[65] 番外編【天使×WIZ】 |
- DJ - 2009年01月26日 (月) 19時10分
・こっち誰か見てる人ぃるのヵナ…ιカキコナイから不安^^; ・同職カプ需要なさそうだから追憶シリーズを没ってリサイクルしたら、@どこから始まるねんwwwAジェイドwwっをまww性格違うwww
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先日もこんなことがあった。
よそのギルドからの使者に対応するのも副マスの仕事だ。
いつものように使者を招き入れたルースだったのだが、そのときたまたまホールに誰もいなかったのだ。
「助けると思って、お願いしますよ」 「合併はしない主義なんです」
なんでも、そのギルドにはWIZもBISもいなくなってしまったらしく…まあ、ろくなギルドじゃないだろう。
「とにかく一回見に来てくれませんか」
相手がWIZだとたかをくくったのか、ルースの手首を掴んだ。
「そういうわけにも…」
無碍にするわけにもいかずルースが困っていると。
一瞬だった。
聖なる光が、使者の鼻先を掠めて壁に突き刺さる。
「ひいっ?!」
振り向けば、掌を真っ直ぐに構えたジェイドの姿。
「…失礼。手が滑った」
ぬけぬけと言ったものだ。
「いや…失礼します」
男は蒼白になり、ちゃんと鼻がついているか確かめながら、転がるように出て行った。
「あーもう、ジェイド…穴が」
壁にあいた穴を、ギルメンになんて説明したらいいのか。立って壁に手を伸ばすルースが、壁に触れる前に、ぎゅっと尻を掴まれた。
「こっちの穴を掘った方がよかったか?」
爪を立ててくる。静かな怒りの色。
「…」
いつもの声との違いくらいルースにもわかる。首を竦めて主人を見上げた。この人に逆らってもどうにもならない。
「ジェイド…怒ってる?」 「いや」
尻から手が離れ、冷たい10本の指が首に回る。甘い痺れと恐怖。これから起こることを予期しながら、体が動かない。
「お前は俺のものだ。その腕も髪も口もお前の穴すべて、お前のものではない」 「ご…ごめんなさ……っ」
手に力がこもり、気道を塞がれる。
「他の誰にも触れさせるな」 「…ゃ…ぁぁ…」
首を締めておきながら、声だけは、ひたすらに、甘い。
「……して…」
ルースが呟いた言葉は、ゆるして、なのか、ころして、なのか。
力が緩む。
碧の瞳には涙が滲んでいた。
「…」
男に掴まれた手首を、ジェイドが舐める。身体に結界を張り直されるのを、ルースは気づかないふりをした。
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・チリWIZナルセス→ギルマス天使ジェイドに書き換えたわけなんですが…ジェイドのキャラ崩壊><
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