歯科技工から歯科医療の将来を考える掲示板

歯科技工の海外委託問題訴訟を支援する会の掲示板です。 歯科技工から見えてくる歯科医療の将来を皆さんとともに考えていく場所としたいと思います。 誹謗中傷、著しいルール違反、公序良俗に反する書き込みは切除させて頂きます。　

ホームページへ戻る

歯科技工の崩壊はあるのか？ (73) 日時：2008年09月18日 (木) 01時28分 名前：G3 リーマンブラザーズが破綻した。 続くと思われたＡＩＧは政府管理下になった。 至極残念。 もっとと言うか米国の金融関連は全部潰れろと思っているのはどうやら私だけらしい。 我が世の春を謳歌していた米国の金融業界も、更に言えば世界中を米国の論理でスタンダード化し、さもえらそうに金融や市場がすべてだと言ってきた米国政府も、もうこれで多国の金融政策に偉そうに口出しできなくなるといいのだが。 構造改革要望書などは、完全な内政干渉、正に占領政策ではないかね。 と言う訳で、万全と思われた米国主導の市場主義も、金融業界の欲の皮のツッパリから斯くも簡単に破綻した訳である。 今の歯科医療業界も、正に医療者の仮面を被った欲の皮の突っ張った人間達によって仮想バブルで回っているに過ぎない。 不良債権がどんどこ植え込まれている現実は無視されている。 歯科材料業界大手のモリタのイベントがあったそうだ。 そこで歯科医師達が言っていた言葉は「歯科技工士など替わりは幾らでも居る」と。 そうかなあ。 インプラントなどの医療は相当バブルの様相を示していると思うが。 其のインプラントに代表される保険外の歯科医療にしても、実際の件数は増えているのかどうか？ モリタような講習に来る歯科医師達だから、保健の話ではないだろう。 当然、インプラントやジルコニア関係だと思う。 歯科技工士もラボによっては、自社でインプラントやジルコニアのセミナーを開催して歯科医師達を囲い込み、せっせと歯科技工士誘発需要を惹起しているくらいだから、保健なんか止めてそっちにいく歯科技工士や歯科技工所はまだまだあるだろうから、そう言う意味で歯科技工士の替わりは幾らでも居る！？と言う事はありうる。 しかしだ。保健の補綴件数が一軒の歯科医院あたりで減ってきたとは言え、今も新規開業は続いているので、トータルではそれほど減っていない可能性がある。 歯科技工士が減っていないように感じられるのは、今のところ需給のつりあいが何とか取れているからであって、和田精密なども既に欠員補充に募集をしても人は集まらず、選択の余地もないという話である。 件数ベースで言えば１割にも満たない自費の補綴にいくら歯科技工士が足りていても、直に保健のありふれた補綴、ブリッジや入れ歯を作る歯科技工士は足りなくなるだろう。 米国の金融業界ですら、破綻をわざと見ようとしなかった。 あるいは過信があった。 モリタのイベントで笑い飛ばしていた歯科医師達にどんな前途が待ち受けているのか。 日本の歯科技工士は立派な資格を持つ医療関連職であり、歯科医師達の人身御供ではない。　今更歯科医療に全てを捧げる義理はない。 歯科技工士の替わりがいくらでも居るのなら、是非歯科医師ご自身で用意いただきたいものだ。 注目投票をする(189)

歯科技工の崩壊はあるのか？ (74) 日時：2008年09月18日 (木) 13時52分 名前：vrsca 大インフレ時代に突入するので　まさに勝ち組と負け組みとに分かれる。 歯科医療だけの分野でなく人として生きられるか　どうか。 多くのアナリスト達は「１００年に一度あるかないかの出来事」と言っている。 バーナンキさんも言っているので間違いないだろう。 喰えない時に歯の治療をする人は居ない。 歯医者も技工士もチマチマ考えているだけでは飢え死にする。 http://irebaya.cocolog-pikara.com/blog/

(76) 日時：2008年10月21日 (火) 15時48分 名前：Ｇ３ vrscaさんのおっしゃるとおりですね。 書き込みの時点では株も今ほど暴落していませんでしたね。 今は完全な金融恐慌の状態。 現実的な影響が生活に出てくるのはこれからだと思います。 ともかく、患者さんが歯科医院にきてくれません。 来てくれても歯科医師は委託技工に繋がる診療を保険では選択しません。　出来たとしてもです。 やせ我慢でしがみ付いていても、しがみ付くところがなくなってくる。 歯科医院の数より、実際に受診する国民の数が減って行く事が、大きな意味を持つと思います。 昔、歯科技工士なら喰いっぱぐれないだろうと、周りから言われていました。 公務員でもない限り、そんな話は無かった訳です。 需要を掘り起こしたいし、作れるものなら作りたい。 しかし、私達は医療を支えているのです。 私たちが食うために患者さんを増やすとか疾病を生み出すとかはお門違いです。 インプラントなどの自費にしても、金融恐慌になれば減りますよ。 百貨店だって売上の減少で苦しんでいるのだから。 それに、インプラントは問題になるケースが年間７千件もあるそうです。 件数がそんなに多いと、疑問を感じますね。 ３０年前に差額問題で国会喚問されたのが日本歯科医師会と日本歯科技工士会ですが、保険じゃ喰えないからと差額に走ったと言うなら、今の状況も同じでしょう。