資金循環、
[6992]グッキー
[ Mail ] [ HOME ]
2017年09月04日 (月) 11時06分
お金が動かなければ商品、サービスも動かない。分業化経済は破綻してしまう。
水は川と成り海に注ぎ、蒸発して雲と成りまた陸地に注ぐ。同じようにお金も循環しなければ成らない。
百円のものを造ったら百円の需要を創らなければ百円で売れない。これが基本です。 消費者が百円を企業に支払う。企業は労働者、経営陣、資本家にそれを分配し、それが消費者と成りまた企業へ行く。
では生産性が上がり二百円のものを企業が創れるように成ったらどうか? 消費者の手元には百円のお金しか無いので、二百円のものを百円に値下げしなければ売れない。 まあ、半値に下がればみんなハッピーなんだけど、現実の市場は寡占市場なので企業は価格を下げず減産する。すると失業者が出てアンハッピーに成るw
この場合、消費者の財布に百円足してやれば、二百円のものが二百円で売れ、二百円が循環することに成る。
しかし現在の通貨制度では消費者の財布に百円足してやれるシステムが無い。
銀行通貨制度は天気の時は傘を貸し、雨が降ったら傘を取り上げるという実物経済に悪い影響を与える通貨制度だ。 株や地価の値上がりでしかお金を増やせない。
生産力の拡大と共に消費者の財布にお金を府やせるシステムが必要だ=国民発行通貨
実物経済からは絶えず貯蓄で金融市場にお金が流れ込む。それを誰かが借入し設備投資と成って実物経済に戻って来れば良いが、大企業など借り入れの出来る強い企業は儲かり過ぎて借り入れを増やさない。
政府が借入して実物経済にお金を戻すしかないが、財政破綻という声に阻止される。 金融市場にお金が溢れすぎ、陸地は干ばつで砂漠化する。 マイナス金利(管理されたインフレ、実質金利マイナス)で蒸発させ雲とさせ、また陸地に雨(国民発行通貨)として降らせるしかない。
|
|