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くだんの本の中に、「言論問題の総括」という項目がありますね。『創価学会を斬る!』は、選挙妨害を狙ったものであり、事実に基づかない誹謗中傷で、内容も下劣なものだった。学会側は、圧力をかけたのではなく、出版時期や内容について再考して欲しいとお願いしただけであり、むしろ被害者だった、云々と“総括”しています。 確かに、『創価学会を斬る!』は、選挙妨害を狙ったものでしょうし、内容も、著者も品性下劣であったと思います。しかし、だからと言って、学会や公明党のやった事が正当化されるわけではないでしょう。お願いしただけ、などと言っていますが、当時の自民党幹事長に泣きついて説得を試みたり、その他さまざまな圧力をかけたのは事実であり、そもそも、それ以前にも、学会を批判するものに対して過剰反応してきた歴史があり、そうした体質を見抜かれていて、“ワナ”にはめられた可能性もありそうです。でも、この場合、はめられた側にも落ち度はあるでしょう。 学会は、宗門や法主、日本共産党、学会批判のジャーナリスト、造反者などに対して、それこそ、事実に基づかない誹謗中傷や、品性下劣な罵倒を、機関紙誌や出版物などを通じて繰り返してきましたよね。まさに、「目くそが鼻くそを笑う」としか言いようがないでしょう。このへんのことも、きちんと“総括”して欲しいものです。
返信 2015年12月07日 (月) 12時49分
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