[57] 速攻番外編【BIS×シ―フでリバ】 |
- DJ - 2008年12月19日 (金) 23時25分
・オズマ(BIS)&ハルク(シフ)出会い編!25歳と10歳くらい? ・ってか名前つけるの面倒だから使いまわしなんだ ^−^ι 推敲ナシだから設定性格違ってもキニシナーイb
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日も差さない裏通り。
いつものように女を買った後、オズマはぼりぼりと首をかきながら歩いていた。 すでに昼に差し掛かっていたけど、誰に気を使うでもない一人旅だ。 先日固定PTの相方(ちなみに男)につい手を出して、PT解消された。 オズマは別に後悔してない。たとえ仲間を失おうと、筋骨隆々とした剣士の意外と無防備な尻を見逃すほうがどうかしている。
「狩りでも行くかなーw」
ひとつ、うんと伸びをした。
と、ゴミ捨て場で、何かが光った。
それが目の光だということに、ようやく気がついた。 膝も崩さずにじっと座ったままの子供。ボロきれを身にまとい、鋭い目がただこちらを見つめている。 浮浪児は別に珍しくない。
「よう。見ねぇツラだな。新入りか?w」
オズマは能天気に声をかけた。ぴくりともしない。 白い脛に流れる血。
「怪我してんのか?」
面倒くさいが、一応BISということになっているから、この場合ヒールの一発くらいかけるべきなんだろう。
一歩踏み出したときだった。
「くるな!」
睨まれた。怯えている。 銀の髪に紫の瞳。顔立ちも悪くない。そういえば昨日宿の外が騒がしかった気もする。 …女も買えない連中の仕業に違いなかった。
「人間ってやつはこれだからねえ」
早まっただろうか。
天使に与えられる休息の時間。その間天使を廃業して好きなものに転生できるわけだが、オズマが選んだのは人間だった。 気に入った女と男を抱きまくるために。 が、これについては爪の先ほどは後悔していた。とかく人の世は生き辛い。
鋭い視線をかいくぐり、傍に膝をつく。適当にヒールを何発か飛ばす。
そのうちにいいことを思いついた。
「おまえ…俺と来い^−^」 「さわるな!」
小気味よい音を立てて手が張られる。構わず小さな身体を抱き上げる。
「こうしてたら早く治るんだっけ?w」
ぎうと抱きしめ、震える背中を撫でてやる。
「・・・」
涙が乾いて眠るまで、オズマはそうしていた。
子供の飼育は難しかった。ご飯を食べても途中で奪われることはないと、布団で寝ていても誰に傷つけられることはないと、何度も言い聞かせなければならなかった。泣けばずっと抱きしめてなければいけないし、弱いからすぐに病気になる。
だが、人間の成長は早い。 うまく育てれば、美形で可愛くてエロい、俺の超好みの人間になるだろう。そうすればいちいちいい女や男を探して口説く手間が省けるというもの!
*
そして10年後。
*
いきなり腹部に衝撃が来た。
「なに寝込み襲おうとしてやがんだテメーは!」 「イイじゃんかーケチ ><」 「オッサンが><とかしても可愛くねーんだよボケ!」
光源氏計画は失敗した。
できあがった人間は、見てくれはいいが、性格はまるで俺。がさつでバカで口が悪くて乱暴で思いやりがなくて…
「今の一撃で骨が折れたぞハルク」 「自分でヒールしとけ!」
立ち上がった相方の、しなやかな身体がカーテンを開いた。
「げっ」 「ん?」 「雨じゃん」
見れば窓の外は、激しいスコールが吹き荒れていた。今日は岩場から薬の材料を採ってくる依頼だったのだが…
「明日にしよーぜ。オレ雨嫌い」 「っちょwおまww今日中に終わらせないと俺の『アリアン現地妻と○○○計画』がw」 「お前の息子の予定なんざ知るかよ」
銀髪が、腕の中に戻ってきた。
「んだよw」 「つづき」 「は?いいの?wwwwwww」 「ただし」
視界がぐるんと回転した。
「今度はオレが挿れる方な!^^」
ああ、計画失敗だ。エロいとこだけ似やがった!
<完>
・だwめwだwこいつらwwww早くなんとかしないとwwww ・ちなみに数年後シン(武道家)とPT合流、ついでにルース(WIZ)とセフレになる予定。3Pなカンジで。大変だなルースw(いや大変なのはうp主の頭です)
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