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三戸ゼミ掲示板 ―大学院版―

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[ No.642 ] 2015年度春学期第11回ゼミ報告 投稿者: 2015年07月02日 (木) 00時11分
【日時】07月1日(水)13:00〜19:30
【場所】国社棟604室
【出席】
三戸先生
(博士後期2年)中村さん、王さん
(博士前期1年)阪本さん
(博士前期2年)陳さん、坂倉さん、黄さん
(博士前期1年)木田
(研究生)謝さん

【目次】
T.先生の話
U.発表
V.来週の予定

T.先生の話

<板書>

(常識的)「正論」に対する反論・炎上⇒逆ギレ

権利、匿名性←→自由
・自己(self)―属する集団内での言説

正しさ・正義の「復権」力の行使
cf. 有吉、マツコ、坂上、蛭子、ローラ…わがまま・毒舌=他者への配慮に乏しい
+力の行使:安倍「マスコミを懲らしめる」発言、ISIL、ボコ・ハラム 

⇒我慢は「悪徳」に

<お話し>

最近、為末大やキングコングの西野の発言などの「正論」(常識や論理性・現実妥当性のある発言)が、炎上している。
なぜ、筋道の通っていることに対してむやみやたらに反論したがるのか。
これは、相手がもっともな理由で怒っていることに対して逆ギレするのと同じ精神性である。
逆ギレはさらに、(相手の言動ではなく)相手の存在を否定・抹殺するという特徴を持つ。

権利や自由という思想が自己(self)中心的な発想をもたらした。
バイトテロ等、自分の属する集団のみを見た言説をネットという匿名的な空間に出すようになった。
自己、および自己への仲間からの評価のみに関心を持ち、他者や社会の観点が欠如している。

近年、正義や正しさというものが急激に復権してきた。
イスラム国やボコ・ハラムなどは、正義のもとに力を行使する典型例である。
また、ネットの炎上も、自分が正しいと思っていることを否定されたことに対する怒りをそのまま出すという点で、この流れにある。

そして、有吉、マツコ、坂上、蛭子、ローラなど、我が儘で毒舌なキャラ、
つまり他者への配慮に乏しい芸能人が売れてきている。

この背景には、実は今の日本人が、(あくまで主観的には)多くの我慢をしているということがある。
だから、我慢をしない人に拍手する。

大衆社会とは、個人の欲求・感情を満たすことを価値とする社会であり、
そして、「俺の意見を聞け」という社会である。
それに対して保守主義とは、自分の考えには限界がある、明確な間違いでない限り、過去の伝統に立とう、という考え方である。

民主主義とは、正義の否定、絶対的に正しいことはわからないという前提に立っている。
だから、「多数」を正義と措定し「手続き」により権力と意思決定に正当性を与える。

自由の怖さは、価値の相対化・ニヒリズムであり、
民主主義の怖さは、民主主義を否定する意見すらも認めざるを得ないことである。

安倍は選挙で多数の票を獲得し、多数の議席を得た。
民主主義において正しさは、手続きに立つ以外には存在しえない。
しかし、安倍は、集団的自衛権の違憲性の指摘に対し、憲法ではなく現実を見ろと反論する。
安倍は自分の政策や信条を正義としてしまっている。

日本は1980年代、経済大国を実現させた。
ここで、社会をどう形作っていこうかということをしっかり考えていくべきであった。
しかし、バブル崩壊が起き、そこからずっと「失われた10年、20年」を取り戻そうとしてきた。
そして新興国の軍事的台頭に危機感を覚え、富国強兵を目指してきた。

日中韓三か国とも、今の自国の利益ばかりしか考えておらず、愚かになってきている。
このような時代に生きていくとき、自己防衛をしなければならないであろう。

U.発表

黄さん:経営者権力の正当性

王さん:CSP(Corporate Social Perfirmance)モデルについての検討

阪本さん:企業不祥事の責任問題

V.来週の予定

未定

[ No.643 ] 投稿者: 鄭 ヨ 2015年07月02日 (木) 22時24分
三戸先生、皆さん、ご無沙汰しております。
中国に帰ってからまだ2ヶ月しか経ちませんでしたが、
日本のことが恋しくてなりません。
来年は是非チャンスを作ってまた日本を訪ねるつもりです。

そして最近、安倍総理の発言をはじめ、自民党の勉強会の騒動など、
日本の政治に関するニュースが、中国でも広く報道されています。
今では、中国のメディアは、安倍総理を「独裁者」として扱うようになりました。(本当はこちら側も同じですが…)
そんな中で私は、「民主」について色々と考えました。
国のリーダーが「自分の考え、しようとすることが正しい!」と思ってしまった時点で、民主が機能しなくなります。
その裏には必ず「利益」というものが絡んできます。
時にはその「利益」が「国益」であり、
それをできるだけ確保することが一国のリーダーの務めではあるが、
少なくとも「長期的」「短期的」などの分類が存在し、
一人、あるいは一つの政党に任せることは無理であり、危険もあります。
だから「民主」が必要です。
中国は常に一つの政党で決めるため、民主国家ではありません。
そのため、日本の民主がとても羨ましかったです。
けれど、「マスコミを口封じする」などの発言を
平然として口にできる与党を持つ日本の「民主」が機能しなくなりつつあると感じています。
一人の外国人としてこんなことを言うのはどうかと思う部分もありますが、
安倍総理を始めとする「自分が正しい」と思っている政治家が、日本を壊そうとしているように見えます。
中国、日本、朝鮮半島の行方がとても心配でなりません。
とりあえず戦争しないことを祈っていきます。

【削除キー:aaa】

[ No.645 ] 投稿者: 木田世界(25期) 2015年07月10日 (金) 21時05分
鄭さん 

お久しぶりです、木田です。

お元気でしょうか。

来年日本にいらっしゃるんですね!
またお会いできたら嬉しいです。

ちなみに私事ですが、この夏ちょっと上海に行くことになりそうです。


「安倍総理を始めとする『自分が正しい』と思っている政治家が、
日本を壊そうとしているように見えます。」という言葉は、正直否定できないと思います。

一昔前は、日本と中国が戦争するかもしれないと聞いても、
まさかそこまでのことにはならないだろうと思っていたのですが、
最近はこのままいけば、もしかしたら...と考えざるを得ません。

日本社会の雰囲気として、
経済もなかなかよくならない、外交や年金などの面で政治も機能していない
ともかくなんでも改革しなければならないというような焦り、苛立ちを感じ、
そこから思考停止になってしまっているのではないでしょうか。

少なくとも自分や、自分の周りの人間だけはそのような状態になりたくない
そのためにどんなことができるのだろうかと考えています。



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