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婚礼用 筥迫と懐剣入

金装飾筥迫の前に妹の婚礼用筥迫と懐剣入が出来ましたのでこちらを先にアップします。

今秋、妹の結婚式に色留袖を着るにあたって、折襠付紙入を身に付けたいと思いました。
式ではウェディングドレスですが、「妹とお揃い」という口実を作る事で、堂々と身に付けられると思って一枚の刺繍半衿の半分だけを使用して筥迫と懐剣入を作りました。
刺繍部分は全て切り付けをしています。

巾着の二重叶結びに金糸をプラスして少し華やかさを出したつもりです。
巾着は袷仕立てにしたいので(縫い糸も丁度無かったので)、これから作り直しますが…f^_^;)

残りの半分で自分の折襠紙入を作るので、そちらは出来たらアップします。

頑張って手縫いしたかいがあり懐剣入がとっても気に入っています。

あちは [597] 08/15/(水) 21:43:14

コメント

あちはさん、スッキリとした清楚な筥迫セットが出来ましたね!
懐剣は全く難しくないので(今回のように撚り房を使えば尚更のこと)、
縢襠付筥迫を作るときはついでに作っておけば、作品としての見栄えが全然違うのでおススメです。
貼り込みで作る懐剣袋も必要であれば言ってください。

半襟一枚を使って、半分半分で筥迫と懐剣は作りますが、
半分で筥迫と懐剣まで作るなんて、相当切り付けを駆使しなければできないことです。
切り付けも非常に自然に仕上がっていると思います。

白に赤の縁が清々しい。
玉縁もかなりスマートに入っています。
(角はちょっと見えないけど)
巾着も袷仕立ての方が絶対いいですね。

お揃いの折襠付紙入れ楽しみにしています。
(留め具を付けないなら、被せを5mm長めに作ると、
装飾範囲が広くなって作りやすいです。

rom筥 [598] 08/15/(水) 22:27:43

出来たよ〜😆

筥迫出来ました❗
レシピを見たときは、ぜっそりしましたが、出来ました❗
まだまだ下手くそですが、とってもうれしいです。
ありがとうございました。

Ren [591] 07/21/(土) 22:22:11

コメント

筥迫デビューおめでとうございます!

教本はげっそりしましたか(苦笑)。

それでもここまで辿り着いたのだから偉い!

この筥迫がいつか誰かの(ご本人の?)胸元を飾るときは
もっと感動すると思いますよ。

是非、周りの人に自慢してやってください。
(その価値があります)

Rom筥 [593] 07/21/(土) 22:48:49

もっときれいに・・・

有難うございます。

下絵をトレースするのも、大変だし、接着芯などをアイロンする時に、ねじれたり(T_T)

一つ一つ丁寧に、折り目を付けるのも大事ですね。

玉縁も、もっときれいにつけたいので、まだまだ頑張ります。

本当に少しのねじれで綺麗に出来ないし、曲線の部分が難しい・・・

次は、もっと丁寧に作ってみます。

Ren [595] 07/23/(月) 15:55:01

洋服のシワを伸ばすようにアイロンを滑らせて接着芯を貼らないこと。
薄い接着芯は簡単に伸びてしまうので、上からアイロンで押さえるぐらいで貼ります。
ただ、アイロンに接着芯の糊がついてしまうので、
薄い紙を当てるか、私はクッキングペーパーを当て紙にしています(これならアイロンを滑らせてもOK)。

玉縁は芯を挟み込んでアイロンで押さえたら、
両端を持って強く引っ張ると、真っ直ぐになって使いやすくなります。

Rom筥 [596] 07/23/(月) 16:09:18

筥迫完成のご報告です。(15作目)

和紙の手染め紅型で筥迫を作りました。表布は強靱で名高い京都府綾部の黒谷和紙です。木の楮(こうぞ)から人の手で加工され一枚一枚職人さんが手漉きで作られる技法は京都府無形文化財の指定です。そこへさらに紅型の手捺染めをした希少な高級和紙ということで、とびきり豪奢な夏の筥迫を仕立ててみました。

 表布:黒谷和紙 紅型染、刺繍装飾 柄合せ
 内布:正絹(草木の地模様が有る上に麻の葉という凝っている布)
 挟み玉縁:江戸縮緬古裂
 緒締め玉:ベネチアンガラスビーズ透明(8ミリ)金箔入
 メモ:0.7ミリ厚紙標準+鏡周り養生に懐紙二枚重ね
 打ち紐:昇苑くみひも江戸打1mm乳白 ; 切り房:紺

紅型着物をまとう勇気がないかわりに、憧れのそれを懐中で愉しもうという企てに幻想が広がります。乾いた和紙の柔らかな手ざわりと紅型の素朴な美しさにうっとりしつつも、せっかくの筥迫なので花弁と葉脈にだけ、紙を破らないようそっと刺繍をいれました。ヒマワリ色の釜糸に細い金糸を一本混ぜた微かな輝き…。内布には、情熱的な茜色に魔除けの力が宿るという麻の葉文様…近年続く天変地異に平安の願いをこめて。

巾着裏返しの工程では一抹の不安がありましたが、さすが黒谷和紙!耐えてくれました。大きなシボが厚手で難しい箇所も、あえてふわふわをつぶさないよう端アイロンをしたため仕上がりは特厚。ふっくらという表現を超えている気がしますが、これもまた いとかわいらし。
…はてさて当初の懐中計画はいかになりましょうか。

以下、2018.7.11(黒谷和紙協同組合よりお知らせ)
https://kurotaniwashi.kyoto/
このたびの豪雨で被災された方々にお見舞い申し上げます。当組合も職人や関係者は無事でしたが、綾部市黒谷町の工房が浸水、復旧に向けて懸命に作業を進めています職人が力を合わせ、一日も早く復旧できるように頑張ってまいります。皆様方には引き続き応援いただけますと幸いです。

ちゅん [587] 07/18/(水) 15:37:30

コメント

ちゅんさん

鬱陶しいほどの暑さの中、爽やかな筥迫画像をありがとうございます。

筥迫は和紙でも問題なくできますね。

巾着は返さなくても、縁まで糊が入って入れば
貼り合わせで大丈夫だと思います。
(紙の場合は、綿はそれほど入れなくていいと思います)

和紙のシボで厚みが出てしまうので、
本来はこのような素材を使う場合は、挟み玉縁ではなく本仕立て(縫い玉縁)が理想です。

また、素材に立体感があるようなものは、
(私が作る場合はたっぷりの肉入刺繍などですが)
綿入れはせず、ネルなどをかませるぐらいで作った方が
元の素材を活かせるような気がします。

被せ下も柄合わせされた凝った作りで、
黒谷和紙の良さを存分に活かした仕立てになっていると思います。

Rom筥 [588] 07/18/(水) 16:07:56

ちゅんさん
はじめまして。
今回の紅型染の和紙筥迫とっても素敵です!
緒締め玉が一段と涼しさを演出しているように感じました。
毎回素敵な筥迫をお作りになられていて、今回思わずコメントさせて頂きました。
是非、今回の筥迫も身に付けた写真を見せてください〜


rom筥さん
巾着は糊で貼り合わせるだけでも大丈夫とは、和紙だからでしょうか?
私にぴったりな気がします!

あちは [589] 07/20/(金) 21:51:09

あちはさん

>巾着は糊で貼り合わせるだけでも大丈夫

というのは、和紙だからですね。
紙は布と違って柔軟性がないので、ひっくり返すことは難しい。
しかし紙同士の接着なら、布同士よりも染み込みにくいですし、
堅糊はとても強力につくという理由です。

巾着を縫ったようにきれいに接着できるのであればそれはそれで良いかとは思いますが、
そうするためには糊の技術が必要です。

Rom筥 [592] 07/21/(土) 22:45:00

Rom筥さん
なるほど…
貼り合わせるって響きは簡単に聞こえてきますが、巾着のあの曲線を作れるかとなると難しそうです。
糊の技術を磨いていつか作ってみたいです。

あちは [594] 07/22/(日) 17:01:32

装飾筥迫

筥迫2個にしちゃいました。
装飾、止めどころが難しいです。もうちょっと足そうかなーとか考えちゃいます。
1個目は、切り付け、金糸、金書き、金振り、玉縁です。
緒締め玉はトンボ玉です。
2個目は切り付けと玉縁のみですが、柄合わせです。
被せ下も柄を合わせたので、間違え探し的な感じになりました。
背面も柄合わせ出来るのが楽しいです。
緒締め玉はグリーンオニキスです。
房はやっぱり苦手です、うまく出来ない。
切り付け切り付けって家で言っていたら、物騒な発言だと夫に言われましたよ。。。
装飾、楽しすぎます。

郁駒屋 [585] 07/04/(水) 15:21:31

コメント

装飾筥迫出来上がりましたね。

装飾をやり始めた頃は、つい楽しくてはやりすぎてしまうんですよね。

ナチュラルメイクと厚化粧みたいなもので、
やりすぎるとあきらかにダサくなります。
それで私も私もいくつダメにしたことか、、、。

とにかくある程度に留めるのがコツですね。

画像だとどこに装飾されているかあまりわからない程度なので(実物をみればかなり違うとは思いますが)、
そのぐらいで十分成功していると思います。

今まで狭い枠の中での装飾だった筥迫作りが、
切付けができるようになると、かなり世界が広がりますよね。
これからは自由に装飾を楽しんでください。

玉縁も随分良くなりましたね。
玉縁のコツは、たくさん作った人だからこそ
すんなり理解できるものだと私は思っています。

Rom筥 [586] 07/04/(水) 16:26:21

流石郁駒屋さん。もう2個もお作りになられたんですね。
裂の状態を知っていても何処を切り付けて、金装飾を施したか分からないです。
背面も柄合わせとか楽しかっただろうなぁ。
私も筥迫アップできる様にチマチマ進めていきます!

あちは [590] 07/20/(金) 22:18:15

懐紙入れと三段口扇襠付筥迫

今年は基礎をしっかり意識して作っていきたいなと思ってます。
紫の懐紙入れでは折り掛け部分が上手く出来なかったのですが、ピンクの懐紙入れはちょっとだけマシになり、猫の懐紙入れは一番上手く出来ました。
そこから柔らかい布が苦手なんだと気がつきました!
いつか出会うであろう素敵な布できちんとした筥迫をつくりたいので、これからはもっと積極的に古布を使って慣れていきたいです。

中川政七商店さんの懐紙を入れたら更にとっても可愛いので、普段から懐紙を持ち歩きたくなります。

あちは [583] 06/17/(日) 21:03:26

コメント

あちはさんらしいいつものイメージから、
随分違ったものが出来ました。
でもどれもとても素敵ですよ。

入手しやすく丈夫な木綿に比べ、
絹物は繊細で扱いも気を使いますが、
それでも断然作りやすいのではないかと思います。

苦手に感じる布もあるかとは思いますが、
好き嫌いだけで布を選んでいると腕もあがりません。

苦手な布でさえも使いこなしていくと、
得意な布ではもっとよく仕立てられるようになりますので、
あまり自分を甘やかさず(笑)、
苦手な布も懐柔できるようにできるようがんばってください。

今、目の前にある布をどう料理してやろうか、
そんな気持ちで取り組んでいくと、
嚢物作りがマンネリにならずに、
いつまでも楽しく感じられると思います。

Rom筥 [584] 06/25/(月) 14:52:05

ちゃんと出来ました〜

夜行バスで頭もクールダウンしたところで、再チャレンジ。
落ち着いて確認しながら作業したら出来ました。
良かった〜。
違う形の扇子のもチャレンジしてみようと思います。

郁駒屋 [581] 06/04/(月) 19:21:20

コメント

無事出来上がったようで良かったです!
いつもと違う作業で勝手が違っただけだと思うので、
こんなものだと思えば無理なくできるかとは思います。

製図のコツさえ掴んでしまえば、
布扇子でも対応できると思います。
(中骨の数が少ない物は先端に高さが出てしまうので、
この扇子入れには不向きです)
扇子入れは抜き差しの加減も自分の好みで調節できるので、
いつもの調子でお気に入りの扇子入れを続々制作してください。

Rom筥 [582] 06/04/(月) 19:41:07

縢襠付筥迫 精進中

忘れないうちにと大判の縢襠付筥迫を作ってみました。
内布のサイズを手直しして挟み玉縁を入れています。ちょっと画像では目立たないでしょうか。

講習会で作ったものと比べると被せの厚みが薄くなってしまったようです。潰しすぎたかも。
逆に胴締めの厚みは適当だったので被せとの兼ね合いがうまく合わず、左側線では柄が合うのに胴締めの厚み分布が右側でちとずれてしまいました。
柄合わせは上下だけでなく左右も考えなければいけないのですね。はぁ、ムズカシイ。

房は絹ミシンステッチ糸のピンク濃淡2色で、今回はランダム取り合わせでなくパッキリ分けてみました。
簡易糸掛けを使って房の頭の金糸を巻く方法は老眼にはとても嬉しい方法です。
やりやすい!!!!


はぐれ猫 [579] 05/24/(木) 15:53:22

コメント

縢襠付筥迫は、ただ作るだけならちょっと難しいで終わりますが、
本格的に作ろうとするととても難しいですね。

被せはかなりペチャンコでも大丈夫です。
要は膨らませることが目的なのではなく、
立体感を付けるという意識が大事です。

飾るときは、より立体感があった方がきれいに見えるので、
あがきの段口の中に共布を小さく折り畳んで入れて調節すると良いです。
実際に振袖に装着するときは人間の胸がこの膨らみを補うので、
私はこの共布は取り外した方が良いと思います(型芯のようなものですね)。

たぶん左右の潰し方が足りないので、少し扁平に見えてしまっているのかもしれません。
最後に出来上がった時に、ご自分の手で包んで収まりを確認してください。(←これすごく大事です)
五感で出来上がりをイメージできるようになれば、綿の潰し方も自然にできるようになるはずです。

房頭も巾着もお上手にできるようになりましたね。
房色のコンビが優しい雰囲気ですてきです。

ちなみに、今回の講習会参加者たちの作品はけっこう好評でしたよ!

Rom筥 [580] 05/24/(木) 16:16:16

結婚式当日の写真

ご無沙汰しております。

去年の夏にはじめて作ってこちらに投稿していた筥迫と懐剣以外にもう1つ作って、無事結婚式を迎えることができました。
和装は白無垢しか着なかったので、筥迫と懐剣がすごく映えました。


着付けの先生から「筥迫を手作りされた花嫁さんにはじめてお会いしました。」「最近、筥迫の房が長すぎたり、びら簪がついていなかったりするものが多いから、こんなにしっかり細部まで拘って作って下さって本当に嬉しいです。」と言っていただきました‼️
また、結婚式後に数ヵ月後に結婚式を控えた友達から「あの箱迫を私も使わせてほしい」とまで言ってもらって、すごくすごく嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
おかげさまですごく幸せな結婚式を過ごすことができました。

なほほ [577] 05/20/(日) 12:54:43

コメント

ご結婚おめでとうございます。
そして画像掲載ありがとうございます。

すばらしい筥迫の存在感ですね。
白に赤が映えてとても美しいです。

また、着付けの先生に正統派筥迫を褒めていただいて私もうれしいです。

今時の婚礼の着付では、筥迫の厚みで着付けが崩れることを嫌うあまり、
わざわざ胴締めを外して用いることが多い。
胴締めを外してしまうと簪挿しを付けることができないので、
びら簪も使わないことが多くなりました。

びら簪を付けた筥迫というものは、
圧倒的な主役である花嫁さんが付けてこそ美しい。
こんな派手なびら簪を付ける場などそうそうないのですから、
婚礼で使わないでどこで使う?というようなものです。

なほほさんの幸せな結婚式に筥迫が華を添えたこと、
本当にうれしく思います。

お友達にも幸せの筥迫の連鎖がつながっていくといいですね。

Rom筥 [578] 05/20/(日) 17:11:01

初夏のひとこま。

先日作った筥迫をいれてお出かけしてきました。手前に写っているのは、かきつばたでもアヤメでも菖蒲でもなく、アイリスだそうです。

途中、外国から城下町の観光に来た方に「筥迫」について尋ねられ、やっと出た言葉が「ジャパニーズ キモノ アクセサリー」でした。お国はチリだそうで、スペイン語と英語を話されておりました。
彫の深い男性と華奢で可憐な”イパネマの娘”といった風情の彼女さん。筥迫に興味津々で中を開いて鏡が表れるやいなや「!」「これはコスメティックポーチでしょう?お化粧直しもできますね!」と大きな愛くるしい瞳がキラキラと確信に変わったようでした。
軽やかで明るい彼女のひらめきに、まさか「魔除け」とも言いだせず。通訳の方から「懐紙をいれるのでしょう?」と尋ねられ、そうですと言うと、あれよあれよという間にお茶席に関するものとして伝えられたようでした。確かに「簪差し」は菓子切入れにも見えます。

美しいものを見せてもらったお礼にと、チリの100ペソ(Peso)硬貨をいただきました。バイメタルの精巧なつくりです。額面はアンデス鹿とコンドル、肖像はチリ先住民マプチェ族の女性。(戦国時代の城下の民が、普段は農家でもいくさになると武器を持ち山城にこもって戦うのだと説明すると、大変共感されていました。このコインの肖像も誇り高きマプチェ族で、戦争の時は斧を持ち集結し、インカ帝国やスペインの侵略に屈することなく、銀細工や宝飾の高い技術を持ち、スペインとは300年にわたって共存し交易関係を結んだそうです)

ただ愉しんでいただければよいと微笑んでおりましたが、内心忸怩たる思いで、こんなことならもっと教本解説を暗記するほどしっかり読み込んでおけば良かった。通訳の方にも「高貴な武家の女性の服飾品で富と権力の象徴」くらいは日本語でお答えできたでしょうにと反省しきり。
それでも筥迫がこんなにも人の心をとらえる様子を目の当たりにして、嬉しくなりました。世界各国に通用する「キャッチー:catchy」な嚢物であると思いました。筥迫、国際的な意識をもって懐中しなくてはなりませんね。英語で表現するにはどのような単語を使うとよいのでしょう?

ちゅん [575] 05/11/(金) 15:04:51

コメント

お花とお揃いで、よい時期のおでかけでしたね。

また、外国の方との筥迫がつなぐ楽しい交流は
きっとちゅんさんのすてきな筥迫が吸い寄せたのでしょう。

日本人でも、外国人でも、着物の胸元に差し込まれた
不思議な装身具に、誰しもが興味を惹かれずにはいられないのでしょうか。
これぞ筥迫の魅力!

これからも筥迫伝道師目指して、また新しい魅力的な筥迫を
作り続けてくださいね。

Rom筥 [576] 05/14/(月) 22:34:48

筥迫完成のご報告です。(14作目)

畏れ多くも光琳『燕子花図』で筥迫を作りました。表布のハンカチーフは横浜手捺染めで「国宝 燕子花図屏風」のデザイン。それだけで明快な光琳の意匠が面白いのですが、かきつばたの群生に奥行きを出したくて、所どころ刺繍装飾をいれてみました。
あえて柄合わせはせず屏風の余白を表現したかったのですが、ぎっしりと凝縮されました。例のごとく、できあがった筥迫は裏面のほうがすっきりと余白の美…。

 表布:綿ローン、刺繍装飾
 内布と挟み玉縁:江戸縮緬古裂、刺繍入り
 緒締め玉:ベネチアンガラスビーズ(8ミリ)金箔入り
 メモ:0.7ミリ厚紙標準+被せ裏と鏡周り養生に懐紙二枚重ね

内布は琳派にふさわしくゴージャスに、瑠璃色が美しい江戸ちりめん(金駒縫い入り!)を試してみました。薄手で柔らかくシボも小さくて、問題なく使うことができました。秀逸だったのは挟み玉縁にも使えるところ。薄糊との相性抜群、まるで吸い付くようにぴたりぴたりと縁取りができました。さすが高価な裂は素材としても素晴らしい。

飾り房には、紺と香色を使いました。脇のかがりは金茶で重厚です。打ち紐は(金茶とも迷いましたが…)以前ショップ販売の雄黄(ゆうおう)と榛(はしばみ)色の中間で新色(私にとっては)です。あるかないかの赤味をふくんだ気品あるベージュは、白茶のような高価な丁子染のような素敵な色です。
飾り棚の「琳派な」筥迫を眺めて、しばし風薫る初夏の爽やかさを楽しむことにします。

★今回、日本刺繍というには程遠いのですが、縫い目を平行にすることがいかに難しいか、実際に真剣に刺してみてよくわかったのが良かったです。 あたまでは分かっていても出来ない。また一つずつ真摯に全力でこしらえたいと思います。
 百聞は一見にしかず いくらきいても
 百見は一考にしかず いくら見ても
 百考は一行にしかず どんなに考えても、実行せねば。
 百行は一果にしかず いくら行動しても、成果も大切。

ちゅん [571] 04/26/(木) 16:07:59

コメント

今回もとても印象的な色合いの筥迫に出来上がりましたね。
コレクションもかなり増えてきて、益々創作活動が楽しくなって来られたように見受けられます。

日本刺繍糸使われたようで何よりです。
あしらい刺繍も素敵ですが、初めから刺繍作品として作られると、
たぶんとても仕立てがしやすいと思いますよ。

そして、できることなら「懐剣入れ」も一緒に作っておくと
作品としての出来栄えが尚一層良くなります。

Rom筥 [574] 04/27/(金) 13:14:08



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