【英語】 厄介な科目です。英語は「単語の記憶」と「言語演算(英文和訳と英作文)」が大切なのは分かるのですが、どうやったら良いのか暗中模索状態ですよね。でも、「単語の記憶」についてはちょっとお金がかかりますが、案外簡単にできるので、その方法をご紹介しておきます。市販の単語集のCDを買ってきて、デジタルミュージックプレーヤー(i-podなど)に入れて聞き流しているだけでOKです。一ヶ月くらいで抜群の効果が出てきます。
Q どの単語集を買ってくればいいの? A 『アクティブ英単語・熟語1100入門編』です。学習が進んでいる人は『アクティブ英単語2100』も買いましょう(大学受験をする人など)。この二冊は、今売られている単語集の中で最も優れています。過去に様々な単語集が発売されてきましたが、「アクティブ」は、それらの良いところを研究して最適化したものだからです。この単語集は、現段階では間違いなくベストです。知名度が高い他の単語集を勧める人がいるかもしれませんが、惑わされちゃダメ。この判断には自信があります(検索して調べてもたぶん同じ結論)。
Q その本を買ってきたら何をすればいいの? A リッピングソフトを使ってCDからデータを取り出し、MP3というファイルに直して、i-podに入れます。あとは、歩きながら、ご飯をたべながら、一日中漫然と聞いているだけで効果が出てきます。単語と意味が無意識に焼き付けられます。
Q 単語集を読まなくてもいいの? A 一ヶ月くらい経てば、本を読まずに、いきなり高認試験の問題集を解いても効果を実感するでしょう。しかし、この単語集の例文と解説を読めば単語の背景が良く分かるので、読んだ方が断然お得です。
Q さらなる裏技はありませんか? A 二倍速にして何度も繰り返して聴くことです。最初はノーマルのスピードですら聴き取れないと思い込んでしまうものですが、強引に聴いているうちに耳が慣れてしまいます。
【他の科目への応用】 日本史と世界史の音声教材も売られていますね。古文もたしかあった気が……。どうなんだろう?
【英語辞典】 英語の辞書は何がいいのか? 研究熱心な英語の先生は「『クラウン受験英語辞典』を使いなさい」とおっしゃるでしょう。たしかに、英語を深く理解するためにはそうなのかもしれません。そうなんですが、紙の辞書を引くのってストレスがかかって大変です。理解よりも先に気が滅入ってしまうのです。そこで「電子辞書」という選択になりそうなのですが、あえて紙の「辞書モドキ」をお勧めしたいです。これです↓
赤尾好夫『英語基本単語熟語集(復刻版)』(旺文社)
いわゆる「豆単」と呼ばれてきたものです。不思議に思われるかもしれませんが、1966年(昭和41年)に発行された「復刻版」をわざわざ選ばなければいけません。東京の物凄く大きな本屋さんに行かないと置いていないのが「復刻版」です。Amazonなどから取り寄せましょう。本格的な辞典は分厚くて引くのに手間取るし、これ以外の単語集はABC順ではないので検索に手間取るし、物凄く初歩的な単語(a, the, dog, catなど)の解説がないし、電子辞書は機能が多くて便利でも、紙の本と違ってページレイアウトが記憶に残りません。その点、「豆単」は実践的! 使ってみれば分かります(検索で調査しても結論は同じだと思う)。
【英語を楽習するための予算】
『アクティブ英単語・熟語1100入門編』+『英語基本単語熟語集(復刻版)』 =1,260円+2,116円 =合計3,376円
あとは過去問を解いて、解説を読んでいくことかなぁ。
投稿日:2012年02月23日 (木) 17時41分
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