無人島で百人で分業化経済を始めた。通貨が無いのでみんなで相談し、みんなの生産力を見計らって通貨を造り、みんなに平等に配った。

そこに銀行がやって来て、通貨発行はお任せ下さい。みなさんが自分で通貨を発行すると発行し過ぎてインフレに成りますよと騙し、通貨発行権を獲得し金利付きの通貨を発行しだした。

日銀と銀行通貨発行制度が存在する理由は、政府が通貨を発行すると発行し過ぎてインフレに成るという脅しだ。
戦前のドイツがハイパーインフレに成ったのは、民間の中央銀行ライヒスバンクが紙幣をすりまくったからなんだけどね。
また国立の中央銀行でも問題無く運営さている例は多い。

そして通貨価値を護らなければいけないと言って、実質金利プラスを維持するように成った。

通貨発行権を銀行に渡してしまったから、通貨のコントロールが出来ず、需要のコントロールが出来ないので不況が生まれる。