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音速針鼠で801スレ専用小説置き場

むちゃくちゃにされるシャドウさん (18)
日時:2009年03月17日 (火) 20時20分
名前:204=210

ヤマもオチもイミも無いです。リンカーンです。
ただ究極さんを喘がせたかっただけです。



◆◇◆





「ッ…やめ、ろ…!」

頭がぼんやりしている。瞼も重く、視点も定まらない。
体に力も入らない。腕と足が棒のようだ。

「やめ、ろ、と…言って、いる!」

切れ切れの声しかでない。
ひやりと冷たい台の上に寝かされ、目先の天井には小さな明かり。
薄暗い部屋の中で、何本もの腕が自分の体を這う。
汗ばんだ男達の掌が全身を撫で回す。気色の悪さに毛が逆立つ。

「おや、お目覚めか」
「薬が切れてきたのか?」
「いや、まだ大丈夫だろう。少し麻酔が切れたぐらいさ」
「催淫剤は?」
「効いてるはずだ。弛緩剤もな」

笑い声交じりに低い声が聞こえる。
一人、二人…いや、もっとか。
彼等が身につけているのは、見慣れた色形の服。GUNの者か。
しかし、顔に見覚えは無い。
特に覚える必要はないだろうと自ら記憶することは少なかったが、ただでさえ多くの者が出入りする機関だ。
知らない顔の者がいても可笑しくはない。

自身に何が起きたか記憶にない。
ただ、殴られたらしい後頭部がひどく痛む。
気を失ったところに薬でも飲まされたのか。実に不愉快だ。

「貴様ら…何の、真似だ…」
「ちょっとした実験さ」
「実、験…だと?」
「あぁ、究極生命体様がどれほどのものか、っていうな」

そう言って口角を上げた男が、まだ無反応の僕を撫でた。

「ッ!な、何をす…」

そのまま乱暴に擦り上げる。

「ひっ、あ!あぁ…!!」
「可愛い声出すじゃねぇか」
「はは、そそるねぇ」
「や、やめ…んぅっ!」

男の指が口の中へ潜り込んできた。
数本が、バラバラに動いて唾液を絡める。
口内に広がる男の匂いと異物感が嘔吐を催す。
呼吸がしづらい。

「いい感度だな。薬のせいか?それとも見られてると余計感じるのか?」
「はっ、ん…ぁっ」

隙間からも情けなく溢れ出す声は止められず、ただ首を横に振る。
駄々をこねる子どものようだと思ったが、自嘲する余裕は無かった。
闇色の体毛を這い回る指先が、次々と弱い部分を刺激する。
数本の指が、尾の付け根からその先へ沿わされて、小さく体が震える。
また別の指先が胸元を撫で下ろした。
次いで白毛の下から小さな突起部分を探りだして、弄る。周囲をねっとりと愛撫。
指の腹で先端をやわらかく押し潰し、次に2本の指先で摘む。そのまま指を擦り合わせて玩ぶ。
口内を堪能したらしい指先は、唾液にまみれたまま僕の頬を撫でた。
次第に、じわじわと与えられる刺激が全て官能に変わる。
誰とも分からぬ、欲に餓えた雄共にたかられているというのに。
飲まされたという薬のせいだろうか。
素面であるよりはそちらの方がいくらかマシか。
しかし感じている、という事実は変わらない。
恥辱に耐えられない。こんなにも乱れている自分に激しく嫌悪する。
頭でとやかく考えても、口から出るのは甘い響きだけで、それが自らの耳を侵していく。
脳が蕩けそうだ。何も考えられなくなるぐらいに、熱い。
まだ微かな不快感から毛は逆立つが、同時に中心はどんどん熱を増し、張り詰めていった。

「あ、ぅ…も、やだっ…」

ふと中心を摩る手が消え、代わりに尾の生え際近くの蕾へと熱いものが宛われた。
見えはしない。だが、予想できる状況に恐怖した。
小さく声を上げた瞬間、一気に突き上げられた。
喉が張り裂けそうなぐらい叫ぶ。
痛い。痛い。熱い。
熱く肥え太った性欲の塊をくわえた部分が無理矢理に拡張されている。
慣らされることもせずに押し広げられたそこは赤く滲んだ。痛みでわかる。

痛みに暴れようとした足や腕が抑えられる。
それでも、全身をうねらせてその痛みから必で逃げようとする。
挿入する男に両手で腰を押さえ付けられ、逃げられなくなる。
男はゆっくりと腰を前後させる。
自分の中でその輪郭と動きがしっかりと伝わる。
すべて、吹き飛ぶ。
ほんの少しだけ残っていた、理性や羞恥心。
男の太いそれが体の中に入り込む感触。徐々に加速する動き。
痛みの中に生まれる快感。全身を襲う吐精感。
絶頂を求めて男を欲した。
自ら腰を揺らめかす。
淫乱だと笑う男の声が聞こえた。それでも止まらなかった。
欲しいのはただ甘い刺激。

「ッあぁ……!!も、イくっ…!!」

最奥まで突かれて、一際甘い声と共に白濁を吐き出す。
漆黒の体毛に白が散る。
殆ど同時に、男も僕の中に吐き出した。
吐き出された熱が中に広がる感覚に、虫唾が走るどころか快楽さえ感じる。
肩を上下させて荒く、大きく呼吸をする。
男が体から離れると、あ、と口から小さな声が漏れた。
少しの、虚無感。

「はは、そんな寂しそうな声出すなよ。お前の相手はまだまだいるからよ」
「ち、ちがっ…」
「口ではそう言ってても体は正直ってヤツか?ひくついてるぜ、物欲しそうに」
「あっ!はぁっ…」

解けきった秘所を指でなぞられる。溢れ出していた男の精を掬って頬に擦りつけてきた。
独特の異臭が鼻孔から広がる。甘い芳香に頭がくらくらする。
虚ろな目で先を見ると、男たちが何やら言葉を交わし、また笑う声。
足先の方向から、先程と違う男が近づき、ぐいと僕の両足を掴み広げる。
にやりと一度口角を上げ、そのまま一気に、貫く。
 
「っく…やぁ、ぁあっ、あついっ…!!」

ぐちゅぐちゅと激しい水音をたてて、侵される。
中心の熱が再び灯りだす。

「ふぁ、あ、あぁ…おく、もっと…」

自分の最も感じる処へ導くように、男の動きに合わせて腰を躍らせる。
心地好いリズム。
身体を反らして男を迎え入れる。
中で男が怒張するのと共に自身も限界に近づく。
先程、すべてを吐き出したと思っていたのに。

「いぃ、そこ…もっと、はや、く…ッ!」

口を開けば喘ぎと懇願しか出てこない。
急かし、求める。
男が笑う。
乱れきった僕が、さぞ不格好なのだろう。
一気に挿入する速度を上げて、絶頂へと導く。
女のような嬌声をあげながら、また白濁を吐き捨てた。
意識が飛びそうになった。
視界がぼやける。なのに、官能だけはやけに敏感で。
男が放ったものが僕の中を満たす、充足に近い感覚。
ぬるりとした感触と共に男が離れ、間を置かず、また誰かが触れてくる。
多方向からの愛撫。
まだ終わらないというのか。


未だ退かぬ中心の熱に、諦めるように瞳を閉じた。




---END?












◆◇◆


ぜんぶ薬のせいだよ。きっと。
正直、シャドゲやってないからGUNの事はあまり知らないんだ。
変なところあったらごめんなさい。少しでも萌えていただければ幸い。
お粗末さまでした。

感謝。 (20)
日時:2009年03月20日 (金) 01時10分
名前:204=210

スレでコメしてくれた>>222,>>224,>>226&注目投票してくれた方ありがとうございました。
えろなんて久しぶりに書いたので至極不安だったのですが、受け入れていただけたようで、嬉しいです。
ネタ元の>>133にも、改めて感謝です。

スレでは話題流れてますのでこちらで失礼しました。
究極さんはぁはぁ。

 (23)
日時:2009年04月01日 (水) 09時31分
名前:遅れた・・・

GJ!!!そして乙。 つ旦
まさにタイトルが全てを語っていました。



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