忘れないうちにと大判の縢襠付筥迫を作ってみました。 内布のサイズを手直しして挟み玉縁を入れています。ちょっと画像では目立たないでしょうか。
講習会で作ったものと比べると被せの厚みが薄くなってしまったようです。潰しすぎたかも。 逆に胴締めの厚みは適当だったので被せとの兼ね合いがうまく合わず、左側線では柄が合うのに胴締めの厚み分布が右側でちとずれてしまいました。 柄合わせは上下だけでなく左右も考えなければいけないのですね。はぁ、ムズカシイ。
房は絹ミシンステッチ糸のピンク濃淡2色で、今回はランダム取り合わせでなくパッキリ分けてみました。 簡易糸掛けを使って房の頭の金糸を巻く方法は老眼にはとても嬉しい方法です。 やりやすい!!!!
はぐれ猫 [579] 05/24/(木) 15:53:22
縢襠付筥迫は、ただ作るだけならちょっと難しいで終わりますが、 本格的に作ろうとするととても難しいですね。
被せはかなりペチャンコでも大丈夫です。 要は膨らませることが目的なのではなく、 立体感を付けるという意識が大事です。
飾るときは、より立体感があった方がきれいに見えるので、 あがきの段口の中に共布を小さく折り畳んで入れて調節すると良いです。 実際に振袖に装着するときは人間の胸がこの膨らみを補うので、 私はこの共布は取り外した方が良いと思います(型芯のようなものですね)。
たぶん左右の潰し方が足りないので、少し扁平に見えてしまっているのかもしれません。 最後に出来上がった時に、ご自分の手で包んで収まりを確認してください。(←これすごく大事です) 五感で出来上がりをイメージできるようになれば、綿の潰し方も自然にできるようになるはずです。
房頭も巾着もお上手にできるようになりましたね。 房色のコンビが優しい雰囲気ですてきです。
ちなみに、今回の講習会参加者たちの作品はけっこう好評でしたよ!
Rom筥 [580] 05/24/(木) 16:16:16
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