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筥迫完成のご報告です。(19作目)

縞柄が美しい手織りの丹波木綿で筥迫を仕立てました。野趣あふれる表布に京の葵祭に使われる二葉葵を刺繍したカジュアル&エレガンス。雅なモチーフと武家の装い意匠とが相まった、まさしく公武合体、アンビヴァレンスな夢の筥迫となりました。緑と薄紫の彩配は、平安の襲色目(かさねいろめ)「葵」を意識して。

 表布:丹波木綿(丹波木綿の会 谷口氏作)、刺繍装飾  /  内布:絹
 挟み玉縁:古きれ薄絹(浅はなだ色) / 緒締玉:ベネチアンガラス8mm金フォイル
 メモ:0.5ミリ厚紙+鏡周りと被せ裏に懐紙1枚養生、綿入(キルト芯+フェルト)
 打ち紐:藤(江戸打ち) ; 切り房:<藤16>レーヨン

表布は薄手のジーンズくらい。厚手用に芯材0.5mm厚紙を購入して正解。以前11作目で初めて金襴を使った時は途中で手こずって泣きそうでしたが、今回は落ち着いて裁断前からほつれ止めの薄糊と金槌を準備。木綿と薄糊の相性がよくて簪差しや巾着もトンテンカンと無事に成形できました。

それにしてもこのふんわり木綿には刺繍下絵の線がつかなくて困りました。仕方がないので薄紙の上から線をまつり繍いし、ピンセットで紙を剥がしてから釜糸で面を埋めました。一部駒縫い風のところは、工房販売の「とじ糸:メタリック糸フジックス」を金糸代わりに、絹ミシン糸90番でとじています。

今回の仕掛けは、かぶせを開くと「牛車」とレディな唐草小菊が現れるところです。牛車は貴族の乗り物で高級車の代名詞。ちなみにこれは網代(あじろ)、清少納言によるとスピードが身上だそう。
とっておきは、巾着の綿に香木を包んだこと。安政二年創業の石黒香舗さんの匂い袋からひとつまみ。なんとも甘くスパイシーな香りで、殿上人の典雅な気配に包まれます。

メモ:【丹波木綿】兵庫県伝統的工芸品。江戸時代宝永年間(1710〜1740)より農家の嫁や娘が農閑期の冬に、糸を紡ぎ、染め、織り、衣料としていた。草木染め、手つむぎ、手織りの技術が今も保存会によって継承されている。自家用として各家で使われていたため素朴で決まった縞柄もなくデザイン帳も残っていないそう。(柳宗悦氏によって紹介された「丹波布」の方は、丹波市青垣で織られた佐治木綿のことで当時の裂帳も発見されて復刻に役立ったそうです)

…いやはや刺繍筥迫への憧れの一念で、肩も刺繍も「凝りに凝って」しまいました。Rom筥さまのブログを読むと体調管理の大切さも伝わってきたり。でもおかげさまでのめり込むほど筥迫づくりを愉しんでおります。改めてお礼申し上げます。

ちゅん [659] 04/15/(月) 16:44:09

まぁ段々と凝った筥迫にレベルアップしてきましたね。
刺繍と布の合わせも素敵です。
釜糸使って本格的になってきましたね。
全体的な色使いもとてもきれいです。

それと、ちゅんさんは巾着と房の形を取るのがお上手です。
これは数をこなさないとなかなかうまくならないもので、段々とその成果が出てきているような気がします。

以前はハンマーを使って圧着という方法を書いたと思いますが、私は今は相当のものでない限りハンマーを使って圧着はしていません。
糊使いの妙である程度の物はアイロンがなくても貼ることができます。
これは直接でないとちょっと教えられないのですが。

筥迫作りもちゅんさんぐらい考えて作ってもらえると、これだけで生涯の趣味になりそうです。

肩も刺繍も思う存分凝った筥迫作りを今後も邁進して行ってください!

Rom筥 [660] 04/15/(月) 17:08:11



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