筥迫をさして京都四条の南座へ超歌舞伎を観てきました。 まさかのCGキャラクター、初音ミクちゃんの南座公演、本当でした。
演目の『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』では色とりどりのペンライトあり、IT・通信技術を駆使しての大スクリーン映像あり、歌舞伎らしく大梯子ありの迫力とエネルギーにあふれた舞台でとても楽しかったです。
クライマックスでは、あの中村獅童丈が宙乗りで客席近くまで舞ってこられました。 「2階席、ノッてるねえー!、3階席、いいねえーっ!!」などとお声掛けをくださり、信じられないほど観客との距離も近く、夢見心地で迎えたフィナーレでは、たくさんの桜吹雪が舞い散る中、舞台の方々もひらひらと着物のお袖を揺らし手をうち鳴らし、現代的な初音ミクの楽曲ライブの熱気に包まれて大団円を迎えました。
1,2,3:八月南座超歌舞伎「千本桜」ミクパネルを見つけて記念撮影。 せっかくの筥迫の飾り房が隠れないよう手の甲にかけて。
観劇のドレスコードを浅葱色にという計画は大正解でした。会場にも馴染めた気がします。
4:のれんに筥迫。鉄板構図。 京都西陣「織成館」にて。 5:坪庭の眺めと筥迫。 同じく「織成館」の奥座敷にて。
「織成館(おりなすかん)」ではキリリと美しい日本建築の町屋に、絢爛豪華な西陣織の能装束(観世流片山家)が展示されています。 勿体なくも渡文の大奥様が筥迫に目を留めてくださり奥様やビーズ作家の方ともお会いでき、つくりて談義に花が咲いてとても愉しいひとときでした。
6:今回のべんがら色の和紙筥迫に浅葱色の飾り房、お土産は「とらや」の羊羹。(寅の隈取りは四条南座限定パッケージの「夜の梅」で、松竹の監修という念のいれよう)
夏の日のお着物には、日差しが強いせいか濃い色彩の筥迫が馴染むのは発見でした。
嗚呼、筥迫を作ってよかったー。小さなお羊羹をいただきつつ、甘ぁ〜く長ぁ〜い余韻にひたっておりまするぅ〜…(←ミク調子♪)
ちゅん [693] 08/29/(木) 13:43:54
おお、初音さんとお揃いの浅葱色が素敵ですねぇ。 筥迫もついにこんなところに登場するようになりましたか(笑)。 そしてちゅんさんの爽やかな着物姿も眼福です。
胸元のそれは何?と声をかけてくる人はいませんでしたか? 筥迫伝道師のちゅんさんには、今後とも色々なところにアピールしに行っていただきたいと願っております。
またの筥迫着装道中記お待ちしております!
Rom筥 [695] 08/31/(土) 17:38:36
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