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「ヒトの脳が働いている部位では大量に酸素が消費されることで、それを補うために血液量(酸化型ヘモグロビン含む)も増え、相対的に還元型ヘモグロビンが少なくなります。そのようにして血液中の酸素濃度に変化が起こります。この変化がMRI信号に影響を与えることを利用して脳の活動を視覚化する。それが、fMRIの仕組みです。
1秒間に10枚を超える高速で脳の断層写真を撮影した場合、血流動態反応が画像化できて、これによって脳のどの部位が活動しているかが分かります。そして脳のどの部位がどのような感情や欲求をつかさどるかを特定することで心がビジュアル化されるというのがざっくりとした考え方です。」
返信 2016年10月16日 (日) 05時26分
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