| [5] Dallas Cowboys分析 |
- 半人前のカウボーイ - 2014年03月05日 (水) 23時13分
①チームニーズ
DL
J.Hatcher、A.SpencerがFA退団濃厚であり弱体化は必至。前DLコーチR.Malineriが守備コーディネーターになったこともあり、上位指名を望むのでは…。
DB
リーグ屈指の攻撃陣も、リーグ最弱の守備のせいで効率が悪く勝ち星に恵まれなかった。M.Claiborn含め、近年のドラフトDBが実績を残せていないので。
OLB
B.Carterがコンバート後不振に陥り、頼みの綱であるS.Lee負傷でラン守備が崩壊した。昨季獲得したJ.Durantも期待外れであり、純粋な4-3のOLB補強は必須だから。
②指名予想
DE-Kony Ealy(Missouri)
DEとして外からのラッシュ、J.Hatcherのように中からもラッシュがかけられる汎用性が魅力的でR.Malineriが様々な使い方を模索しそう。指名順位で最もニーズとあった妥当な指名だと思う。
DT-Aaron Donald(Pittsburgh)
小型のDLをローテーション起用させ成功してきたR.Malineriが好みそうな力強くて小さいDL。ただ、他チームに先を越される可能性が高く、またジョーンズOWが小さくしかも目立たないDTの指名を許すかと考えると疑問。
S-Calvin Pryor(Louisville)
AlabamaのClinton-Dixはダラスまでに確実にどこか他チームが指名をしてしまうだろう。２番手のPryorもボールスキルが高く長年の課題だったターンオーバー向上のため指名があり得る。しかし一昨年M.Johnson、昨年J.J.Wilcoxを高順位で指名している手前、１巡に割くかどうかは疑問。
DE-Jadeveon Clowny(South Carolina)
16位では指名は不可能であろうが、エンターテイメント性を重視するオーナーが黙って見過ごせる選手では無いだろう。大穴で当日指名権トレードでの獲得はあり得る。
③ドラフト展望
急務はチーム史上最低におちた守備の再建。
キャップスペース整理のため、目ぼしいFA組の引き留めは行えない。さらにその影響で、年齢的衰えが見え始めたD.Wareの解雇、トレードもあり得る。そうするとDLの人員の総入れ換えが行われるだろう。
幸い、新コーディネーターはDLに力を入れるR.Malineri氏なのでドラフト上位で獲得に動くだろう。
攻撃陣は、とにかく椎間板ヘルニアのT.Romの回復が鍵。最悪のことを考えて、ドラフト下位でQB指名を行うべきである。
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