玄鳥 定例句会

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12 プーチンと名付け猫の仔飼ひ馴らす  投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時50分)[19137]
2点 紫翠 主宰


月番 > 大国のトップですが、プーチンさんを俳句で見たのは初めでです。「飼ひ馴らす」に 諧謔が有る。 (2021年02月12日 (金) 20時34分)[19162]

杏花 > ブーチン 俳句になるなんて?
俳句っていいですね!
なんでも謳う事ができ
作者が楽しみです (2021年02月15日 (月) 20時41分)[19214]

紫翠 > 下五の「飼い馴らす」はやや勇み足かなと感じますが発想に注目しました。俳句の一面をうまく活かした作品と思います。 (2021年02月16日 (火) 10時56分)[19223]

榮一 > 狙い過ぎかもしれませんが遊び心に敬意を表します。皮肉のようでもありそうです。 (2021年02月19日 (金) 09時30分)[19261]

世話人 > 作者は循子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 01時56分)[19280]
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13 僅かなれど初の嬉しき蕗の薹 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 11時49分)[19136]
1点 洋子


月番 > 蕗の薹は苦いという記憶があります。誰かから戴いたのではなく、自分で摘んだ僅かな初物に、感激?    (2021年02月13日 (土) 11時07分)[19169]

洋子 > 田んぼの上に厚く残る堅雪。その下の方から溶けてきて、ちょろちょろと雪解水が流れ出すあたりに新鮮な緑の蕗の薹がのぞきはじめます。待ち望んだ春がきたのです。雪国に住む者の喜びです。
実家で食べたことはありません。食べるものではなかったと思います。蕗みそは大好きですけど、てんぷらはちょっと・・です。
(2021年02月14日 (日) 09時54分)[19182]

循子 > 千尋さんから頂いて蕗を植えました。蕗の薹が毎年顔を出し、その度に友人が天ぷらにすると云って持ち帰りましたが、今年はダメでした。蕗の薹は「僅か」であるから嬉しいのですよね。 (2021年02月15日 (月) 12時31分)[19196]

千尋 > あら、循子さん。これからじゃないでしょうか。我が家の夫が植えた蕗は父の植えた茗荷に負けたらしいです。蕗の薹二つ欲しいです。 (2021年02月15日 (月) 13時42分)[19204]

杏花 > 初物の蕗の薹
揚げ物に少し苦みがあり
お酒のあてにいいですね。 (2021年02月15日 (月) 20時16分)[19212]

榮一 > 僅かは蕗の薹に含まれていそうです。 (2021年02月19日 (金) 09時32分)[19262]

世話人 > 作者は主宰先生でした。 (2021年02月20日 (土) 01時57分)[19281]
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14 春の雪こうせつ流して移動中 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 00時30分)[19135]
3点 杏花 美保子 眞佐子


月番 > 「南こうせつとかぐや姫」ですね。安保闘争の挫折から、四畳半フォークと云われた「神田川」は、一世を風靡しました。 (2021年02月13日 (土) 12時58分)[19176]

義之 > 正直「春の雪降雪流して移動中」と解釈していました。月番様のコメントで句が見えてきました。
(2021年02月13日 (土) 14時40分)[19177]

杏花 > 下駄を鳴らして
だいすきな唄声が聞こえてきます
今どきにぴったりですね
移動中に惹かれます
しばらくテレビにお目にかかりませんが
お元気なのでしようか? (2021年02月15日 (月) 20時51分)[19215]

美保子 > 南こうせつさんは九州に住んでいらっしゃるので、ローカル番組でも時々お見掛けします。今は耳をかなり遠くなったので、音楽も苦手ですが、昔は娘が自分の好きな曲を送って来てくれたものです。春の雪でも、タイヤは普通の物ではだめですか。南国の人間の変な疑問に北国の方お答えくださいますか。でも、車の移動とは限らないのですね。 (2021年02月15日 (月) 23時40分)[19219]

> 食い物を売る移動販売車。はたまた、夕刻に出て行く赤提灯の屋台もどきか。冬の終はりが近い春の雪は風情がある、少し積もっても陽が射せば、溶けて消える、淡い春の雪。「貴方はもう忘れたかしら」で始まる神田川は、50年も前のフォークソング。その時代を懐かしんでゐる様に見えたのだが。 (2021年02月16日 (火) 15時37分)[19224]

眞佐子 > 義之さんの降雪流し面白いですね。南こうせつ懐かしいです。私は雪国ですが車の運転は出来ません。我が家の車四台は四月頃まで冬タイヤです。春の雪でも普通タイヤは怖いらしいです。 (2021年02月16日 (火) 20時34分)[19232]

美保子 > この冬、富山の大雪の様子を何度もテレビで見ました。そして、地震に続いて北海道の大雪、本当に心配が続きます。タイヤの事を教えt下さってありがとうございます。大分の方に行くには注意が必要な時期があるようです。熊本赴任中、お正月に帰る時、途中でチェーンを巻いた記憶があります。話がそれてすみません。 (2021年02月16日 (火) 22時02分)[19236]

榮一 > 南こうせつ氏の歌を流しながら春の雪の中を移動しているのですね。流すとなればスピーカでも付いていなければなりません。其のところにガテンがいきませんでした。 (2021年02月19日 (金) 09時41分)[19263]

世話人 > 作者は千尋でした。車中でCDを聞いてるはずでしたが・・。 (2021年02月20日 (土) 02時00分)[19282]
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15 街角のピアノ演奏チューリップ 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 00時29分)[19134]
7点 加津子 千尋 柊子 鈴子 循子 保子 眞佐子


杏花 > 神戸地下鉄終点名谷駅に
ピアノ設置されています
次男の宅へ行って
見かけました
今もあるのでしようか
義之様にお聞きしたいです

(2021年02月13日 (土) 08時11分)[19167]

月番 > NHKのBS放送に、「空港、駅、街角ピアノ」なる番組がある。置かれたピアノを気持ちよさそうに弾く人達は多い。楽器は音痴で触ることも有りませんが、ピアノを弾けることが出来る人の何と羨ましい事よ。 (2021年02月13日 (土) 11時19分)[19172]

千尋 > BS1の空港、駅、街角ピアノ毎回見ています。神戸でも、杏花さんの書かれたように名谷駅、新神戸駅やその他の地下鉄の沿線になどあるようです。最近、舞子駅前のビルの中にも街角ピアノが置かれました。
夕方に通りかかると学校帰りの高校生が弾いています。よく響いてとても気持ち良さそうです。一度挑戦してみたいと思っていますが、そのためには相当練習しないと無理のようですが。この句「チューリップ」が明るく効いているように思いました。 (2021年02月14日 (日) 01時33分)[19178]

義之 > そろそろ類句が増え新鮮味が薄れてきたかと選を敬遠しました。神戸市の地下鉄の終点は名谷駅では無く西神中央駅です。 (2021年02月14日 (日) 08時40分)[19179]

千尋 > そうそう、そう言われれば西神中央駅でした。神戸に来てもう40年になりましたが神戸の地図はまだまだ不案内です。最近、駅ピアノ神戸として西神中央駅が再放送されてました。
この頃、句会に出るチャンスが無いので類句?には不感症シンドロームかも。 (2021年02月14日 (日) 19時58分)[19187]

柊子 > 弾むピアノとチューリップが揺れていたら、うつうつと暮らす毎日がきらきらしそうです。
横浜では関内駅の地下通路にピアノが、地上に出れば横浜球場の周りをチューリップが埋め尽くす春です。 (2021年02月15日 (月) 16時46分)[19208]

加津子 > 何時だったかピアノの先生と生徒さんが弾いていました。季語のチューリップでいただきました。 (2021年02月16日 (火) 09時01分)[19220]

鈴子 > 駅のコンコースでピアノを弾いているのをテレビで見た事があります。誰でも自由に弾けるピアノ「
駅ピアノ」と聞きました。ゆったりとした自分の時間を楽しんでおられる優雅な時間。あの景と重なりました。 (2021年02月16日 (火) 19時47分)[19227]

眞佐子 > テレビで「駅ピアノ」と言う番組を見ました。さまざまな人達が駅ピアノを弾いておいででした。ピアノが弾けると良いなと思います。季語のチューリップが良かったです。 (2021年02月16日 (火) 20時47分)[19233]

保子 > 以前も駅ピアノの句はありました。今回も視点の面白さで頂きました。画面を見て思うのは立っていると普通の人なのにこんな素晴らしい事が出来る!という事!感嘆します。 (2021年02月17日 (水) 23時12分)[19238]

榮一 > 神戸も街角にピアノをよく見かけることが多くなりました。特に駅の構内や地下街のスペースです。真夜中のテレビはEUが多いです。句も珍しくなくなりましたですね。 (2021年02月19日 (金) 09時47分)[19264]

世話人 > 作者は洋子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 02時01分)[19283]
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16 ペコちゃんのサブレの缶や日脚伸ぶ 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 00時26分)[19133]
4点 紫翠 宜子 美保子 柊子


月番 > 店の前の置物ですが、通りすがりによく頭を叩いた記憶があります。今でも在るかしらと思ってゐます。「日脚伸ぶ」が句に添ってゐる様に思いました。   (2021年02月12日 (金) 20時42分)[19163]

紫翠 > 焦点を絞った簡潔な表現が良かった。「日脚伸ぶ」の着地でイメージが広がる。 (2021年02月13日 (土) 11時16分)[19171]

柊子 > 女の人はお菓子の缶が捨てられません。缶を目当てに買うことも。私は古い洋服の釦やレース編みのビーズを小さな缶に入れたりしています。
この方は何を入れているのでしょう? 春を待ちながらの手仕事の姿が浮かび頂きました。 (2021年02月15日 (月) 16時33分)[19207]

宜子 > ペコちゃんは「不二家」ですね。
「不二家のサブレの缶」ではなくて、「ペコちゃん」であることが、楽しいですね。 (2021年02月16日 (火) 20時26分)[19231]

美保子 > 昔、ペコちゃんの頭を揺らす句を作ったことを思い出しました。その頃からペコちゃんは通り過ぎる事が出来ない存在だったようです。私も可愛い箱は大事に取っておく方です。刺繍糸やビーズを入れたり引き出しの仕切りにしたり、中々捨てられません。 (2021年02月18日 (木) 20時42分)[19249]

榮一 > ペコちゃん具体的で悪くないですね。 (2021年02月19日 (金) 09時58分)[19265]

鈴子 > 柊子さまペコちゃんのサブレの缶は甥の三歳になる女の子にプレゼントに買ったものですが、あまり可愛いので自分用にも一つ買ってしまいました。空き缶になったら気に入った包装紙など皺をきれいにして仕舞っておきます。今度のサブレ缶はペコちゃんいろいろのポーズの顔が24種ありどれも可愛いのです。 (2021年02月19日 (金) 12時01分)[19266]

鈴子 > 世話人さま月番さま、先ほど書き込みをした際、作者、とするところ名前を入れてしまいました。粗忽者でほんとに申し訳ありませんでした。 (2021年02月19日 (金) 12時21分)[19267]

世話人 > いやいや書き込みありがとうございます。 (2021年02月19日 (金) 22時11分)[19268]

世話人 > 作者は鈴子さんでした。 (2021年02月20日 (土) 02時02分)[19284]
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2月句会 投稿者:世話人 (2021年02月12日 (金) 00時19分)[19132]
準備します


世話人 > 奥琵琶湖の吟行、須賀浦の四足門の前にて。もう何年前かなぁ (2021年02月12日 (金) 12時17分)[19150]

杏花 > 懐かしい写真ありがとうございます
顧問先生
は吟行がお好きでした
よく梟句会から出かけましたね
千尋様
に随分
お世話になりました
楽しい思い出です。 (2021年02月12日 (金) 17時38分)[19152]

眞佐子 > 千尋さま奥琵琶湖の写真ありがとうございました。懐かしく思い出しました。 (2021年02月16日 (火) 20時51分)[19234]
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2021年初句会 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時46分)[18976]
句会参加のみなさま
 句会準備が整いました。
今月の月番は宮本義之さんです。宜しくお願いします。
コロナがまだまだ広がりをみせているようです。こんなときお家でできるネット句会は有り難いことだとこの頃思います。

書き込みをお願いします。
                    世話人 千尋

予定通り   句 会  19日(火)まで
       作者発表 20日(水)とします


月番 > 月番の義之です。書き込みよろしくお願い致します。 (2021年01月12日 (火) 19時21分)[18997]

月番 > ネット句会も終盤に差し掛かりました。皆様の句評に毎日何度も目を通しています。思いもかけぬ視点からの句評に、しみじみとしたものを感じたり、少し驚いたりしながら楽しんでいます。月番冥利に尽きる気分です。 (2021年01月16日 (土) 18時08分)[19062]

月番 > 皆様の書き込み・主宰先生の全句に渡るご指導ありがとうございました。 (2021年01月19日 (火) 08時46分)[19104]

世話人 > 何とか予定通り作者を発表させていただくことができました。主宰、参加者のみなさまありがとうございました。
投句締切は毎月5日です。
来月もよろしくお願いいたします。 (2021年01月19日 (火) 17時01分)[19126]

> メールの送受信が不能になりました。 (2021年02月08日 (月) 10時00分)[19130]

世話人 > 剛さん、了解しました。 (2021年02月12日 (金) 00時14分)[19131]
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追加 着ぶくれて母は優しくなりにけり  投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時38分)[18975]
1点 千尋


月番 > 感動的な追加の一句です。 (2021年01月12日 (火) 18時03分)[18979]

洋子 > 着ぶくれて丸まった母、心も丸く優しくなった母。ほっこりとする句です。いただきたかった句です。 (2021年01月13日 (水) 09時27分)[19004]

義之 > 私も一票投じたい一句です。 (2021年01月13日 (水) 11時12分)[19008]

杏花 > 神戸北区はさむいです
わたしの
表情そのものです。 (2021年01月13日 (水) 17時14分)[19018]

千尋 > 年老いた母親像が浮かんで来ました。わたしの祖母のイメージです。母はまだこの風格はありません。 (2021年01月14日 (木) 15時33分)[19027]

榮一 > 年老いた母のパターンです。母への情は不変ですね。
(2021年01月19日 (火) 06時25分)[19086]

世話人 > 作者は桝室杏花さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時34分)[19106]
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1 たおれこむまえ一礼の二日かな 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時37分)[18974]
1点 杏花


月番 > 月番としてはお手上げの一句。杏花さん句評をよろしく。 (2021年01月12日 (火) 18時05分)[18980]

杏花 > 31日
 伊勢神宮
へお参りするのが我が家の
一大イベントです
亡き夫は一人っ子で神心深い
人で伊勢参りが一大イベント
鳥羽にて一泊
元日
を迎えます 今年は
コロナにて参拝
の人が
少なかったです。




(2021年01月13日 (水) 16時50分)[19014]

加津子 > 箱根駅伝の句かと思います。襷を渡した後、一礼をする選手が数人いました。 (2021年01月15日 (金) 00時26分)[19035]

月番 > 駅伝と云えば納得です。 (2021年01月15日 (金) 01時21分)[19036]

洋子 > 加津子様、納得です。2日ですもの箱根駅伝ですよね。この後大学生は倒れて泣くんですよね。
(2021年01月15日 (金) 12時00分)[19040]

加津子 > 洋子様、泣くかどうかはちょっと。けれど、8番の句のようなあと数秒で襷を襷を渡せなかった時は、見ている方ももらい泣きです。 (2021年01月16日 (土) 12時48分)[19050]

榮一 > 箱根駅伝ですね。精根尽き果てた感じが欲しいところです。 (2021年01月19日 (火) 06時27分)[19087]

世話人 > 作者は久野孝子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時44分)[19115]
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2 ディズニー行夜行バスより初日の出 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時37分)[18973]
1点 孝子


月番 > ディズニーには立派な宿泊施設が整っていますが、中には夜行バスで訪れる方も多いのでしょう。開門と同時に、目標のアトラクションに一目散、初日の出とありますからよほどのディズニーファンなのでしょうか。

(2021年01月12日 (火) 18時10分)[18981]

杏花 > 夜行バス似ていかれたのですね
楽しさが伝わつてきます (2021年01月13日 (水) 17時16分)[19019]

榮一 > 昔、金曜日の夜に淡路から夜行バスに乗ってディズニーに行って日曜日の夜に帰って来る若い女子がいたことを思い出します。今年はコロナの影響はなかったのですかね。

(2021年01月19日 (火) 06時33分)[19088]

世話人 > 作者は千尋です。 (2021年01月19日 (火) 16時36分)[19108]
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3 顔位洗っておいでとお元日  投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時36分)[18972]
4点 柊子 千尋 加津子 剛


月番 > 誰が誰に言っている言葉なのでしょう。正月を迎える人もそれぞれ様々、採られた方々の書き込みをよろしくお願いします。 (2021年01月12日 (火) 18時14分)[18982]

加津子 > 30年目の我が家の風景です。普段は寝坊の子供たちを起こして皆で食べるお雑煮。恥ずかしながら、娘たちに言っていた言葉です。 (2021年01月13日 (水) 15時09分)[19012]

加津子 > 30年前の間違えです。 (2021年01月13日 (水) 15時10分)[19013]

杏花 > 元日のほのかな家族の
情景ですね
私も
よく言ったものです
平和な
元日ですね (2021年01月13日 (水) 17時19分)[19020]

千尋 > 大晦日は子供にとっては夜更かしする初めてのチャンスです。夜更かしは冒険のようで楽しいのですが次の朝が起きられない。
元日の朝はなぜかお父さんもお母さんもきれいな着物でもうお膳の前で待って座っている。とりあえず座に座ろうとしたけど、まだ顔洗って無かった〜。子供はここらあたりが子供。
今では無くなってしまった元旦のテンションを思い出しました。 (2021年01月14日 (木) 20時38分)[19030]

柊子 > 親が子に、祖父母が孫に言っているのかもしれません。ともかく普段から良好な家族関係でないと言えない温かな言葉だとうらやましく思い頂きました。 (2021年01月15日 (金) 10時06分)[19039]

> 昨今は、昔からの元旦の家族の景色は次第に失われつつあるが、この句のお元日は、それぞれの家庭にそれぞれの元旦があった、その昔を髣髴とさせる。親達はもう遥か遥か彼方であるが、大晦日の夜汽車等で帰省して、元旦の朝を田舎で迎える事が常だった。何も云うことは無い、ほろりと目頭と心に滲むものがある。 (2021年01月17日 (日) 10時41分)[19066]

循子 > 剛さんの書き込みで思い出すことがいくつかありました。
京都や大阪から天橋立方面行の夜行バスが出来立てのころで、こんな便利な交通網ができたのかと思いながら何回か利用しました。首を長くして待っていた父母と屠蘇を頂いたものでした。一読、時代と家庭のありようとにイメージが広がりますし、ありふれた言葉遣いに温かさが感じられるのは、柊子さんが書かれた通り。 好きな句です。

(2021年01月18日 (月) 11時50分)[19077]

榮一 > 帰省子ですね。悪くない句です。
(2021年01月19日 (火) 06時36分)[19089]

世話人 > 作者は鈴木美保子さんです。 (2021年01月19日 (火) 16時46分)[19116]
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4 新しい自分を見たい初鏡 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時35分)[18971]
4点 杏花 進二 柊子 保子


月番 > 月番にはやや理屈っぽい句と思いましたが、四名の方が採られています。作者には何か重大な決意でもあるのでしょうか

(2021年01月12日 (火) 18時16分)[18983]

杏花 > 夫の三回忌法要も済ませて
これから 元気でいたいです
私も一人っ子 娘が
たよりです
そして 主宰をはじめ誌友の皆様に
励まされています
今年もよろしくお願いします。
(2021年01月13日 (水) 16時57分)[19015]

柊子 > 今年こそ!、と挑戦したいことがお有りなのでしょう。幾つになっても向上心を持っていたものと刺激を頂きました。 (2021年01月15日 (金) 10時00分)[19038]

保子 > 毎日をせせこましく過ごしているので、素晴らしい発想と思います。元気が出ます。 (2021年01月17日 (日) 23時19分)[19074]

進 二 >  元朝に当たって玄鳥世代(平均年齢79〜80歳)の我々が不図「ところで、私は今どんな顔になっているのかな?」と鏡を覗き込んだ景を詠まれたのだと読みました。ご本人も深く考えた訳ではないと思います。誰しも、そんなことが。 (2021年01月18日 (月) 11時49分)[19076]

榮一 > 少し作為的なものが出ている気がします。特に「見たい」に感じます。
(2021年01月19日 (火) 06時40分)[19090]

世話人 > 作者は小川紫翠さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時38分)[19110]
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5 一合ですます晩酌久女の忌 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時34分)[18970]
7点 紫翠 進二 孝子 循子 柊子 鈴子 剛


月番 > 晩酌の句をネットで調べてみると「花冷や一合と決め晩酌す」「一茶忌や二合の酒に満たされて」を見付けました。久女の忌がどう響いて来るのか皆様よろしくお願いします。 (2021年01月12日 (火) 18時36分)[18984]

千尋 > 久女は明治生まれの新しい女性と思われがちですが、案外古風、普通の主婦の考えの持ち主で明治の女性そのものとして生きた人だと思います。お酒は飲まなかったのでは?明治生まれの女性は外ではもちろん家でもお酒を飲むことはなかったでしょう。終戦後すぐに亡くなった久女には晩酌なんて高いハードルだったのでは。わたしの祖母は久女より一つ歳下ですが、正月など家族が集まった時みんなに勧められれば少し飲む程度でした。
もっとも、この句に久女が晩酌を楽しんだかどうかは別なことです。わたしは違和感を感じていただけなかったのですが。 (2021年01月14日 (木) 15時31分)[19026]

柊子 > この作者は推敲をしていたのですが思ったようにはいかず、一休みして晩酌を始めました。
久女が何度も山に登って、谺する山ほととぎすほしいままを得た(私の記憶ですが)ように、夕食後にはまた推敲に戻りたいので酔ってしまうわけにはいきません。
こんな景が浮かんできました。 (2021年01月15日 (金) 09時49分)[19037]

杏花 > 作者は余程
お酒ずきだったのかしら
一合
も飲べば充分でしようね
久女を想う気持ちが表現
されもっと飲みたかったのでしようか
お酒好きの男性を想像しています

(2021年01月16日 (土) 14時40分)[19052]

循子 > 久女については、いろいろの文献があって、興味は尽きませんが、この句に関しては、それほど深く考えずに、すっといただきました。久女が酒好きであろうとなかろうと、関わりはに気がします。
作者は晩酌を欠かさない人物でしょうが、今夜は一合にしとこうか。そういえば今日は久女の忌か…。久し振りに久女の句集を披いてみるかなあ。そんなところです。軽くてすみません。 (2021年01月16日 (土) 16時07分)[19056]

> 「一合ですます」と 云うことは、日頃はそれ以上に吞んでいる事になる、毎日呑んでゐると云う事だろう、下戸ではない。何ゆえに一日を締めくくる晩酌を止めるのか、何か心に翳の兆すことでもあったのだろうか、親の忌日だって呑むときは呑む、酒飲みとはそんな者である。生前の杉田久女は少なかぬ毀誉褒貶の在った俳人であるが、久女の忌日だったからではあるまい。たまたまである。意図された季語ではないように思う。 (2021年01月17日 (日) 10時06分)[19065]

紫翠 > 上五中七の印象と、久女の句の印象がアンバランスに感じられますが、それが逆に魅力なのかもしれません。幅のある久女の句を彷彿とさせるように感じられます。 (2021年01月17日 (日) 11時52分)[19067]

進 二 >  晩酌をする人は、予め今晩は、一本にしようかなどと余り考えない。一本目が終わる頃の気分や頭に浮かんだこと次第で、二本目は決まってくるように思います。この日はたまたま久女の忌、ご自身で理解している久女像が浮かび、何となく一本で止めておこうと考えられたのだと思います。説明ぽくない所がいいですね。 (2021年01月18日 (月) 12時24分)[19080]

鈴子 > 一合の晩酌で気分よく過ごされている作者の時間。羨ましくもなります。そんな気持ちで選をしましたが久女の忌との取り合わせの難しさを感じてます。 (2021年01月18日 (月) 22時02分)[19085]

榮一 > 忌日俳句の妙であるが難しいところです。酒好きな主人公が一合で収める感情と久女との係わりが難しいようです。久女が気になる俳人であることは間違いありませんが。 (2021年01月19日 (火) 06時54分)[19091]

世話人 > 作者は山内宜子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時38分)[19111]
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6 正月や辰巳芳子の卵焼き 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時34分)[18969]
4点 進二 洋子 美保子 加津子


月番 > 辰巳芳子さんとは、結構ご高齢の料理研究家の様です。 (2021年01月12日 (火) 18時38分)[18985]

洋子 > 辰巳芳子さんの卵焼きなら、お正月料理にしても、立派なものでしょう。奥様?あるいはご自身、お料理の得意なかたなのでしょう。
黄金色の卵焼きが見えてきました。 (2021年01月13日 (水) 09時40分)[19007]

義之 > 句評から離れて申し訳ありませんが、卵焼きと云うか居酒屋の味に近い出汁巻き卵の再現に凝っています。山芋を少し加え、たっぷりの出汁でほとんど毎日焼いています。辰巳さんのレシピでトライしてみたいです。
(2021年01月13日 (水) 11時16分)[19009]

加津子 > 卵焼きは奥が深い。白い割烹着が見えてきます。義之様、味は塩味ですか。 (2021年01月13日 (水) 15時04分)[19011]

義之 > 関西は塩味が当たり前です。関東への旅行などで、甘い卵焼きに出会うと一瞬舌に違和感を覚えます。 (2021年01月13日 (水) 18時43分)[19022]

杏花 > 辰巳芳子様
94歳だったのですね
びっくりです
テレビでは
とても若く見習いたいものですね
次回の
料理番組出られる
でしようか?


(2021年01月14日 (木) 18時53分)[19029]

美保子 > 同じ位ご高齢の鈴木登紀子さんが亡くなられたことを聞いたばかりでしたので、辰巳芳子さんにはお元気で頑張って頂きたいと思います。義之様はご自分で卵焼きを作られるのですね。夫も卵焼きだけは作れますが、残念ながら、甘い卵焼きです。一応、出汁はいれるのですけどね。お蕎麦屋さんなどのはふんわりとした塩味ですね。お正月にちょっと丁寧に、巻きすで整えて、重箱に収まった卵焼きいいですね。 (2021年01月14日 (木) 22時12分)[19032]

洋子 > 辰巳芳子の卵焼きは心臓焼きと呼ばれて、卵を10個も使ったラグビーボールのような濃厚なもののようです。実は昔、子供やお嫁さんや7,8人集まるので、何か良いものはないかと尋ねたら友達が教えてくれたのがこれだったようです。卵を10個も使ってレシピの通りにやったはずなのに、みごとに失敗して、人には出せない卵焼き風のものをどう処分したんでしょう。コレステロールの高かった私がまさか一人で食べたわけでもなかったでしょうが。卵10個がもったいなく、うらめしく思ったものです。もう1度作ろうという気にはなりません。 (2021年01月16日 (土) 17時13分)[19060]

循子 > 居酒屋でドカンと出て来るだし巻き卵が一番美味しいと思っている人間ですが、辰巳さんの心臓焼きとはどんなお味だったのでしょうか。ひとの味覚や嗜好はそれぞれなので、難しいですね。
(2021年01月18日 (月) 12時01分)[19078]

洋子 > ネットで検索すると出てきますが、卵10個に砂糖大匙5,しょうゆ大匙3その他を加えて、一気にフライパンに入れて、しみだしてくるだし汁をまとめた卵に丹念にかけて、汁が出なくなるまでかけ続けて、、、というようなことなので、かなり甘い濃厚な味とおもいます。義之さんのお口には合わないかも。

(2021年01月18日 (月) 13時27分)[19081]

榮一 > 玉子焼きは難しいですね。専門店の玉子焼きのフライパンは熱伝導も良くて厚みも違います。家庭料理の玉子焼きは料理人が工夫した味付けです。辰巳芳子さんの玉子焼きは関東風ですね。句は平凡に感じました。 (2021年01月19日 (火) 07時02分)[19092]

作者 > 数十年前の新聞に写真つきで掲載されていたのが「辰巳芳子さんの卵焼き」です私の場合は年に一度12月31日につくります。去年の暮れにも作るつもりでしたがコロナ問題の事もあり手伝ってくれる友人と話あって中止にしました。洋子さんが詳しく書いてくださり嬉しかったです。有難うございました。新聞の切り抜きまさに洋子さんの書き込みのとうりです。洋子さんもう一度卵焼き作ってみませんか。気力と体力が要りますが・・・・ (2021年01月19日 (火) 10時36分)[19105]

世話人 > 作者は太田鈴子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時39分)[19112]

洋子 > 鈴子様ありがとうございます。私の教えていただいた友達は鈴子さんから教えていただいたということが、今日の支部の句会で分かりました。びっくりでした。もう私は、体力も気力もなくなったみたいで、とほほです。
(2021年01月19日 (火) 21時22分)[19128]

鈴子 > 洋子さんありがとうございました。洋子さんのお友達に卵焼きの造り方を教えた事があるなんてすっかり忘れていました。立ち仕事ですので今年頑張れたら作りたいと思っております。 (2021年01月20日 (水) 10時34分)[19129]
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7 お年玉短き礼の声変わり 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時33分)[18968]
8点 杏花 宜子 洋子 柊子 保子 剛 義之 主宰


月番 > 高得点もごもっとも、たった17文字のこの句から、様々な情報が導きだされてくるようです。 (2021年01月12日 (火) 18時41分)[18986]

宜子 > お年始に行って、お年玉をもらい「ありがとう」の声が、男の子なら声変わりか、女の子なら、ちょっと大人びた声に、成長を感じている大人たち。新年の華やぎを感じる良い句と思いました。 (2021年01月12日 (火) 21時35分)[18998]

月番 > 正に実景なのでしょうね。
(2021年01月13日 (水) 02時33分)[19002]

洋子 > 中一の男の子の孫がいます。声変わりして、あまりペラペラしゃべらなくなって、ぺこぺこ頭をさげます。まさにこの通りです。 (2021年01月13日 (水) 09時30分)[19005]

杏花 > 声変わりにてお年が想像できますね
お正月の親族の 年頃
でしようか
我が家の
孫たちをおもい
愛しさいっぱいにて頂きです (2021年01月13日 (水) 17時11分)[19017]

> もうお年玉をあげる人たちは、私にはもうゐない。声変わりをした孫たちは、既に思春期を越えて他県で暮らしてゐる、蔓延する悪疫の為この新年は帰省しなかった、寂しいものである。声変わりに、この一年間と云う時間の経過が在るし、その成長が有る。穏やかで円満な家族が見えるではないか。 (2021年01月14日 (木) 14時48分)[19025]

柊子 > 娘しか育てた経験がないので、男の子の孫の成長は驚きの連続です。いつまでもテレビ電話で無邪気にお喋りしてくれない!と、この句ではっと気付かされました。今を大事に感謝して頂きました。 (2021年01月14日 (木) 16時28分)[19028]

榮一 > 男の子の照れが感じられて面白いです。短き礼がいいですね。 (2021年01月19日 (火) 07時04分)[19093]

世話人 > 作者は石田加津子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時50分)[19119]
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8 繰り上げの号砲空に息白し 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時28分)[18967]
7点 宜子 孝子 鈴子 保子 加津子 眞佐子 主宰


月番 > 分かる人は分かる、ニュース性の強い時事句です。夏季の高温下、オリンピックのマラソンの発走時刻を、早朝に繰り上げようという試みの様です。 (2021年01月12日 (火) 18時44分)[18987]

月番 > 間違っていたら作者さんすみません。 (2021年01月12日 (火) 18時46分)[18988]

宜子 > 「息白し」で、箱根駅伝の復路を思いました。時間が間に合わず、襷の受け渡し無く繰り上げで走り出した次の走者。残念な思いと、ゴールまで頑張れ!の思いと。「号砲」にリアル感がありました。 (2021年01月12日 (火) 21時40分)[18999]

月番 > 宜子さんありがとうございます。道路を走る駅伝にはいろいろルールがあるようですね。スポーツに疎い月番はネットの情報だけが頼りです。 (2021年01月13日 (水) 02時29分)[19001]

加津子 > 応援は控えてくださいというのに我慢が出来ず、往路の応援に行ってしまった。広報車、ヘリコプター、白バイ、監督の乗っている車、今年の応援は、掛け声はなく拍手だけでした。あっという間に通り過ぎてしまう選手に力を貰います。 (2021年01月13日 (水) 14時58分)[19010]

鈴子 > 正月のテレビ番組で一番好きで見るのが箱根駅伝です。繰上げの号砲に走り出す選手の全身全霊が読み取れます。 (2021年01月15日 (金) 15時02分)[19041]

杏花 > 神戸では
元日 ハーバーランドから消防団が花火を
打ち上げられます
今年は
コロナで中止だったのでしようね

(2021年01月15日 (金) 18時15分)[19044]

眞佐子 > 私も箱根駅伝だと思い頂きました。繰り上げの号砲に走り出す走者もまだ到着しない走者も息がつまる思いで見ていました。 (2021年01月15日 (金) 19時27分)[19045]

榮一 > 箱根駅伝ですね。特に復路の様子です。襷を繋ごうと必死のランナーの頑張りを無常に切り捨てての一斉スタートの号砲はドラマですね。息白しは観客の息ですね。 (2021年01月19日 (火) 07時15分)[19094]

世話人 > 作者は森内洋子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時41分)[19114]
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9茅屋根の雪や垂木の結び縄  投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時27分)[18966]
6点 進二 洋子 循子 美保子 千尋 眞佐子 


月番 > 雪の茅屋根と云えば、合掌造りでしょうか。五箇山集落を思い起こします。 (2021年01月12日 (火) 18時48分)[18989]

洋子 > 故郷秋田のお酒「雪の茅舎」が売りだされています。空港とかANAとかで宣伝に力をいれています。
思い出して懐かしくていただきました。
(2021年01月13日 (水) 09時37分)[19006]

美保子 > 白川郷に行った時に五箇山にも行きました。白川郷の屋根に近い所は弦で結ばれていたようです。それでもその時の事を思い出しています。富山は今年は雪が多いようで剛様の所などはどうなのでしょう。宮崎はさすがに雪は平地には降りませんが、とても寒くて、ずっと風邪がぬけません。 (2021年01月14日 (木) 22時18分)[19033]

眞佐子 > 五箇山の合掌造りだとおもいました。垂木の結び縄から合掌造りの建物の様子を良く見ておいでになると思いました。 (2021年01月15日 (金) 19時35分)[19046]

循子 > 茅屋根から滴り落ちる雪の雫まで見えてくるように感じました。 (2021年01月16日 (土) 16時34分)[19058]

進 二 >  ”垂木の結び縄”の具象の強さと、破調にもリズム性が出ていて、良い句になったと思います。 (2021年01月18日 (月) 13時38分)[19082]

榮一 > 具象的で悪くはない句です。特に合掌造りが見えてきます。それだけに伝達性は強いように思います。 (2021年01月19日 (火) 07時19分)[19095]

世話人 > 作者は宮本義之さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時47分)[19117]
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10 お正月金箔揺るる妻の盃 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時26分)[18965]
2点 眞佐子 主宰


月番 > いぶし銀の老夫婦の姿が見えてきます。 (2021年01月12日 (火) 18時49分)[18990]

杏花 > 夫婦にて静かにお正月を祝う幸せなひと時を想像しています
夫に先立たれた私にとって羨ましい光景です。 (2021年01月16日 (土) 14時45分)[19053]

循子 > お屠蘇は若年から順に頂くそうなので、多分年下の奥様がまず盃を受けられたのでしょう。おだやかな正月風景。
金箔はお屠蘇の酒に浮いている金粉とは別物でしょうか。盃が金箔を佩いているのかちょっと迷うところでした。 (2021年01月16日 (土) 16時29分)[19057]

眞佐子 > 盃が金箔なのか、金箔が酒の中に揺れているのか迷いましたが加賀のお酒は金箔が酒の中にキラキラ舞っているように見えますので加賀のお酒をおもいました。正月の風景が良く見えてきました。 (2021年01月16日 (土) 22時12分)[19064]

榮一 > いかにもお正月らしい句です。日頃は嗜まない妻にすすめる金箔入りの年賀のお酒です。今年は特に二人きりで祝ったのではないかと想像します。
(2021年01月19日 (火) 07時24分)[19096]

世話人 > 作者は和田柊子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時48分)[19118]
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11 千年の沼の鎮もり去年今年 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時26分)[18964]
5点 紫翠 孝子 鈴子 美保子 眞佐子


月番 > 月番が思い付く沼と云えば五色沼。千年は地球の生誕という観点からみれば一瞬にも満たない短い時間ですが、文学的には悠久のという感じでしょうか。去年今年がどの様に響くのか句評をお願いします。 (2021年01月12日 (火) 18時53分)[18991]

美保子 > 毎年のように書いているような気がしますが、去年今年という季語を使って句を作りたいと皆さんの句を懸命に見ています。掲句では千年、静かにその地にあるということでしょうか。なくてはならない存在と言う事でしょうか。 (2021年01月14日 (木) 22時28分)[19034]

千尋 > 千年というのと去年今年というのが同じベクトルではないかと思いました。気持ちの良い句ではありました。 (2021年01月15日 (金) 20時10分)[19047]

紫翠 > 「去年今年」が少し弱いように感じながら選をしました。 (2021年01月16日 (土) 11時17分)[19049]

鈴子 > 千年の沼の鎮もりで頂きました。沼の色沼の深さを想像しました。去年今年は私にとって難しい季語ですが使って見たい季語でもあります。 (2021年01月17日 (日) 15時55分)[19070]

眞佐子 > 月番さんと同じで五色沼が一番に浮かんできました。千年の沼の鎮もりで神々しさが感じられました。 (2021年01月17日 (日) 20時02分)[19072]

榮一 > 季語に意味が出て動くように感じました。 (2021年01月19日 (火) 07時26分)[19097]

世話人 > 作者は安田循子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時50分)[19120]
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12 冬苺神社の裏の崖っ縁 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時25分)[18963]
4点 紫翠 循子 義之 主宰


月番 > 「冬苺」、情緒ある季語ですね。歳時記にはわざわざ冬に食する温室栽培の苺では無く山地に自生するものとあります。 (2021年01月12日 (火) 18時59分)[18992]

義之 > 「崖っ縁」について考えてみました。おそらく子供の頃の想い出。少しくらい危険な場所でも真っ赤な冬苺を摘みに行ったのでしょう。
(2021年01月13日 (水) 08時42分)[19003]

紫翠 > 一句一章でも二句一章でも鑑賞できるようです。上五と中七下五の取り合わせで選をした。「崖っ縁」に神社がつくことで「崖っ縁」がソフトになり「冬苺」との間に不思議なイメージが広がる。奥行きのある作品と思います。
(2021年01月16日 (土) 11時09分)[19048]

杏花 > きっと野イチゴでしようね
私も野イチゴを積みに子供の頃
よく出かけました
酸っぱい味がします
懐かしいですね
少々の危険など
忘れ必死でした食料フナンな子供の頃の思い出です

(2021年01月16日 (土) 14時53分)[19054]

循子 > 大和の古い神社は裏へ回れば崖っ縁で、いわれのある小さな滝がちょろちょろと流れていたりする。可愛い冬苺。
紫翠さんが鑑賞なさったとおりと思います。 (2021年01月16日 (土) 16時50分)[19059]

義之 > 小学生の頃、恐る恐る蛇苺を摘んで齧ったこと、冬苺を見つけては、嬉々として収穫したことを思い出す。当時は俳句とは縁が無く、春夏秋冬を考えたことは無いが、懐かしい一句である。 (2021年01月18日 (月) 14時51分)[19083]

榮一 > 土地の狭いところの神社は山を切り開いたこんなところが多いです。滅多に人が行かない所に主人公の偶然見つけた冬苺の秘密の穴場があるのです。 (2021年01月19日 (火) 07時32分)[19098]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時51分)[19121]
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13 ふるさとは空の広さと根深汁 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時24分)[18962]
12点 杏花 宜子 紫翠 洋子 循子 鈴子 美保子 保子 千尋 加津子 義之 眞佐子


月番 > 今月の最高得点句です。当たり前のことを当たり前に詠嘆している一句ですが、しみじみとした共感を呼ぶ一句です。根深汁が、良く効いているように思いました。 (2021年01月12日 (火) 19時02分)[18993]

杏花 > 私の
ふるさとは播州三木です
車にて
明石城は以外に近かったです
遠足
にてよく出かけました
連合会から
明石城下見嬉しかったです
根深汁子供の頃 父が
作ってくれました、懐かしくて頂きました




(2021年01月13日 (水) 17時06分)[19016]

紫翠 > 月番さんの書かれた通りと思います。そつ無く表現されている分、読み手の入るスキがないように感じます。 (2021年01月14日 (木) 11時39分)[19024]

美保子 > 本当にふるさとを表すのにその特産品とかではなく、空の広さと根深汁ですから、ふるさとに帰ればこその実感を詠まれていて、根深汁は特に宮崎でも両親の故郷、静岡でも使われないのではないかと思った時にこの方のふるさとなんだと思いました。 (2021年01月14日 (木) 21時54分)[19031]

加津子 > この句から昔の上野駅を思い出します。高崎の親戚に行くのに、24、番線ホームあたりから乗った記憶があります。大宮の電車区を過ぎると段々空が広がり関東平野の真中を北に進みます。明るい海の広がる湘南電車と違って子供ながらに寂しい感じがしたのを思い出した句でした。 (2021年01月16日 (土) 13時00分)[19051]

洋子 > 本当にシンプルに故郷の感じがあらわされています。
葱は関西の方はやわらかい青ネギが主ですが、関東のほうは白い根っこの部分が太く長く、これをもって根深というのだろうと思います。葱って白い所を食べるものとばかり思っていました。今では九条葱とか青いところがやわらかく長い青葱も大好きです。 (2021年01月16日 (土) 17時22分)[19061]

千尋 > わたしの故郷は住宅街でした。でももうマンションやスーパーなどができて空間が遮られがちです。むかしは平家が多かったしマンションやスーパーなどが無く畑や空き地がありました。
ですから、確かに空は広く感じてました。また冬は昨晩の鍋の残りの根深の入っているお味噌汁が多かったのを思い出しました。 (2021年01月16日 (土) 20時22分)[19063]

月番 > 根深が葱と知ったのは最近のことです。「言い得て妙」と感心したことを覚えています。 (2021年01月17日 (日) 11時59分)[19068]

眞佐子 > 車で10分も走れば実家に着きます。葱の産地も近くにあり子供の頃から大人達は根深と言っていましたので根深は今も違和感なく使っています。田舎に住んでいますので立山連峰と空の広さは感じられます。掲句の根深汁が良かったです。 (2021年01月17日 (日) 20時33分)[19073]

保子 > 心穏やかな作品で、深呼吸したくなりました。 (2021年01月17日 (日) 23時26分)[19075]

循子 > ふるさとというものを、ここまでさりげなく、単純に、しかも適格に中七下五で表現されると、恐れ入りました、と言うしかない。俳句の妙味。 (2021年01月18日 (月) 12時15分)[19079]

鈴子 > この句を作られた方のふるさと愛。こころの柔らかなお人と思います。
(2021年01月18日 (月) 19時06分)[19084]

榮一 > 根深汁など平凡感がよく出ています。また空の広さなど共感を呼ぶように言葉が使われています。ふるさとの魔法も俳句の不思議です。 (2021年01月19日 (火) 07時40分)[19099]

世話人 > 作者は石田剛さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時52分)[19122]

世話人 > 剛さん、来月は月番をお願いいたします。 (2021年01月19日 (火) 17時02分)[19127]
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14 新玉の年初は下駄を履く習ひ 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時23分)[18961]
2点 宜子 義之


月番 > 「あらたまの」は「年」にかかる枕詞。上五が無くとも意味は通じますが雅を感じられる雰囲気があります。 (2021年01月12日 (火) 19時17分)[18994]

宜子 > 年の初めは、いろいろなものを新しいものに代えたものでした。手ぬぐい(タオル)寝間着(パジャマ)お箸等々、下駄も新しくしたかも知れません。月番さんの書かれる通り、「新玉」の雰囲気で選びました。 (2021年01月12日 (火) 21時53分)[19000]

杏花 > 今どきの子供は下駄など履きませんね
履く習心惹かれますいが (2021年01月13日 (水) 17時23分)[19021]

加津子 > 元日は、白い割烹着を身に着けるのが私の習ひです。年の初めの決意です。 (2021年01月17日 (日) 16時07分)[19071]

榮一 > 毎年履いている下駄のようです。 (2021年01月19日 (火) 07時42分)[19100]

世話人 > 作者は岡部榮一主宰です。 (2021年01月19日 (火) 16時53分)[19123]
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15 消え去りしアメリカンドリーム冬の霧 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時22分)[18960]


月番 > 無点となりましたが、消え去ったものが何かという曖昧さが、敬遠された理由でしょうか。 (2021年01月12日 (火) 19時18分)[18995]

杏花 > アメリカンドリーム
は 永遠なり
消えはしない日本は敗戦したが
今は私達の心の中にきらめいている (2021年01月15日 (金) 17時54分)[19042]

榮一 > トランプのフェイクが災いしているようです。冬の霧は松本清張かヒチコックのようです。気分は分かりますが。 (2021年01月19日 (火) 07時46分)[19101]

世話人 > 作者は樋口進二さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時55分)[19124]
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16 退避口暗く在りけり初電車 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 14時19分)[18958]
1点 剛


月番 > 月番にとっては、難解句となりました。電車の退避口といえば、ホーム下の空間のことでしょうか。 (2021年01月12日 (火) 19時19分)[18996]

> 初電車と云っているので、地下鉄で出勤か初詣か。新幹線などのホームの下は列車のゴミなどを搬出する作業通路が設けてあり、あれも退避口の一種だろう。退避口、イコール非常口。過って何年も地下鉄で通勤した事もあり、暗闇の中を轟音で突き進む地下鉄の所々に、暗い穴を見かけた。ふと兆した災害や事故への不安、心の陰りだろうか。 (2021年01月14日 (木) 11時14分)[19023]

杏花 > 一番発車まだ暗い中
出かける様子
少し考えて
発電車手提げの中の電話鳴る
 *故郷への車中 (2021年01月15日 (金) 18時09分)[19043]

循子 > 私も剛氏の書き込まれた通りのことを感じ、頂こうかと思った句です。それぞれの心のありようで、初電車も翳りを持ってくる。まあ初電車とあれば翳りは御免被りたいとは思いますが。 (2021年01月16日 (土) 15時42分)[19055]

月番 > 大歳時記に「乗初」の傍題として「初電車」の季語が掲載されています。元旦の始発電車でないことに今更ながら気づかされました。 (2021年01月17日 (日) 12時10分)[19069]

榮一 > 初電車に違和感を覚えました。 (2021年01月19日 (火) 07時49分)[19102]

世話人 > 作者は伊藤保子さんでした。 (2021年01月19日 (火) 16時56分)[19125]
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令和3年初句会 投稿者:世話人 (2021年01月12日 (火) 13時27分)[18955]
準備いたします

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十二月定例句会 投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時57分)[18825]
句会の皆様
 12月の投句選句が揃いましたので、句会を始めます。
今月の月番は宮本義之さんです。宜しくお願いします。
コロナ禍の収まりが、なかなか見えない年末ですが、
そのような時でも、HPでの句会で、
遠い地の仲間と交流が持てるのは、有り難いことと
思っています。
皆様の選評、鑑賞が勉強になります。書き込みお願いします。
                    世話人 宜子

   句 会  19日(土)まで
   作者発表 20日(日)


月番 > 少々遅くなって済みません。月番を仰せつかわった宮本義之です。よろしくお願いします。 (2020年12月13日 (日) 13時21分)[18833]

月番 > 句会も最終日となりました。書き込みよろしくお願いします。 (2020年12月19日 (土) 07時22分)[18916]

栄一 > 一年間お疲れ様でした。来年も宜しくお願いします。 (2020年12月19日 (土) 11時34分)[18934]

世話人 >  期日が来ましたので、作者発表しました。今月も主宰先生には全句に亘りご指導頂き、勉強になりました。月番をお務めくださいました義之さん、お疲れさまでした。コメントを入れてくださった皆様、有難うございました。これにて今年の句会を終わります。

 来年1月から世話人を交代いたします。若林千尋さんにお願いしました。よろしくお願い申し上げます。少しの間の世話人でしたが、なんとか次に繋げることができたようです。これもご参加くださった皆様のおかげと感謝しております。

 今年もあと十日あまりとなりました。振り返ればコロナ禍の1年でした。くる年はもう少し明るい話題が欲しいものです。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。宜子 (2020年12月20日 (日) 04時23分)[18952]

千尋
宜子さんありがとうございました。来年一月から世話人をさせていただくことになりました。どうぞ宜しくお願いいたします。
しばらくぶりなのでできるかどうか心配ですが、どうぞ皆さん暖かい目で見てくださることをお願いいたします。
良いお年をお迎えください。 (2020年12月21日 (月) 01時21分)[18953]
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1 鳥打帽の壁の遺影や畳替         投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時45分)[18824]
 
 紫翠 義之 柊子 鈴子 千尋 (5点)


月番 > しっかりと映像が浮び上がる一句です。壁には、狩猟に関わった故人の記念品が、飾られているかもしれませんね。「畳替」がこの句にどのように響くのでしょうか。 (2020年12月13日 (日) 13時22分)[18834]

杏ぅ花 > 実家の和室の床の間に
先祖の方々の額縁タイプにて表示
されています
私も亡き夫を、、
仏間でも
畳替
されておられるのですね鳥打帽
が亡き人を
想う心使い謙虚ですね
私も
見習います。









(2020年12月14日 (月) 16時38分)[18852]

千尋 > 畳替をするために畳屋さんが来て家具を廊下に出して座敷の畳を全部持って行ってしまいます。そうすると部屋の中がガランとしてしまいます。そして鴨居の上の写真や絵などに目が行きます。
帽子を被られた遺影。よほど拘りがおありだったのでしょう。
「鳥」が無理なく使われていると思います。
もう畳の無い生活になってずいぶん長くなりました。 (2020年12月14日 (月) 23時33分)[18855]

月番 > 「畳替」に納得です。 (2020年12月15日 (火) 00時59分)[18857]

紫翠 > 物に語らせる俳句の利点を活かした作者の感性に脱帽です。 (2020年12月15日 (火) 11時02分)[18859]

月番 > 紫翠様の「物に語らせる俳句の利点」の書込は、含蓄のある言葉で感動しました。 (2020年12月17日 (木) 02時07分)[18884]

柊子 > 学生の頃から私の大掃除は、真っ白なタオルで祖母と妹の遺影を拭うことから始まりました。
この一年の出来事、私のとった行動…反省と感謝する時間でした。
この遺影はご主人と思われますが、まだ亡くされてから月日がそう経っていない気がします。
新しい畳の香りの中、恙なく年が暮れていくことに感謝なさっている景が浮かびました。 (2020年12月17日 (木) 16時36分)[18890]

栄一 > 悪くない句です。鳥打帽の遺影で過っての人物を想像させます。畳替えの時に長押に掛かっている写真が目に付くのも納得です。 (2020年12月19日 (土) 09時39分)[18917]

世話人 > 作者は樋口進二さんです。 (2020年12月20日 (日) 03時45分)[18935]
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2 一人暮らしに慣れて親しや鳥渡る 投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時43分)[18823]

杏花 直 進二 真佐子 保子 (5点)


杏花 > 夫亡き後の私の心情の
を表現されて
いるようでウルウルきました
勤める娘との暮らしですが
殆ど一人暮らしのようなものです
心奪われる句です
鳥渡るがいいですね!
(2020年12月13日 (日) 12時14分)[18826]

月番 > 杏花さん、早速の書込ありがとうございます。月番には「親しや」の意味するところが、良く分かりませんでした。 (2020年12月13日 (日) 13時25分)[18835]

千尋 > 馴染んだということでしょうか。 (2020年12月15日 (火) 20時05分)[18861]

眞佐子 > 私も馴染んだと解釈させていただきました。鳥渡るの季語が良かったです。 (2020年12月16日 (水) 15時08分)[18870]

宜子 > 「鳥渡る」は秋の季語ですね。 (2020年12月16日 (水) 21時31分)[18875]

> 私の次男は大阪で飲食店をしています。三男は東京で、不動産会社の管理をしています。どちらも、コロナの多い所で心配ですが、二人とも一人暮らしで、頑張つて、います。私と妻と交代で、携帯電話で話をするととても、喜んでいます。 (2020年12月16日 (水) 22時08分)[18880]

樋口進二 >  お一人暮らしの寂しい時期を力強く乗りきられ、今はすっかり日々を楽しんでおられる。鳥の渡りを幾度仰ぎ見たことだろうかなあと振り返る。ご指摘の通り、当季語は11月まででしょうが、「ああそうだったわね。」と、頼もしくなのでしょうか。 (2020年12月17日 (木) 19時06分)[18894]

杏花 > 一人暮らし 時間を好きなように
使えます、長いようで
短い一日です亡き夫、私は一人っ子
好きなように一日を過ごしています
明日の句会
コロナ対策出席の方々が
心配です。

















(2020年12月18日 (金) 16時06分)[18908]

保子 > 鳥渡る 作者承知の上での季語と思いました。慣れて親しや に柔らかく沿っている感じがしました。 (2020年12月18日 (金) 19時16分)[18912]

栄一 > 親しいが重複のように感じられた。 (2020年12月19日 (土) 09時44分)[18918]

世話人 > 作者は石田剛さんです (2020年12月20日 (日) 03時46分)[18936]
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3 冬の鵙スクールゾーンに飛ぶ帽子 投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時42分)[18822]

杏花 加津子 直 進二 保子 (5点)


杏花 > 我が家の隣は谷上小学校
情景が そのままです
通学路を目の前にしてはしゃぐ子供たち
我が子もそうでした
過ぎた日々を懐かしく思い出しています

(2020年12月13日 (日) 12時20分)[18827]

月番 > 誰の帽子が風に飛んだのでしょうか。通学する児童たちが、帽子が飛ばぬよう頭を押さえる景が見えて来るようですね。 (2020年12月13日 (日) 13時27分)[18836]

杏花 > そうです
帽子が飛ばないように
頭抑えるのですね
よく見ておられますね
帽子より
小さい手で
抑える
しぐさはとても
可愛いです
今どきの
子供は
ちゃんとお早うございます
と言ってくれますよ!

(2020年12月16日 (水) 21時16分)[18874]

加津子 > 木枯らしの中の子供たち、飛ばされないように帽子を押さえたり、転がっていく帽子の景が見えました。 (2020年12月17日 (木) 09時28分)[18888]

進 二 >  飛ばされた帽子は、スクールゾーンを見守るおじさんのものなのか、児童たちのものなのか。何れにせよ、冬鵙は、けたたましい。季語の選択として当を得ているように思います。 (2020年12月17日 (木) 19時16分)[18895]

栄一 > 景がよく見えるように書かれています。山裾の学校ですね。冬の鵙は少し違和感が残ります。

(2020年12月19日 (土) 09時49分)[18919]

世話人 > 作者は松谷眞佐子さんです (2020年12月20日 (日) 03時48分)[18937]
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4 白鳥来白に真白の混ざりけり  投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時40分)[18821]

  美保子 (1点)


月番 > 一口に白と云っても多様な色合いの白があります。 (2020年12月13日 (日) 13時28分)[18837]

美保子 > 鹿児島の出水に毎年白鳥が飛来してきます。若い時に二度ほど、一度は父も一緒だったと思いますが、見に行きました。鹿児島では中々雪の中にとは行かないでしょうが、掲句では雪の降る凍った池に飛来してきた白鳥を詠んだものだと思いました。俳句の七句も苦戦しているのに、色鉛筆画を始めて、白の難しさを痛感しています。雪の中でも白鳥の存在感を示す好きな句でした。 (2020年12月14日 (月) 17時23分)[18853]

月番 > 雪景色の中の白鳥も納得ですね。 (2020年12月15日 (火) 01時08分)[18858]

栄一 > 白鳥は湖沼で越冬します。白が雪のこととすれば湖で泳ぐ白鳥に雪が降っている光景か、もっとも陸に上がることもあり積もった雪の上にいることも考えられが。白のリズムは悪くないとおもいます。
(2020年12月19日 (土) 09時59分)[18920]

世話人 > 作者は山内宜子です (2020年12月20日 (日) 03時49分)[18938]
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5 解体の震え木守柿に烏 投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時39分)[18820]



月番 > 難解でしかも破調。単に、烏が最後の一個の柿を啄んでいるだけの景なのだろうか。 (2020年12月13日 (日) 13時29分)[18838]

杏花 > 無点句ですが何故か心悲しい
近くの民家が壊されマンションに
残された
木守柿に鳥が止まっている景
良く
見ておられますね
私頂きます。





(2020年12月16日 (水) 21時53分)[18878]

栄一 > 句またがりの句です。解体の震えが何を言っているのかが掴みにくい。すなわち作者の言わんとするイメージが伝わってこないように思う。 (2020年12月19日 (土) 10時03分)[18921]

世話人 > 作者は伊藤保子さんです (2020年12月20日 (日) 03時50分)[18939]
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6 冬日影六道辻の石鳥居 投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時38分)[18819]

紫翠 洋子 義之 孝子 主宰 (6点)


月番 > 「六道辻」は京都の六道の辻だろう。ネットで調べたら他県にもあるようだ。 (2020年12月13日 (日) 13時30分)[18839]

洋子 > 冬至前の一番短日の時に、鳥居が長々と影を引いている景がよく見えていただきました。 (2020年12月16日 (水) 09時20分)[18863]

紫翠 > 簡潔な表現で内容が凝縮され読者の想像力を喚起している。 (2020年12月16日 (水) 11時21分)[18867]

孝子 > 六道辻はいろいろあるとおもいますが、魅力的な素材です。石の鳥居も冬日影も魅力的に想像
が膨らみます (2020年12月18日 (金) 10時44分)[18903]

栄一 > 奈良にも六道の辻があったと記憶する。具象的で映像がすぐに浮かぶ。映像が浮かんで言葉の持つ陰影に含蓄がある。単純に読めば単純な景である。
(2020年12月19日 (土) 10時10分)[18922]

世話人 > 作者は石田加津子さんです (2020年12月20日 (日) 03時51分)[18940]
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7 利家の寝返り余呉の浮寝鳥        投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時37分)[18818]

加津子 孝子 真佐子 剛 宜子 千尋 主宰 (8点)


月番 > 何年前だろうか、余呉湖湖畔の国民宿舎に泊り、北琵琶湖周辺への吟行会が催されたことを懐かしく思い出しました。 (2020年12月13日 (日) 13時37分)[18840]

杏花 > 私も行きました
山を登り頂上からの琵琶湖
美しかったね
土肥先生 千尋先生のお力添え
有難うございました
いい思い出です
       杏花





(2020年12月14日 (月) 15時48分)[18851]

加津子 > 11月に湖北の旅をしました。あいにく時雨れて浅井の里で引き返し余呉まで行きつけませんでした。でも、琵琶湖の浮寝鳥印象的でした。この時期の湖北の天気は、弁当を忘れても傘忘れるなと言い伝えがあるそうです。 (2020年12月16日 (水) 14時11分)[18868]

眞佐子 > 余呉湖の国民宿舎懐かしく思い出しました。利家の寝返りと余呉湖の浮寝鳥が上手く付いていると思います。 (2020年12月16日 (水) 15時15分)[18871]

千尋 > この玄鳥のホームページの掲示板にその吟行のときの写真が残っています。賤ヶ岳の山頂での写真です。背景に余呉湖が見えています。時間のある方は見てください。 (2020年12月16日 (水) 15時58分)[18872]

千尋 > 賤ヶ岳の戦いは柴田勝家を前田利家が裏切ったことで羽柴秀吉が勝利を得たようです。
その戦場になった余呉湖畔は死者で溢れ、湖はその血で真っ赤に染まったと、余呉湖畔の案内板にあったのを思い出しました。
浮寝鳥には知らぬことです。 (2020年12月16日 (水) 16時17分)[18873]

月番 > 千尋様、掲示板に写真の件、ありがとうございます。因みに国民宿舎余呉湖荘は老朽化の為、平成26年に閉館したようです。 (2020年12月17日 (木) 01時49分)[18883]

孝子 > 水上勉の小説で余呉の湖を知って昔訪れたことがあります。そこの浮き寝鳥に利家を配置したのはすばらしいと思いました。 (2020年12月18日 (金) 10時49分)[18904]

栄一 > 秀吉と勝家の賤が岳の合戦です。利家は上司と友達の間で揺れ動きます。戦いの前に利家は陣を引きました。寝返りとまでは言えませんが戦力を失ったことには変わりはなく勝家は敗北します。もう一つの天下分け目のたたかいでした。浮寝鳥が象徴的に響きます。 (2020年12月19日 (土) 10時41分)[18924]

世話人 > 作者は宮本義之さんです。 (2020年12月20日 (日) 03時53分)[18941]

杏花 > 義之様
思い出になる俳句
有難うございました
土肥顧問先生指導
梟会
からの吟行参加された方々
懐かしいです
土肥顧問先生
は俳句は吟行会
からのと随分
出かけました
先生
有難うございました。


(2021年01月05日 (火) 13時38分)[18954]
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8 冬木立射撃仲間の鳥打帽        投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時35分)[18817]

杏花 (1点)


杏花 > 最近見られないこうけいですが
先日神戸谷上駅にて
数名の射撃グループを見かけました
我が家の坂道をのぼり山奥へ
行けます
この時期北神急行谷上で観られる光景です
鳥打帽帽子が親近感を表現されていると思いました。
(2020年12月13日 (日) 12時32分)[18828]

月番 > 杏花さんありがとうございます。カモ猟を楽しむ一行でしょうか。 (2020年12月13日 (日) 13時39分)[18841]

栄一 > 射撃仲間で鳥打帽は平凡です。
(2020年12月19日 (土) 10時42分)[18925]

世話人 > 作者は久野孝子さんです (2020年12月20日 (日) 03時54分)[18942]
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9 一本松鷲ゆうゆうときて閑か  投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時34分)[18816]

直  (1点)


杏花 > 一本松は寂しいですね
故郷の山に三本松というやまがあります
今もあるかな?
子どもの頃山遊び良くしたものです
現代っ子はゲームに夢中ですよね
孫も、、、一本松元気出して、、
とエール送ります。 (2020年12月13日 (日) 13時09分)[18831]

月番 > 大きな景が見えます。 (2020年12月13日 (日) 13時39分)[18842]

> 故郷の下関に一本松と言う釣り場が、あります。よく遊びました。懐かしくて頂きました。 (2020年12月15日 (火) 12時08分)[18860]

千尋 > 季語は?気になります。 (2020年12月16日 (水) 22時08分)[18881]

月番 > 「鷲」の俳句に初めて出会いましたが大歳時記(冬)には30句以上の例句があり少し驚きました。 (2020年12月17日 (木) 02時27分)[18885]

栄一 > 鷲は大型で平地ではめったに姿を見ない鳥です。ほとんどは大陸から渡って来る冬鳥のようです。
句から想像で来ませんでした。
(2020年12月19日 (土) 10時52分)[18926]

世話人 > 作者は和田柊子さんです。 (2020年12月20日 (日) 03時55分)[18943]
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10 エンターキーで終へる買物寒苦鳥 投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時32分)[18815]

洋子 美保子 加津子 剛 主宰  (6点)


月番 > 「寒苦鳥」とは「仏教の教えに出てくる架空の鳥、怠けて悟りの道を求めない人間にたとえる」とあります。今日一日の支出をパソコンの家計簿に入力し、無駄や贅沢を反省するが、翌日はまた欲しいものをどっさりと買ってしまう繰返し。 (2020年12月13日 (日) 13時41分)[18843]

美保子 > 生協の宅配は食料だけでなく、日用品や衣類もあるので、余計なものも買ってしまう事もありますが。それよりもギフト類はほとんど、通販に頼っていますので、注文完了のキーを押す時に少し胸が痛みます。通帳の残高が頭をよぎります。そんな気持ちを詠んで下さっているようでした。 (2020年12月14日 (月) 17時30分)[18854]

月番 > 美保子さんありがとうございます。ネットショッピングとは全く縁のない私には、「エンターキーで終へる買物」の意味が分かっていませんでした。 (2020年12月15日 (火) 00時56分)[18856]

洋子 > この頃はネットで何でもできる時代です。買い物もネットで注文したほうが早いとか安いとかで、利用する人が多いようです。ましてやコロナで、不要不急の外出はやめるように勧告されている日々、、、。ネット注文も致し方がないようですが、自嘲気味に寒苦鳥を配合したのが面白いと思いました。 (2020年12月16日 (水) 09時28分)[18864]

加津子 > 季語の「寒苦鳥」初めて知りました。パソコンの操作をしていると
エンターキーは少し覚悟がいります。その感覚が季語とあっているなと思いました。 (2020年12月17日 (木) 09時25分)[18887]

栄一 > 珍しい季語を使っています。最近の情勢から買い物はパソコンですることが多いようです。衣服など現物を手に取って試着して選んだものですが若者はそんな面倒は避ける傾向です。キャンセルが容易くできるからだそうです。思い切った気持ちが寒苦鳥によく出ています。高齢者は時代についてゆくのは至難です。 (2020年12月19日 (土) 10時58分)[18927]

世話人 > 作者は若林千尋さんです。 (2020年12月20日 (日) 03時57分)[18944]
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11 湘南の海平らかに冬鴎      投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時31分)[18814]

紫翠 杏花 洋子 柊子 直 真佐子 剛 (7点)


杏花 > 東京の長男宅へよく出かけた頃
湘南浜辺でかけました
冬鷗が景を引き立てていますね
作者 いかれたことがあり思い出に浸って
おられるのでしようね
今の季に似合う光景ですね
自然光景から句を作るのは
簡単そうで選択が難しいと思いますが
素直な句になっていると思います (2020年12月13日 (日) 12時41分)[18829]

月番 > 穏やかな冬の湘南海岸の心癒される景です。 (2020年12月13日 (日) 13時42分)[18844]

洋子 > 月番さんがお書きのように本当に、心癒される穏やかな光景です。早くコロナも収束して、こういう風景の中に憩いたいものです。 (2020年12月16日 (水) 09時30分)[18865]

柊子 > 暗く荒々しい日本海側に比べ、明るさのある太平洋沿岸、それも湘南の穏やかさを平らとの表現に惹かれました。 (2020年12月18日 (金) 16時44分)[18909]

紫翠 > 湘南の海のイメージを巧みに一句にまとめた作品と思います
(2020年12月18日 (金) 17時24分)[18911]

眞佐子 > コロナで外出もままならぬこの頃です。掲句の湘南の海の光景に癒やされました。 (2020年12月18日 (金) 23時22分)[18915]

栄一 > 景にまぎれのない句です。サーファーのメッカも海が静かであれば乗り出しません。少し既視感を覚えます。 (2020年12月19日 (土) 11時02分)[18928]

世話人 > 作者は太田鈴子さんです。 (2020年12月20日 (日) 03時58分)[18945]
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12 ベランダの手すりの糞や冬の鳥  投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時27分)[18813]
鈴子 主宰 (3点)


杏花 > 神戸北区 震災後住宅ラッシュ
以前の光景を思います
手すりの糞が生活感あるとおもいます
こんな事もう無くなる今寂しいですね
(2020年12月13日 (日) 13時15分)[18832]

月番 > 夏と冬の季語の重なり、焦点は鳥の糞、ユニークな現代俳句です。 (2020年12月13日 (日) 13時43分)[18845]

鈴子 > 月番さんのご指摘の通りです。ベランダが夏の季語という事が私の頭の中から抜け落ちていたのです。日常を詠まれた句は私自身も見る光景です。 (2020年12月17日 (木) 20時53分)[18898]

千尋 > マンションのベランダは季語ではないでしょう。マンションのベランダに鳩が巣を作って困ることがあるようです。
うちのマンションでもベランダの隅に巣を見つけて片付けようとしたら卵があって慌ててかたづけるのを辞め巣立つまで待つという話を聞いたことがあります。 (2020年12月18日 (金) 00時19分)[18902]

孝子 > ベランダが夏の季語と知らずに月番さんの評に不思議とおもっていたことが情けないです、575なのですからとりあえずでもすぐに調べたら一発わかったことでしたのに。違うという思い込みを今後は調べるにしたいです。 (2020年12月18日 (金) 10時54分)[18905]

栄一 > ベランダが夏の季語とされたのは洋風建築が盛んになり始めたことからです。バルコニーやテラスとベランダがそれにあたります。現代のマンションのベランダはその当時のものと趣も用途も違うように思います。マンションのベランダは夏の季語と言うより冬の日向の感じです。手すりの糞(くそ・まり)が印象的で面白いです。季違いは感じませんでした。
(2020年12月19日 (土) 11時11分)[18929]

世話人 > 作者は森内洋子さんです。 (2020年12月20日 (日) 03時59分)[18946]
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13 氷河期をへて白鳥の声にごる 投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時25分)[18812]

柊子 孝子 宜子 (3点) 


月番 > 月番にはお手上げの難解句でした。 (2020年12月13日 (日) 13時44分)[18846]

宜子 > 白鳥の高い鳴き声、それは氷河期からずっと変わらぬもの。それでも、その鳴き声もさすがに濁りが見えて。作者はきっと、白鳥の声に悠久の時を感じているのではないかと。ふっと不安を覚えながら。「にごる」に万感の思いがあるようです。 (2020年12月16日 (水) 21時41分)[18876]

柊子 > 先月、岩手を旅しました。盛岡の街歩きを楽しんでいる時、ふと見上げた空に白鳥がVの字になって飛んでいきました。絵のような飛来を見たのは初めてで一人で感動していました。(無関心な連合いに不満!)
震災後に飛来した時には、空からどんな思いで見ていたのだろう。目的地とは違う水辺にたどり着いた白鳥の声は?
まだまだ旅の余韻の中です。 (2020年12月18日 (金) 17時05分)[18910]

千尋 > ええ〜❗先月に旅行に行かれたのですかー。それはそれは勇気のある行動でしたね〜
氷河期、氷河時代?氷期?の前に鳥類がいたのかな?なんてことが気になり句に入って行けませんでした。
今は氷河期はまた別な意味に使われているようです。 (2020年12月18日 (金) 20時43分)[18914]

栄一 > 難しくて手が出ませんでした。 (2020年12月19日 (土) 11時13分)[18930]

世話人 > 作者は小川紫翠さんです。 (2020年12月20日 (日) 04時01分)[18947]
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14 時雨るるや古き都の鳥瞰図 投稿者:世話人 MAIL (2020年12月12日 (土) 18時23分)[18811]

紫翠 義之 鈴子 孝子 進二 保子 剛 
宜子 千尋 (9点)


月番 > 鳥瞰図は見ていて心が躍る風合いがあります。現代はドローンの世の中、テレビの映像で手軽に鳥瞰図的な動画を楽しめるようになりました。 (2020年12月13日 (日) 13時46分)[18848]

宜子 > 「洛中洛外図」とか「合戦図屏風」を思いました。「古き都」ですので、やはり京都でしょうか。鳥瞰図をみるにはゆっくりとした時間が欲しいもの。外は時雨の薄暗さ、屏風を前にひとつひとつ絵解きをするように眺めているのは、なんという贅沢な時間でしょう。 (2020年12月16日 (水) 21時52分)[18877]

月番 > 私も一読したとき浮かび上がった映像は「洛中洛外図屏風」でした。 (2020年12月17日 (木) 02時35分)[18886]

紫翠 > 中七と下五でたっぷり歴史にしたれます。「時雨」が絶妙な役割をはたしているように思います。 (2020年12月17日 (木) 10時41分)[18889]

孝子 > 兼題を見たとき、即おもったのは鳥瞰図でした。でも結局作品になりませんでした。この句に敬意をかんじます。 (2020年12月18日 (金) 10時59分)[18906]

鈴子 > 鳥瞰図ネットで初めて目にしました。時雨るるや古き都のしっとりとした風情に惹かれ選をしました。 (2020年12月19日 (土) 10時21分)[18923]

世話人 > 作者は主宰先生です。 (2020年12月20日 (日) 04時02分)[18948]
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