女子である。朧月でも見上げながら襟足の黒子に生まれ変はりと云ってゐるので、色んな事が想像され「艶っぽい」と素直に申し上げる外はない。竹久夢二に「襟あしの黒子あやふし朧月」が、ある。 (2021年04月18日 (日) 12時45分)[19531]

榮一 > 春愁はわけもないのに愁を覚えることです。生まれ変わりの襟黒子が難しいですね。遺児なのか偶然なのかいづれにしても女性ですね。 (2021年04月19日 (月) 15時00分)[19558]

世話人 > 作者は洋子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時24分)[19575]
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12うららかやドライブインの観覧車 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時25分)[19438]
5点 紫翠 保子 洋子 加津子 鈴子


月番 > 遊園地よりドライブインの観覧車の方がゆっくり回っている気がします。遠くの景色も楽しめそうです。 (2021年04月12日 (月) 14時13分)[19463]

加津子 > 子供達がドライブに飽きての観覧車。気分転換に程よい位の大きさでしょうか。ついサービスエリアの観覧車を想像してしまいました。東名の富士川サービスエリアの観覧車は、オススメです。 (2021年04月15日 (木) 13時07分)[19489]

洋子 > 加津子様のように、サービスエリアの観覧車で小ぶりのものを思いました。大きな遊園地の大きな観覧車よりうららかなのんびり感がありますね。 (2021年04月15日 (木) 13時24分)[19491]

紫翠 > 上五が弱いように感じますが、中七下五で選をしました。上五の工夫で情景を越える作品になるように思います。 (2021年04月17日 (土) 10時54分)[19513]

保子 > ドライブインの観覧車 私にはあまり縁のない処ですが、想像するだけでも眩しく幸せそうです。 (2021年04月18日 (日) 14時41分)[19535]

鈴子 > 自粛の日々が続いていた昨今でしたが、爽やかな句に出会い選をしました。

(2021年04月18日 (日) 21時32分)[19539]

榮一 > 車中の時間の長いのは子供には過酷ですね。サービスエリアの子供の遊具や観覧車は道路公団の工夫ですね。麗かも悪くありません。 (2021年04月19日 (月) 15時05分)[19559]

世話人 > 作者は杏花さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時25分)[19576]
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13 苔庭の蛙や蔵のレストラン 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時24分)[19437]
2点 義之 加津子


月番 > 例えこの蛙が緑色でも、質感の違いで見つけられたのでしょう。静かなレストランのお庭ですね。 (2021年04月12日 (月) 14時18分)[19464]

孝子 > 教えてください。この季語は何ですか。苔だけで、蛙だけで季語になりますか。 (2021年04月16日 (金) 11時52分)[19500]

宜子 > 「蛙」(かえる・かわず)は、春の代表的な季語のひとつですね。歳時記によっては「かわず・かはづ」で載っているかもしれません。〈古池や蛙飛び込む水の音〉の「蛙」です。 (2021年04月16日 (金) 14時19分)[19503]

義之 > 蔵のレストランといえば、神戸では酒蔵又は醤油蔵のレストランを思う。掲句はそうではなく古民家の土蔵をレストランに転用したものであろう。縁あって富山の地を訪れたとき、宴は蔵のレストランであった。苔の庭や、蛙はあってもおかしくない景色である。今となっては懐かしい思い出である。 (2021年04月16日 (金) 18時40分)[19509]

孝子 > ありがとうございます。恥ずかしながら基本のきをうっかりして、蛙の子が、いるのではと思い込みました。蛙だけで代表てきな春の季語なのに、これが認知の始まりでしょうね。 (2021年04月17日 (土) 12時41分)[19514]

加津子 > 少し句材が多いかなと思いましたが、雰囲気でいただきました。「苔の花」でしたらもっと雰囲気が出ると思いましたが、そうすると夏の季語ですよね。
(2021年04月18日 (日) 13時55分)[19532]

榮一 > 蔵のレストランと言えば奈良の漬物屋を思い出します。庭も悪くありませんでした。苔の庭ならば雨蛙などが居そうです。 (2021年04月19日 (月) 15時08分)[19560]

世話人 > 作者は眞佐子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時26分)[19577]
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14教室の片隅桜蕊降る日  投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時24分)[19436]
5点 宜子 柊子 加津子 美保子 主宰


月番 > 教室の片隅で何があったのでしょう? 桜吹雪ではなく「桜蕊降る」が気にかかります。 (2021年04月12日 (月) 14時21分)[19465]

宜子 > 「桜吹雪」ではなくて「桜蘂降る」ですね。「桜蘂」ですから、花の時期が過ぎて、葉桜、新緑を思います。その赤い蕊が教室の片隅に、少し積もっているようです。4月からいろいろな事がスタートして、ちょっと落ち着いた感じが「蕊」ではないかと思いました。さあ、これから!です。 (2021年04月15日 (木) 14時24分)[19494]

循子 > 教室の片隅に立たされている子かと思う。桜蕊が降ってくるのは悲しいですね。悲しいけど、可愛い景です。この句を見逃したのは残念!
(2021年04月16日 (金) 18時28分)[19508]

千尋 > 立たされているなんて思いもしませんでした。今、そんなことがあったら大変なことになるでしょうね。 (2021年04月18日 (日) 01時32分)[19521]

柊子 > 教室の片隅で何があったのかは、幾らでも想像が働いて楽しい限りです。その日の下校時に桜蕊が降っていたのでしょう。桜吹雪より安心感を感じます。 (2021年04月18日 (日) 10時33分)[19526]

加津子 > 柊子さまの言われるように何か楽しい事を想像します。思い出というより何かが始まる予感を感じました。 (2021年04月18日 (日) 14時24分)[19533]

榮一 > 四月になって桜蕊が降る頃は少し学校にも学友にも勉強にも慣れる頃です。慣れる頃が一番寂しさを感じさせられることがありそうです。引っ込み思案の子はなおさらです。教室の片隅にはいろいろ詰まっていそうです。片隅が桜蕊とよく合っているようです。 (2021年04月19日 (月) 15時18分)[19561]

世話人 > 作者は義之さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時27分)[19578]
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15枝に干す小さき上履き花ぐもり 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時23分)[19435]
11点 孝子 杏花 宜子 洋子 循子 鈴子 進二 剛 千尋 美保子 主宰


月番 > 私にとって台所から手の届くドウダンツツジの上は、格好のざる干場です。 (2021年04月12日 (月) 14時26分)[19466]

杏花 > 隣は小学校学です
今日の
風景ですね

きょうは少し寒く
子供達の
すがたは見えません
コロナのこともあり
いつもの4が月がまちどうしいですね

いつもの
4月らしい
お天気まちどうしいですね
(2021年04月12日 (月) 17時41分)[19470]

洋子 > 幼稚園児、あるいは小学校低学年くらいの子の上履きを春休みの間洗っています。枝に干すところが楽しいですね。 (2021年04月15日 (木) 13時32分)[19493]

宜子 > 「枝に干す」というので、その小ささ、可愛らしさが思われます。洋子さんの書かれているように、楽しい一句です。 (2021年04月15日 (木) 14時26分)[19495]

孝子 > 最高点というのがうなづける、間違いのない句で好きです。孫も一緒にいないので。とおくとおくの記憶です。あのころが一番よかったと思うこのごろです。 (2021年04月19日 (月) 09時31分)[19542]

> 枝だろうが、花曇りだろうが、結局は小さき上履きに負けるのです。同居してゐた頃の孫娘は、東京でもう26歳を越えました。只々、自分の齢が寂しき実感として残る事になる。 (2021年04月19日 (月) 10時33分)[19545]

榮一 > 神戸の小・中学校は鉄筋で土足でした。上履きを履いた経験はありません。小さな上履きは幼稚園児のもののようです。句は見えるよう書いてあるところも好感が持てます。花ぐもりも良く効いているようです。上履きの色はピンクであってほしいです。余計な事か?。
(2021年04月19日 (月) 15時31分)[19562]

世話人 > 作者は柊子さんです。また最高点です。来月も月番をお願いいたします。 (2021年04月21日 (水) 08時28分)[19579]
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16茶畑に隣るみささぎ春の鵙 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時21分)[19434]
2点 眞佐子 進二


月番 > この茶畑の茶摘みはまだ? もう済んだのでしょうか? 隣の御陵との対比はどちらが面白いでしょうか。 (2021年04月12日 (月) 14時30分)[19467]

循子 > 茶畑も春の季語です。 (2021年04月16日 (金) 18時46分)[19511]

進 二 >  キャリアを積まれた循子さんからの上手なお誘いに乗って入力致します。お互いに、真に今さらのことですが、一句の中に、一見、季語が二つに見えても、明確に「季語」として位置付け、使っている言葉と、状況の補足として存在している言葉である場合は、それも容認されるとして、当句を頂戴しました。この句の場合、余り季語として使われない「春の鵙」がどっしりと座五に座って揺るぎが無い。当句は、竹内街道の周辺を詠まれたと思いますが、街道周辺は有名・無名・大小の古墳が散在し、その間を小さな畑と農道が埋めている。ぼつぼつ、ナスやトマト・キュウリが揺れ始める頃かと思います。三年程前、この辺りを10キロ余り歩きましたが、その時「今、私は、なんという空間を歩いているのだろう」と感動を覚えたことを思い出します。いい句だと思いました。  (2021年04月17日 (土) 20時22分)[19517]

眞佐子 > 御陵の隣に茶畑はありそうな景なのと春の鵙が珍しくていただきました。「茶畑」が季語でしたね。すっかり忘れていました。 (2021年04月17日 (土) 20時33分)[19519]

進 二 >  「茶畑」談義が続きましたので、ちょっと補足ですが、新幹線から見える静岡の見事な茶畑、何時も変わらぬ心地よい緑を見せてくれています。「合本」では「茶摘」の季語の傍題として「茶畑」がありますが「大歳時記」では「茶畑」は傍題にもありません。例句にはありました。やはり、茶に感じる季節感は茶摘であり新茶と思いますね。その観点でこの俳句では、約束事から外れていないと思います。作者さん、句会で意見交換される句になることいいことだと思いますよ。穏やかな「春の鵙」の配合もお見事だと思います。作者の発表が楽しみです。 (2021年04月18日 (日) 11時20分)[19530]

榮一 > 講談社の日本大歳時記には茶畑は季語としてありません。角川の俳句大歳時記には傍題で茶畠は収録されています。人によっていろいろの取り方がありそうですが本来的には茶摘みをもととして茶摘み歌や新茶や八十八夜が季語とする方が自然なように思われます。いろいろな歳時記があって季語として収録されていれば季語としても差し支えは無いと思われます。ただ、茶畑に季節感があるかと言われれば疑問ですが。句の季語はやはり春の鵙だと思います。奈良の陵などが思われて悪くない句です。 (2021年04月19日 (月) 15時50分)[19563]

世話人 > 作者は循子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時30分)[19580]
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17 山桜廃校跡のヘリポート 投稿者:世話人 (2021年04月12日 (月) 11時19分)[19433]
10点 孝子 紫翠 宜子 保子 柊子 眞佐子 鈴子 進二 千尋 主宰


月番 > かつては子供達を見守った山桜とヘリポート。廃校跡ですから校舎も無いのでしょう。 (2021年04月12日 (月) 14時33分)[19468]

千尋 > ヘリポートにできるような平な地面は校庭しかない山村の様子なのでしょう。自生の山桜が美しいでしょうね。 (2021年04月14日 (水) 11時07分)[19486]

宜子 > 「廃校」の句はよく見ますが、「ヘリポート」は珍しいです。このヘリポートは何に使う予定で設置したのか?もしかしたらコロナ関連?鉄道や道路も不備な山村の学校が思われます山桜の明るさが救いです。。 (2021年04月15日 (木) 14時36分)[19496]

紫翠 > 地味な山桜と中七下五の取り合わせは上手いと思います。周辺の情景も彷彿とします。 (2021年04月16日 (金) 10時35分)[19499]

眞佐子 > 山村の小学校が統合されて廃校になった所が良くあります。災害の時などはグランドがヘリポートになっていました。山桜でほっとします。 (2021年04月17日 (土) 20時26分)[19518]

進 二 >  私の場合、何日か前に山里の学校が閉校になった跡地の活用としてヘリポートが完成しつつあるとのTV.の報道を目にしていましたが、句としてはまとまっていることに重きを置いて頂戴しました。 (2021年04月17日 (土) 20時42分)[19520]

柊子 > 災害時や緊急時にはドクターヘリも飛んで来るのでしょう。住んでいる高齢者は自分が卒業した学校が無くなったことは寂しいけれど、安心感を得られた事と思いました。 (2021年04月18日 (日) 10時17分)[19525]

孝子 > こういう景色は身近にないので、テレビとか文章上の景色ですが、よく見えるし、特に、山桜の季語がやさしさの象徴ですきでした。 (2021年04月19日 (月) 09時35分)[19543]

榮一 > 少子化で廃校が多くなりました。郡部の田舎の小・中学校は早くに統廃合されてなくなっています。校舎とグランドはそのままです。教室はママたちがクラブ活動に使っているようです。つくづく時代と年齢を感じさされます。 (2021年04月19日 (月) 15時57分)[19564]

世話人 > 作者は加津子さんです。 (2021年04月21日 (水) 08時31分)[19581]
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4月の句会 投稿者:世話人 (2021年04月11日 (日) 23時34分)[19432]
明石銀座


柊子 > 先月の明石銀座ですね。春に行ってみたいです。 (2021年04月12日 (月) 14時35分)[19469]

杏花 > 神戸のさんちかほどではありませんが こじんまりとした静かな街中です
段々ひとが少なる今日ですが
私は好きです
あわじのお墓参りに行く途中よく行きました
また一度
いって見たいですね。
(2021年04月12日 (月) 18時37分)[19474]

循子 > 世話人の千尋さん、毎月、写真のアップありがとうございます。コロナのせいで、人出も無いようですね。
(2021年04月16日 (金) 18時54分)[19512]
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3月の句会 投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 01時09分)[19306]
みなさま 句会準備が整いました。
神戸の今夜は嵐が吹き荒れておりますが、世話人は春が来たのだなぁと実感しています。
今月の月番は和田柊子さんです。宜しくお願いします。


   句 会  19日(金)まで
   作者発表 20日(土)の予定です


柊子 > 今月の月番をさせて頂きます柊子です。初めてのことでどぎまぎしております。不手際がありましたら、どうぞ教えてください。よろしくお願いします。 (2021年03月13日 (土) 08時24分)[19307]

月番 > 3月の句会も最終日になりました。
書込みがまだの方、付け加えたい事がある方、どうぞよろしくお願いします。 (2021年03月19日 (金) 07時35分)[19393]

世話人 > 柊子さん月番ありがとうございました。
作者の名前を書き込ませていただきました。
主宰先生、参加者のみなさまありがとうございました。
投句締切は毎月5日です。
どうぞよろしくお願いいたします。
(2021年03月20日 (土) 01時06分)[19429]

月番 > ご参加の皆さま、書込みありがとうございました。
主催先生、全句に渡るご指導ありがとうございました。
今月だけでも月番に驚いておりましたのに、来月もさせて頂くこととなりました。不慣れではありますが、よろしくお願いします。 (2021年03月20日 (土) 10時11分)[19430]
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1 ふくらんだ買物袋春満月  投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 01時05分)[19305]


月番 > 春満月です。膨らんだ袋の中には奮発した自分へのご褒美も入っていそうです。気になった句でした。 (2021年03月13日 (土) 08時29分)[19308]

杏花 > やっと春の兆しを感じる頃の主婦の姿が見えます
今日はどんな御馳走が出来るのでしようね
ルンルンの主婦の笑顔が浮かびます
(2021年03月13日 (土) 12時30分)[19327]

榮一 > ふくらみ・満月と言葉の重さなりが気になります。濃くはなりますが想像が希薄になりそうです

(2021年03月19日 (金) 10時06分)[19394]

世話人 > 作者は小川紫翠さんでした。 (2021年03月20日 (土) 00時49分)[19413]
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2散り際の桜遺句集上梓せり 投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 01時04分)[19304]
3点 循子 柊子 千尋


月番 > 亡くなった方とは楽しいお花見もあったことでしょう。 (2021年03月13日 (土) 08時31分)[19309]

千尋 > 遺句集に散り際はとても気になりましたが、何故かこの句に日本人を感じました。遺句集ということなので愛された俳人であられたのでしょうね。 (2021年03月16日 (火) 23時36分)[19362]

循子 > 散り際ということなので、まだ桜は満開に近い。家族のどなたかの遺句集でしょうか、上梓が桜に間に合ってよかった。
日本人にとって桜は何故か死と深く結びつくところがあるので、気になると言えば気になるのですが、句全体が好きということで。
(2021年03月17日 (水) 14時36分)[19369]

柊子 > 亡くなった方とのお花見を思いつつ、桜の頃までに纏めようと思っていた句集が何とか間に合った安堵感を感じました。 (2021年03月18日 (木) 15時40分)[19386]

榮一 > 何故散り際の桜を配したかです。遺句集とでは感情が出過ぎるようです。
(2021年03月19日 (金) 10時13分)[19395]

世話人 > 作者は山内宜子さんでした。 (2021年03月20日 (土) 00時49分)[19414]
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3 美しき明石大橋春の雨 投稿者:世話人 (2021年03月13日 (土) 01時03分)[19303]
2点 紫翠 鈴子


月番 > 春の明石に行った事がありませんが、とりわけ春の雨が良いのですね。 (2021年03月13日 (土) 08時34分)[19310]

杏花 > 明石大橋渡り
淡路岩屋にお墓があります
大橋から千尋様宅
のマンション
が見えます (2021年03月13日 (土) 13時18分)[19328]

千尋 > 杏花さんありがとう。ほんの一瞬ですが見えます。景色が良いのでなかなか手放せません。 (2021年03月13日 (土) 14時48分)[19338]

杏花 > 手放すなんて言わないでください
年に一何度かとうります
その度
千尋様すお母様のことをおもいます (2021年03月15日 (月) 22時08分)[19349]

紫翠 > 「明石海峡」がいいかなと思いながら採りました。上五の「美しき」は辞書的な解釈を越えた、親しみの込もった響きがあり曳かれました。 (2021年03月16日 (火) 10時53分)[19355]

鈴子 > 私自身も明石大橋は行った事がないのですが写真で観る明石大橋はほんとに美しいですね。春の雨がしっくりします (2021年03月18日 (木) 20時10分)[19391]

榮一 > 春の雨に煙る明石海峡大橋です。一幅の絵になりました。 (2021年03月19日 (金) 10時15分)[19396]

世話人 > 作者は桝室杏花さんでした。 (2021年03月20日 (土) 00時50分)[19415]
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