筥迫の名前は知っていましたが、まさか自分が作るとは。 娘の希望は、地毛で高島田を結い、成人式で着た昔着物を引き振り袖にして花嫁衣装にしたいとの事。 全体のバランスを考えて懐剣や筥迫は昔の帯地、 まるぐけとしごきと伊達襟は昔の振り袖用の長襦袢を使いました。 房の色で悩みましたが、金茶は花嫁の色とサイトで見てこの色に決まりました。 2作目で柄合わせ、綿入れ、玉縁はムチャクチャ高いハードルで特に玉縁のミシン縫いはきつかった所です。
式 当日は神社で「かわいい!」とみなさんに声をかけられ、 着付けの人には「房が目立ちますね」とほめて頂きました。 びら簪は、私の昔着物大好き友人がレンタルしてくれ 娘も大満足の結婚式となりました。 はこ筥迫工房さんと新たな挑戦をさせてくれた娘に感謝しています。 次回は、七五三の筥迫を作りたいと思っています。
投稿日:2012年12月26日
らんちゅう [25] 04/06/(月) 09:25:48
アンティークのお着物にぴったりの筥迫が出来上がりましたね。 それに房がとってもお上手! 房のフォルムを作るのは、けっこうセンスが必要なんですよ。 びら簪もアンティークで揃えて正解でした。 この派手さは、アンティークならではです。
そしてまた、このお着物がすばらしい。 やはりアンティークの花嫁衣装の重厚さは 今時の華やかな衣装とは比べ物にならないほどすてきです。 そしてすべてがマッチしています。 ご苦労してお作りになった甲斐がありましたね。 私もこうやって皆さんがお写真を送ってくださることで 本当にやってよかったな〜と心から思います。 そしてほんのちょっとでも、幸せのお手伝いできたことがうれしいです。
ちなみに、らんちゅうさんは「角隠し」まで自作されたそうです。 筥迫を作ろうなんて思う人たちは、ホント何でも作ってしまいますね(笑)。
Rom筥 [66] 04/06/(月) 15:06:28
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