ルカ
とても綺麗な蒼の色だね。 プランツドールが至上の愛をむかえて、それを失った時に流れる蒼の涙があった。 極上の蒼を目の前にして、ただ僕は泣いていた。 愛しされて、愛して、でも失って。 金の髪のあの子は消えてしまった。 「……ルー」 呼ぶ声も好きだったのに。 柔らかく優しく笑う微笑みも。 僕の生命と引き換えにキミは消えた。 「……貴方が生きていてさえくれれば」 そういってキミは涙を流して消えた。 この涙の結実は僕の残り少ない生命を……生かすだけの糧となるからと。 キミがいてくれれば、それだけでよかった。 キミ以外いらない。 僕は空虚の中多分生きていく。 キミがいない世界なんていらないから。 だから僕があいしたドール。 キミだけのために生きていこう。
ちょっとかいたプランツドールの二次創作です。 とても好きだったけど未完なんですよね。
[2] 2009年01月12日 (月) 11時49分
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