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[3381] 取り上げてみたい映像作品
JC IMPACTU (/) - 2016年02月07日 (日) 22時47分

随分とご無沙汰をしてしまいました。

映画館に足を運ぶ回数が減っているわけでもないのですが、このBBSで取り上げたい作品が、少ないというのも正直なところです。

「聖の青春」や「SEX and the 王手!」は既に升田がNo.1さんが取り上げてくださっています。



先日、都内でこの作品を鑑賞する機会に恵まれました。「ヤクザと人権」というよりは、暴力団、もしくは暴力団の家族、関係者を家族にもつ子どもたちについて、私はむしろ考えたようにも思います。

例えば





にしても、地上波は勿論、おそらくCSでも放送されることはない。



も再放送されることがない。私は劇場でみた。

なるほど、この国もなかなかに不自由ではある。

Pass

[3382]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月08日 (月) 09時49分

JCさん、おはようございます&ご無沙汰しております。
掲示板日々書き込みさせて頂いておりまするm(__)m

映画は私もちょくちょく観ているのですが(直近は『あぶない刑事』)これと言った作品がありませんねえ。ポレポレ少しご無沙汰なので近々行ってみます。ドキュメンタリーの方が面白いのだとしたら、邦画がつまらなくなっている原因は企画者と脚本家が悪い?
漫画原作には、ほとほとうんざりしており升田。

Pass

[3383]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月08日 (月) 20時50分

実は『SEX and the 王手!』を観るかなり前に
将棋を題材にした或る映画を観て居た。
一部のピンク映画愛好家以外にはまったく話題に
上らなかった珍品がこれ:

http://yume551.com/japanesefilm/5786.html

『女真剣師 色仕掛け乱れ指』
大蔵(OP)映画だ。2012年まであったピンク映画大賞の
2011年第2位に輝いた作品でごわす。

将棋は二の次のエロ映画だが後学の為に
一度観るよろし。

Pass

[3385]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月08日 (月) 23時05分

升田がNo.1さん

>邦画がつまらなくなっている原因は企画者と脚本家が悪い?

諸説あるとは思いますが、脚本家が「ホンを仕上げる際にも」制約が多過ぎるのでは、という気がします。

面白さをバロメーターとする時に「脚本のチカラ」は6割・役者の力量が3割・監督は1割ぐらいと思っています。ホンが面白くなければ、作品に影響することは当然ですが、脚本家が「やりたい」ことがやれない。時間もかけられない。対価も十分でない。これは問題ですよ。

例えばこの作品



東宝創立50周年、砂の器・八甲田山の橋本忍、脚本が仕上がった段階で、或いは脚本家自身が途中で「棄てる勇気」を持ったならば、
こういう不名誉な作品を世に残さずにすみました。橋本さんも「失敗作」であることを認めています。

>漫画原作には、ほとほとうんざりしており升田。

百歩譲って、漫画原作でも「漫画を超えているなら」まだいいのかもしれませんね。まぁ、強いていうなら「海猿」ぐらいでしょうか。

しかし、これも原作者と放送局のトラブルで次作の見通しはたっていません。

最近みた映画では



は見応えがありました。つまり「記憶に残る作品」でもあります。

原作が面白かったという点では

この作品に期待しています。いつ公開されるのかと思っているのですが(笑)

そんな作品も多いですね。

Pass

[3386]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月08日 (月) 23時24分

JCさん、『幻の湖』は観ておりません。ニコ動予告編ボロクソコメントで溢れてますね(笑) 南条玲子さんが主役と言う所でシンドイ
と思い升田。脱げる女優さんがいなかったのでしょうか?
素晴らしい映画脚本を数多く書いていらっしゃるのに、ですよねえ。

『最愛の子』は未見ですが観てみたいと思っている映画です。
三歳で誘拐されて、やっと探し当てたら、育ての親に愛情を抱き
離れたくないという筋立てですね。

此処何年かで印象に残っている封切り邦画は『舟を編む』と『百円の恋』ぐらいですわ。

追記:『お父さんと伊藤さん』の情報皆無です。ネットで調べてみます。
『最愛の子』は中国で実際起こった実話ですよね?

追追記:『お父さんと伊藤さん』チェックしました。これ、だめです(笑)
なぜなら監督タナダユキ! 『苦虫女〜』『さくらん』当時立て続けに観ましたが
ハテナハテナのオンパレードでした!!

Pass

[3387]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月09日 (火) 08時48分

升田がNO.1さん

>此処何年かで印象に残っている封切り邦画は『舟を編む』と『百円の恋』ぐらいですわ。

追記:『お父さんと伊藤さん』の情報皆無です。ネットで調べてみます。
『最愛の子』は中国で実際起こった実話ですよね?

追追記:『お父さんと伊藤さん』チェックしました。これ、だめです(笑)
なぜなら監督タナダユキ! 『苦虫女〜』『さくらん』当時立て続けに観ましたが
ハテナハテナのオンパレードでした!!

最愛の子は、ご指摘のとおり、実話がベースになっています。今は『一人っ子政策』は廃止になっていますが、そのあたりも考えながら鑑賞すると、なかなかに深い作品ですよ。

百円の恋は、私も好きな作品です。ボクシング映画としてみても。

舟を編むは、神保町のアカシヤ書店が一瞬写りました(笑)
辞書編纂という地味な作業を三浦しをんさんは、興味深く描きましたし、脈絡はないのですが、伊丹十三監督の『お葬式』を思い出しながらみていました。

タナダユキさん、ダメですか(笑) 私は知らない監督さんなのですが。

Pass

[3388]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月09日 (火) 12時00分

JCさん

感想批評はまったくの個人的独断偏見アリですので
あしからず(笑)

JCさんに提案:

邦画一本観るのを決めて鑑賞後、互いの見解を、それこそ独断偏見胸三寸舌先三寸で徹底的にあげつらう(褒めるのもありヨ)、というのはどうでしょう? たとえ映画関係者から文句が来ようが、柳に風の平気の平左を決め込んで(笑)

『聖の青春』は秋封切りなのでそれまで待ってられまへんから
何か適当なのを見つけ升田。

追記:ヤフー映画評を良く見るのですが、さくら(今風言葉はステマ)が多すぎて
星が全くあてにならない最悪の状態です。星一つの最低評価が概ね正しい評価と
私めは考えております。
『あぶデカ』『グラスホッパー』『モズ』『龍三となんとか』『駆け込み女〜』
『バクマン』『ソロモンのなんたら』(前編のみ。最近流行ってる前後編にもうんざり)
比較的最近観た映画ですがいずれも惨憺たるものでありました。

Pass

[3389]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月09日 (火) 12時21分

升田がNO.1さん

>邦画一本観るのを決めて鑑賞後、互いの見解を、それこそ独断偏見胸三寸舌先三寸で徹底的にあげつらう(褒めるのもありヨ)、というのはどうでしょう? たとえ映画関係者から文句が来ようが、柳に風の平気の平左を決め込んで(笑)

いいですね(笑)

やりましょう。やりましょう。

自腹でみるわけですから、何の遠慮会釈もいりませんし。

Pass

[3390]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月09日 (火) 14時29分

JCさん

今ヤフー映画とシネマトゥデイを見たのですが
ほんと何もないですね。インディーズでは少しコア過ぎるし
やっぱり話題の邦画が良いと思うのです。
(2月27日公開の足立正生監督フランツカフカ原作
『断食芸人』がありますがめちゃコアなのでパスします。
ただし映画は鑑賞予定)

ちっと時間掛かりますが何か選んで置きまする。

Pass

[3391]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月09日 (火) 14時38分

JCさん

手元の月刊誌『シナリオ』3月号に目を通したら
監督杉山泰一 原案森田芳光 脚本堀口正樹
『の・ようなもの のようなもの』が載ってました。
主演は、あの、松山ケンイチです。

これ行きましょうか。1月16日封切りですから急がないと
終わってしまうかも(笑)

Pass

[3392]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月09日 (火) 15時07分

升田がNo.1さん

>『の・ようなもの のようなもの』が載ってました。
主演は、あの、松山ケンイチです。

わっかりましたぁ。14日までにはみておきましょう。

『の・ようなもの』には、芹澤博文八段〈当時〉も出演されていました。何とはなく、嬉しくなってしまいます。


Pass

[3393]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月09日 (火) 15時17分

JCさん

個人的好き嫌いから「のようなもの」は観てませんでした。
しかし故人にはなんの恨みもありませぬ。平常心で鑑賞します。

そうですか、芹沢八段が出てたのですか!?

ではでは。

Pass

[3394]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月09日 (火) 19時56分

升田がNo.1さん

「の・ようなもの」予告編



『の・ようなもの のようなもの』予告編



松山ケンイチの出演作で、私の印象に残ったもの、



私もyahooの評価は殆ど参考にしませんね。実は昨年、高田馬場の早稲田松竹というところで、この作品を公開以来、久しぶりに劇場でみましたが、何のことはない、これが昨年のBest.1でしたね。

冒頭3分程度をご覧いただけます。



Pass

[3395]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月09日 (火) 23時57分

JCさん

予告編諸々ありがとうございます。
松山ケンイチ主演は「デトロイトメタルシティ」しか
観てないです。↑の「マイバックページ」は話題になったのは
覚えていますが未見です。調べたら脚本は「聖の青春」と
同じ向井康介氏ですね。で、見なかった理由を思い出した。
何故、今(封切りは2011年)全共闘!?って強く思った
から。直感で胡散臭さを感じてしまったのですよ。

向井氏は1977年生まれなので当時30代なのですが、実体験してない世代の実体験者への憧れがあったのでしょうか?脚本家監督にはそれなりに闘争した勇士が多いですから。
時代はまさに私の時代。私は全くのノンポリでしたが目の前で
全共闘と警察機動隊が本気の殺し合い(決して大げさではない)をするのを何回も見ておりましたから。縁石をはがして壊して投げるブロック石の大きさは砲丸投げの鉄球より一回りも大きなもの。
ゲバ棒の先に打ち付けられた鋭い釘などなどヤラレたらまず死にますね。

目をそむけずに(映画「マイバックページ」を)ちゃんと観ないといけないのでしょうが、今の政治はおかしいとか正面から主張している映画には思えなかったのでスルーしました。

「泥の河」は勿論観てます。主義主張のある名作だと思っておりまする。

追記:松山ケンイチ主演もう一本観てました。「奇跡のリンゴ」?


Pass

[3398]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月10日 (水) 15時25分

「のようなもの のようなもの」観て来ました。

いろいろありまっすよー!(笑)

観終えたらご一報願います。

Pass

[3401]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月11日 (木) 22時13分

升田がNo.1さん

「のようなもの のようなもの」は日曜日にみることにしました。鑑賞後、ご連絡しますね。

>目をそむけずに(映画「マイバックページ」を)ちゃんと観ないといけないのでしょうが、今の政治はおかしいとか正面から主張している映画には思えなかったのでスルーしました。

「マイバックページ」は川本三郎氏の「回想録」のようなもので、学生と機動隊の衝突は、さほど描かれていたという記憶はありません。いわば同世代の「取材する側」と「取材される側」の葛藤がメインテーマだったように思います。

長谷川和彦監督が「連赤」をやるといって、未だに実現していませんが(笑〉この作品は名作だと思っています。何度見ても飽きないし、この作品のエンディングは本当に好きでした。



若松孝二監督のこの作品を私は劇場初日に鑑賞しました。映画館を出る人々が、重苦しさを隠すことなく、しかし、どこか「恥ずかしそうな表情」にみえたことを私は今も記憶しています。



後日、若松監督と話をする機会が少しだけありました。

「ゴジ(長谷川和彦監督〉がいつまでも撮らねぇもんだからさぁ」と苦笑していましたよ。

例えばこういう作品



東宝や松竹の作品カラーではありません。じゃあ、今の東映がやるかといえばやらないでしょう。やくざ映画もそうですが、日本映画はどこからか「思想」を描かなくなってしまった。私はそう思います。

Pass

[3402]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月11日 (木) 23時50分

JCさん、了解です。
今日ご紹介の映画は3本とも観てます。
とくに「新幹線大爆破」は関わったプロデューサーと
面識があるもので苦労談を数多く聞きました。
JR(国鉄)の協力が全く得られなかったそうです。
そりゃそうですわいな(笑)

仰る通り昔は大手映画会社には「プライド、矜持、反骨精神」が
ありました。直接間接あれど作品には「思想」がありました。
最近の大手は(東宝の一人勝ちのようですが)こんなものを封切って恥ずかしくないの? 伝統格式のあるロゴが泣かない? といった映画のまあ多いこと!

全共闘(60年安保は全学連)映画だったら大島渚の「日本の夜と霧」と言う名作があります。「マイバックページ」もあのぐらい切り込んだ内容になってればねえ……まったく当たらないでしょうけど(笑)




Pass

[3403]
柳雪 (/) - 2016年02月12日 (金) 14時09分

お久しぶりです。

ふと、見てみまひたら盛り上がっておりましたので拝見させて頂きました。

洋画一辺倒の私にはよくわかりませんが、「の・ようなもの」はだいぶ前にみた記憶があります。古い話ではありますが「泥の河」には大分考えさせられたものでした。

今は、忙しくしており映画は全てCSになってしまっておりますが、時間を見て劇場でも見たいな、と感じております。


Pass

[3404]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月12日 (金) 16時32分

龍雪さま

大変ご無沙汰いたしております。
またその節はありがとうございました。
映画「聖の青春」に端を発し、このように盛り上がっておりまする。もし村山九段などの思い出話などありましたら是非お聞かせ
ください。流れから邦画になっておりますが、JCさんもそうでしょうが、洋画も頻繁に観ております。なんでもいいですから
思いついたらすぐ書いてくださいませ。



Pass

[3406]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月14日 (日) 21時53分

柳雪さま

お久しぶりです。

>古い話ではありますが「泥の河」には大分考えさせられたものでした。

宮本輝の小説を映画化したものですが、いわゆる「廓舟」のような営業形態というものはなく、作者の創作なのだそうです。見事だなと思いました。

私もCSを視聴できる環境にあります。邦画洋画、古今東西問わず、これはという作品がありましたら、ぜひお知らせください。

また、近々お会いしましょう。

Pass

[3407]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月14日 (日) 21時59分

升田がNo.1さん

私も「のようなもの・のようなもの」を丸の内で観てきました。

で、さっそく書き込んでもいいのですが、まずは升田がNo.1さんに「ひな形」も含めて、スタイルをご教示いただければと思います。

個人の評価を星の数にするのか、点数にするのか、色々あると思います。

森田芳光監督の告別式の報道がありましたので貼り付けておきましょう。

http://eiga.com/news/20111224/4/

Pass

[3408]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月15日 (月) 12時20分

JCさん、おはようございます。
昨日は遅くまで仕事で外出しておりましたので失礼致しました。

さて、ひな形と言っても別にこれと言ってなく、思いつくまま書き連ねて行くと言う事で。あ、でも一応、トップに最高5つ星にて★入れましょうか。

監督杉山泰一 原案森田芳光 脚本堀口正樹
『の・ようなもの のようなもの』
主演:松山ケンイチ

★★

2016年2月10日 渋谷にて鑑賞。観客15人程。

事前情報で最近の邦画にしては比較的短尺の92分であることを知り、うん、丁度いい長さだ、最近のは概してはやたら長い! と気分良く観始めたのだが……これが長い長い!(笑)途中何回も時計を見てしまい升田。

まず致命的なのが「落語」感が全く臭って来ないこと。
伝統芸能の世界に必然であるはずの徒弟制度、厳しい縦社会が皆無。冒頭、うたた寝しているしん田が気配を感じて目を開くと
目の前に直ぐ上の兄弟子の顔が……しん田は寝たまま「兄さん」とボケっと呟くがこんなことまずないでしょう?
飛び起きて居住まいを正し詫びの言葉の一つでも云う。そういう「世界」じゃないんでしょうかねえ。
冒頭からがっかりでしたわ。

次に、しん魚を探す目的が明瞭では無い為、何で探すんだよ、探してどうすんだよ?とずっと疑念を抱いたままの鑑賞。
会長宅の池にゲロ吐いた、出目金が死んだなどは些末な事で、それより、彼が会長以下出船停一門にとってどんな存在だったのか? 失踪したことでどんな影響を与えたかが全くもって見えてきません。
シナリオをチェックしたのですが、ちゃんと書かれてませんでした。会長の意向らしいことは分かるのですが、会長が何故しん魚に拘るのかは皆無です。

芸事を映画にするのはほんとに難しいですね。
「志ん朝」狂いで年がら年中何回も聴いている自分としては
役者演じる落語が下手でヘタで馬鹿馬鹿しく聞いてられませんでした。将棋映画「聖の青春」も同じ轍を踏まなければ良いのですが……。

以上が二つの大きな点。以下、細かい所:

トップシーンのベンチで、しん田の隣にしん魚が座ってアイスを食べるのは何だったんですかね? イメージ幻想? なんだか分かりません(笑)

娘・夕美もなんだかわけ解らない役どころでしたね。まあ恐らく相思相愛なのでしょうが、キーポイントになるシーンがないので、夕美は単なるハジけたバカ娘になってる。幼かった彼女が、しん魚に対して格別の親愛の情を抱いているのですが、理由が全く分かりませんでした。「の・ようなもの」を観てないから分からない? そちらに何か描かれているのでしょうか?

しん魚がダメで、二つ目昇進と引き換えにしん田が「出目金」を
演じることになり、「良い話」にすべく、しん魚に譲って自分は亡き師匠の墓前で独り演じるのですが、しん田に葛藤は無かったのでしょうか? 当然あった筈ですがそれは全く描かれていません。
墓前でのしん田のヘタな落語を聴いて(映画を観ている)観客は恐らく想像するでしょう→近い将来、しん田は落語を辞めてしまうでしょう。肉うどん屋さんになった兄弟子と同じ様に……何故ならしん田の落語は余りにもヘタ過ぎるから!

おばあちゃんちの止まった古時計を直した時、
「ネジを巻く」とセリフでは言っていたが、
やはり「ゼンマイを巻く」じゃないとおかしいね!

最後に、演出がつまらなかったですねえ! これが長く感じさせている原因です。シナリオチェックしたらほぼ書かれている通りに撮っているのですが、切れが悪すぎます。TVではそれでも良いのでしょうが……。

追記:北川景子さんは綺麗だった!!!!!

Pass

[3409]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月15日 (月) 19時05分

監督杉山泰一 原案森田芳光 脚本堀口正樹
『の・ようなもの のようなもの』
主演:松山ケンイチ

☆☆

2016年2月14日 丸の内にて鑑賞 観客30名〜35名

升田がNo.1さんご指摘のとおり、落語会の世界観というものが全く伝わってこない作品でした。尾藤イサオさんにしても、でんでんさんにしても、脇を固める配役陣として悪くはないのですが、まずもって落語家にはみえないわけです。出船亭一門の中に、例えば鶴光でも志らくでも、本職がひとり出ていれば、映像が描き出す世界観が違っただろうにとは感じました。これは年末にテレビ放映された「赤めだか」にしても同じことで、ビートたけしが談志と言われてもねぇ…という感じと同様です。

志ん魚を探す過程で、家族ゲームの当時子役だった彼が、志ん田に「家庭教師やらない」とか、刑法第39条に出演した鈴木京香が能書きを垂れてみたりと、まぁ森田監督へのオマージュをちりばめたつもりなのでしょうが、こういう見え透いた手法を私は好みません。やるならやるで、徹底してやらないと(笑)

冒頭のアイスクリームのシーンは、それが「ハズレ」であることに、恵まれない、冴えない二人を象徴的に描いたということなのでありましょう。しかし、掴みとしては、それこそ冴えないなぁという気がします。

この映画の主題は何かというと、私はあまりピンとこないのですよ。いや、別に言葉にしてわかるようなものではないと制作者が言うのであれば、まぁ、そういうことなのでしょうが。友情にしてはピンが甘い。自己犠牲にしては弱い。志ん魚にしても最後に「金魚」を演じたわけじゃない。それは三田佳子演じる「リクエスト」とは異なるのですが「ええじゃないかええじゃないかめでたしめでたし」というのは、私の感覚では変なのです。

エンドタイトルが示される時、谷中の民家が映されますが、カミさんが欠伸を噛み殺しながら「ああ、この家、私の中学時代の同級生が住んでいるのよ。懐かしいわぁ」それが家内の唯一の感想でした。曰く「筋が読めてしまう映画は面白くない。志ん魚には、首でも吊ってほしかった」と(苦笑)

松山ケンイチさんの村山聖、例えば村山さんが師匠の言うことでも背く時には「いゃじゃ」と頑として首を縦に振らなかった。そういう振舞を「単なる駄々っ子」のように演じてしまっては、それでもう白けてしまうのだろうな。今からそんなことを考えてもいます。

Pass

[3410]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月15日 (月) 19時48分

一応次回の候補作を、升田がNo.1さん、或いはみなさまも「これは」という作品があれば、ぜひご紹介ください。



少し先の作品ですが。



これは当確??(笑)



これは、どうかなぁ(・・?


Pass

[3411]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月16日 (火) 12時33分

JCさん

感想拝読いたしました。
星二つで概ね同様でしたね。

おっしゃる通り本物の落語家を一人でもキャスティングしておけば
「落語感(世界観)」が出たのでしょう。

しん田がしん魚を探す過程で豪華有名俳優陣が次々とゲスト出縁してましたが中途半端感は否めなかったです。ただ、出てます、すごいでしょ? みたいな……。

奥様のひとことコメントには吹きました(笑)

テーマがはっきりしませんでした。
「64」は面白そうですがまだ間がありますので何か
探してみます。

Pass

[3413]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月17日 (水) 21時23分

升田がNo.1さん

>「64」は面白そうですがまだ間がありますので何か探してみます。

ありがとうございます。よろしくお願い致します。

「64(ロクヨン)」は原作を読む限り、なかなかの作品に仕上がるのでは、と期待をしています。

横山秀夫さん、ホントに遅筆になりましたねぇ。

「半落ち」という作品は、確か日本アカデミー賞最優秀賞を獲得しましたが、あの映画には失望しました。原作の世界観というものが厭になるほど欠落していると感じたからです。

Pass

[3414]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月18日 (木) 11時11分

JCさん おはようございます。

映画「半落ち」(監督佐々部清、脚本田部俊行・佐々部清)は酷かったですね。あの原作がどうして?と謎であり升田。

次の作品を昨日から探しているのですが無いですねえ。
あれ(=海難1890)は観たのですか? ヤフー評価見て
食指が動かないのですが……。

Pass

[3415]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月18日 (木) 21時45分

升田がNo.1さん、こんばんは。

>あれ(=海難1890)は観たのですか? ヤフー評価見て
食指が動かないのですが……。

今年度の日本アカデミー賞優秀賞ですので、観てはましたが、わざわざ劇場に足を運ぶ作品では… という気はします。

カミさんが絶賛した映画をいくつか





どちらも原作は吉田修一でしたが、原作も秀逸でしたし、映画も記憶に残る、面白い作品でした。私も同感です。

特にパレードの結末は、感心しました。



これはもう、見事でしたね。砂の器や鬼畜だけではありません。
清張の作品は。

Pass

[3416]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月19日 (金) 12時02分

JCさん おはようございます。

「海難1890」観なくて良かった!(笑)

「パレード」と「悪人」は未見です。
森田芳光と同じで全く個人的偏見なのですが行定監督(「パレード」)作品はどうも観る気がおきません。あと是枝監督も!
理由は不明です(笑)「悪人」の方は「フラガール」の監督なんですね。DVD借りて観てみます。

「影の車」他、野村芳太郎監督の霧プロ作品(清張との共同出資プロダクション)は概ね観ております。清張小説の持つ社会性がみごとに映画でも表現されていますね。そう感じる自分たちは、やはり「歳」なんでしょうかねえ?

しかし、最近の邦画の出来は、ねえ……。

Pass

[3417]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月19日 (金) 22時37分

升田がNo.1さん、こんばんは。

「悪人」は満島ひかりさんの博多弁が違和感なく、実に見事でしたね。

地元の人間からみて「地元の言葉」にひっかかると、映画が一瞬にして白けてしまうということが、私の場合、あります。↓の作品から注目していたのですが「悪人」で、私は満島さんのファンになりました。



↓の作品、でんでんという役者さんを私は初めて知ったのかな。



さて、今からの作品、ほんの少し先ですが、これはどうでしょ?

キャストはなかなか、という気がしているのですが。


Pass

[3418]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月20日 (土) 10時39分

JCさん おはようございます。

満島ひかりさんを初めて見たのは園子温監督の
「愛のむきだし」です。園監督も初めてでした。
そして度肝を抜かれました。237分と言うとんでもない
長尺にも関わらず飽きることなく観入ったのを鮮明に
覚えてい升田。
この作品で満島さんも助演賞を獲りましたね。

しかし園子温監督、最近一体どうしちゃったんでしょう?

TOKYO TRIBE(2014年)
ラブ&ピース(2015年)
新宿スワン(2015年)
リアル鬼ごっこ(2015年)
映画 みんな! エスパーだよ!(2015年)

↑まともなの一本も無いですよ(笑)

確かに方言は重要ですよね。物語の世界観が広がります。
東京生まれの東京育ちの私にはマジ本当に方言が羨ましい
です。だから意地になって江戸弁に拘っているのかも(笑)

次回視聴、「フローレンスは眠る」にしましょう!
恥ずかしいながら小林兄弟監督って知らなかったです。
コーエン兄弟みたいでかっこいいですね。
楽しみにしております。



Pass

[3419]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月20日 (土) 13時03分

升田がNo.1さん、こんにちは。

園子温監督の作品では、夏八木勲さん出演ということもあり、この作品も好きでした。久しぶりにシナリオを探して入手しましたね。



ところがですね(笑)



この予告編をみて、私はいやぁな予感がしました。題材としては小林信彦の「唐獅子」シリーズを思い出したりもしたのですが、園さんは監督と脚本を兼ねる方ですから、最後まで期待しましたよ。

で、以後、みなくなりましたね(笑)

満島ひかりの話

私は満島ひかりが出演しているという、ただそれだけの理由でこのドラマをみました。



「理屈じゃねぇんだよ」って、それを「ことば」にしたらいいってもんじゃない。んなものは、視聴者はわかるものだと私は思っているものですから。満島さんはうまかったですよ、それはもう(笑)

「若者たち」は昭和41年に田中邦衛主演で放送されました。その後映画が3部作として作られました。リメイクを一概に否定はしませんが、元の作品の「魂」が抜け落ちてしまっては仕方がないと、おじさんは考えてしまうのです。

Pass

[3421]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月22日 (月) 12時01分

JCさん おはようございます。

私のPCが古いのか(でも2年前のものなのにな……)他のスレッドには入れるのですが此処だけ入れませんでした。
昨日は仕事でばたばたしておりましてすみません。

新「若者たち」は当時随分番宣されてたので覚えておりますが、
リメイクする意味があるのか?と大いに疑問に思い、何話か忘れましたけどちょっと観ただけでやめました。

ドラマにしろドキュメンタリーにしろマスメディアは「今」を描かなければ意味を成しませんね。「若者たち」だって↑で扱ったような70年安保に向かう混乱した世情の中にあったドラマではなかったでしょうか。それを今時、ドラマ化するずれた感覚のプロデューサーの頭の中を覗いてみたいです。

一昨日、「最愛の子」を観ようと劇場に行ったんですが、いざチケットを買う段になってなぜか隣の「眺めのいい部屋売ります」に突如変更! 気分的に明るい映画が観たいと……。

で、館内はシニアでいっぱい。夫婦の絆を描いた映画なのに観客は
おばさん連ればかりでした。おそらく海外ではこんなことはなく、
夫婦で観に行って感動し、互いの絆を再確認する、となるのでしょうが。日本人は面白い!

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[3422]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月22日 (月) 20時48分

升田がNo.1さん、こんばんは。

ご迷惑をおかけしています。おそらく原因は、私がこのスレッドに動画を張り付け過ぎたことに起因するのだろうと思います。

次スレではセーブしましょう。

>それを今時、ドラマ化するずれた感覚のプロデューサーの頭の中を覗いてみたいです。

結局はリメイクする元のドラマの評価や知名度に依存しているということなのでしょう。ある意味、邦画の原作がアニメの知名度に頼っているのと通じるのではないでしょうか。

「若者たち」も今風にアレンジはしていましたが、貧しさとか葛藤とか思想とか、そういうものが視聴者に「痛み」として伝わってこないわけです。元の「若者たち」には登場人物に、相応の狡さもしたたかさもありましたが、リメイクされたものは、悩みごっこというか、なぞったものしか伝わってこない。だから嘘っぽいという気がしましたね。

私は「リメイク」を一概に否定はしません。ただし前作を超えられるのかという検討はしっかりやって欲しい。「白い巨塔」は田宮二郎によるものと唐沢敏明によるものとありますが、あの作品などは山本學が「どうしてあんなに言葉にするのだろう」という感想を述べ、私も同感ではありますが、それでも「リメイク」する際に、前作と格闘した痕跡はあると私は思います。

>「眺めのいい部屋売ります」

モーガン・フリーマンはカミさんが大好きな役者さんで、私も付き合いました。邦画で旦那が女房の絵を描くともうそれだけで、なにかこう違う映画になってしまう。気恥ずかしさに思わず下を向いてしまうということになるのかもしれませんね。

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[3423]
升田がNo.1 (/) - 2016年02月23日 (火) 11時56分

JCさん おはようございます。

そうか、重かったのは動画でしたか。でも動画が少なくなって
しまうのは寂しいです。私は貼り付け方も分からないので。
良くある×で隠して軽くする方法はないのでしょうか? 今後とも予告編をお願い致します。


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[3424]
JC IMPACTU (/) - 2016年02月23日 (火) 22時26分

升田がNo.1さん、こんばんは。

>今後とも予告編をお願い致します。

はい。わかりました。調整しながらやっていきましょう。

山田洋次監督。男はつらいよという作品を私はおそらく全て観ているのですが、この作品を山田監督の代表作かと言われると、ひとり抵抗したくなります。理由は簡単で、労働者をバカにする寅さんという描き方が厭だからなのですが。



この作品は感心しました。山田洋次監督の中ではBest1でもあります。私の中では。

西川美和監督「ゆれる」もよかった。↓も素晴らしかった。しかしその後がという感じです。



医学ものでは大森一樹監督の「ヒポクラテスたち」これは今でもたまに観ますね。

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[0] 最大レス件数を超えました
システムメッセージ (/) - 2024年11月24日 (日) 07時16分

最大レス件数「35」を超えましたので、これよりレスは出来ません。

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