カタルーニャ独立、今更人種差別や民族弾圧という問題では無いだろう。
貧困の押し付けはもう御免だという経済問題だと思う。

財政自主権、カタルーニャから中央政府に行く税金より、カタルーニャに戻って来るお金が大幅に少ない。
財政自主権を渡し、カタルーニャの税金をカタルーニャに返せば中央政府の財政に大穴が開き、またぞろ緊縮財政を行わなければならない。それでは政府が持たない。
中央政府としては現状維持を図るしか方法が分からない。

しかし黙って独立賛否投票を見逃せば、怒っている市民は当然、独立という方向に行くだろう。
現状維持を図るには弾圧という方法しか無い。
しかし国民弾圧という方法は、それで無くとも経済で苦しんでいる国民から大きな反発を受ける。
これからは政府対市民という対立に成るのだと思う。人気の凋落している既成支配政党ではとても持ちこたえられないだろう。

すべては経済の解決策を見つけられないことから起こっている。
何て言っても経済なんです、経済！