regimental love (21) |
- 日時:2009年03月31日 (火) 15時19分
名前:298
軍から支給されている小さな部屋に遊びに来ているソニック。
シャドウは事務を終えたばかりなのだろう、シャドウは凛々しく無駄一つのない 軍服姿だった。 凛々しいシャドウに規律の象徴を象る軍服姿は一段と映えて見える。 「飲み物を持ってくる、部屋の物に手を触れるな」 シャドウの忠告が入る。部屋に遊びに来たときはいつもこう言う。
「いーじゃん触ったって」 口を尖らせるソニック。 触るなと言われると触りたくなってしまうのが自分の個性だ。 してはいけないのに、忠告を破って心に従うのがいつもだからだ。 シャドウは小さなキッチンにいて、背を向けている。 いまなら大丈夫、別に見つかったって謝ればなんともないさ。
シャドウの部屋は、シャドウらしくきちんと整理されている。 床の絨毯から、テーブルの上の物も綺麗にまとめられている。 そんな時に、開きっ放しのクローゼットが視界に飛び込んだ。 清潔癖のシャドウなのにクローゼットが開いているのはすこし気にかかった。
音を立てないように注意深く戸を開けると中には軍から支給された軍服が綺麗にハンガーにかけられていた。
「シャドウは毎日これを着て軍の仕事か・・。」 ソニックはそんなシャドウの軍服を着てみた。大きさも同じだ。 ソニックは敬礼の真似事をしたりして遊んでいる。
「何をしている」 シャドウの冷たい言葉が辺りの空気を一転させる。 シャドウの視線は冷酷とは別の、何かを感じ取れた。 「勝手に触るなと言ったであろう」 「悪い。」
肩を押され、壁にもたれ掛かるソニックの上にシャドウが這う様に顔を近づける 「軍に入隊したいのなら最初からそう言え」 「違う」 こんな体勢でそんな言葉を言うはずが無い。 ソニックの脳裏に「コスチューム・プレイ」という言葉が横切り、顔が火照り始める。 「一般市民なら軍人の命令を聞くべきだ。それは間違いないだろう」 シャドウが言ってる言葉の意味で、勝手に妄想してしまう。 「変態っ」 恥ずかしくて出なかった言葉がやっと出る。 「何処が変態なんだ?勝手に妄想して軍隊を軽蔑しているのか」 「ち、違っ・・・・」 妄想は勝手に一人歩きを始めた。興奮は徐々に高まっていき、 ソニックのは独りでに興奮していた。 「軍隊で勝手な妄想する奴は教育させねばならん」 そういってソニックの軍服の一部分を強く握り締める。
乾いた空間にベルトの金属音が擦れ合う音が二つ鳴り響く。 「軍服を着て顔を近づけただけでもうこんなに興奮するのか君は」 「黙れっ・・・!」 シャドウは嘲笑して言葉を発した。 ソニックにもシャドウにもこれが初めてのコスチュームプレイだ。 シャドウは、ソニックの欲の象徴を手に取り刺激を与え始めた。 「シャ・・・シャド・・・・・・んん・・」 恥かしすぎる。そんな気持ちはなかったのに。俺はこんな男の手で感じてるなんて・・・・・。 「んん・・・・・、・・・ぁぁああっ!」 ソニックはシャドウの手の中で思い切り精を吐き出した。 肩で荒い呼吸を繰り返すソニック。そんな行為をしているシャドウも収まらない性欲を果たしたい思いでいっぱいだった。
「入れるぞ」
夏も近づく昼下がりの部屋。白い壁が部屋を明るく演出する。 そんな静かな部屋の中は、布が擦れる音と、二人分の息遣いと、粘膜と肌がずれ合う音で溢れていた。
「んっ・・・・ぁぁ・・・・、 ・・・ああぁっ・・!!」 しっかり奥まで容赦なく突き立てるシャドウも無理がかかるはずだ。 「もっと力抜けっ・・・・この淫乱ハリネズミめ・・!!」 二人の軍服は汗で酷く濡れていた。
更に奥に入り込み始めるシャドウのそれは熱く、熱を帯び始めていた。 「いっ・・・ああっ・・・・!!」 ソニックは言葉を抑えるだけで精一杯だった。
「んんっ・・・・ あああっっ!!」
二人の軍人が精を果たしたのは同時だった。
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