黒木氏のそっくりさん(シャテイ) (29) |
- 日時:2009年04月29日 (水) 11時16分
名前:名無しさん
鍛冶屋(ブラック・スミス)…テイルスのそっくりさん。 ランスロット…シャドウのそっくりさん。
ここは城下にある鍛冶屋。 二本の尻尾をもつ子ギツネが一人で切り盛りしている。 見た目から想像しにくいが、腕は確かと評判で、腕の立つ騎士からの信用も厚い。 ただ、固定客しか持たなかったので、客は少なかった。だから普段は暇なのだ。
「鍛冶屋。邪魔するぞ。」 ふと見ると入り口に一人の騎士が立っていた。円卓の騎士、ランスロットだ。彼もまた、この店の常連だ。 「い、いらっしゃーい」 あまりにも暇でうとうとしていた鍛冶屋はあわてて応対した。 「え、えっと、今日はどんな…」 「手入れを頼みたい。」 えっ、っと鍛冶屋は戸惑った。彼の剣の手入れは少し前にしたばかりだったのだ。まさか、前回の仕事に不具合でも…と不安になる。この仕事は信用の上に成り立っているのだから。 「は、はいっ!何か不都合なことでも…?」 と急いで後ろの工具箱を拾おうとした。
その時、首筋に冷たいものがあたった。 一瞬の出来事に戸惑いながらもその物体に目を向けると、ランスロットの聖剣、アロンダイト。 「動くな。騒ぐな。」 体を押さえつけられ、身動きがとれないようになる。 「…騎士様…!?」 「貴様の体…使わせてもらう。」 理解できない言葉を聞いて、鍛冶屋は硬直する。 「使う…?」 「騎士足るもの、常に精神を統一させねばならない。主の命に従い、己を捨て、主に従うものだ。」 鍛冶屋はうなずく。 「しかし、従い続けると、精神に乱れが生じる。かといって、主への忠誠心は保たねばならん。貴様を乱れた心のはけ口として、利用させてもらう。」 「そんな…」 その直後、首筋の剣が消えた。筋は通らないが、相手は騎士。最強と謳われる円卓の騎士だ。力では叶わない。おそらく次に来るであろう一撃に備えて鍛冶屋は縮こまった。
しかし、次に来たのは、予想に反して、剣ではなく手であった。 着ていた作業着を剥ぎ取られる。 「ふわっ!?えっ?ちょっ」 腕を掴まれ、背筋を舐められた。 「ひゃあああっ」 何がなんだかわからないうちに、ランスロットの手は次の標的を鍛冶屋の秘所に定めた。 「何を…やめてよ騎士様!誰か、たす…」 「叫ばない方がいい。」 もう片方の手で口を押さえられた。 「貴様が何故この歳で、このような所で働いているのか…私は知っているのだからな。」 鍛冶屋の目に悲しみの色が出る。 「二本の尻尾か…奇怪なものよ。貴様のような者は、本来なら魔獣狩りに遭って街の外で焼かれるものだ。奇怪な容姿は悪霊がとりついた証拠なのだからな。しかし貴様の寛大な親は貴様を殺さなかった。だが育てるわけにもいかなかった…そうだろう?」 「…」 「たぐいまれな鍛冶屋としての才能のおかげで貴様は今市民権を得ているが…このように客が少ないのは、民の心がお前を受け入れていない証拠だ。私が一言言えば、貴様は街の外で火あぶりとなろうな。」 逃げたかったが、もう自分に逃げ道は残されていない事を悟った鍛冶屋は、目を硬くつぶり、目に溢れていたいた涙を流した。 「そうだ。貴様に拒否権はない。」
秘所を舐められる。生まれてから産婆と親ぐらいしか触れたことのないそこは必要以上に敏感だった。鍛冶屋は我慢できない喘ぎ声を漏らす。 「う…あん…ひゃ…」 初めて知る快感は幼い鍛冶屋にとって苦痛でしかなかった。 しかし、肉体はその快感をさらに求め、絶頂に近づいていく。 「どうだ?貴様もまんざらでは無いだろう。」 その問いの答えはNoであると自分に言い聞かせるが、それに反して秘所は硬さを増していく。 「あん…き、騎士様…や…いや…」 その瞬間、体が小さく振動し、秘所の先から透明な液体が少し飛び出した。 「ふあああん!はっ…ひゃあん!」
鍛冶屋はクタクタになって床に倒れこんだ。薄れかける目に、ランスロットが見える。 「次は、僕の番だ。」 秘所の後ろ、その穴に指を入れられているのがわかった。 だが、疲れ果てた体は抵抗を許さない。 「あ…」 一方通行のはずの穴に大きな異物が入り込んでくるのを感じる。 「明日まで暇なんだ。付き合ってもらうぞ。」 背筋に悪寒を感じながら、意識はうすれていった。
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