出張半ばですが…
色々と考えさせられる事が多いです。
タイトルにしましたが『一期一会』。
人生ってこれの繰り返しなんだなって…
出発の時に喫煙所でお話しした方。
癌の手術をして、転職をしなければならず毎日沢山の苦労をしてきた、癌と闘った時に周りに随分と世話になったから転職後に毎日虐めにあったが闘病の時に周りにお世話になったし家族を守る為に必死に我慢をし続けたんだそうです。
自分と変わらない位の年齢でしょうが、それは想像もつかないような日々だったと思います。
ですが、素晴らしい気遣いが出来る方でして喫煙所に私だけ居たんですが、前を通る時に会釈の仕方が普通と全然違うんですね。
何がって説明しにくいんですが、一言で言うと感謝が表れてるんですよ。
たかが喫煙所で前を通るだけなのに、そんな会釈は普通出来ないですよ。
プライベートな時間に初対面で連絡先の交換なんてした事が無かったんですが、思わず名刺を交換しました。
少しお話しさせて頂きましたが『今までの苦労が報われた…』と涙を流しながら言ってくださったのが本当に嬉しかった。
この人の闇の部分を少しでも拭えたかと思うと、今まで自分がやってきた事は間違いではないと思えた瞬間でした。
大人が初対面の相手に涙を流してまで我慢していた事、苦しかった事…
そこまでの闘病と、そこから戦った転職。
素晴らしい人でした
東北に復興の視察で出会った『生き残った』方々の真剣な思い。
一つの町が殆ど無くなって、住んでいた方も…
そこにある『自分でもやれる事』を続けている老夫婦、神社を護る為に身体を張った神主さん。
想像もつかない…
否、想像もしたくない当日からの大変な苦労の連続であろう貴重なお話し。
どれも『一期一会』で頂いた貴重な出会い。
まだ色々とあったけど、それは非公式なんでお店に来た方だけに内緒話として(^-^)
お店に来てくださるお客様とも一期一会の有り難みを一段と噛み締めて頑張ろうと思う。
スタッフ一同、努力を重ねなければまだまだいけないと痛感させられる日々です。
生きてるって本当に素晴らしい…
まだまだ道は険しいし遠いけど、いつかは辿り着くと己を信じて頑張る。
写真は復興の現場と、今だに裁判をし取り壊すか残すかで揺れている大川小学校の校舎、津波で流されてしまったお寺の歴代住職達の墓などが山あいに列んでいたものです。
改めて震災で亡くなった方々の御冥福を祈ります
皆様にとって、少しでも幸せな日になりますように
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投稿日:2016年05月24日 (火) 07時11分 [