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なかったみたいですね。同じころの人だと、ローレンス・オリビエとか、ジョン・ギールグッドがもらっているけど、やっぱりGSは悪役とかわき役も多いし、主演を張るの路線の人じゃないから・・・若いころ主役で恋愛ものの主人公になる俳優として売り出そうって計画を、ルイス・B・メイヤーとランチをして話そうと持ち掛けられたのですが、主役とか花形をやると神経すり減らして寿命が短い、って自分で周りを観察して、思っていたので、断っちゃったんですよね!ランチだけ、きっと素晴らしいものだったろうから、惜しかった、って言ってました。
もし、サーの称号をいただくことになったら・・・意外といただいたんじゃないかと思いますよ! だって、イブの総てでアカデミー助演男優賞を受賞したとき、舞い上がりすぎて、自分がどうなっているかわからず、オスカーを手にして楽屋裏のレセプションに行ってから、涙が止まらないほど取り乱したそうです!そして、当時の奥様のザ・ザ・ガボールを客席に迎えに行くのさえ忘れてしまい(普通は奥様を一緒にレセプションに呼んで祝うそうです)、ザ・ザはずーっと待っていて、客がはけてお掃除が始まるまで一人でそこにいたらしいです・・・ ザ・ザ・曰く、彼は舞い上がりすぎて、私の存在を忘れてしまったのだろう、という事でした! イギリスには、ロシア生まれとして、結構つらく当たられたGSですが、イギリスを誇りに思っていたみたいだから、もしサーの称号をいただくなんてことになれば、それは舞い上がったことと想像しています、私は。
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