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[63] 題名:「三つの箱から世間を覗く」読ませていただいています 名前:gumbo 投稿日:2011年03月14日 (月) 22時41分

連載中に失礼であり不適切かもしれない、と思い幾度も迷いましたが、コメント、レスポンスせずにはいられず、書き込みました。

毎日帰宅が遅く頻繁にアクセスできませんが、(PCが無いため、携帯からしか見れません。)読ませていただいています。学ばせていただいてます。


一点。
第19回についてですが、「心、思い」見えないのは行為者の行為が足りないからなんでしょうか?
見る側に「心」がないからなんでしょうか?


削減キーは“zzzz”です。


[61] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第43回)」 名前:三戸 投稿日:2011年03月10日 (木) 13時30分

「身体検査と任命責任」(2011.3/10)

@米国務省メア日本部長の「沖縄県民差別発言」問題
実際には、どう言ったのか。
どんなコンテキストで、どういう単語を使ったのか?
まず、その事実確認が必要だ。
聞いてメモを取った学生にメモを見せてもらわないのか?
そのメモが実際の発言を忠実に再現したものではないだろうが、
20代の加害者・被害者の10代の頃の写真や、小学校の卒業文集を流すくせに…。
本人の謝罪か、政府の謝罪か、どう責任をとらせるべきか、等々と喧しい。

A民主党土肥議員「独島(竹島)の日本領有を撤回」声明に署名したという。
聞くもの全てが呆れ果てる行為だ。
おいおい、こいつは小沢に出ろ出ろと言っている、あの政倫審の会長だそうだ!!
菅は、相変わらずの「遺憾だ」だ。
野党は(やったやったと)嬉しそう。

B前原外相の「外国人献金問題」
子供の頃から知っている焼肉屋のおばちゃんからの年5万円…。
("ぽっち"というと、おばちゃんにも失礼だが、献金額としては…。)

後任人事がすぐ決まらない。幹事長に代行させるとは何事だ。
と野党は責めたてる。

C問題以上@〜Bに共通するものは何だ?
解答:いわゆる「身体検査」
メアの価値信条・人種観、土肥議員の社会関係、を調査・考慮した人事だったのか?
前原の後任人事を決めるに当たり、候補者の調査に時間が必要ではないのか?

なぜ、この観点からのコメントがないのだろうか?

その発言・行為が偶発的か否か?これは大きい。
そのような言動が予想される人物をそのポストに任命したならば、
それこそ「任命責任」を問わねばならない。
選んだ人が問題を起こしたら、すぐさま「任命責任が」と言う。

前原政治献金問題は「任命責任」には結びつくまい。
メディアは、野党と一緒に「政治責任は?」と条件反射的に口走る。
野党の「あら捜し、足の引っ張り」に便乗したり、お先棒を担ぐのではなく、
それは「政治責任問題ではない」とか、
「今の外務大臣というポストは重要かつ微妙である。
 慎重に身体検査をして、問題を引き起こさぬ人物を選べ」
と、発言すべきではないのか?

無責任な野党自民党を嗜めることが「第三の権力」マスコミに要求されているのだが…。
(「期待されている」と言えぬのが残念だ。)


[60] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第42回)」 名前:三戸 投稿日:2011年03月09日 (水) 13時29分

「人の話を聞く」とは

会社勤めをしている人は、
毎朝10時からのフジTV「知りたがり」を見ることはないだろうだろうなぁ…。

その日10時までの各チャンネルのニュースショーをまとめた番組。
「なるほど!」各チャンネルをザッピングしている私などは、
感心し、ありがたい番組だ。
その日の共通テーマについての解説もなかなかいい。

この「知りたがり」のコメンテーターも考えられている。
いわゆる「オバサン」中心、
30〜60代女性という視聴者の代表を3人
コメンテーターにして画面右側に、机なしで椅子に座らせている。

通常レポーター・解説者のあとに、コメンテーターに語らせる。
だが、この番組は、解説者(「わかる人」と呼ばれている)の解説中に
「オバサン」たちに相槌を打ったり、質問したり、口を挟ませる。
今日、解説中に話の流れと無関係に、目立つ声で笑った。

おばさんたちは、よくアイヅチを打ち、笑う。
講演では良き聞き手であろう。
だが、彼女たちは、レスポンスしているのだが、「聞いて」いるのだろうか?
反応してはいる。

「聞いて」頭に浮かんだことを口にするだけ。
それが、「そうそう」「まあ」「へー」というアイヅチに。
ピンとこなければ、質問に。

「結論」が問題である話は、最後まで聞かねばならない。
そして結論が納得できるかどうかが大事で、
「納得」するために「必要なこと」を質問する。
だから、基本的には最後まで話を聞く。

話には「聞く」と「聴く」があり、
こういうことなんだろう。

私の話は、普段から「聴く」ことを要求する話であり、
しかも、イメージ連鎖で長い。

聞かされている人、すまない。
途中で適当に口を挟んでくれ。
質問でもいい。話の内容に関する自分の意見でもいい。

(蛇足だが)途中で口を挟みにくいならば、
最後にどんな感想を言おうかを、考えながら聞くようにする。
その場合、「特に」相づちを意識して打つようにすべきであろう。
(普段から「相づち」を意識して打つことを心がけているものは、
みなから「良き聞き手」として好かれるであろう。
好かれると、皆が話をしてくれるようになる。これは大きいぞ!!)

それが「聴く」話の「聴き方」であろう。
そのような「聴き手」を相手に話すことは、
快感であり、幸福である。


[59] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第41回)」 名前:三戸 投稿日:2011年03月08日 (火) 12時26分

「"豊かさ"と"自由"〜2011.3.8の朝のNews Showから〜

○人口ボディ製作者(TV朝日)

大阪のある人工ボディ製作者を取材。

すごい!!
本物の手と見比べても(カメラ越しでも)全く全くわからない。
病児・事故・先天的いろいろな事情で体の一部を失った数多くの人たちがいる。
自分がその立場になったらば…、と考えると…。
嬉しそうな表情が、こちらの心に浸み入るのは、そのせいだろう。

いい仕事・職業だ。
誇りを持ってやっているだろう。

人工ボディは高額(数十万以上)で、誰にでも簡単に得られるものではないという。
だが、この人工ボディを得られる社会である。
「"現代"の"日本"だからこそ得ることができる。」

義足どころか松葉杖さえない国(カンボジアなど)で地雷で足を失った子供がいる。
NPO・NGOが、彼らに日本での使い古しの松葉杖を送ったり、
現地で入手可能な材料を使った松葉杖の製作法を教えたりするようにはなってきている。

「豊かさ」が、
他者の目を気にせず、明るく生きていける社会を作り出している。 

つまらないネタになったので、channel change!

○パキスタンからの留学生が「日本の高齢者事情」を見学(フジTV)。

20前後の女性たち数人。
みな知的で、品があり、かつ美しい。

老人介護施設を訪ねた。
部屋に入った時の「驚いた表情」が印象的。
彼女たちが見たものは、ただ老人たちが集められている光景。

続いて、アパート独居老人を訪問。
 
「なぜ、一人で住んでいるんですか?
 家族はいないのですか?
 母国ではみんな一緒に住んでいます。」
と、もっともな質問が…。

「家族に迷惑をかけたくないから…」

夜寝る前に祖父母にマッサージするという。
訪問最後に「マッサージさせてください」と。

その後、彼女たちに質問。

「パキスタンの方が優れていること3点挙げて下さい」
・お年寄りを大切にする
・家族の絆
・社会的団結

それを受けて、
小倉・中野アナ・コメンテーター達の「そうそう現代・日本は…」
というコメントに竹田 圭吾が反論。
「自由・医療など日本の方がはるかに優れている。全体的に判断すべきだ。」

【コメント】
@「人工ボディを得ることができる社会」は、同時に、
 「老人になったら、(子供に迷惑をかけたくないと言って)独居する社会」だ。
 「"豊かさ"・"富"を求め、獲得した社会(日本)」は、同時に、
 「"自由"を求める社会」であった。
 そして、我々は両者を共に(アメリカと共に)世界最高「先進国」となれた!!

A竹田圭吾の「得たものー失ったもの>0」という図式。
 そう「功利主義」去年勉強したね…。
 計算できるのか?
 異なる基準で計測されるものの引き算の意味。

 「計算できるもの」か?「計算するもの」か?
 ではないだろう。
 「計算するもの」か?「選択するもの」か?
 の問題ではないだろうか?

 「計算する・できるもの」なら「正解・最適解」がある。
 それが「正しい・正義」となる。

 「豊かさ・富」は計算できたとしても、
 「自由」は計算できるのか?

 「価値の一元化=原理主義」と「自由」
 「自由」は「得るー失う」を伴う。

Bだが、問題は以上では全く終わらない。
 皆が問題としている=求めているものは「幸せ」ではないのか?

 「"豊かさ"と"自由"」・「"豊かさ"か"自由"」か、ではないだろう。
 「"豊かさ"と"幸福"」、「"自由"と"幸福"」の問題とすべきであろう。

 「幸福」「幸せ」とは何か?(大体、"幸福"と"幸せ"は同じか?)
 ・定義レベルの答
 ・概念レベルの答
 ・「あなたにとっての"幸福"とは?」の答


[58] 題名:第3回アンケート(31〜40回分)のお願い 名前:三戸 投稿日:2011年03月08日 (火) 09時27分

「三つの箱から世間を覗く」も40回になった!
(まず50回と思っていたがあと10回だ)

昨日載せたときの【削除キー】をまちがえていた。
答えようとしたひと、申し訳ない。


前々回、前回に続けて、アンケートに協力してほしい。

竹田君、日々野君、大野君、近藤君、中村君、
応えてくれて、本当にありがとう。

私からの"TP(Thannks Point)"を進呈したい。
竹田4p、近藤4p、松井4p、大野4p、日々野4p、中村2p、坂倉2p

今回も、またまたよろしく。
もちろん、まだの人、いつでもアンケートに答えてくれてかまわない。大歓迎。

今回の結果をも踏まえ、
みなの感想・要望に応えたものを少し書いていきたい。

人気・関心テーマの集計結果は、50回アンケートで出す予定。

【削除キー】"good"

@面白いと思ったか? 右に◎、○で(幾つでも可)。
Aもう少し読みたい、書き足してほしいなら、右に「+」で(幾つでも可)。

第40回「2011.3.7朝のニュース・ショーからA」熊本学園大生3歳児殺害事件に対する吉永みち子のコメント ○
第39回「2011.3.7朝のニュース・ショーから@」メディアの自殺 〜3〜5秒のつまみ食いインタビュー〜 ++
第38回「与党が予算を"人質"に!?」 ○
第37回「お疲れさまという言葉」 ○○◎
第36回「医者に必要な学科目は何か」 ◎○◎
第35回「今週の関口宏サンデーモーニングからA」2011.3.6、菅政権 ◎◎
第34回「今週の関口宏サンデーモーニングから@」2011.3.6 京大カンニング事件 ◎+◎
第33回「2011.3.5(土)の「王様のブランチ」から」 +++◎+
第32回「京大カンニング事件」 ○○
第31回「2011/2/28の朝のニュースショーから」スカイツリー他○

-------------------------------------------------------------------
中村 貴治(20期)(2011/03/08 5:30)
◎ : 第35、34回
○ : 第37、38、40回
+ : 第33、39回
「+」は、それぞれ“professionalism”、“お笑い・バラエティ”について
加えてお話をお聞きしたいと思いました。
今回の「カンニング事件」は世間の反応も含め、「大学の機能」「入試の性格」
などについて考えさせられるもので、とても興味がありました。
-------------------------------------------------------------------
近藤祐太朗(22期)(2011/4/13 6:00)
◎ : 第35、36回
○ : 第32、37回
+ : 第33、34回
第35回について、政府には政府の、企業には企業の、家庭には家庭の、
それぞれ役割があるのだというお話は、学生は学生らしく学ばなければならない
ということにつながるのだと気付きました。
-------------------------------------------------------------------
大野 裕喜(18期生)(2011/04/20)
◎ : 第34、37回
○ : 第32、36回
+ : 第33、39回
この10回のブログは特に、テレビの問題の取り扱い方、
報道の仕方(のひどさ)に関する内容が多かったように思えます。
テレビの論理を知るにつれ、(自戒も込めて)自らのあり方、
役割を問うという姿勢が必要なように感じました。
(「+」は中村君と同じになります。)
-------------------------------------------------------------------
竹田俊亮(21期生)(2011/04/22)
◎ : 第36, 33回
○ : 第31回
+ : 第33回
いま私が興味を持っているものに〇を付けました。
特に、33回はとても面白いです。本当に共感致します。


[56] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第40回)」 名前:三戸 投稿日:2011年03月07日 (月) 13時19分

「2011.3.7朝のニュース・ショーからA」

○熊本学園大生3歳児殺害事件に対する吉永みち子のコメント
「楽しく買い物する場で…」

「楽しく買い物する場」なのか?
大人は楽しいかもしれないが…。
店側は、「楽しい場」にして(子連れも)来てもらおうとしている。

「楽しい」かもしれないが「安全・安心」が保障されているわけではない。
家の外は危険ではないのか?
「大人」は危険性を認識しているであろうが、「子供」は…?
親は「危ない」から手を引き、車に注意しなければならぬ。

続けて、最近の防犯カメラ事情、その凄さをレポートしていた。
そんな凄い防犯カメラを必要とするスーパー、商店街、戸外。
とは、結びつけないだろうなぁ…。
人目が少ないスーパーのトイレに「3歳児」をひとりで行かせる危険性には誰も言及しない。
六本木アークヒルズの回転扉事故の時も「親の責任」を問わなかった。

○「被害者はいつも"善人""無過失の人"」
NZ地震被害者たちはみな「夢と希望を持った人達」であるそうだ。
いや、そうでなければならない。

だから週刊誌は「そのような人(被害者)たちの裏側を暴く」


[55] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第39回)」 名前:三戸 投稿日:2011年03月07日 (月) 13時17分

「2011.3.7朝のニュース・ショーから@」

○メディアの自殺 〜3〜5秒のつまみ食いインタビュー〜

⇒ 不正確な情報 理由・動機はどうでもいい

NZ地震の被災者の氏名が判明で、
富山外国語学校校長、「来るべきものが来た」とインタビューで。
思わず「何が来たのだ?」とツッコミを入れたくなった。
前原外相辞任の言葉もつまみ食いできちんと報道しない。

TVだけではない。
新聞が電話取材でいろいろ聞いておきながら、
ごく一部しか使わぬだけでなく、
自分の意図とは全く逆の意見のように使われることに、
怒りを持って語っているのを何度も見聞きしたことがある。

正確な報道をしようとせず、
自己の主張に合わせて情報を改竄していることに、
メディア本人も社会も気付かないのか!?
そのような報道をされたものは、
メディアを信用しなくなることに気付かないのか!?
(「発掘あるある大事典」騒ぎはなんだったのだろうか?
「検証番組」まで作られたのだが…。)

プロフェッショナルと(それで)「飯を食っている」ことの「違い」
"professionalism"が衰退した社会には未来はないだろう。


[54] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第38回)」 名前:三戸 投稿日:2011年03月06日 (日) 13時33分

「与党が予算を"人質"に!?」

@予算を人質にして与党を責めたてるのは、野党のお家芸であった。
だが、今回は…。

欠席した16人に責任追及の声が…。

A「とらせることができるかどうか、どんな責任をとらせるのか?」に関心が…。

こいつらは、地方議員や議員秘書などを経ない「トーシロ」だろ。
自分が何をやっているかがわかっていないのは、
記者会見の場での連中の表情を見ればよくわかるじゃないか。
全く他人事の顔で、動員されたんだろうなぁ、と思わせる。

⇒そんな連中が…、と国民は思うだろうが、

このところTVに顔を見せだした元国会議員の杉村太臓クンは、誰が議員にしたのかな?

いまだ多くの国民の期待を集めている小泉純一郎(進次郎のご父君)が「チルドレン」という手法を使って
日本と自民党を「ぶっ壊した」。

「数」だけに堕した「日本民主主義政治」では、
「チルドレン」をどれだけ集め、どう使うかが大事となった。
小泉はうまかった。菅はあまりにも拙かった!!
そして、小沢は活用した!!

B彼らは議員の職責を果たしていない、という。
他に欠席していた奴はいないのか?
「与党の造反者」以外の出欠はどうでもいいのか!?
(ここでも「"何をした"ではなく"誰がした"」だ!!)

予算の決議以外はどうだ?
法案決議の時は欠席してもいいのか?
決議以外の審議の時はいいのか?
(寝ていたり、隣とお喋りに夢中のやつはどうだ?)

欠席がそんなに悪いことなら、
議会の出席率の公表を求めたらどうだ?
それを、次の投票の判断材料にすればどうだ?
(アメリカではそうしているらしいが…)

ちょっと前に書いたのだが、
一度に沢山載せるのも…、と思い置いていたものだが、
古くなると捨てねばならなくなるので、
みんなも読む時間がある日曜に…。





[53] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第37回)」 名前:三戸 投稿日:2011年03月06日 (日) 13時25分

「お疲れさまという言葉」

朝晩ベッドの所まできて、
看護士さんが血圧を測ったりしたあと、
「お疲れさま」と言って立ち去る。
こちらは「ありがとうございました」と応える。

ふと気づいた。
学校で学生から同じように、
講義が終わったり、キャンパスで会ったときなどで、
「お疲れさま」と言われていることを…。

この言葉にいつも引っかかってきた。
ゼミの学生には、注意してきた。
「そういうときには"お疲れさま"とは言わないのだ。
"ありがとうございます"とか"さようなら"でいいんだ」
(近年は、ゼミの先輩が注意してくれている。)

おもしろい!
学生から先生に言う言葉。
「サービス」を受けたもの、何かしてもらったものから言う言葉と思っていた。
だが、ここ病院では逆だ。
した方がされた方に言っている。
なぜだ?

「お疲れさま」は「ねぎらい(慰労)」の言葉だとしたら、
先生の「何に対して」、「お疲れさま」と言っているのだろうか?
相手の教育という「サービス労働」に対しての言葉なら変だ。
「授業料ー賃金」で済んでいるはずだ。

「相手は何かしたー自分は何もしていない」でも変だ。
学生は「勉強している」のだから。

だが、患者は治療・検査を受けているが、
通常それは「何もしていない」と理解されていないか?
それなら、患者から看護士・医師に「お疲れさま」と言わねばなるまい!?
だが、逆だ。

わからないなぁ…。
相手に対して何か言ってその場から離れる時の言葉として「発明された言葉」。
それが現代の「お疲れさま」だ。

「全然」も「ヤバイ」も肯定的意味と否定的意味を持つようになった。
つまり「(本来の)意味がなくなった」ということになろう。
"very"や「すごい」という意味くらいしか持たなくなった。

「意味」は「方向性」と無関係には持ち得まい。
「先生ー学生」「看護士ー患者」の方向性がなくなっている(希薄化している)から、
逆の方向から同じ言葉が発せられるようになっている。
「方向性」とは「関係性」と言い換えてもよかろう。

親子関係や師弟関係が「友達関係」になっている、
としばらく前から言われるようになっている。
それは「当事者(間)の意識性」の問題と
とられ得られてきているように思えるが、
実は「社会的関係」「構造的」問題ではないか。
「学生による授業評価」
「インフォームド・コンセント」「セカンド・オピニオン」
「裁判員制度」「検察審査会」等々
「専門家」否定の風潮・傾向はとどまることを知らぬかのようだ。
「関係」「立場」の消滅と「言葉の意味」はつながっているのではないだろうか…?

だが、やはり気になる。
治療や検査を受けた者の「何に対して」
「お疲れさま」と言っているのだろうか?

看護士が患者に検査・治療などのあと、
「お疲れさま」と言うのは適切なのだろうか?
何と言えばいいのだろうか?
そして、患者は何と応えればいいのだろうか?


[52] 題名:「三つの箱から世間を覗く(第36回)」 名前:三戸 投稿日:2011年03月06日 (日) 13時24分

  「医者に必要な学科目は何か」

入院中に書いたもの第1弾。

生物を履修していない医学生がいる、
とTVで問題視していた。
病院に行く、入院すると、いろいろ検査がある。
血液検査、血圧、、レントゲン、心電図、CT、MRI、などなど。

これまで何も考えずに、
そういうものだとして受けてきた。
今回心臓で入院したのだが、
"電気経路"を焼き切ると聞き、
そうか、心臓は電気で動いているのか、
体内で発電しているのか、
と気がついた。

はて、どうやって発電しているのか、
電位差云々じゃなかったか…。
物理まじめにやらなかったからなぁ…。

ところで、検査のほぼ全て物理か化学が関わっているんじゃないか?
電気や磁気、音波などで計測している。
検査結果の数値で判断できるのだろうが、
なぜ、そうなるのか、
物理や化学がわからなければ、
「本当に」はわからないのではないだろうか?

現代の医学において、
診断とは、じかに患者の体を診ることではなく、
検査結果で判断するものだろう。
なぜ、そういう数値となるのかの理解は、
生物学以外に物理学・化学が必要なのではないか?

医者は生物学が絶対必要という人は、
いかなる理由・論理でそう発言しているのだろうか?
勿論、「生(いきる)」とはどういうことかを
知らない医者より、知っている方が望ましかろう。
「生」物に関心を持たない、
学ぼうとしない人間が医者になるのか!?
と思いはする。
(勿論、人間を理解し、納得させるのが仕事なんだから、
心理学や倫理学・宗教学などもいるのだろうが…。)

だが、自分の発言を「問い」返さない、
ジャーナリストは問題にしなくてもいいのだろうか?
そうか、彼はジャーナリズム論を学んだからいいんだろうなぁ…。




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