name:モギイ
Date:2011年09月18日 (日) 22時27分 No.10
「ゾンビアパートへようこそ」の感想はこちらです。
初めてホラー?系の作品を書いてみましたよ。どうぞよろしくお願いいたします。
name:招夏
Date:2011年09月18日 (日) 23時59分 No.15
そこここに狂気が満ちている…
最初っから変な人だなぁと……
拝読致しました。
初めから、主人公の人のセリフやリアクションが、変じゃない? と妙に怖かったです。ひぇぇ、ゾンビよりもお兄さんの方が怖いよ〜(T_T)
その、ちょっとこの人変じゃない? → この人オカシイヨ… → 元々狂ってたのこっちだし… という状況の移り変わりが絶妙で、ぐいぐい世界に引き込まれてしまいました。サイコパスの人(だと勝手に思っている)の語り口がすごく効いてました。面白かったです。
name:ナノハ
Date:2011年09月19日 (月) 14時39分 No.32
「ゾンビアパートへようこそ」拝読しました。
優しげな語り口調の彼が本当は……ゾッとするお話ですねぇ。
でも実はこういうの好きです。もしかして、嘘でしょ?この人ってひょっとして…とドキドキするのが怖かったけど楽しかった。
追いつめられる側ではなく、追いつめる側の視点は面白いですよね。
この男の心の闇をもっと知りたいな、と思わせられた作品でした!
元気な爺ちゃん、婆ちゃんゾンビ
腐臭漂うゾンビ。 思いっきりストレートに描写しましたね。 読後にご飯が食べれませんっ!
でも、何だかミュージカル仕立てにして、お爺ちゃん、お婆ちゃんゾンビに群舞を踊ってもらいたい気持ちになりました(スリラー か)
狂気もどこかノホホンと呑気で、モギイさんカラーを楽しませていただきました。
梅(b^▽^)b拝
ようやく正統派が
投稿順にここまで読んできたのですが、ようやく正統派が来たか! という気持ちでおっぱ……いっぱいです。
ストレート。まさにストレート。だが個人的に言わせていただくなら。この題材ならもっとねっとりと描写した方が良かったのではあるまいか! アルマイカ! まあその場合某ナノハさんや某りいさんの読書に堪えるかどうかはわかりませんが!
とりあえず祝ホラーデビューということですので、今後に期待してみるぜ!
怖いのは、ゾンビでなく人間だっ
ひいい。今までの中で一番怖かったです。
怖いのは、ゾンビではなく、平気で嘘がつける人間のほうですね。二度目を読み直すと、彼のことばの端々のウソにあらためて気がつきます。
叙述トリックお見事でした。
読む側としては、怖い中にも、人間の捕獲に成功する描写を楽しんでいたように思えます。
ところで、主をうしなって、残された彼らはどうなるんでしょうね。
name:楠沢
Date:2011年09月20日 (火) 22時32分 No.67
こんにちは。作品を拝読させていただきました。
せっかくの企画なので各項目ごとに感想を述べていきたいと思います。
☆はホラー度に合わせて0−5までの六段階。
今後投票やらなんやらあるそうなので自分メモ的に☆づけさせていただいています。項目は作品とそのときの気分で変えていますので、☆の数はあまり気にしないでいただけると嬉しいです。
<タイトル納得度 ☆☆☆☆☆>
最初の夏美と僕の下りでは「ゾンビ部屋」じゃないのかしら?などと思ってしまいましたが、きちんと「ゾンビアパート」で「ようこそ」でしたね。納得。
<ホラー度 ☆☆☆>
狂気系だけど、4という気もしないの3で。
<現代っ子度 ☆☆☆☆☆>
ぼくわたしたちが現代っ子過ぎてホラー度がアップしたと言っても過言ではありません。
<総評>
この手の狂気系話はお見かけするのでオチはわかってしまったのですが、そこにうまくゾンビをからませたなーと感心しております。タイトルでコメディータッチのアプローチがくると思っていたのに、そういう方向でゾンビアパート!ということでいい意味で裏切られました。
それにしてもなんでゾンビ達は彼のいうことだけを聞いたのでしょうか?気になります。
name:りい
Date:2011年09月21日 (水) 13時50分 No.80
これで☆ひとつなのか・・・
拝読しました!
うえーん、怖かった…。
なにが怖かったって、「僕」がストーカーチックで狂気じみてるところ。
夏美ゾンビの淡々とした描写が「あ、このひと・・・」って思わせる。
読み返してみると、冒頭での夏美が一週間前に言ったセリフや行動の意味も分かって、二重に怖い〜><
次はなにをしでかすんだろうと最後までドキドキでした。
うわー
ごきげんよう、赤い人です。
うわー、この男、DV男ですね。DVですねDVですね。典型的なDV男ですね。
という感想が読んでいるうちから浮かんでいました。
全部読み終えると、ああ、このアパートには世間から疎まれている人が押し込められていたんだなあ、と思いました。
大家さんが何も言ってこないのもきっとそこに原因があるのでしょう。
もはや、アパート自体が世間からの墓場だったんだなあ、と。
そんなことを考えました。
本当の黒幕は
この主人公、上からの圧力でこっそり釈放されそうな気がするのは僕だけでしょうか? 殺した彼女が実は生命研究所の闇人間で、その始末と研究成果を試す為の実験所として、老人アパートを狙ったと言う。それは老人ホームを軍人基地に変える試みで、、、。
という訳で裏話編も勝手に楽しみにしています。
ミステリィです
悲しくも冷徹な一人称に、ぞくっとさせられます。
実際死体と暮らした話というのは、こんな心理状態なのかな。とか思うと、怖さより切なさが。
夏って、何か悲しいですよね。
聞きわけのいいゾンビ達
読ませていただきました。
自分の恋人がゾンビになってしまい、アパートの住人たちも次々にゾンビになっていく。それなのに何故、主人公は襲われることがないのか。
読み進めるにつれて、主人公のストーカー体質や狂気が徐々に明らかになっていき、ラストシーンに繋がって行くところが見事ですね。
ゾンビの描写が腐臭漂う正統派なところもよかった。面白かったです。
name:前条
Date:2011年10月16日 (日) 20時08分 No.257
一行目から、さらっとジャブが
たいへん良い腐り具合だと思いました。
良い狂気を楽しませていただきました。怪物よりも人間のほうがよほど怖いというやつでしょうか。
それと感想とは関係ないのですが、冒頭部分、
>まっ平らだった腹は
の部分、腹ではなく胸だと空目していたことを懺悔しておきます。
name:モギイ
Date:2011年11月04日 (金) 20時03分 No.306
うわあ、たくさんの感想をありがとうございました。
いつの間にかこんなにたくさんの感想をいただいてました。ありがとうございます。感激です。
どこまでが『僕』の妄想でどれが実際にあった事なのか、頭を悩ませて貰えましたでしょうか。実のところ、作者の私にも判断がつかないのです。
個別にお返事を差し上げたいところなのですが、まずは皆さんの作品への感想を優先したいので、また戻って参りますね。
Cool but Emotional
こんばんわ、卯月音由杞です。
作品を拝読しました。
淡々と進んでいく語りが最後の一文を強烈に引き立ていて、印象的でした。
ゾンビ老人たちの住むシュールなアパートの姿、コメディとホラーを紙一重に描いた危うさ、それと同じくらい危うい主人公の心。低いテンションのまま盛り上がる、という楽しい読書体験をさせて頂きました。