[63] 追憶〜1〜【WIZ×WIZ】 |
- DJ - 2009年01月22日 (木) 19時32分
・一人WIZ祭りktkr ・お絵かきが同職カプ祭りっぽかったのでついやってしまったw後悔はしていない(しろよw) ・めんどくさいから設定使いまわしすまーんw時期的には散華6の後くらいで・w・ ・散華シリーズ知らない方はこちら↓
ジェイド:BISだけど実は追放天使。カリスマギルマス。 ルース:支援WIZ。知識極。副マス。ジェイドの愛人。 ランド:メテオWIZなりかけ。10代。金髪碧眼ふわっふわの短髪。 ナルセス:元チリWIZ。30代。青目で髪ストレート。実はただのWIZではなく…。 魔法学院:WIZ三人の出身学校。ルース>ナルセス>ランドの入学順。
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ルースが起きてきたのは、相変わらず昼過ぎであった。
「兄さん!」
その姿を見つけると、ランドがぱたぱたと――そうとしか形容できない――走ってくる。
「あー、おはよう」 「おはようじゃないですよ兄さん。遅いです。遅すぎます。」 「うるさいな」 「驚いても知りませんよ。学院からお客さんです」 「え?」
眉を顰めたルース。そこにランドの後から、ひょいと長身のWIZが顔を出した。切れ長の瞳に、真っ直ぐな黒い髪。
「ナルさん!」
一転破顔したルース、人懐こく駆け寄る。
「どうしてここに。まさか私を捕まえたりしないでしょうね」
勝手に学院との縁を切ってしまったルースだ。
「いいえ」
ルースの年上の後輩、ナルセスは穏やかに答えた。
「私もまあ、そろそろ学院を出ようかと思いまして。その前にどんなものだか見ておこうと。」
探した、とか、心配した、とは決して言わない。
「脱走者二人って…何かと問題ありませんか?」
と、ランド。
「他に知り合いがいないもんで。」
澄んだ、抑揚がない声。魔法学院にいたころから、彼は変人で通っていた。
「いいでしょう。でも、ただ飯は食わせませんよ。きっちり戦力に入れますからね。ナルさん」
「ええ。」
表情がないが、確かに満足げな彼である。 ランドがぷうとふくれた。
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ナルセスは、ルースに惚れているわけではないと思う。ただ、その執着は少し異常かもしれなかった。
文字通り、片時も傍を離れない。
ギルドホールでギルメンたちと話しているときも、隣でなく真後ろに、ルースを抱くようにして座っている。
「ナルさん…何ですか、暑い」 「気にせんでください」
無口な男だから、自分からはほとんど喋らない。というか、聞いてもいない気がする。話に関係なく、髪を撫でたり抱き寄せたりしている。
魔法学院にいたときと、ちっとも変わってない。
ギルメンは最初は驚いていたが、ランドで耐性ができていたのか、二人の間に恋愛感情がないと知ると、やはりWIZは変わっていると納得しまったらしい。いやそれどころか一部の女性ギルメン(このサイトを見ているに違いない)など、煽って楽しんでいる節さえある。
抱きしめようと首に回された手を、
「あーもう」
また押しやった。
「子供みたい」
女性ギルメンが笑った。
「…この人、もう30過ぎですよ」
ルースは代わりに答えた。諦めない手をぺちっと叩く。
「でも後輩なんですよね?」
聞かれて、ナルセスはようやく彼女らの方を見やり、
「ええ。ルースさんは12の年から知ってます。かわいかったですよ。」 「ちょっと何を言い出すんですか」 「今もかわいいですよ」
言って、いきなりルースの頬を舐めた。
「ひえっ!」
女性ギルメンがキャーキャー笑う。
「ちょっとナルさん!変態みたいなまね…」 「変態いいですね。もっと言って下さい。」 「ナルさん〜〜!」
要するに、この顔だけはきれいな長身の男は、オズマとは違うタイプの変態だった。
ランドにとってナルセスは先輩なわけだが、自分の場所をとられたようで面白くない。 ただ、悔しいが、WIZとしての力は半端じゃない。それはランドもルースもわかっている。 **
・女性ギルメン=DJの位置 ・あなたのギルドにもいますよねナチュラルにホモってる人たち…画面の前で「おwまwいwらwwwwけしからんもっとやれwww」っていつも悶えます^w^
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