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BBS言葉の対局室

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2013年8月27日(火)22時より「言葉の対局室・別館」リレー将棋対局室を開設致します。

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[1491] 読書 映像関連の会議室【3】
JC IMPACTU (/) - 2013年05月11日 (土) 13時27分

【2】が終了しましたので引き続き【3】を立てておきます。

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[1521] 何冊か読了
ポン太 (/) - 2013年05月25日 (土) 18時57分

 短編集は、移動の間に読めたりするので、何冊か読めました。
 JC様ご推薦の遠藤周作の夫婦の一日はかなりおもしろかったです。氏のキリスト教の信仰についての思いが少しわかったようなきがします。沈黙を昔読んだのですが、あのときは子供だったので何もわかりませんでした。今思うのは、氏は信仰に、現世利益はおろか心の平安をも求めていないのではということです。
 道尾秀介の光媒の花と球体の蛇も読了しました。光媒の花も良い作品が多くありました。しかし球体の蛇はうなりました。推理小説的ではないかもしれませんが、この一冊で氏は推理小説界に残る作家になったと思います。トリックよりも心理、ですね。
 これから道尾秀介の作品を読もうと思います。JC様に教えて頂いた光も購入しました。それと夫婦の一日で久しぶりに味わった純文学の香りに惹かれて、純文学の短編小説も、また読みたくなりました。貧乏暇なしですが、短編集は何とか読めそうです。
 また何か良い作品がありましたら教えて下さいませ。


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[1529]
JC IMPACTU (/) - 2013年05月27日 (月) 19時18分

ポン太さん

遠藤周作の短編集、お楽しみいただけたようで何よりでした。結婚してからわかったことですが、カミさんも「遠藤周作の愛読者」で、最近、氏の作品についてあれこれと話をすることがあります。

遠藤周作その息子として読者としてというご子息が父親を回想する作品があります。最近も週刊新潮に似たようなタッチのものが掲載されましたが、龍之介氏の就職が決まった際の遠藤さんの「呟き」というものに接して、私は「遠藤さんらしいなぁ」と思ったことがありました。

以前にもちょっと記しましたが遠藤さんには「ふたつの顔」があります。「作家・遠藤周作」と「狐狸庵先生」です。私はどちらの作品も好きですが「小難しい顔をした文学者然とした姿」も「電話魔で悪戯好きの狐狸庵先生」も、どちらも一人の「人間なのだ」ということ。「仮面」というテーマで遠藤周作氏は晩年に「スキャンダル」(新潮文庫刊)という読みやすい長編を発表しています。機会があればこちらもぜひ。

短篇集というリクエストですと、少し古い作品ですがこの一冊を。

独立した短編小説の集成としてひとつの作品に仕上げられたものですが、宮本輝にしても白石一文にしても、見事なストーリーテラーだと私は感じますね。

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[1566]
JC IMPACTU (/) - 2013年06月05日 (水) 23時00分

何年ぶりだろうか、久しぶりにコミックスを買い求めた。

ブラック・ジャック創作秘話 手塚治虫の仕事場から である。

氏が亡くなったのが1989年2月。没後、朝日新聞社から刊行された「漫画全集400巻」のCD-ROM版は購入したが、私自身は熱心な手塚治虫の愛読者ではおそらくない。それでも「きりひと讃歌」や「ブラックジャック」はペーパー版をふと読み返すことがある。最近、ブラックジャックの愛蔵版全集の刊行が始まったが、これは完全版ではない。いくつかの単行本未収録作品は「そのまま」である。未収録に至った経緯や当時のお詫び広告、背景などの解説も加えた上で、全作品を収録して欲しかった。文学作品の全集では、実際にそのような試みを行った例もあるだけに、そのことが残念である。だから私は購入を見送った。

この全3巻には既知のものも含めて(もちろん未知のものも沢山あった)手塚治虫に濃密に関わったであろう関係者たちが氏を回想している。没後四半世紀も経つと「実像」に近づいていくという面もあり、それもまた興味深かった。その実像を手塚さんに関わった人々は、見事に受け止めてきた。手塚さんと関わっていることは彼らにとっては「夢の実現」であり「仕事とは何か」ということを生身に感じる「かけがえのない」時間であったのだろう。銭金だけで人は動くものではないということが、よくわかる。つまりは志なのだ。

私が勤務先に入社した頃、この会社の「定年」は55歳だった。それがすぐに58歳、60歳になり、私が定年を迎える頃には65歳になるのだろう。入社後、しばらくしてマンションを買い求めたが、その時、50歳までに完済するように計画した。28年間働いたら、何かの際に「会社」からは縛られない環境を作っておきたいとそう思ったからである。

しかし、私は今にして思う。リーマンショックだろうとアベノミクスだろうと、人は元気である限りは、働かなければいけないのだと。働くとは何か。「周囲(はた)を楽(らく)にする。そのことを自分も楽しむ」とは、なるほどよく言ったものである。

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[1578]
JC IMPACTU (/) - 2013年06月10日 (月) 01時15分

こういう一冊に出会うことがあるから「小説」を読むことがやめられない。私にとっては「面白さ」という点において、今のところ今年最高の一冊である。文章力、表現力、脱帽の一言に尽きる。ぜひお薦めしたい一冊である。

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[1676]
JC IMPACTU (/) - 2013年06月30日 (日) 23時24分



私はこの作品、原作は「容疑者Xの憂鬱」よりも遥かに出来がいいと思っていたので、公開初日、カミさんと早々に鑑賞する機会を作った。予想に違わぬ完成度に満足している。

「ミステリー」なのでその内容を詳しく記すというのは野暮というもの。予告編にあるとおり「家族それぞれが抱えている謎」がポイントである。それが「何であったのか」は勿論、最後に示されるのだけれど、時にミステリーにありがちな「ご都合主義」という話ではない。

こういうことはあるだろうし「秘密」にどう対峙したのか。それはリアリティに満ち溢れている。原作を読んだ上で観ても十分に楽しめるし、予備知識なしで観ても「わかりにくい」ということもない。

日曜日は「無料鑑賞ポイント」がたまっていたので洋画を鑑賞。「全世界が涙した」作品に泣くことはなかったが、その分考えさせられた。こういう作品を観たことは忘れない。何を考えたかといえば、日本には馴染みの薄い「哲学」という問題である。



1年に何回か「どうしても観たい」という映画に遭遇する。以下の作品もそのひとつ。そういう作品に限って「ミニシアター系」の公開で、公開期間もさほど長くはない。DVD化にも時間がかかる。
何とかならないものか。


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[1821]
JC IMPACTU (/) - 2013年07月16日 (火) 23時29分



前回もここで紹介した「立候補」という作品について。

私はこの作品を中野のミニシアターで観た。上映時間は一日に1回である。思い立った日の一時間前くらいだったか、劇場に着いたときには、座席は完売。立見席が僅かに残っている程度で、仕方なく翌日の朝、当日の「先売チケット」を買い求めた。上映時間に再び足を運んだらまたまたこの日も完売。この映画に出演しているスマイル党総裁のマック赤坂氏が21日投開票の「参議院議員選挙」に立候補されたこともあり「特定の候補者を支援する立場ではない」との視点から、場内の宣材物にも色々と工夫が施されていた。

私は毎年、趣味として100本近く邦画を中心に映画を鑑賞している。その中には「観たことを忘れている」映画も沢山あるし、観たけれども、ストーリーを思いだせない作品も案外多かったりもする。

しかし、この映画を観たということを私は忘れない。ラストの十分ちょっと、私は涙した。泡沫候補と言われる人々を面白おかしく茶化したわけでもなければ、彼らを軽蔑するという視点にも全くない。今の社会の縮図というものを、この作品は見事にあぶり出している。マック赤坂氏のご子息が映画の後半には登場するのだが、彼がスクリーンを通して述べたことは、私の心に突き刺さった。

今後、東京以外の都市でも公開が予定されている。ぜひご覧いただきたい。

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[1862]
JC IMPACTU (/) - 2013年07月22日 (月) 22時51分



宮崎駿監督の著作「出発点」を読んで以来、私はこの人は嫌いだった。手塚世代の方々とそのことについて話をすると「そうだ、そうだ、そうなんだよ」と話が盛り上がることがある。

しかし本作は文句無しに素晴らしく美しい。私は今から光文社のカッパブックスから刊行された堀越二郎の「零戦」を読もうと思っているのだけれど、こういう作品に出会えたことは幸せだったとしみじみ思っている。

作品の中に「シベリヤ」というお菓子が出てくる。私は本作を観るまでそういう菓子の存在を知らなかった。今度、通販で頼んでみたい。

本作を観た劇場でのトレーラー



私は原作を読んで泣いた。この予告編だけで、もう涙線が緩んでしまう。

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[1863]
よこやり賀茂 (/) - 2013年07月23日 (火) 00時20分

JC IMPACT IIさん

シベリヤは美味しいですよ。賀茂の好物のひとつです。
ただね、ちょっとカロリーが高めなので食べ過ぎにはご注意を。

あ、この投稿はトラップとかそういうの一切無しですからご安心ください。

カロリーの話はここ:http://www.eatsmart.jp/do/caloriecheck/detail/param/foodCode/9999030001390

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[1874]
JC IMPACTU (/) - 2013年07月23日 (火) 19時48分

よこやり賀茂さん

---------------------------------------------
シベリヤは美味しいですよ。賀茂の好物のひとつです。
ただね、ちょっとカロリーが高めなので食べ過ぎにはご注意を。
---------------------------------------------

どうもどうもありがとうございます。動画でみていて「あ、これ美味しそうだなぁ」と思ったんですよ。

甘いものといえば、私は松屋の鶏卵素麺が好きでしたが、老舗という驕りがあったのでしょうか、過日、倒産してしまいました。

どちらかというと辛党ではあるのですが、不二家のショートケーキは時々、コーヒーと共に口にします。他の洋菓子店には値段の高いものも沢山あるのですが、私には不二家のショートケーキとか、ココナッツサブレとか、そういうものがいいですね。

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[1876]
よこやり賀茂 (/) - 2013年07月23日 (火) 20時30分

JC IMPACT IIさん

もう他のスレッドでの「議論」については少々「食傷気味」なので投稿をするつもりは(今のところは)ありません。

が、こっちのスレッドは結構面白い。

私はここ10年ほど映画館に行ったことがありません。一時期「レイトショー」にはまって毎週映画館に行っていたこともありましたが、ある時―正確に云えば映画『シカゴ』を観に行った時、こちらの体調の問題もあったのですが、後ろの席の客が食べていたポップコーンの匂いが鼻につき、映画を楽しむことができませんでした。以来、映画はレンタルDVDとテレビ、最近ではWowowで楽しむようになっています。

でも、今度のジブリ作品『風立ちぬ』は映画館で観ようと決めています。予告編を紹介してくださりありがとうございました。

それと余分なことですが、作者は嫌いでもその作品まで忌み嫌うのは損することになりますよ。私も大島渚という監督は好きになれませんでしたが、『戦場のメリークリスマス』はいい作品だと思っています。

逆に坂本龍一という人は好きなのですが(NHKで放送された音楽講座は非常に勉強になりました)、彼の『戦場のメリークリスマス』は好きではありません。

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[1880]
JC IMPACTU (/) - 2013年07月23日 (火) 21時18分

よこやり賀茂さん

私は「映画を観るとき」に今のような季節ですと、ドリンクを買い求めることはありますが、食べながら観たことは一度もありませんね。音も匂いも気になってしまって。そんなことは家でやってくれと思うことがあります。

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でも、今度のジブリ作品『風立ちぬ』は映画館で観ようと決めています。予告編を紹介してくださりありがとうございました。
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いえいえ、お役に立てたのであれば何よりです。楽しんできてください。

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それと余分なことですが、作者は嫌いでもその作品まで忌み嫌うのは損することになりますよ。私も大島渚という監督は好きになれませんでしたが、『戦場のメリークリスマス』はいい作品だと思っています。
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そのとおりですね。私が何故宮崎監督を嫌いになったかというと「初期の時点で手塚さんがテレビアニメの制作費を安価に請け負ったものだから、私たちが苦労している」と述べたことにムカッ腹を立てたという他愛のないことでしたが、それでも氏の作品は新作が発表される度にみてきました。ただ今回の「風立ちぬ」を鑑賞したことで、私の中では、そういう感情から解き放たれたのかな、という気はしています。「戦場のメリークリスマス」はいい映画でしたね。

砂田麻美さんという「エンディングノート」の監督が「ジプリ」のドキュメンタリーを制作されたようで、秋の公開が予定されています。私はこの作品も観るつもりです。


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[1905]
JC IMPACTU (/) - 2013年07月26日 (金) 21時56分

過日、海外在住の方からメールを頂戴した。許諾を得ていないが一部を公開させていただくことを切にご容赦願いたい。

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会員制での掲示板継続とリレー将棋の開催を希望します。 よこやり賀茂さんの映画の投稿にを読んでホッとしました。LPSA関連の殺伐としたJCさんとのやりとりは、もう十分です。
この映画読書のスレッドだけでも残してほしいと切に希望しています。
----------------------------------------------

本メールの冒頭には具体的な在住の国名が記されていました。私は一瞬、その場所がわからず、百科事典を取り出してみたほどです。

このスレッドは私にとっては備忘録みたいなもので、のんびりゆったり取り組んでいたのですが、遥か遠い海外から本スレッドをお読みいただいていること、深く感謝申し上げます。

本掲示板の仕様がどのようになりましても、このスレッドだけは続けていこうと思います。ありがとうございました。

ちなみに明日は



を鑑賞することにしています。最近、亡くなられた夏八木勲さんも出演されていますし、私のいちばん好きな男優さんでしたからこれは初日に見なければ、と決めていました。

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[1918]
JC IMPACTU (/) - 2013年07月29日 (月) 07時12分

一昨日「終戦のエンペラー」を鑑賞してきた。初日ということもあり、劇場の入りはほぼ満席という感じ。昔はこの時期になると邦画は何がしかの「戦争映画」を制作、公開していたものだが、今ではもうそんなこともなくなった。

「映画」それ自体には目新しい「事実」はない。予告編にある「陛下もまた命を狙われていた」というのは、昭和20年8月14日から15日にかけての「玉音放送」を巡る陸軍の動向を指していたのだが、その解釈は些か無理筋という気がしないでもない。

ただ「座標軸や視点、捉え方」については偏りがなく、むしろ、アメリカ側の方から「異論が出るのでは」と感じさせる作りになっていた。今の中学生、高校生の中に「七十数年前、日米が戦争状態にあった」ということを知らないという人々がいるというなら、本作の鑑賞は、そのことを考えるいいきっかけにはなるだろう。

しかしアメリカが描く当時の「日本」の風景というのは呑み屋にしても駅にしても、何かこう奇妙なものになってしまう。制作側は「そのあたりの考証には万全を尽くした」と述べているようだが、日本人のプロデューサーも加わっていて、どうしてこういうところろが雑になるのかと、その点は残念だった。

昭和天皇役として「唐沢版・白い巨塔」では佃医師を演じた「片岡孝太郎」が登場するシーン、あれは哀しい。あんなに滑稽な演じ方をするものではないという気がする。厭な気がしたのは、そのシーンだけだった。

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[1925] お久しぶりです
ポン太 (/) - 2013年07月29日 (月) 21時40分

 Jc様お久しぶりです。
 私生活も仕事も相変わらず猛烈に忙しく、しかも無理して仕事半分の海外旅行に行ったりして、すっかりご無沙汰でした。私にとっては、前にも無責任に、ここで書かせて頂きましたが、LPSAをめぐる騒動は、今となっては全く興味がないので、この読書映像だけがとても楽しみです。
 本はあまり読めず、爆笑問題の太田光の文明の子を半分くらいと、何故か平岩弓枝の御宿かわせみを何冊か読みました。太田光の本は、私がわりに信用する書評家のかたのお薦めの記事を読んだためですが、まあまあですね。時々光る物がありますが、勝手な素人考えで敢えて言わしてもらうなら、多分技術が伴わないのでしょう。もう少し、推敲したらよくなるものもあるのではと思います。御宿かわせみは相変わらず面白いです。ある種の安定した世界にひたるような感じを受けます。
 ところで、映画は素晴らしい映画を再見しました。おそらく私にとっては、30年ぶり近い再見でした。勿論前回も、テレビかビデオでしたが、今回は例によって我が!スカパーでした。
 笑ってもらっても良いのですが、続夕陽のガンマンです。この映画の、THE UGLYのトゥーコにしびれました。私は60近くになって初めてこのような人物になれればよかった、と心より思いました。もう少し楽しい人生をおくれたのではと、しみじみ思います。まあ詮無いことですが。しかしこの映画は今回何度も見ましたが、これからも何度も見ると思います。自分にとって、これほど繰り替えし見た映画は、七人の侍以来です。
 風立ちぬ、は千と千尋以来の劇場でみるつもりです。レイトショウで見ようと思ってます。紅の豚とどういうふうに異なるのかも興味があります。K国のマスコミの一部がなにやらこの映画に因縁をつけているようですが、どうなのでしょうか、まあ見てみます。
 わたしはどのような形であれ、この読書映画欄?を残して頂きたいです。大変失礼ながら、将棋のことはどうでもよくて、この欄や他の欄を好む方がたくさんいると思います。
 

Pass

[1938]
JC IMPACTU (/) - 2013年07月31日 (水) 21時07分

ポン太さん、お久しぶりですね。お元気でしたか。

>続夕陽のガンマン

一瞬、色々なウェスタンが浮かびましたが、サントラを聴いて思いだしました。確かにいい映画でしたね。イーストウッドは私の好きな俳優のひとりで監督作の「グラン・トリノ」昨年日本で公開された主演作「人生の特等席」は共に素晴らしい作品でした。
こういう映画は今の邦画界ではなかなか制作できないだろうなぁと思います。時間のある時にでもぜひご覧ください。

>風立ちぬ、は千と千尋以来の劇場でみるつもりです。レイトショウで見ようと思ってます。

ぜひ、大きなスクリーンでお楽しみください。「千と千尋」は、私の感性が鈍いのか、こういうのがいいのかなぁと思いつつ首を捻りながら劇場を出た記憶がありますね(笑)

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わたしはどのような形であれ、この読書映画欄?を残して頂きたいです。大変失礼ながら、将棋のことはどうでもよくて、この欄や他の欄を好む方がたくさんいると思います。
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はい。ありがとうございます。
ただ「将棋」のことについても、私は「まっとうな世界」になって欲しいものですから、やはり追っかけなければいけない、という気がしていますね。

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[1981]
JC IMPACTU (/) - 2013年08月09日 (金) 01時07分

この時期、夏期休暇を取得される方も少なからずいらっしゃると思います。私もたまには洋画をみることもあるのですが、その中から、私の記憶に残った名作・快作をいくつか。

いずれもDVD化されています。






(邦題 マイフレンドメモリー)







(邦題 レナードの朝)




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[1982]
ビルバル (/) - 2013年08月10日 (土) 07時18分

JC IMPACTU様
おはようございます

私事ながらお盆休みに入りました。
金融市場は動いているので完全に現を忘れて・・とはいきませんが、1週間あまりゆっくりするつもりです。

JC様に影響されこの休みこそは映画の1本でも観て見ようと思います。
まあ、「どっか連れてけ」との声が耳鳴りのごとく響いているのが事実なのですが・・。

JC様も、ゆっくりなさってくださいませ。
過充電にはご注意を!

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[2025]
JC IMPACTU (/) - 2013年08月26日 (月) 23時48分

多忙を極めていることもあって、この10日間、定期購読のもの以外、本が読めていない。悲しいことである。

「飛田の子」 杉坂圭介/ 著 を今日、買い求め、さっそく読んでみた。

「飛田で生きる」遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白に続いての第2作目。前作はここでも紹介させていただいた。

随分昔のことになるが、カミさんの求めに応じて「飛田新地」を訪れたことがあった。カミさんは学生〜院生の頃に「西鶴や江戸の文化、風俗」を研究していたので、興味があったようだ。

「飛田新地」というのは、他の風俗に比べて接客時間が短い。女性の側に立てば、利用者に気を遣う時間が短くて済むという面がある。それでも女性が利用者に「惚れる」ということがある。そのあたりのことを本書は描いている。

経営者もスカウトマンも大変なのだ。ホントにそう思う。

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[2028]
JC IMPACTU (/) - 2013年08月27日 (火) 23時35分

2chの情報流出による投稿者発覚(作家)のお詫びサイトというものが作家自身の公式HPに貼られている。

私はこの作家を存じ上げないが、仮に知っていたにしても、或いは愛読者であったにしても、こういう点には同情しない。どんなジャンルであれ、プロの作家である以上、こういうことをする暇があれば、作品に取り組むか、或いは自身のサイトなりで、堂々と主張すればいい。ただ、詫びるといっても「言葉」にした以上は、なかなか難しいだろうなぁとは思っている。

森達也の最新刊が発売された。まだ半分くらいしか読んでいないが、最近の中でこれほど共感を覚えた著作も珍しい。

この本の腰巻(本の帯)にはこう記されている。

「当事者でもないのに、なぜこれほど居丈高になれるのか」と。

例えば将棋連盟と日本女子プロ将棋協会、一連の問題の中でそれぞれは「当事者」という立場にある。支持、不支持、色々な意見もある。

「不安や恐怖、憎悪だけを共有しながら、この国は集団化を加速させていく。取り返しのつかない事態を避けるため、今何ができるのか」(同著帯文)

ここ数日、暑さも和らいだような気がしている。今から続きをゆっくり読んでみよう。

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[2032] おめでとうございます
ポン太 (/) - 2013年08月30日 (金) 00時06分

 Jc様、みなさん待望のリレー対局室の設置おめでとうございます。わたしはヘボなので参加しませんが、一時の、殺伐とした言葉の対局室が、またほんわりしそうなのはとても嬉しいことです。まるしおさんの妙手選もとても楽しみです。 
 ところで、JC様ご推薦の、飛田の新刊を購入しました。この著者は前作のように、どこまでギリギリのことをかくのかと、読む前から楽しみです。ただ私が知り合いから聞いた話では、飛田本が何冊か出版され、テレビでも放映されたために、道向かいの新世界のように観光地化が、少しされ、アベック!!がぶらぶら見学にきたりして、少し雰囲気が変わったそうです。まあ時代の流れかもしれませんが。ただおそらく、その500メートル西の愛隣のほうには、観光客は当然ながら行かないでしょうが。私の無謀な息子が、最近そのへんに行った時には、昼間からヤクザが辻立ちし、おそらくテントにすんでいる人たちに、クスリを売っているような、なんとも暗く澱み殺伐した感じがしたようです。そんなところに、のこのこ友人と行った私の息子もたいがいの愚か者ですが、息子は、飛田の何か昼からふわふわした感じとは真逆の感じに、驚いていました。
 ところで、あいかわらず公私ともに忙しく、たくさんの本が積ん読で、風立ちぬ、も行ってません。なんとかこの日々を切り抜けたいものです。
 

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[2043] 八日目の蝉
まるしお (/) - 2013年09月06日 (金) 22時37分

 夜八時前に家を出てスーパーと本屋へ。そして只今帰宅。
 本屋でテレビガイド誌を見ていたら、「八日目の蝉」という文字が目に入ってきた。

 九月七日(土)、夜六時から映画「八日目の蝉」が放映されるという(BS日テレ)。
 JCさんが、「このラストは、私は本当に震えるほどに泣いた」と書いた作品。

 忘れないうちに録画予約。放送は明日。間一髪間に合った。

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[2045]
JC IMPACTU (/) - 2013年09月07日 (土) 10時09分

まるしおさん



この作品は「日本アカデミー賞」を総ナメにしましたが、今、改めて予告編をみても、いい映画だったと思います。カミさんが私のブログを覗き込んで「(震えるほど泣いた)なんて表現が陳腐ねぇ」と笑うので「じゃあ、あなたならどう書くの」と尋ねたら笑いながら「号泣に決まっているじゃない」.....。

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[2049] 田口ランディ「モルモット」
まるしお (/) - 2013年09月14日 (土) 22時07分

 田口ランディの『ゾーンにて』(2013年5月、文藝春秋)という小説集を読んだ。
 放射能汚染後の福島を舞台にした短編が四作並んでいる。
 「モルモット」という作品が私の印象に残った。

 「猫底」と呼ばれる山間僻地で小屋暮らしをする「トキさん」と、化粧品会社を辞めて、原発事故後あえてこの地にやってきた女性との共同生活が綴られている。
 夏に蝉がたくさん集まるブナの大木の前で、羽化していく蝉の幼虫を見ながら、地中で七年間を過ごした蝉が地上に出たら七日間で死んでしまうことについて二人は議論する。
 「地下での七年間が本当の人生。地上は………まあ、あの世みたいなもんなの」とトキさんは言う。

 鶏を飼って卵を得、畑で野菜を作り、山菜や木の実を採る自給自足の生活。
 強制移住地域に指定されてはいるが、二人にとっては平穏な日々が続き、七年が経過する。

 七年後、突然取材カメラと医師が小屋にやってきた。
 あちこちと放射線量をはかり、執拗に下山を勧める。
 内部被爆量を測らせろと迫る。

 たまりかねたトキさんは猟銃を取り出し、壁に発砲する。
 「出ていかないと撃つよ!」

 この発砲が文字通りの引き金になったのか、何かが臨界に達したのか、トキさんは急速に老いる。体が灰色になっていき、じきに死んでしまう。

 女はトキさんの遺体をブナの大木の根本に埋め、潮時を悟って下山を決める。
 飼っていた猫と共に山を下りるが、猫は途中で小屋に引き返してしまう。
 三つ目の峠を越えたところで雪が降り始める。初雪だ。
 雪は辺りを白く埋め、七年間過ごした小屋をすっぽり包み込み、どこもかしこも真っ白になって、「猫底」という地もこの国から消えてしまう。

 こんな内容だが、この寓話、なにか胸にしーんと迫るものがあった。

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[2050] ゾーン
ポン太 (/) - 2013年09月15日 (日) 00時08分

まるしおさんの、ゾーンにて、の評を読み早速注文しました。
ただし、またしてもアマゾンで、それも中古を!
 ただ、何故この本を読んでみようと思ったのは、一つにはこの題名に惹かれたと言うことがあります。
 原発事故跡地、ゾーン、から、タルコフスキーの傑作映画ストーカーを思い出すのは、私だけではないとおもいます。
 この本を読んでみて、映画と少しでも関連があるかどうかたしかめます。
 しかしそれにしても、日本に、映画に近いゾーンが現実に出現し、それを題材とする小説が出てきたのかと思うと、あの暗い映画を見て、遠いチェルノブイリを、たいへんだなぁと呑気に考えていたころを苦々しく思い出します。
 まさにニガヨモギの入ったアブサンの代用品の、アニス酒は独特の味と白濁するところが好きなので、この本を読みながら飲みます。悪酔いするかも。

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[2059]
JC IMPACTU (/) - 2013年09月29日 (日) 18時20分



「そして父になる」(是枝裕和監督/福山雅治主演〉を観た。少なくともこの映画には「おしつけ」がない。映画の結末は、ある意味雄弁にそのことを語ってもいる。「6歳の子供は、これほどに素直なものなのか」という批評があったが、私にはそれほどの違和感はなかった。「精一杯の抵抗」はみてとれるからである。

沖縄を舞台に実際に同様の事件はおこっているし、このテーマは非常に重いものである。日本アカデミー賞の最優秀作品に選ばれても、全く異存のない力作だ。

亡くなられた夏八木勲氏も出演されていて、懐かしい思いに包まれた。

Pass

[2176] 朗読の力
まるしお (/) - 2013年12月31日 (火) 15時37分

 2013年に私が観た映像作品や読んだ文学作品は本当に少なかったのですが、その中でいちばん印象に残ったものは何だったかと考えると、吉永小百合の朗読CDだったように思います。

 テレビで吉永小百合と坂本竜一の対談番組があって、その中で、広島・長崎・沖縄について書かれた詩などの朗読を吉永小百合は自分のライフワークにしているということが紹介された。
 そのとき、「あ、このCDは確か図書館にあったな」と思い出し、次の連作(三枚)を借りてきました。

 ・第二楽章
 ・第二楽章 長崎から
 ・第二楽章 沖縄から〜ウミガメと少年〜野坂昭如作

 これがなかなかのもので、朗読の力とは凄いものだとびっくりした。
 とても印象に残りました。

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[2276]
JC IMPACTU (/) - 2014年01月31日 (金) 00時35分



東宝シネマズのポイントがたまったので「無料」で鑑賞したのが本作。原作は勿論「竹取物語」である。特筆すべきは「姫のおかした罪と罰」というか、月に戻らなければならなかった(理由)が見事に提起されているということ。

「誰かのものになる」としかできなかった時代を描きながら、それでいて「今に生きる女性を応援する」そんなアプローチと私は感じた。屈指の名作である。公開して2ヶ月が経過するというのに、観客も多かった。



「いのちを食べて、いのちは生きる」

こういう作品はおそらく地上波では放送されることがない。CSでも難しいだろう。そういう自主規制が残念ながら存する。故にこういう問題そのものを考える機会もまた失われてしまう。



老老介護という問題は、実は私にもあてはまる。夫婦二人で子供がいないわけだから、最近はそういう話を二人でするようにもなった。どうやって終焉をむかえるか、それは自由にならない。しかし元気な間に「どうするか」ということを考え、決めておくことは重要である。



私はこの作品のテレビシリーズをそれほど熱心には視聴していない。映画化されたものは全てみているが、さほどのものは感じなかった。しかし本作の出来はシリーズ最高と言っていい。
本当に「最後」にするのかとは思っているけれど。



もし私がこの作品を劇場でみるとするならば、その動機は小倉一郎氏が「どういう役回り」を演じているか、その僅かばかりの興味だけである。

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[2322]
JC IMPACTU (/) - 2014年02月15日 (土) 00時25分

将棋エッセイコレクション(ちくま文庫/後藤元気編集)を読む。

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「○○さん(本書には実名記述)喧嘩を売るの。売るんだったらそれでもいいよ」大広間は静まり返った。
(「将棋エッセイコレクション」後藤元気編・ちくま文庫2014年2月)
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対局室で中原名人がある棋士に放ったこの迫力ある一言に、それをみていた真部一男八段(当時)は「腰椎が思わず伸び切った」そうである。

他にも芹澤博文九段のエッセイや氏を語った信濃桂氏の作品。桐谷七段の「緊急反論-対局日誌を読んで-」など、棋士を巡るドラマが巧みに描かれている。

私はやはり懐かしかった。

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[2323] お久しぶりです
ポン太 (/) - 2014年02月15日 (土) 01時26分

 JC様お久しぶりです。
 私は仕事も私生活もいろいろ多忙でイライラとして、あまり本も映画もみれない生活が続いています。
 それでも、別館の皆様にはたいへんお世話になって、つかの間の楽しい時間をいただいております。
 今回、JC様おすすめのこの本を久しぶりに購入しました。また読んだら報告させてくださいまし。
 
 

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[2328]
JC IMPACTU (/) - 2014年02月17日 (月) 21時06分

ポン太さん

ご無沙汰しています。「別館」をご愛顧いただき、ありがとうございます。どうぞ引き続き、お楽しみいただければ幸いに存じます。

ここ数日この本を読んでいます。上巻を読了し、今から下巻に入りますが、ちょっと止められそうにない予感がして、読むのを戸惑っている面があるんですよ。

この時期に「今年No.1」という帯の宣伝文は「またまたぁ」と苦笑したのですが、確かにそうなるかもしれない、そんな予感がしています。

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[2329] いつのことやら
ポン太 (/) - 2014年02月18日 (火) 02時48分

 早速、吉田修一氏の怒りを購入しました。ただいつ読めるのかしらと、ため息が出ます。
 将棋エッセイは、昔読んだ物もありますが、あらためて面白いですね。冒頭の中平氏の聖性は出版当時に読んでいるはずですが、今となっては、隔世の感があります。当時読んだときは、中平氏は内藤八段(当時)が好きなのだなと感じた記憶がありますが、この文章はまったく覚えていませんでした。まあ棋士も世に連れということでしょうか。
 故真部九段の、加藤一二三九段と中原名人の話もとても興味深いものでした。
 どれも短編なので、なんとか読み進めそうです。また報告させてくださいまし。

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