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『創価学会を語る』という本を読みました。佐藤 優・松岡幹夫の対談です。さすが御用学者の意見と、感心させられました。たとえば、彼らは、日蓮正宗や法主について、「法主は正しい、なぜなら法主がそう言っているからだ」というトートロジイ(同義反復)を繰り返し、この前提を共有しないものには、まるで説得力をもたない、等と批判しています。この指摘自体は、大変正しいと思うのですが、まったく同じ事が、学会や池田氏にもあてはまるということについては、てんで顧慮されておりません。 公明党の問題や、世界宗教化の問題、さらには過去の言論問題に関しても、この種の一方的で片落ちの自画自賛のオンパレードで、吐き気がしてしまいました。 なんとなく学術的っぽいレトリックに、騙されないよう、皆さんご注意を、この本は、『創価学会を騙る』とすべきだったと思います。
返信 2015年12月07日 (月) 11時55分
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